「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ロケ地検索 #244,245,533

2013-03-31 22:47:00 | ロケ地検索&メモ
#244。
知らない人でもスコッチが思わず好きになってしまうような魅力的な物語なのですが、多分それまでモヤモヤとスコッチが嫌いだった方もあの転勤編で転換なさった方、多かったんじゃないかと思います。
なので、その後のスコッチの「復帰待望」につながったんじゃないかと思います。

この降板は沖さんのスケジュールスタンス的なものが主な理由になっていますが、前にも書いたと思いますが本来高視聴率番組であった太陽が後任を立てなかったのは不思議な感じがしますが、それはおそらく7月ごろまではスコッチを引っ張りたかったという制作側の痕跡だったのではないかと。
降板の先駆者であるショーケンさんは既に半年前から行動に出ていたのでスムーズな交代が出来たわけですが、その後の予定外降板である竜さん、当初は太陽に移行して活躍するところが必殺や他作品への主演で降板せざる負えなくなった三田村さん、本来であればヨーロッパロケで降板してほしいという制作側の意思があったであろう世良さん、そして露口さんと、後任人事で幸いうまくいくこともあれば、穴が開いてしまう場合があったり、様々です。

ただ、スコッチの場合は幸いにも出番を抑えていたことでボンがかなり際立って活躍していたこともあり、比較的その抜けた穴をカバーすることに成功していたわけで、世の中行く先どう転ぶかわからないものです。

太陽の場合はそれほどでもないですが、他作品ではほかのレギュラー番組に参加する代わりに降板ということが多かったようで、古くは特捜隊のオリジナルメンバーである内藤刑事が1963年の春に一旦消える際や、そして松山刑事がそれに当たり、イレギュラーの藤島主任、以下の笠原刑事や山崎刑事もという感じで、刑事モノはそういう意味ではレギュラー定着というのは難しいところ・・・今でもその傾向はあるようです。
特命は一旦降板しても復帰する道もあったりして、定着度としてはかなり高いものがありますが、太陽も掛け持ち度は高かったので、比較的良かったと思います。

#245・・・スコッチの抜けた穴を埋めるべく、ボン・ボン・ボン!という押し出し、観ていた当時も嫌いじゃなかったですよ(^_^;)
ボンの変化がメインになるこの頃、オリーブのジャケット着用に前髪アップと、どんどん「田口先輩」に仕上がっていくわけですが。
それにお祭り騒ぎのようにビッグ・セミレギュラーが出演し続けるわけですし、その第一弾が既にセミレギュラー化していたジュンの登板に後輩・ブラックの登場ということで、新顔の登場はありませんが、太陽ではキラーコンテンツ的な犬の活躍を持ってきて、無論ボンも絡むという展開は、寂しさをかなり和らげたと思います。
しかし、やはりOPのスコッチを抜けた穴を埋めるボンはきつそうですが(^_^;)

しかし、ハディーラ嬢はいつ観ても芸達者ですし、ブラックも可愛い・・・・。
木之元さんはそもそも色白なので、念のため(^_^;)

で、やっぱり#244は泣けるわけです。
泣けます・・・・。
でも#533でも泣いてしまった・・・。
ボギーと谷口の立場の違いがそこまで拡がっていたというか、何となく置いてけぼりな部分が引き起こされたというか。
ボギー自身との意識の差が、悲劇を生んでしまったという部分?
ただ、両人とも痛み分けな感じもしたりして、非常に切ない感じがしたのかもしれません。
ドックはもともと先輩後輩という部分は一係で鍛えられた感じなので、2人に対しての違和感は刑事のカンだったと思いますが、張り込み選任ながら、結構目立っていたジプシーはあれは人生の中でのカンだったんでしょうね。
今回は竹林監督作品なのでドアップが多いですが、これが太陽の醍醐味なんですよね・・・。

ということで<なにが?

【ロケ地検索】です(^_^;)

#533については#521と同じようなロケ地ですが、世田谷ロケが少な目ですね。

一方それから5年以上前にさかのぼる#244、245は結構色々なところでロケしています。


第533話 後輩

新宿副都心
新宿駅西口周辺
新都心歩道橋
西新宿7丁目・スターホテル
新宿中央公園
パチンコ・ラスベガスは歌舞伎町1丁目。現在はゲーム店。
西新宿3丁目・パークサイド


第244話 さらば、スコッチ!

新宿4丁目ウインズ新宿
新宿第一生命ビル竣工前の空き地
歌舞伎町1丁目
砧公園(大川町の林)?
世田谷区八幡山3丁目、八幡山団地歩道橋
聖徳記念絵画館
恵子のアパートは西新宿6丁目あたり?
明治神宮外苑並木道
京王ホテル~新宿駅西口ロータリー



第245話 刑事犬対ギャング犬


ボン「単独」期の太陽中毒の大好物、OPボンの「マラソン」は新宿8丁目?
西新宿6丁目。
(しげさんからタレコミをいただきました、ありがとうございます。
それに、私の当初の書き込みも「西」が抜けているし・・・(^_^;))


警察犬訓練所は川越?(ハディーラ嬢の所属訓練所)
西新宿・スバルビル近辺(展示会場ビルも?)
出光興産若葉町給油所/東京都調布市若葉町3丁目
現在も建物は現役。
ボン拉致現場になった造成地は当時の日野警察署管轄、稲城市?(多摩市はスタンドから遠いので・・・)

協力・熱海静観荘は現在リゾートマンション=ソフィア熱海デイサス。
本編に関係が無いことから、スコッチ編の打ち上げが行われたのではないかと・・・。

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警察犬・ジュンの後輩、ブラック登場!

2013-03-30 07:08:55 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい 2】

ボン「単独編」の開始、オープニングでは歴代疾走で一番長いであろうボンの走りに変わり、スコッチの抜けた穴はセミレギュラーの登場等で埋めていく第一弾は警察犬・ジュンが助っ人としてやってきます。

第245話 52.04.01 刑事犬対ギャング犬 (ボン)下塚誠 中田浩二 木野本良一(木之元亮)

国際郵便切手展示会で値段が付けられないというインドのポルトイ総督の切手を観覧するボン、その会場脇に止まっていた造園会社のトラックに真っ黒なシェパード「ブラック」が居て触れ合っていると、警察犬・ジュンのことを思い出し、訓練所に会いに行くとジュンはボンを警戒した。
どうやら、別な犬に触れたのが、ジュンのカンにさわったらしい。

その後、例の切手が盗まれた。
内部犯行など疑われたが、侵入口と思われる通風孔から犬の毛が発見された。
犯人は造園業者を装い、犬を使って切手を盗み出したらしいということでボンは目撃したシェパードと飼い主の犯行だと確信し、ボンはその犬の匂いを知るジュンを捜査に参加させるものの、時間が経っていたため追えなかった。

犯行に使用された造園業者のトラックが発見され、ボンとジュンはその痕跡を追うものの、途中でボンは犯人に襲われ拉致されてしまう。
更にジュンも、犯人が撒いたピクリン酸で鼻が利かなくなってしまい、犯人もましてやボンも追えなくなってしまう。

ボンが定時連絡をしてこない事が気になっていた一係、そこにジュンだけ戻ってきたことで異常を感じたゴリさんたちは、ジュンに導かれるままボンが消えた現場に誘われる。
ピクリン酸に気付いたゴリさんと殿下は、捜査に警察犬が導入されていることが犯人に漏れていることを考えた。
引き上げる2人だったものの、ジュンは現場に残った。

その頃ボンは「ブラック」の監視のもと監禁されていたが、ブラックは電話のベルで指示に従うよう訓練されていた。
その指示で食糧を提供されたボンは、拉致されたときの傷の手当と共に、犯人はそれほどの悪党ではないと思う。

一方犯人は、切手の買い手と交渉していたが・・・・。

既にセミレギュラー化した警察犬・ジュンの登板、テキサスの忘れ形見でありながら既にボンとのコンビネーションを確立しています。
そして、そのジュンの後輩となるブラックが登場します。
利発で人間味あふれるジュンと、ちょっとクールな感じのブラックといった感じになります。

さらに木之元さんがテスト出演、まだ手入れされていない「ヒゲ」に注目です(^_^;)


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愛するものを失って、「気が付いた」スコッチの転機

2013-03-30 06:36:59 | ファミ劇日誌

【ファミ劇へのおさそい 1】

本日のファミ劇は・・・スコッチよさらば!

第244話 52.03.25 さらば、スコッチ! (スコッチ)夏純子 池田秀一 桂木梨江

殿下とスコッチが拳銃を持った男を追跡、追いつめたが逆に拳銃を向けられた瞬間、スコッチは男に発砲していた。
西山署長はその件でボスとスコッチに詰問したものの、正当防衛ということで決着した。
しかし、署長はスコッチの拳銃「乱用」を問題視しており、本庁からも睨まれていること、そして田舎の山田署から捜査係の刑事を回してほしいという要請があるぞと「含み」を残した。

チームワークには溶け込んできたスコッチであったが、拳銃については倉田刑事殉職事件のトラウマが抜けず、身体が反射的に動いてしまうようで、現にいまだに倉田の死の場面を夢で見てうなされていた。

その夜、戸川組の関本が射殺され、犯人は戸川組が関係しているバーのバーテン・則夫であることが判った。
則夫は店のホステス・恵子と親しくなったのが関本の耳に入り、「おとしまえ」を付けられそうになり逆に関本の拳銃を奪って撃ったというのが顛末のようだった。
恵子は則夫の行方を知らず、彼女を張り込むスコッチだったが、スコッチも以前勤務していた原町署から則夫をよく知る防犯少年係の刑事・北島敏子が応援に来る。
会うなり黙り込んでしまった二人の様子を見て、長さんは普通ではないものを感じる。
二人きりでの張り込みになり、則夫の事を敏子に聞くスコッチだったものの、殺人犯として見ているスコッチと則夫をそれでも信じている敏子と意見が割れる、敏子はスコッチに変わってしまったとつぶやく。
一方、山さんはある噂を聞きつけてくる。
七曲署四係の高沢刑事が戸川組と内通しているというのだ・・・・。

スコッチの強烈な転機となる転勤までを描く太陽初のレギュラー(シンコ除く)が殉職ではなく降板する話を桃井章氏脚本、小沢啓一監督で描きます。
#225の倉田刑事殉職シーンもインサートされ、さらに婚約者である敏子の登場で、スコッチの倉田事件以前の人間らしい回想描写も加わっていき盛り立てます。
そして、敏子の死・・・・その遺志を汲んだスコッチの則夫への丸腰の説得、劇中起こる出来事が見事に繋がっていきます。

沖さん=スコッチ、そして敏子=夏純子さんの熱演が画面に引き込まれる感じで強烈です。

個人的には子供ながらに強烈に印象に残る作品です。
というか、子供が受け入れるには非常にヘヴィーな展開ではありますが、この作品で無条件スコッチファンというトラウマ(^_^;)を背負ってしまったものと・・・それほど理屈ではないものを感じたものでした。


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坂口良子さん、ご逝去・・・

2013-03-29 12:29:31 | おくやみ
最近、思わぬ方が鬼籍に入られることが多々ございますが、
坂口良子さんが急逝されました。
ご冥福をお祈りいたします。

太陽では、2回ゲスト出演されています。

デビューしてそれほど経っていない時期の初々しい感じで、マカロニと「アコ」の絡みが印象的だった、
第50話「俺の故郷は東京だ」(1973年6月29日) 関口明子 役

既に売れっ子の時期で、人気モデルでありながら、殺人を犯してしまう、可憐でありながら一方では狂気的な部分を持っていた、
第189話「人形の部屋」(1976年2月27日) 二階堂ゆか 役

どちらも非常に印象深い作品です。
確かに「ブリっ子」的な要素を持ちながら、実は暗い面やシャープな面を持つというのが、この頃の坂口さんの本領だったように思います。

後年は、ドラマファンには印象的な作品の数々に登場、男勝りな面も持ち合わせている役を多くこなされていました。
池中玄太の暁子は特に印象深く・・・。

最近でも娘さんと積極的に共演なさっていたので、正直まだ信じられない感じがしています。

同郷(北海道)でもありますし、そういう意味でも寂しさを感じます。

**************************************

俳優の坂口良子さん死去 ドラマ・映画で活躍
朝日新聞デジタル 3月29日(金)11時1分配信

 数多くの映画やドラマに出演し、親しみやすいキャラクターで知られた俳優の坂口良子(さかぐち・りょうこ)さんが27日に死去していたことが29日、分かった。57歳だった。

 北海道余市町生まれ。1971年、ミス・セブンティーン・コンテストで優勝し、雑誌モデルに。72年、歌手デビューし、「アイちゃんが行く!」でドラマ初主演。「サインはV」「前略おふくろ様」シリーズ、「池中玄太80キロ」などの人気テレビドラマや、映画「犬神家の一族」「人間の証明」「帰ってきた若大将」などに出演した。「質屋の女房」で2001年度の菊田一夫演劇賞。

 昨年8月にプロゴルファーの尾崎健夫さんと再婚。長女の坂口杏里さんはタレント。今月12日、自身のブログで、体調不良のため静養中だと明かしていた。「昨年、腸閉塞(へいそく)を患い、ほぼ同時期にインフルエンザから肺炎になり、体調を少し崩していた」と記している。


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ボギーの高校時代の後輩が起こす悲劇

2013-03-29 06:18:08 | 日テレプラス日誌
本日、チバテレビのジーパン編はお休みですが、日テレプラスは通常通りです(再放送は終了しましたが。)。

【日テレプラスへのおさそい】

破天荒で熱い話が続いたボギー主演編ですが、今回はボギーのそういう熱い姿勢が悲劇を起してしまいます。


第533話 57.11.26 後輩 (ボギー)加納竜 栗田八郎 大木隆介

強盗殺人事件が発生、その現場近くでボギーは喫茶店のマッチを発見する。
それは、ボギーの高校時代の野球部の後輩・谷口が営む「かんてら」のマッチだった。
上京していた谷口に再会するものの、野球部時代の上下関係のままな2人に周囲は少々圧倒される。
不審な人物を目撃したという谷口にモンタージュ作成や面通しを行わせるボギーだったが、相変わらずの谷口が畏縮ぶり。
その谷口がホテルから消えてしまい、さらに探していたボギーに見つかって逃げてしまう。
ボギーは谷口に対して疑念を感じるが・・・。

実は谷口の「かんてら」の経営に行き詰まり、不渡り期限を目前にして金策の為に上京したものの、ボギーに連れまわされた事によってそれが出来なかったことが判る。


最初は高校時代の上下関係を何ら違和感もなく思い返していた2人が、それぞれの現在の立場の違いで決定的な亀裂を既に生んでいた為に、谷口は追いつめら、とうとう暴走し犯罪に手を染めてしまいます。
ボギーにしても、高校時代の気分が抜けきらない自分が谷口をさらに追いつめたことに気づき、辞職まで考え自分を責めます。

ボギーは登場時から上下関係はハッキリさせるところがあり、それが生かされた作品ですが、警官になり多少はその「絶対的な先輩」という地位に対しての揺らぎを自らに感じていたものの、それを忘れなかったことによって起こってしまった悲劇です。
またそれに気付き、暴走した谷口に必死に詫びる彼の姿も男としてのけじめを必死につけようとするボギーらしい姿勢を感じます。

ゲストは加納竜さん、刑事もの好きにはお馴染みの方ですが、ボギーの後輩という立場はちょっと違和感でしたが、ボギーに自己主張できず従順になりながら苦悩する谷口を好演されています。

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太陽放送予定 2013.3.26号 (後)

2013-03-27 07:04:52 | 放送予定
余談を少々。
1984DVD-BOXですが、ブックレットの解説で「コンピュータ計画」には「森田順平氏は出演していない」とありますが、マイコンの兄・直人は夜の水木家に一瞬登場しています。
いや、俺の記憶違いかと思いましたが・・・・(^_^;)、念のためにメモっておきます。
高島さんもお忙しそうなので、これは仕方がないことと個人的には思っていますが。
否応なく太陽とは他の事でいろいろと頭をこね繰り返していると、私もド忘れが進んでいるので、リハビリの繰り返しのような昨今であります(^_^;)

と言いつつも、「ゴリさん、見ていてください」のダミーソアラ・・・もとい、山さんの「ブル~ス!!」を繰り返し観てしまう私も私です・・・・。

 さて、向う一週間の太陽放送予定です。

▼日テレプラス
ジプシー登場編再放送は今週がクライマックスです。
そして初放送、ボギー登場編は#533。
ボギーの郷里の後輩が登場しますが、ボギーらしい縦関係がこの後輩に対してはさく裂していて周りも少々引く勢い。
その後輩が経営する店のマッチが、強盗殺人事件の現場近くに落ちていて、ボギーは後輩と会った後に後輩は姿を消してしまう・・・・。
ボギーは無意識に先輩としてある意味後輩に前に毅然と立ちはだかる壁のようになっており、それからすり抜けようという後輩の意識は、彼を犯罪へ誘うわけですが。
破天荒でわが道を行くボギーもさすがに自らの行動について考えさせられる一件になっています。

▼テレ玉・マカロニ編
太陽初の地方ロケ(九州)となる#25。
強盗容疑者の恋人を尾行するマカロニとゴリさんは、彼女を追って九州へ。
単独で恋人を尾行していたマカロニは、岩場で容疑者を発見するものの恋人の妨害により取り逃がし、さらに岩場から人里に向かうことができなくなる。
そこに再び容疑者が急襲、マカロニの拳銃を奪って3人は方々歩き回る・・・・。

撮影としては1972年を締めくくる慰労を含めたロケ旅行だったようで、後にも先にも全員がロケに参加する唯一の「ロケ隊」でした。
更に土田早苗氏や石立鉄男氏の弟である和男氏、そして主犯役の浜田晃氏の意外な感じの風貌も注目です。

▼チバテレ・ジーパン編
残念ながら、お休みです。

▼とちぎ・ジーパン編
3ヶ月経っても逮捕されないマカロニを殺したやつをコツコツと捜す山さんに栄転の話が・・・・#65。
マカロニの夢を見たゴリさん、マカロニ死すから3ヶ月経ってもホシは挙がっておらず、山さんは捜査本部が解散してもなお地道にホシの痕跡を追っていた。
そんな山さんに本庁栄転の話が持ち上がったが、山さん自身は困惑気味であり、ボスは話を承諾するように説得する。
そこにタレコミ屋から「刑事を刺した」と息巻いているチンピラの情報がもたらされる・・・・・。

事件に追われる中、マカロニの事が頭から離れない一係の面々、初めて具体的な容疑者が現れ血走る面々、それをけん制するボス、その雰囲気に圧倒されてしまうマカロニと接点をもっていなジーパン。
最終的には悲劇的な結末になりますが、太陽初の復讐編は派手さを抑えながら奥底から怒りを湧き立たせるようなストーリーになっています。

▼ファミ劇・スコッチ登場~ボン(単独)編。
再放送は通常通り。
そして初放送の方はとうとうスコッチが転勤、後任が配属されず短いながらもボンが主に活躍することになります。

スコッチ転勤、#244。
拳銃使用の多さで署長に睨まれていたスコッチ、そのころ若いバーテン・則夫が女性を巡り争った暴力団員を射殺して逃走する事件が発生。
捜査に則夫をよく知るという原町署・少年係の北島敏子が参加するが、スコッチ共々様子がおかしい。
2人はかつて婚約しており、倉田刑事殉職をきっかけに一方的にスコッチが婚約破棄していた。
女性を張り込むスコッチと敏子、則夫が現れたものの街中で発砲、スコッチが射殺するのを危惧した敏子はスコッチの発砲を邪魔してその銃弾が走る車に当たってしまう。その件を知った署長はスコッチをただち転出させると息巻いたが・・・・・。

協調性は取り戻したものの、拳銃の早撃ちに関しては改善できずにいたスコッチがその件で署長に水面下で転出を促されます。
一方事件はスコッチにとって最悪な事態を迎えてしまいます。

太陽の「レギュラー降板編」としては初のキャラ存命降板、その降板編はスコッチが倉田刑事殉職ともう一つ抱えていた過去である敏子との関係と悲しい結末を描きます。

#245は、警察犬ジュンと「犯罪犬」との対決。
世界の切手展示会の会場から高額な切手が奪われ、犯行にシェパードが使われた。
ボンは警察犬ジュンと共に犯人の痕跡を追うものの、犯人に拉致されてしまう・・・・。
犯人は犬に熟知しており、ボンを追おうとするジュンに対して妨害工作を施した為、それ以上の追跡は困難に。
一係部屋では連絡のないボンの心配をする一係の面々、そこにジュンが戻ってくる。

スコッチが去り、補充人事が保留になる代わりに再登場するジュン、今回はそのジュンの後輩となるブラックが登場します。
一応ボン主演編ですが、今回はジュンの主演と言ってもいいほど、彼女の行動にスポットライトが当たります。
後のロッキーもテスト出演するというオマケも付いてきます。

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太陽放送予定 2013.3.26号 (前)

2013-03-26 07:09:22 | 放送予定
 完璧にケツに火が付いているけぶでございます。
さらに、太陽関連としてはもう前期も中期も後期もゴッチャになっている状態です。
いや、いつもの3~4月らしくなっているのは確かですが・・・・。

辰平さん、又野さんが他界されて早9年。
毎年、故人に想いを馳せさせていただいているわけですが、近年はDVDや太陽放送で想い出す切っ掛けというのはありがたいことに多くなっています。
特に今年は、タイミング的にもそれに相応しい作品などがあったりするわけで、奇遇といえばそうなのですが、それでも太陽だからこそこういう切っ掛けが多く持てるのだと思っていたりします。


 さて、向う一週間の太陽放送予定表です。
先に表だけ載せます。

[3/26~4/1 太陽放送](※<初>当該CS局にて初放送 <再>当該CS局にて再放送)


3/26(火) 21:00~22:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#518 忘れていたもの
3/27(水) 5:00~6:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#518 忘れていたもの

3/27(水) 19:00~20:00 テレ玉1(地上波) 太陽にほえろ! 第24話(#25)「手錠が朝日に光った」

3/27(水) 21:00~22:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#519 岩城刑事、ロッキーにて殉職
3/28(木) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#236 砂の城』
3/28(木) 5:00~6:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#519 岩城刑事ロッキーにて殉職
3/28(木) 21:00~22:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#520 野崎刑事、カナダにて最後の激走(最終回
3/29(金) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#237 あやまち』
3/29(金) 5:00~6:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#520 野崎刑事カナダにて最後の激走(最終回

3/29(金) 11:00~12:00 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#533 後輩

3/29(金) 20:00~21:00 チバテレビ1(地上波) お休みです。

3/29(金) 22:00~23:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#533 後輩

3/30(土) 22:00~23:00 ファミリー劇場HD(CS) 太陽にほえろ!HDリマスター版『#244 さらば、スコッチ!』
3/30(土) 23:00~24:00 ファミリー劇場HD(CS) 太陽にほえろ!HDリマスター版『#245 刑事犬対ギャング犬』
3/31(日) 10:00~11:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#532 バラの刺青

3/31(日) 12:00~12:55 とちぎテレビ1(地上波) 太陽にほえろ! ジーパン刑事編 第12話(#65)マカロニを殺したやつ

4/1(月) 6:00~6:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#532 バラの刺青


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太陽にほえろ!1984DVD-BOX 解体新書2

2013-03-25 21:50:17 | DVD
【太陽にほえろ!1984DVD-BOX 解体新書2】

飛び飛びで観ているのですが、昨日書いたように「17才」で涙したのは言うまでもなく(^_^;)
なんか、不思議な作品であります。

映像的には、OP(#598~)のストレートヘアの山さんの茶色いネクタイのストライプがクッキリと見えるのですが、あんなに色あせ気味だったか・・・と。

音楽の差し替えは今のところ気が付いていませんが、以前よりは厳しくなくなったというか・・・。(気づいた方は居られると思います。)

作品については、この年の作品は腰を据えてじっくり見たい作品が多いので、派手さはそれほどでもないものの、観終わった後の余韻を残すものがかなり多い。というよりも老人が巻き込まれるエピソードが多いかもしれませんね。

それにボギー殉職からパリロケまでの間はハードな作品が多いので、黙って見入ってしまいます。

まあ、ネタとしてはある意味破天荒な展開のパリロケ(^_^;)、「38時間」のクラウンとソアラの接触事故、ラガーのスタジャンは「R」なのに何故にドックは「K」なのか疑惑(^_^;)、「ドリーム」でのトシさんの拳銃暴発などもありますが。


それから、ある意味「太陽アイドル」である、白石まるみさんと川田あつ子さんが同時に見られるBOXでもありますね。
ご両人とも2作品にご出演、個人的には強烈に印象に残っています。
というか、その作品毎自体が印象深い作品であるのですが。


そういえば、アンソロジーでの話題にもなっていましたが、1983年より増しておしゃれになる一係の面々というのも本DVDで確認できると思います。
アンソロジーと言えば、神田さんは沖さんの事に若干触れていたのは結構印象深いものがありました。

と、ごちゃごちゃ言いながらも、「無口な男」を無口に観ている俺っていったい・・・・。

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ロケ地検索、#240~243、#531、532

2013-03-24 23:14:01 | ロケ地検索&メモ
1984DVD-BOXを合間合間に観ている、電池切れけぶでございます。
完全に何もかも放置で、ぼけ~としております。

どうもやっぱりどうしてもどうかしたのか、「17才」で涙してしまいました。
山さんにしても、ドックにしても、無言の目の会話が何ともグッときます。
そういえば、「ヘッドハンター」の双子のコロナ2台・・・もとい、小池朝雄氏の件で思い出したことが。
本作の撮影中に入院なさって、クライマックスはロケに参加できなかったことが報道されていたと記憶しています。
小池氏の亡くなられたのは翌年ですし、あと1作品、本作の後、それも亡くなられた後に2時間ドラマが放送されましたが、確か本作が遺作だったというのは、報道もされていたと思います。
しかし、最近記憶があいまいになってきているので、自信がなくなっていますが・・・。

さて、話変えてロケ地検索を。

本編の思いについては結構、「おさそい」などで消化してしまっているので、しばらくはロケ地をUPしていきたいと思っています。
というか、思いを吐き出すより、作品をじっくり見るモードに突入してしまっているようです。


第240話 木枯しの中で

歌舞伎町1丁目(ミラノボウル付近)、2丁目(のんべえ通り)付近
有楽町・国際ビルヂング(大都会II OPでおなじみ)、その付近
西新宿1丁目、食堂はもう無い。
新副都心歩道橋、その近辺
船橋 若松団地?


第241話 脅迫

酒亭じゅらくは新宿駅東口にあった模様。
有栖川宮記念公園
新宿コマ周辺
新宿副都心
川上商事は渋谷1丁目と推定。


第531話 マグナム・44

西新宿7丁目(ジプシーが拳銃雑誌を持って凄む(^_^;))、「暴力団」ビルそば。
仙川沿い
バイク爆破は国際放映構内通路
木村狙撃、追跡は世田谷区大蔵4丁目~岡本6丁目近辺だと思われる。
新宿中央公園
新宿駅地下街
新宿ニューシティホテル
歌舞伎町クラブ・リー近辺
北里研究所病院
横浜市瀬谷区/帝国ヒューム管(私が見に行った当時はクライマックスの赤い塀は残っていた。


第242話 すれ違った女

新宿西口・富士銀行前及びスバルビル前
新宿中央公園
新宿駅
南郷建設は国道20号線沿い?
『これが我々の海だ』の公園はどうも川崎らしい。


第243話 その血を返せ

羽田空港
歌舞伎1丁目町界隈(コマ劇場周辺)
※歌舞伎町のマクドナルド(太陽ロケで使用されたコマ前店含め)は現在全滅してしまった・・・(^_^;)
高井戸3丁目付近


第532話 バラの刺青

歌舞伎町1丁目
西新宿 駒ヶ嶺病院
新都心歩道橋付近
世田谷区桜丘
※太陽ではよく使用される高架下のアンダーパスは桜丘5丁目。
現在は高架も架け替えられているが、歩道橋は健在。
(ジプシー自転車と接触現場)
スナックスリーは新宿3丁目



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藤堂俊介を暗殺せよ!

2013-03-22 00:44:20 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

第96話 49.05.17 ボスひとり行く (ボス)信欣三 赤座美代子 今井健二 

強盗犯はボスの古馴染みである元・暴力団組長である三田村の倅だった。
三田村に匿われていたもの、ボスが説得を依頼しそれをのんだ三田村だったものの倅が逆上し負傷、ボスがその前に立ちはだかり、足を撃ち抜いたものの逃げようとした倅は転落死してしまう。
三田村との関係に微妙な空気が漂うボスだったが、それから連続して災難に遭ってしまう。
そのボスへの刺客を偶然目撃した女性は車で襲われ入院してしまう。
しかも2重に記憶喪失にかかっている様子で、今は昔の記憶を取り戻し、最近の記憶を失っていた。
刺客の容疑者は、目撃者が記憶を失っていることを盾に犯行を否認する。
しかしボスは、目撃者の女性の「記憶喪失」を狂言だと見抜くが・・・・・。

斎藤光正監督の独特な演出と後に多用されるブリッジ曲の多用、そしてボスの危機というハードな展開ながら、合間には笑いも多少含んだ、全編見逃せないというか飽きさせない志向を凝らした作品になっていると思います。
また、ゲスト陣も日活映画の常連である信氏、おなじみの今井氏や赤座氏、下塚誠氏、その他おなじみの面々が揃い、この点でも飽きさせません。刺客の磯村健治氏(当時別芸名)がまるでマカロニなのも見ものかもしれません。

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