武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

荒波を越えて(色鉛筆作品779)と 失敗続きの日常

2024-07-04 16:56:42 | Weblog

飛行機は、武内がよく描くモチーフだ。

過去に営業していたロック喫茶も「VOXヒコーキ堂」と名付けられていました。

この絵は、昨夜アトリエに居た武内から、「この絵どう?」と声をかけられ、

見た絵になります。

パッと目に映ったのは、“波”の形。

この“波”のありようが、心に動きをもたらしました。

海の波の躍動感を感じたのです。

嵐の中、荒れる海の上を飛んでいる飛行機。

野太い線と動き回る線が緊張を高めていますが、

それと同時に力強く、半抽象の良さがあります。

画像を見ていると、珍しくパソコンを除きに来て、

「絵がさかさまなんじゃないか?」と言う。

わたしは、「反対だと飛行機の後ろの翼が下向くから、こうだと思ったんだけど・・」と言いながら、

画像を反転させてみた。

すると、「いや、この絵はこっちの方がいいのじゃない?」と言ったかと思うと、

「この絵は、どこから見てもいいように描いたという意図があったからな」と意味不明なことを言い出す始末。

「あなた、今それ思いついたでしょ。後付けの理由だと思うけど」と問い詰めると、

「好きに見たらいい」と言って、去っていきました。

描いた後は、野となれ山となれ的なものがあるようで、

「好きに見ればいい」とよく言われます。

画材は、色鉛筆の黒。赤の二色。

 

 

小さな失敗を多くする日々。

「よりによって・・・」と思うが、失敗の原因はわたしが主体。

それは、outlookにエラーが発生し、メールが見ることも出来なくなった時からである。

使っているWindows7のものから、新しいパソコン“Windows10“に変えてから、

物事がうまく行かない。

新しいパソコンは、無線LANなので移動させている時に、

ノートパソコンにマウスをのせていると、落とした。

シマッタ!と思ったと同時に、「まだ新しいから大丈夫よね」と言いきかせたが、

使ってみると壊れていました。

クリックパッドを使うが、使ったことがないので時間がかかる。

それに、ちょっと触れただけで反応されたりして、

汗をかく。

この汗というのも不思議で、おでこ、つまり額からのみ流れ、

更年期障害か、顔面多汗症か?という感じなのです。

最近気がつきました。

なんで雨も降ってないのに、前髪がいつも濡れているのだろうと。

そんな状態で、パソコンに取り組んでいました。

説明を読んでも、新しいパソコンでのメールの手続きが出来ず、

しょうがないから、Gmailでメールアドレスを取得するが、

新しいメールアドレスで変わったことを知らせようと、送っても送っても返ってくる。

「どうしてかな?」と悩んで、老眼鏡を拭き見てみると、

勘違いしていてアドレスに“3”を加えたのを忘れていた。

先の設定の段階から入れると、半日ががり。

目が見えてないことでの過失は、近頃増えていて、

こういうことが歳を取るということなのかなどと思ったり。

視力は良かったので、老眼がきついわけです。

廊下に置いてある額に足の小指はぶつけるし、

市場で試しに買って帰った寿司は、パックの中で隅によっているし、

ヒロク二さんは、わたしが菓子を入れていた皿に、たばこの吸殻を入れる。

お葬式に行ったら、数珠を忘れているし、

その道のりでは5分で行けると思っていたのに15分かかり、靴の中の足は痛み、悲鳴を上げる。

黒い靴でないと・・・、と長く履いていない靴を取り出したのだ。

足の痛みのせいか、また汗が流れる。

もう、転んだりして怪我をしていないからましか・・・、と思い、

前向きな気持ちを押し出しました。

もう1つ、ちぐはぐになって頭を悩ませていることがある。

洋服のこと。

以前着ていたものが、似合わなくなっていること。

年齢と共に似合うものが変わってきているのだが、どんなものを買えば良いのかがさっぱり分からないのです。

ネットでいろいろ見ていましたが、同じような服に反応する自分がいました。

「花柄」のトップスが好みのようで、柄ばかり見ているのです。

それも派手なヤツ。

自分自身の姿を40代~50代の想定で考えているようで、

今のわたしには、冷静に考えると似合わないもの。

そうかといって、おばさん風の落ち着いたものを見ても、納得出来ない。

おばさんではなく、お婆さんに一直線に向かいそう。

ヒロク二さんの意見も聞こうと、どうかな?と思う服を見てもらいました。

大きな花柄のブラウスを見せると、

「色が重過ぎる」と。

それは、黒字の生地にゴージャスなユリとかバラの花がプリントされていました。

(趣味が悪い?)

カラシ色のチェックのシャツを見せると、

「悪くないだろうけど、丈が長すぎるのじゃない?」と。

色味が気に入って見ていました。

その他のことは考えていませんでした。

インド風だけど、白が多くて爽やかなプリントのブラウスを見せると、

(インドぽいものも好き)

「同じようなの持っているじゃない」と。

そう言った後、「欲しけりゃ、好きなものを買えばいい」と言って去って行きました。

長時間でなければ、女性の買い物にも付き合ってくれるヒロクニさんなので、こうやって答えてくれます。

普通、「女性の買い物」に男性は苦痛に感じる人が多い中、希少価値の人といえる。

絵と同じように、色の配色や、服からするイメージを感じるせいか、

「こんなのを着ろ!」と服を手にとってくれることもあります。

こういう時は、好みのものでないことが多いですが、

スカーフや小物は活用しやすいものだったりするので、

画家というのは、どこか女性的な要素があるのだと確信している。

ヒロクニさんのアドバイスで、選んでみた洋服はすべて却下しました。

なるほど、と納得したわけです。

そうやって、服は買ってなくて、見ているだけ。

パソコンのメールが見れなくなってから、

新しいものを取り入れる、または今までの自分を変える節目というメッセージかもしれないと思う次第です。

パソコン関係はリニュアールすることになったし、服のことを考え出したのも今日この頃。

変えるということも、めんどうで難しいものですね。

Windows7に慣れすぎていて、Windows10の仕様もひどく変わっていて難しい。

分からないことが多すぎるのです。

攻略本も買ってこないといけません。

変化には努力も必要なんですね。

(苦笑)

 

では、最後に公園でいつも見かける猫ちゃんを。

↑いつも二匹が一緒にいます。

薄いベージュの色と黒色の二匹。

ベージュの猫ちゃんは、毛づくろいをしています。

いつも同じ場所で見かける。

↑木の葉で黒猫の顔が隠れています。

こうやっていつも寄り添っている二匹。

↑今度は、黒猫の顔が分かるように撮ると、

ベージュの猫の顔が写りません。

この二匹はいつも一緒で、決まった場所で会います。

二匹が並んで歩いていると、とても微笑ましい。

ヒロクニさんは、「この猫達はきっと夫婦なんだ」」と言います。

わたしの見立てでは、身体の大きさと顔の感じから、

メス同士だと言うと、違うとかなりの勢いで否定するのです。

夫婦仲良く的なイメージを自分達に重ねているのだろうか?と思うと、

微笑ましくもある。

理想なんだろうね。現実は違うのかもしれません。

 

今日は、女の井戸端会議のような感じでお恥ずかしい。

女どうしの井戸端会議というのはいいものなんですが、

(いい感じの人の集まりの場合)

男性には、理解しにくいものだと思います。

そんな感じの内容なので、男性の方には興味がないかもしれません。

失敗の連鎖は、どういうメッセージをわたしに示唆しているのか?

そんなことを思いながら、今日も最後まで読まれた方、本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (ともりん)
2024-07-07 19:27:18
大きく荒れる波が怖いな、と思いました。絵の上下のことを読んで、ひっくり返したり色々な方向から見てみていたら、この飛行機が大冒険をしているように思えてきました。「怖い」から「わくわく」に変わりました。

小さな失敗のこと、せつないです。そんなときに重なったパソコンのこと、気持ちが落ち込んでしまうことを想像すると、私も悲しくなります。
windowsはバージョンアップのたびに仕様が変わってとまどいます。そんなに変えなくてもいいのに、といつも思います。
服が似合わなくなってくる問題、切実です。鏡を見ながら服をあてても客観的判断ができないので、脳内で姉や母に着せてみて「変だ」と思わなかったものだけを残すようにしていますが、「似合わないなあ」と思うと、ボディブローのようにショックが効いてきます。

猫ちゃんたち、公園に住んでいるのでしょうか。夫婦か姉妹か仲良しさんか、仲良しの生き物を見ると心が暖かくなります。

前回の🅱ブログの「ネジバナ」、種が飛んできたのか数年前から我が家でも花を咲かせるようになりました。不思議な花だなと思っていました。そのまま放置していますが、年々背丈が高くなるように感じます。

この暑さで、もうバテバテです。夜眠れていない感じはないのですが、日中はいつも眠くて気力が出ません。頭がまわらないので事務仕事もどんどんたまってしまいます。梅雨はどこにいってしまったのでしょう。
もう少ししたら暑さに体が慣れることを期待しています。さほりん、ヒロクニ先生もご無理なさらずご自愛くださいね。
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