「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

雑記+サンテレビ太陽放送6/25=事件を目撃した娘の父は元刑事だった・・・

2023-06-25 08:24:51 | 放送予定

ぬぅ・・・なかなかモチベーションが上がらない・・・・乱高下けぶでございます<(_ _)>
なにか刺激が欲しい、、、<何?
というか、50代に入ってから、自分を維持管理するのに相当苦労します。。。。モチが上がると身体が付いてこない、その逆もあったりして、
困ったものです(^_^;)

では、ツイッターパトロールなど。

▼ロケ地方面ではコロンボ総統氏によると、とうとう国際放映近辺の大蔵団地まで建替えの波が押し寄せているとか・・・・あのあたり、何回も行っているくせに丁寧に探索していなかったので今更ですが悔やまれます・・・・・。

▼画質・・・
本放送時のパナカラー14インチを基準にしている小職としては、最近のリマスタには「粗さと甘さ」を感じていて、もっとシャープにボケが無い画像を欲しています(^_^;)。太陽の場合、東映系のDVDマスターの使いまわし的なことが少なく、逆に商品化や放送の度にフィルムを引っ張り出してきて起こしていたようなので、ファミ劇リマスターの後半はフィルムが痛んでいるように見えて・・・・後世のためにも東宝でぜひリマスターの決定版をデジタル保存してほしい・・・。(日テレプラスの放送分はリマスタではありながらもフィルムの扱いが心配になるほど酷い仕上がりだった・・・・)
近年のリマスタで一番感動したのが、ファミ劇再放送用プリントでの放送時代の#520。
#519までは地上波の再放送時の退色した画像が、いきなりリマスタに・・・おそらくもともとのフィルムが劣化し、#520のみをリマスターしたと思われますし、提供元の東宝の作業かと思いますが、それがベストマスタリングな感じで。
確か#522もOPだけリマスタだったりしたと思いますが、東宝にリマスタに本腰を上げてほしい・・・・。

▼週刊アサヒ芸能
#102あたりのボス写真の渋さやベテラン記者が回顧は正しいのに、聞き手フォローがあいまいな感じになっているので、読みようによっては太陽は石原プロ製作と勘違いされそうな記事が・・・『大都会』が抜けている感じか(^_^;)

▼幻の50周年企画
前から拝見させていただいている、井上バンドをたびたび扱われているブログさんでいきなりの独白。
ユニバーサルより太陽50周年企画が立ち上がって、今年の2月発売予定が中止になったとのこと。(その方は資料提供に関わられていたそうです。)
内容は記事内容から察するに2009年にリマスタされたものをベースに「FREE WAYS」+「サウンド・トラフィック」から太陽10周年ファンの集いライブの一部を収録・・・・という実現性が高いものだったようです。

50周年サントラ企画については、ペッパー先輩含めユニバーサルに「提案」された方がおられて、門前払いや却下等も含めた話はいくつか耳にしています。ただ、2月発売となっていたのであれば、タイミングからいってそれらの話があった後から良い感触を得たユニバーサルが動いたのではないかと。(最初から発売するのであれば50周年タイミングの7月発売が妥当ですからね。)

関係各所の調整がつかなかった故のお流れだったとのことですが、2009年リマスタ時点で既に「難しい状況」だったと聞いていますので・・・・。

というか、著作権を正規に行使することができる、東宝・日テレ・ユニバーサルが何もできずに、NHKと「箱根の人」だけが50周年を祝うことができたというこの歪な状況って・・・・何?(^_^;)


さて、6/25サンテレビ・太陽放送。
#160は、殺人犯を目撃した娘を追ったボスたち、たどり着いたのはあるコーヒーショップだった。父親の店主・北岡は元敏腕刑事であり、ボスの先輩でもあった。証言を要請するボスだったが、北岡は拒否、しかし娘は付け狙われ、テキサスが護衛につくが・・・・元刑事の刑事だからこそ証言を拒否する姿勢、証言が得られなくとも必死に娘をガードする一係の姿勢が対比されていきます。木村功氏をスペシャルゲストに迎えます。木村氏としては刑事アクションへのご出演が太陽のみという珍しさもあったり、デビュー1年目で改名前の志麻いづみさん(北岡直子役)もご出演など、ゲストにも注目な一編です。


藤堂「今度の事件では、あなたもチームの一員でしたよ。」

【地上波】サンテレビ・テキサス編

6/25(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第48話)
サンテレビ1(地上波)

第160話 50.08.08 証言 (ボス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

SPゲスト:木村功 

ゲスト:白川望美
 浜田寅彦 浅野進治郎
 市村昌治 小倉雄三 新井一夫 久保田鉄男 矢野豊 竹田寿郎

脚本:長野洋

監督:児玉進

初老の実直なサラリーマンが公園で殺された。
犯行直後、容疑者らしい男とすれ違った娘を追って、一係は捜査を開始した。
娘は北岡直子、父親はコーヒー店を経営している。
それを聞いたボスは自らその店に出かけた。
直子の父・圭介は、かつて辣腕で知られた刑事であり、ボスの先輩だったが、ある事件の捜査で護るべき証人を殺されてしまい、責任ととって刑事を辞めていた。その為、警察の裏も表も知り尽くし、証人がどれほど重要でありかつ危険なものであるかを心得ている。
圭介は暗にボスの協力要請を断った。
一方、被害者の身元が判明、事件は大汚職事件に波及する可能性が出てきたため、ボスは直子に護衛をつけることにする。
だが、犯人の方が一枚上手で、ラッシュアワーのホームで直子は侵入してきた電車の直前に押し飛ばされ、危うく殺されそうになる。
この件は圭介の態度を硬化させるが、必死の思いで護衛するテキサスの姿に次第にほだされ、親しさを見せるようになった。
犯人はある政治結社に雇われた引田という男らしく、その背後には政界の黒幕と云われる二宮公平が控えているのは明らかだった。
そんなある日、買い物に出た直子が再び殺されかかり、ついに我慢できなくなった圭介は、藤堂の静止を振り切って独り出かけようとする。その時数発の弾丸が部屋の窓を破って撃ち込まれ、ボスが重傷を負ってしまった・・・。

ボスの尊敬する先輩刑事の中でもトップクラスに当たる北岡が登場、演じるは木村功氏というスペシャルな内容で、過去に北岡が辞職に追い込まれた事件のバックに控えた男が、今度は北岡の娘が関係してしまった事件の背後にもいたという忌まわしい偶然に、ボスと共に立ち向かう姿が描かれます。
そういう裏事情を熟知しているボスの苦悩、北岡の宿敵への怒り、証言を直子から是が非でももらいたいが、生命を守ることに集中するテキサスなど、太陽らしい内容になっていると思います。

たまたま殺人者の顔を見た女性が、ボスの城北署時代の元上司のキタさんだった、そしてそのキタさんが証言を拒むわけですが・・・
殺し屋の市村昌治氏はいい味出しています・・・。
城北署の上司ということになれば、鮫やん・橘警部の上司だったということもあり、結構無鉄砲ではありますが・・・そのキタさんが刑事を辞めるきっかけになった事件がまた今回の殺しと結びついて、キタさん本人には宿命のように解決せざる負えない事態になっていくのを、ボスは刑事としての立場で見守るしかないわけで・・・そういう部分でボスの采配が後手に回ってしまったきらいがあった訳ではないですが、キタさんをベースに考えると、こうせざる負えなかった部分もあったりします。
どちらにせよ、キタさんはこの事件に巻き込まれる運命だったわけで・・・。
それにしても、刑事というのは因果な商売・・・キタさんの木村功さんはその苦悩する男を好演、藤堂チームの一員としてこの話のみで活躍します。
テキサス編は小谷警部といい、今回のキタさんといい、ボスの師匠格のキャラクターが宗さんの代わりに登場しますが、どのキャラも魅力的なので1話もしくは1度限りの登場となったのは惜しい気がします・・・。

そういえば、ボスはまた被弾するよなぁ・・・近いうちに。


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新鮮なうらばなし=デュークとDJ

2023-06-23 00:28:21 | 当直室日記

spotify配信「西山浩司のどこまでワルオなの⁉️」(会員登録なしでもちょいといじれば無料で聴けます。)

https://open.spotify.com/episode/1DjYOmR8G23i0lai3Hp5Ty?si=H_zhyk1pSrCF0HFz7EBlag&nd=1

1周年のファンミーティングに金田賢一さんが登場し、太陽の裏話をたっぷりお話(昨年の50周年同窓会の話から高橋惠子さん、長谷さん、良純さん、徹さん、裕次郎さん、露口さん、撮影方法、デューク秘話、などなど)。

金田さんはデュークのキャラクター設計に結構関わられていたからか、記憶が正確で、かつ「山さんからの伝言」についても小川英さんとアイデアを練って誕生させたことも語っておられます。というか、デュークファンは必聴です。(赤塚さんの2度登場秘話もあります。)

当時の撮影状況等も西山さんと詳細にお話になっていますので、50分ほどありますが、飽きのこない内容となっています。

最近は後期や末期の話はあまり聞くことができなかったので、新鮮かもしれません。

ぜひぜひ。


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ふぃっくしょん!

2023-06-22 22:27:52 | 当直室日記

仕事山積みのくせにやってしまう暴走機関車けぶでございます<(_ _)>
よせばいいのに、ツイッターでフィクションテロップに言及されている方が居られたので、
居ても立っても居られず、検証。
いや、30分程度の検証なので、抜けはあるかもしれませんが、ご容赦ください。
(というより、一度やってみたかったのに、すっかり忘れていました。。。)


 この作品における人物、
 事件その他の設定は、  
 すべてフィクションで    
 あります。             

(行間の色塗りができない、、、、(^_^;))

色味のムラは結構あって、現像の関係かと思いますが、これにはあえて触れません。
フォントのみで追跡した結果です。
(「あります。」がわかりやすいですね。)

初代 #1-#64 ・・・ 歴代の中で一番送りや跳ね、流しが細かい文字。(#24 初代ベースで文字が太く角張っている。他番組からの流用?)

2代目#65-#123、#125 ・・・ 初代を下敷きにして、ひらがな・カタカナを漢字の大きさと合わせ、全体の文字も大きくしたタイプ


3代目#124、#126-#596 ・・・ 最長タイプ。初代を再現したタイプですが、行間を広くとっているため、全体的に文字が小さくなっている。

4代目#597-#687 ・・・ 3代目をベースに若干文字を太くし、流しを単純化したもの。


5代目#688-PART2 ・・・ 4代目をベースにしていながら、「お」の単純化、読点の消失、句点「。」がつぶれて「.」になっている。

このフィクションテロップ、この10秒足らずの無音な時間が、どれだけ重要な余韻だったか・・・・終わってしまったという余韻。

これ、本放送時だと、長い事変わらない薄汚れた提供タイトルから提供社名テロップで「をを!!!始まった!!!」
交代スパンがかなり長い各社CMで「をを!!!早く早く!!!」
OPの無音2秒で観る態勢を切り替えて→メインテーマ。
そして終わりのフィクションテロップで「終わった・・・・・・・」
で、入れ替え頻度の低いCM
からの「予告編」で「ご期待してるぞ!!!」
最後に提供テロップからの「次回も楽しみにしてるぞ!!!!」的な。(後年は名場面挿入)

あぁ・・・贅沢なんだろうけど、本放送時の構成が懐かしいし、欲してますね(^_^;)
このあたりは再放送、リマスタ放送、商品化映像では味わえない、臨場感なんで。。。。。

 


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サンテレビ太陽放送6/18=絶好調テキサスの海上大活躍と不機嫌なボス

2023-06-18 09:43:02 | 放送予定

昨日はいきなり投稿のけぶでございました<(_ _)>
#715って、実は非常に危険な作品でして・・・・ただ、答えはサブタイトル通りだよという解釈に行きつくには、根本的に山さんに絶対的な信頼を寄せていないと、デュークのひっかけ的誘導問いかけに引っ張られるというところもあり、かつ捜査の結論に至っては説明があまりないので、視聴側としてはそれらを解釈するしかないというのは、現在ではあまり考えられない構成なのですが、昔は当たり前でしたからね・・・・。
それに、山さんに対しての各々の熱度も関係してくるし、パッと#715を観ただけと、毎週太陽を積み重ねて観てきたのと、リアルタイムではないけれどもしっかり時系列で観てきたのと、飛び飛びで観ていたのとでは、おそらく解釈は違うとは思いながらも、もう一つは誰の目線で観るかというのもあり・・・(小職は鮫やん復活含めドック目線でした)。

さて、ちょっとツイッターネタなどを。

▼大川俊道さん
幻のルパン企画(しかもレギュラー放送仕立て)なども出てきて、相変わらず興味深いです。
いやぁ・・・大川さんはサービス精神旺盛な方ですから、結構「惜しみなく」状態なのですが、ぜひまとめて執筆してほしいです。

▼サブタイトル
手書きであるのと、フィルムの焼き付けも手作業ですから、OPのクレジットと共に大きさのばらつきがジーパン編までは続きましたが、それが一時期は長く落ち着いたものの、なぜかスニーカー登場以後は異常にフォントが小さくなる作品もあったり。
「死」なんて小さすぎで(^_^;)


さて、6/18サンテレビ・太陽放送。
#159は、船員殺しの捜査に、漁船に単身「漁師」として乗り込むテキサス。船員と交流を深めながら溶け込んでいくテキサスだったものの、刑事ということがバレてしまう・・・・密室・孤島状態の船上、実際の漁を体験しながら、テキサスの奮闘を描きます。
そして・・・滅多に発動されない、ボスの「バカモンパンチ」の連射が拝める貴重回でもあり、
テキサスがいかにボスたちに愛されていたというもの確認できます。

順「ありがとうございます。」
藤堂「なにぃ!?」
順「俺・・・ほんというと危なかったんです・・・・その時、何考えたかわかりますか?」
順「もう二度とボスの怒った顔が見られないのかなぁと思ったんです。」
藤堂「・・・・」
順「だから俺、嬉しいんです。」

藤堂「・・・・もういい、行け。」


【地上波】サンテレビ・テキサス編

6/18(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第47話)
サンテレビ1(地上波)

第159話 50.08.01 海のテキサス (テキサス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

ゲスト:沼田曜一
 樋浦勉
 槙健太郎 島津元 高橋英三郎 藤竹修 西条貴之

脚本:柏倉敏之 小川英

監督:小澤啓一

土砂降りの川原で、ゴリさんとテキサスは拳銃の発射光らしき火花を目撃し、びしょ濡れの船員手帳を拾う。どうしても殺人事件の臭いがすると主張するテキサスを発端として捜査が開始された。
手帳の持ち主・大垣は明日出航予定の正栄丸という漁船の乗組員で、船長の証言で出航前に飲みに行くのは「かもめ」というバーであることが判り、他にも正栄丸の4人の船員が行っていたこともわかる。大垣と4人は激しく口論をした挙句、夜9時にはそれぞれ帰ったらしい。
何があったのかを知るため、テキサスは強引にボスを説き伏せ、正栄丸の船員たちに慣れなれしく近づく。無論漁船員という触れ込みである。
上手く売り込んだ結果、テキサスは船員手帳なしに正栄丸に乗り込む。
その頃、横浜の海から拳銃弾6発を受けた大垣の死体が上がり、殺人事件であったことが明白になる。
テキサスは船長に身分を明かした上、捜査協力を申し入れるが、乗組員を信じ、船を上という特殊な環境を考えた船長は非協力的だった。テキサスは手錠と警察手帳を隠し、新入りとして漁船員の中に入っていく。
あの夜、大垣とバーに行った4人、疑おうと思えば全員怪しい・・・。
証拠が掴めないままに、テキサスがある夜甲板でまどろんでいると、突然空を切って斧が飛んできて、さらに太い竿も飛んできた。こらえきれず船べりから転落するテキサス。足もとは白く泡立ち逆巻く太平洋の波・・・。

漁師のせがれ・テキサスの本領発揮編。
この頃は1年目のジンクスに向かい、絶好調のテキサスが船上という特殊な環境で捜査に当たりますが、危なっかしい部分もあったり、展開的にはテキサスのひとり舞台的な面もあります。
海上アクション編としても、クライマックスの海の中での「乱闘」もあり、伝統のボスの黄色いパジャマもあり(^_^;)
ところでこの作品、殉職編や登場編を別にして、勝野さんが最も印象に残っていた作品だということを『テレビ探偵団』で紹介していたと思います。
確かに、芝居ではなく実際に漁、してましたし、それが半端ない量で・・・(^_^;)


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見解いろいろ・・・13回終了、山さんからの伝言

2023-06-17 17:01:59 | 当直室日記

いやぁ・・・見解というのはいろいろありだと、今更ながら痛感するけぶでございます<(_ _)>

▼「小野寺昭 実は『太陽にほえろ!』って13回で終わる予定でした(女性自身)」
ぬ?小野寺さんはこのインタビュー内容をみるとそんなこと言ってませんが・・・(^_^;)
あくまでも最低13回製作予定で・・・というところで、裕次郎さんが降板すればあるいは終了していたでしょうが、当時のテレビ制作パターンを考えると、よっぽど視聴率がとれなかったとかトラブルが無ければ、裕次郎さんが降板しても少なくとも26回は進んだんじゃないかと。もともと番組の骨格が裕次郎さん抜きで企画されていますし、13回「読み切り」でもないので・・・・と言いつつも、現在の感覚からいけばまったくもって「アリ」なのですが(^_^;)

最初のワンクールって、裕次郎さんならではの主演作は、#9と#12ぐらいで、あとから入れ込んだ感じで、これがトップクレジットの扱いではないですよね。仮にもトップクレジットであれば早い段階で主演作を差し込んでいたと思いますし、何しろ裕次郎さんお自身の参加当初のスタンスを考えると、制作側があまり裕次郎さんを目立たせないようにするという「保険」だったように思います。

13回で打ち切りとなった『ターゲットメン』がYouTubeで配信されていますが、あの番組はスパイアクションブームの余韻の最後の灯、近藤プロデューサー作品以外はほぼ淘汰されていた時期ですし、さらに放送枠である土曜8時という難しい枠に敢えてチャレンジした姿勢には感心するところですし、小林旭さんもアクション面で相当やる気ではあったようですが・・・・8時台のドラマって難しいというのは、今も昔もあまり変わらないかもしれませんね。(『あいつがトラブル』も土8か・・・・)

▼石原プロ製作
未だに太陽は石原プロ製作であると誤解されていますが、本放送のしかも芸能ライターですら勘違いしていた人が多かったことを「国会図書館アーカイブ」巡りで改めて認識。石原プロの借金額までわかっていながらな人もいました。
他のネタ・・・1975-1976年ごろ。
 *小野寺さんのブロマイドが爆売れ→3人子持ちの30男性では異例・・・・と不思議がっておる記事筆者ですが、当時は有名スターやアイドルが売り上げ上位の中心でしたから、意外だったんでしょうね。(殿下人気が優先しているので・・・)
 *木村理恵さん、理想の男性は田村正和さんとテキサス(勝野さん)・・・・!
 
▼山さんからの伝言
デューク退場編であり、最終回まであと3回。
金田さんは1年契約のご出演でしたが、裕次郎さん降板等の事情もあり、次のお仕事ギリギリまで登板されたそうで、当時の状況から行けば最終回も制作時には確定していたと思われ、デューク本人エピの降板劇を作ることを敢えて避けたのだと、当時から思っています。

もう一つ、太陽の顔であった山さんの回顧作を作っていなかったことから、これらの要素を落とし込んでこの作品が生まれたのだと思いますが、何しろ最終回を控えているためあくまでも地味に終了してしまったのはデュークファンとしては納得できない部分はあったかとは思いますが、小職としては腑に落ちた作品でした。
やっはりね・・・・ソリーナが弱点の小職としては、陽だまりの会話から飯田節子の告白までは、今でも号泣ポイントであります。
(台本の決定稿、放送日の印刷がなく、警視監も神山さんではなく、浜野(滝田裕介さん)の予定でした)

ところで、この飯田寮事件。
これも見解がいろいろあると最近感じたところで、飯田に山さんが「情をかけた」と結論付けている人が居て・・・・。
申し訳ありませんが、小職の意見としてはドック同様「それはない」という結論なんで(^_^;)

小職の結論ポイントとしては、

*白紙のノート→あまりにも飯田含めた子供たちの自白供述が多すぎて、書きまとめる前に下書き的に書いていたが、結局前後ページが残るように破り捨て、さらには未来の飯田死去後の顛末も含め自ら書き加えようとして白紙を残した。
 (無論、山さんは自分が死ぬとは思っていなかったわけで)

*デュークが節子へ問いかけた「山さんの行動言動」と山さんの実際。
 デュークは、節子に対して当時の山さんは「罪を見逃しましょう」といったのではないか等、山さんが情をかけた旨の問いかけをして、節子は「仰る通り」と言っています。
 しかし、節子の口から実際の山さんの彼らへの事件のケリをつけた会話は、飯田の自白に「それは事故だ」、それでは気が済まない飯田に「それでは死期が近づいたときに遺書にでもお書きなさいといって笑って帰った」とこの2点だけ。
 節子のデュークへの「仰る通り」は節子自身の推測が多く加味されており、第三者的目線での感覚ではないので、あてにはなりません。
 ただ、なぜデュークがあそこまで山さんが情をかけた旨を問いかけたかというと、実際の状況を聞き出すための「敢えての呼び水」だったと思っています。
 さらに言うと、罪の意識に苛まれたままで、飯田寮側の人々が「免罪」されたとしても、そのままで気が済むわけがなく、仮に山さんが事故であることをいくら説明しても納得しなかったでしょうから、この場合、山さんと飯田の間に暗黙の了解が出来上がっていたものと思います。飯田は自分が生きている間は子供たちを抑える、仮に飯田が亡くなった場合は山さんが引き受けるというものが・・・・なので、この状態はどちらに転んだにせよ「情」をかけたことにはならないし、山さんは捜査員としての的確な結論付けをしただけと小職は解釈しています。

*捜査の結論
 デュークも警部も行き着いた先は、パニック状態の中での事故死。これは山さんもたどり着いた結論だと思います。
 そしてこれが、「山さんからの伝言」がちゃんと伝わったという証であるかと。

なので・・・今更ながら、デュークって大したキャラクターだったんですよね。
山さんのやり残した仕事を見事解決、おそらく飯田寮の面々にも説明したのだと思います。(孤児たちも大人になっていることですし。)


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サンテレビ太陽放送6/11=本当に自由になりたかった男の末路

2023-06-11 08:09:50 | 放送予定

一時期よりは太陽を観ているけぶでございます<(_ _)>
ただし、他の作品は観てない。。。。Gmen定期便も溜まってきたし。

ちょっとツイッターネタなどを。

▼続・大川俊道さんと『あいつがトラブル』
大川さんが「やるき」なので、ぜひ商品化等の話が進んでほしいなぁ・・・・。
確かにあの時期のアクションものは商業的及第点には及ばなかったものの、「ヘイ・ブラ」はあぶ刑事を背負っていたし、「ゴリラ」だって西部署を背負っていたし、「トラブル」は過大な期待をされていたし、どの番組も期待過多状態だったと思います。
ただ「トラブル」は何にしても観る方からすると破天荒だったし、BGMも良かったし、タコ課長だし・・・<謎
BGM込みの商品化、セットでもいいので期待したいです。
それに、今でも復刻できるコンセプトでもあるし、(織田さん代表といまの若手3人主演で、ナンノさんを署長に、虎ちゃんをタコ課長、おいちゃんも登場、うじき氏はハマのウラ探偵)
多分、今を逃すと出来なくなるんじゃないかなぁ・・・・。

▼エアコン導入工事
裕次郎さんの大病をきっかけに#507(井上高志氏+谷隼人氏のモンタージュでお馴染み)より一係部屋にエアコンが導入されたのですが、ボス復帰から東宝撮影所での撮影でデスクも1列2台増えて8台あったのが、エアコンが新設された国際放映ナンバー7ステージに戻ったため、また元に戻りまたデスク不足に(^_^;)
ところでこの工事、スポンサー三菱電機のエアコン設置なのでそれほど金額はかならなかったのではと思っていたら、ツイッターにあがった記事によると、基礎工事から手掛ける本格的なもので24百万円だったとか・・・!
裕次郎さんの「威力」というか、本来では考えられないですが、このステージ含め、10年足らずで東京メディアシティに建替えられるわけですから、それも含めなかなかの出費ではあります。

▼ブルース候補?
大川さんによると、渡辺謙氏も新人刑事候補だったとの事。この時期でいうと、美木良介氏もそうだし、いろいろと新人刑事案というのはあったと思います。ということは『壬生の恋歌』って、三田村さんも渡辺氏も太陽から奪った存在?(^_^;)


さて、6/11サンテレビ・太陽放送。
#158は、探偵が執拗に車で轢かれて死んだ。その探偵は恐喝の常習で、彼が持っていた写真によって捜査線上に浮かぶさえない男が目撃者により犯人か?と思われたが・・・・ゴリさんがある一人の男の正体に迫ります。さらに張り込みの為、ゴリさんとテキサスが兄弟に化けます・・・って元々兄弟みたいなものなのですが(^_^;)
ゲストが何気に凝って(?)おり、西尾三枝子さんは太陽唯一のゲスト、熊倉一雄さんのご出演を控えたテアトル・エコー祭り、そしてスターウルトラ・・・もとい中田博久さんのちょっと出。って、この人物も「勝部洋」か?(^_^;)

藤堂「だがなゴリ、宮口になった小谷の生活が本当に楽しいんだったら、なぜ小谷はあんなふうになってしまったのかなぁ。」
石塚「!」
藤堂「人間いくら逃げようとしても、自分から逃げ出すことはできん。そうは思わんか?」


【地上波】サンテレビ・テキサス編

6/11(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第46話)
サンテレビ1(地上波)

第158話 50.07.25 顔 (ゴリさん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

ゲスト:小坂一也
 西尾三枝子
 斎藤美和 
 中田博久 西田昭市
 梶哲也 阪脩
 八代駿 槐柳二 小幡利二

脚本:小川英 杉村のぼる

監督:山本迪夫

郊外の雑木林から、車に何度も執拗に轢き殺された死体が発見された。手口の残酷さから、犯人の冷静さを垣間見られた。被害者は探偵社の男で、生前依頼者の秘密を悪用して恐喝をしていたらしい。被害者の机を調べた山さんは場違、いな中年男の写真を発見する。男は宮口正男という平凡な独身男で真面目に働きたまにはホステス風の女と会ったするというどう見ても容疑者にはなりそうにない。
だが、殺人事件の目撃者が出て、宮口そっくりだが身なりも人品も格段に違う男が、死体らしいものを車に積み込んでいたという。
ゴリさんとテキサスは宮口のアパートの隣部屋に住み込んで様子を探ることになった。
宮口は引っ越しも気安く手伝い、一向に秘密めかした点は見当たらないが、一つだけ変わった点は部屋の一つをつぶして模型の汽車を一生懸命走らせて楽しんでいることだった。
不思議がるゴリさんに宮口は子供のころから蒸気機関車の運転手が夢だったこと、それが叶わなかった今、無責任に気ままに走らせる模型が何よりも楽しいのだと話す。
ゴリさんは次第に、宮口の自由人としての生き方に共鳴し始め、容疑者ではないという確信を高めるが、その頃宮口の郷里を調べに行った山さんが青年時代の彼の写真を持って帰った。その写真は今の宮口とは似ても似つかない顔だった・・・。

裕福な会社社長が不倫関係の「愛」を貫く為、別人になろうと決心、ただ、そのきっかけが自動車事故で、それを隠すためにまた殺人を・・・ある男の自由になりたいという欲求が無欲に見えても実は強欲だった・・・そんな複雑な男にゴリさんが触れます。
そういう男に意外とピッタリはまったのが演じる小坂さん、西尾三枝子さんの女性秘書も見逃せないですが、ゴリテキ兄弟も見逃せません(^_^;)


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雑記+サンテレビ太陽放送6/4=テキサス(一係)と「少年探偵団」の捜査競争

2023-06-04 07:15:46 | 放送予定

茶屋町氏の挑発(^_^;)に乗って、とうとうカシオペアのアルバム「CROSS POINT」のAmazonぽちっとを敢行したけぶでございます。<(_ _)> これでうまいコーヒーが飲める(照

『ジキルとハイド』のDVD-BOXもぽちったし・・・・。(露口さんを観るためだったのが、全体的に嵌っちゃった。。。。)
うむ。。。。

アマゾンとツイッター閲覧が息抜きの俺mmm。

▼大川俊道さんと『あいつがトラブル』
生みの親的大川さんのトラブルネタが爆発しているので、本当にうれしい。
本放送時は対外的評価を得られなかった番組ですが、当時も今も好きですね・・・というよりは時間枠に嵌らなかった、ナンノさんの絶頂人気の下降時期、バブル時期で土曜の夜の在宅率の低さ、アクションドラマへの視聴者の飽き・・・・など外的要因がアゲインストだったというのも原因かと。
かなり太陽を意識した感じ(実際の企画もそうでしたし)と、それまでの「はみだしデカもの」の総決算な感じをうれしく観ていましたが、やっぱりキャスティング的に長く続かないかなぁ・・・と思ったら・・・でしたが、実際そうなったのは残念至極で、あの一時期のストレス解消番組でありました。
ちょっとしたビリビリ感、数うちゃ当たる論(^_^;)、ナンノ先生の魅力(実はかなり爆発していた)、おいちゃん(^_^;)、悪ノリもあるがシめるときはキッチリ感が心地よくて・・・。
放送のみのお蔵入りが本当に惜しい、もしDVD-BOXがリリースされたら、自宅用と車用を買いそうな勢い、、、
その前に、本放送のビデオをDVDに焼かないと。。

なるほど、代表は警部だったんだなぁ・・・。

▼さらば銃よ
無料視聴のみの印象から行くと、なかなかの出来なのですが、何かが足りないと思ったら、緩さなんですよね。
すべてがカチカチし過ぎていて、隙間が無いというか。
最近のドラマ大体そんな感じなので、観なくなっちゃんたんですよね。
緩さ、隙間。。。奥行きが感じられる部分なのですが、それがあまり感じられないかなぁ・・・あくまでも小職の意見です。

▼#703
スヌーピー氏のサプライズプレゼントで、本放送時の色調ベースに当直室テレビの色調を調整。
やっぱりなかなか当時の鋭さが出ないなぁ・・・。
しかし、何故に#703? たまたまでしょうか(^_^;)
竹井みどりさんの華麗なるセンタークレジット!

▼#1
林邦史朗さんが着用していたチャイナ風(?)シャツがお弟子さんに引き継がれているとか。
#1は裕次郎さんのスーツも同モデルが現存していたり。
そういえばマカロニのスーツも復刻されていたなぁ・・・・。

▼ゴリカスタム(ハイパト)
#120初登場は間違いないのですが、本格的使用は#167が切っ掛けだったようです。
というよりも、テキサス(単独)編は#120より後は銃撃戦が極端に少なく、あまり銃を持たない山さんや
長さんが銃を持つ印象があって、何故かゴリさんの射撃が少ない・・・・ひょっとして意図的だったりして。


さて、6/4サンテレビ・太陽放送。
#157は、管内で連続発生する悪戯、捜査するテキサスとゴリさんはやがて6人組の子供たちに突き当たるのであったが、彼らの起こした悪戯の中に、重大事件がひそみ・・・・テキサスと子供たちの交流と合同捜査(^_^;)を描きますが、必要以上に子供に媚びた内容にはなっていないので、大人でも安心して観ていられます(^_^;)

小職としては、現在はサンテレビ放送テキサス・・・・もとい順に沿って基本太陽を視聴していますが、改めて150回記念シーズン(いわゆる殿下柄ネクタイ期、#167まで)というのは、充実した資金とバラエティに富んだ脚本、それに・・・いつテキサスが殉職するんだ?(本放送当時限定)というハラハラ感、さらにはレギュラー構成基本人数が最小6人という密度の中で、高テンションで製作が行われているのが未だに画面から伝わってきます。
そりゃ、予告編ですら凝りに凝った形になるよなぁ。。。
春には九州ロケに長門勇さんを迎えるなどでいつもは息切れするところが、中谷一郎さん、真野響子さん、前田吟さん、そして野崎一家総出演の危機編に3周年記念作として鮫やんの警察辞職という展開、そのあとも木村功さんに熊倉一雄さん(!)、西村晃さん、金沢碧さんに藤巻潤さん、上村香子さんと、他の番組ではレギュラー格や異色な人をゲストに迎える豪華っぷり。
これは単純に6人体制のなせる業かとは思いますが、このころの潤沢な予算が、その豪華さボン登場、アコ登場後も加速させていくんだから、このころの太陽の番組としての勢いが凄かったのは、今や伝説となるかと。
しかし・・・テキサスは急にモテ始めるし、殿下は何かとボコボコにされるし、ボスは2回撃たれるし、メンバーが満遍なく危機に瀕しているし。
(婚約ゴリさんは地味ですが、ひき殺されかけるし、自動車事故に遭うし、孤独に押しつぶされそうになるし、藤巻氏にボコボコにされるし(^_^;))
本来であれば、レギュラーの交代や登場を夏に行いたいところを、伸ばし伸ばしにして10月の番組編成改変期へ持ってきた「作戦」ということなんでしょうけど、あまりにもテンションが高く印象深い作品が多い時期でもあります。

山村「俺はなぁテキサス、子供だからと言って、やたらと甘い目で見るのは反対だ。子供は大人の小型に過ぎん、嘘もつくし人を裏切りもする。だがな、大人よりも子供の方が大きいものが一つだけある・・・大きくて純粋と言えるものがたった一つだけある・・・プライドだ。」

山村「(ボスに)私もその子供たちのプライドだけは、大事にしてやりたいと思います。」


【地上波】サンテレビ・テキサス編

6/4(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第45話)
サンテレビ1(地上波)

第157話 50.07.18 対決!6対6 (テキサス・ゴリさん)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

ゲスト:田中浩
 瀬島充貴 岩本和弘 梶浩昭 大塚朝光 藤原哲也 蔵藤悦典
 天草四郎 二見忠男
 みずのこうさく 内藤栄造 沖順一郎 
 
脚本:杉村のぼる 小川英

監督:山本迪夫

南矢追町商店街限って奇々怪々な事件が連続発生。パチンコ屋の玉入れがひっくり返り、お客がパチンコ玉で溺れそうになったり、不動産屋の金庫が盗まれ、そのままそっくり犬小屋にブチ込まれていたり、喫茶店に発煙筒が放り込まれれ火事騒動、ある食堂ではゴキブリの袋詰めが持ち込まれ客が逃げ出した・・・等々。
ゴリさんとテキサスはたまたま聞き込みの最中、身体に不似合が大きなトランクを運んでいる子供たちを見て不思議に思った直後、今度は本屋と鞄屋をまたにかけた嫌がらせ事件が発生、彼らが犯人ではないかと考える。二人はありとあらゆる妨害で対抗する子供たちを尾行し、ついに彼らを「連行」する。
七曲署で事情を聞かれた子供たちの「自白」によると、この商店街の裏手で起きた放火騒ぎで偶然近くで花火で遊んでいた孝が容疑者扱いされ、一切の弁明を聞き入れてもらえなかったため、ヤケを起こして嫌がらせをしたのだと云う。
ボスは子供たちの間に「協定」を結ぶ。警察は放火事件の真犯人を捜査する代わりに、子供たちは一切の嫌がらせを止めるというものである。だが、彼らの警察不信は拭いきれず、テキサスと彼らの捜査競争、騙し合いが始まった。
だが折も折、管内の廃屋であるスナックのバーテン松尾の死体が発見された。
聞き込みによると、最近の松尾は急に金回りが良くなったというが・・・。

さらっとあらすじを書くと、子供びいきの作品か?となりますが、放火に殺人も絡んでおり、さすがに杉村氏の脚本だなぁ・・・と唸ってしまう作品だと思います。
しかしながら私、昔は子供がゲスト主演ということで、なんとなく距離を置いていた「子供」でしたが、大人になって観ると、そういう偏見みたいなものは無くなりました。
太陽の場合、この時期すでに幼児からの視聴者が多かったのは事実なので、もしかすると毎回結構殺伐な事件を扱っているため、子供たちの感覚的に麻痺させないようにけん制手的な意味合いもあったのかもしれません。
それにしても、テキサスとゴリさんは楽しそうです(^_^;)
ということで、子供が主役なので、大人は添え物的な立ち位置です。
しかし、今回の「真犯人」役である田中浩氏の比較的軽快な演技も見逃せません。

それにしても、この時期のテキサスはモテ期ですなぁ・・・。


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