「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

2011年が終わりますね・・・

2011-12-31 17:45:44 | エトセトラ
気が付いたら1週間近く記事アップが空いてしまいまして申し訳ありません。
ほぼインターネットに無縁な生活を過ごしておりました・・・。
それも大晦日・・・。
今年を振り返らないとならないですね(^_^;)
そういえば小野寺さんがテレビ東京の推理バラエティでトレンチコート着て出演なさってました。


【太陽中毒としての2011年】

今年は昨年末の1982DVD-BOX発売、ファミ劇の「最終回特集」の余波的落差で、年の初めは寂しいものになったと思います。

そういえば、ファミ劇ジーパン編突入は今年の1月だったんですね・・・。

それに、東日本大震災・・・・これは私にとって様々な感情があります。
もし、震源地が北海道に近ければ、私が津波にやられていたかもしれませんし、未だに人ごとには思えない。
それにいつも「意識」するようになりました。

1983DVD-BOXの発売延期、日テレプラスの太陽放送の長期休止がありましたが、7月の太陽愚連隊主催の岡田プロデューサー(大川俊道氏ゲスト)トークライヴ、9月放送のTBSの同窓会と、目玉が飛び出るほどの強烈な企画もあり、太陽的には浮き沈みが激しかった時期だったんじゃないかと、個人的には思っています。

それに・・・大震災での多くの尊い生命が失われた今年は、太陽的には市川森一さんの逝去もありましたが、惜しまれる方々が多く鬼籍に入られた年でありました・・・多分毎月そのような訃報に触れていた印象があります・・・・。
改めてご冥福をお祈りしたいと思います。

個人的にもバタバタしていますので、どうも淡白になってしまいますが、個人的な部分抜きにしても今年は辛い年になったというか、強烈な年になったというか、多分一生忘れられない年になったものと思っています。

来年は太陽40周年。私も40歳・・・

1月5日より日テレプラスではラガー登場編の放送開始、

1月7日は、太陽ファンに好評な 「デカワンコ新春スペシャル」(午後9時~)、
ファミ劇テキサス編も#144「タレ込み屋」から放送再開

1983DVD-BOXの発売(予定3月)。

そして、7月は何かあるのか・・・・。

先行きの不透明な今だからこそ、太陽方面だけは盛り上がってほしいというのは欲張りでしょうか・・・。


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入川氏、飯沼氏・・・

2011-12-25 14:58:59 | おくやみ
予てより死期を公開し、その後も精力的に活躍なさっていた入川保則さんがとうとう他界されてしまいました。
ここまでギリギリまで俳優業に拘った人も近年居られなかったと思います。
第474話「ロボは知っていた」では当時十八番の「エリートでジゴロ的」な役で好演なさいました。

『部長刑事』の沼部長刑事の飯沼慧氏(太陽は第91話「おれは刑事だ!」にゲスト出演)も亡くなられたそうで・・・。

ご冥福をお祈りいたします。

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視聴率40%

2011-12-24 15:48:57 | コネタ
『家政婦のミタ』最終回視聴率が40%を記録したそうで。
これで、単純に「テレビ離れが進んでいるから視聴率が取れない」という、何故か当然のように言われていた定説が崩壊してしまったようで・・。
フィクションならば、中途半端にリアルさに走るのでは無く、娯楽として徹する作り方をすれば、ドラマも話題性を帯びるという証拠になったわけですが。
いや、ツッコんで愉しむというドラマに見方もあるんですよね。

ところで、日テレのドラマ最高視聴率としてミタと『熱中時代』最終回、そして太陽#364「スニーカー刑事登場!」がビデオリサーチ調べ視聴率で40%に並びました。
これは快挙であります。
スニ登場にせよ、広大先生にせよ1970年代の数字で、高視聴率が出やすかった時期の記録。1980年代以後は平均視聴率自体がどんどん下がっていったので、現在の状況で40%を出せるというのは、1970年代で考えると、60%近く獲得したのと同じ感覚なのかもしれません。
いや、ビックリしました。

ちなみに、もうひとつの太陽にほえろ!の最高視聴率は今は無きニールセンの第216話「テキサスは死なず!」42.5%で、(ビデオリサーチでは37%)
今回の報道の太陽最高視聴率はテキサス殉職という理解をされている方が居られるようです。

スニ登場は、当時2年ぶりの新人刑事登場で大きく話題になった回。
テキサス殉職にせよ、2年ぶりの殉職劇ということで話題になった回。
ニールセンの方は9作品40%越えてますので、ビデオリサーチのデータの方が太陽に「シビア」なのかもしれません。

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ラガーよ、俺たちはお前がなぜ痩せていたか知っている

2011-12-24 12:41:58 | 日テレプラス日誌
徹さん、プレッシャーと緊張などで、太陽に参加することが決定し参加する三カ月ほどで急激に痩せられたとのことのようですが・・・・。

さて、日テレプラスの太陽放送、

2012年1月5日木曜日、22:00からスタートします。

今回の放送は1話づつということになります。

再放送は翌金曜日の20:00。
って、やっぱり金8に放送です。
こちらは続けて21:00から『刑事貴族』→『刑事貴族2』ということで、編成が凝っています(^_^;)

今回の放送はラガー登場~スコッチ病死までの18話となるので、4月ごろまでの放送となると思います。

これまでの再放送マスタは繰り返しの放送でかなり色が褪せていた為、今回DVDと同じマスタでの放送になると思いますので、DVDを購入されていない方には、鮮やかに当時を想い出すことが出来る画像になるのではないと思います。

ガリガリのラガーの迸るパッションに少々押され気味だったこと(これは個人的かも(^_^;))、でもやっぱりボスが居ない寂しさだとか、大野バンドによる新曲大量投入の衝撃だとか(初めて聴いた時はカッコよくてビックリした・・・)、スコッチ再入院の寂しさとか、セリカXXの登場に目を丸くしたこととか。吉野巡査の大活躍とか、待望のボス復帰に歓喜したこととか、覚悟はしていたけれども、スコッチと別れなければならない苦渋とか・・・。

10周年を目前にしたこの時点でも相当にキツく濃い展開になっていたこの時期、秀作も数多いので楽しみにしている方も多いのではと。

ラインナップは以下の通り。

第476話 56.09.25 ラガー刑事登場! (ラガー・ゴリさん)早坂直家 浜田晃 森幹太 檀喧太  
第477話 56.10.02 俺は誘拐犯だ! (ラガー)剣持伴紀 ☆この回より再びスコッチ欠場  
第478話 56.10.09 汚れた警察 (ゴリさん)片桐竜次 西田健  
第479話 56.10.16 怒りのラガー (ラガー・長さん)北條清嗣 金井進二   
第480話 56.10.23 年月 (山さん)水原ゆう紀 山西道広 
第481話 56.10.30 闇の中の殺人者 (ロッキー)古代一平   
第482話 56.11.06 ラッサ熱 (ラガー)森下哲夫 森大河 小林かおり  
第483話 56.11.13 落とし穴 (ドック)清水章吾 植木まり子 
第484話 56.11.20 青ひげ (ゴリさん)今福正雄 藤木敬士     
第485話 56.11.27 ウサギとカメ (長さん)立川光貴 早川絵美 桜京美
第486話 56.12.04 赤い財布 (ラガー)鈴鹿景子 氏家修 
第487話 56.12.11 ケガの功名 (ラガー)早乙女愛 本郷直樹 市川好朗
第488話 56.12.18 過去 (ロッキー)有吉ひとみ 伊吹二朗 牧れい 
第489話 56.12.25 帰って来たボス-クリスマスプレゼント- (チーム・ボス)長門裕之・宍戸錠/武藤章生
第490話 57.01.08 われらがボス (ボス)深水三章 笹入舟作 石山雄大
第491話 57.01.15 ドックのうわごと (ドック・ゴリさん)多宮健二 ☆スコッチ病床から復帰  
第492話 57.01.22 傷だらけの勲章 (ラガー)織本順吉 大村波彦 剣持伴紀 
第493話 57.01.29 スコッチよ静かに眠れ (スコッチ・ゴリさん)野瀬哲夫 渥美国泰 藤江リカ

個人的に思い入れの強い時期なので、好きな作品が多い・・・。
「青ひげ」のゴリさんのカッコイイ事・・・・(照

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ゴリさんは殿下のひきたて役だった・・・(^_^;)

2011-12-24 12:06:38 | その他の放送
ファミ劇は特別編成に入るので、本日はとちぎテレビの放送だけですね。

第8話 47.09.08 真夜中の刑事たち (殿下・シンコ・チーム)長谷川明男 松木路子 村井国夫

殿下の強引な捜査、シンコの囮作戦など聡明期作品の中では各メンバーが比較的満遍なく描かれている秀作だと個人的には思っているのですが、
多分殿下はこの捜査でちょっと天狗になっていた鼻っぱしを圧し折られた感じ・・・と思ったら、後の殿下の優しさに通じるかも?
(実際には性格設定の変更なんですけどね)

この作品で判明するのが、その殿下の件の他に、シンコがうわばみということで・・・(^_^;)
それとマカロニの警棒。伸縮性を持ったものは最近は珍しくないですが、当時は珍しかったと思います。昭和の刑事モノでは西部署のリキぐらいしか持っていなかったのではないでしょうか。

それとこの作品で意外なのは村井国夫氏の役だったりして・・・・

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いつの世も、ママハハは大変

2011-12-23 18:51:16 | ビバ!チバテレビ
マイナス2ケタの近年稀に観る気温の低さに、私の気管支が悲鳴をあげて、声がまるで銭形警部のようになっています。
なにしろカラッカラ。
どうも涙が止まらない事象も鼻炎がらみだったようで・・・。
本日は調子良しなのですけど。

と、体調方面でも多少憂鬱ではありますが・・・・今年は大震災含め、公私共意外に思われる方の訃報に接することが最近多々あって・・・。
色々考えてしまいますが。



さて、話変わって、本日のチバテレは、

第31話 48.02.16 お母さんと呼んで (マカロニ)赤座美代子 河村弘二 青木英美 林ゆたか 
ボスの古い友人の女性が後妻に入った家の娘が誘拐されるが、身代金引き渡しは失敗。
やがて誘拐された娘が悪い仲間と付き合っていたことが解る。

マカロニ編特有の都内ロケ追跡、クライマックスのマカロニと林ゆたか氏のスナックでの大格闘が見ものだと思いますが、
プレ登場となるマーガレットを読む青木英美さんも見逃せないかも。


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テキサスの革ジャン

2011-12-19 23:43:35 | コネタ
ボン登場編からテキサスが着用し(オープニングでは殉職まで)、後期テキサスの代表的なコスチュームとなった、
濃い茶色の革ジャン。

ボン登場編では初着用とは思えないほどヤレていましたが・・・。

お気づきになった方も多いと思いますが、#136では犯人一味、九州ロケでは原田が出所した時に着用、#143では宮沢の悪い友達が着用。特に#143ではゴリさんとの小競り合いのシーンでコンクリート塀に擦られ見覚えのある傷が付いており、そのままテキサスが着用したようです。

革ジャンについてはそのものが高価なためか、耐用期間が比較的長いためか、流用されることが多いようです。(スニーカーのボンジャンがDJまで使用された例もあり。)

ただテキサスについては、襟の比較的大きめの黒い革ジャン(こちらは新品然としていた)もありましたが、やはりオープニングで使用していたという部分が強烈に「後期テキサスは茶色の革ジャン」という印象を残しています。

でも、よく考えるとボン登場編は9月下旬の撮影だったはずで、残暑も結構厳しい時・・・・勝野さんも相当暑かったのでは?と・・・(^_^;)

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想い出す昔

2011-12-19 23:06:02 | 当直室業務連絡
家長が亡くなると言うのは、私の想像していたより大きく、今のところ寂しさより様々な手続きに追われているという部分が大きくて、故人を偲ぶにはもうちょっと時間が要りそうです。
下世話ではあるのですが・・・。

常連さんに弔電やメールを頂いていましたが、ご返事をするにも型通りのものしか思い浮かばない始末なので、ここでちょっと太陽を絡めた父の想い出なんぞを披露して、返事に代えさせていただきたいと思います。
興味無い方はスルーしていただいて・・・(^_^;)

父が亡くなって、父関係の書類を整理していたら・・・とっくに忘却の彼方にあった記憶が思い出されてきました。
何しろ50年ほど前からの通信簿、謄本、預金通帳、証券、婚姻届の控え・・・様々な書類が出てきましたが、30カローラ以後の契約書やらを見ていると、太陽本放送当時と記憶がリンクしてきて、懐かしいこと・・・。

そもそも、私が太陽中毒になったきっかけが両親だったわけで(母が殿下ファンだった)、私がテレビを持った1980年正月まで一緒に太陽を観ていました。
私の記憶では太陽中毒の発症は1976年頃だったと思います。ゴリさんのヨコワケ髪をねだったり、スプリンターLBのミニカーを捜すため父のクルマで市内を走って回った記憶があります。無論スプリンターLBのミニカーは無く、代りにカローラLBのトミカ・ダンディを買ってもらいましたが・・・(^_^;)
親戚の家に行くと、大人の話に入っていけず、30カローラの運転席や叔母の80系クラウンHTの運転席に乗り込み、一人太陽ごっこをした記憶があります。父はいつも暇そうにしている私に車のキーをそっと差し出して促します。エンジンをかけるのはご法度ですが、ハンドルを握ることは許してもらえました。

私がテレビを持った1980年頃、父は裏番組のプロレスが観たかったのか、すんなりマイテレビを持つことを許してくれました。
その頃からゆっくりと家族の個別化が進んだと思います。

その後私も就職し、太陽がソフト化した1992年頃から買ってきたビデオをすぐ観たくなり、夕食をとりながら太陽を家族で観ました。感想を聞いたことは無いですが、父もじっと観てましたが・・・やがて私が残業で食事の時間が一緒になることが少なくなるとそんな場面も激減していきました。

最近ではすれ違いばかりで元々お互いに会話が多い方ではないので、同居していながらお互いの事を知らないことが多かったかもしれません。

それが果たしてお互いに悪いことだったのか、良いことだったのか、今となっては解りませんが、それらを後悔することになるのかは今時点ではまだ解りません。

親と子の関係は、様々ですね・・・。

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1975年春の話題性たっぷりの作品

2011-12-17 21:37:32 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

昨日1週間溜まった仕事をハイスピードで片付けたせいか、今日は朝から動けなくなりました・・・(^_^;)
やっと夜になって血液が頭に巡った感じです。

気つけに先週のファミ劇太陽放送分を視聴。

第140話 50.03.21 故郷の父 (ゴリさん)日色ともゑ 小栗一也 桜井克明 

ハードな展開に行きがちだったゴリさん編で久々の人情メイン編。
ちょっとゴリさん設定に矛盾が出てくる話ではありますが、久々のそば好きゴリさんの描写、老刑事とゴリさんの父とオーバーラップした感じや、日色さん・小栗さんの好演と、個人的には好きな作品の一つです。
でも、ちゃんと大立ち回りはありますけど(^_^;)

今回こういう立場で観ると、なんとも感じ入る作品ということもいえます。

しかし、ゴリさんと小栗さんはマッチしますね・・・先になりますが小栗さん、次はゴリさんの恩師役で登場しますが、違和感ないですし。


第141話 50.03.28 無実の叫び (テキサス・ボス)長門勇/曾根晴美 京春上 ☆九州ロケ

癖があり、味がある「あ~おいしぃ」敏腕刑事・小谷警部の登場、ボスの恩師であるこの人に冤罪疑惑がかけられるわけですが・・・。
原田にしても悪い意味でバイタリティ溢れる復讐ぶりは無実の人間とは到底思えない部分もあったり、小谷警部にしろ独特なミステリアスな部分があってテキサスを迷わせますが・・・。
春期首の特別ロケ編、慰安も兼ねてだと思いますが折角南の国に行ったにもかかわらず雪(^_^;)
ロケは鹿児島市内や旧鹿児島空港でのカーアクションなど内容的には盛りだくさん。


この2作、公衆電話と大量の10円玉が登場。赤電話は10円玉しか使えませんでしたね・・・。


今夜は、

第142話 50.04.04 真実はどこに? (テキサス・ボス)長門勇/水村泰三 上田忠好☆九州ロケ

原田が殺されたことで、逆に冤罪疑惑に拍車が掛かってしまい窮地に陥れられる小谷警部、ただその心意気に感銘したテキサスとの絶妙なコンビなーションと、ボスのハイセンスというかおおよそ所轄係長とは思えないゴルフ姿(^_^;)が見ものかもしれません。
はたして真犯人は?原田は無実だったのか?

しかし小谷警部はこの前後篇のみの出演というのが惜しいほどの完成度で、後年ほぼ同じロケーションで行われた鹿児島ロケ編にも登場願いたかった逸材でした。

  
第143話 50.04.11 霧の旅 (殿下)大門正明 朝倉一 石井宏明

友人を目の前で殺され、自らも襲われ記憶喪失になってしまった殿下。
恐怖と責任感だけが支配する灰色の世界でもがき苦しむ訳ですが・・・。
その上命を狙われ・・・。

殿下の災難は続きますが、私の知る限り記憶喪失を扱ったはしりじゃないかと思いますが・・・。

大門正明さんの「意外性」も見どころかもしれません。

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市川森一さん・・・信じられないです

2011-12-16 22:37:45 | おくやみ
父の葬儀準備で奔走していましたが、たまたま調べ物をしようとパソコンの電源を入れると、市川森一さんの訃報が・・・。
「俺もヤキがまわったか・・・」とまるで眠っていなかった為、一瞬目を疑いました。

9月の「同窓会」の時はご健在ぶりをテレビで確認させて頂いたばかりだったので、ニュースを読んでも俄かに信じることができませんでした。

市川さんは特撮から大河まで幅広く執筆され、かつ幅広い題材を採用しながら、人間の泥臭さを正直に描いた方だったと思います。
それに、テレビ的露出も多かった方ですから、脚本家さんの中ではそういう意味でもメジャーな方だったと思います。
さらに、ショーケンさんドラマの脚本を手掛けると非常に相性が良かったように感じていました。
肺がんだったんですね・・・。

太陽では意外と少ないですが、9本脚本を書かれています。



第20回 そして、愛は終った

第33回 刑事の指に小鳥が....

第36回 危険な約束

第44回 闇に向って撃て

第67回 オリの中の刑事

第89回 地獄の再会

第102回 愛が終わった朝

第156回 刑事狂乱

第205回 ジョーズ探偵の悲しい事件簿


初めての脚本は遠まわしですが太陽では厳禁なセックスを扱った為、後の太陽脚本の「悪い見本」になったようですが、名作として伝説化しています。
さらに、殿下の性格再設定作としての#33、#44があり、その#44で鮫やんを誕生させ、その後は主に鮫やん主演編を執筆なさいました。
そして、鮫やんに刑事を廃業させ、新しい職を見つけた#205を以って太陽を卒業なさっています。

鮫やんのキャラクターは市川さんらしい、「コミカル+シリアス+ちょっと泥臭い」という魅力的な人物で、登場回数は少ないものの強烈な印象を残しています。
他の作品もインパクトが強いので、市川さんご自身の脚本数は少ないですが、太陽の歴史にクッキリと足跡を残しています。

しかし・・・今でも信じられないですね・・・・。

ご冥福をお祈りいたします。


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