「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

TVQ太陽放送視聴可能報告

2017-03-31 07:02:47 | 太陽愚連隊関連
太陽愚連隊総帥・九州男児ペッパー先輩よりメールが。

地上波放送エリアではないものの、ケーブルテレビで視聴可能だということです。

とりあえず確認してみるのがいいのかもしれません<(_ _)>

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽放送予定 2017.03.29号 マイコン登場とあの頃・・・

2017-03-29 06:47:20 | 放送予定
色々とやることが詰まり過ぎて、困り果てているけぶでございます<(_ _)>

まあ、小生のことはどうでもいいのですが(^_^;)

BS朝日の『特捜最前線』、今週いっぱいで終わるようです(^_^;)
ナーンちゃっておじさんで終了というシュールな終わり方のようで(^_^;)
結局どういう基準でセレクト放送されたのか判りませんが、夏子の死もスルーしての選択なので、名作選というわけでもなく、東映で放送されているセレクションから当たり障りのないところをチョイスしている感じと、櫻井・ピンさん・杉さん主演編を抜き出している感じなので、比較的近年までメジャーな俳優さんの主演編というのが基準なのかもしれません。
それにしても、山手中央署のつなぎかぁ・・・。


さて、九州では太陽放送が決定、TVQはキー局系列なので、現在地上波で放送しているU局系と違い、広域で放送を観ることが出来るようなので、中々凄い。
福岡や佐賀の他、ケーブルテレビであれば九州の他県でも観ることが可能なようなので、九州太陽陣には通常ネットワークに入っていなくてもケーブルテレビで観ることが可能かどうか確認してみてください。
(とは言いながらも、小生自身地元の人間ではないので、期待しないで確認してみてください(^_^;))

さて、向う一週間の太陽放送。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター・ブルース活躍編(再放送)

3/31(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#621 決闘
ファミリー劇場HD(CS)

3/31(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#622 ブルースの賞金稼ぎ
ファミリー劇場HD(CS)

▼ファミリー劇場HD初放送・マイコン登場編

3/31(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#623 マイコン刑事登場!
ファミリー劇場HD(CS)

3/31(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#624 張り込み
ファミリー劇場HD(CS)


第623話 59.11.09 マイコン刑事登場! (マイコン)沢口靖子/谷村光一 井上三千雄

七曲署捜査一係に、本庁のコンピューターと直結した端末機が配置されることとなった。
誰がコンピューター担当になるか話題になっている中、1カ月前のコンピューター事件で本庁より派遣された水木悠の顔が各々に浮かんできた。
まさかと各人が思った時、悠がパソコン=ホームズ三世を刑事部屋に持ち込んできて。
更にその荷物運びに若手署員の憧れの的である婦人警官の香坂美津子を巻き込んで親し気に会話しているのを怪訝そうに観る先輩刑事たち、そんな時に銀行強盗事件が発生し、犯人は店内に忽然と現れ、監視カメラを一発の銃弾で破壊し、300万円以上の金を奪って逃走。
本庁のコンピューターデータから旋盤工の佐川が容疑者として浮かび上がった。
佐川は犯行の数分前まで銀行に客として居たため、トイレで着替えて犯行に及んだとみられた。
拳銃マニアでもあり、射撃練習をしていた倉庫も発見されたことから、佐川を第一容疑者として一係は証拠かために入ったが、ホームズ三世がそれでも佐川の犯人である確率を100%ではないとの答えに悠は釈然としないものを覚えていた。
確かに、逃走用のオートバイを用意する共犯者が居なければ、佐川の犯行は難しいところがあった。
やがて、悠とマミーは佐川に脅されてオートバイを銀行前に置いた高校生を発見、ラガーたちが佐川の確保に彼のアパートへ向かったが逃走、部屋からは奪った金が発見された。
佐川が犯人であることは動かしようのないものになったが、ホームズ三世はデータを入れれば入れるほど佐川の犯人である確率を低く計算し、とうとう10%以下であるとはじき出してしまい、悠を悩ませるが・・・・。

1カ月前のスペシャル登場時には既にレギュラー入りを予感させる登場を見せた水木悠が本庁より一係へ配属、同時に一係にもパソコンが導入されます。
パソコンが話題になっていた時期ですが、厳密に言うと「オフコン」の時代。黒バックの画面に白い文字、デカイフロッピーディスクを基礎起動用を一枚入れ、更に運用メモリ用にもう一枚入れるというのが一般的な時期でした。
そういう面倒なギミックを省き、どちらかといえば現在のパソコンのような描き方をしています。

そして、強力セミレギュラーの投入?と思われた東宝シンデレラの沢口靖子さんのぎこちなさにも注目です。
ただ、翌年(というか、まもなく)には朝ドラ主演をゲットするので、この作品のみの登場となってしまいました。

そして何より水木悠。
ボスと山さんのゴリ押しで、当時は既に古い呼び名だった「マイコン」という称号が与えられます(^_^;)
まあ、一係の「与えられる」ニックネームについては・・・・いい加減だし、かっこ悪いし・・・というのは定番であるので(^_^;)
捜査経験も刑事としての経験も、警察官としての経験も浅いマイコンが今回はコンピューターと対立する部分もありながらも、結果的には「データ不足」。
やっぱり、データ収集はあの当時インターネットがほぼ無かった時代には完全に足で収集しなければならないので、必然的にマイコンも身体を動かすことになりますが、太陽としては久々な「ひよっこ刑事」の登場は結構興味深いものがありました。
それにこれから繰り広げられる、「問題児としてのマイコン」というテーマも「一般的な若者に近い人物像」という意味でも、新風が太陽内に吹きましたし、マイコン登場直前から口数の多くなるブルースとのコンビネーションは末期の見どころの一つになっていきます。
前にも書きましたが、ブルースとマイコンで、かつての初期ゴリさんと殿下のコンビネーションの再現を目指した部分はあったと思います。特にマイコンは殿下をなぞったような基本設定(上流家庭育ちで優しい)であるため、遠回しな感じですが原点回帰を狙ったところも感じられます。

さて、意外と「狙い」があって、今でも通用するキャラクターなマイコンですが、石原良純さんの参加については賛否がありました。
ボギーの後任は金田賢一さん(後のデューク)であって、金田さんのスケジュールが合わなかった為、ご破算になったという説があります。その中で『西部警察PART-III』の終了が決定し、欠員があった太陽への出演が決定、西部出演中に10月のスペシャルで主役を張って、西部放送終了後、放送的には3週間ほど空けてレギュラー入りとなりました。
印象的には急な流れだったように記憶しており、個人的には「コンピューター計画」の破格な扱いでレギュラー入りを確信したと思います。
そんな流れだったので、裕次郎さんのコネでの参加ではないかという評判が立って、さらに西部警察での特別扱いもあまり評判が良くなかったことから、太陽参加についてはネガティブな印象を受けたのはありました。
神田さんも石原プロですが、日テレなどの石原プロ制作ではない他ドラマでの活躍があっての参加であったために、直・石原プロというイメージはありませんが、どうしても良純さんのキャリアでは「コネ」という部分がクローズアップされてしまうのは仕方がないことではありました。
そのような背景だったので、太陽参加の必然性が当時あの時点ではあまり感じられなかったというのはあったと思います。
ただ、その辺りを太陽制作側も良純さん(石原プロ)も考えられていたようで、確かにプレ登場編は破格の扱いでしたが、本来1982年映画主演デヴューなので又野さんよりキャリアがあるのにもかかわらず一番下のキャスト扱い、更にはマイコン自体も年齢関係なく大卒故警察学校卒業時期が一番若いということだけで下っ端扱いになって、それをマイコン自身もわかっていながら何も言わず受け入れたという、本来であれば考えられない扱いを受けています。

そういう裏話があったマイコンについて、それまでのスター刑事像とは違ったひよっこ刑事として描かれることが当初は多かった為、テレビ雑誌だったと思いますが、あまり恰好の良いとは言えないイラストの人物紹介が掲載されたりして、マイコン自体のキャラクターがそれまでカッコイイ刑事像を期待していた視聴側にとっては評判があまりよくなかったのは事実でしたが、西部署の「五代純」では良純さんご自身の色が出せずに終わったのとは違い、マイコン役では良純さんの素性を活かしながら、数々の失敗を繰り返して刑事として成長する過程を描くことになり、太陽全体ファン諸氏の中には私のように徐々にマイコンを受け入れたという方が多いように思います。

太陽史上、最も21世紀の現代でも受け入れられそうなキャラクターでありながら、それ故数々の問題を起こしてしまう側面を持っていた、実は太陽の成長コンセプトにハマっているマイコンの活躍が鮮やかな映像で再び始まります。


第624話 59.11.16 張り込み (トシさん・マイコン)壇まゆみ 柳川慶子 北村総一郎   

浅田不動産の社長が何者かに殺され、犯行後に近くの食堂で返り血を浴びた男が週刊誌のグラビアじっと見つめていたという証言があった。
そのグラビアは東都デパートの社長御曹司である島崎と同じデパートの元店員の良子との結婚が間近に迫っていた事を報じたものだった。
良子は母・政江とアパートに二人暮らしで、父は政江と15年前に離婚した水谷という男であった。
その水谷は浅田不動産に自分の店を詐欺まがいな手口で奪い取られていたことから、水谷の容疑は濃厚になった。
一係では水谷が娘の結婚式に現れると推理して、トシさんとマイコンが良子たちのアパートを張り込むことになった。
ただし、破談になる可能性が高いため、島崎家に良子の父のことが知られないように一係では良子に知られないように谷口を逮捕することを目指したが、経験が少ないマイコンは数々の失敗を起こし、トシさんをハラハラさせる。
さらに尾行するマイコンを良子がまいたことから、トシさんは良子がひそかに谷口と会っているのでないかと睨んだ。
案の定、良子はあるレストランで水谷と待ち合わせをしていたが、またもやマイコンの勇み足で谷口を逃がしてしまう。
そして、とうとう結婚式の当日を迎えてしまうが・・・・。

プロ刑事であるトシさんと、ひよっこ刑事マイコンのコンビ作。
離婚により家族ではなくなった父と娘の愛情、その父が殺人者、娘の結婚を破談させない為に配慮する一係に、それを思わずもかき乱してしまうマイコン。
マイコンとしては一所懸命なりながら、どうもその行動が浮ついている。
一方、トシさんはデリケートな事件に細心の注意をはらいながらマイコンの面倒も見なければならないという窮地(^_^;)
今回のトシさんはちょっと怖いです、ハイ。



【地上波】

▼テレ玉・テキサス&ボン編



3/30(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「虹」

第185話 51.01.30 虹 (殿下)水沢アキ 加藤和夫 原口剛 大和田獏

1億2千万強盗が発生、そしてもう一軒、自動車事故で男は焼死、女は助かり病院へ。その車の中から拳銃が発見される。
ただし、助かった女は記憶をなくしており、証言を引き出すことは困難に思われたが・・・。
殿下と女は以前ひょんなことから出会っていた・・・。

記憶喪失の経験がある殿下が、以前会ったことのある記憶喪失で「あろう」女性の記憶を呼び覚ますために奔走します。
その女性役に、後にゴリさんの婚約者として登場する、麻生晴子になっている水沢アキさんが好演します。
本当は夢を追って東京に出てきたものの、夢破れ故郷に帰ろうとしたところで殿下と出会い、思いとどまり東京に残った・・・・そんな彼女の不幸と再出発を描きます。

▼チバテレ・ボン&ロッキー編
3/31(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第279話 殿下と少年

第289話 53.02.10 殿下と少年 (殿下)片岡五郎 井上博一 伊藤平山 

傷害罪で手配されていた牧野を逮捕したゴリさんと殿下。
彼には余罪があり、宮城県警から身柄送致要求がきて、殿下は牧野の護送を命じられる。
手錠に繋がれ、列車に乗った殿下と牧野、実は車内には牧野の仲間が2人乗り込んでおり、牧野は彼らと目配せして近くの座席に座らせた。
そんな時殿下たちの前席に赤子と少年・孝を連れた主婦が座った。
列車が黒磯駅に近づいた時、牧野がトイレに行きたいとねだり席を立ったが、トイレの前で牧野の仲間が殿下に拳銃を突き立てる。
その上、後から付いてきてしまった孝までも拉致、黒磯駅で下車を強いられた。
その頃一係では、ゴリさんが知っている男が現れ、「島さんがあぶない!」と・・・。
殿下の危険を察知した一係は駅に連絡をとったものの、殿下たちは姿を消したあとで、さらに殿下たちと孝と思われる少年が複数の男と一緒に下車したという証言があったことから、彼らの捜索が開始される。

自分だけが拉致されず、関係のない子供まで巻き込まれた、何とか必死に逃げ道を確保しようとする殿下ですが、肝心な少年が牧野達に迎合するような姿勢・・・少年には少年なりの暗い過去があり・・・。
殿下編の中でも個人的にオススメしたくなる回です。
孝についても取り立てて「テレビ映え」するのようには思えない、普通の感じの子供をキャストインさせながらも、実はその普通さがその重い過去をリアルに伝えてくれる感じがして、クライマックスは結構泣けてしまいます。。。

脚本は大山のぶ代さんが執筆なさっています。


▼とちぎテレビ・スコッチ登場編

残念ながらお休みです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

備忘録と、4月よりTVQ九州放送にて太陽放送開始!

2017-03-27 07:07:18 | 放送予定
テレ朝単発スペシャルドラマ『そして誰もいなくなった』のクライマックス、渡瀬恒彦さん演じる元東京地裁裁判長の独白に身震いしてしまって、直後に放送された、日テレ系『最後の一日・最後の言葉〜ホントにそれでいいんですか?』を見て、また身震いしてしまった方、多かったのではないでしょうか。
放送予定には入れようか迷って外したのですが、一応チェックを。
何しろ、この手の番組はちょっと最近多い感じがして、中身がどうなるかわからなかったので・・・・

最終回の裕次郎さんアドリブシーンが採り上げられました。
確かにいくつか突っ込みどころもあり、(石原プロが太陽を生み出したという誤解を生みそうな部分、出演予定はなかったという部分は、あの時点で番組を降板していて出演予定が無かったのに、急遽出演することになり最終回が制作されることになったこと等)、アドリブシーンも結構ブツブツ編集されていたことなど・・・。
ただ、全体的に真摯に特集していたのと、鈴木一平監督の出演が驚きました。
使用素材は、最終回・最終回取材VTR、静止画に#243,244。


さて、話変わって九州太陽ファン陣に朗報です。

テレビ東京系のTVQ九州放送にて、4月より太陽放送開始です!

太陽にほえろ!マカロニ編
木・金曜午後3時
4月6日スタート

デジタル放送化後、マカロニからジーパン編のみ放送実績がある日テレ系ではなく、アナログ時代ではありますが、北海道では最終回まで放送したテレ東系なので、長期放送が期待できるかもしれませんが、さて。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽放送予定 2017.03.23号

2017-03-23 07:13:29 | 放送予定

まだまだ余裕なきけぶでございます<(_ _)>


向う一週間の太陽放送です。


【CS】

▼ファミリー劇場・ブルース活躍編



3/24(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#619 犯人の顔
ファミリー劇場HD(CS)

3/24(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#620 素晴らしき人生
ファミリー劇場HD(CS)

3/24(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#621 決闘
ファミリー劇場HD(CS)

3/24(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#622 ブルースの賞金稼ぎ
ファミリー劇場HD(CS)

=HD初放送=

第621話 59.10.26 決闘 (ドック)小野進也 佐藤晟也 前沢迪雄
 

ドックが暴力団組長を狙う殺し屋2人を鮮やかな拳銃裁きを駆使して逮捕した。
その翌晩、ドックの部屋に見知らぬ男から電話が入り、ドックの活躍を褒めた後に自分と射撃の決闘をしろというのだ。
ドックは相手にしなかったが、男は「その気にさせてやる」と脅迫まがいの言葉を放った。
翌朝からドックには災難が続いた。
坂の上からトラックが滑り降り危うく轢かれそうになったり、ブルースと同乗した覆面車がワイヤーで大型トラックと結び付けられ、後ろから追われ、覆面車に追突しながら赤信号の交差点に押し出そうとされたり。
ドックはこれらの出来事で電話の男は本気で自分に決闘を挑んできていると判断、殺し屋逮捕の際のドックの活躍を目撃しファイトをかきたてられたらしい。
そして、今度は一係に男から再び決闘を迫る電話が入り、さらに逆探知に成功し、発信元の倉庫にドックとブルースは踏み込むが、中には時限爆弾が仕掛けられ、危うく命を落とすところで難を逃れた。
一方、殺し屋の逮捕現場近くの喫茶店で決闘男と思われる芹沢を割り出した。
芹沢は建設会社の優秀な社員だったが、3ヶ月前に血液の難病におかされていることを知ってから無気力になり、さらに父親がハンターだったこともあり大変なガンマニアだったことから、この無茶苦茶な決闘に自分の死に場所を見出したのではないかと思われたが・・・・

ドックのハードアクション編としてはこの当時最高潮の話、選ばれたドックは「その気にさせられる」ため執拗に付け狙われ、肉体的に満身創痍でクライマックスの芹沢との対決に挑みます。
神田さんも撮影時に足の肉離れにみまわれ、結果的に切迫感にリアリティを与えた格好になっています。
ゲストの小野さんはカナダ編以来2年ぶりのご出演ですが、まだ杜丘の印象がぬぐえない時期でした・・・。
自動車事業部諸兄には80系スプリンターセダンSRの登場がトピックスでしょうか(^_^;)


第622話 59.11.02 ブルースの賞金稼ぎ (ブルース)石橋蓮司 和崎俊哉 立川光貴

とある喫茶店に銀行強盗犯が逃げ込んだが、ブルースたちが駆けつけると強盗犯は拳銃で撃たれ倒れていた。
話によると、居合わせた客の中の一人でサングラスの男が強盗犯を拳銃で撃ち去っていったという。
どうもサングラス男は何かで急いでいたようで、籠城しようとする強盗犯に付き合っていられなかったらしい。
ブルースは現場に落ちていたサングラス男の弾丸ペンダントをポケットに入れ、喫茶店のマスターが立ち聞きしたサングラス男の電話の内容である、横浜のバー「ポーラスター」に向かう。
ブルースはバーで例のペンダントで遊んでいると、今井という男が「氷室さんですね?」と近づいてきた。
今井はブルースを自分の仕えている立花のもとへ案内、立花は尾崎という男に奪われた娘を取り返してくれたら報酬に大金を払うという。氷室=サングラス男はどうやら一匹狼の賞金稼ぎ的な生業の男のようだ。
ブルースは立花も何か後ろ暗いところがあるのではないかと探りを入れると、ヘロインを密輸しており、それを横取りした尾崎は取引完了までの保険として娘を奪ったということであった。
ただ、尾崎は黙って娘を引き渡すような男ではないので、一刻も早く奪い返してほしいと立花は懇願する。
ブルースは娘の生命の危機を優先せざる負えなく、氷室になりすまして依頼を引き受けた。
やがてブルースは尾崎が暴力団とヘロインの取引をする場所を突き止め一係へ連絡、ブルースに尾崎逮捕は神奈川県警の仕事だから手を引くことを命令したが、ブルースは単独で取引現場に侵入した・・・・

ブルース活躍編の締めくくりは、久々に横浜ほぼオールロケ編。
ブルースのある意味探偵的な活躍で、まさにブルース主演となっています。
脇も石橋さんや立川さんなど、個性的な面々で固められ、ブルースを盛り立てています。



【地上波】

▼テレ玉・テキサス&ボン編


3/23(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「金庫破り」

第183話 51.01.16 金庫破り (山さん)大滝秀治 津田京子 車邦秀

元金庫破りで現在は金庫製作を請け負う鶴吉とっつあんに指南を受ける藤堂一家。
その直後、鶴吉の金庫が連続して破られ金を奪われる事件が発生、その容疑者に鶴吉の唯一の弟子的立場にある男が捜査線上に浮かびますが、その男は鶴吉の娘とかけおちし子供を儲けていましたが、その子は心臓病を患っており、その手術代を工面する為の犯行と推測した山さんたちは、鶴吉の金庫がある場所をマークしますが・・・。
追跡中に死んでしまう男、男に代って孫の為に何とか金を工面しようと、「昔取った杵柄」を解禁しようとする鶴吉、刑事としてと鶴吉の「友人」として苦悩する山さん、それらを静かに描きます・・・。

大滝さんは#62で金庫破りの名人として登場、しかし黒幕的な役割で冒頭とラストのみに登場という形でしたが、今回は大滝さんが全国的に注目されて始めた時期で、ゲスト主演をつとめます。さらには山さん=露口さんとのがっちりいぶし銀の競演を観ることができる貴重な回です。


▼チバテレ・ボン&ロッキー編

3/24(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第278話 射殺

第288話 53.02.03 射殺 (ゴリさん・ボス)内藤武敏 稲葉義男 文野朋子

信用金庫に押し入り、多額の現金を強奪し警備員を射殺して逃走した二人組の強盗を追っていたゴリさんとロッキー。
ロッキーは途中で足を撃たれ、犯人と思われる1人を発見したゴリさんは銃撃戦の上、彼を追いつめ射殺してしまった。
拳銃の腕前は警視庁管内でも指折りのゴリさんが犯人・香川を射殺してしまったことに対して、査問委員会が開かれた。
査問委員3名、取り調べる関本委員、弁護役のボス、そして云わば「被告席」に立ったゴリさん・・・。
委員会は関本の厳しい詰問を中心にゴリさんが不利な状況へ進んでいくものの、ボスは頑としてゴリさんを弁護する。
一方、残った一係の人員は、ゴリさんが「止む追えず」射殺に至った経緯を証明するために奔走するが・・・。

ゴリさんの「代表作」というと、この作品を挙げる方も多いと思われる、厳しくも・・・名作です。
ゴリさんの信念を覆されかねないまでに追いつめられながら、一係のメンバーが苦悩しながら真実の証明をコツコツと行っていきます。
観ているこっちは解っている、ゴリさんが人を殺したくないから拳銃の腕前を磨き、空の拳銃を持っていること。
こっちまでもが画面に向かって弁護したくなります。
それを代弁してくれるのが当然ボスなわけですが、そのボスをも「手詰まり?」と感じさせるようなこともあったりと、この作品はいつ観ても緊張します。

ただ、この話のラスト・・・ボスとゴリさんが唯の部下・上司の関係ではなく、友情関係で結ばれているというのが垣間見られる、涙ながらには観られない後姿も披露です。

ちなみに、太陽中毒連では「大河(氏)の写真に風穴」でこの作品は通ります。。。

▼とちぎテレビ・スコッチ登場編

残念ながら、お休みです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どういう基準で放送されるのか?

2017-03-14 07:00:55 | 当直室日記
BS朝日で3月21日から放送開始される『特捜最前線』。

#20「刑事を愛した女」から始まるという変則技でした(^_^;)

多分、商品化されている作品の中からのセレクトされて放送されるのではと思っていましたが、ちょっと飛び過ぎでは。。。
しかし特命課については、現状何かしらお金を出さないと観ることが出来ないので、セレクション放送でも貴重な機会ではあります。

さて、あっという間に終わるのか、それとも足踏みしてくれるのか・・・(^_^;)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽放送予定 2017.03.14号

2017-03-14 01:09:05 | 放送予定
調子のいいときに書いてしまいます。


向う一週間の太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場・ブルース活躍編



#619、作品中にCMが入るなんて、ファミ劇では見たことなかったので、逆に新鮮でしたが・・・
フィルムの状態が悪かったのか、一部ブレてましたので、ちょっと観ていて酔っちゃった(^_^;)

3/17(金)
6:30~8:30
太陽にほえろ!スペシャル コンピューター計画 HDリマスター版#618
ファミリー劇場HD(CS)

3/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#619 犯人の顔
ファミリー劇場HD(CS)

3/17(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#620 素晴らしき人生
ファミリー劇場HD(CS)

=HD初放送=

第619話 59.10.12 犯人の顔 (ラガー)東啓子 高沢順子 川原英子  

若いOLのえりがアパートのそばで何者かに襲われ後頭部を殴られ気絶、その間にえりから奪った鍵を使って彼女の部屋に侵入、なけなしの貯金300万円を奪った。
しかし、部屋を荒らした形跡もなく、貯金の隠し場所も本人しかわからないようなところに隠していたため、犯人は金のありかを知り得るえりの近親者にいると捜査が開始された。
ラガーたちがマークしたのは、ヨガインストラクターの香織とブティック定員のヤス代。
香織はあまりにも健康的な生活なので、その中に嘘があるように思うラガー、ヤス代はブルースの尾行をまいてしまうなどどちらも怪しい。
そんな折、大熊という老人が殴り殺され、老人の部屋から800万円を奪った。
手口がえりの時と同じで、一係では同一犯人と考えた。
マークした2人の女性にも老人との関係性が見出せなかったころ、香織の本音、ヤス代の正体が判明し、彼女たちがシロだと判って捜査が行き詰ったころ、ラガーが部屋で寝入ろうとした頃、壁を挟んだ隣の部屋から隣人の話声が聞こえてきた。
その事にハッっとしたラガーは・・・・。

半年ぶりのラガー主演作。
事件の被害者である、OLの友達たちの悲哀、表向きはスマートにかつ流行に乗っている女性たちも人間らしい一面があるというところと、普段はまったく気にしていないところに犯罪に巻き込まれる危険があるという恐怖と、同じ事件の関係ながら二つのセンが絡み合うのは、亜槍さんの女性らしい発想所以なところだと思います。
また、亜槍さんの脚本にはラガーが良くマッチしています。


第620話 59.10.19 素晴らしき人生 (山さん)牟田悌三 中西良太 中田譲治

繁華街で薬品会社の販売員・中原が、家具工場の工員・土屋五郎に大型ナイフで刺され死亡した。
間もなく五郎は七曲署に自首、中原とは路上で肩がぶつかり、カッとなって殺してしまったと自白したが、山さんは腑に落ちない。
五郎はかつては大変な暴れ者だったが、6年前に刑務所を出てからは真面目に暮らしてきたことが判り、そんな男が殆どわけも無く人を殺したことに増々疑念を覚えた山さんは、さらに五郎の周辺を調べはじめた。
その中で五郎が出所した直後にある金貸しの老人が殺害され金が奪われた現場の近くにいたことが判った。
もしかすると、その時の犯人が五郎で、中原がそれを強請り続けていたとも考えられた。
しかし捜査は進展せず、五郎は傷害致死で証券された。
だが、山さんはあきらめずに捜査を続行、暴れ者だった五郎が心を入れ変えたは、あるレストランで小坂という男と出会い、小坂の親身さに感服していたということが判明、山さんは五郎が自分の人生を棒に振っても惜しくない存在は小坂であると見て、小坂の身辺を調べた。
かつて、小坂には娘があり、ガンで亡くしていた。
亡くなる前の1年間は高額な薬品を投与していたが、その薬品を病院へ納入していたのが中原と判明した・・・・。

ある偶然と勘違いから、殺人犯が暴れ者を更生させたものの、それがまたこの二人を結びつけた強盗殺人事件を発端とした殺人事件を生み出すという、やるせない輪を描いた作品。
牟田さんの人がいいというイメージのままの小坂が過去に起こしたことが、それを覆い隠すためにしたことが皮肉にもある男を更生させたという刹那さ、中西さん演じる五郎のストイックなまでの小坂に対する真っ直ぐさが痛々しく、それを山さんが静かに「暴いて」いくわけです。
残酷だけれども、真実と向き合わなければならないという、久々に結構厳しい作品です。


【地上波】

▼テレ玉・テキサス&ボン編

3/16(木)
20:00~20:55

太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「ボディガード」

第182話 51.01.09 ボディガード (ボス)ビーバー 山内明 中井啓輔 西田健

もしかすると、この作品を新年一発目として企画していたのではないのか?というほどのある意味派手な作品。
ニッポン放送「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」で「モコ・ビーバー・オリーブ」でデビュー、ananにも登場していたとされ、この頃はドラマでも活躍していたビーバー氏が、太陽史上でも指折りな魅力的な婦人警官・今井京子として登場、彼女を巡る危険と疑惑を描きます。
警察内部の不正と彼女の関わり等と、事件は混沌としていきます。
ボスも2人射殺してしまうというハードボイルドさも加味され、逆に当初はボスのボディガードとして東京に赴いた京子に対する一係の面々の面白い反応なども愉しめる作品です。
事業者事業部諸氏には、休演のスプリンターに代り30系カローラレビンの新車当時の雄姿が観られるのも見どころかも。
見所といえば箱根ロケな今回。
ただ、ロープウェイ以外は特に風光明媚と言う訳ではありませんが(^_^;)
でもこのロケ、もしかすると1975年の太陽チーム忘年会を兼ねたものだったかもしれません(^_^;)

▼チバテレ・ボン&ロッキー編

3/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第277話 ある娘
第287話 53.01.27 ある娘 (ボス)原田美枝子/久米明 原田清人

ボスは帰宅中、坂下の壁に乗用車が激突している現場に遭遇、既に駆けつけていた警官によると、ブレーキ痕が無いことから居眠り運転ではないかという事だった。
その事故が何となく気になったボスは翌朝も現場に赴くが、どうしても事故の不自然さが拭えない為、一係で背後関係を調べることとする。
被害者は建設会社の経理課長で、男の「事故死」には会社の汚職事件が絡んでいるようだ。
喋られては困ることがあり事故に見せかけて殺された・・・という見方が強くなる。
ボスはその晩行われた通夜に訪れたが、男の娘である洋子が、焼香に現れた建設会社社長に向かって「人殺し!」と叫ぶのを目撃した。

ボス主演作に当時19歳でテレビはレギュラーしか引き受けていなかった原田美枝子さんが初競演ということで当時話題になった作品。
(これ以後、原田さんはテレビドラマのゲスト出演を解禁した模様)
事故なのか、自殺なのか、陰謀なのか、暗殺なのか、狂言なのか、真実なのか・・・・かなり混沌とする話なのですが、原田さんのミステリアスな魅力も手伝い、さらに「待ってました」的ボス=裕次郎さんの紳士的な行動、それに柏原寛司氏の久々にして2回目の脚本と木下監督のシャープな演出が相まって、この作品独特な雰囲気を醸し出しています。


▼とちぎテレビ・スコッチ登場編

3/19(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! スコッチ刑事編 第218話 殿下とスコッチ
とちぎテレビ1(地上波)

第218話 51.09.17 殿下とスコッチ (殿下・スコッチ)小野ひずる 矢野間啓二 斉藤真

単独行動を好むスコッチが「世にも優しい」殿下とコンビを組み対比できる話ですが、殿下自体当初はクールな二枚目というスコッチ的要素を持っており、殿下の「失敗」に批判を口にするスコッチですが、クライマックスには自らが殿下と同じような場面に遭遇すると一体スコッチはどうなるのか・・・という展開になります。

ただ、単独行動を好む割にはボンとはすんなり行動を共にするところも人間らしい、サボテンをめでるのも人間らしい、スコッチはただ冷たいわけではないというのが見えます。

更に言うと、スコッチに対する各メンバーの対応も面白いところです。
ゴリさんにしても初回はテキサスの件で思わずスコッチをぶん殴ってしまうわけですが、ただ対立とは言いつつも初回からスコッチにはただ気に食わないというよりは、いろんなことを説明している感じです。
一係のメンバーは直接的な説教というよりは、意外な所を突いてくるのでスコッチも逆に面を食らっているという部分もあったりします。

登場と今作でスコッチの基本的魅力が堪能できる名作です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BS侮れず

2017-03-13 07:04:59 | 当直室日記
数年前まで観る物が無かったBSですが、すっかり様相が変わってきました(^_^;)

BS11では大都会、BS12では傷天、そしてとうとうキー局系のBS朝日では『特捜最前線』が始まるとか。(3月21日スタート)
ただ、何をどこまで放送するかはまだ情報が入っていませんが<(_ _)>

太陽ももうそろそろ・・・日テレはあまり期待できないか・・・・(^_^;)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トミカリミテッドヴィンテージ NEO 太陽にほえろ!06 マークII GTツインターボ

2017-03-13 00:56:34 | クルマネタ
本業の方が忙しく、眼精疲労と全身筋肉痛に負けているけぶです。
昨年末から酷くなってきました。
そして最近・・・・
年度末の上、のっぴきならない事情で仕事のメンバーが長期休暇に入った為、地獄のような毎日です(^_^;)
というわけで、日曜日だけは休養日に強引に充てていますが、当日出勤の当日帰宅を繰り返しているので、だいたい爆睡状態です。
ということで、なかなかここの記事が書けない状態にあります<(_ _)>
暫くは続きそうですが・・・・。

ただ、久々に太陽商品が発売されましたので、とりあえず書いてみます。

さて、トミーテックのトミカリミテッドヴィンテージNEOの太陽新作です。



*********************************

トミカリミテッドヴィンテージ ネオ 1/64 LV-N 太陽にほえろ!06 マークII GTツインターボ パールホワイト ベージュ

1972年に放送開始、15年続いた刑事ドラマの金字塔が『太陽にほえろ!』です。
途中から警察車両は当時最新のトヨタ車が活躍し、画面を沸かせました。
番組末期に登場したマークII GTツインターボをモデル化しました。
純正オプションの前後スポイラーはユーザー取付パーツで再現。
パッケージは佐藤利明さんによる作品解説を掲載。

(Amazon.co.jpより)

*********************************




何かいつもと違うと思ったら、裕次郎さん=ボスがパッケージから消えました。
ボス休場(降板)直前なのですが。



さて、当該車について少々説明を。(以前の記事にちょっと手を加えました。)

「品川52 す23-74」は#693「わが子へ!」内でドック運転が初登場。
山さん殉職直後、それまではある意味「ビスタ・カムリ大国」だった太陽覆面車にちょっと風穴が空きました。印象的使用はワインレッドのスープラ3.0GTが登場する#695でのドック運転、#696ではマイコンがブルースに隠していた秘密の告白場所として(^_^;)、#698ではマミーがグラサン着用で運転、画面登場は#699までで、これと云ったアクションもなく消えていきました。
恐らく、流面形セリカ+スープラ3.0GTが最後の#701までは控え選手として残留して居たとは思います。

登場期間は短いですが、一係の車両としては当時のメンバーのおしゃれな衣装と相まって、似合っていたと思います。

さて、問題はスープラ。
初登場の#695が消えたので、多分、マミーがブルースに望の赤ちゃん誕生の速報をもたらした時に使用した車両として使用された#700ではないかと・・・(^_^;)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽放送予定 2015.03.09号

2017-03-09 00:24:53 | 放送予定
本当に、このままでいいのかと悩んでしまうけぶでございます(^_^;)
仕事漬けで何もできない。。。。

というグチは置いといて、向う一週間の太陽放送。

とちぎでは、とうとうスコッチが登場します。
(ということは、4年以上放送しているわけです。)


▼ファミリー劇場 ブルース活躍編


3/10(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#616 カエルの子
ファミリー劇場HD(CS)

3/10(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#617 ゴリさん、見ていてください
ファミリー劇場HD(CS)

3/10(金)
20:00~22:00
太陽にほえろ!スペシャル コンピューター計画 HDリマスター版#618
ファミリー劇場HD(CS)

=HDリマスタ 初放送=

第618話 59.10.05 太陽にほえろ!スペシャル コンピューター計画 (水木悠・チーム)西村利明 佐藤仁哉 三角八郎 吉永慶 里見和香 原田力


宝石強盗がバイクで逃走、ドックたちが追跡したが、バイクの進行方向の信号が奇妙なことにすべて青信号で踏切で逃してしまう。どうやら犯人たちはコンピューターシステムを犯罪に悪用したようだ。
さらに犯人は一係の刑事たちをとある廃ビルに呼び寄せる。
そこにはパソコンシステム一式が揃っており、国際撮影所に仕掛けられたダイナマイト6個を、パソコンを使って捜し出せと指示、爆弾捜しゲームが始まり、慣れない手つきのドックが挑戦、なんとかすべて捜し出した。
ダイナマイトは横浜の工事現場から盗まれたもだった。
犯人たちはコンピューターに精通し、さらに警察に対して挑戦的であるため、次々と犯行を重ねる恐れがあったが、一係ではその方面に明るい刑事が居ない。その為、本庁からコンピューターに強い水木刑事を呼んだ。
水木曰く、例の爆弾捜しゲームは時間切れになる前にすべての爆弾を捜し出せるようにプログラミングされていたと報告、必死にゲームに挑戦したドックたちを落胆させた。
案じていた次の犯行が起きた。
犯人たちは関東薬品のコンピューター管理された新薬データーをの盗み、他社流出を防ぎたければ5億円払えと要求。
その盗みの原理を全く理解できない一係の面々は水木の言う事や説明についていけない。
犯人逮捕のチャンスである金の受け渡しには、コンピューター操作の仕掛けを搭載したトラックが使われ、金を奪われてしまう。
あっけにとられる一係だったが、水木はそのコンピューターの数々の仕掛けに関心しきりだった。
ただし、バイクテクニックの線から一係は畑山という男を洗い出し、畑山は勤める自動車工場の新村社長がパソコンを所有していることを掴んだ。
水木は自らのパソコンテクニックで犯人グループを割り出した。
テレビゲーム会社のプログラマー大野をリーダーとし、新村と畑山を含めた5人の名前が浮かんだ。
水木は大野のパソコンへ侵入を図ったりしたが失敗、一係の中でも水木のやり方に疑問を呈する意見が出てきたが、それに構わず、自作のゲームを大野に挑戦させて金の隠し場所を掴もうとするが・・・・。

助っ人として登場する「水木悠」、マイコンとして登場するのは1カ月あとですが、実質的には登場編といって過言ではない内容になっています。テーマ曲の使用、コンピューターオタクの悠が足でかせぐ一係の刑事たちに影響を受け感化されながらも、自らのコンピューターのプロとしての意地を決して曲げようとはしない部分は、今までの太陽メンバーのセオリー通りですが、カッコイイ刑事たちを描いていたその頃の太陽としては非常に異例なキャラクターでした。
太陽初の2時間スペシャルという異例さもあり、内容もコンピューターを扱ったという斬新さもあり、今までの太陽の流れに新風を吹き込んでいます。




▼テレ玉・テキサス&ボン編

3/9(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「壁」

第181話 51.01.02 壁 (ゴリさん)伊藤めぐみ 稲葉義男 嵯峨善兵

年が明けて1976年最初の放送は1月2日。
新年1作目は毛色の違った作品が多いなかで、この作品については年の初めがこれ?という非常に不条理で辛口な作品になっています・・・が、逆境の中で事件を解決するカタルシス的な部分が狙い?
高校生の轢死体が発見され、その背景に議員とゼネコンの癒着が・・・。
純粋に善意で行動しただけの少年を無残に殺害したその大物たちに喰らい下がるゴリさんでしたが、翻る証言、外部圧力からの捜査中止命令、少年の姉までにも魔手が・・・。
事件が事件だけに重苦しい雰囲気が流れながら、ゴリさんの奮闘が見ているこっちも引き込む隠れた名編です。


▼チバテレ・ボン&ロッキー編

3/10(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第276話 悪意

第286話 53.01.20 悪意 (ボン・ロッキー)沢田情児 川端慎二 伍代参平

マンホールから死後2日経過した死体が発見される。
被害者はこのあたりを根城にしていた一匹狼のチンピラで、悪事を繰り返していたことから、多くの怨みを買っていると思われた。
ボンとロッキーは、聞き込みで被害者は今沢というバーテンが喧嘩していたことがわかる。
今沢に会う2人だったが、今沢の粗暴な感じを怪訝に思いながらアリバイを訊くと、今沢は怒り出し逃げ出してしまう。
2人は今沢を追うものの、今沢は逃げながらも怒りを増幅させてしまい、走ってきたオートバイを奪い取り、2人に向かって突っ込んできた。
何とか躱した2人だったものの、今沢には逃げられてしまう。
今沢を見つけることに執念を燃やすボンとロッキーに、様々な災難が降りかかる・・・。

これまで緩やかに経過していたボンとロッキーの同居生活(^_^;)
前回はすき焼きの奪い合い(^_^;)が冒頭に出てきますが、今回は久々にボンの寝巻姿が見られます(^_^;)

ということよりも、2人に向かって繰り返される「嫌がらせ」。ビルの上から足場板と落とされ、覆面車(バイオレットの2ドアのスタンダード・・・)に石を落とされ、黄色いコスモに襲われ・・・極め付けは朝5時の電話のベル・・・。
精神的にも追い詰められていく2人に意外が真実が次々と判明していきます。

というわけで、「太陽同居生活フェチ」「ボンフェチ」「ヒゲフェチ」にはどうあっても外せない作品だと思います。
(というよりも、杉村氏は本当にボンを書くと巧いです・・・)


▼とちぎテレビ・スコッチ登場編

3/12(日)
21:30~22:25
太陽にほえろ! スコッチ刑事編 第217話 スコッチ刑事登場!
とちぎテレビ1(地上波)

第217話 51.09.10 スコッチ刑事登場!(スコッチ・ゴリさん)北條清嗣 津田京子 村上幹夫

凄腕で人を寄せ付けない、滝隆一が一係に着任します。
テキサスの死を俄かには受け入れられない一係の面々、そんな時に女と突き飛ばした男が派出所に連行されたとの知らせが。
女は病院で、その男は突き飛ばしたかどうか定かではないことと、さらにその男を自分の恋人を追い回す刑事だと証言した。
その男は滝隆一、テキサスの後任としてボス自ら選び城北署から転勤してきた男だった。
ゴリさんは滝の面倒をみることになるが、滝に拳銃依存的な面を見て不安になる・・・・そして強盗事件が発生する。

VAPのキャラクター投票で1位に輝いた、太陽キャラとしては異色の「陰」の魅力を持つスコッチが初登場。
それまでの青春路線から太陽世界をひっくり返す的な発想で生まれたスコッチというキャラクターが番組自体にさらなる深みを与える切っ掛けになった話です。
本放送時も物議を醸したスコッチ登場でしたが、現代のファミ劇視聴の流れで同じように観るかたも少なからず居られるのではないかと思います。

テキサス殉職を以て太陽の大括り的な「第一期」が終了、スコッチ登場は「第二期」の突入というか、その繋ぎ的役割という感じでしょうか。その新しい風としてスコッチ(沖さん)が登場するわけですが、既に人気者になっていたオリジナルメンバーへのカンフル剤的な部分もあったと思います。物語的にも演者にも制作側にもある意味波風を立たせようとした意図はあったと思います。

そのスコッチの初登場#217は、確かにスコッチはヒール的に描かれているものの、全く心を閉ざしているわけではなく、熱い部分も持ち合わせ、かつボンはそのクールさを意に介していない感じで素直にコンビを組んだりしており、その辺りの見せ方の巧さがあります。
それにしても、クールな刑事は数多くいますが、スコッチのような様々な深みを持ったキャラクターは稀だと思います。
逆に言うと、スコッチが他の刑事番組に登場していると生かし切れなかったというか・・・。
太陽だからこそ生かされたキャラクターだったというのは登場編で判ると思います。

スコッチのキレのあるアクションも見ものですし、新OPもOPスタイルの確立、そしてサントラも「’76」の情緒的な曲群が加わって話を盛り上げます。

しかし沖さん、冒頭の新宿中央公園ロケのジャンプシーンで足を挫いておられたとか・・・・微塵も感じさせないアクションのキレです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロケ地検索&メモ#617

2017-03-05 15:55:56 | ロケ地検索&メモ
太陽リハビリというかブログ執筆リハビリの為、久々にやってみます。
ロケ地検索&メモ・・・

第617話 ゴリさん、見ていてください

*唐突に始まった「ブルース憮然」
活躍に比例して態度も大きくなってきたのは「賛否」ありましたが(^_^;)、ここにきて爆発か?と。
私は特に気になりませんでしたが。
ブルはちゃんと仕事で結果を出していたわけですし、当初のような「無口なスーパー・バイオレンス刑事で仕事をそつなくこなす」人物像では、長続きしませんからね。
 
*当時は、折角「ゴリ回顧」をやるのであれば、もっとゴリさんにゆかりの題材にしてほしいという部分がありましたが、いまにして思うと、これもまたゴリさんらしいところがあるなぁ・・・長野さんの脚本らしいなぁ・・・と。
要は太陽シリーズのいわば実質的なけん引者であったゴリさんだからこそ、具体的なものを用いなくても、十分回顧できる、四の五云わなくても、ゴリイズムは太陽そのものでしょ?という事なんだと思います。

ただ、細かいことを言うと、ゴリさんの墓が近くにあるような描写ですが、後に(#665)熊本にあるようにも描かれています。
もしかして首脳2人は熊本まで新幹線で?、それとも分骨?(殉職者の慰霊廟へ行った?)

*確かにあの当時は既にゴリさんと仕事をしたメンバーが4/7状態、というよりは新体制になったのもすっかり慣れたのを改めて思い知らされたというか・・・・ドックの藤堂一家の長男の件、ドック本人は謙遜していましたが、古参ファンは恐らく画面に向かって「そうだ!」とツッコミを入れたのではないかと(^_^;)
ただ、ドックだってなりたくてなったわけではないですから(^_^;)

*カワセミ兄弟の生き残りであるドックとラガーと、やっぱり一線を引いている立場であるブルース。
マミー姉御の救済は中々の潤滑油だったと思います。
実際、役者さんの雰囲気も似た感じだったようですし、オリジナルメンバーがほぼ揃っていた頃とは雰囲気も多少は違っていたと思います。

*ゲストは太陽アイドルという立ち位置の白石まるみさんに、内藤剛志さん。
まるみさんは既にベテランゲストの域。内藤さんはまだまだ新進気鋭な部分がありましたが、熱演が注目できる俳優さんでした。現在の出世はこの頃の内藤さんを知っている小生としては嬉しいですね。
ところで、冒頭のドヤメンバーは仕出しの常連さんが多かったですが、その中に寺島進さんの姿が。

*覆面車ソアラは、撮影中の事故で代車2台登場だったのではないかと推測します。
(というか、代車が2台出ること自体も異例)
後期型代車の「いたずら書き」は許してあげましょう(^_^;)
#615で仕入れた120系コロナ2台のうち1台も本作で処分。
6~7年落ちにしては程度が良かったので、法人所有車両だったかもしれません。

*こういう立て籠もり現場の作品を観ると、山さんがオリジナルメンバーすべての役割を担っている恰好になっており、休む暇がありません(^_^;)、神々しいしかっこいいし、もみあげのカールも冴えています。
なので、後期メンバーは山さんとの共同主演作が無くても、結構関係性の濃度は高いんですよね。

ところで、山さんのブルースへのビンタ。
当たってるんですよね(^_^;)(「刑事 山さん」の時も)
ちらっと、又野さんも仰っていましたが(^_^;)
ただ、これは露口さんの計算と、又野さんへのけん制(叱咤)だったのかもしれません。

*ある意味、マミーにしても今回で決算的な物を行っている感じがします。
1983年メンバー入り組の総決算的意味合いを本作に持たせて、次回あの男を迎えるわけですが(^_^;)

*トシさんのライフルM4カービンが、ゴリさんの古典的なM1カービンと違ってゴツくて当時は新しい感じだったので、銃器類でも太陽は進化したんだなぁ・・・と。
汎用銃からハイパトへ、そしてローマン&トルーパーが大勢を占めていた時代を考えると、ドック以下の若手刑事はみんな各々の拳銃を持つようになりましたから。

*クライマックス、確かに「クサい」流れではありますが、太陽ファンにとってはある意味カタルシスをもたらす一連のシーンでもあります。
山さんの「ブル~ス!」という叫びは、恐らく皆さんも同じタイミングで叫びたいのではないかと・・・・(^_^;)

*ラストのボスのゴリさんへの想いも泣かせます。

*変則的ではありますが、通常で行けば新メンバー加入前の「危機編」的位置にあるのがこの作品。
本来であれば、張本人のブルース本人が危機に陥るのがセオリーではありますが、メンタル的なところを攻めてきたのは、ブルースが完璧に近いキャラクターとして登場した部分への折り合いをはかる目的と、ゴリさんがかつて担っていた太陽の下支え的な部分をブルースに担ってもらっているということの表明、何より又野さんへのそれらのけん制だった面があったように思います。
当時の又野さんは結構暴れん坊だったそうなので(^_^;)

=ロケ地=

冒頭のガード下、等は渋谷3丁目

新宿副都心太陽通り
サラ金は西新宿7丁目

カーアクションは、神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目界隈(新横浜駅付近)
(え?っと思たのですが、東京ガスなど合致するもの多し。)

お馴染みいつもの都道118号線

矢追警察病院はおなじみ三菱関連と思われる寮

ブティック・イケダ、立て籠もり現場付近/東京都狛江市岩戸南
団地/東京都世田谷区喜多見2丁目
 
 イケダの建物は2016年現在現存(業態が違いますが、ブティックは劇用設定でしょう。)、団地も現存(市・区の境界なので隣接しています。)
 ただし、現在は当時とは違い住宅街化しているので、商店がほぼなくなっている状態。

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする