令和4年8月4日 東北地方、新潟県と低気圧の影響で大雨による河川の氾濫で被害が報告されていましたが、低気圧の前線が石川県にもかかり昨夜から激しい雨が降っています。
今朝も早朝5時8分には「土砂災害警戒情報」、5時10分には「白山市周辺の災害情報」がメール配信され、けたたましい緊急速報の音で目覚めました。
雨は一日中降ったりやんだりでしたが、雨の降り方は激しいもので向こう側が白くかすんでいるような激しい降り方です。
小松市の梯川の水位が上昇していたので梯川に合流している鍋谷川の水位上昇を注視してみると、午前11時ごろは10分間で20㎝位の水位上昇でしたが時間の経過とともに10分間に30㎝位の水位上昇となり観測地点で12時ごろには堤防を越水したようで道路や田畑が水没したようでした。
午後2時半には梯川が氾濫したとニュースに流れたので、ネットで河川のライブカメラを検索したが、どちらのサイトもライブカメラとつながらなかった。
防災用としてのライブカメラなのにこんな時につながらないのは困ったもので、結果的に堤防の決壊場所は分からなかった。
昨日、白山の国立公園60周年に合わせたイベントで、馳石川県知事が登頂していたが昨夜からの暴風雨で下山が心配されていた、8時半ごろ職員2人とともに雨と雷の中で下山したそうです。(本来ならば雷撃の恐れがあるので行動はしないのですが・・・)
午後2時ごろに登山口の別当出会いに到着したのですが、ここまでの一本道である白山公園線が土砂崩れが何か所かあり、車の通行が出来ないので帰ってこれなくなり、近くの宿泊所で止まるそうです。
昨日から今日にかけて天候が悪く大雨の予報があったのに登山を強行したことが危機管理上問題になると思われます。
白山の晴れの特異日は昔から7月31日と8月1日と言われているのです。
県の担当者は連絡が出来れば良いと言っていましたが、大きな災害が起きっているときはそうはいっていられないのではないかと思うのです。
あすの午前中までは雨が強くなることもあるそうなので、災害には備えておかなければならないと思います。