昨日の<中央コース>に引き続き、本日初日を迎えた<公文協東コース>の舞台を拝見に、新小岩の《江戸川区総合文化センター》の昼の部にお邪魔させて頂きました。
松嶋屋(仁左衛門)さんを座頭に、松嶋屋ご一門(秀太郎さん、愛之助さん、孝太郎さん)の皆様、橘屋(家橘)さん、音羽屋(竹三郎)さん、高麗屋(高麗蔵)さんというお顔ぶれでの狂言は、『草摺引』と『義経千本桜 木の実~鮓屋』の2本だてです。
『草摺引』といえば、6月歌舞伎座でも上演されましたが、そのおりは藤間のお家元の振付け。今回の巡業では藤間の御宗家の振付けということで、その違いをお確かめになったお客様もおいでかと存じます。花柳流での上演もままございますし、使う小道具や演出が色々変わるのが、面白いですね。
『鮓屋』も、松嶋屋(仁左衛門)さん独自のなさり方が、大変勉強になりました。いがみの権太を、あくまでも上方のゴロツキ、やんちゃ者として人物造形する演じ方、お芝居の運び方。私の周りのお客様が、どんどんお芝居の世界に引き込まれてゆくのが、客席にいてよっくわかりました。
「木の実」「小金吾討死」「鮓屋」の3幕ですが、とてもテンポが良くてあっという間です! 東コースの『沼津』とともに、義太夫狂言の名作を存分に楽しめる、素敵な興行。東京近郊は、7月2日<練馬文化センター>、3日<八王子市芸術文化会館>に、19日の神奈川県<鎌倉芸術館>、29日の埼玉県<サンシティ越谷市民ホール>がございます。
なにとぞ、大勢様のご来場を賜りますよう、お願い申し上げます!
松嶋屋(仁左衛門)さんを座頭に、松嶋屋ご一門(秀太郎さん、愛之助さん、孝太郎さん)の皆様、橘屋(家橘)さん、音羽屋(竹三郎)さん、高麗屋(高麗蔵)さんというお顔ぶれでの狂言は、『草摺引』と『義経千本桜 木の実~鮓屋』の2本だてです。
『草摺引』といえば、6月歌舞伎座でも上演されましたが、そのおりは藤間のお家元の振付け。今回の巡業では藤間の御宗家の振付けということで、その違いをお確かめになったお客様もおいでかと存じます。花柳流での上演もままございますし、使う小道具や演出が色々変わるのが、面白いですね。
『鮓屋』も、松嶋屋(仁左衛門)さん独自のなさり方が、大変勉強になりました。いがみの権太を、あくまでも上方のゴロツキ、やんちゃ者として人物造形する演じ方、お芝居の運び方。私の周りのお客様が、どんどんお芝居の世界に引き込まれてゆくのが、客席にいてよっくわかりました。
「木の実」「小金吾討死」「鮓屋」の3幕ですが、とてもテンポが良くてあっという間です! 東コースの『沼津』とともに、義太夫狂言の名作を存分に楽しめる、素敵な興行。東京近郊は、7月2日<練馬文化センター>、3日<八王子市芸術文化会館>に、19日の神奈川県<鎌倉芸術館>、29日の埼玉県<サンシティ越谷市民ホール>がございます。
なにとぞ、大勢様のご来場を賜りますよう、お願い申し上げます!