梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

巡業日記5・長野の巻

2005年07月03日 | 芝居
今日は長野市『長野県民文化会館・大ホール』での一回公演でした。
一行は午前十時東京発の長野新幹線「あさま」で長野へ。私は上野から乗車しました。十一時半過ぎに到着、駅からはタクシーに分乗して、会館へ向かいます。
それからはいつも通りの荷開け、楽屋作り。ニ時から本番でした。
一回公演はやはり体力的には助かりますね。出した荷物をすぐしまうのはなんだかもったいないような気もしますけれど…。とくに今回は、自分も師匠も急ぎのこしらえがありますので、そういうことに神経を使うのが、実は一番疲れるのです。
芝居は五時に終演、楽屋の撤収は五時半過ぎに済み(早いでしょう?)、タクシーで今夜の宿『メトロポリタン長野』へ。夕食はやはり蕎麦! と思いまして、長野駅前の『手打ち蕎麦 戸隠』に入りました。手打ちならではのしっかりした歯ごたえ、なかなか美味しゅうございました。駅前にはいくつか物産店、お土産物屋がございまして、今夜の晩酌用に信濃ワインと馬刺しの薫製、それとワサビチーズなるものを買ってみました。ゆっくりお風呂に入ってから、楽しむことといたしましょう。