「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

当直室日誌 2024-6-4

2024-06-04 06:58:31 | 当直室日記

▼メ~テレ太陽ジーパン編は6月11日に終了。

さて、次・・・テキサス編につながるか!?

▼増山江威子さん

昨年、毒蝮三太夫さんの「マムちゃんねる」にて軽快なトークを披露なさっていたのに・・・・清志さんと同じ肺炎、しかも年齢も近い・・・・。

残念ですね・・・・ご冥福をお祈り申し上げます。

▼太陽という番組の継続性、視聴者の気持ち(1979年)

太陽の番組的転機をいうのは細かくあるんですけど、その中で、テレビ番組のいちコンテンツであったのはギリギリでジーパン殉職ぐらいで、それまでは若手主演の青春アクションドラマというコンセプトだったのが、テキサス登場を以て演技経験の殆どない勝野さんを補うためにチーム戦に移行、テキサスの延命嘆願ごろからメディアミックスも多くなって、200回記念の1976年で本格化、ある意味一事業体として動き出して、そこにテキサス殉職とスコッチ登場という衝撃的展開を交えた段階で、実は既に太陽の番組的コンセプトのみの継続じゃいられなくなり、事業的な事情が絡むようになって、スコッチ転勤とともに完全オールスターチーム戦となったのはいいのですが、逆に俳優も視聴者も番組卒業は「殉職で」を求め、脆いところもありながらも安定したボン・ロッキー編というのは、ウラには各局で放送されている刑事ものの後押し(というか太陽は「本家」みたいな立ち位置に・・・)、殉職ブーム・・・(^_^;)。
ここで太陽の基本フォーマットは継続的固定化してしまったというのが、正直なところかと。なので、やっぱりここでもボンの動向だったんですよね。長期番組は7年目で大きな転換期を迎えるのが結構多かったですが、やっぱり、ボンの抜けた穴は大きいし、番組を大きく変更することも許されないとなると、視聴者が離れていくのは必然といえばそうでした。いや、本当に殉職を思い切って外す事も出来た勢いであったのに、金八攻撃の後はそれも出来なくなった訳ですから、スニ登場時のキープコンセプトがいかに当時の視聴者を掴めなかったというのが、残念なところなんですよね。
というか、この段階で視聴者が、「プロレスもあるぞ」「金八もあるぞ」「外で遊ぶぞ」「塾も行かなきゃ」というのに気が付いちゃった・・・・(^_^;)
そしてあの当時っていうのは、新しもの好きの風潮は今でも強かったので、7年の歴史がそのまま単純に古いに結びつくっていうのがあって、漏れなく太陽もそれにハマっちゃった部分は否めなかったところが、スニ登場とメインテーマはじめ楽曲の変更で逆に目立っちゃったところはあったかもしれません。
ただ、この辺で云えるのは、男性の目線と女性の目線も違うし、キャラかチームかどちらかの目線かというところでも感じ方が違うところで、太陽の場合は結構細分化されるところがあって複雑なんですよね。これが太陽の番組自体を魔物に見せている(少なくとも小職は)元凶なのかもしれません(^_^;)


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X巡回 2024-5-28

2024-05-28 07:05:39 | 当直室日記

X巡回

▼太陽ではあやふやな階級・・・(^_^;)
殉職の2階級特進は除き、本編でも明確となっているのは、レギュラー(準)では、ボス・橘=警部、山さん=警部補、長さん・トシさん=巡査部長、西山署長=警視、鮫やん=警部補。あとは名言されていないんですよね(^_^;)

2階級特進で平刑事はみな警部補。巡査長は階級的呼称なので係長とか主任などと同じ職位で本来の階級じゃないので、巡査長も階級的には巡査なんですよね。
わかりにくいっていえばそうなんですが。

Gメンの黒木先生は、刑事ドラマの中では一番と思われるほどの出世株(^_^;)。警視→警視正・・・長官まで昇り詰めてましたが(^_^;)

刑事ドラマ系で昭和ものに限って小職が記憶している昇格した人は、黒木先生と、七刑の赤城赤木(警部補→警部)、特捜隊では橘(巡査部長へ)西本(警部補→警部)、藤島(警部補→警部・・・これは後に帳消し?)、Gメンは立花(警部補→警部)、中屋(警部補へ)ぐらいかなぁ・・・。

▼あぶ刑事の若手
小職は結構期待していたりして(^_^;)
時代も変わり人も変わる。
太陽もあぶ刑事も出発時は亜流だったし・・・ってそもそも刑事ドラマの本流ってあくまでも警視庁物語→七刑と特捜隊なんだろうなぁ・・・と思う小職ひとり。

▼フィルム逸失
『鉄道公安36号』が昭和40年代の早い内にマザーが廃棄され、残ったのは局の再放送プリントだけだったという取材結果が。特捜隊の初期2年分も似たような状況であったと推測されていました。理由は映画セクションとテレビセクションの対立が招いたテレビ軽視だったのではないかと。
やっぱり、残っていないのか・・・・?


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太陽の旗

2024-05-23 21:50:57 | 当直室日記

イタル警部の発掘。
加山到のハマッ子雑貨飯店
 「太陽にほえろ!」布製ポスターとビデオたち。
https://blog.goo.ne.jp/dtfbwb2004/e/ea41f026c4a3c995c75943d5e5762fcf

布製ポスターはタペストリですね。
大元は宣伝ポスターで、確か新宿駅にも貼られたもので、イタルさんと同じくもう祭りでしたね・・・・1992年か・・・。
太陽終了から5年、長かったですね・・・。
ただ、このビデオリリース開始からも30年以上なのか・・・・。

件のタペストリーですが、一番最初の12,000円第一期ラインナップされたビデオをすべて購入した方向けの特典で、無論、締め切りがあったので、逃した方も多かったのかもしれません。
小職は入社したての頃だったので、愛車のローンもあったりして結構捻出に苦労しましたが、なんとかやり遂げました(^_^;)
貯金は全く残りませんでしたが。。。

というわけで、血のにじむ金銭の怨念がこもった、当直室のタペストリー・・・・。

30年以上貼ったままなので、たばこなどで煤けています、、、

ビデオ(VTR)シリーズについては小職はペーペーだったのでそれほど買えませんでした。とりあえず第一期以後は殉職編と名作、北海道では再放送が始まったので、それでかなり助かったところはあったのですが、ジプシー出演分がまるまる放送されなかったので、そのあたりでリリースされたものはすべて購入・・・といった具合です。
しかし・・・最初の12,000円と9,800円の値付けって何だったんだ・・・と思ったのが、4,800(円)シリーズだったんですよね。

それにしてもイタルさんも200本にせまる勢いか・・・・。予備を買っていた方もいたと聞いています。小職は恥ずかしながら達成していませんが(^_^;)


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X巡回 2024-5-23

2024-05-23 06:34:10 | 当直室日記

あぁ・・・またお盆過ぎまで気の休まることのなさそうなけぶでございます<(_ _)>
休みが欲しい。。。。

X巡回

▼高鳥都著『あぶない刑事インタビューズ  核心』
高鳥氏は必殺、あぶ刑事と手掛けてきましたが、小職としては「社史」を読んでいる感覚で拝読しています。この前ちらっと太陽にも触れられていましたが、まさか・・・・!?
太陽はあぶ刑事とリンクするスタッフが多いですし、道筋は出来ていると思われるのですが、いかんせん東宝への許可取りがどうかなんですよね。

やっぱり太陽の話題がちらほら散見されます。
特に岡田P氏、あまり見たことがないほんのりとした恨み言が書かれていたり・・・・(^_^;)
それにしても当初予定の東宝製作だったらどうなったんでしょう。
そしてカースタント(TA・KA)の竹内雅敏さん、太陽でもお馴染みですが、竹内さんのインタビューもあります。
そういえば、太陽ではお馴染みの「つめた~い ふそうダンプ」、あぶ刑事映画1作目の舘さんのアクションに使用されています。しかし、令和の世にこれだけ頻繁にあのダンプを見ることができるとは(^_^;)
そういえば#493に登場した際の運転手、また云いますがあれトンさまですよね(^_^;)

鈴木清司さん・・・・近年ご自身のライブラリを処分なさったとか・・・・・残念・・・・。

▼スペースカインズチャンネル 太陽にほえろ!BGM「ナイトアンドデイ」ピアノ演奏https://youtu.be/qxGeGP51G_8?si=aVv1poGwgaiqAsvK 
選曲が素晴らしい!

▼Nostalgic Hero
【刑事ドラマ旋風】マカロニ、ドック、ラガー・・・金字塔を打ち立てた刑事ドラマ「太陽にほえろ!」|トヨタ スープラ 2000GTツインターボE【1】
https://nosweb.jp/nostalgichero/articles/detail/7487
放送話数を通算730話と記すところは筆者氏は調べられているなぁ・・・と。
スープラ、程度良いんですよね・・・・。

▼昭和57年頃に放送された三菱電機「カーオーディオ・オルフェス」などのダイヤトーンオーディオCM
いや、確かに木之元さんの弟さんですか?というヒゲイケメンがご出演。
確かに見間違いする方、おられたのかも。

▼丈熱BAR【小野寺昭&大島宇三郎】伝説ドラマ『太陽のほえろ』『毎度おさわがせします』殿下を降板させられそうに?そして中山美穂の凄さとは⁉︎ https://youtu.be/mJ6sO7YrwM0?si=TZ435G3Y2y2SKRBW 
大島宇三郎さんも太陽出演経験あり。(末期)
小野寺さんの「降ろされそうになった話」。
これ近年披露されている話なのですが、小野寺さんとしては、ショーケンさんのスケジュールの都合がある意味殿下を救ったところはあるんですよね。これがマカロニの続きだったら・・・・。というか、そうだったとしたら、太陽自体は短命で終わっていたかもしれないとも思えるし。

▼モデルガンのタナカの「ハイパト」展開
実銃本家を再現したS&W M28ハイパト4インチをモデルガン化、小職は購入ましたが、6月には往年の日本のハイパトモデルガンのモデルとなったと言われるS&W M27 3.5インチのモデルガンが6月に発売。こちらも買ってしまいそうだ(^_^;)
#36ではししっぱな(この作品では「コルト38スペシャル」)と言われるフォルムが再現される・・・・(これ0.5インチの差で結構印象が違うんですよね。)
ハイパト・・・ガキの頃にゴリさんのトルーパーと共にあこがれた1挺。


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メーテレ関係のお詫び

2024-05-13 12:13:10 | 当直室日記
いつもお世話になっております。けぶです。
メーテレ太陽放送ですが、先日サッカー放送で欠番となっていた83話について、本朝放送されたそうです。
情報が掴み切れておらず申し訳ございませんでした。
それにしてもメーテレ。
ちゃんとフォローしてくれるというのは嬉しい限りです。

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【速報】驚きの国立国会図書館デジタルコレクション

2024-05-11 18:18:44 | 当直室日記

偶然の発見。

本日登録されたようですが、国立国会図書館デジタルコレクションにて、「利用者登録」を行えば、無料で、下記のオフィシャルな太陽本のネット閲覧が可能となりました。

●市川森一 著『太陽にほえろ!』,大和書房,1984.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12486604 

●『太陽にほえろ! : 完結記念号 14年7カ月の軌跡』,日本テレビ放送網,1987.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12436643

小職は何れも所有しておりますが、これもまた何れも市場には今やあまり出回っていない2冊となると思いますので、是非。

 


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X巡回・・・というか結局は「太陽沼」?

2024-05-06 18:46:54 | 当直室日記

X巡回、麻矢さんへの返信みたいなものですが(^_^;)

▼バディ刑事モノの始祖・製作費の内経費。

始祖という観点からいけば、『二人の事件簿』『俺たちの勲章』『華麗なる刑事』『兄弟刑事』と、刑事ドラマブームの旗揚げ元年だと小職が感じている1975年4月に2作始まっているんですけど、『二人の事件簿』が通算70話。『俺勲』(19話、本放送は18話)がバディものの元祖のような感じが結構一般的なんですが、ほぼ同時スタートなんですよね。ならば『二人-』『俺勲』なんですけど、継続的な観点でボン・ロッキーについては、宿なし(^_^;)⇒結成⇒同居(^_^;)⇒活躍・成長⇒喪失⇒結婚・・・とものすごく大河なんですよね。バディの継続的描写の原点であると小職は思っています。
そもそもの発想の原点は日テレは『傷だらけの天使』だと思いますが、他の番組は外国モノの影響があったのではないかと思います。ただ、これらの番組が終わったあとは、『誇りの報酬』までバディ刑事ものって印象が薄い・・・2時間ドラマ系はありましたけどね。単発的要素が濃かったし。
・・・・『非常のライセンス』の会田と矢部さんもある意味バディ・・・・(^_^;)
そんなこと云ったら、ボスと山さんもバディ・・・・>>>沼

製作費、ほぼギャラ含めた人件費が大半を占めていて、その他の経費はカスッカス(^_^;)だったそうなので・・・っと考えると、他の作品に比べ人件費の割合はかなり高かったのではないかと思います。一係部屋のセットですら、什器は流用みたいでしたから、ひょっとすると経費は1話50万円ぐらいじゃなかったのかと(^_^;)。そういった意味では太陽の製作費って結構近代的というか現実的だったというか。スター系のプロダクションだとそうはいかない。拘りを貫き通せば真っ赤っ赤で会社が成り立たないし、なるべくバランスよく運営していた三船プロでさえダメになっちゃいましたしね。良い悪い別として、裕次郎さんの事業センス(コマサさんのセンスともいえる)で、ご自分の意見をごり押ししなかったから、共同企業体としての太陽は成功したというところはあったんだと思います。

・・・・内緒話ですが、公な研究者(原稿料に金銭を伴ったり、出版できる方)には、もっと太陽を深く掘り下げて欲しいという個人的な欲求はありますね。マカロニ・ジーパン編は当たり前だのクラッカーなんですよね。スニーカーだって掘り下げれば沼だし(^_^;)、DJにしても公な掘り下げはまだまだ。
キャラを個別に掘り下げるのもありますが、太陽を一事業として見るという方向性もあったり、全体像からの変貌もありながらも基本は大きく変えていないところもあったり、いや・・・沼ですね(^_^;)


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X巡回+ちょっと下世話かなぁ・・・(^_^;)

2024-05-05 16:15:47 | 当直室日記

X巡回

▼200回
太陽展もそうですが、本格的に太陽のファンサービスの本格化の口火が切られて、その仕上げがテキサス殉職、再放送開始、スコッチ登場というお祭り騒ぎ的状況。ただ、やっぱり200回記念ベルト期間の「不幸」濃度が高すぎて・・・・。
すべてを賭けて「!」。茶屋町さんのためにとっておきました(^_^;)
恐らくですが、正規データには残っていませんから、直前になって日テレの広報が付けたんでしょうね。それにしても・・・・やっぱり、1話では語り切れないものはありましたね。

それにしても、今年の「あぶ刑事」祭りは派手ですね。これぐらいじゃないとみんな本気にならないし、本編自体も新しいキャストが多くて新鮮だし、総合的に理想な続編かもしれません。

▼コルトローマンMARKⅢ
麻矢さんのお悩みを解消(^_^;)、ボン後期の愛銃はコルトローマンmarkIII。簡単に言えばコルトMARKⅢシリーズの警察用拳銃の一種としてローマンが存在したということで、マークトゥは無いです(^_^;)

▼主役級の刑事が通り魔に襲われて死ぬ…「太陽にほえろ!」が刑事ドラマとして日本で初めてやったこと

筆者は研究者かとは思いますが・・・・太陽に対しての掘り下げが本当に御免なさい、浅い。筆者が採り上げている初期についてはあくまでもファーストインパクトであって、バディものの定着的原点をボン・ロッキーに見出してほしいという欲もあるし、公式(プロ)な発信者であれば、一般的な「殉職」ばかり扱わないでほしいというところはありますね。
太陽自体は刑事ドラマという意識はマカロニ時代は薄かったことを前提に考えると、それこそマカロニの死はショーケンさんにしてみれば「最終回」だったし、最終回に主人公が死を迎えるというのは実は当時でも珍しい事ではなかったから(TV版の寅さんですら生命を落としているわけで)、構想的なインパクトとしてはそれほど新しい事じゃなかったですが、結果的に番組継続の中で主役が死ぬという形式となったことと、その完成作のインパクトがミソではあるんですよね。だからこそショーケンさんは偉大であるんですよね。

 

以下、ちょっと下世話となりますので、太陽にロマンを求める方はスルーしてください<(_ _)>

=大人な話か¥スポンサー料金=

番組の製作費なんていうのは、正直よくわからない部分があって、あまり語られない部分ではあります。
まあ、確かに下世話な話ではあります。
ただ、スポンサーが居なければ番組の資金は調達できない、逆に言えばスポンサーがあってのTV番組でもあるのは事実、特に太陽のように長期放送が実現できるのは、スポンサーの理解があってからこそというのは、実は太陽中毒に陥った後にしみじみと痛感した部分であります。
現在では基本、放送後のスポンサーと作品との関係を切り離している傾向があって、これは各々の番組の性質や世情にも関わっているようですが、ただ、太陽に限って云えば、それは気にかけなければならないというのが小職の思いです。
だからと言って、スポンサーへの貢献というのは中々難しいんですよね。この年齢になって継続できているのは化粧品は資生堂のアウスレーゼを愛用しているぐらいと、ノンクレ協力企業であるトヨタの車を愛車にして推しているぐらいでしょうか。

国会図書館検索なのですが、
=「テレビCMと子どもたち」隅井孝雄 著 あゆみ出版 1981.12=
によると、太陽の制作費は当時で1本2千5百万円。スポンサー料は月間60秒で3千5百万円。三菱電機は180秒(6分)で1億5百万、グリコ・資生堂・久保田鉄工は60秒3千5百万、この差益(電波料)は製作の日テレとよみうりで3割、その他はNNN29ネット局で配分していたようです。
逆算すると、1本あたりのスポンサー料は5千万円弱。
となれば、まあまあ良い稼ぎではありますね(^_^;)、これも下世話ではあるのですが、そうなってくると敢えて新番組にするよりは継続できるのであればその方が良いということにもなる。

現在の1話の製作費は『相棒』で6千万円以上、通常のゴールデン・プライム枠で4千万円ぐらいなんだそうで、1万円あたりの価値は実は1981年と今ではあまり変わりがないそうですが、人件費が膨れ上がっているので、『相棒』を基準に個人的に算出すると、今太陽を同じキャストとスタッフで製作するとなると、1本1億円以上は軽くいくのではないかと思われます。

太陽本放送の時代は、スポンサーもキャストもスタッフも各自の信念で金銭は二の次なところはあったと思いますが、現在は「誇りの報酬」は信念を満たしたり、出来上がるものに誇りを持ち、満足するというよりは、あくまでも個人の満足と金銭というのが主流のようで、これのどちらが良いのか悪いのか・・・・。

スポンサーとドラマって確かにギブアンドテイクな部分はあるのですが、太陽はどちらかというとお金がかかるドラマであったことは確かで、スポンサーはそれに出資し維持してもらえていたということで、長寿番組では絶対外せない存在かと思います。
とは言いつつも、番組単体の「商品」が商材として多く存在していたというところもあったり、まあ、やっぱり一つの「共同企業体」的な性質が普通のテレビ番組より強かったとも言えます。


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ランキング2024-4 など

2024-04-29 10:34:35 | 当直室日記

休日なんだか、仕事なんだか・・・・なんだかけぶでございます<(_ _)>
坐骨神経痛が。。。。

サンテレビ#199、澤田監督がちょっとしたアクションを随所にちりばめ、「太陽にほえろ!ベスト」楽曲の本格的な使用、なにより桃井さんの熱演などで意外と飽きさせない構成となっているのがたまらないですね。

ところでサンテレビ方面は5/5に#200放送・・・・事前確認をして相当へこみました・・・・というか号泣し通し(^_^;)。サンテレビ放送タイミングも週一を貫いているので、結構きつい展開ではあるし、老婆心ながら令和太陽視聴組が心配です。ゴリさんも道代も意地らしいし、ボスも意地らしい。いや、これは序章に過ぎないんですよね・・・・。

もうひとつ、ここ数週間にランキング的な面で太陽が挙がっているようで。

▼gooランキング
最高に面白かった昭和の刑事ドラマランキング!3位「あぶない刑事」、2位「西部警察」、1位に選ばれたのは…
https://ranking.goo.ne.jp/column/9568/

有効回答者数は500名(50~60代以上男女:複数回答)、4月17日の調査なんだそうです。
1位の太陽は225票。ただ、その他の得票、Gmen系が強く、特命課は10位と、世代を物語っている感じがします。恐らく70代が入れば特命課は強かったでしょうし、40代が入れば踊るが強かったでしょうし。

▼アットダイム/子育て卒業後にゆっくりと楽しみたい“懐かしのドラマ”、1位「3年B組金八先生」、2位「東京ラブストーリー」、3位「太陽にほえろ!」
https://dime.jp/genre/1777762/2/
総合的に子育て卒業後の生活アンケートといった趣ですが、ドラマに限るとこのような結果に。確かによく年代が現れています。(太陽は60代で1位、男性で1位、女性で9位)
こちらのアンケート母数は1000人で、刑事ドラマに絞っていない中で、健闘したと思います。

やっぱり、地上波の再放送って強いですね・・・・ドラマは観ることができてナンボなんですけど、他作品ではなかなか時代背景的に難しい部分はありながらもですから。


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向う一週間の「メ~テレ」太陽放送 2024/4/22-

2024-04-19 06:45:06 | 当直室日記

社畜継続中のけぶでございます<(_ _)>
さすがに疲れてきましたね・・・・息抜きしたいです(^_^;)

小野寺さん、Xにて太陽#101を紹介、印象深かったんでしょうね。
この作品、酒井さんの100回記念登場、酒井さんに犯人役を演じさせるために鎌田さんへ脚本依頼したんじゃないか疑惑(^_^;)。原題が「狂気」ですからね。
酒井さんのノリノリ感は画面から伝わってきます。やっぱり役者というお立場であれば十八番以外の役柄も演じたいというのはあるんでしょうね。

=向う一週間のメ~テレ太陽放送=

この週のメ~テレジーパン編は、ジーパン編の成熟期、殿下も成長期、そしておやじバンザイ!!!。※URLは幣ブログの該当話がサンテレビで放送された時の記事です。

太陽にほえろ!ジーパン刑事編 #21
「#77  50億円のゲーム」
4月22日 月曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/43e2384e74de1263ca9962a5647b6ca2

太陽にほえろ!ジーパン刑事編 #22
「#78 恐怖の瞬間」
4月23日 火曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/0d632df81307031b13afd02412c502f6

太陽にほえろ!ジーパン刑事編 #23
「#79 鶴が飛んだ日」
4月24日 水曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/736902332b36d65dd972739237c3e69a

太陽にほえろ!ジーパン刑事編 #24
「#80 女として刑事として」
4月25日 木曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/d4b7c7df646f5c3ec68523e800a82364

太陽にほえろ!ジーパン刑事編 #25
「#81 おやじバンザイ!」
4月26日 金曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/417a0c85ca954ba7bce8e59b42dd91c8


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