加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

令和4年 節句人形を飾りました

2022年05月01日 | 日々雑感

令和4年5月1日 近年は節句人形を飾っていませんでしたが、今年は押入れの奥から出して飾りました。
孫の祝い凧は書院窓を段ボールで塞ぎ、上から凧を吊るして飾りました。
前年より田原の凧師の方に製作をお願いしてあったものを、2004年5月15日に田原の凧揚げ会場で引き取ったものです。
段ボールの箱に入った状態が長いので和紙の各所にシミが出ていましたが、段ボールで直射日光から遮光してあるので彩色された染料の退色は少ないようでした。



節句人形飾りは息子の誕生で購入した物で緑色の毛氈は長い年月で日焼けしてしまいましたが、人形などは大きな破損もなく安堵しました。


孫の誕生を祝い息子家族に贈った前田利家公の稚児鎧ですが、鎧箱に鎧から兜・具足一式が収まっているので組立てるよりバラして箱に収納するのがパズルのようで面倒です。
そのため飾るのを躊躇させるものですが、生涯のなかでこれから何度飾れるかと考えると飾れる間は毎年でも飾ろうと改めて考えさせられる飾り物です。


前田利家の鯰尾の兜は珍しいもので節句人形としては珍しいものと思っています。
息子家族には写真をLINEで送りました。

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