「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ボスのマンション メモ

2019-06-25 21:08:07 | ロケ地検索&メモ
何故か押した再生ボタンで映し出された画像が、ビン(緑)のリボンシトロンにストローを突っ込んで飲んでいる我らが太郎(#235)の姿でビックリしたけぶでございます<(_ _)>
警察の備品とは考えられないので、長さんが売店で自費購入?
(というか、スポンサーのご厚意ですが(^_^;))

そして、別の再生ボタンを押すと、本日録画の#67。
殿下の一大事を知らせる電話がお馴染み藤堂一家のユニホームである黄色いパジャマ着用のボスがとり、クラウンで急行するシーン。
今まで気にしていなかったのですが、まだ青葉台のマンションですね。
#68でもマンション描写(爆弾事件発生)があるので、この初代マンションでボスは3度爆破騒ぎを起こしているし、転落死事件も発生しているし(^_^;)
よく退去要請が出なかったものだと。。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミ劇太陽放送6/25=鮫と殿下、どん底だからこその友情/その傷ついた少女を山さんは捜査で救えるのか?

2019-06-24 22:46:26 | ファミ劇日誌
さて、6/25のファミ劇太陽放送です。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編


6/25(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#67
ファミリー劇場HD(CS)


6/25(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#69
ファミリー劇場HD(CS)



第67話 48.10.26 オリの中の刑事 (殿下・鮫やん)

セミレギュラー(SP):藤岡琢也
セミレギュラー:平田昭彦

ゲスト:明石勤 加藤眞知子
 加藤和夫 福田トヨ 香川リサ
 石光豊 国井正広 大宮幸悦

脚本:市川森一
監督:竹林進

殿下が城北署に連行された。
表向きは任意出頭の形になっているが、実は殺人未遂の容疑者としてだった。
ヒ素入り最中を食べ病院に担ぎ込まれた女が、意識がなくなる寸前に最中は殿下に土産としてもらったものだと云っていたのだ。
女は殿下の友人で病院に入院してる藤沢修の妻・裕子だった。
城北署では、かつてある事件で犯人に不意打ちをくらい、視力障害になったとき、殿下がまさに杖になって犯人を共に捕まえたという恩を感じるゴロンボの鮫の異名をとる鮫島が事件担当を買って出て、七曲署と城北署の板挟みになりながら真犯人捜しに奔走する。
しかし、ホシと睨んだ藤沢には完全なアリバイがあり、事件のカギを握っている裕子も、刑事たちの戦いもむなしく息を引き取ってしまった。
鮫島は、藤沢と看護婦の横井光枝の関係が怪しいと睨み、自分のクビをかけて大博打を計画する。
既に死亡してしまった裕子が回復し、自宅に戻ったことで、全てが明らかになると病院の藤沢に電話を掛けたのだった。
密かに病院を抜け出し自宅へ戻った藤沢は、寝室に裕子が「寝ている」ことを認めて・・・・。

ボスの旧友である城北署の鮫島(鮫やん)が再登場。本来は一回こっきりの登場の予定が、殿下の性格設定を盛り立てる為に登板となった本作は、殿下が容疑者で鮫やんが取り調べるという不条理な展開、さらに殿下をその罠にかけたのは友人という、殿下にとっては踏んだり蹴ったりの物語・・・。
さらに西山署長と城北署の署長はバチバチのライバルという上乗せもあり、そして鮫やんの思い切った「非人道的」計画で、鮫やん自身が生命の危機に陥り、最後には左遷と相成り・・・まったくもって、救いようのない話ではありますが、その危機から何とか脱した二人が、その友情が、それ自体は救いとして光る名編です。



第69話 48.11.09 初恋への殺意 (山さん)

ゲスト:稲垣光穂子
 沢まき子 目黒幸子
 家弓家正
 石井麗子 山田禅二 亀井和子 加藤茂雄
 松宮五郎

脚本:鎌田敏夫
監督:児玉進

「夫が妻を殺害」する事件が発生、証言したのは目撃者である高校生の娘・京子であった。
夫は行方不明であったが、京子は京子でその夜はどうやって帰ってきたかわからないぐらい泥酔して家に帰り、怖い夢を見たと思って目が覚めたら、父親が母親を殺していたのだという。しかし、本当は泥酔した京子が真犯人たちに殺人事件の現場のスライドを繰り返し繰り返し見せられていたのだ。
そうとは知らない七曲署では、早速夫を有力容疑者として全国指名手配するが、数日後新潟の海岸に溺死体で浮かんでいるのが発見された。
自殺と見られたが不思議な事に死体の足の指には凍傷の跡があった。事件は一応解決したが、山さんはこの事件に異常なほど関心を示した。父親が母親を殺すはずがない信じている娘の為に何とかしてやらねばという思いで、ひとり捜査を続けるのだった。
そんな時、福富という男が現れ、死んだ母親の情事の相手として名乗り出た。働きの無い亭主をかかえて苦労している女の為に時には金を渡していたという。
一方、殺人現場の家が人手に渡ることになったが、その中から偶然被害者宛ての某省次官の森岡という男の高校時代のラブレターが発見された。
20数年前の初恋の人の手紙を大切にしまい続けていた女が、単に金目当てで行動するだろうか・・・・。
しかも、福富のアリバイを証明しているのは、その森岡の妻・悦子だった。
福富はかつて悦子の父の書生だったこともあり、又、森岡は近々選挙に出るという噂があった。
事件をめぐる奇妙な人間関係、さらに福富が製氷会社も経営していることを突き止めた山さんは、夫の自殺体にあった凍傷の跡を重要視し、ある賭けに出る。

非常に込み入った話のように見えますが、シンプルな嫉妬とその愛情を非情に利用した真犯人、本当に誰が悪かったのか?というところで、混迷を極めているところが、鎌田さんホンならではというところでしょうか。
さらに鎌田さんは山さん像を掘り下げたという点でも功績を誇って良いと思います。
#41に続く本作は、今度は山さんの生い立ちに触れます。
山さんはなぜフェミニストなのか、その辛い過去が語られます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日、アナザーストーリーズの再放送。

2019-06-24 06:11:38 | 放送予定
本日、アナザーストーリーズの再放送。
見逃した方はぜひ!

これが終わってから、小生の講釈(^_^;)を少し・・・<(_ _)>


6/24(月)
23:45~24:45
再放送 アナザーストーリーズ「“太陽にほえろ!”誕生~熱きドラマ、若者たちは走った」
NHKBSプレミアム(BS)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当直室日記 2019-6-23

2019-06-23 18:03:09 | 当直室日記
▼ケイズシネマ『悪い女はよく稼ぐ』の公開終了。
盛況だったようで、祝着至極。
太陽nightには原監督もご登壇だったそうで、和やかな時間が過ぎていったようです。

資金的にいろいろ難しい部分はあるとは思いますが、このようなチャレンジ、又お願いしたいものです。


▼改めて後で書きますが、アナザーストーリーズ。
メモしか書いていませんからね(^_^;)
反響が面白いですね。
あすの再放送もあるので、見逃した方はぜひ!


ところで、この余波なのか、Amazonの露口inがかなり売れているようです。

▼HDDレコーダー
当直室の配備機がもうそろそろ容量限界なので、太陽のみ外付けHDDに移そうと計画中。
#1~#216、#344~PART2まで入っているので(^_^;)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日は、太陽night

2019-06-20 12:37:12 | 当直室日記
本日の、ケイズシネマ『悪い女はよく稼ぐ』トークナイト

太陽nightということで、青木英美さんと長谷さんがご登壇。

行ける方、羨ましい。。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フライング・・・・と推理

2019-06-19 06:20:07 | 当直室日記
興奮さめやらぬけぶでございます<(_ _)>

興奮していたせいか、アナザーストーリーズのメモでフライングを・・・・肝心の小野寺さんのお名前が抜けてしまっていました。
(完全に書いたつもりの世界でした。)
また、竜さんのインタビュー場所が再確認したところどうやら違うようです。
(Yさん、ご指摘ありがとうございました。)

訂正、加筆しました<(_ _)>

小野寺さんのパートは、どこかで見たことある構成だなぁ・・・と思ったんですが、「チロリン村とくるみの木」の映像含め、確か「テレビ探偵団」が似た感じだったような・・・。

いや、もう・・・
1977年5月 キャラクター設定表で妄想ばかりしてまして・・・(^_^;)
これが、サウンドトラックコレクションのライナー元ネタの元ネタだと思われますが、

全てのキャラにちゃんと年齢設定があったのは興味深い・・・テキサスは「2627歳の命」でしたが。

ボスの「前の署」が七曲署になっているのは興味深い。当時の周知の事実だった「城北署」ではないのは、七曲署で係長に出世したという意味?
ゴリさんの故郷が長崎というのがまだこの時点で生きている。
ボンについては、在籍当時「母」は健在、また「おばちゃん」が「祖母」のまま。
マカロニの「前の署」が本富士署はこの設定から由来しているよう。

ゆっくり検証せねば(^_^;)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アナザーストーリーズ、期待以上だった・・・・

2019-06-18 23:55:22 | 当直室日記
もういねえんだもんなぁ・・・ショーケンもなぁ・・・(涙

       竜 雷太

(T_T)


ボギーが顔を出さなかった・・・・(^_^;)

それにしても、梅浦P氏がお出ましだとは意外であり貴重でした。
企画書を本格的に仕上げる前にジュリー氏が主役として想定していたのではないかという事は、結構皆さんお感じになられていた事ではないかと思います。
しかし、目を見張る資料も沢山残っており、特にキャラクター設定表については「幻」の存在だったので、現実に目の当たりにして・・・。
君塚氏のパートは貴重な証言ではあるものの、ちょっと自分自身の中でトーンダウンしてしまいましたが・・・(^_^;)
一時間は短すぎる・・・・・・。

しかし、本当に、NHKは太陽が好きだなぁ・・・切り口にも表れてます、


とりあえず、メモれるものはメモりました。
ご参考まで。


インタビュー:竜さん、岡田P氏、梅浦P氏、飯田則子氏(元日本テレビ音楽)、小野寺さん、勝野さん、鈴木一平監督、君塚良一氏

映像提供:東宝、ファミリー劇場 写真提供:日本テレビ、高島幹雄氏 他

ロケ地:(一見、解らない場所のみ)
竜さん 三日月座(日本橋)(再確認したところ、別な場所のようです)、 梅浦P氏 中華料理 太陽(浅草)

#1、#8、#20、#35、#47、#52、#53、#79、#111、#423、#216、#423、#434、#718

キャプチャのみ
#5、#14、#163、#400~OP


=スチール(殆ど既出:名場面集、太陽にほえろ!伝説など)=

#1(撮影風景・フォトセッション)、#2、#7、#20、#52オフショット含む、#148頃のキャラクター特写、露口In、#112、#119、#168、#400、#407、#494、1983年カレンダー、#489、スコッチ初披露フォトセッション、#661集合カラー写真
#112の資料室テキサスアップはあまり見ない。

=個人所有スナップ(敬称略)=

裕次郎・岡田・梅浦 ゴルフプレー(番組開始当初?)

ボス(#494~OP撮影時)(#718撮影時)鈴木監督所有
#52クライマックス撮影時のショーケンさんと鈴木監督ツーショット
#52(カラー)、優作さん誕生日(#65,66撮影時パターン多し、白黒)、#216、#718記念撮影カラー(以上鈴木監督所有と思われる)


=資料・台本=

明日に燃えろ!企画書写し、#52、#79、#423、#718

制作スケジュール 表面にあったのは1986年8月~1987年1月まで(#729=PART2#11)
(10月下旬の「ボスカムバックスペシャルの下に、橘+野崎の文字が・・・・)

1977年5月 キャラクター設定表

氏名―ニックネーム―前の署―故郷―身長―年齢―親兄弟

藤堂俊介―ボス―七曲署―東京―183―43―ナシ、父親はガンで死亡
山村精一―山さん―城北署―新潟―175ー45―幼児の時に両親死亡、親戚をたらいまわし、隆(2歳)をもらう
石塚誠―ゴリさん―9年前港署(京浜地区)―長崎―180-35-両親 九州
島公之―殿下(デンカ)―6年前港北署―東京―175-31-妹(京子)京都
野崎太郎―長さん―8年前北署―富山―168―48―妻、娘、息子、婿、緑川団地
早見淳―マカロニ―本富士署―東京―178-24-ナシ
柴田純―ジーパン―七曲署交番―門司―188-25-母
三上順―テキサス―七曲署交番―熊本―181-25-両親 九州
田口良―ボン(ボンボン)―城南署―大阪―182-26-母 大阪 8人兄弟(女ばかり)の末っ子 祖母
滝隆一―スコッチ―城北署―東京―184-28-ナシ
岩城創―ロッキー―三の輪署―釧路―182-25-兄 東京1人、両親 北海道


=BGM(ステレオ)=

愛のテーマ キーボードVer
メインテーマ
行動(マカロニ)のテーマ
アクション(1998)
殿下のテーマ
山さんのテーマ
ゴリさんのテーマ
テキサスのテーマ
メインテーマ’79
メインテーマ’86
愛のテーマ サックスVer

そして、ラストが・・・
新「愛」のテーマ・・・・って、鳥肌立った。。。。

さよならパーティー 裕次郎さんコメント(フル)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミ劇太陽放送6/18=マカロニ殺人事件解決か!/白骨美人に科警研の女

2019-06-17 23:29:03 | ファミ劇日誌
6/18は、マカロニを殺したやつにアナザーストーリーですか・・・・。
何とも奇遇な。

そういえば、せっかく#65の台本を持っているのに、検証をしてないんですよね。
いい機会なので、近々やろうかなぁ・・・・でも、また本業が忙しくなりそうだし(^_^;)


さて、6/18のファミ劇太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編


6/18(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#65
ファミリー劇場HD(CS)


6/18(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#66
ファミリー劇場HD(CS)



第65話 48.10.12 マカロニを殺したやつ (山さん・ジーパン)

セミレギュラー:平田昭彦/萩原健一(バンクフィルム出演)

ゲスト:津田京子 村山達也 水谷邦久
 沢村いき雄 戸田春子 田畑ゆり 池田生二
 藤田漸 亀井三郎 山西道広 桜井克明 島もとき

脚本:長野洋 小川英
監督:山本迪夫


マカロニこと早見刑事殺人事件は、手がかりすらつかめないままに捜査本部は解散、事件は何人かの専従員だけで捜査することとなった。
そんな知らせを聞いた七曲藤堂チームは暗く痛むのだった。
時を同じくして山さんには本庁への栄転話が持ち上がった。
相変わらず喧嘩や恐喝その他の次々と起きる事件に追い回される七曲署の中にあって、山さんは人知れずマカロニ殺しの犯人を追い続けていた。
そんな中、ゴリさんのタレこみ屋が昼間から刑事を刺したことがあると威勢を張っているチンピラが居ると連絡してきた。
最近の刑事刺殺事件といえばマカロニ事件しかなく、山さんたちは血相を変えてチンピラが居るスナックへ急行、マカロニと仕事をしたことが無いジーパンが呆気にとられるほど強行にチンピラを逮捕する。
しかし捜査の結果、チンピラ・糸山にはアリバイがあることが判明、さらに刑事を刺したことは威勢を張っただけで虚言だったため、糸山は釈放される。
若者の無軌道さに怒りを覚えながら、虚しさを禁じ得ない一係で、今回の強行逮捕に西山署長の一喝がとぶが、ボスからも別な視点で叱咤される。
それは、強行逮捕時に刑事としてではなく、仲間の敵討ちの方に感情が支配されていなかったかという痛烈なものだった。
ハッとなった一係で、刑事としては一人、マカロニを知らないジーパンの羨望の一言(もし自分が死んだら・・・)が長さんを激怒させる。
そんなある日、日課のようにマカロニ殺人事件の現場付近を回っていた山さんとそれに付き合っていたジーパンは、どぶ川の川底をさらっている現場に遭遇、引き上げられたゴミの中に男物の衣服とアイロンを見つけたが、衣服にはベッタリと血痕が付着していた。
その血液型がマカロニと同じだったことから、藤堂チームは色めきたった。
さらに衣服を沈める為のアイロンには毛糸のカバーがかけられていたことから、アイロンは女性の持ち物という推理のもと、やっと手がかりを得た藤堂チームは再度事件の洗い直しを行った。
山さんは丹念に日課コースを探る中で、現場近くのアパートでアイロンを盗まれた女性を見つけ出し、彼女の元恋人であった井沢という鉄工所工員をマークしたが・・・・。


画期的な「降板」を成し遂げたショーケンさん、そして見事にその後任を務めた優作さん、それから3ヶ月経過した後の「後日談」
当初、マカロニ殺しの犯人を明確にしなかったのは、その「マカロニ殺し」こそが都会の悪の象徴とし、敢えて後日談を製作しなかったという意図がありながらも、あまりにもマカロニの死がセンセーショナルだったことから、視聴者から事件解決を願う声が多数寄せられたことから実現した作品だったとのこと。
しかし、その名残として今回も無軌道な若者の刃によって、逮捕直前で容疑者が殺されてしまうという不条理な展開に。

一方、ここに山さん執念の捜査と栄転話を絡めるという一押しが効いていたり、失った仲間に対してのそれぞれの表には出さないながらも熱く向けられた思いなどが描かれるなどで傑作に数えられる逸品です。



第66話 48.10.19 生きかえった白骨美人 (チーム)天地総子 浜村純 西村利明 


ゲスト:浜村純
 天地総子
 西沢利明 梅野泰靖
 山本勝 伊藤めぐみ
 黒田郷子 披岸喜美子 桂木美加 麻里ともえ(阿川泰子) 石橋曉子 泉たけし 大野広高

脚本:田波靖男 四十物光男 小川英
監督:山本迪夫

工事現場から白骨死体が発見された。
ゴリさんたちが駆けつけると、科学警察研究所の女性技官・川上美子が鑑識課員を指揮しており、刑事の出る幕ではないといなされてしまう。
彼女の鑑識によれば、被害者は二十三、四歳の女性で美人、さらに虫歯の治療痕が見受けられるとの事。
そんな折、田口という老人が自分が犯人だと名乗り出た。
実はこの田口、三年前に娘が家出してから記憶喪失になり、娘を殺したと云って何度も警察にやってくる「自首マニア」として知られていた。
一方、一係では家出人や捜索願が出ている中から該当しそうな女性をピックアップしたところ、田口老人の娘も対象となる。
川上は田口老人の犯行であると主張するが、ボスはどうにも田口がやったこととは思えず、一係では三年前の田口父娘周辺を洗い直した結果、田口が管理人をしているマンションのオーナーである寺岡に疑惑の目を向ける。
実はその寺岡は三年前、不動産会社の社員だったが、田口父娘の住んでいたアパートの立ち退き問題に絡んで活躍し、その後は地主の娘と結婚、現在はマンションのオーナーとして悠々自適の生活を送っていた。
さらに寺岡を調べてみると、女を踏み台にして金目当ての結婚を次々と繰り返す男であると判明、どうやらその中に田口の娘もいたようだ。
ボスは三年前の田口父娘の事件に寺岡が絡んでいるとみて、ある作戦を開始した・・・・。


お茶の間で人気者だった天地総子さんをゲストに迎えた娯楽作。
天地さんもおそらく製作側も再登場も視野に入れていたと思われますが、これきりになってしまったのが残念な「元祖・科警研の女」。
ブラックユーモアが効いている部分は、田波さんの脚本と、山本監督の手腕ですが、いつものごとく事件自体はかなり凶悪。
もう一つ、ラストにはボスが自分の父親を癌で亡くし、その亡くなるまでの苦しみを息子として見ていたという告白もあったり、
ただの娯楽作だけじゃ済まない逸品となっています。

クミちゃんもかなり活躍します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当直室日記 2019-06-16

2019-06-16 17:33:30 | 当直室日記
どうも太陽乱れ観の術を行使しているけぶでございます<(_ _)>
なんとも止まらない・・・・昨日から、#78、#355、#381、#383、#386、#388、#394、#472、#641・・・って助けてください。
というか、泣きたいんだか、笑いたいんだか、解らん。。。。

ところで、亡くなった石田さん初太陽ご出演の#30って、結構癖になるんですよね。
電話受話器オペルにフィアットターン失敗(^_^;)
矢追町・光ストア本格登場、シンコ医者など、ネタ的にも充実していますし。

▼スープラ
復刻してちょっと経ちましたが、どうなんでしょうね・・・逆にあんな高級スポーツカーとなったスープラにはちょっと魅力を感じないし。
ベーンベーの血というのは全然気にならないのですが、何ともスポーツカーありきというのが・・。
そもそもスペシャリティーカーというのがスープラの持ち味だったような・・・。

というか、市場ではそういうものを欲していないほど成熟し過ぎて、現在の車の在り方自体に飽きが来ているような。
これでは、ランクルプラドの再生産の方が、よほど話題になったような気がします。

71トレノ復刻したら、買っちゃうだろうなぁ・・・・(^_^;)
86は確かに良いんですけど、ドンガラが大きいので、密度が・・・。

▼なつぞら
朝ドラは習慣なので(^_^;)
色々な要素を盛り込み過ぎて回収しきれていない(^_^;)
それに序盤がよかったものだから、現在は物語の展開で苦戦しているような・・・「あまちゃん」と構成的にはそんなに変わらないのですが、草刈さんが良すぎたのかもしれません。これに寅さんに三千里の要素も加味して、アニメの創始を描くわけですから、大変だ(^_^;)
というか、一度、大塚さんと麒麟の川島氏を対談させたら面白そうだし。
どんどんマニアックな方向に行きそうな気がしてますが・・・。

▼小林清志御大
モンキー・パンチ先生への弔辞が沁みました・・・。
次元は小林さんしか居ないし、もはやあんな眼が映らないキャラクターを他の人が演じきれるわけもないし。
というか、次元を演じるには、それなりに身に着けているものが無いと無理。
酒をたしなみ、映画にも精通していて、語学もあり・・・。

小林さんには頑張ってもらいたいですが、これからのことも考えると、とは言いつつ誰?となると・・・。
難しい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石田信之さん、ご逝去・・・・・・

2019-06-16 15:59:00 | おくやみ
石田信之さんが13日にご逝去。68歳。
壮絶な癌との戦いに終止符が・・・・・。

確かに印象は『ミラーマン』ではありながら、甘いマスクとちょっと舌足らずな台詞という佇まいから、逆に悪役を演じられる時のインパクトが大きい方で、刑事モノや時代劇には欠かせない存在だったと思います。
晩年は癌の転移の闘いを挑み幾度も手術を重ねながら、仕事にも精力的だったということは知っていましたが、とうとう・・・。


太陽では5作にご出演。
不幸な青年役、善人に見せかけた狡猾な犯人役などを熱演されました。
特にゲスト主演級の「朝顔」のニセ和夫役については、山さんとの堂々とした対決ぶりが印象に残ります。

#30「また若者が死んだ」・・・・浩一
#121「審判なき罪」・・・・ 井口昇
#321「朝顔」・・・・小谷和夫(竹中勉)
#379「旅の夢」・・・・池野修
#641「二度死んだ女」・・・・ 島崎


ご冥福をお祈りいたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする