書寫山圓教寺、法華山一乗寺も続いて兵庫県内の残り三ヶ寺、第二十五番・御嶽山播州 清水寺、
番外・東光山 花山院 菩提寺、第二十四・番紫雲山 中山寺も同日(10月31日)にお参りしました。
一乗寺の次にお参りしたのは、第二十五番・御嶽山清水寺です。
山門前の駐車場に到着したのは13:20分でした。境内にある清水茶屋で昼食を済ませてから大講堂へ。
1
播州清水寺
法道仙人の開基、西国二十五番札所
海抜500mの山上にあり、六甲の山並み、瀬戸内海、淡路島、明石海峡大橋、家島、四国等を見渡すことが出来ます。
2
3
少し早く色付き始めたモミジ
4
紫陽花はまだ色が残っています。
5
6
十月桜
7
8
大講堂
9
10
11
12
次は番外札所・東光山 花山院です。
花山法皇(花山院)の菩提を祈るお寺です。
西国三十三所巡礼中興の祖である花山法皇ゆかりの地として番外寺院となっています。
13
先ず花山法皇殿にお参り
14
15
16
加護の木(本当の木の名前は鹿子の木です)
この木の落ち葉じゃなくて落ち皮(木の皮)には、ご加護(神仏の力添え)があり、
幸せになるとか、お金が貯まるとか言われます。
17
18
有馬富士
有馬冨士 麓の霧は 海に似て 波かと聞けば 小野の松風(御詠歌)
19
花山院菩提寺をの山門を出た時にはすでに15時半、これから宝塚の中山寺へは時間的に無理かも??
しかし錫杖さんが、なんとか16時半までには行けるでしょうと言ってくれて、この日五ヶ所目の中山寺へ向かいます。
第二十四番札所・紫雲山 中山寺の山門前に着いたのは16時20分過ぎでした。
取り敢えず私たちを山門前で降ろしてもらって、時間がないので小走りで本堂へ・・・
20
中山寺の「鐘の緒」は、女性の大役である出産の無事安泰を祈る「安産の腹帯」として、本邦随一の霊跡と、古来よりその伝統をもち、深く信仰されてきました、 ことに幕末には、中山一位局が当山の鐘の緒を受け明治天皇を御平産されてより、明治天皇勅願所として霊徳をたかめ、「安産の寺」として名高く、安産を祈る人々が全国から腹帯を戴きにまいられます。
21
錫杖さんの奥様がすぐに追いかけて来てくれました。
錫杖さんは車でお寺のそばを周回して、16時40分頃に山門前へ迎えに来てくれました。
400年ぶりに平成29年に再建された五重塔「青龍塔」
他では見られない青色の五重塔です。
22
本堂にお参りしてから急いで御朱印をいただきに走ります。
23
左の多宝塔も平成19年に再建されたものです。
24
25
こうしてこの日、兵庫県内の札所の五ヶ寺のお参りを終える事ができました。
父母から引き継いだ西国三十三所の巡礼もこの時点で残す所三ヶ寺となり、この後、
11月7日に残りの槙尾山施福寺、葛井寺、総持寺にお参りして結願を迎えました。
この日一気に兵庫県内の全ての札所を廻ってくれた錫杖さん夫妻のおかげです。
早速掛軸の表装を表具屋さんにお願いして来ました。
仕上がれば掛軸と朱印帳、そして笈摺(おいずる)を仏前に供えたいと思っています。
錫杖さん、奥様ありがとうございます。
撮影日 2019年10月31日
撮影地 御嶽山 播州清水寺
東光山 花山院菩提寺
紫雲山 中山寺
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
最後は少しバタバタしたようですが
改めて西国三十三所巡礼、無事完了して結願、改めておめでとうございます。
それにしても大きなお寺ばかりですね
入山しても本堂にお参りして、ご朱印を頂くまでにも時間がかかりそうです。
秩父では本堂のすぐ横に庫裡があって、ご朱印を頂けますが
そうはいかないようですね。
流石に歴史の深さと、西国の人々の信心の深さが伺えます。
最後の中山寺は、ぎりぎりセーフといったところでした。
錫杖山と奥さんのおかげで、この日で残す所三ヶ寺となり、
後日に残りの札所を廻って無事結願させていただきました。
途中から始めた私たち二人の巡礼は、
まだ10数カ所残しておりますが、
そちらの方は気長に廻っていこうと思っています。
三十三所の札所には小さなお寺もありますが、
広い境内を持つ古刹も多くあります。
最後に行った大阪府の槙尾山施福寺は1番の難所と言われ、1時間ほどの山道でした。
少し高くつくようですが、掛軸の表装が出来上がるのが楽しみです。
いつもありがとうございます。