「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

しるこ屋

2018-10-29 22:29:07 | 当直室日記
今週の太陽放送はファミ劇・チバテレ含め休みなし。

チバテレの方は不穏なサブタイトルですが・・・・(^_^;)
確かに絶体絶命ではあるのですが、ボンの場合はもう一つありますから。


『非情のライセンス(2)』#21、タイトルバックで女性に別れ話っぽい会話をするシリアス坂井を傍目に、大好物の血の滴るビフテキ(もちろんサーロインのレア)とワインを嗜む上司・会田そしてバックは非ライテーマ・・・・なんちゅう兇悪だ(^_^;)

と非ライの話は置いといて・・・


ところで、いつも違った目線で太陽を観るのが最近癖らしく、ちょっとしたメモを。

宗さん営む「宗吉(ノベライズでは むねよし と読む)」。
小料理屋と云いながらも、しっかりとした食事を提供、へそ曲がり連の財布に優しい店ながら、おにぎり売るんだもんなぁ。。。
ただ、ゴリさんにしてみれば、夜中の出前は無いから、ありがたいといえばそう。

ところで「宗吉」#111まで一貫してセット撮影、外観描写も入口しか無く、想定的には飲食店が並ぶ小路の中の一件という趣。
そのうち、自分であの暖簾を作ってしまいそうでコワイ。。。。

で、あまり情報の無い「宗吉」ですが、#3から向かいの店の看板が確認できます。

「しるこ秋月」

居酒屋の向いがしるこ屋。

なかなか胃がもたれそうだ。。。。

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良純さん

2018-10-27 06:43:48 | 当直室日記
帰宅し、たまたま『金スマ』。

石原良純さんの現在の好調を含めた回顧(映像使用は#618)でしたが、纏まるとなかなかな波瀾万丈でもあるのか・・・。
良純さんが愛されるのは、正直さに計算が無い所なんだと思いますが、

良純さんには申し訳ないですが、イケメン的扱いについては・・・キョトンとしてしまいました(^_^;)
ただ、確かに言われてみればイケメンなのです。

少なくとも、マイコンを知っている我々からすれば、現在の良純さんもマイコン時代の良純さんも、基本テイストは変わっていないので、
特に違和感はございませんが(^_^;)
いじられキャラについても、ドックやブルに散々いじられているところを目撃していますし。

西部署ベースで見ると、現在のいじられキャラは違和感ありありですが、
ある意味「水を得た魚」状態だったマイコンを目撃している太陽中毒には通用しません(^_^;)

なので、今現在は良純さんを拝見すると、安心するんですよね。
「太陽」がまだ生きているというか、上手く言葉に表すことが出来ないのですが。

今年になって、良純さん特集が増えている地上波ですが、
2時間SPで、トークを1時間、残りを太陽の#628か#664を放送という企画が脳裏を・・・
キャップ有り過ぎ状態に、視聴者の反応が面白そう(^_^;)

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チバテレ太陽放送=密室殺人のウラに「贋作」疑惑?殿下、トリックに挑む

2018-10-25 07:00:08 | ビバ!チバテレビ
明日の太陽放送、チバテレ分です。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

10/26(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第341話 密室殺人

第351話 54.04.20 密室殺人 (殿下・ロッキー)

ゲスト:永井智雄
 川辺久造 梅津栄
 檜よしえ 里木佐甫良
 西川敬三郎 小沢忠臣 相原巨典 新城美奈子 加藤茂雄 喜多晋平

脚本:小川英 柏倉敏之
監督:高瀬昌弘

陶芸関係で著名な美術評論家・真木が自宅マンションで死体で発見された。
死因は、陶芸のうわぐすりの一種・亜ヒ酸による毒物死と判明、部屋は完全な密室で、しかも常識的には自殺と考えられるが、これといった自殺の動機もなく、殿下は他殺の線で捜査をする。
他の刑事たちは自殺、他殺の両面から捜査することにした。
亜ヒ酸は真木が購入したことが判った。自殺の線が濃厚になったかに見えたが、真木の周辺の人物を洗っていく中に幾人かの人物が捜査線上に上ってきた。
まず、真木から離婚を迫られていた妻・政子。別居して3年、しかも愛人がおり、離婚となれば慰謝料はほとんど請求できない。真木が死ねば資産一億八千万は彼女のものになる。また、真木は最近「唐三彩」の偽物について研究、雑誌に発表しようとしていたのが判った。資産家平賀が千五百万円で買った「唐三彩」を真木に偽物と判定されていた。
その「唐三彩」を売りつけた骨董屋の三宅は10年前「伊万里」の偽物を売って歩いたことが判明、その時共謀して「伊万里」の偽物を作ったのが、現在売り出し中の陶芸家・河辺で、今回の「唐三彩」の偽物も河辺の作の可能性が強い。
そして河辺の個展を開いているギャラリーの主人・高梨は一時数千万円の借金をしていたが「唐三彩」の偽物が出回り始めて急に借金が返済している。
これらの4人は、真木の「唐三彩」偽物暴露によって、いずれも甚大な被害をこうむる。さらに政子を加えた5人は真木を殺す動機をもっているが、密室殺人のトリックが解明されない限り証拠がつかめない。
そんな時、今度は三宅が死体で発見された、またもや密室で・・・。

恵子との恋愛劇がまずひと段落した殿下ストーリーはどちらかというと推理劇に傾向していく形になっていきます。山さんはシャーロック・ホームズならば、殿下は明智小五郎という雰囲気で、本作のようなどっぷりトリック解明ではないものの、傾向的にはその方向に向いている主演作が多くなっていきます。
名探偵にはよき相棒ですが、今回は「相棒のプロ」のロッキーが担当、しっかり殿下をサポートしています。

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ファミ劇マカロニ編  要人を狙撃する若者と若者マカロニの対決/正体不明の美女に翻弄されるマカロニ

2018-10-25 06:56:34 | ファミ劇日誌
さて、あすの太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

10/26(金)
6:30~7:30
=再放送=新番組[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#1
ファミリー劇場HD(CS)
第1話 47.07.21 マカロニ刑事登場! (マカロニ・ボス)

10/26(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#2
ファミリー劇場HD(CS)
第2話 47.07.28 時限爆弾街に消える (マカロニ・山さん)松山省二 吉田柳児 御影伸介


10/19(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#3
ファミリー劇場HD(CS)

10/26(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#4
ファミリー劇場HD(CS)


第3話 47.08.04 あの命を守れ! (マカロニ・ゴリさん)

セミレギュラー:ハナ肇

ゲスト:河原崎建三 
黒沢のりこ 棟木二郎 
岡本隆 オスマン・ユセフ
林寛一 森下明 大島光幸
大辻しろ(大辻伺郎)

脚本:永原秀一
監督:澤田幸弘

 来日した外国要人をライフルでねらう若い男・早川が逮捕された。
意外にも早川はマカロニが非番の日に偶然出会って、普通にいる「新宿の若者」として話した相手だった。
ライフル以外に自分を託すことができなかった早川の暗い青春は、現代の青年に共通のものなのか。
刑事と犯人との大きな立場の差があれど、同じ若者としてその在り方に怒りをおぼえるマカロニ。
さらに要人は別な誰かに狙われると察知したボスたちは、早川の交友関係を洗う一方、ゴリさんを要人警護に派遣するが・・・。

同じ若者という立場なのに刑事という職で嫌われることや、若者が破滅へ突っ走ってしまう不条理さへのモヤモヤを抱えながら、狙撃手を刑事として逮捕するという複雑な心境のマカロニを描きます。
明らかに可愛くない人形(^_^;)、ゴリさんの露出(^_^;)、山さんの猫騙し的落としのテクニックなども堪能できます。



第4話 47.08.11 プールサイドに黒いバラ (村岡・マカロニ・ゴリさん)

特別出演(セミレギュラー):浜美枝
セミレギュラー:ハナ肇/野口元夫 片岡五郎・山東昭子
ゲスト:深江章喜 浜田晃  宇南山宏
永谷悟一 峰恵研 池永通洋 山田貴光
浅井みゆき 都家歌六 田川恒夫

脚本:田波靖男
監督:澤田幸弘

 歩道橋から香港帰りの商事会社員が落ちて死んだ。
事故死で片づけられようとしたがゴリさんは殺人であることを見抜き、捜査一係が他殺の線で追うことになった。
ゴリさんと組んだマカロニは聞込みから当日、被害者がオリエントプールで泳いでいたことをつきとめる。
そして被害者に泳ぎをコーチしたという房江が淳の目にとまった・・・。

ボンドガール・浜美枝さんが麻薬事件にからむナゾの女・村岡房江役で初登場、ゴルフ帽からヒントを得て創作した新式日よけ帽を披露する一方、マカロニが華麗なオートバイ操縦をみせます。

村岡女史初登場ですが、本作とジーパン以後の作品と明らかに違うのは、今回はマカロニとのロマンス的なエッセンスが加えられている面。
後年を知ったしまった人たちにはちょっとコソばゆいというか・・・(^_^;)

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和製コロンボ

2018-10-24 19:53:06 | 当直室日記
コネタです。

初期山さんを観ていると、フィンガーアクションが少ない。
『刑事・コロンボ』の吹き替えの候補とされたという露口さんは、その後のコロンボ人気前後でピーターフォークの影響(ヒント)を受け、ジーパン編80話ぐらいから山さんにも若干ながらその影響を「取り入れた」恰好になっていますが(髪型・春物コート・フィンガーアクション)、それを吸収して山さんの特徴各々とした感じがします。そのあたり、露口さんの旨さを感じますが、まんま「和製コロンボ」とは言い難い。

記憶をめぐると、レギュラーであればやっぱり『非情のライセンス』の右田刑事が和製コロンボ第一号なのかなぁ・・・。
鋭い推理力は無い(^_^;)・・・というか、会田に捕られているわけですが、風貌はそのまんまですからね。
ところで、この右田刑事の行動やウィットに富んだ言動を観ていると、どっかで同じテイストの刑事を観た事があるよなぁ・・・と思っていたら、
ふと閃いたのが、『大都会partII』城西署のトクさん(^_^;)

容姿は全然違いますが(^_^;)

優作さん版「マカロニ刑事」という部分があるトクさん、
ひょっとすると右田刑事のテイストも採り入れていたのではないかと。


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#48 5丁目のビル 

2018-10-24 06:57:26 | ロケ地検索&メモ
<訂正 寝ぼけてました・・・#47→#48>

発作的ロケ地検索です(^_^;)
ちょっと別件で検索していて見つめました。

#47#48、シンコのもと恋人である尾沢康彦が爆死した古めかしい「5丁目のビル」は、
どうやら砧下浄水場(世田谷区鎌田2丁目4-1)のポンプ室等の施設のようです。

現在は建物周辺おろか、ゴリさんが乗り越えた門あたりも近づけないようですが。

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穂積隆信さん、ご逝去・・・

2018-10-20 08:00:26 | おくやみ
穂積隆信さんが、胆のうがんで10月19日死去。 87歳。

悪役・飄々とした策士・いわゆる「赤シャツ」的な役どころ等、コミカルさを交えた演技で洋画吹き替え含め幅広く活躍された印象があります。
「積木くずし」も印象深いですが、個人的には俳優としての穂積さんの方が印象深いです。
近年も活躍されていたのですが・・・・残念ですね・・・。
ご冥福をお祈りいたします。

太陽にも3度ゲスト出演されています。

#37 男のつぐない - 堀田博文 (欠番作品)
#153 モナリザの想い出 - 戸川建設社長
#459 サギ師入門 - 田上義道(田所泰幸)

何れも穂積さんお得意の役どころですが、#459はゲスト主演で、ドックを翻弄させる詐欺師の田上はまさに穂積さん以外に考えられない配役でした。

先日『非情のライセンス』にてお見かけしたばかりなので、個人的にはちょっと驚きました。最近このようなパターンが残念ながら多くなっています・・・。

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空耳

2018-10-20 06:43:33 | 当直室日記
昨日からファミ劇・太陽放送再始動。

マカロニ登場何度目だ?・・・自己再放送では多分3桁は行っている感じがする・・・(^_^;)

その度にスーゥっと観ることができる傑作で、何度も観ると「たくぎん、懐かしいなぁ・・・」とか「やっぱりOPのゴリさんがマイナーチェンジで替わったのは、そばつゆがシャツにかかっているからか?(多分尺の問題かと思いますが。)」とか「長さんが食べているアイスクリームはどこのものだろうなぁ・・・」・・・・細かいところに神経がいってしまいます(^_^;)

素材については既に放送されたものですが、前回のHDリマスタ放送に無かったのは「字幕放送」。
#1は既に登場編特集時に放送されましたが、#2からは初の字幕放送となります。

で、#2のしょっぱな。

「帰ろう」

え?「解放!」じゃ?

過去作品の字幕入れは聞いたものを文字に起こしているものと思いますが、担当者によってこの作業も変わるのかなぁ・・・と。
ただ、批判するということではなく、面白いなぁ・・・と。

しかし、マカロニ編はその点難しいのかもしれません。
メンバー毎に独特な言い回しもありますし、特にショーケンさんは特徴的で、さらに今後は裕次郎さんと飲んだ「わるい酒」のせいで呂律が回らなくなり、とうとう「ボス」が「ブス」にしか聞こえない事態にも発展するので・・・・(^_^;)

ただ、個人的には今のままで楽しませてもらいます<(_ _)>

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修学旅行中高校生失踪に暴力団の魔手?必死に捜すゴリさんと冷淡な教師の対立は・・・

2018-10-18 05:49:48 | ビバ!チバテレビ
あすの太陽放送(チバテレ)は、

【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

10/19(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第340話 高校時代

第350話 54.04.13 高校時代 (ゴリさん)

ゲスト:山本圭
 新井康弘 今村良樹
 佐藤仁哉 小栗一也
 山田禅二 久保田万作 鈴木恒 中村義明 大辻鉄平 滝乙彦 二又一成 稲川善一 島田彰 中島元 戸塚孝 八木和子 小坂生男 西内彰 大竹義夫

脚本:畑嶺明 皆川隆之 小川英
監督:竹林進

久しぶりに恩師を囲んでのクラス会に出席したゴリさんは翌朝上機嫌で出勤。
そこへ、三人組が通行人に因縁をつけ、現金を奪うという事件が発生、二人の若者が病院に担ぎ込まれた。ゴリさんの調べで犯人のうち二人は17~18歳の少年で、もう一人は24~25歳のヤクザ風の男と分かる。
捜査を始めた矢先、修学旅行中の仙台の高校生・吉本と中山が姿を消したと、引率教師の北川から捜査依頼があったが、捜査中の暴行事件の若い二人の犯人は吉本たちだということが、被害者や北川の証言で判ったため、ゴリさんはこれ以上罪を重ねさせてはならないと、北川と共に高校生二人の行方を追った。
だが、北川はなぜか落ちこぼれの二人には冷たい。
北川の夢は都内の有名進学高校で教鞭を執ることで、すでに城南高校への就職が内定していた。ここで生徒が大きな事件を起こせばすべては水の泡となる。
そんな時、再び暴行事件が発生した。
三人組の犯人の最後の一人は暴力団・戸川組の谷であることがわかる。谷は偽名で本名は谷村といい、高校生二人の高校の先輩であったが、ボスは次第に犯行をエスカレートさせていく二人を戸川組が縄張り争いで竜神会に幹部を殺された仕返しの「鉄砲玉」に仕立てるのではないかと懸念した。
そんな時、北川が二人を退学させるといってきたが・・・。

高校生を何とか悪の誘惑から救おうとするゴリさん、自己利益のために落ちこぼれ生徒には冷淡だった教師・北川がゴリさんに引っ張られて本来の教師としての「愛情」を取り戻していきますが、この作品の見どころはそれのみではなく、当時スターだった「ずうとるび」のお二人を迎えたり、太陽中毒としては仁哉氏が絡んでいたり、ゴリさんの恩師を小栗さんが演じたり、なかなか随所目が離せない内容になっています。
そういえば、久々にゴリさんが被弾します。

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ファミ劇=太陽放送再開:マカロニ刑事始動/マカロニを爆弾で執拗に追い詰める男の本心は・・・

2018-10-18 05:40:09 | ファミ劇日誌
さて、あすの太陽放送です。

ファミリー劇場にて19日より太陽放送再開。
以前放送されたものを再放送する形になると思いますし、通年で放送せず、○○編で放送するのかとも思われますが、
ファミ劇に太陽が放送されないのは、何か足りなさを感じる部分があったので、比較的早期の放送再開はめでたいことであります。
ただ・・・先にも書いたように、ファミ劇的な特徴が、何故かAKBとオリジナル番組やアニメ方面に偏っている印象の昨今、そもそもの強みであった、「定番ドラマを幅広く放送する」を復活させてほしいという気持ちはあります。
確かに、リマスタはお金がかかるのは解ってはいるのですが。。。。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

10/19(金)
19:00~20:00
新番組[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#1
ファミリー劇場HD(CS)

10/19(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#2
ファミリー劇場HD(CS)



第1話 47.07.21 マカロニ刑事登場! (マカロニ・ボス)

セミレギュラー:ハナ肇
         賀原夏子
         山東昭子・片岡五郎
ゲスト:浜畑賢次 水谷豊 
林邦史朗 石山克巳
武田昌之 鹿沼エリ 伴藤武
吉田進 中村和夫 鹿島信哉 石川隆昭 西条美加子 佐藤けん

脚本:小川英 長野洋
監督:竹林進

 早見淳という若者が七曲署捜査一係に配属された。
スズキ・ジムニーで出勤、パンタロン・スーツの長髪というおよそ刑事らしくない見た目から、怪訝そうに尋問する石塚誠、それをクールに見つめる島公之、お茶を差し出してくれた温厚そうな部長刑事の野崎太郎、そして淳の「重役出勤」に睨みを利かす係長の藤堂俊介。
淳に早速、その容姿から「マカロニ」という呼び名が発生した。
早速、管内でチンピラ射殺事件が発生、藤堂は淳に向かいの麻雀屋に詰めている「山さん」と組めと指示。
山さんこと山村精一は淳のことなど気にせず麻雀に没頭していたが、ある電話によって動き出す。
山村は情報屋を使って、事件のあらましと犯人を掴んだ。
容疑者である守が恋人や仲間のいるレストランに現れると考えた淳は張り込みを開始するが、現れた守に逃げられ追跡するも、拳銃を抜いた守に応戦できず、駆けつけた石塚が足を撃たれて、成す術のない淳の前から守は消えてしまった。
さらに、藤堂に怒鳴られ、意気消沈する淳。
「拳銃を撃たなかったことがそれほど悪いことなのか・・・」
藤堂の怒りに合点がいかない淳は、入院している石塚のもとに立ち寄ったが、石塚に激怒させてしまう。
藤堂の怒りは、拳銃を撃たなかったことへの責めではなく、刑事として犯人を逃がしてしまったことに対しての責めであることを石塚は自らの姿勢を語りながら淳に説いた。
目が覚めた淳は、拳銃と警察手帳を内田伸子婦警に預け、一人の若者であり刑事として、同じ若者である守を追う決意を固めた。
しかし、守の背後にはある組織が動き出していて・・・・。

記念すべき太陽第一回目はマカロニ刑事登場です。
拳銃が好きで、なんとなく刑事をカッコよく感じて警官になった早見淳が七曲署着任早々に出くわす、拳銃好きの若者が起こした「人殺し」。
「へそ曲がり」な一係の面々に揉まれながら、自分自身の若者として・刑事としての淳自身の気づきを描いていきます。
というよりは、太陽以後の刑事ドラマ登場編の基本フォーマットになった話とも言えます。

当初の太陽は、集団ドラマではなく、マカロニを主役に据えた普通なドラマ展開でしたが、回を重ねる毎に藤堂チームの物語の色合いを濃くしていきますが、実はその片鱗が既に第一話でも充分違和感なく感じられるという不思議な話であると共に、今現在の「主役ありき」のドラマ造りとは違う、奥の深さが感じ取れるのも興味深い点ですが、当時の新宿の風景、イガイガ頭の長さん(^_^;)、短髪の山さん、懐の深い内田親子(^_^;)、そしてなんとなく不良っぽい感じとエリート的な香りを漂わせている若きボスにも注目です。

が、やっぱりマカロニの奔走がメインの見どころではあります。

若く、さらに当時久々に演技畑に復活した水谷豊さんの守も注目ですね。



第2話 47.07.28 時限爆弾街に消える (マカロニ・山さん)松山省二 吉田柳児 御影伸介

セミレギュラー:野口元夫
ゲスト:松山省二
吉田柳児 御影伸介 安岡孝吉
小出宏 菅野園子 荒井玉青
藤山竜一 里木左甫良

脚本:小川英 武末勝
監督:竹林進

 当直明けのマカロニが帰ろうとした時、英文の「Molotov Cocktail」の作り方書いた英文の紙切れを訳してくれとゴリさんに頼まれる。
それを聞いたボスは即座に火炎瓶の作り方だと悟り公安に連絡していたところに、マカロニを名指しで爆破予告の電話がかかる。
愉快犯的相手の態度に怒りを覚えるマカロニだったが、なんとか自分をなだめながら、何度かかかってくる電話の対応をした。
相手から聞き出し内容、ダイナマイトの盗難など事実を判明し、いたずらではないことが確定的になる。
マカロニにはこんな嫌がらせをされる覚えも無く、困惑する一方だったが、爆破場所を聞き出し、登戸鉄橋に急行するとボート乗り場付近で不審なボートを発見した。
間もなく、無人のボートが水上で爆発したが、その爆発を見届けた後のように一台のバイクがその場から立ち去ろうとしていた。
マカロニがバイクで追い詰め、立ち去り男を確保した。
取り調べに当たる山さんとマカロニ。ひどくマカロニには反抗的な立ち去り男は三田という25歳の若者であることが判明したが、マカロニはそれでも三田の記憶がない。
取り調べを進める内に三田はまだ爆弾を仕掛けていることが判明、七曲署上層部に焦りの色が見えてきたとき、山さんは三田を外に連れ出し、爆弾のありかを探っていく。逆におどけてあちらこちら刑事たちを連れまわす三田だったが、あるボウリング場の前で表情が変わった。
そのわずかな変化を山さんは見逃さず、一気に「落とし」にかかる・・・!

マカロニをからかう愉快犯と思いきや、実はマカロニのさり気ない「正義」で人生を狂わされたというしっかりとした動機を持っていた三田。
その事実を知らぬまま、その出来事すら忘れてしまっていたマカロニには、ショック以上の何物でもなく、最後には過去の自分の行動に対して三田に詫びるという、なかなか出来ないことをやっています。
松山さんがその屈折してしまったけれども、素直な面も持ち合わせている三田を好演します。
さらに、今回は山さんの凄味と落としのテクニックが充分以上に堪能できる秀作だと思います。

というか、殿下はゴルフの打ちっ放しにパンツ披露(^_^;)など、どういうキャラクターにしたかったんだろうという話でもありまして・・・・(^_^;)

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