「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

「ショーケン」高騰?

2019-03-31 17:44:03 | 当直室日記
作品を視聴するほかに、ショーケンさんを知ることは結構容易ではないところですが、
我々も出版時には「ショーケンさんが自伝書を出した!」と驚いた、
2008年出版の『ショーケン』。
太陽の裏話と、降板理由など、それまでの人生を赤裸々に語られています。




既に絶版で、中古品は最近お値ごろとなったと思っていたら、
初版時の数倍の値を付けているところが殆どとなっています・・・・。

確かにプレミアは付くのでしょうが、何とも切ないなぁ・・・。

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「型破り」ショーケンさんへ哀悼の意を・・・・・

2019-03-31 16:36:56 | 追悼
ショーケンさんの訃報で、泣けない。
なんでだろうと考えてみると、あまりにもあの方が「型破り」だったので、寂しさよりも「存在」が勝っているような気がして。
それでも、やっぱり寂しいのは寂しい。

ショーケンさんは、どうしておられるのかなぁ・・・・と思うと、何かしらのアクションを魅せてくれた方でした。
それが、ドラマにせよバラエティにせよ、大河ドラマにせよ。
『いだてん』、楽しみにしています。

なんか、急に寂しくなってきた・・・

安らかに、ゆっくりとお休みください・・・・・



ニュースなどでは破天荒な人生の方に焦点が当たっており、若い人にはその人生を聞いて何度もやり直しが出来ていたことを不思議がる人が多いこと・・・それこそがショーケンさんご自身のヒトとして発せられるエネルギー所以なのと、それだけショーケンさんに魅力があるというのが、やはり各々の作品を観ていないから理解できないところだと思います。
今なら誰なんですかって、あんな人、今いないぞ・・・・
記者との攻防戦を振り返ると、#43でマカロニがそれとなく叫んだ「嫌なものは嫌なんだ!」というのがアタマを駆け巡ります。

報道を見ていると、
太陽OBから、竜さんや高橋惠子さんからの追悼が公開されていますが、考えるともう当時を知る人が少なくなってきたのは観ていて辛いですね。
逆に、新聞社所蔵の番宣フォトセッション時の写真が発掘されており、一番驚いたのが、三谷文乃さんが殿下の妹としてオーディションで決定した時の写真(#33、当時は結構記事に使用されたようです)の露出が多いこと。というか、一番驚いておられるのは三谷さんだと思いますが。

各テレビの追悼については、ショーケンさんを語ることが出来る人が少ないなぁ・・・・確かにゲストでも気軽に呼べる関係者が少ないのは事実なんですけど、逆にそれを敢てやってほしいというのがあったりしながら、サンジャポで太田氏が語るのかと思ったら頭を打って欠席。
なかなか上手くいかないものです。

追悼番組も寂しいですね。
日本映画専門チャンネルは今日までいち早く特別編成を行っていますが、ファミ劇は現行のマカロニ編放送を追悼放送とし、既に放送予定だった#52の放送日に#1を放送予定、他作品については5月に放送するという編成のようです。
しかし、ファミ劇太陽放送はどうやら一旦終わりのようです。

ベテラン太陽ファン諸氏から怒られそうなのですが、
今だからこそ#27「殺し屋の詩」を各方面説得して放送してほしい・・・・。
問題のシーンはカットして(それでも結構重要ではあるとは思いますが)でも。
やっぱり、この作品をお蔵入りさせておくのは勿体ないです。




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当直室日誌 2019.3.31

2019-03-31 16:15:49 | 当直室日記
年末年始特別機動中のけぶでございます<(_ _)>
足が痛い。。。。


ショーケンさんの件は別記するとして、

▼小野寺さんのインタビュー記事・最新版です。
なかなか正直なことも語られているなど、学科長となられたからこそな本音が垣間見られます。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190328-00000024-sasahi-ent&p=5


▼日テレプラスの『あぶない刑事』も『もっとあぶない刑事』へ。
確かステレオ放送が始まって音も良くなって、結構楽しみにしているですよね。
確かにもっとゆるくなるのですが(^_^;)
それはそれで楽しんでいました。
それを楽しめたのも、恐らく演者がノリノリだったからという部分はあったと思います。
これが演出だったら、多分観なかったと思います(^_^;)




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ショーケンこと萩原健一さん、68歳で鬼籍に・・・・・・・・・・・・・・・・・

2019-03-29 01:58:23 | おくやみ
ショーケンさんが鬼籍に・・・

3月26日午前10時30分、GIST(消化管間質腫瘍)のため都内の病院で死去。68歳。
27日に既にだびに付されており、その後の発表となったとのこと。

2011年から闘病されていたとのこと、現夫人とご結婚された年。
その辺りから、ショーケンさんの芸能活動がちょっと方向性を変えたというか、TBSの同窓会SP、自伝書や、音楽活動やドラマ出演の積極性が伺えて、正直嬉しかった反面、どうなさったんだろう・・・という気持ちもありました。
闘病という「ステージ」で仕事をするということで奮起なさっていたのかなぁ・・・・。
『不惑のスクラム』でのご活躍も先日のようですし、本当に信じられない気持ちです。

私は、映画などでストイックに芝居をこなすショーケンさんも好きでしたが、ゆるいショーケンさんも好きでした。
『あいつがトラブル』の代表には、ゲラゲラ笑わせていただきました。
「おいちゃゃ~ン!」

でも、やっぱりマカロニなんですよね。

今やマカロニは「新人刑事」として括られてしまっていますが、そもそもマカロニは太陽の主役であり、裕次郎さんと肩を並べるほどの存在ということが、忘れられているような気がします。

ショーケンさんについては、太陽の太陽たる太陽ならではの「味付け」を残された、『太陽にほえろ!』という番組には欠かせない存在であったのは、太陽ファンなら重々承知のことですが、それを敢て踏まえながら云わせていただくと、音楽・「殉職(主役交代)」は無論のこと、太陽独特な緩急を構築された立役者であることは、やはり声をあげたいところです。
ただの出演者ではなく、太陽があるいみ「お化け番組」と評され、14年半も続くこととなったのは、ショーケンさんのニュートラルな演技と考え方とメディア的貢献があってこそということです。
それがショーケンさん=マカロニの一世代で終わらなかったのは、番組全体がショーケンさんに触発されて、それを継承した部分があります。
それだけ、ある意味ショーケンさん=マカロニが画期的存在だったということも云えると思います。

確かに、『傷だらけの天使』以後のショーケンさんの演技と比べると、ご本人も表明されていましたが、マカロニ役には制限があって抑えらていた部分があったかと思いますが、その「抑え」が逆にマカロニの魅力となって、それ自体が番組全体に反映されていたのではないかと思います。

奇しくもCSファミリー劇場ではマカロニ編が最後のワンクールに突入しており、4/19には#52「13日金曜日 マカロニ死す」が放送予定。
あの神がかった作品が放送される直前にショーケンさんが亡くなられるとは・・・・。

まだ、「ご冥福をお祈りします」と云えるほど、冷静にはなれません・・・・・・。

ショーケンさんファン、そして幻ダンさんの事をおもうと、さらに居たたまれなくなります・・・。



3月、23日は又野誠治さん、25日は下川辰平さん、そして26日はショーケンさん・・・・。
この連鎖というか・・・・。


Ps
あるニュース番組のコメンテーターが、にこやかにショーケンさんを懐かしんでいましたが・・・・。
ファンの心理考えてるのか・・・と、ちょっとナーバスになってしまいました。

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ショーケンさん・・・・

2019-03-28 23:15:37 | おくやみ
ただ今出先ですが、ついさっきショーケンさんの訃報に触れました・・・

絶句です・・・・・・・・・・・・・

3月下旬は太陽OBにとって、鬼門だ・・・・

改めて帰宅してから書きます。

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ファミ劇太陽放送3/29=ボスが背任?麻薬ディーラーと手を組む/マカロニの拳銃を奪った男の涙・・・

2019-03-28 06:17:40 | ファミ劇日誌
さて、3/29のファミ劇太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

3/29(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#44
ファミリー劇場HD(CS)
第44話 48.05.18 闇に向って撃て(鮫やん・殿下・ボス)


3/29(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#45
ファミリー劇場HD(CS)
第45話 48.05.25 怒れ!マカロニ(マカロニ)


3/29(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#46
ファミリー劇場HD(CS)


3/29(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#47
ファミリー劇場HD(CS)



第46話 48.06.01 黒幕は誰だ (ボス)

ゲスト:藤竜也
 伊沢一郎
 荒木保夫
 朝倉宏二 幸田宗丸 菊池英一 入江正徳 林寛一
 奈美悦子 

脚本:鎌田敏夫
監督:山本迪夫

麻薬の禁断症状を起こした中毒患者がアパートに入り込み、何の恨みも無い住人をめった刺しにするという、悲惨な事件が発生した。
確かに最近、殺人までは至らないものの、麻薬の禁断症状が発端と思われる事件が多発していた。
ベテラン刑事たちは一昔前に同じような状況を想い出していたが、その時は大規模な摘発があった為だったが、今はそれも無い。ボスたちは困惑していた。
その直後、七曲署では麻薬対策の会議が行われボスも出席、民間から協力している坂口は、今の状況が逆に麻薬撲滅のチャンスであると考えているようだった。
その一環で・・・
麻薬取引を押さえようと張り込みをしていたゴリさんたちは、網に引っ掛かった密売人と銃撃戦となり、ゴリさんは密売人の足を撃ち抜いたが、車で逃げられてしまう。
密売人の正体をもぐりの医者から聞き出したボスはマカロニとあるマンションに向かい、三浦という男と面談、弟の雅夫を出せと切出した。
雅夫は案の定いたが、足の怪我は交通事故のものだと言っても後の祭りだった。そこには三浦の恋人である風間洋子も一緒にいた。
そんなやり取りの末、三浦はボスと二人っきりで話した。三浦の麻薬組織は大きいものではない。ただ、街の出回るはずの麻薬を買い占めいている組織か黒幕が居ると三浦は見ていた。
三浦はボスと「組みたい」というが、ボスは三浦に組むのであれば自分にだけという条件を出し承諾、雅夫を置いて不信がるマカロニを引っ張って署に戻った。
やはり不信感を抱いたのは、雅夫を取り逃がしたゴリさんと殿下だ。ベテランは様子見というところだが、呆気にはとられているようだ。
それとなく結託した若手は、ボスが殿下を連れて三浦のクラブで酒を飲んだ帰りもボスの後をつけたが、なんとボスは洋子を自室に入れていた。
またあるときは、三浦のスクラップ工場に麻薬の精製所があるとのタレこみに駆けつけるが、もぬけの殻だったが、様子から密告者が居るのは明らかだ。
そのうち、ボスの自宅に謎の男から電話が入り、自分と組めと持ちかけてきたが、正体不明の男とは組めないと断ると、男は三浦の死を予告してきた。
その直後、三浦の自宅が狙撃され、三浦が負傷、時を同じくして戸川組が麻薬を通常の3倍の値で売りさばきはじめた。
戸川組を摘発したボスだが、逆に組長から三浦との関係を詰られる。すでに、裏の業界にもボスと三浦の関係についての噂は広まっていた。
これについては、署内でも坂口にも知れることとなったが、ボスはやんわりと否定した。
痺れをきたした殿下とマカロニは直接ボスに真実を答えてもらう為、ボスの自宅に押し掛けた。
三浦とは昔から何度か逮捕した相手であるが、麻薬密売については確証が無い為逮捕をしていないという。情報の横流しは否定したが、洋子との関係は否定しなかった。
ただ、若手にはもう一つ目的があった。署長の勅命でボスの部屋に盗聴器を仕掛けることだった。
洋子が訪ねてきたが、ボスに三浦の行動を止めてほしいと頼んだものの、ボスが三浦の死後には跡を継ぐと言ったときは、洋子も外で盗聴していた若手一同も驚いたが、その時、洋子のバックが突然爆発、間一髪で逃れた部屋の二人と駆けつけた若手一同、妙な顔で見合いながら、ボスは殿下に洋子のボディガードを要請する。
三浦はどうしても自分の精製工場をボスに教えなかったが、その工場が急襲され、雅夫が殺されてしまう。さらには洋子も殿下の目の前でさらわれてしまう・・・・。


ボス主演、藤竜也さんと奈美悦子さんがゲストの豪華作ですが、
脚本の鎌田さんが敢えて狙ったと思われる「日活・裕次郎」味がムンムンです。
一係のボスではなく、刑事・藤堂としての元々の素がこういうハードボイルドタッチだったのかもしれません。
というよりは、やっぱりこの当時の裕次郎さんのイメージの大部分が今作に生かされていると云った方がいいかもしれません。
若きボスを妄想しながら、バンバン撃ちまくる(^_^;)ボスを観るのもいいかもしれません。
一係のメンバー、みんな面喰ってますが・・・。

また、特捜隊でおなじみの伊沢さんが善表の顔と裏の顔を持った麻薬の黒幕を不気味に演じられるところと、きくち英一さんが『帰ってきたウルトラマン』終了直後のご出演、きくちさんは新マンを演じている期間も様々な作品にご出演だったようなのでタフですよね。



第47話 48.06.08 俺の拳銃を返せ! (マカロニ)

ゲスト:森本レオ
 柳生博
 中村孝雄 福岡正剛 
 山田はるみ 木島新一 若尾義昭 邦創典 柳沢優一 豊村真理子 関根信昭 小海とよ子 西川幾雄 尾崎八重
 三津田健

脚本:小川英 武末勝
監督:土屋統吾郎

住宅街で聞き込み中、「用を足したく」なったマカロニは、相棒の「腹が減った」ゴリさんに促されてひとりで近くの交番へ駆け込んだ。
マカロニは交番から一係へ定時連絡をするとシンコにからかわれたりで少々くさってしまった。
その最中、サラリーマン風のおとなしそうな男が交番の巡査に道を聞いたが、マカロニの腰元から光る拳銃を見て、眼光が急に鋭くなったが、そのまま立ち去った。
その後、ゴリさんとの待ち合わせの蕎麦屋に向かう途中のマカロニは、道の真ん中で一万円札を拾ってニンマリしていると、急に後ろから鉄パイプで殴られ昏倒してしまった。
通行人に発見され意識を取り戻したマカロニだったが、拳銃が無くなっていることに気付き、すぐさまボスへ連絡。騒ぎを聞きつけたゴリさんや署から急行した長さんらが現場へ駆けつけたが、救急車が到着してもマカロニは何かを捜している。マカロニが見つけたのはタイピンだったが、これは犯人のものだという。捜査を続行しようとするマカロニはゴリさんらに強引に救急車に押し込められ病院へ直行した。
どうしても操作を続行したいと病院を抜け出そうとするマカロニからズボンを没収したボスは、精密検査が終わるまで病院で大人しくしていることを命じる。
ただ、疑問だったのは、なぜマカロニのような刑事然とはしていない人間から、用意周到に拳銃を奪えたかということだったが、マカロニは交番で道を聞いたサラリーマンがまず思い浮かんだ。
交番の巡査からも人相と特徴を詳しく聞けたが、タイピンの出所である「クラブ・スター」を当ると該当者はいなかった。ただ、別な人間に渡ったとも考えられるので、その線は継続捜査された。
そんな時、居てもたっても居られなかったマカロニが自転車を拝借して脱走、身支度を洋服屋で整え、拳銃のネタが無いか街の情報通を当たった。
その頃、オーロラ商事の遠藤係長が拳銃で撃たれ意識不明の重体に陥った。
現場に居合わせてショック状態の女性社員によると、犯人と遠藤はどこかの「山」の話していたことだけしか覚えていなかった。
山さんたちがタイピンの線から元・中光事務器の佐原という男を割り出した頃、遠藤が撃たれた銃はマカロニのものと確認され、一係一同を落胆させた。
佐原のことを収穫が無く仕方無く一係に戻ったとき偶然聞いたマカロニは、佐原の部屋を捜索する一係の動きとは別に聞き込みを開始し、アパートの住民から彼の行きつけの喫茶店を聞いたころ、今度はレストランを経営している大木が、また山のことを口にした佐原に左腕を拳銃で撃たれた。
マカロニは喫茶店ポエムのマスターから佐原の人となりを聞いた。彼は良い青年でこの店で知り合った恵子という女性と付き合うようになったが、1年前から佐原のみ店に来るようになり、恵子の事は一切口にしなくなったのだという。また、半月前に金を貸すところを紹介してくれと頼まれたことを付け加えた。その紹介された質屋で佐原は10万円借りており、退職金できれいに精算した後、質屋の主人に大吉証券のことを尋ねていたことが判った。
長さんたちは撃たれた大木に佐原が言っていた御影山について思い出すよう食い下がったところ、やっと同窓会の慰安旅行で行った先であったことを思い出した。さらに当時の4人が写っている記念写真で偶然一緒になって遠藤も思い出した。そして残る二人は、大木の同窓生で大吉証券の井口と、第八観光の戸倉だと判明、グアム島へ転勤した戸倉を現地に照会する一方、井口のもとへ向かった。
長さんたちは井口に佐原のことを聞いても知らないという。その頃、マカロニも大吉証券を見張っていて、長さんたちに気付いた。
井口と話していた長さんのもとに、戸倉がグアムで変死していたことが伝えられ、さらに井口に食い下がる長さんたち。
そんな最中に、佐原がフラッと大吉証券に入ってきた・・・・・!


この作品の魅力は、ゆるゆると緊張感を同居させたマカロニの絶妙な奔走と、ほんの小さな出来事で一人の女性が死んだことを発端とした悲劇との対比なんだと思います。変に凝っていないから、ストレートにストーリーが入ってくると言うか、ただ単純に訳の解らないことがどんどん解けていく中で、マカロニがいかに振舞うか・・・。
でも、ファーストシーンからゆるゆるなんですよね・・・あの緩さは単純に演技の範囲じゃ出来ない事・・・というかショーケンさんの卒業へ向けての喜びというか(^_^;)それが逆にマカロニらしくて、本当であればこんな重いストーリーは無いんですけどね・・・。
そういう要素がぶつかっているからこそ不条理感満開ですし、それこそ何かお祭り騒ぎ的なざわつきもあったりして、はたまた切なさ満開になったりして。
不思議な作品です・・・泣けるし。

ちなみに、レギュラー・トヨタ覆面車初登場です(^_^;)

ゲストもユル系の森本レオ氏が迫真に演技を魅せるのが素晴らしいですし、野鳥の会・会長もなかなかハイテンションです。
そこに文学座の重鎮である三津田健氏もご出演なんで、いろんな意味で多種多様です。

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織本順吉さん、ご逝去・・・・

2019-03-25 21:55:17 | おくやみ
NHK BS『老ぃてなぉ花となる 織本順吉 92歳の現役俳優』が今月放送されたばかりの、織本順吉さんが18日老衰のためご逝去。
延命治療を潔しとせず・・・の最期だったそうです。

渋いという言葉で片づけてしまうのは惜しい、多彩な顔を持った俳優さんでした。
ボーっとした冴えない風貌のサラリーマンから目に狂気が走るヤクザまで、一見、普通の男という外見だからこそ様々な役どころを熟すことが出来た、名脇役だったと思います。
織本さんの醸し出す雰囲気と役がマッチした時のせつなさの度合いがちょっと違うんですよね。『特捜最前線』のゲストでも秀作を残されており、何かしらの「爪痕」を残されている印象です。
こういう「旨い」役者さんが鬼籍に入る昨今、ドラマ界も寂しくなって・・・・。

太陽では、気付くと意外と少ないですが、5話ゲスト出演を果たしています。

第222話「蝶」・・・ 小森秀夫
第262話「誇り高き刑事」・・・スーパーREX警備員(真犯人)
第492話「傷だらけの勲章」・・・仲本公三
第605話「離婚」・・・西矢追ビル守衛
第650話「山村刑事左遷命令」・・・牛島弁護士

子供を事故で亡くして底抜けな哀愁を漂わせる小森、殺人事件に巻き込まれ息子がグレた元名刑事で警備員の仲本は織本さんの十八番である印象の哀愁を漂わせる初老の男をゲスト主役として演じられています。
5作中3作は警備員役、ただ牛島については、それまでの太陽ゲストパターンを破った、山さんとも渡り合う凄腕弁護士を冷静に演じられたりと、太陽ベースで考えると意外な役を演じられたり。

ご冥福をお祈りいたします。

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【3/25】6:00-12:00まで、弊ブログ閲覧不可<(_ _)>

2019-03-24 20:58:31 | 当直室業務連絡
予ねてよりお知らせしておりましたが、明日3月25日6:00-12:00まで、弊ブログが大家さんの工事により閲覧不可となります。
とりえあず、しぶとく生き続けますので(^_^;)

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音と再放送

2019-03-24 16:53:09 | 当直室日記
茶屋町さんのツイッターを拝見、読売テレビと関東ローカルで「テキサス刑事登場」が同日に放送されていたと。
昔の再放送は、基本、本放送で使用したフィルムがローカル各局へ「旅」をして放送というパターンで、茶屋町さんは中継で使用されていた「マイクロ回線」を使った放送ではないかと推測されていました。(#355でも当時のドラマ再放送事情が採り上げられていました)

で、ぼ~っと考えていたら、そういえば再放送って音だけなんか違っていたなぁ・・・という記憶がよみがえってきました。

本放送時の再放送は総じて「音が小さくて悪い」という印象でした。テレビは金欠だったので就職するまで買い替えず、1980年に買った14インチのパナカラーテレビ。なので、本放送時代の再放送も放送終了後の再放送もこのテレビで観ていたわけです。
その、本放送終了直前のマカロニ編再放送を観てビックリしたのが、音がクリアな事。
なんでこんなに音が良いのか・・・と困惑したものです(^_^;)
テキサス登場編もしかり。ただ、既にテレビは買い替えた後でしたが。

これはあくまでも妄想の域を超えませんが、
少なくとも本放送時には再放送用のフィルムセットが少なくとも2つあった「シーズン」(マカロニ~テキサス殉職ぐらいまで?)も存在したのではないかと。
1976年のテキサス殉職を期に解禁された太陽再放送は、ヘビーローテーションなうえ人気も高く、東京ローカルでは視聴率が20%を超えることもあったりして、太陽本放送の視聴をも補助する役割を得ていた時期があり、ひょっとすると本放送プリントについてはある程度温存し、新たに作成された再放送用プリントがNNN各局を旅していたのではないかと。

しかし、あまりにもヘビロテ(^_^;)なので、再放送用プリントは本放送時に消耗してしまい、本放送終了直前頃から再放送が始まったものについては、本放送用の温存されたプリントが使用され始めて、それがファミ劇の一巡目の放送にも使用されたのではないかと思っています。

ただ、ファミ劇で放送されたプリントについても、マザーテープから再プリントしたと思しきものが(#520や#522のOPなど)存在するので、一部差し替えということも考えられますが・・・(^_^;)

さて、真相は如何に?

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ここ1週間ぐらいの記録 2019-3-24 追記

2019-03-24 16:36:18 | 当直室日記
▼ロケ地
ツイッターでコロンボ総統氏が怒涛の捜査。
すばらしい!

ところで、めし処の「宗吉」。
向いに「しるこ秋月」があり、裏路地みたいな狭い通りに面していますが、外観も俯瞰で撮られたことが無く、入口から中まで連続して撮影されていることから、スタジオセットで良いと思います。(外と中の「空気感」も同じですからね。)

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