武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

作品紹介 23

2009-05-14 22:44:05 | Weblog

2006年、島田ギャラリーにて、画家の部屋というテーマでの個展。アトリエにある仕事台を持っていって、日常の道具、金槌やカッター、鉛筆と木の枝で作ったオブジェや、板に描いた絵を展示した。この個展では、従来の色鉛筆作品とは違い、遊び心が多い作品が多かった。会場は、彩色されたBOXや家にあるもので構成。ヒロク二さんは木に彩色を気ままにしていることが多い。特に夏。それは、日常でのことで、いつも知らぬまに増えては消えていく。ある時、ゴミ箱に彩色された木切れが捨ててあった。わたしは、思わず「これ、貰っていい?」とゴミ箱から木切れを取り出し聞いた。「そんなものドーするの?」というので、「これ、いいわ!額縁に入れる」といったのです。「額に入れてドーするの?」「額代の方が高くつく、ドーするつもりなの?」と聞かれ答えに困った。何故って、低価格でだまって売りさばいて、小遣い稼ぎにしようと思っていたからね・・・。ヒロク二さんは、時々個展に出した作品でも破り捨てる時があるのよ!!だから、家の中では、サホリコレクションもあり、わたしのお眼鏡にかなった作品を収集しています。


上の写真の中央にある、この作品は、ディスコグラフィーな作品の一つ。ヒロク二さんの軽快なポップ・ソング作品と言っていいかな?だけど、CANと描いてあるから、ドイツのロック・バンドに寄せてつくった作品。音楽に詳しい人だけが分かるのでは?と思っています。ほんと、ヒロク二さんはカーンが好きだ。朝の食事の時かけられると、いっきに爽やかな朝は、どっかへいってしまう。そして、この作品の中にも、男魂というか、少年の持つ独特な精神性が、キラリと光っています。いいロックバンドもやはり男で構成されてることが多いと思いません?男の魂のと女の魂は違う種類と思っているのであります。



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