チバテレ、あすの太陽放送です。
【地上波】
▼チバテレ ボン&ロッキー編
1/25(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第351話 殺人鬼
第361話 54.06.29 殺人鬼 (殿下)
ゲスト:名古屋章
氏家修 青木和代
鳥木元博 元田功 山谷康司 吉田真弓 大熊英之 宮地真由美
脚本:小川英 杉村のぼる
監督:櫻井一孝
連続射殺事件が発生した。被害者は二人とも歩行者天国・駅前広場と、人通りの多いところで、ウインチェスターのライフルで射殺されており、一係では無差別殺人として捜査を始めた。目撃者の証言から、犯人は二十歳前後の若者でライフルを隠すためにギターケースを持ち歩いていたことが判った。
そんな時、予備校生の長沼竜男が連続殺人で使用されたライフルで撃たれ負傷した。
殿下ら病院に駆け付けたところ、竜男の父・源三が現れた。
殿下はこの源三を知っていた。父親の十三回忌で妹と北海道へ行ったいたが、その帰路羽田空港でひろった個人タクシーの運転手だった。彼はその時、財務省のエリートである長男のことを自慢げに話していた。
源三のその話をすると、竜男は次男だという。
竜男銃撃事件については実は不審な点が多く、これまでの連続射殺事件と違い至近距離からの銃撃であること、事件の三十分前に竜男が常連のスナックに居ることを確認する電話が入っていた事など・・・・そして、数日前、竜男がギターケースを持ち歩いていたという証言も出てきた。
殿下は源三を家に訪ねた。そこで殿下が観たのは、エリートの長男と竜男への源三の厳しい差別待遇であった。殿下はそれらの状況から竜男が連続射殺事件の犯人だと確信、竜男は兄へのコンプレックスや自分に冷たい父への犯行から事件を起こし、さらに竜男を撃ったのは源三ではないかと推理した。
そんな折、竜男は病院から抜け出した・・・・。
射殺を採り上げることは太陽ではスポット的扱いなのですが、殿下は少ない方なので異例に見えます。いままで「最も優しい刑事」として売ってきた殿下のベテラン化の決定打という置き土産を脚本を担当した杉村氏が成したともいえるハードさも備えた作品となっています。
また、事件自体も動機は被害者には関係ない自分自身のコンプレックスから起因した無差別殺人という恐ろしさもあります。
さらに、唯一のゲスト出演となった名古屋章さんの父親としての切なさが加味されて、いつもの太陽作品とは毛色が違った切なさが感じられます。
この辺りから、ボン殉職含め、パーマをあてた殿下や覆面車として71トレノが登場するなど、太陽自体が新しく感じられる要素が格段に多くなります。
結構見た目の変化としては大きいところだと思います。大げさかもしれませんが、70年代が終わり、80年代が始まる息吹みたいな感じでしょうか。
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▼チバテレ ボン&ロッキー編
1/25(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第351話 殺人鬼
第361話 54.06.29 殺人鬼 (殿下)
ゲスト:名古屋章
氏家修 青木和代
鳥木元博 元田功 山谷康司 吉田真弓 大熊英之 宮地真由美
脚本:小川英 杉村のぼる
監督:櫻井一孝
連続射殺事件が発生した。被害者は二人とも歩行者天国・駅前広場と、人通りの多いところで、ウインチェスターのライフルで射殺されており、一係では無差別殺人として捜査を始めた。目撃者の証言から、犯人は二十歳前後の若者でライフルを隠すためにギターケースを持ち歩いていたことが判った。
そんな時、予備校生の長沼竜男が連続殺人で使用されたライフルで撃たれ負傷した。
殿下ら病院に駆け付けたところ、竜男の父・源三が現れた。
殿下はこの源三を知っていた。父親の十三回忌で妹と北海道へ行ったいたが、その帰路羽田空港でひろった個人タクシーの運転手だった。彼はその時、財務省のエリートである長男のことを自慢げに話していた。
源三のその話をすると、竜男は次男だという。
竜男銃撃事件については実は不審な点が多く、これまでの連続射殺事件と違い至近距離からの銃撃であること、事件の三十分前に竜男が常連のスナックに居ることを確認する電話が入っていた事など・・・・そして、数日前、竜男がギターケースを持ち歩いていたという証言も出てきた。
殿下は源三を家に訪ねた。そこで殿下が観たのは、エリートの長男と竜男への源三の厳しい差別待遇であった。殿下はそれらの状況から竜男が連続射殺事件の犯人だと確信、竜男は兄へのコンプレックスや自分に冷たい父への犯行から事件を起こし、さらに竜男を撃ったのは源三ではないかと推理した。
そんな折、竜男は病院から抜け出した・・・・。
射殺を採り上げることは太陽ではスポット的扱いなのですが、殿下は少ない方なので異例に見えます。いままで「最も優しい刑事」として売ってきた殿下のベテラン化の決定打という置き土産を脚本を担当した杉村氏が成したともいえるハードさも備えた作品となっています。
また、事件自体も動機は被害者には関係ない自分自身のコンプレックスから起因した無差別殺人という恐ろしさもあります。
さらに、唯一のゲスト出演となった名古屋章さんの父親としての切なさが加味されて、いつもの太陽作品とは毛色が違った切なさが感じられます。
この辺りから、ボン殉職含め、パーマをあてた殿下や覆面車として71トレノが登場するなど、太陽自体が新しく感じられる要素が格段に多くなります。
結構見た目の変化としては大きいところだと思います。大げさかもしれませんが、70年代が終わり、80年代が始まる息吹みたいな感じでしょうか。