加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

ふきのとうが送られてきました

2015年01月06日 | 日々雑感
今日荷物と一緒に蕗の薹が送られてきました。
正月に帰省していた息子夫婦が赴任先に戻り、嫁さんの実家に正月の挨拶に行ったとき家の近くで孫が一生懸命探したものだそうです。
小さなものは親指位の大きさで、大きなものでもピンポン玉より少し小さい位で全部で30個もありました。
(蕗の薹1)

(蕗の薹2)
暦では6日は小寒でこの日から節分の立春までが「寒(かん)」というそうで、一年で一番寒い時期に入ったそうです。

一年で一番寒い時期をむかえているのに関東の方では露地物の蕗の薹が春を待ちきれなくて顔を出しているのでしょうか、日本海側と太平洋側では季節がこんなにも極端に違うのかと実感しました。

以前は田んぼの畔に蕗の薹が自生していましたが、近年は除草剤の影響でしょうか全く見なくなりました。
昨年は3月の中旬にスキー場の近くで蕗の薹を採りに行って行きました。
蕗の薹は早くても3月に入ってからの物になるだけに、この時期の蕗の薹は宝物のように見えました。

早速、大きそうなものは「フキミソ」に、小さなものは天ぷらにしてお酒のつまみになりました。
天ぷらの蕗の薹はほろ苦く春の香りが口いっぱいに広がりました。
正月のお年玉のような一足早い春の訪れを頂きました。

明日からまた強い冬型となり寒さが戻ってきたようで、本当の春はもう少し先のようです。
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