稽古はようやく<附立>。
各場ごとの登場人物の動線、段取りもだいぶ固まってきました。
調印を祝うパーティーの場面<井伊家上屋敷広庭>。先日ご紹介しましたように、中村蝶之介さん演じる米軍下士官が井伊直弼や正室昌子の方の記念撮影をするくだりがあります。
演出の織田紘二氏より、周りを取り巻く日本人たちに、「物珍しいものに触れている感じを」とご注文がありまして、いろいろやってみているのですが、なかなか掴めておりません。
「命を吸い取られる」とさえ信じられていた“写真”。自分たちの主人がそんなモノをやられていると思えば、心配そうに見守ることもできますし、いやいや単に好奇心でいっぱいなのだとすれば、思わず身を乗り出して見物…。
一緒に出ている先輩も、様々に演じておられ、それについてゆくことができるので有難いのですが、はてさてこの当時のお女中方は、西洋文明にどう接していたのか…。
想像してみると結構面白いデス。
各場ごとの登場人物の動線、段取りもだいぶ固まってきました。
調印を祝うパーティーの場面<井伊家上屋敷広庭>。先日ご紹介しましたように、中村蝶之介さん演じる米軍下士官が井伊直弼や正室昌子の方の記念撮影をするくだりがあります。
演出の織田紘二氏より、周りを取り巻く日本人たちに、「物珍しいものに触れている感じを」とご注文がありまして、いろいろやってみているのですが、なかなか掴めておりません。
「命を吸い取られる」とさえ信じられていた“写真”。自分たちの主人がそんなモノをやられていると思えば、心配そうに見守ることもできますし、いやいや単に好奇心でいっぱいなのだとすれば、思わず身を乗り出して見物…。
一緒に出ている先輩も、様々に演じておられ、それについてゆくことができるので有難いのですが、はてさてこの当時のお女中方は、西洋文明にどう接していたのか…。
想像してみると結構面白いデス。