「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

チバテレ太陽放送1/25=連続無差別射殺事件にある親子の葛藤、そして殿下の背負ったものは・・・

2019-01-24 05:57:45 | ビバ!チバテレビ
チバテレ、あすの太陽放送です。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

1/25(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第351話 殺人鬼

第361話 54.06.29 殺人鬼 (殿下)

ゲスト:名古屋章
 氏家修 青木和代
鳥木元博 元田功 山谷康司 吉田真弓 大熊英之 宮地真由美
 
脚本:小川英 杉村のぼる
監督:櫻井一孝

連続射殺事件が発生した。被害者は二人とも歩行者天国・駅前広場と、人通りの多いところで、ウインチェスターのライフルで射殺されており、一係では無差別殺人として捜査を始めた。目撃者の証言から、犯人は二十歳前後の若者でライフルを隠すためにギターケースを持ち歩いていたことが判った。
そんな時、予備校生の長沼竜男が連続殺人で使用されたライフルで撃たれ負傷した。
殿下ら病院に駆け付けたところ、竜男の父・源三が現れた。
殿下はこの源三を知っていた。父親の十三回忌で妹と北海道へ行ったいたが、その帰路羽田空港でひろった個人タクシーの運転手だった。彼はその時、財務省のエリートである長男のことを自慢げに話していた。
源三のその話をすると、竜男は次男だという。
竜男銃撃事件については実は不審な点が多く、これまでの連続射殺事件と違い至近距離からの銃撃であること、事件の三十分前に竜男が常連のスナックに居ることを確認する電話が入っていた事など・・・・そして、数日前、竜男がギターケースを持ち歩いていたという証言も出てきた。
殿下は源三を家に訪ねた。そこで殿下が観たのは、エリートの長男と竜男への源三の厳しい差別待遇であった。殿下はそれらの状況から竜男が連続射殺事件の犯人だと確信、竜男は兄へのコンプレックスや自分に冷たい父への犯行から事件を起こし、さらに竜男を撃ったのは源三ではないかと推理した。
そんな折、竜男は病院から抜け出した・・・・。

射殺を採り上げることは太陽ではスポット的扱いなのですが、殿下は少ない方なので異例に見えます。いままで「最も優しい刑事」として売ってきた殿下のベテラン化の決定打という置き土産を脚本を担当した杉村氏が成したともいえるハードさも備えた作品となっています。
また、事件自体も動機は被害者には関係ない自分自身のコンプレックスから起因した無差別殺人という恐ろしさもあります。
さらに、唯一のゲスト出演となった名古屋章さんの父親としての切なさが加味されて、いつもの太陽作品とは毛色が違った切なさが感じられます。

この辺りから、ボン殉職含め、パーマをあてた殿下や覆面車として71トレノが登場するなど、太陽自体が新しく感じられる要素が格段に多くなります。
結構見た目の変化としては大きいところだと思います。大げさかもしれませんが、70年代が終わり、80年代が始まる息吹みたいな感じでしょうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミ劇太陽放送1/25=ゴリさん孤立した邸宅で連続殺人事件に巻き込まれ・・・/赤子を巻き込んだ悲しい復讐にボスの采配は?

2019-01-24 05:53:51 | ファミ劇日誌
さて、あすのファミ劇太陽放送です。

九州ロケのゴリサスペンス編と久々なボス編。
#27は永久欠番・・・。
どうにかならないか・・・マカロニと松本(近藤正臣さん)の「一流とは何か」対決が観たいですね。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

1/25(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#24
ファミリー劇場HD(CS)
第24話 47.12.29 ジュンのお手柄 (ゴリさん・優子記者・長さん・宗さん)


1/25(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#25
ファミリー劇場HD(CS)
第25話 48.01.05 手錠が朝日に光った (マカロニ)☆九州ロケ


1/25(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#26
ファミリー劇場HD(CS)


1/25(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#28
ファミリー劇場HD(CS)



第26話 48.01.12 みんな死んでしまった (ゴリさん)☆九州ロケ

ゲスト:成瀬昌彦 
倉野章子 
峯秀一 杉浦賢次 奥村公延 成松守 坪内俊蔵 戸塚孝 大宮光悦 大前田武
山本麟一
菅井一郎 

脚本:小川英 長野洋
監督:金谷稔

九州での事件を片付けた一係一行は、熊本の実家に寄り見合いをすることとなったゴリさんを置いて東京に引き上げた。
ゴリさんが郷里の駅に降り立つと、光子と名乗る女性が待っていたが、その女性に荷物を預けて歩き出そうとしたところ、見知らぬ男たちに囲まれて乱闘騒ぎになってしまい、ゴリさんだけ巡査に連行されそうになり、光子を含む男たちは姿を消した。
さらにゴリさんは乱闘中の警察手帳を落としたため、刑事という証明が出来ず逮捕されそうになっていた時、別な男たちが乗った車がゴリさんを強引に連れ去った。
ゴリさんは男たちの話を聞いているうちに、光子というのはある家のお手伝いであることと、この男たちと通じていること、この男たちとは別に「船長」という男が乱闘騒ぎを起こしたこと、なにより光子を含めゴリさんのことを「坊ちゃん」という人物と間違えているこなどが察することができた。
ゴリさんはこれらの出来事に犯罪の匂いを嗅ぎつけ、「坊ちゃん」に成りすまし、内情を探ってやろうと決め、うまく話を合わせて怪しまれないようにした。
ただ、連中は「坊ちゃん」から、どうしても「例のもの」のありかを聞きたしたくて堪らない様子だったが、それもなんとか受け流した。
ゴリさんが連れて行かれた先は、ある郵船会社の樋口社長宅で、どうやらその社長が死亡したらしい。一方「坊ちゃん」の母親は樋口にとって行きずりの女という立場だったことから、これまで親子の関係などはまるでなかったらしいし、光子を含め男たちは「坊ちゃん」の顔や特徴を全く知らないらしい。
目の前にいる男たち3人、光子、船長という別な男、そして「坊ちゃん」。主要に絡んでいる人物はこの6人であることが分かった。
ひと悶着ありがならも、彼らが同じ船に乗っていた仲間で、この場にいないのはどうやら敵対している船長だけだったが、その船長も樋口邸に侵入してゴリさんたちと顔を合わせた。お互い武器を向けながらも「例のもの」を探す目的は一緒、その「例のもの」はどうやら樋口社長と彼らが結託した奪取した「お宝」であることが見えてきた。ゴリさんはなんとか彼らを休戦状態に持っていき、それとなくもっと事情を探ることにしたが、どうも今目の前にしている人間以外の人影を感じていた。
さらにゴリさんは「坊ちゃん」らしさを見せる為、樋口邸のそばにある墓に参ると、樋口は火葬が嫌で珍しく土葬されているという。
ただ、そんなやり取りの中、ゴリさんが「例のもの」については何も知らないことが船長たちにばれてしまうが、何とか取り繕って共同戦線を張ることに落ち着いた。
その直後急に豪雨が発生、たたみかけて車はパンクし土砂崩れが発生、電話は不通になるなどで、樋口邸は孤立してしまう。
その夜、男たちの一人の死体が発見される。
その頃、ゴリさんの落とした警察手帳が無銭飲食に悪用されたため、殿下がまたもや九州に飛んでいた・・・。

見合いの為休暇を取って九州に残ったゴリさんが、「ぼっちゃん」に間違われ誘われた洋館の中で起こる連続殺人事件。
半分「ワンセットもの」の手法を使いながら、うまく番組初の慰安旅行(^_^;)の時間をカバーしている感じです。
が、殆どゴリさんのオンステージ+癖のあり過ぎるゲスト陣で、そんな事は忘れてしまいますが(^_^;)
九州ロケ編第二弾、里帰りで見合をすることになったゴリさん、何者かに間違えられて半ば拉致されるようにある古びた洋館に連れて行かれる・・・ロケ編でありながら、密室殺人的様相を呈する不思議ながら面白い作品、「宝」目当ての人間たちが次々とゴリさんの周りで死んでいくサスペンス編です。



第28話 48.01.26は 目には目を (ボス・マカロニ)

ゲスト:河津清三郎
金井由美
永井柳太郎 服部哲治 
西川敬三郎 松原麻里 加藤真知子 大谷一夫 直木みつ男 築地博 佐藤勝貫 西山健二

脚本:永原秀一 武田宏一
監督:竹林進

扁桃腺が腫れたボスは病院を訪れると、金貸しの滝沢にその若い妻の節子と出くわした。
滝沢は金貸しとして悪辣な男であったが、そんな男ももうすぐ子供が生まれるのだと満面の笑みでボスに話しかけてきたが、適当に話を済ませて診察を待った。その最中、先ほどの節子が若い女に車で連れらされるのを目撃、滝沢もすぐ察知して自分の部下たちを動かした。当然目撃したボスは介入しようとしたが、滝沢は断固拒否した。
その頃、シンコの友人が車を盗まれていたが、誘拐に使われた車と特徴が一致した。
改めて、山さんたちが滝沢邸に赴いたが、家政婦は節子が家にいると言い張ったが、何とか説得し家に入ることに成功したが、滝沢がまたも警察介入を拒否、どうやら金貸しの「本業」にまで捜査が及ぶのを避けたいようだ。
しかしボスは粘り強く滝沢を説得、「妻=赤ん坊」の生命が捜査の最優先であることを理解させ、金を貸した先のリストを手に入れた。
滝沢の「高利貸し」は有名で自殺者まで出していたが、債務者が証言をしないなど、摘発できるまでの証拠が無かった。
長さんとマカロニはリストを当たる中、妻が自殺した三木という男を追っていた。状況的には一番容疑者としての怨恨が深いと思われたが、行方不明であった。また三木の父親、そして自殺した妻の妹まで行方をくらましていた。
やがて、誘拐犯からの手紙が滝沢邸に届けられた。
なんと、節子が男児を出産した事、人質と50万円を交換することなどが書かれてあった。
滝沢は金を惜しまず、やはり取引の場に警察が介入することをまたもや拒むが、ボスは身代金の低さがどうしても気になっていた。
ひょっとすると、金の引き渡しは口実で、とことんまで滝沢を苦しめるか、殺してしまうか、そのどちらかとしか思えなかった。
取引場所はアイススケート場、そこに三木が現れ金を滝沢から受け取ると、節子の無事だけ伝えて逃げて行った。
ひそかに張り込んでいたマカロニだったが、三木にまかれてしまう。
その後、節子だけ解放され、誘拐犯からの電話で赤ん坊を殺害したと言われ滝沢は逆上、三木を殺すとを言い放ったが・・・・。

初老の高利貸しの男と若妻との間に出来た赤ちゃんがボスのいる近くで誘拐された。警察の介入を拒否する高利貸を横目に強引に捜査を開始するボスだったが・・・警察にも目を付けられている高利貸とボスの対決、事件は高利貸への怨恨が絡んで・・・あくまでも刑事として動くボスとその狭間で奔走するマカロニを描き、さらに被害者とはいえ悪どい金貸しの動向も見逃さないボス、赤子を救うため奔走するマカロニ、誘拐犯たちの悲しい復讐を描きます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする