「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

2022年大晦日

2022-12-31 18:16:41 | 当直室日記

もう大晦日です・・・・(^_^;)
どうしようもなく個人的炎上中のけぶでございます<(_ _)>

まずは、今年一年幣ブログへのご愛顧、ありがとうございました。
来年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。

今年はいろいろとありすぎて、プライべートや趣味に時間を割く余裕がなく、あぁ、やっと一息できそうだなぁと思ったら、問題発生!と、
心身の暇がなく、仕事も何もかもバッタバッタと切り捨て御免、家に帰ればクタネ・・・。
鮫やんが刑事を辞めるときの、あのセリフが「デカ」を自分の仕事に変換させて繰り返し頭をよぎり・・・。

という1年でした。

というわけで、1年趣味にもほぼ未着手状態で、楽しむというよりは消化するといった方が良い状況となり、
もっと味わいたいのに。。。。と思いながらも時間に追われ流された感じです。

と、爺の愚痴はこれくらいにして。

今年1年の太陽方面では、ツイッターやnoteでの新しい人の活躍、ペッパー先輩の愚連隊の活躍などを羨ましく観ておりました。
サンテレビの太陽放送継続もうれしいところでした。
太陽50周年については、今や本放送時の現役世代が既に多くの人がご隠居となって結構久しくなってきたので、
なかなか放送企画やイヴェントを考慮・開催できる旗振り人が現在の現役世代に居なくなってしまった部分もあり、
かつての太陽の勢いを知る人としては、寂しい結果となった感じですが、それでも先日再放送されたNHKの企画は出色の出来だったのではないかと思います。

そして、何より小職の知る現役最大の太陽猛者である「箱根の人」がこれまで培ってきた人脈・信頼を駆使し、おそらく私財を投じて行ったであろう。7月初旬に開催した「太陽にほえろ!50周年同窓会(仮称)」については、
実は3月ごろから小職にもお声をかけていただいておりましたが、4月からの小職のフル社畜ぶりを鑑みていただいて、ノータッチとしていただいたようなので、その後の展開は知りませんでしたが、
実際に開催したという報せをきき、さらに、西山さんやキャシー中島さんのツイッターやブログを拝見し、度肝を抜かれたものです。
竜さん・小野寺さん・高橋惠子さん、勝野さん、長谷さん、良純さん、金田さん、西山さん、そして柏原寛司さんがご参加、知る限りでは、脚本の桃井章さんにもお声がかかったようですが、ご辞退なさったとか。
かなり楽しい宴となったとか。
(「箱根の人」からは、開催後にお電話をいただいていたようですが、今年の夏は正直自分のことを考えている余裕・暇もなかった時期だったので・・・・また不義理をしてしまいました。)

レギュラー放送が終了してから既に35年経過してしまっている番組、年数から考えると既に歴史的な話となっており、再放送も少なくなってきているご時世で、ここまでのことができるのは本当に凄いと思います。
これは、演者、スタッフ側、ファンに、太陽に半ば生命をかけている(かけていた)方が多いという証かと思います。
なので、その勢いや思いが伝播しているものかと。
ただ、やはり「放送」がないと太陽に触れることができることは難しく、断片的な情報や映像では新しい需要というのが開拓できないし、せっかく地上波などの再放送で復活した太陽熱も冷めてしまうわけで。
もう、ネットで太陽を観ることができるようにしないと・・・・と痛感した1年でもありました。

来年はどうなるんでしょうね・・・正直自分の今後も見えていない状況なので(^_^;)

*************************************

今年は、小職も50歳となり、急に死というものが身近に感じてきて、訃報に関し4月以後幣ブログにUPしておりませんでした。
太陽以外でも、テレビ好きには辛い訃報が続きました。

そして太陽関連の方では、下記の方々が鬼籍に入られました。

6月3日 - 北原義郎さん #192
6月15日 - 竹内照夫さん #36
7月2日 - 野村昭子さん #146,#317,#446
9月15日 - 六代目三遊亭圓窓氏 #542(声)
9月21日 - 澤田幸弘監督
11月28日 - 渡辺徹さん
12月26日 - 絵沢萠子さん #389、#638

確かに皆さん、長寿を全うされたという方も居られると思いますが、やっぱり徹さんの訃報はまだまだショックであります。
澤田監督も徹さんもまだ追悼記事を書けないでいますが・・・・。

 


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年末年始太陽関連放送予定+サンテレビ太陽放送12/25=人も羨む夫婦が・・・ゴリさんが挑む夫婦のウラ

2022-12-25 07:23:25 | 放送予定

何年連続か、師走に既に疲れ切っているけぶでございます<(_ _)>
コロナV2名欠勤は正直きついです・・・・。
徹さん、澤田監督の追悼も書きたいのですが・・・・今年は12月30日まで勤務確定なので。。。

ところで、週刊FLASH 2022年12月27日号の山下真司さんのインタビューがネットニュースとして掲載。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb5f6984218464bb55693fb7c9bda5a36d4505de?page=2
長らく距離を置いていた山下さんの太陽語りは太陽主題プログラム以外で最近はぼちぼちあるのですが、今回は降板時に山下さんへ贈られた露口さんのお言葉が印象的で・・・露口さんと山下さんといえば不仲の噂があったので、本当であれ噂であれ、最後にあのお言葉というのは、なかなか感慨深いものがあります。

太陽関連放送、年末年始は二つ発見しております。

 

【BS放送】


既にペッパー先輩からも連絡があった、
裕次郎さん特集+太陽50周年をNHKで製作した好企画の再放送。
出演者の豪華さ、梅浦P氏の証言の貴重さ、大野さんのインタビュー、竜さんの現在の本音など、特にサンテレビ方面の各位には観ていただきたい番組です。(BSではなく、地上波で放送してほしいですね。)

NHKBSプレミアムBS(2K)
石原裕次郎がテレビと出会った時 太陽にほえろ!の時代(再放送)
12/30 金 10:30〜12:00

裕次郎の没後35年、「太陽にほえろ!」の放送開始から50年となる今年7月。裕次郎がテレビの可能性を切り開いた時代と、金字塔とうたわれる刑事ドラマの舞台裏を描く。
1970年代、映画が斜陽の時代を迎えても裕次郎は大作を作り続けた。しかし無理がたたり36歳の時に病に倒れる。そんな裕次郎に声をかけ続けたのがテレビのプロデューサーたち。当初は断っていたが13本だけという条件で「太陽にほえろ!」に出演する。それがなぜ14年間も続き、刑事ドラマの金字塔とうたわれるようになったのか?竜雷太、水谷豊などの出演者、スタッフの証言から、裕次郎がテレビと出会った時代を振り返る。

【出演】竜雷太,水谷豊,高橋惠子,勝野洋,小野寺昭,神田正輝,元テレビプロデューサー…岡田晋吉,作曲家…大野克夫

 

そしてもう一つは、意外と太陽の話題が出てくる「おぎやはぎの愛車遍歴」。
山下さん、徹さん、勝野さんが既にご出演。

BS日テレ
おぎやはぎの愛車遍歴 第402回 小野寺昭
1/7 土 21:00〜21:54

小野寺さんの愛車遍歴、無論、太陽出演時の愛車である117クーペも登場、優作さんや山下さんのお話もあるようです。

さて、12/25サンテレビ・太陽放送は#138は、ゴリさんが夫婦の形に右往左往します・・・。
財閥の娘であり元レーサーの妻が自宅で首を絞められ、その首を絞めた男を必死で置物で殴り殺すという事件が発生。
死んだ男は妻の元恋人だったが、状況から正当防衛と判断、事件は決着するかと思われたが、山さんが幾つかの不自然な事実を指摘し詳しく調べることになる・・・。
ゴリさんが元レーサー夫婦の労り合い愛し合うところに感銘を覚えますが、その夫婦のさまにボスは疑惑を持ちます。
・・・夫婦って難しい(^_^;)
元レーサーの峰岸徹さんが当時の十八番的役柄で好演します。
観ていると、ゴリさんの心情につくか、山さんの心情につくかで、印象が違ってくる作品だと思います。
カーアクションも見どころで、セキトラ・カーアクションと今回初クレジットとなるマエダ・オートクラブで「競演」します。

石塚「へへへ・・・なぁぁぁ!(ドテッツ)いっっっ・・・・ナハナナ、!!!!、ぁあぁぁぁああ!!!つぶれちゃったぁ!ほぁ!!」

順「あぁ・・・ダメな先輩。。。」

石塚「ぁああ!!、山さんになんちゅう。。。あ痛!」

藤堂「そそっかしいなぁ・・・全くあいつはもう。。。(ジュル)」


【地上波】サンテレビ・テキサス編

12/25(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第26話)
サンテレビ1(地上波)

第138話 50.03.07 愛こそすべて (ゴリさん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

ゲスト:峰岸隆之介
平本晶子
亀井三郎 古能成二 笹川恵三 小坂生男 芝さなえ
セキトラ・カーアクション マエダ・オートクラブ

脚本:長野洋

監督:竹林進

加納三郎と真知子夫婦は人も羨む仲で、裕福な生活を送っていた。
一流のカーレーサーであった三郎の試合ぶりに夢中になった真知子が、情熱の赴くままに結婚に踏み切り、加納コンツェルンの一人娘に三郎が婿養子になったのだった。
或る夜、同窓会に出席した真知子は帰宅したところを部屋に侵入していた男に襲われるが、手近にあった置物で殴りつけ、相手はそのショックで死に、真知子も気を失う、そこに三郎が帰宅してきた。
通報で駆け付けたゴリさんは、男が繊維問屋の若主人であり、真知子とは学生時代相思相愛の間柄であった、彼女の方から三郎に乗り換えたこと、現場に外から侵入した形跡がないこと、また真知子の方から招き入れら事実もないことを調べ上げ、見通しは正当防衛、釈放だったが、山さんは若主人は合鍵を使ったのにそれが見当たらない点、最初から殺意を持って彼女を襲った点に拘りを持った。
捜査を進めるうち、若主人の電話帳にあった喫茶店で、三郎と若主人が度々会っていたことが判る。
ライバルである二人が密かに合っていたのは何故・・・?

不可解な事件、殺人?
おしどり夫婦の妻に何が起こったのか、夫婦に同情的なゴリさんと、その現場の状況に疑問を抱く山さん、次第にその夫婦像に何かしらの不均等を感じてきたゴリさん、妻に再び起こる命の危険、それを救おうとするゴリさんが描かれます。
レーサーの三郎には後の峰岸徹さんが、クールでも妻を愛する夫、しかし・・・という、これもまた当時の峰岸さんらしい役で好演されます。
また、セキトラ・カーアクション+マエダ・オートクラブという鉄壁の布陣のカーアクションも見どころです。


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サンテレビ太陽放送12/18=敏腕女性麻薬捜査官の危機にテキサスは・・・

2022-12-18 09:39:43 | 放送予定

さて、12/18サンテレビ・太陽放送は#137。
テキサスの前に現れたファッショナブルな女性、すっかり組織の中でリーダーになっていた麻薬取締官の村岡女史、しかし彼女もボスのように部下を殺され・・・麻薬組織の懐に飛び込んだものの危機を迎えてしまう・・・「新人教育係」的ポジションの村岡女史が再登場、クールな彼女が初めて見せる心の動揺が招く危機をテキサスが救う#137を放送。
村岡女史の再登場、麻薬捜査第一線から退くか、いっそのこと辞めてしまうかで葛藤する中、彼女の部下が殺されるという苦悩編です。
いままで、何事にも滅多に動じなかった彼女の脆さが観られる貴重な作品といえますが、持ち味である軽快でファッショナブルなところも惜しげもなく披露するという、個人的には村岡シリーズの中で一番好きな作品です。
彼女のそういう複雑な状況の中でのテキサスとのコンビは絶妙ですね。
マカロニの場合は彼に一方的な恋心が描かれ、ジーパンとの場合は意地の張り合い的な面がありましたが、今回はテキサスに頼っているかのような雰囲気があって、テキサスの男としての株が上がった感じがします。
テキサス登場で彼のあだ名の由来になったテンガロンハットが再登場、あれ勝野さんの私物なんだそうで。

この作品、予告編も好きなんですがファミ劇ではカットされていますので残念です。
テキサス編はどんどん予告編に凝りだす時期なんですよね。
ところで、予告編で流れるサスペンス曲「チッチッシ~、チッチッシ~」。
よく連絡待ちの場面で使用されるんですが、村岡女史の最終出演作「赤ちゃん」でも使用されているので、何となく彼女のイメージがあったりして(^_^;)

村岡「あたしは仕事をしている時が一番きれいなんですって。 ウフ」


【地上波】サンテレビ・テキサス編

12/18(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第25話)
サンテレビ1(地上波)

第137話 50.02.28 ありがとう、テキサス坊や (テキサス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

SPセミレギュラー:浜美枝

ゲスト:中庸介 野口元夫
 佐藤京一 団巌 石崎二郎
 松風はる美 塚田末人 鹿島信哉 大島光幸

脚本:田波靖男 四十物光男

監督:竹林進

厚生省麻薬取締官の村岡房江からボスに申し入れがあった。
内偵中の麻薬密輸組織を根こそぎ摘発するために組織に潜入し、七曲署管内で派手な動きをするかもしれないが目をつぶってほしいというのだ。
殆ど同時に村岡の部下が殺された為に捜査しないわけには行かなくなり、村岡に顔を知られていないテキサスを監視役に付けるものの、村岡の百戦錬磨の七変化に翻弄された挙句、高級レストランの勘定まで押し付けられてしまう。
一方、ある旅行代理店の社員になりすました村岡は、海外旅行から帰った客から同僚の山内に返してくれとスーツケースを預かる。山内には金持ちの伯父がおり、御殿場の別荘を遺産としてもらうことになっているという。村岡は山内の一連の行動に疑惑を感じていたので、山内の誘いに乗りその別荘に同行することにした。
次の日の休日、彼女は山内のスポーツカーに同乗して御殿場の別荘に着いたが、テキサスも地元の乗馬クラブの馬丁に変装して密かに監視していた。
村岡は山内のスキを狙って押入れの中から例のスーツケースを探し出し、二重底の下に白い粉が詰まっているのを発見する。
しかし、密輸組織のたむろする別荘管理事務所の非常ベルが鳴り響いているのに、さすがの彼女を気付かなかった・・・。

麻薬取締官の村岡が久々に登場。
いつも通り七変化を披露しますが、以前と違うのは彼女にも部下ができ、その部下が殺されてしまうという、ボスと同じ思いを味わってしまい、いつもはクールビューティ的な側面が身上だった彼女に動揺を誘います。
マカロニとジーパンの場合、助け助けられ的な面がありましたが、今回のテキサスの場合は彼の方に「助け」の比重が高いような感じがします。
テキサスの乗馬も見どころですが、演じる勝野さんは現在、馬にぞっこんなんだそうです。
もしかすると、この作品がその切っ掛け?

 


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サンテレビ太陽放送12/11=長さん、精密検査に慄く・・・

2022-12-11 10:06:33 | 放送予定

仕事と休養の繰り返しで、余暇がないけぶでございます<(_ _)>

諸兄姉からメールをいただき、茶屋町さんからも刺激を受け、徹さんのことを書きたいっ・・・っと思いながらも、トリプルパンチの仕事と、本日はコロナVワクチン接種翌日でだるすぎます・・・。そういえば、辰平さんも、糖尿病を患って敗血症で他界された・・・・奇遇というのは恐ろしいものだとも思ったりしたり・・・。

1981年当時、ボスのイメージで大野さんが作ったと思われる「復活のテーマ」を聴いても復活しないです・・・。
唯一、コロンボ総統氏が後期のロケ地をイレギュラーかもしれませんが、ほじくられているのが小職の心の救いであります(^_^;)

さて、12/11サンテレビ・太陽放送は#136。
胃がんの疑いに鬱状態になる長さん・・・。
余命幾許もない容疑者、幼子を抱えるその妻。
長さんのその夫婦をなんとか助けたいと懸命に行動する姿が見所なのですが、
やっぱり・・・私のトシになると胃検査に何かしら引っかかりが出てくるわけで、人ごとじゃないです。
それに一人だけ冷静な良子も何気にリアルだったりして・・・。
なってみて初めてわかるなんとやらですが、このトシになって何ともこの作品から希望みたいなものを貰った感じがするのは、私だけでしょうか・・・。
とは言いつつも、結構救いようのない部分もあったりして、考えさせられる作品です。
津田京子さんがいい味だしてますね。

太郎フェチ諸氏には、長さんの健康診断結果のチェックを。
身長・体重は要メモです(^_^;)
そして、クジラクラウン(70-26)は今回でさよならです。
最後にふさわしく、パトランプなしのサイレンを披露。

山村「長さん!」
野崎「!?」
山村「たとえ離れていても、俺たちが居ることだけは忘れないでくれ。」
野崎「(´ー`)」

【地上波】サンテレビ・テキサス編

12/4(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第24話)
サンテレビ1(地上波)

第136話 50.02.21 生命を燃やす時 (長さん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

セミレギュラー:西朱実 井岡文世

ゲスト:津田京子
 園田裕久
 中井啓輔 木島進介
 片山滉 小倉雄三 千登宏史 晴海勇三

脚本:長野洋

監督:山本迪夫

長さんは署の健康診断で精密検査を要するという診断をされてしまった。
そういえば最近胃のあたりが重ぐるしい。そんな状態の時に銀行強盗が発生、犯人たちは通報されているのに気が付かず、野崎達は一網打尽の態勢をとった。だが、犯人たちに仲間割れが起き、竹田という男が強奪した金を持ったまま一人で逃げてしまう。
逃げおおせたのは、長さんが息が続かず足がもつれたからであり、長さんは重ぐるしい絶望感を抱く。
一方、竹田は身元が割れ、腕のいい熟練工であったのに、急に工場を辞めたこと、高額の保険をかけていたこと、さらに医者の診断で胃がんで半年ももたないことがわかった。
妻子の為に保険をかけ、強盗までやって金を残そうとする竹田の行動から、必ず家族のもとに連絡するだろうということで、長さんとテキサスは竹田の家を張り込むが、妻・妙子の気転で逃げられてしまう。
しかも、その竹田は待ち伏せしていた強盗仲間にさらわれてしまった。
妙子が何か鍵を握っているのではないかと考えた長さんは、痛む体を押して彼女の心を開くため粘り強く張り込むのだった・・・。

久々の長さん主演編は、同年代の男ならばどこかチクチクと感じでしまう、他人事には思えない長さんの苦悩を描いた一編。
「精密検査」というフレーズを聞いた長さんが、どんどん自らの妄想に陥ってしまって、裏目裏目に出てしまい、さらに追う犯人が完全に長さんの妄想と同じような・・・というか答えというか、そういう状態の男であるというのも、長さんのナーバス状態に拍車をかけます。
しかし、逆にそれが長さんを前向き状態に戻す切っ掛けにもなるわけですが。


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サンテレビ太陽放送12/4=嘘を真実に!?巨悪に挑むボスとある記者

2022-12-04 09:16:38 | 放送予定

徹さんの急逝がじわりじわりと効いているけぶでございます<(_ _)>
なんというか、太陽OB(同時に太陽ファン)の中では、まだまだ太陽を後世への伝え役としても有望な方だったので、
その点でも残念なんですよね。
いや、本当に・・・本放送からの太陽ファンで若手の小職でも50歳、もう何が起きてもおかしくない年齢となってしまいました。
諸兄姉もどうかお身体の方ご自愛ください。

さて、12/4サンテレビ・太陽放送は#135。
社会派で硬派な題材を取り入れ、ボスと宿敵「箱根の人」がクライマックスで静かに対決する意欲作であり傑作です。
近年ではここまで露骨な利権構造は無いと思いますが、この放送当時は色々あったと思います。
その事件性故、#86と同じくスッキリ解決とまではいきませんでしたが、「ある敗北」ではボスが敗北したイメージが強い感じですが、「箱根の人」も敗北しているわけで。
ただし。#86からの遺恨と云う部分では、個人的には結構スッキリした話です。
ということで、ある土地に絡んで殺人が起き、敏腕記者のキタさんが殺人事件の容疑者に陥れられるわけで・・・。
約1年後、裕次郎さんと草薙さんの立場が逆になった『大都会 戦いの日々』が製作されるわけですが、もしかするとこの作品はその「ベースソース」になったかもしれません・・・キタさんとバクさんは何となく似た感じですし。

北山「あの秘書の死体はまだ無い、それに誘拐されたという証拠もない。それで一体、警察には何ができるというんだ?」
藤堂「できるよ。あんたのペンが、俺に協力してくれればな。」

 

【地上波】サンテレビ・テキサス編

12/4(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第23話)
サンテレビ1(地上波)

第135話 50.02.14 ある敗北 (ボス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

ゲスト:草薙幸二郎
 高森玄
 鹿沼エリ 桜田千枝子
 幸田宗丸 入江正徳 伊藤洋子 並木静夫 若尾義昭 加藤茂雄
 宇佐美淳

脚本:小川英 浅井信之 四十物光男

監督:山本迪夫

郊外の私鉄の踏切で証券会社の社員が電車にはねられ死んだ。
駆けつけたテキサスは、一見刑事のように臆せず調べて回る男に圧倒されるが、その男は東洋日報の北山というベテラン記者だった。
死んだ男とはどうやら顔見知りで、なにかの情報を得ていたらしい。
その情報とは・・・死んだ社員はなけなしの金をはたき、鉄道新線の引かれる予定の土地を買っていて、その土地のことでノイローゼ君だったというが、ボスはこの事件の裏に大きな力が働いていることをかぎとる。
一方、北山は知り合いのバー・ホステスから、問題の土地についての裏情報を提供すると持ちかけられ、そのマンションを訪ねる。しかし。いつの間にか睡眠薬を飲まされ、気付いた時にはホステスはネグリジェ姿でそばで死んでいた。明らかにスキャンダルを作って記者生命を絶とうとする罠であった。
事件の裏に居る何かがいよいよ動き出した様子だが、北山の殺人容疑は晴れず、ボスはやむを得ず彼を逮捕する。
一係の必死の捜査の結果、例の土地は政界の実力者をバックに持つ不動産屋がタダ同然に手に入れたものを、鉄道新線をうたい文句に高額で売り出したが、鉄道は一向に引かれず、結局とりやめになるらしいとのこと、死んだ社員はその証券会社の調査力でそれを突き止めたため「消された」らしいことが判る。
その全てのからくりの裏に居る政界の実力者とは、かつてボスが命がけで追いつめたが、権力の厚い壁に阻まれ逃した男、俗に「箱根の人」と呼ばれる老人だった・・・。

ボスの宿敵、「箱根の人(老人)」との2回目の対決、さらに草薙さんも#77の新聞記者と酷似したキャラクターで登場、大人な雰囲気を醸し出します。
前回の対決は天然痘の感染蔓延を防ぐため、ボスが箱根の人にジーパンを「売る」というショッキングな話でしたが、今回は政治的な力が働いている嘘の宣伝文句で売り出された土地をめぐり、古馴染みの北山記者とボスはその裏に起きた殺人、さらにその土地自体の「嘘」を「真実」にしようと、箱根の人に対決を挑みます。
全面解決とは言えませんが、マイホームを建てる為になけなしの金を出している人々を救うために奔走するボスと北山、そして一係の活躍が描かれる名編です。

ちなみに、マカロニ編から新車なのにもかかわらず酷使されてきたクジラクラウン「70-26」も次回で降板、今回はその後任であるクラウン「97-76」がフライング登場します。しかし、このクラウンの交代が結構時代の移り変わりを見た目一気に進めるような感覚を小生は持っているわけで。さて、「70-26」が退役するスコッチ登場編まで今回の放送が続くのか・・・・!?


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渡辺徹さん、おつかれさまでした・・・・・・

2022-12-02 22:34:27 | おくやみ

渡辺徹さんが11月28日午後9時1分、敗血症のため都内の病院でご逝去・・・・。
確かに持病はお持ちで、昨年は入院。その後はマイペースで仕事をこなされていた印象だったので、正直あまりにも意外だった訃報に、あまり実感がわいておりません。
敗血症ですか・・・・。

・・・確かに徹さんの病気の根源に太陽があるというのは否定できないです。
元々太りやすい体質で、プレッシャーと忙しさで69㎏だった太陽デヴュー当時19歳、その後の人の倍以上食べ、神田さんのペースで食べ、差し入れは残さず食べ・・・の太陽生活で、こ自身のMAX体重をどんどん更新されていったとか。小生的にはその体形の変化については悪く受け取っておらず、逆に代わりのいる2枚目アイドル路線から、徹さん独自のキャラクターを創り上げていかれたという印象で、これが徹さんの活躍の場を広めた印象があります。一方で、文学座の舞台に病気以外は何があろうとも立ち続け、今や文学座の主要メンバーとなられていました。
また、ある意味「裕次郎さんゆずり」のスター性も持ち合わせておられ、「あいつ」シリーズの相手役である郁恵さんとのご結婚は、昭和最後のスター同士のご結婚という印象があります。
近年は病気との闘いがありましたが、演技やナレーションのお仕事も味が深まって、期待させいただいていた矢先・・・・若すぎます。
太陽OB諸氏にはショックそのものかと思います。
特に、ラガー在籍期はいろいろなことが起きた時期。裕次郎さん入院中に登場したラガーはまさしく末っ子的なポジション。露口さん=山さんにしてみれば、ご自分が太陽の先頭だった時期に徹さんが加入し、徹さん降板の際には「手塩にかけて育てた」ラガーを見送って、ご自身も太陽を降りることを決意したという一説があります。
竜さん=ゴリさんにしても、熱血指導をした最後の新人。神田さんにしてみれは特に当時は兄弟みたいなもの。
これは、長谷さん・三田村さん・世良さん・良純さんも同じことが言えるかもしれません。

ラガー・・・
溌溂としたフレッシュパワーの登場初期は強めのギラギラパワー炸裂だったため、なかなかなじめなかった時期がありましたが、裕次郎さん復帰あたりから藤堂チームに溶け込んだ感じがありました。これはご自身の太陽出演というプレッシャーもあったかと思いますが、ご自身と周りの「ボス不在」というプレッシャーも重ねてあったものと思います。その反動からか、すっかり慣れて1982年は太陽としてあれだけ激動だった時期なのに存在感を維持しました。さらに太陽新人の中では表向きにアイドル路線を走り出した方だったので、その印象も強くあります。これは1983年も継続していましたが、ボギー殉職と時を同じくして「あいつ」シリーズで主演を務め、さらにご自身の主軸である文学座舞台の登板などで、主演作は半年無いなど活躍が激減、マイコン登場後はかつてのゴリさん的ポジションを担ってスーツ姿に変わったかと思えば、またもスケジュール調整のため「骨肉腫」という設定に。なので、ラガーの活躍密度は実質的には3年未満な印象で、徹さんはこれをどう思われていたか・・・というのは聞いてみたかったです。
ラガーの主演作というのは、太陽中毒にとっては肩ひじ張らないように見えてハードな話が多く、だからこそ気が付いたら何度も見てしまう作品が多いんですよね・・・。

太陽愚連隊では、もうそろそろ「ラガー特集」を頒布予定でした・・・・

本当に、若い!早い!惜しい・・・・!
徹さんも無念ではあったと思いますが、今後のご活躍を期待していた太陽ファン諸兄姉も同じかと思います。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます・・・・・・


現在、トリプルで忙しいですが、温めていた「ラガーの大追跡」台本レビューを今年中にやろうかなぁ・・・。


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徹さん…

2022-12-02 12:16:49 | 当直室日記
先ほど訃報に触れショックです。
太陽 OB の中で最若手のお一人。年齢が近いファン諸兄もいらっしゃることかと思います。
ご体調を心配しておりましたが…

やっぱり早すぎますよ徹さん…

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