武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

作品38 (色鉛筆)

2010-01-05 12:50:43 | Weblog

アトリエの部屋に貼ってあった小さな作品。サイズが小さいのでもしかしたらメモかもしれない。忙しくしていない時は、アトリエでゴロゴロすることがあり、部屋を眺めて過ごす時がある。良く解からないがこの絵に目がいくので、ヒロク二さんに「気になる」と言った。そうすると「ここから、大きく広げたいと思ってるのだけどね」と返事が返ってきた。左の人物は、最近よく描く「四角い顔の男性」に違いない。ネクタイをしているから。カラス天狗か?と思うがそれは言わない。わたしの頭は、昔話や童話や神話で出来上がっている要素があるから、そんな風に絵を見てしまう癖がある。兎に角、ヒロク二さんの絵は「ふ~ん?ふぅむ」の世界である。

現実的解釈は、正月は風邪ぎみで頭がボーとしていて、ちょっとしんどかった。風邪を引いてると強く主張していたら、風邪を治すのに酒が一番と言われ、朝から「お酒を飲むと早く直るよ」と優しく、30℃もある焼酎を飲ませてくれる。お屠蘇と言っては、また30℃ある焼酎を飲ませてくれる。余計にしんどくなった。肩が凝って、節々が痛いと言うと「頭痛薬」をくれる。それらが効いていると思ってるのか急に「足の裏をマッサージしてくれ」と言われ驚いた。絵の右の女性は、わたしである。左のカラス天狗は、ヒロク二さん。間違いない!!

風邪で寝込んだのをいいことに、神釈古事記 石川淳 ちくま文庫 を読んでいます。今、古事記を読んでいて思うのは、イザナギ、イザナミの男女二神の神がたくさんの子を産み、八百万の神の元となり、その婚姻の物語の人物が、日本の神々なのである。普段、深く考えてないが人類は、男と女で成り立っているという当たり前に事実に行き着く。男の神は、あっちに、こっちにと、子供(神)をを作るのに忙しい。
ギリシャ神話とくらべて読むと面白いですよ。
2つの神話の男神達は、雄々しくおろかで素晴らしい。女性は天使のように清らかな心と嫉妬というもので悪魔にもなる事が多いようです。西洋と東洋の文化の違いも感じます。




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