「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送9/26=シンコは女と刑事との壁を乗り越えられるか?

2021-09-26 08:11:11 | 放送予定

コロナワクチン2回目接種で沈没したけぶでございます<(_ _)>
腕が腫れて、腕だけ発熱(^_^;)
その後、身体の発熱はなかったものの、倦怠感がずっと続きました。。。。
とりあえずはやっと本調子に戻った感じですが。

さて、9月26日の太陽放送。
これまで、女性・元少年係・刑事という立場を行ったり来たりしていたシンコが、ジーパンとの関係を含めて改めて整理するためのエピソードとも捉えられる、シンコの刑事魂が爆発する一篇。
「不死身」のジーパンの弱音を露見します。


【地上波】サンテレビ・ジーパン編

9/26(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第24話)
サンテレビ1(地上波)

第80話 49.01.25 女として刑事として (シンコ・ジーパン)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎


      柴田純
       松田優作

      内田伸子
       関根恵子

      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

      永井久美 青木英美

セミレギュラー:菅井きん(ノンクレジット)

ゲスト:小野進也
 木村豊幸 松崎緑子 
 市村博 手塚茂夫 高橋明
 加藤茂雄 小澤憲一郎 本田淳子 築地博

脚本:柏倉敏之
監督:澤田幸弘

商事会社に強盗が入り急行する一係。
付近を捜索していたシンコが犯人3人組を発見、1人の顔を確認するものの逃げられてしまう。
シンコは犯人を取り逃がしたことに責任を感じるが、ボスに一係に待機するよう命じられ、自分が一係の戦力になっていないと痛烈に感じ、ショックを受けててしまう。
シンコの目撃した男は商事会社の元社員の中村であることがわかり、中村の恋人であったゆかりを捜し当てるものの、1年前に別れたという。
ゆかりの身辺を調べた一係であったが、ゆかりと中村の最近の繋がりは無いという結論に達した。
一方、一係には中村の潜伏先のタレコミが入り、シンコは単身で向かうが、それを知ったジーパンが応援に向かう。
刑事として必死に行動しているシンコを見て、ジーパンは女性には女性らしい捜査方法があるのではないかと優しく諌める。
そして、ついに中村を発見したシンコであったが、拳銃を向けられ硬直状態になった時、ジーパンが中村の注意をそらす形でシンコを守ろうとして腕に重傷を負ってしまい、中村も逃がしてしまう・・・・。
ジーパンの身を案じながら、シンコは女の勘で中村とゆかりがまだ関係があると睨み、ゆかりを張り込んだ。
その執念が実り、二人が連絡を取っているところをつきとめるが・・・。


シンコ、綺麗ですね・・・。
この頃、美しさに物凄く磨きがかかっているような。

話的には非力な女性刑事が強盗に立ち向かえるかどうかという所であるこの話。
シンコだから最初に犯人と遭遇出来たとも言えるのですが(ひとり別行動とってましたから)、例えばジーパンだったらケガしていたかもしれません・・・相手は3人ですし、拳銃持ってましたから。
その犯人取り逃がしで、すっかりナーバスになってしまいますが、一係の刑事になりたてのころの「女として刑事として」がぶり返しますが・・・。
これは裏返せばシンコ自身のコンプレックスなんですよね。
ボスは前は女には刑事は勤まらないと思っていましたが、この作品の頃は既にそんな根拠のない事は思っていなかったはず。
捜査の一線から外したのはあくまでも心理的な面が理由であって男女関係ないところでの事なんですが、それが裏目に出た感じになってしまいます。
シンコの焦りはジーパンを負傷させる結果になってしまいましたが・・・。
ジーパンの代わりとして静かに張り切るシンコは自分の持ち場で自分らしい捜査をして事件を解決します。
早変わり、運転、射撃など、シンコが刑事として基礎が完成しました。
ただ、これはジーパン・シンコその愛への「シフト」を物語っているとも言えるかもしれません。

刑事の師匠格である山さんはラストで「予言」していますが、表面的にジーパンとシンコの関係性が浮き彫りになる記念的作品とも言えると思います。

それにしても、久々にボスが逮捕時の格闘に参加していますし、ラストは横浜ロケ。
昔の横浜駅なんて、ハマッ子刑事には懐かしかったのでは?

良い雰囲気になっていたジーパンとシンコの関係性が決定的になったのではないか・・・という区切りのような話にもなっており、かつシンコの刑事としての姿勢が確立する話でもあります。


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サンテレビ太陽放送9/19=殿下に迫る麻薬の魔手!

2021-09-19 07:21:42 | 放送予定

コロナワクチン職域接種2回目完了のけぶでございます。
腕が痛いし倦怠感(^_^;)
熱は無いのですが・・・・職場の同年代ではかなり熱が出たというので、これからなのかぁなぁ。。。

さて、9月19日の太陽放送。

麻薬組織捜査中の殿下に迫る魔手、迫真の「クスリ抜き」。・・・当時人気が急上昇していた殿下の「決定作」。

名作・傑作の誉れ高い一作です。


【地上波】サンテレビ・ジーパン編

9/19(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第23話)
サンテレビ1(地上波)

第79話 49.01.18 鶴が飛んだ日 (殿下・山さん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎


      柴田純
       松田優作

      内田伸子
       関根恵子

      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

      永井久美 青木英美

セミレギュラー:有吉ひとみ

ゲスト:深江章喜
 北島マヤ 中井啓輔
 団厳 西田昭市 大宮幸悦 戸塚孝 岡本隆 草間璋夫 江崎純也 伊藤健

脚本:長野洋(原案:一般投稿)

監督:竹林進

麻薬組織の強制捜査に参加した一係だったが、3回も空振りで内通者が居るとしか思えなかった。
捜査現場でその持ち物から疑いをかけられ調べた結果注射痕があった伊藤捜査官は逃走、後日死体となって発見される。
その最中、多忙故疲弊気味の殿下、恋人の麻江と喫茶店でつかの間の休息をとったが、麻江の帰った後にその喫茶店で倒れ込んでしまう。
気が付いた殿下はあるマンションで目がさめたが、そこは倒れた喫茶店のママの部屋だった。しかもそのママは殿下の幼馴染みの紀子とわかる。
彼女のすすめで近所の医師に栄養剤注射を受ける。
しかし、症状は酷くなる一方で医師のもとに通う殿下だったが、病気とは違う異変を自ら感じ、自分は麻薬を打たれているのではないかと思いだし、休暇をとり独自に捜査を始めるのだったが・・・・。

一般視聴者からの投稿原作を長野洋さんが脚色した衝撃作。
原作者捜しが行われたものの(原案料3万)とうとう名乗り出なかっったそうで、郵便の消印は登戸郵便局、筆跡から察すると若い女性が描いたものらしいという。
そういう特殊な出生の作品であると共に、当時うなぎ登りの殿下人気を爆発させた起爆剤としての位置、優しい刑事殿下が麻薬中毒患者となってしまうショッキングさ、そしてクライマックスの殿下と山さんのクスリ抜きの「ガチの大暴れと本当の血」。
太陽史上屈指の名作です。


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訃報 2021.3-2021.8

2021-09-15 22:17:09 | おくやみ

近年、信じられない方々が鬼籍に入られるのが、本当にさみしくて仕方がないけぶでございます<(_ _)>

特に今年は、小職の視点から3月の田中邦衛さん、4月の小職の誕生日に逝去された田村正和さん、その次の日には橋田壽賀子さん、劇伴王のおひとり・菊池俊輔さん、俳優では隆大介さん、若松武史さん。

5月には『非情のライセンス』等で欠かせない北町嘉朗さん、まんが道場の 富永一朗さん、美声・若山弦蔵さん、小林亜星さん。

7月には矢崎主任の 亀石征一郎さん、音楽プロデューサーの酒井政利さん。

8月には ジェリー藤尾さん、3代目笑福亭仁鶴さん、千葉真一さん・・・・。

太陽関係者以外の方々とはなりますが、個人的にいろいろと想い出と思い入れのある方々が相次いでご逝去されたという印象があって、実は「訃報」についても小職がこのブログから離れた一因となっている部分はあります。

太陽に関係された方々もおられました。

●3月15日ご逝去  安西正弘さん 

主に声優として活躍されていましたが、太陽には出役でご出演。

 #354 バーテン  役   #403 寿司屋の客  役

うる星やつらの「海が好きぃ!!!」はこの方でした。

●3月30日 ご逝去 朝比奈順子さん

小職にとっては、太陽以外の方が思い入れのある方でした。

 #406 ウェイトレス 役  (越後亜紀子名義)

本名でご出演、翌年に「朝比奈順子」と改名し、にっかつロマンポルノの主演で有名に。

●4月中旬以降ご逝去  数原晋さん(トランペット奏者)

 「青春(ジーパン)のテーマ」「ブルースのテーマ」等、ほぼ太陽トランペット楽曲を演奏。必殺、ルパンも奏でておられるので、小職の好きなペット曲は概ね数原さんの演奏ということになるのか・・・。

●5月26日 ご逝去   船戸順さん

「キャベジンコーワ」のCMで奥さんと共演なさっていた印象がはっきり残っています。それなので、ドラマや時代劇で悪役を演じるられる場合がありましたが、悪い印象はありませんでした。

 #90 河野 役  #650 横井隆三代議士 役

#650はゲスト主役、山さんを降格・左遷まで追い詰めた代議士役を熱演されていました。

●8月2日ご逝去 本郷直樹さん

歌手・俳優に精力的に活躍、数々の病魔に襲われても再起を果たしていましたが・・・・

 #487 坂井明夫(坂田泰弘)役

実は結婚詐欺師という役柄。そうか、相手役の早乙女愛さんも既に故人か・・・。

●8月18日ご逝去 辻萬長さん

テロリスト役から刑事役までこなされた役柄には一本骨太の「熱」という筋が通っていた方だったと思います。

ついこの間まで活躍されていたのに・・・。

#191 江原義照 役 #503 黒田正己 役 #567 田沼安次 役 #642 佐久間良次 役 #678  友成一彦 役

殺人犯、気弱な父親、純情やくざ、冷血な殺し屋、やむなく悪事に手を染めた刑事。

他作品でもお馴染みの顔だったので、尚更さみしいですね・・・。

実は訃報に触れる前、お盆だったので仕事が落ち着いて#678を観ていたので奇遇というか・・・。

改めて、ご冥福をお祈り申し上げます・・・・・・


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ちくま版・青春ドラマ夢伝説(記録)

2021-09-13 19:21:39 | 当直室日記

いやぁ・・・#517を#518と間違えて書いていた、愚か者けぶです<(_ _)>

老化現象なのか。。。。

ところで、この本のご紹介を失念・・・・小職の潜伏期間に岡田P氏はしっかり仕事をなさっていました。

もう、皆さんお買い求めかと思いますが、記録として残します。

 

青春ドラマ夢伝説――「俺たちシリーズ」などとTVドラマの黄金時代 (ちくま文庫) 文庫 – 2021/7/12

 岡田 晋吉  (著)

『青春とはなんだ』『太陽にほえろ!』『傷だらけの天使』『俺たちの旅』『あぶない刑事』……。テレビ史に燦然と輝く名作ドラマを数多く手掛けた敏腕TVプロデューサーが語る制作秘話と仕事術。中村雅俊、竜雷太、松田優作など、あの時代を象徴する俳優たちの撮影風景を収めた写真を多数収録。涙と笑いと感動の「昭和の傑作ドラマ」が文庫でよみがえる!

解説 : 鎌田敏夫  カバーデザイン : 井上則人

 

2003年8月に日本テレビから発行された同名書の文庫化で、無論再販に際し若干の追加はありますが、基本はオリジナルと変わりありません。

どちらかというと、作品紹介というより、岡田さんのプロデューサーとしての回顧録なのですが、オリジナル版出版時にも話題になったのが、初めて公に太陽永久欠番の内容に触れたことです。 とはいえ、そんなに突っ込んだ記述ではなく、触れている程度なのですが、逆に欠番理由が思いのほかシンプルだったというのが目から鱗だったような・・・・。

どの作品かとかの明言は避けながらも、この記録によってほぼ欠番理由が解明できたという点では、かなり画期的な面はありました。

確かに、あの頃(2003年)はみんな「欠番」について憶測を巡らせていましたから(^_^;)

というわけで、岡田さんの当時のファンサービスという側面がありました。

 


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リハビリ日記 2021/09/12

2021-09-12 23:20:23 | 当直室日記

IT 環境整備中のけぶでございます(^_^;)

新マイコンはなかなか悪くはないのですが、どうもキーボードが浅い。

と、最近もっぱら通退勤のお供は、春樹ちゃんのテーマとなっております。

秋夫ちゃんのテーマもなかなかなのですが。

そのおかげで、ヒゲの宿敵である「幻の殺し屋」のように、コーナーをノーブレーキで通過しようとする悪い癖がついてしまった・・・・。

ところで、ちょっと余裕ができたので、Twitter ネタを少々。
 
オーストラリアロケまで果たしてしまった、コロンボ総統氏、ブラボー!
 
そして、とうとう念願の三菱関係寮の場所をキャッチ!私も数十年来探していた物件でした。
総統氏がご提示の作品の他、110話、正月の家の284話、山さんの「街灯の下だ!」指差し…でおなじみの518 517話など、架空病院などのロケ地として、頻繁かつ長期的に使用されたところです。
成城八丁目だったのか…。
砧周辺ばっかり探してたからなあ…。
成城は盲点でした(^_^;)
 
ペッパー先輩の疑問
伊倉一恵氏の役柄・・・・
#421 西條外科医院の留守番の看護師
#465 東都銀行矢追支店の行員(人質にされる女性)
#421については、ちょっと自信がありませんが、なにしろこの回は、ゲストの女性でセリフがあるのは河津左衛子氏と看護師だけなので。
#465は間違いないと思います。(どちらもショートカット。)
 
というわけで、新マイコンのアップデートがてんこ盛りなので、この程度で。。。。

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サンテレビ太陽放送9/12=ジーパン、プロの殺し屋相手に絶体絶命!

2021-09-12 05:28:49 | 放送予定
さて、9月12日の太陽放送。
ジーパン危機一髪編は、なかなかクールな仕上がりになっています。ゲストは大物がいませんが、マニアにはなかなかたまらない面子が集まっています。

【地上波】サンテレビ・ジーパン編

9/12(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第22話)
サンテレビ1(地上波)

78話 49.01.11 恐怖の瞬間 (ジーパン・山さん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎


      柴田純
       松田優作

      内田伸子
       関根恵子

      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

      永井久美 青木英美

ゲスト:門岳五郎
 井上博一 小野恵子 木下清
 山田禅二 夏川圭 小倉雄三
 田川恒夫 松下昌司 石川隆昭 邦創典 森本三郎 鈴木浩郎

脚本:鎌田敏夫

監督:竹林進

数十億円の脱税容疑で検察庁へ護送中の金融業者・滝口松造がライフルで狙撃され死んだ。
その狙撃現場近くで張り込んでいたと思われる本庁の岡崎刑事も撃たれ重傷を負う。
しかも、その大事な証人でというべき岡崎は病院で張り込んでいたジーパンや本庁の刑事を横目に医師に変装した男によって殺されてしまう。
現場にかけつけたジーパンだったが、その殺し屋によって昏倒させられてしまう。
ボスは、狙撃犯と本庁刑事をぶつけて相撃ちにさせようとする何らかの意図を見出した。
殺し屋の特殊な武器で倒されてしまったジーパンは直ぐに現場に復帰したが、山さんは「俺は不死身」と気にしないそぶりを見せるジーパンに対し少々何か気になっている様子・・・
そのうち、ジーパンを襲った凶器で女性が殺害され、その恋人の坂田明男が射撃マニアだったことがわかる。
殺し屋は今度は明男の兄・光雄の家族を脅迫し、結果明男の居場所を電話で聞き出すことに成功、ジーパンと山さんもその場にいたため、明男のいるという遊園地へ向かう。しかしいち早く到着していた殺し屋は明男を追い詰め狙撃していたが、そこにジーパンたちが到着、明男は傷を負ったものの無事救出された。
殺し屋を追ってジーパンはある造成地にたどり着くが、一瞬見失ってしまう。
広大な造成地にひとり佇むジーパン、その遠くから一台にダンプが彼のもとへ猛然と向かってきた・・・・!

怖いもの知らずだったジーパンが、初めて死の恐怖を体感する衝撃作。
作品全体に乾いた感覚が効いている、観ている方も何気に恐怖を感じる演出は竹林監督。
そして、登場編からジーパン主演編を書き続けていた鎌田敏夫さんがジーパン主演編を書いた最後の作品となります。

今回も、死の恐怖を味わったジーパンを救ったのは、山さんであります・・・。

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サンテレビ太陽放送9/5=七曲署全員出動、テロ行為はゲームなのか?

2021-09-05 08:16:12 | 放送予定
モチベーションだだ下がりのけぶでございます…。

PCが復旧不能、確定しました。
とりあえず、外注でデータ退避には成功しました。
新しい PC もとりあえず購入したので、なんとか体勢を整えたいと思っています。
ただ、スマホが思った以上に難しい…。

さて、9月5日の太陽放送。
昭和49年年始放送作品です。
七曲署全員出動で、濃縮ウラン強奪犯に挑みます。

【地上波】サンテレビ・ジーパン編

9/5(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第21話)
サンテレビ1(地上波)


第77話 49.01.04 五十億円のゲーム (ボス・チーム)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      柴田純
       松田優作

      内田伸子
       関根恵子

      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

      永井久美 青木英美

セミレギュラー:平田昭彦

ゲスト:藤田進
 草薙幸二郎
 高原駿雄 入江正徳 
 奥野匡 重松収 田村勝彦 前田哲朗 片山滉 山本武 関口真砂子 斉藤英雄

脚本:小川英 武末勝

監督:児玉進

濃縮ウランを運搬中の原子力研究センターのライトバンが、一方通行路に誘い込まれ、運転していた所員は麻酔薬をかがされ車ごと奪われた。
その後、犯人から濃縮ウランを五十億円で売りたいと七曲署に電話がかかってきた。要求をのまなければ、濃縮ウランを溶かして水源地へ放り込むという。
この警察への挑戦といえる犯罪に、西山署長や本庁筋では捜査公開をボスに迫るが、ボスはパニックを防ぐために非公開捜査を強行する。
しかし、必死の捜査も犯人たちに裏をかかれ失敗してしまう。その上、犯人たちはまるでゲームを楽しむかのように、貯水池にペンキを投げ込んだり、新聞へすっぱ抜いたりして社会不安を掻き立てるのだった。
その為、捜査本部は本庁に移され、ボスは窮地に立たされるが・・・・。

1974年の年始作品はパニック必至の事態と犯人グループの多額の金銭要求という、国をも震撼させるような事件にボスが毅然と対処、ボスの指揮者としての手腕がいかんなく発揮されます。ただし、全て成功するわけではなく犯人たちはボスの作戦をあざ笑うかの如く、功名に裏をかき、ハラハラさせる展開となりますが「、しかし、犯人グループの「ゲーム」感覚の犯罪という点での「隙」をボスは見逃さなかったというのが、この辺りが痛快でもあります。
西山署長とボスの関係性が、この頃から「ライバル」という感じから、西山がボスを頼る部分が出てきます。指さし「藤堂君!」は変わりませんが、その辺りの関係性の変化が、西山署長をただのヒール役とは言い切れないものを生んだ切っ掛けの作品とも云えると思います。


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