「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

チバテレ太陽放送2/1=ハマでデートのロッキー&令子に巻き起こる騒動

2019-01-31 23:38:50 | ビバ!チバテレビ
チバテレ、2/1の太陽放送です。
チバテレ放送、打ち切りが決まり、次回のボン殉職で最終回・・・。

しかし、

本作を観て、とりあえずは憂さを晴らしましょう。

「決断力に欠ける」<ヒゲ(^_^;)
「後の祭りダメね」Byゴリ
「ブランデーのスコッチか!」By中井
「キャリヤの差っていうの?あんまり気にしない方が良いよ!」Byボン



【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

2/1(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第352話 デイト・ヨコハマ

第362話 54.07.06 デイト・ヨコハマ (ロッキー・令子・ボン)

セミレギュラー:長谷直美

ゲスト:ナンシー・チェニー 中村ブン
中村孝雄 木村元 
吉良冬太 檀喧太 成田次穂 伊藤弘一 伊藤健 石崎洋光 西内彰 戸塚孝 星野晃

脚本:柏原寛司 小川英
監督:櫻井一孝

ある土曜日、ロッキーと交通課の令子はジープを借りて横浜港へのドライブとしゃれこんだ。
ところがこのデート、横浜港を舞台として麻薬密輸の内定で、ボンの画策によりロッキーが令子を誘うように仕向けられたものだった。
令子は当初乗り気だったが、ロッキーが捜査のことを打ち明けると、機嫌を損ねてしまった。
果たして、港の税関に張り込む2人だったが、収穫は無く、本当のデートへ運ぶところへ、乗ってきたジープが忽然と消え失せた。
ロッキーはとっさにこの辺りをウロウロしていた顔見知りの自動車ドロ・中井の顔が浮かび、デートは返上、すぐさま「ジープ捜し」に移る。
一方、麻薬はその二人を尻目に国内へ入っていた。外人娘のエミリーが持つ袋の中に、暴力団・竜神会の手のものがブランデーの箱を忍ばせ、税関をパスさせていた。その後その箱をエミリーから強奪しようとした竜神会の下部組織・響組の暴漢たちだったが、そこにロッキーたちのジープで乗り付けた中井が助ける形となり、二人はデートとしゃれこむ。そんな中、ロッキー達が中井を発見するのだが、いきなり他の者から銃撃に遭ってしまい、エミリーは拉致されてしまう。さらに銃撃者を仕留めたロッキーだったが、その後中井からブランデーの箱をエミリーから助けてもらったお礼として貰った話を聞いてピンときて、載せてあるジープに向かったっきり姿を消してしまう。
至急、横浜に向かっていたボンは自分がロッキーに今回の仕事を押し付けた形になったことで、ロッキーの身に何かあったらと焦る。
案の定、ロッキーは姿を消しており、令子たちと合流したボンたちは必死になってロッキーを捜した。
その頃、ロッキーとエミリーはある廃工場で捕らわれの身となっていた・・・・。

ボン殉職前夜の「前夜祭」的話。
ハマで繰り広げられる銃撃戦とアクション、危機と漫才(^_^;)。楽しさと緊張感が同居する「娯楽」作となっています。
主役のロッキーとボンの軽妙且つ真面目なやりとりも見どころですが、特にボンの「弾けっぷり」は特筆すべきポイントです。
まぁ、C調なんだか、シリアスなんだか、クジラクラウンで廃工場へ突っ込んだ際に頭打って出血するは・・・<違
中井のブンさんも楽しい、ナンシーはまだドラマに出たてで初初しい・・・・など、色々と見どころ満載です。

結果的ですが、ボンがロッキーと令子のキューピット役となったのは感慨深いものがありますね・・・・。
とは言いつつも、まだこの頃は「ウマが合っている」という程度なんですけど(^_^;)

ちなみに、初回から使用されたOPでのメインテーマ使用は今回で終わり。
次回は特別versionであるMIX版が流れます。(#521~#705までOPで使用した物と同じ)

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ファミ劇太陽放送2/1=山さんが遭遇したマイホームを奪われた男と家族の悲痛/マカロニ、親しい巡査の死で執念の捜査

2019-01-31 23:35:59 | ファミ劇日誌
さて、2/1のファミ劇太陽放送です。

山さんとマイホームを詐欺にあって奪われた家族の交流、マカロニ親しい巡査の死と無軌道な若者犯人一味の追跡にシンコが巻き込まれ・・・と、ビターな物語が続きますが、2作ともそれだけでは終わらない魅力を秘めた作品です。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

2/1(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#26
ファミリー劇場HD(CS)
第26話 48.01.12 みんな死んでしまった (ゴリさん)☆九州ロケ


2/1(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#28
ファミリー劇場HD(CS)
第28話 48.01.26は 目には目を (ボス・マカロニ)


2/1(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#29
ファミリー劇場HD(CS)


2/1(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#30
ファミリー劇場HD(CS)



第29話 48.02.02 奪われたマイホーム(山さん夫婦)

セミレギュラー:町田祥子
ゲスト:下條正巳
 高品格
 本山可久子 伊藤めぐみ 
 天坊準 上野山功一
 早川研吉 新井一夫 小坂生男 高橋義治

脚本:石松愛弘
監督:山本迪夫


山さんと妻・高子が買い物をしていたところ、中年の女性が男を捕まえてくれと叫ぶ現場に遭遇、つかさず山さんが追っていくと葉村商事という会社に逃げ込んだ。そのままなだれ込んだ山さんだったが、今逃げ込んだ男は消えていて、引き下がるしかなかった。
一方、捕まえてくれと叫んだ女性は高子の前で心臓発作を起こし、病院へ担ぎ込まれ、家族に連絡がとれ、女性=寺川君子の夫と娘の悦子が駆けつけてきた。
山さんは事情を寺川に訊くと、3年前になけなしの退職金を前借りしマイホームを購入したが、いざ引っ越してみると自分たちの家に見知らぬ男が居て、ここは葉村商事のものだと言い張った。現に登記上所有者は葉村商事になっていたため、どうすることもできなかった。先ほど逃げていた男がその時家を売りつけ、3年間行方をくらましていた不動産屋の福野だった為、そして今日、偶然街中で福野を発見した君子が、病弱な身体をおして追いかけたのだ。
その話を聞いて山さんは激怒、事情が分かっていれば、もっと葉村を追及したのにと悔やんだが、寺川は山さんに感謝したものの、悦子は3年前の警察が何もしてくれなかったことが原因で警察を信用していなかった。
山さんは何とかこの不動産詐欺事件を解決したいと思ったが、捜査一係に所属する身分としては受け持ちが違う為、山さん自身は何もできないことが歯がゆくて仕方なかった。
福野は寺川家以外にも3件の詐欺事件を起こし、5千万以上の現金を持って姿をくらましていた
山さんは手が出せなかったが、福野が葉村のもとへ逃げ込んだことで、福野が匿われていると考えた寺川は葉村を尾行したところ、あるマンションにたどり着いた。
その一室に福野の姿を確認した寺川はその部屋に侵入、格闘になってしまい、思わず寺川は福野を壺で殴りつけて、福野がポケットに所持していた300万円と手帖を奪い逃げ去った。
翌日、福野の遺体が屋外で発見された、殺人事件ということで一係の出番だが、仮に葉村のようなクロウトがもし福野が邪魔になって殺害したとしても、争って鈍器で殺害するなどの殺しはしないと判断したボスは、詐欺被害者も捜査対象にするという、山さんは複雑な思いを抱いたが・・・・。

山さん夫婦が偶然出会った中年夫婦が巻き込まれたマイホーム詐欺事件、それが殺人へと発展し・・・・解決するため山さんが汗をかきます。
まだ『文吾捕物絵図』のイメージが強かった露口さんをそのまま山さんのイメージにダブらせたような初期・山さん像を象徴するような、山さんの熱い捜査が展開されます。
それにしても、中年男子としては身に詰まされる話ではあります・・・・。
ゲストには「まさに」という配役ですが、高品さんはまだ悪役のイメージの方が強い時期、ちょっと「丸さん」以後の穏やかさはまだ無かった時期だと思います。



第30話 48.02.09 また、若者が死んだ (マカロニ・シンコ)

ゲスト:水谷豊  石田信之
 小沢直平 木下ゆづ子 川上夏代
 内田武樹 森本三郎 片野由紀子 辻シゲル 岡本隆 戸塚孝
 高樹蓉子 山田禅二

脚本:長野洋 永岡忍
監督:山本迪夫


宿直当番のマカロニにのもとに、親しい野口巡査から現在捜査している殺人事件の犯人についてのタレコミ情報を持った男が派出所に現れたと連絡が入った。
そのネタである犯人の田舎は既に一係で抑えており、山さんが張り込みで出張っていたが、新しい事実が掴めるかもしれないため、マカロニは派出所へ向かった。
マカロニが寄り道をしているうち、野口巡査はパトロールの時間の為、マカロニに会わず出かけた。
光ストアー付近で、一万円札が落ちているのに気づいた野口巡査は、札を拾い上げてすぐそばの車に尋ねようとした途端に拳銃で撃たれたが、野口もつかさず車の方に発砲、車は逃走しようとしたが、又戻ってきて、野口に止めの一弾を放った・・・・。
その頃、銃声を派出所で聴いたマカロニらは現場に駆け付けたが、野口は既に息絶えて、犯人も逃走していた。
強盗事件で巡査の殉職という事態、さらに止めをさすなどという非情な犯人たちの手口に、マカロニら一係の刑事は怒りを覚えながら捜査に当たることとなった。
野口は刑事の適性検査に合格したばかりで、生涯平巡査だった父より偉くなったと母親に喜びの電話を入れたばかりだったが、だからこそ落胆と怒りを隠しきれないマカロニを野口の母は敵討ちを考えて死に急ぐような行動をしないよう諭した。
やがて、強盗に使用された車が発見され、女性の毛髪と多量の血痕がみつかったことから、犯人は複数であり、かつ一人は野口が放った銃弾で重傷を負っていることが判明した。
盗難に遭った場所は、横浜のセーラー通りの近辺で、GIなど外国人のたまり場であるため、拳銃の横流しが噂されているバーもあったが、マカロニはそのバーへ単身乗り込んだが、店のものに袋叩きに遭って、更に追っつけやってきたゴリさんも参戦し騒ぎになってしまった後、ボスは彼らを叱り、これ以上マカロニが勝手なマネをした場合は捜査から外すと言い放った。
その穴埋めに殿下がバーに客として何気なく侵入、頻繁に店を休んでいる美樹というホステスの情報を掴んで、不在の自宅を張り込んだ。
一方で犯人グループは怪我人を抱えて逃走しているので車が乗り捨てられた現場周辺の薬局や病院を長さんとマカロニが捜査してまわった。
その現場周辺が馴染みの土地であるシンコはボスに協力を申し出たが拒否されたが、彼女は引き下がらず単独で聞き込みに回り、馴染みの女医の病院で姿を消した。
どうやら、女医と間違えられ強盗犯人グループに拉致されたようだ。
緊急事態発生ということで、手っ取り早い唯一の手がかりである美樹の部屋をボスの命令でゴリさんと殿下が捜索、光ストアー関連の品が発見され、さらにシンコが拉致された病院でも光ストアーの冷凍車が目撃されていたことから、そもそも強盗グループに光ストアーの関係者が居て手引きしたのではないかという推理が成された。
必死にシンコの行方を捜すマカロニたちは、シンコが「道しるべ」として残したと思われるあるものを発見した・・・・。

豊さんゲスト2回目、今回はマカロニの同期・野口巡査を殺してしまう若者の役です。しかも心に傷を持つ複雑でストイックな役柄を熱演しています。
怒りに燃えるマカロニと、犯人グループの兄弟と仲間の兄弟のような一体感、シンコが医者に間違われ、犯人の兄の治療に当たるというのも見どころですが、1973年の撮影はじめの一作なので、ボスの顔がかなり黒いです。(ハワイ帰り)、また九州ロケと正月を経ているためか、一係のチームワークもかなり自然な感じになっているのも感じ取れるのではないでしょうか。

自動車事業部には、殿下がフィアットのターンを失敗し、縁石に乗り上げて、下回りとフェンダーを破損してしまうところも見どころかも・・・(^_^;)

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さらば、チバテレ太陽放送!

2019-01-30 21:10:48 | ビバ!チバテレビ
チバテレ太陽放送の行方ですが、Yさんからタレコミをいただきました。
(Yさん、ありがとうございます<(_ _)>)

以下要点です。

*太陽の打ち切りは決定済み

*『白虎隊』(全6回)以後の金曜20時放送プログラムは今のところ未定。
というか、4月改編の内容が相当部分未決定とのこと。

ただ、一部の望みとして、Yさんの「リクエストが多ければ太陽再開の見込みはありますか?」という質問に、
「配給会社との交渉が必要ですから、4月にすぐに入るという保証はありません。」という回答だったそうです。

この回答、リクエストが多ければ、再開を検討するという前向きな考え方で良いのかなぁ・・・とも思いつつ。
なかなか上手いお答えじゃないかと。

しかし、やはりこの「リクエスト」、実際にチバテレを視聴できる方がやっていただかないとならないと・・・。
実際、Yさんも「市区」を尋ねられたそうです。

それにやはり、例えば「○○をいつも楽しみに観ていますが、もう一つ楽しみだった太陽が終わってしまったのは非常に残念です。」など、他の番組の感想も一緒に述べる(書く)など、チバテレさんにとって有益なユーザーではないと、太陽一辺倒だとなかなか難しいところはあるかもしれません。



ただねぇ・・・これ、色々考え方があって、ボンの殉職でシャットダウンしたほうが、見る側は「ボンロス」を回避できるとか、逆にやっぱりスニーカーが登場してヒゲが縫い物する様を目撃しなさい(^_^;)とか、スコッチを早く観たいとか・・・。
継続するとしても、楽しいことも、結構つらいことも待っているのは確かなんですが、足掛け9年放送したんだから、やっぱりここで終わるのは勿体ないですよね。


何とか、再開を!(祈


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足掛け9年、チバテレ太陽放送に「終」マーク・・・・

2019-01-26 07:36:42 | ビバ!チバテレビ
弊ブログをご覧いただいている方のブログにて、TV FAN誌のチバテレ放送欄を確認。
2/8の放送に「終」マークか付いていました・・・。

振り返りますと、2011年4月8日から放送開始、休止などあったので#363の放送まで何と足掛け9年放送されてきたわけです。

太陽中毒としては、東日本大震災直後のドンヨリしていた気持ちのなかで、非常に嬉しいニュースでした。

U局とはいえ、地上波放送はデジタル化初の太陽レギュラー放送であり、首都圏としては、マカロニ編が実に1987年の「さようなら 太陽にほえろ!」(本放送終了時の特集セレクト再放送)以来の放送となり、ファンの中では沸きました。
当初はジーパン殉職までの放送予定でしたが、ボン殉職までこぎ着けたわけです。

チバテレ太陽放送については、楽しみにされている方が多くおられて、SNSにも取り上げられることもしばしば。今回に放送終了はある意味、太陽中毒からビジターの方々まで幅広い意味で「悲報」であります。


先にも書きましたが、私はチバテレユーザーではないので、放送再開嘆願は控えようと思っていますが、太陽の歴史としてはまだ半分の放送。

ぜひ、早期に放送再開してほしいなぁ・・・と強く願っています。

チバテレさんであれば、やってくれると信じて。

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なかなか難しいところ

2019-01-25 06:39:00 | ビバ!チバテレビ
チバテレ太陽放送の問い合わせしたいですが、チバテレユーザーではない小生としては気が引けるところです。
ジャガーさんに対して、何の役にも立っていないわけですし(^_^;)

いやぁ・・・休止の後3月仕切り直しスニーカー登場であってほしい・・・・。

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チバテレ太陽放送、終了??

2019-01-25 05:51:26 | ビバ!チバテレビ
#361「殺人鬼」のあら~い筋のほう、夜中に書いたので誤字ラが暴れておりまして・・・・修正しました<(_ _)>


ところで、チバテレ太陽放送ですが終了するような気配があるようで・・・・。

日テレ年末時代劇の『白虎隊』を1時間放送に分割して2/15(金)20:00から放送を開始するようです。

太陽放送、休止なのか終了なのか私は未調査ですが、その辺りは実際視聴されている諸氏にお任せした方がいいかもしれません。

ただ、ボン殉職で終了であれば非常に残念ですし、白虎隊終了後に仕切り直しでスニーカー登場であれば、それはそれで嬉しいですしね。

チバテレ太陽放送も7年以上経過、ボン殉職もチバテレ放送で考えると実に3年ぶりの「殉職劇」となり、固定視聴をされている方には結構ショッキングな事だと思います。感覚的に本放送時とまでは行かないと思いますが、それに近い喪失感を味わう人がいらっしゃると思いますが、これで放送終了だと消化不良を起こしちゃうような・・・。

ぜひ、仕切り直しで3月からスニーカー登場という流れでチバテレさんにはお願いしたいところです。

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チバテレ太陽放送1/25=連続無差別射殺事件にある親子の葛藤、そして殿下の背負ったものは・・・

2019-01-24 05:57:45 | ビバ!チバテレビ
チバテレ、あすの太陽放送です。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

1/25(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第351話 殺人鬼

第361話 54.06.29 殺人鬼 (殿下)

ゲスト:名古屋章
 氏家修 青木和代
鳥木元博 元田功 山谷康司 吉田真弓 大熊英之 宮地真由美
 
脚本:小川英 杉村のぼる
監督:櫻井一孝

連続射殺事件が発生した。被害者は二人とも歩行者天国・駅前広場と、人通りの多いところで、ウインチェスターのライフルで射殺されており、一係では無差別殺人として捜査を始めた。目撃者の証言から、犯人は二十歳前後の若者でライフルを隠すためにギターケースを持ち歩いていたことが判った。
そんな時、予備校生の長沼竜男が連続殺人で使用されたライフルで撃たれ負傷した。
殿下ら病院に駆け付けたところ、竜男の父・源三が現れた。
殿下はこの源三を知っていた。父親の十三回忌で妹と北海道へ行ったいたが、その帰路羽田空港でひろった個人タクシーの運転手だった。彼はその時、財務省のエリートである長男のことを自慢げに話していた。
源三のその話をすると、竜男は次男だという。
竜男銃撃事件については実は不審な点が多く、これまでの連続射殺事件と違い至近距離からの銃撃であること、事件の三十分前に竜男が常連のスナックに居ることを確認する電話が入っていた事など・・・・そして、数日前、竜男がギターケースを持ち歩いていたという証言も出てきた。
殿下は源三を家に訪ねた。そこで殿下が観たのは、エリートの長男と竜男への源三の厳しい差別待遇であった。殿下はそれらの状況から竜男が連続射殺事件の犯人だと確信、竜男は兄へのコンプレックスや自分に冷たい父への犯行から事件を起こし、さらに竜男を撃ったのは源三ではないかと推理した。
そんな折、竜男は病院から抜け出した・・・・。

射殺を採り上げることは太陽ではスポット的扱いなのですが、殿下は少ない方なので異例に見えます。いままで「最も優しい刑事」として売ってきた殿下のベテラン化の決定打という置き土産を脚本を担当した杉村氏が成したともいえるハードさも備えた作品となっています。
また、事件自体も動機は被害者には関係ない自分自身のコンプレックスから起因した無差別殺人という恐ろしさもあります。
さらに、唯一のゲスト出演となった名古屋章さんの父親としての切なさが加味されて、いつもの太陽作品とは毛色が違った切なさが感じられます。

この辺りから、ボン殉職含め、パーマをあてた殿下や覆面車として71トレノが登場するなど、太陽自体が新しく感じられる要素が格段に多くなります。
結構見た目の変化としては大きいところだと思います。大げさかもしれませんが、70年代が終わり、80年代が始まる息吹みたいな感じでしょうか。

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ファミ劇太陽放送1/25=ゴリさん孤立した邸宅で連続殺人事件に巻き込まれ・・・/赤子を巻き込んだ悲しい復讐にボスの采配は?

2019-01-24 05:53:51 | ファミ劇日誌
さて、あすのファミ劇太陽放送です。

九州ロケのゴリサスペンス編と久々なボス編。
#27は永久欠番・・・。
どうにかならないか・・・マカロニと松本(近藤正臣さん)の「一流とは何か」対決が観たいですね。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

1/25(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#24
ファミリー劇場HD(CS)
第24話 47.12.29 ジュンのお手柄 (ゴリさん・優子記者・長さん・宗さん)


1/25(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#25
ファミリー劇場HD(CS)
第25話 48.01.05 手錠が朝日に光った (マカロニ)☆九州ロケ


1/25(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#26
ファミリー劇場HD(CS)


1/25(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#28
ファミリー劇場HD(CS)



第26話 48.01.12 みんな死んでしまった (ゴリさん)☆九州ロケ

ゲスト:成瀬昌彦 
倉野章子 
峯秀一 杉浦賢次 奥村公延 成松守 坪内俊蔵 戸塚孝 大宮光悦 大前田武
山本麟一
菅井一郎 

脚本:小川英 長野洋
監督:金谷稔

九州での事件を片付けた一係一行は、熊本の実家に寄り見合いをすることとなったゴリさんを置いて東京に引き上げた。
ゴリさんが郷里の駅に降り立つと、光子と名乗る女性が待っていたが、その女性に荷物を預けて歩き出そうとしたところ、見知らぬ男たちに囲まれて乱闘騒ぎになってしまい、ゴリさんだけ巡査に連行されそうになり、光子を含む男たちは姿を消した。
さらにゴリさんは乱闘中の警察手帳を落としたため、刑事という証明が出来ず逮捕されそうになっていた時、別な男たちが乗った車がゴリさんを強引に連れ去った。
ゴリさんは男たちの話を聞いているうちに、光子というのはある家のお手伝いであることと、この男たちと通じていること、この男たちとは別に「船長」という男が乱闘騒ぎを起こしたこと、なにより光子を含めゴリさんのことを「坊ちゃん」という人物と間違えているこなどが察することができた。
ゴリさんはこれらの出来事に犯罪の匂いを嗅ぎつけ、「坊ちゃん」に成りすまし、内情を探ってやろうと決め、うまく話を合わせて怪しまれないようにした。
ただ、連中は「坊ちゃん」から、どうしても「例のもの」のありかを聞きたしたくて堪らない様子だったが、それもなんとか受け流した。
ゴリさんが連れて行かれた先は、ある郵船会社の樋口社長宅で、どうやらその社長が死亡したらしい。一方「坊ちゃん」の母親は樋口にとって行きずりの女という立場だったことから、これまで親子の関係などはまるでなかったらしいし、光子を含め男たちは「坊ちゃん」の顔や特徴を全く知らないらしい。
目の前にいる男たち3人、光子、船長という別な男、そして「坊ちゃん」。主要に絡んでいる人物はこの6人であることが分かった。
ひと悶着ありがならも、彼らが同じ船に乗っていた仲間で、この場にいないのはどうやら敵対している船長だけだったが、その船長も樋口邸に侵入してゴリさんたちと顔を合わせた。お互い武器を向けながらも「例のもの」を探す目的は一緒、その「例のもの」はどうやら樋口社長と彼らが結託した奪取した「お宝」であることが見えてきた。ゴリさんはなんとか彼らを休戦状態に持っていき、それとなくもっと事情を探ることにしたが、どうも今目の前にしている人間以外の人影を感じていた。
さらにゴリさんは「坊ちゃん」らしさを見せる為、樋口邸のそばにある墓に参ると、樋口は火葬が嫌で珍しく土葬されているという。
ただ、そんなやり取りの中、ゴリさんが「例のもの」については何も知らないことが船長たちにばれてしまうが、何とか取り繕って共同戦線を張ることに落ち着いた。
その直後急に豪雨が発生、たたみかけて車はパンクし土砂崩れが発生、電話は不通になるなどで、樋口邸は孤立してしまう。
その夜、男たちの一人の死体が発見される。
その頃、ゴリさんの落とした警察手帳が無銭飲食に悪用されたため、殿下がまたもや九州に飛んでいた・・・。

見合いの為休暇を取って九州に残ったゴリさんが、「ぼっちゃん」に間違われ誘われた洋館の中で起こる連続殺人事件。
半分「ワンセットもの」の手法を使いながら、うまく番組初の慰安旅行(^_^;)の時間をカバーしている感じです。
が、殆どゴリさんのオンステージ+癖のあり過ぎるゲスト陣で、そんな事は忘れてしまいますが(^_^;)
九州ロケ編第二弾、里帰りで見合をすることになったゴリさん、何者かに間違えられて半ば拉致されるようにある古びた洋館に連れて行かれる・・・ロケ編でありながら、密室殺人的様相を呈する不思議ながら面白い作品、「宝」目当ての人間たちが次々とゴリさんの周りで死んでいくサスペンス編です。



第28話 48.01.26は 目には目を (ボス・マカロニ)

ゲスト:河津清三郎
金井由美
永井柳太郎 服部哲治 
西川敬三郎 松原麻里 加藤真知子 大谷一夫 直木みつ男 築地博 佐藤勝貫 西山健二

脚本:永原秀一 武田宏一
監督:竹林進

扁桃腺が腫れたボスは病院を訪れると、金貸しの滝沢にその若い妻の節子と出くわした。
滝沢は金貸しとして悪辣な男であったが、そんな男ももうすぐ子供が生まれるのだと満面の笑みでボスに話しかけてきたが、適当に話を済ませて診察を待った。その最中、先ほどの節子が若い女に車で連れらされるのを目撃、滝沢もすぐ察知して自分の部下たちを動かした。当然目撃したボスは介入しようとしたが、滝沢は断固拒否した。
その頃、シンコの友人が車を盗まれていたが、誘拐に使われた車と特徴が一致した。
改めて、山さんたちが滝沢邸に赴いたが、家政婦は節子が家にいると言い張ったが、何とか説得し家に入ることに成功したが、滝沢がまたも警察介入を拒否、どうやら金貸しの「本業」にまで捜査が及ぶのを避けたいようだ。
しかしボスは粘り強く滝沢を説得、「妻=赤ん坊」の生命が捜査の最優先であることを理解させ、金を貸した先のリストを手に入れた。
滝沢の「高利貸し」は有名で自殺者まで出していたが、債務者が証言をしないなど、摘発できるまでの証拠が無かった。
長さんとマカロニはリストを当たる中、妻が自殺した三木という男を追っていた。状況的には一番容疑者としての怨恨が深いと思われたが、行方不明であった。また三木の父親、そして自殺した妻の妹まで行方をくらましていた。
やがて、誘拐犯からの手紙が滝沢邸に届けられた。
なんと、節子が男児を出産した事、人質と50万円を交換することなどが書かれてあった。
滝沢は金を惜しまず、やはり取引の場に警察が介入することをまたもや拒むが、ボスは身代金の低さがどうしても気になっていた。
ひょっとすると、金の引き渡しは口実で、とことんまで滝沢を苦しめるか、殺してしまうか、そのどちらかとしか思えなかった。
取引場所はアイススケート場、そこに三木が現れ金を滝沢から受け取ると、節子の無事だけ伝えて逃げて行った。
ひそかに張り込んでいたマカロニだったが、三木にまかれてしまう。
その後、節子だけ解放され、誘拐犯からの電話で赤ん坊を殺害したと言われ滝沢は逆上、三木を殺すとを言い放ったが・・・・。

初老の高利貸しの男と若妻との間に出来た赤ちゃんがボスのいる近くで誘拐された。警察の介入を拒否する高利貸を横目に強引に捜査を開始するボスだったが・・・警察にも目を付けられている高利貸とボスの対決、事件は高利貸への怨恨が絡んで・・・あくまでも刑事として動くボスとその狭間で奔走するマカロニを描き、さらに被害者とはいえ悪どい金貸しの動向も見逃さないボス、赤子を救うため奔走するマカロニ、誘拐犯たちの悲しい復讐を描きます。

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年末年始のメモ

2019-01-23 06:21:10 | 当直室日記
まずいぐらい、又寝落ち激しいげぶでございます<(_ _)>

そんなことじゃマズいので、年末年始の備忘録を少し徒然に・・・。


▼浅野ゆう子さんのサワコの朝
結構ネットニュースが盛り上がったというか・・・・(^_^;)
惠子さんの17歳と違い、中学生というところがある意味線引きだったというか。

▼下町ロケットSP
本作自体、結構刑事ドラマ好きを刺激する布陣(石プロ、加納班)と、北海道組をターゲットにしている部分と、イモト先生の好演、そして最後に我らがイタル警部の登場と、なかなかてんこ盛り。
スポンサーはクボタだし。

▼コールドケース日本版
WOWOWで制作されたものをやっと視聴。
まだ日本もお金をかければいいものを作れるんだなぁ・・・・と。
確かにリメイクではありますが、それが丁寧なので、観ていても本家と比較させない説得力がありますね。
今、WOWOWの方では第二シーズンが放送されているとか。
やっぱり、ドラマは資金力だよなぁ。。。と思い知らされた感じです。

▼非情のライセンス
東映チャンネル放送は、もうそろそろ会田の美声が聴こえそう。
DVD-BOXの第三シリーズ、予約してしまった(^_^;)
映像特典が『ローンウルフ 一匹狼』の1話という、なかなかの組み合わせ。
しかし、東映系のBOX発売は連打体制、『土曜日の虎』も欲しいなぁ・・・。

▼ファミ劇IN西部署
年始から浜さんの殉職はちょっと重かったですが、長さん登場は発奮したというか・・・(^_^;)
本放送当時もそんな感じだったと思います。
やっぱり、我々世代には小林昭二さん登板は嬉しかったんじゃないでしょうか。

▼クロスロード
今期放送エピは一つの事件に集中していた傾向があった為、いつもよりまとまった印象がありますが、
橋本マナミ氏の好演が外せないかなぁ・・・。

▼Amazon In サザエさん
初期放送分がプライムで無料視聴できるAmazon。
観てみましたが、大体初期からスタイルは確立しつつも、初期は原作に沿った作画が成されています。
しかし、放送開始ワンクール経過した1970年の一本目から、すでに現在のキャラクターデザインが採用されていたのにはびっくりしました。
ところで、このサザエさんも、演奏が東映作品でおなじみの「スクリーン・ミュージック」。
なかなか興味深い。

▼五番目の刑事
書きたいことがわんさかあるので、別項にて(^_^;)

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充電中 2019.1.19

2019-01-19 13:34:41 | 当直室日記
バタバタやっている間に、すっかり1月も後半戦(^_^;)
ドンヨリとしたまま、何とも言えない毎日を過ごしております。。。

チバテレの放送がボン殉職モードに突入、チバテレを観ていなくとも、何とも・・・。
殿下がパーマをあてると一気に時代が進んだ感覚になるんですよね・・・。
衝撃のテーマのオリジナルも流れ出しているし。
ロッキーの鶏冠はすっかり小さくなっているし。

やべぇ・・・寂しい・・・。


#360を観ちゃったんですよね(^_^;)
久しぶりに観たら、泣けてきた。。。

ところで#360について、ある方からご指摘をいただきまして、千佳の郷里は実際の放送では三浦市でしたが、当初設定は「山梨」で、そのまま書いていました(^_^;)
訂正させていただきました。

太陽で海岸ロケはまず三浦ですからね・・・・一度行ってみたいです。
マグロのステーキでも食べて、商店街を闊歩したいものです。
とはいえ、血だらけで闊歩はマズいですが。。。(#56)


北海道、マイナス気温ではありますが、ある日は一ケタ、ある日は二桁。なぜか地元は降雪が少ない。
なので寒さがより沁みる・・・・痛い。
それで何もする気にもなれず、「土曜スタジオパーク」の沢口靖子さん拝見。
太陽にご出演された頃は、本当にお人形さん然としていた沢口さんが、すっかりご自分のポジションを確立したんだなぁ・・・と。
科捜研については、新シリーズは1年間放送されることになり、精力的な活動が目立ちます。
テレビシリーズが1年間放送されるというのは、現在のテレビ制作体制では画期的な出来事、太陽の時代には当たり前でしたが、今では俳優さんのスケジュール含め困難な「偉業」となってしまっていますが、今後の事を考えると、そういう作品も増やす必要がある気がします。
長期シリーズで腕試し出来るなどの脚本家を育てる土壌も作らないと。

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