加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

令和5年 公民館で凧作りのリーダー研修

2023年08月22日 | 日々雑感

令和5年8月21日 昔、凧作りを指導した公民館で凧作りのリーダー研修を行うことが出来ました。
最初にこの公民館で凧作り講習を行ったのは平成13年(2001年)でした。それから毎年凧作りの講習会を行い、平成23年まで焼く10年間リーダー研修を行ってきた歴史がありました。
凧作りのリーダー研修は公民館の各地区から町会の代表者が凧作りのリーダーとなり、各町会に帰りリーダーから子供たちに凧作りを教えるものでした。
最初の頃は凧揚げの日には参加し、凧揚げの指導をしていたのですが、何かの都合で参加しなくなり、凧作りのリーダー研修もしなくなりましたが、公民館ではその後も継続して凧作りを行ってきていたようです。

今回、大阪支部より頂戴していた土佐凧の材料をセットして公民館で使ってもらうために凧作り講習を開くことになりました。
凧作りの講習会は何年ぶりでしょうか?材料をそろえるのにも力が入っています。

7月21日に公民館で5名の方によるリーダー研修を行いました。
このリーダの方により白山麓の子供たちに凧作りを教える予定でしたが、指導員がコロナに感染したとのことで延期になっているようです。

20名分の凧材料を準備し、公民館に出向くと19名のリーダーが参加してくれました。4町会から各役員が参加したようです。

              

土佐凧の作り方を説明していても、凧作りが初めての方ばかりで凧作りの指導も大変でした。
あとから考えたのですが、糊を指で伸ばす作業は普段していないことで戸惑いが多かったのかも?、また紐や糸を縛る・結ぶという行為が生活の中で少なくなったので説明を聞いても理解できない人が多くいたことが
反省材料としてありました。

リーダーが町会に帰り凧作りを行うことになっていたそうですが、凧作りを行う子どもたちを8月26日に
公民館に集めて凧作りを行うことに変更したそうで、私たちも凧作りの講習会に参加することにしました。
リーダー研修で20人、子どもたちの凧作りで15人で子どもたちの参加が少ないのが残念ですが、しっかり揚がる凧作り講習会となるようにしていきたい。

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