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「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

木之元さんの1983年

2025-08-12 12:54:16 | 当直室日記

さて・・・サンテレビ太陽放送は8/17も休止。
ちょっと気になっているのが、放送継続の可否ではあります。
とちぎテレビの太陽放送の例(#255まで)もあるので、油断はできない状態なのですが(^_^;)

継続を祈願します。そして、是非ロッキーの活躍を令和の地上波で!!

ところで、太陽卒業後の木之元亮さんの経歴で、特に1983年についてはいくつかの映画にご出演だったのは記憶にあるのですが、TVでは『なるほど・ザ・ワールド』で宮内さんとのコンビで回答者として出演なさっていたぐらいしか記憶になく、翌1984年からは髭を剃る等でTV露出も多くなった(逆に『なるほど-』の方は出演が無くなった)という印象が残っていたため、1983年の木之元さんのご活躍というのが、小職の中で謎でありました。確か舞台で活躍なさっていたということを聞いたことがあり、ウィキペディアは舞台関係が弱いので自力で調べてみました(^_^;)

1983年2月~3月 ミュージカル「炎の妖精」汀夏子 木之元亮 塩沢とき 久保明 増田喜頓(汀さんの相手役)

1983年4月~ ファッションミュージカル「シェルブールの雨」木之元亮 秋川リサ 高沢順子 東京キッドブラザース(秋川さんの相手役)

1983年11月 舞台「K2」菅原文太 木之元亮 坂西良太 (文太さん初舞台、アルピニストの二人芝居 大がかりなセット)※1984年7月再演

(以上、敬称略)

稽古期間と映画撮影等参加というのを考えると、ハードスケジュールですね。特に「K2」は文太さんとのほぼ二人芝居と共に大がかりな大氷壁(セット)にアタックするアクションを披露してたそうです。

ヒゲの変貌については、「炎の妖精」時はロッキー晩年の小さいヒゲを維持し、「K2」については、粗野な面を出したかったためか、伸びっ放し的な形状に変化していたようです。これは、『なるほど-』でも確認しており、活躍が見えない田舎者の小職は、木之元さんはヒゲも整えられないぐらい厳しい生活なのか!?と失礼ながら勘ぐってしまったり・・・<(_ _)>
恐らくこれらの舞台活動の反動から、翌年のひげ剃りと悪役も積極的に受けるという境地になったのかも・・・。
そういえば、「K2」の再演時はつけ髭だったんでしょうか。

おまけ情報(ウィキペディア情報なし)

1984年7月2日 TBSドラマSP『なんで結婚だって結婚』いしだあゆみ 樋口可南子 紺野美沙子 萬田久子 加賀まりこ 丹阿弥谷津子 原田芳雄 林英哲 山下真司 国広富之 田村亮 木之元亮(敬称略)

ウィキペディアに「カーオーディオ・オルフェス」CMのご出演とありますが・・・・(^_^;)


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サンテレビ太陽放送前後記 #254,255 そして・・・

2025-08-06 19:53:33 | 当直室日記

=サンテレビ太陽放送 前後記=

8/10のサンテレビ太陽放送はお休み。
高校野球に負けましたか(^_^;)

 

#254 連れブルー

山さんをおんぶするボスがラスト。露口さんも裕次郎さんのノリに応えています。
サンテレビ方面各位のネタ拾いの鋭さがかなり磨かれています。
「ゴリ化するバカボンのパパ」・・・・(^_^;)
「古畑任三郎的山さん」<ひょっとすると、田村正和さんの古畑キャラ構築参考の中に、山さんも含まれているのではないかという妄想は古畑本放送時からありました。
血のりの赤さはご愛敬ですが、いつもとは違った雰囲気は木下亮監督の手腕です。
実は監督が演出されている#95とも通じるものがありながらも、実は太陽セオリーでも演出できるという方であるので(実は次回)、ご自身の癖を消すことには比較的長けている方だと思います。
そして・・・実は次作もそうなのですが、子供へのこだわり、そして今回は『子連れ狼』ならぬ『子連れブルース』。完全に露口さんと東野さんの独壇場となり、ボスがゆらりふわりと関わっている感じです。
なので、加藤武さんの悪役っぷりがかき消されている(^_^;)。
癖たっぷりな遠藤さんも磯村さんも含め(^_^;)

脚本の播磨さんは太陽では変化球的な作品を執筆なさっているのですが、『子連れ狼』も書いてらっしゃるんですよね。

政和役と思われる宮里貴彦氏、出演歴がこの作品ぐらいのようですが、小職と同い年ぐらいかと思います・・・・っておそらく裕次郎さんの認識を出来ていたと思われ、最初からほぼセリフはありませんが、かなり緊張なさっていたのではないかと・・・。


次回、#255 

朝はのんびりムードだった一係が、
山さん=張り込み中に捨て子の「孝と真」(^_^;)を見つけ、母親さがしに奔走する
長さん=本日多忙の切っ掛け、頭上から落ちてきた看板に当たり気を失い入院、ゴリさんや俊一に見張られる(^_^;)
ゴリさん=チンピラの喧嘩解決、長さんの見張り、張り込み、猟銃乱射事件解決、張り込み。
デンカ=聞き込み、置き引き事件
ボン=チンピラの喧嘩解決~取り調べ、聞き込み、猟銃乱射事件解決~取り調べ、聞き込み(非難される)、捨て子を送る。

杉村さんの脚本だけあって、各メンバー万遍のない活躍です。
ただ、やっぱりボンは馬車馬のように働き、ゴリさんはメシを食う暇は冒頭の朝ソバだけだったようで(^_^;)
だからこそラストにこの二人から人手不足のグチが出るわけですが(^_^;)
山さんについては子供。前回から付きまといます(^_^;)
とにかく、目の離せない作品であります。
それに、今の目で見ると結構ゲストが豪華だったりします。

伊佐山さんは太陽初登場。橋爪さんは2回目ですが、現在にも通じる橋爪像でこの時期には比較的珍しい善人役、蟹江さんは3回目。今回は猟銃乱射男(^_^;)、今回の一番の「被害者」広田は上恭ノ介氏。声優やラジオパーソナリティとして活躍なさっていますが、出役として現在確認できるデータが太陽しかないという状態。
特別だったんだろうか・・・。

・・・・・いや、頭のケガだけではなく、俊一に諫められた、男・野崎太郎が一番の被害者か・・・(^_^;)


・・・・・・・・・・・・・もじゃもじゃもじゃもじゃ・・・。
どうやら、サンテレビ方面は高校野球で休みが続く?

その次は、七曲署の屋上で住むためではなく、一係部屋のドアを破壊するためではなく、殿下の足にリュックを落とすためではなく、ゴリさんに2発も殴られるためではなく、ボンのカナディアンロッキーのパネルを渡すべく・・・ではなく、欠員補充の為やってくる、岩城創が登場します。

ロッキー登場編は「登場編」としては非常によくまとまった秀作であり、ゴリさん・コンプレックス・拳銃・ハンディキャップ・対立・先輩刑事の負傷・同僚の優しさと信頼・・・というキーワードがうまくブレンドされています。

ここから、視聴率的に高値安定の「ボン・ロッキー編」が始まります。


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サンテレビ太陽放送8/3=山さんと不幸な男の子連れ哀歌

2025-08-02 07:59:56 | 放送予定

限界突破けぶでございます<(_ _)>
あぁ・・・無情<なんのこっちゃ。。。

▼テレ朝ニュースでサンテレビ太陽放送へ向けたような嬉しいインタビュー。

木之元亮 松田優作さんの一言がきっかけで伝説のドラマ「太陽にほえろ!」の“ロッキー刑事”に抜擢!
https://news.tv-asahi.co.jp/news_geinou/articles/900170370.html

サンテレビのロッキースターティングには丁度いい記事かと思います。

さて、サンテレビ太陽放送8/3は#254。
妻を暴力団内部のイザコザで亡くし幼子を抱えた男、同じ年頃の隆と別れて間が無い山さん、その男なりの命を懸けた復讐、それを止めようとする山さんも命をかけて阻止しようとする、男の命のかけ方を描きます。
拳銃、コルト・ディテクティブスペシャル(コルト・ローマンより小ぶりなイメージ)を巡って起きる悲劇。

最初は3年前に竜神会の権藤が殺人を犯した際の凶器、次にはその拳銃を預かっていた子分が権藤を強請って逆に愛人と共に殺され、そしてその愛人の夫である秋月が権藤を強請りそして狙われる・・・拳銃が警察以外の誰かの手にある限り輪廻するところを断ち切ろうとした山さん・・・というよりは、妻を亡くし、2歳の幼子が家族として残った男同士のシンパシーというか、それそれ絡み合う感じで話は進みます。
秋月という男は、かつてスーパーを経営して失敗し多額の借金を背負い、妻を夜の仕事に出さざる負えなかった中で、妻の裏切りも何もかも飲み込むように受け取り、権藤に妻を亡くした慰謝料を公然請求し、何かあった場合には子供に金を残せるようにと画策し、自分の生命を賭ける。
その秋月に山さんは同じものを感じながら、決定的に違う「子供の為に何が必要か」という部分を、山さんが捨て身で示します。

という、非常に重いテーマではあります。
とは言いつつも、ただ重いだけではなく、画面を味わう旨味みたいなものもあるので、見入ってしまいますいつも。

ところで今回は覆面車が殆ど次作に出番が回ってしまい(^_^;)、セレステやZが登場、セレステはこれから後2度ほど登場、Zは以前にも使用されているものです。でも、クラウンの代わりがあのボロボロのグロリア?

山村「あんたの息子は・・・父親を失わなくてよかった・・・・そして・・・私の息子もだ・・・・。」

【地上波】サンテレビ・ボン単独編

8/3(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(ボン単独編 第10話 又は スコッチ登場編 第38話)
サンテレビ1(地上波)

第254話 52.06.03 子連れブルース (山さん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎
        
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      田口良
       宮内淳
      野崎太郎
       下川辰平

      山村精一
       露口茂

矢島明子/木村理恵

ゲスト:東野英心
 遠藤征慈 磯村健治 橋本菊子
 永田博文 邦創典 宮里貴彦 三沢もとこ
    加藤武

脚本:播磨幸治

監督:木下亮

山さんとゴリさんは署の前で妻さがしの幼子を抱えた男に出会う。ちょうどそのころ、噂ではあるが竜神会の大幹部である権藤が3年前に起したとされる殺人に使われた凶器である拳銃を持っているという権藤の子分・北沢が消えた。
その話をしていた直後に北沢と女が殺される・・・一緒に居た女は既婚者で、子供の診察券から身元が判明したが、それが例の幼子を抱えた秋月の妻だった。
権藤にはアリバイがあったことから、殺し屋が北沢たちを殺したとみられ、さらに秋月の家も荒らされていたことから、拳銃は権藤のもとには戻っていないと判断した山さんたちは秋月に拳銃の事を訊くものの彼は知らないという。
そのうち、秋月は権藤の目の前に現れ、妻を亡くした「慰謝料」を公然と請求してきた・・・・。

隆と別れた後の山さん主演編は間接的に亡くなった高子や隆の事を思い出させる話が多く展開されますが、今回は秋月親子に対してかなりストイックにしかも静かに守ろうとする山さんが描かれます。
木下監督のシャープな演出、そして抑えたBGMで、この作品独特の雰囲気を醸し出しています。
財産失って、妻も失って、子供の為に自分も消そうとする男と、それを何とか阻止しようと自分の生命を賭ける山さんも子供の為に生き残らなければならないジレンマとのせめぎ合い。
高子が居たころはそこまで考えなかった山さんの変化がこの作品でも確認できます。
と、ここまでくるとロッキー登場は目の前ですね。

*「民芸店の女」とこの話を踏まえて「山さんからの伝言」を観ると、コクが出てきます。
何となくこの頃の迷える山さんがあの結論に達する過程みたいなところの落としどころになると。

*この回より銃器類協力のMGCボンド・ショップが参加、ゴリさんがコルトトルーパー、それ以外のメンバーはコルトローマンを所持。ただし、次回はいつものハイパトに戻りますが(^_^;)

*東野さんの巧さが一番出ている太陽ゲスト作だと思います。

*加藤武さんがゲストの締めにクレジット。
この形式は久々でこれ以後は無かったような・・・あったっけ・・・。。

*とにかく覆面車が変形技、レギュラーはクラウンの室内しか映らず、これから結構目立つセレステや、「刑事失格!?」でスコッチが拝借したZがスプリンターの代わり(^_^;)、そして地味にガードレールにぶつかっていたボロボロのタテ目グロリア。締めはボスのプレジデント(丸目マイチェン後)。

=ロケ地検索=

竜神会はおなじみの事務所ビル(西新宿7丁目)
新宿副都心太陽通り
小児科医院は世田谷区経堂5丁目
秋月のアパートは三軒茶屋近辺?
新聞販売店、運河近辺は北品川1丁目
ラストは砧3丁目、砧温泉の煙突が見える。


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X巡回+サンテレビ太陽放送前後記 #253,254

2025-08-01 01:41:41 | 当直室日記

・・・・新宿駅西口の工事も進んで、どんどん面影が無くなる・・・・。

引き続き2日足りないけぶでございます<(_ _)>
そして1日プラス・・・・津波警報対応で地味にくたくたです。
さらに、避難で2時間ほど天日干しで数年ぶりの日焼け・・・(^_^;)
そして本日は旭川へ出張。
というわけで、往復の牛乳ソフトは戦利品として補給します。

X巡回

▼アナザーストーリーズの傷天
ホーン・ユキさんも呼んでほしかったなぁ・・・・。
骨格的には番組側は器を用意して証言集としてまとめたという中身だったと思います。
太陽の時に感じた番組側の「スキスキ」度はあまり感じなかったというのがあります。
本編使用も少なく、太陽の話題もわずかでしたが、各人の証言は面白かったし、興味深いところでした。
そもそも傷天自体が、結果的にショーケンさんの創造作品という側面がありましたから、ショーケンさん抜きの番組作りは難しかったかとは思います。

▼姿三四郎 1978
当時、確かに低視聴率でしたし、なかなか再放送にも恵まれていませんが、無我さん版がDVD化された今、お蔵入り状態が人気があるなし関係ないところに原因があるのではないかと思えてきた・・・とは言っても、思い当たるフシが無かったりするので・・・・さて。。。

▼露口さん当時の所属事務所
宮内さんと同じ田村企画ですが、独立は宮内さんが卒業した後かと思います。
個人事務所を設立した後、少なくとも確か1986年の芸能人長者番付で露口さんが10位だった記憶があります。

=サンテレビ太陽放送 前後記=

#253 きがい

改めて調べてみますと、寺尾さんの役者人生で刑事を演じたのはどうやら西本が初めてのようです。これ以前は巡査役ぐらいで、どちらかというと、刑事ドラマとは縁遠かったようです。『いろはの”い”』のハイドンを継承し、かつサラリーマン的要素を加味した(というか寺尾さんのアイデア?)刑事像は、寺尾さんの素性を活かしながらキャラクターを作ったのではないかと思います。
そもそも論ですが、実はこの当時の寺尾さんの活躍スタンス的なものと、今現在も実はあまり代わりが無いように感じます。
一方、ゴリさんについてはマウントキャラでありながら親和性が高いという不思議なキャラであることがまた証明されています。ただ、それは殿下やマカロニで既に証明されているので、今更ではありますが(^_^;)
もぞもぞ考えて、西本夫婦一個体でドラマは成立すると思いますが、当時の刑事ドラマ界隈ではまだまだ異質だったと思いますので、このキャラクター性は10年早かったという印象はあります。

次回、#254 連れブルー

事業に失敗した秋月(東野英心)は、借金に追われる毎日を送っていた。みかねた彼の妻は、家計を助けるためにクラブで働き、その店の客だったヤクザと知り合い、深い関係になってしまう。そのヤクザは、自分の親分である権藤金融(※本編では竜神会)の権藤(加藤武)が、三年前に殺人(証拠なしで無罪)をした時の指紋付きピストルを権藤に一億円で売りつけようとして殺し屋に秋月の妻と共に殺されてしまった。
数日後、ホテルのロビーで談笑している殺し屋の黒幕と思われる権藤を張り込んだ山さんたちの目の前で、妻を殺された秋月が二歳になる彼の子供を背負って現れ権藤に三千万円の慰謝料を請求した。その時の秋月の態度にはただならぬ自信がうかがえ、問題のピストルを彼が手に入れているのではないかと思われた。
秋月の命が危ないと感じた山さんは「父親として一番のつとめは、その息子に金を残すことではない、元気で生きていてやる事だ」と説得するのだった。(敬称略 当時の新聞記事に加筆)

山さんの「独身」シリーズ第2弾、今回は行方不明の妻が犯罪に巻き込まれ亡くし、幼子を抱えた男を山さんが守るかたちとなりますが、この作品も#715を観るうえでは想像の材料となる作品です。
あまり話題とはならないですが、今回の山さんは秋月を守るために自ら囮となって負傷するんですよね。
いつもの山さんであればもっと安全に事を運ぶところが、まるで狙撃してくれよというような勢いでグロリアのハンドルを握るわけですけど、子供の親を失わさせないという思いがある割には自らも危険に飛び込むわけで、考えようによっては「山さんの迷いの時期その2」ともいえるのかもしれません。

ゲストは太陽2回目の東野さんと加藤さん。東野さんは十八番的な父親像といえますが、加藤さんは犬神家の後とはいえ、まだ悪役も演じていた時期です。結構加藤さんの悪役は底辺からの怖さがありますね。


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サンテレビ太陽放送7/27=ゴリさんとハマのサラリーマン刑事が追う拳銃密売事件

2025-07-26 06:53:11 | 放送予定

くたくたなけぶでございます<(_ _)>
暑さではなく、単なるくたくたです(^_^;)

YouTubeのザッピングにて「お前と俺」が流れる。
言い換えれば「岸部一徳のテーマ」。
岸部一徳さんの作詞で、「怒りのテーマ」の原曲ですが、なぜ「岸部一徳のテーマ」が「怒りのテーマ」となったのかなぁ・・・いや「怒り」楽曲録音が1972年で、「お前と俺」は1973年リリースなので逆か?などと、ぼーっと考えておりました。
結局、答え見つからず・・・。

X巡回

▼第一話
アバン的冒頭マカロニ登場シーンで、マエダ・オート社長のライターを奪うマカロニ(^_^;)
ショーケンさんのアイデアでしょうね。
太陽自体の初動製作が短期間だった為に、プロデューサーサイドが寛容だったのではないかと思います。一線を超えないまではショーケンさん優先でスターティングを切った印象はありますね。裕次郎さんも意見はあったようですが、ある意味石原プロ以外の仕事であり、キャスティング的にはギリギリに決まった経緯があったためか、自我を通すことを敢えて避けていたのではないかと。そう考えると裕次郎さんが事業家的一面があったという証かとも思ったりして。

『大空港』のスターティング記者会見(於 羽田空港?)のフォト。
富士太さんが懐に手を忍ばせ、眼力ギンギンのポーズを取っているのに、他のキャストはみんなOFFな写真を拝見。(別versionは普通に立っている<当然(^_^;))
ギンギン富士太さんを止めるポーズの鶴田さん含め、みんな拳さんですらOFFモードで、雅俊さんは普段着このうえない状態。
けどあの写真、妙に好きです(^_^;)
・・・・多分『大空港』も6月にスタートを切りたかったんでしょうね。成田空港使用可否含め、様々な面で思い通りに行かない面があった升本プロデューサー(泉ちゃんのお父上)の心中お察しいたします。(どうもスタートギリギリまでタイトルは『大空港特捜部』だったらしいです。)
そういえば、ノンコの降板は過密スケジュール故だったようですが、後任のシスターも当時は同じホリプロ。交代記者会見で、本編では競演が叶わなかった2人の共闘シーンを再現したスチールが存在しています。

 

さて、サンテレビ太陽放送7/27は#253。
横浜港署刑事の西本に寺尾さんを迎え、コンビを組むゴリさんとの刑事としてというか人間としての「生きがい」が対比されます。
スマートで飄々としていながらも、鋭い視点を持ち、自分自身の生活のこともよく考え、美人の妻も居て、出世の事もちゃんと考えている西本のキャラクターは太陽史上でもゲストキャラとしては破格な細かい設定がされています。もしかするとセミレギュラー候補だったかもしれません。
そのキャラクターはおそらくPART2のオサムさんに継承された部分はあったようで、「個人主義」という点では2者は同じです。
一方ゴリさんにしても、昇進試験を受けたいのだけれども結局はすっぽかしというのを繰り返し、仕事に追われるというか情熱を注いでいます。
方向性は違えど、「生きがい」は各々持っている二人が、刑事として対立し理解しあう過程がこの話の見どころであり、魅力です。

西本「僕のこん中にはレーダーがありましてね、このあたりで何かがあるかっていうのは、ちゃんと判るんですよ。」

【地上波】サンテレビ・ボン単独編

7/27(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(ボン単独編 第9話 又は スコッチ登場編 第37話)
サンテレビ1(地上波)

第253話 52.05.27 きがい (ゴリさん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎
        
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      田口良
       宮内淳
      野崎太郎
       下川辰平

      山村精一
       露口茂

矢島明子/木村理恵

ゲスト:寺尾聰

 中島ゆたか 大丸二郎
 みやけみつる 牧れいか 福原秀雄 多田幸雄
 入江正徳 庄司三郎 相原巨典 安井真璃子
 
脚本:小川英 高階秋成

監督:澤田幸弘


 
昇進試験の準備に勤しんでいたゴリさんの前に現れた、横浜港署刑事・西本。同僚の津上刑事がチンピラに撃たれた事件で使用された拳銃が七曲署管内でカタログ販売で購入したと自供、一緒に捜査することになった。
売人については顔も見ておらず、特徴的なブーツだけが目当てだった。また、売られたルガーについてはエーゲ海で購入できることから、エーゲ海ツアーに参加し、前科のある宮沢を西本はマークしていた。
その宮沢はあさってまたエーゲ海に飛ぶという。ボスは西本のパートナーにゴリさんを組ませることにするが、ゴリさんは西本の合理的で直接的なやり方にハナからそりが合わず、宮沢に対してシロと見るゴリさんと黒とみる西本には徹底的に対立することになる。
さらにそのサラリーマン的合理主義は徹底しており、定時に帰っていったが、偶然ゴリさんと会い、迎えに来ていた西本の美人妻と食事をしないかと誘われる・・・・。

港署の西本には寺尾聰さん。ケンメリスカイラインで迎えに来る妻に中島ゆたかさん、どちらも太陽初登場です。
あまり話題に上らない話ですが、『いろはの”い”』終了直後でまだその面影を残している寺尾さんが、サラリーマン刑事を好演しますし、後の次郎やリキとは一味ちがい、太陽PART2のオサムさんに通じる飄々としたところを思う存分披露します。
それに付き合う・・・というか付き合わされるゴリさんのリアクションもかなり見ものです。

改めて考えてみると、寺尾さんの刑事役の原点があの西本だという事に気が付きましたが、多分歴代の寺尾聰刑事像のなかで、一番寺尾さんに近い感じになっている気がします。サングラスも無いし(^_^;)
ただ、「寺尾滑り」は健在ですが。
(かなり滑りにくい靴底でも、果敢に滑ってます)
前にも書きましたが、スコッチのプロットキャラの一つではないかと思われるようなキャラ立ち、性格だけはオサムさんに継承されていきますが、現在でも十分通用するキャラクターなのではないかと思います。

*西本のキャラクターはやっぱり作りこみが丁寧なので、もしかするとスコッチ登場時のボツ案だった可能性があるような。
寺尾さんも候補だったかも・・・。
あれだけ出来上がっていたら、奥行きももっと出せる感じなので、再登場が無かったのは残念ですね。
ちょうどこの頃の寺尾さんのイメージに沿ったキャラクターであって、その後の城西署の次郎以後のハード路線以前の寺尾さんの刑事キャラとしては貴重な作品です。
多分、PART2のオサムさんの原型はやっぱりこちらではないかと。

*一方ゴリさんは、一部の「ゴリさん巡査部長説」の起源になったと思われる「警部補昇進試験」のくだりがありますが(^_^;)。
それよりも、スマートな西本と丁寧な捜査のゴリさんが一緒に捜査して、最終的には西本が「生きがい」の部分でゴリさんのやり方を容認する部分は対スコッチの関係に通じるものがあると思います。

*今回は覆面車を増車、「嘘」で砂利山に突っ込んだ横浜ナンバーの50系後期のクラウンと、お馴染みベージュのクジラクラウン(中期型)が助っ人に入ります。

=ロケ地検索=

横浜中華街大通り
横浜市中区元町2丁目
新宿副都心(太陽通り)
旅行社の入るビルは現存、西新宿1丁目4、喫茶店はラーメン屋になっている。
城南署は成城警察署(二代目七曲署)、南口署で使用中のギャランΣの白パトが見える。
証明写真BOXはに新宿1丁目9
羽田空港
歌舞伎町1丁目


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NHKBSアナザーS、今度は「傷天」

2025-07-23 17:39:36 | 放送予定

以前、太陽を採り上げた、NHKBS「アナザーストーリーズ」。

7月30日の放送では、『傷だらけの天使』を採り上げます。

恐らく、太陽の話題も入ってくると思いますので、チェックしてみるのも一興だと思います。

----------------------------

アナザーストーリーズ 傷だらけの天使 〜なぜ伝説になったのか〜
1974年に放送が始まったドラマ『傷だらけの天使』。シラケた空気の漂う時代、この作品は後に伝説と呼ばれるようになる。それはなぜか?関係者の証言などから解き明かす

7月30日 水曜 21:15 -22:00 NHK BS

高度成長に陰りが見えた1974年にドラマ『傷だらけの天使』の放送開始。主役は萩原健一、弟分は水谷豊。二人の絶妙な掛け合いと、かっこ悪さや情けなさを隠さない自由な空気をまとう若者像が支持を集める。しかし当初は、過激な性描写で叩かれ、予算もオーバー、視聴率も低迷。そこから徐々に注目を集め、高視聴率を記録した圧巻の最終話へ!「傷だらけの天使」はなぜ伝説となったのか、水谷豊など関係者の秘話から明らかに。


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X巡回+サンテレビ太陽放送前後記 #252,253

2025-07-23 12:50:44 | 当直室日記

夏バテではないですが、どう考えても2日足りないけぶでございます<(_ _)>
余裕が欲しい・・・。
いやぁ・・・暑すぎますね。北海道の沿岸部で30℃以上というのは、海が沸騰してるんじゃないかと(^_^;)。

巡回など

▼『特別機動捜査隊』特捜隊 南川部長刑事
菅沼さんのプロフィールが判明いたしましたのでウィキペディアに載っていないのでメモります。伊沢さんが明治45年生まれ、波島さんは大正11年なので、登場時は一番の年長者だったようです。

菅沼正(本名 伊藤正)大正9年3月25日生まれ(所沢在住 東映⇒フリー)1971年まで出演記載確認。特捜隊降板後、選挙がらみの短編映画(とはいいながら選挙がらみにも見えない内容)の主演で2作ご出演。地井武男さんや町田祥子さんとも共演。

そういえば、『懲役太郎 まむしの兄弟』をチラ見、特捜隊の牧さんがマシンガンをぶっ放していました(^_^;)

▼太陽では記者
山東昭子さんも落選ですか・・・それも太陽の日に判明するという奇遇さ。この方は小職が物心ついてから国会議員という印象で、後に太陽にも出ていた!という驚きはありました。

▼ひとりごと
太陽終了後から感じていることではありますが、ドラマにリアリティやわかりやすい(一方で極端な)ドラマ展開を視聴者側が欲する傾向が強くなって、最近はドラマチックというか劇的・映画的な展開じゃないと刺激が足りないという方が多くなった気がします。これでは半ば日常的にキャラクターを観ている方向性の長期ドラマなどは育たないよなぁ・・・とも思いつつ、これはワンクールドラマ台頭の代償なのでしょうね・・・キャラクター・企画・ホンの消費も激しくなりましたし、小職自体、ワンクールドラマ(ワンクールのハーフドラマ)は、元々観ていなかったので尚更かもしれませんが、あっという間に終わって、後味すら残さないというドラマばかりで、せめてツークールあれば・・・と思いつつも、もう今更かぁ・・・。
いまだからこそ、『特別機動捜査隊』のような、主任以外はスターを出さないで長期放送するというドラマが観てみたいです。

個人的には#251のトラウマは小職自体も背負ってます(^_^;)
直面した壁をどう乗り越えるか、冷静な自分自身の視点もありながらも、人の命を守りたいのに、結果的ではありますが人を死なせてしまったという自責の念、自分自身の存在意義・・・なかなかに年少であった小職にも刺さる話ではありました。

=サンテレビ太陽放送 前後記=

#252 婚相談所

「前科一犯」「飛ぶこんにゃく」「馬鹿ザメェ!!!」・・・(^_^;)
ハチャメチャで一係をピエロにして、お惚気全開の鮫やんと玉枝おかみさん。特にゴリさんは被害者でしょうね・・・とにもかくにも終わって気づいたら全身あざだらけだっとことでしょう。
今回、殿下がほとんど絡んでいないところから、マリッジ・コンサルタントのアイデアは鮫やんなんだと思いますが、出資は前回は鮫やんの懐からだったと思いますが、今回は玉枝おかみさんでしょうね。
それにしても澤田監督はコミカル編の演出が絶妙ですね。今回のピエロ代表は関西組の竜さんと宮内さんだったので、軽快かつ自然。サンテレビ方面でも好評だったようです。そして脚本は長野さん。後年『噂の刑事トミーとマツ』のメインをはるだけの筆力の広さに今更ビックリします。
本来ピンクレで、鮫夫婦のために三枚看板だった獏さんも負けてなかったですね、主役とピエロにお笑いを任せ、淡々と健治を演じているところも見どころだったかと。

ところで、最終型510ブルーバードバンはほぼ5年落ち。当時はまだまだ現役で走っており、うちのオヤジの営業車でもあり、当時ももったいないと思ったものです。

次回、#253 きがい

横浜の書店で、刑事がチンピラにピストルで撃たれたという事件が起こった。
犯人は、現行犯で横浜署の西本刑事(寺尾聰)に逮捕されたが、犯人の供述で、七曲署管内でピストルがカタログ販売されていることを知った。
知らせを受けたボスは、西本刑事を七曲署一係室で皆に紹介し、彼がピストル密輸捜査協力者としてゴリさんがあてられた。
犯人が持っていたピストルは、エーゲ海沿岸のバザールで売られたものであるという。西本刑事は、エーゲ海ツアーで向こうに行ったことのある前科者・宮沢(みやけみつる)を容疑者としていた。
ゴリさんが、前科者というだけで容疑をかける彼のやり方には疑問を持ったが、とりあえず宮沢の話w聴くことになった。
宮沢に合った二人の刑事、西本刑事は犯人だと言い、ゴリさんは犯人ではないと対立してしまうのだった。
(敬称略 当時の新聞記事に加筆)

ほぼ連続している『いろはの”い”』終了後のOB出演、前回の鮫さんもそうでしたが、今回は寺尾聰さんの太陽初登場。どうやら穿孔性胃潰瘍で手術をなさる直前の撮影だったようです。よって、牧野次郎を演じた時よりもまだふっくらとしています。
なので、寺尾さんの「二枚目半」時代の最後が今回の西本だともいえるのかもしれませんが、西本はサラリーマン的な考え方で定時帰宅にきれいな奥さんを持つ合理的な男。ただ、一度決めたらハードな側面を発揮するという・・・・実はPART2のオサムさんとどこか似ているところがあります。いや、本当に西本をPART2に迎えても良かったのではないかとも思いますが、このキャラクター像が『ジャングル』の津上係長にも受け継がれたというのは感慨深いところがあります。なので、西本のサラリーマン刑事像はこの時点ではとても早かったという印象はあります。

一方ゴリさんは昇進試験に再チャレンジですが、西本のやり方に拒否反応バリバリ(^_^;)
ただ、ゴリさん・・・・対立する場面が多いですが、総じて適応能力が高いので。

それにしても、西本のかみさん役に太陽初登場の中島ゆたかさんというチョイスが凄い・・・・。


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マカロニが最期に乗った覆面車

2025-07-22 18:54:23 | 当直室日記

自動車事業部諸氏に朗報です。

プラモデルですが、ハセガワ(メーカー)より、トヨタ・セリカLB・ST(1973年式)が発売されました。どうやら限定生産のようです。

太陽自動車事業部各位には、いつもの「どうせGTだよね・・・。」というセオリーを破壊!「ST」です(^_^;)。

太陽では#47より登場、未使用でしたが#85まで在籍していたと思われ、画面上では#52にてマカロニが最期に乗った、トヨタ・セリカLB・ST。登場時などではゴリさんが運転し、#52ではむしろ殿下がハンドルを握っていました。太陽で登場したセリカの始祖です。

・・・・買っちゃいました(^_^;)

スペック等以下にメモります。

ハセガワ 1/24 トヨタ セリカ LB 1600ST 1973 プラモデル 20766 (自動車)

トヨタ セリカ LB 1600ST(1973)スケール … 1:24
品番 ……… 20766
コード …… 4967834207660
弊社発送 … 2025年07月16日(発売中)
発売日 …… 2025年07月19日ごろ
本体価格 … 3500円(税込価格:3850円)
模型全長 … 177mm
模型全幅 … 68.5mm

新規パーツを追加、セリカ LB 1600STを再現
ボディパーツカラーはホワイトです。

追加プラ部品
「ST」バッジ
ST用の純正ホイール

 

追記:AmazonのURLです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0F2H6R3DQ?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title


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太陽の日 2025

2025-07-21 16:39:08 | 当直室日記

太陽の日も社畜まっしぐらのけぶでございます<(_ _)>
予定を立てるより、日々のモチュベーションと体調の維持に必死です(^_^;)

さて、幣ブログの引っ越しをいつにしようか・・・9月末までには行わなければならないので、とりあえず8月を目途としましょうか。

そして太陽は53周年。小職も53歳(^_^;)
太陽OB各氏はお元気のようで何よりですが、小職は50歳を超えて、年々気力・体力減退が止まらないので、生きる証をたてるため太陽散財させてくれ・・・と思う次第で(^_^;)

と、太陽本放送時のファンでも年少だった小職も寄る年波にはぞっとしている状態なので、もうそろそろディアゴから出るのか?という妄想まで生まれ、『胸キュン刑事』DVD化なので、ぜひ『東京バイパス指令』も!と思うところです。

7月26日の「ウルトラマンオメガ」に木之元さんがご出演。
太陽倉庫のオーナー・オオヤ サブロウ役。
太陽倉庫・・・・作ってみたい(^_^;)

・・・世良さんの件は残念であります。・・・なかなか政治というのはとっかかりも難しい。


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サンテレビ太陽放送7/20=ごろんぼの鮫、愛のキューピットになる…!

2025-07-19 07:00:22 | 放送予定

疲れました・・・・昨日はちょっと早めに帰宅できましたが、即泥寝のけぶでございます<(_ _)>

X巡回

▼ベストフィールド10/31発売『胸キュン刑事』DVD
まじめに!?
梶原真弓さんも実は嫌いではなく・・・(照
そして、太陽ファンには・・・国際放映制作とあって、PART2終了直後の撮影スタジオ№7が改装されて使用されますが、どこかでみた小道具が・・・。
そして選曲は小林和夫氏。ということでSE曲に反応すること山のごとし(^_^;)
さらに監督は辻理氏がメインですが、サブは鈴木一平さん。
とくれば、結構本格的な刑事ドラマの布陣。

買おうかなぁ・・・・。

▼訃報
チャレンジャーであり俳優である和泉雅子さんがご逝去。
日活スターであることは重々承知していましたが、北極点踏破には正直びっくりした記憶があります。
そして、遠野なぎこさん・・・・『すずらん』の萌が強烈に印象が残っており、だからこそバラエティ番組進出はびっくりしましたが、そのことが彼女の早逝に影を落としている感じもありますし。様々な背景もありながら生きることには壮絶な苦労をなさった方かと思いますが、だからこその早逝が悔やまれます。
北海道の「明日萌駅」のある町は、小職の死んだおやじの故郷であり、恵比島駅はお盆時期に時間があれば立ち寄って、ホームでぼーっとしていました。留萌本線も、峠下駅は廃線後1年で倒壊・・・。
むなしさとかなしさが入り混じったような思いに駆られるところです。

お二人のご冥福をお祈り申し上げます。


さて、サンテレビ太陽放送7/20。
元刑事の鮫島が今度は結婚相談所を開設、しかしそのカップル第一号の新郎が強盗事件に巻き込まれるが・・・・鮫さんが事件に関係のない職業を選択したのに、結局は事件に巻き込まれる#252を放送。
探偵までは刑事にある程度紐づいたような職でしたが、今回はマリッジコンサルタント・・・って世話役おばさんではなく、世話役おじさんに(^_^;)。突飛なアイデアもこのころから激しくなるわけで。そして、なぜか今回は鮫さんとゴリさんの絡み強め。ゴリさんが叶わない数少ない相手です。
ゲストには獏さんと鈴鹿さんという当時目線でいけばフレッシュなカップル。そこに絡んでくる梶田に清水大敬さん。清水さんは太陽2回目のご出演で、売り出し中のころです。

今回、鮫やんといえば「玉枝」のおかみさんの活躍ぶりも注目です。
鮫やんに三下り半をもらいながら、山さん相手にクダをまき、刃物を突き立てられますが、結果的には総じてオノロケとなる展開(^_^;)
ただし、玉枝の出番は今回で終了です。

石塚「馬鹿ザメ!!!!」

【地上波】サンテレビ・ボン単独編

7/20(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(ボン単独編 第8話 又は スコッチ登場編 第36話)
サンテレビ1(地上波)

第252話 52.05.20 鮫島結婚相談所 (鮫やん・チーム)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎
        
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      田口良
       宮内淳
      野崎太郎
       下川辰平

      山村精一
       露口茂

矢島明子/木村理恵

      鮫島勘五郎
       藤岡琢也

鮫島玉枝/北あけみ

ゲスト:大和田獏 鈴鹿景子 清水のぼる(清水大敬)
 久保田忠佑 中島秀夫 麻ミナ 大山豊 星一
 マエダ・オートクラブ

脚本:長野洋

監督:澤田幸弘

元・城北署刑事で探偵だった鮫やんが転職して再登場。
結婚相談所を始めた鮫やんは、一係部屋で結婚について熱弁を振るうものの誰も相手にしない・・・。
そんな中、現金を運んでいた車が襲われ、運転していた筒井は犯人の一人を取り押さえた。
その事件の捜査先に鮫やんが現れるが、どうやら筒井は鮫やんの結婚相談所の客であり、それが縁で婚約までしていたものの、この事件の直後婚約を解消してしまった。
さらに筒井には過去に暴走族に加入しその際の前科もあり、犯人と関係がある可能性もあるため一係では筒井の周辺を捜査することになる。

縁結びのキューピット(^_^;)となった鮫やんの奔走劇、事件に関係のない職に就こうとして、結局は事件に巻き込まれてしまいます。
この話から鮫やん編の脚本は市川森一さんから他の方になり、第一弾は長野洋さんが執筆します。

脚本の市川森一さんが生んだ鮫島刑事というキャラクターはあくまで明るく破天荒なキャラクターを精神的に追いこんでいくというヘヴィーな展開になり、とうとう鮫やんに刑事をしていたところで良いことなんて一つもなかったと言わせて辞職に追い込んでしまいます。
だからこそ刑事を辞めた後に市川さんから太陽番組自体に「引導」を渡すべく「ジョーズ探偵」(#206)が誕生したわけですが、その探偵職も1回きり、そこで毎回転職するという後期鮫やんの基本的フォーマットが生まれました。
今回はその第一弾と言っていいと思います。

この話もあくまでも主役は鮫やん、親友の殿下と盟友のボス、そして弟子格のボンを巻き込みながら、今回はこれまで意外とあまり絡みが無かったゴリさんとも結構絡みます(というか鮫やんの被害に遭います(^_^;)。

後期鮫やん編は肩ひじ張らずに愉しんで観ることができるという逆説的魅力もあったり・・・・(^_^;)

*鮫やんはこの話から白髪が目立つように。
でも相変わらず持っている#44の衣装と、そしていつもながらの饒舌さはいつ観ても楽しい。
*それに華を添えている(^_^;)のがゴリさん、生き生きしてます・・・・というよりは災難続きではあるのですが(^_^;)
*獏さんと鈴鹿さんがなかなか良い感じで好演されています。
*でも、これで3年以上鮫やんの出演が無いので寂しい限りで。。。
*アコへのセクハラも最後ですか。。。
*クルマではブルーバード・バンの破壊は早いような(^_^;)

=ロケ地検索=

三軒茶屋2丁目
用賀4丁目
配送倉庫は三菱電機関連(場所不明)
渋谷区神南1丁目
多摩川河川敷(登戸方面?)


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