「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

本年もありがとうございました。

2019-12-31 22:36:25 | 当直室日記
なんとももう大晦日、モチベーションを上げようと、太陽視聴に勤しんでいるけぶでございます<(_ _)>

ただ、眼精疲労が酷くて、もうちょっと休養させてください(^_^;)

ということで、今年は悪いことも良いこともあったなぁ・・・・。

年明けにいくつか書きたいと思っていますので<(_ _)>

ということで、今年もいろいろとありがとうございました。
来年も引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。

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ちくま文庫より「太陽にほえろ!伝説」再販

2019-12-24 21:51:32 | けぶの散財日誌
さて、飯を食ってゆっくりしようとしていた矢先、Amazonでこんなものを見つけました。



ちくま文庫より、岡田さんの本が再販されるようです。
発売日は2020/2/10、価格は¥990。

増補決定版の内容になるかは不明ですが、
とりあえず、自動的に予約です(^_^;)

増補決定版が発売されたのが当直室を始めた次の年だったので、かれこれ16年以上経っているのか・・・。
新しい本だと思っていたら・・・と月日が流れるのは早いなぁ・・・。

映画秘宝の洋泉社が宝島社と合併で解散すると発表するなど、サブカル出版界隈が寂しくなる中、文庫化の話とはいえ、嬉しい動きです。



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太陽中毒者の記録 2019-12-24

2019-12-24 05:55:12 | 当直室日記
師走に走る、助っ人が欲しいけぶでございます<(_ _)>
モチベーションが著しく低下しているので、参った。。。
いろいろと宿題を抱えているもので(^_^;)

いや、やっぱり太陽放送の皆無というのは、ちょっと辛いですね・・・・。
それでも太陽の残り香を捜す小生ひとり。

▼愛車遍歴の勝野さん
お馴染みの太陽話題でしたが、勝野さんの愛車はエルグランドなのか。

▼深イイ話
高橋惠子さんのご家族紹介で#110も流れて、5人のお孫さん、そしてバイテリティ溢れる娘さんが登場。

▼夜更かし
毎年恒例の良純さんの年賀状企画。
BGMはメインテーマ’86。「’86」っていうのがなかなかヤル夜更かしスタッフ。

という感じで、結構太陽レーダーが拾っていました(^_^;)


▼2月の長谷直美さんライブ
しげさん情報だと、19日の段階でお席僅かとのこと(^_^;)
小生はこの時期指をくわえて観ているだけ状態なので<(_ _)>


▼コロンボ総統のロケ地検索
#82まで進んでいます。正直、コロンボ総統氏の不明なロケ地は小生も探せず(^_^;)
おなじみ「ますこベッド」も特定(新宿4丁目)。素晴らしい!
また、#82の射撃場を伊勢原と特定、なるほど稜線かぁ・・・!
大井と迷ったんですよ(^_^;)
他の話もそうでしょうね。
クライマックスの豪邸、ひょっとしたら伊勢原近辺かも。
秦野ぐらいまでは太陽ロケ地範疇なので。



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太陽愚連隊 2019年冬

2019-12-15 22:33:16 | 太陽愚連隊関連
太陽愚連隊総帥・ペッパー先輩より、年末恒例のコミケ参加が決定、
そしてお待ちかねの大全集10「スニーカー編」をひっさげてのご参加です。

コミックマーケット97/東京ビッグサイトにて2019年12月28日(土)~31日(火)
そのうち、28日(土)にご参加されるそうです。
(南4ホール へ41a)

二年越しに制作された、「太陽にほえろ!大全集10」は、
頒布額1,200円 全128ページ カラー口絵4ページ オフセット 本文墨 表紙カラー 
A4ペーパー付き(予定)

お問い合わせは、直接ペッパー先輩へ。
taiyo1987@live.jp

正式に頒布情報が入りましたら、改めて告知いたします<(_ _)>

内容的にはまだ詳細は聞いていませんが、マニアックな方向性となるとのことと、
本放送当時のスニーカー編の苦境についても分析なさる内容となっているとのこと。

私も肌で感じていましたが、確かに急激に太陽視聴者が『金八』や『ワールドプロレスリング』に視聴者が移ってしまった時期。
実はテレビを一家で一台しかない家庭では正直太陽視聴がままならなかった時期に突入した時期だったといえます。
脚本家の若返り、社会派の話を重視、反面アクション減少、スニーカーを活かしきれなかった部分、ボンファン離れ、等々・・・
ただ、前にも書きましたが、すでに40年経過した現在、作品自体はそれを気にする必要も無くなったとも云えますが、
そういう当時のライブ感というか、リアルタイムのファンの心境というのが、わかる一冊に仕上がっているのではないかと思います。

太陽ファンというのは、世代・観た年代・観たメディアによって、様々な形があると私は思っています。
共感する部分、そうではない部分もあろうかと思いますが、それも太陽ファンの特徴かもしれません。
とりあえず、それを前提として読まれるのも一向かと。

ところで、今回は小生の執筆はありません<(_ _)>
次回1979年~1980年分を一気に書きたいと思っています(^_^;)

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おぎやはぎの愛車遍歴に勝野洋さん登場!

2019-12-15 04:46:15 | 放送予定
BS日テレのおぎやはぎの愛車遍歴に勝野洋さん登場。

って、おや?結婚後に免許取得ということは、太陽参加時には無免許だった?
という疑問を抱く方、結構いらっしゃるのかなぁ・・・・(^_^;)

有名な話なのですが、太陽参加当時、下川辰平さん、松田優作さん、勝野さんは無免許でした。
辰平さんは生涯免許を取得せず、優作さんは、2輪を『探偵物語』の撮影の為、普通自動車免許を『ブラック・レイン』の撮影後に取得、そして勝野さんなのですが、実はあまりこちらの話は聞いたことが無かったので興味深いです。結構面白いエピソードのようですが(^_^;)

長さん・ジーパン・テキサスの運転シーンが太陽本編でありますが、これらはほぼ「影武者運転」で、ご本人の運転シーンは私有地内でエンジンをかけず人力で押し惰力で走行させたり、けん引車で覆面車を引っ張りながらの撮影だったり、窓越しの風景が流れる乗車シーン(無線を受けるなど)は、白パトや覆面車のクラウンの後席に座っての撮影だったりという工夫がなされていました。
ただ、そういうシーンを撮影する余裕が無い時は、みなさん「助手席」専従。新人刑事はボスを筆頭に先輩刑事たちが運転するというパターンでした。

知らない人は、ボスに運転させるのか!?という疑問をお持ちだったかもしれません。
(実際、幼年期の私はそうでした(^_^;))
そういう「誤解」がとける場となれば・・・(^_^;)



12/21(土)
21:00~21:54
おぎやはぎの愛車遍歴NO CAR,NO LIFE!▽勝野洋
BS日テレ(BS)
「太陽にほえろ!」は辞退の予定?結婚、運転免許取得はうまくハメられたから?もしかしたら人生すべて奥様の支配下に…?勝野洋さんの生真面目ぶりが面白すぎる!

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「宗吉」は移転したのか?

2019-12-14 17:55:41 | 探求 探究 研究
そんな(どんな?)調子なので、気付けに太陽をエンドレスで流していても、結局は寝落ちするけぶでございます<(_ _)>

で、目覚めた時の画面が#156、OPにて本編未使用の新たに撮影された「青木刑事」が右利きだったよなぁ・・・と久々に思いだしました。
そういえば、「玉枝」も当時は池袋だったんだよなぁ・・・。

ところで、久々に#111を堪能。
13日金曜日に#111かぁ・・・・。

小川さんの脚本に改めて唸ってしまいました。
通常の殉職編の場合はたとえ転機があっても、そのキャラクター性は維持されるのではないかというところでしたが、ジーパンの場合は、この事件で一皮も二皮もむけた刑事になったんじゃないかと思うと、余計悲しさが増します。
次へのステップが面白そうな、シンコとの夫婦生活とか、宗さんとの関係とか、観てみたかった部分は多かった。
それに、家族がこぞって出演するのも、実はこの話がほぼ唯一といっていいかもしれません。
初期の最終回としては、「バッサリ」とした終わり方ではありましたが、太陽が次のステップを踏むには、これぐらいの「断捨離」は必要だったともいえるかなぁ・・・
しかし、内田家がこれで終わってしまったのは、惜しいところはあります。なにしろ、オリジナルメンバーですからね。

ところで今回は細かいところに目がいってしまって・・・冒頭は渋谷あたりのはずなのに、明らかに新宿だし(^_^;)
また、ジーパンの出血量も凄いものがあります。もともとかなり血のりを装着していたようで、被弾時に「タポタポ」と音を立てています。至近距離だからというところでしょうが、リマスタ版などで一番鮮明になってショッキングだった部分であります。

太陽中毒としては「宗吉」も気になるところです。

マカロニ編の「宗吉」は、宗さんが刑事を辞めた後に居ぬきで入ったのではないかと思われる、年季の入った店舗。
しかし#111では、基本的店内の構成は変わりないように見えて、暖簾や電話、一部小物以外は新しい別物となっています。
確かに、#52以来の「登場」なので、既に初代宗吉セットは処分されていてもおかしくないところです。

目につくところでは、#111では店の奥に窓があり、居住スペースの入り口が変更されています。さらに初代は雑居飲食街の中にある雰囲気でしたが、#111では向かいの建物の三角屋根が見えます。
さらに言うと、店の奥のまるですし店のネタお品書きは、#52の寿司屋・紫光の品書きの流用のようです。

ただ、#111で一つ注目する点について、「宗吉」宛ての絵や飾り物が貼ってあることで、これは初代には無かったものです。
目につくところでは、「美里 無利」と書かれているおめでたそうな絵。「無利」とはどうも「寄贈」と同じような意味合いらしく、これらの材料で考えられるのは、
「宗吉」は移転し新装開店していた・・・・という結論に達しました。

でもね・・・外観が変わっても、中身は同じな七曲署というミラクルビルディングもありますから・・・・(^_^;)

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予定?目標?など

2019-12-14 16:27:37 | 当直室日記
「ぼわ~ん」「もわ~ん」調(By 大都会PARTⅡ)のけぶでございます<(_ _)>

▼梅宮辰夫さんの訃報に触れ、あの方ほど「許容」という言葉が似合った大物も少なかったと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
それにやすらぎの郷、毎月のように訃報が・・・ただ、それを受け入れてこその「やすらぎの郷」という作品なのかもしれないと。

▼『特別機動捜査隊』#726にて、坂井刑事は仕方ないにせよ、元特捜隊のモモさんがとうとう悪役かぁ・・・。
と嘆いたり・・・・と早速の浮気心失礼いたしました。


▼太陽の話題といえば、ファミ劇放送が今週、ジーパン殉職で幕を下ろしました。

少なくとも10年以上はどこかで放送されていた太陽の放送が途絶えてしまうのは、寂しい・・・・。

前にも書きましたが、自己保存しているものと放送しているという事実とはちょっと別物なんですよね。

とは言いつつも、もう決まってしまったことなので、何とかどこかで放送される事を念じながら、とりあえず弊ブログの新企画も考えないとならないと思いつつも、なにしろ昨今増して忘れっぽくなっているので、とりあえずここに書いておきます(^_^;)


●けぶのジャリ銭片手のみだれ旅=後記=

ちょいと付け足します(^_^;)
もうそろそろ「bar七曲署」もちゃんと紹介しないとなりませんので。

●ロケ地検索スペシャル2019

あいにくの天気でしたが、よく考えると#110ロケ地をまわった感じもあったりして・・・(^_^;)
ただ、写真は期待しないでください。スマホを持ったばかりなので、結構ブレブレで・・・。

●台本検証シリーズ

もうそろそろ買いためた台本の検証をそれなりにご披露していく所存です。
全部を紹介するとおそらく恐ろしい事となりそうなので、かいつまんでですが(^_^;)


●グッズの整理整頓

あまりにも無作為に購入するものだから、何があるのかわからなくなっている太陽グッズ・・・・。
目録的に作ってみようかなぁ・・・と。
とはいえ、モノにあまり執着が無いので、大したものはありませんが、あくまでも自分に対しての備忘録です(^_^;)

そんなこんなをやっていこうかなぁ・・・・

▼コロンボ総統のロケ地検索
#79までやってきたコロンボ総統氏、祝着!
いつものロケ地とはちょっと毛色の変わったところもあるようで。
とりあえず、紀子の店はちょっと当たってみようかなぁ・・・
わかるかなぁ・・・わかんねぇだろうなぁ・・・<俺


▼長谷さん芸能生活45周年ライブ

無断拝借ですが、貼っておきます<(_ _)>









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ファミ劇太陽放送12/13(最終回)=ジーパン・シンコ、その愛と成長と死・・・・・

2019-12-13 05:31:55 | ファミ劇日誌
12/13のファミ劇太陽放送、今回の放送最終回です。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編

12/13(金)
6:30~7:30
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#111
ファミリー劇場HD(CS)



第111話 49.08.30 ジーパン・シンコ、その愛と死 (ジーパン・シンコ)

セミレギュラー:ハナ肇/
           菅井きん
ゲスト:手塚しげお 
皆川妙子 石井宏明
 鳥井忍 辻義一 鹿島信哉 苅谷俊介 浅野謙次郎 森正親 西山健司

脚本:小川英
監督:山本迪夫

城西署管内で拳銃不法所持のチンピラ・会田を逮捕したジーパンたち、警らの警官に会田を引き渡す。
会田の気弱なその表情にいつになく気になったジーパンだった。
その直後、ジーパンはシンコにとうとうプロポーズし快諾を得る。
一方、会田を護送中だったパトカーの中から警官の遺体が発見され、会田が消えていた。
シンコは退職届を提出したものの、2人の結婚についてシンコの父・宗吉は刑事の女房がどんな生活を強いられるか知り抜いている為、「刑事」だからということで断固反対、誰の意見も寄せ付けなかった。
そんな中、会田を調べるジーパンは、会田が相手の婚約破棄などで自暴自棄になっていたことを知り、何となく同情してしまう。
さらに会田が警官殺しという暴挙に出たのは「暴力刑事」として名高いジーパンのせいという声も出てくる。
しかし、その件については山さんの調べで竜神会が裏で糸を引いていることがわかり、会田は利用されているのではないかと思われた。
その直後、会田はスーパー強盗を働き、ジーパンは現場に駆けつけるものの拳銃を発砲できず取り逃がしてしまう・・・・。
発砲出来なかった自分を責めるジーパンだったが、山さんはそれは間違ってはいないと諭す。
公私とも超えないとならない壁に突き当たったジーパンに、ボスは助け船を出すかのように、宗吉に淡々と今のジーパンの心境を語った。自らが成長しようと苦悩しているジーパンの成長を見守ってほしいとボスは宗吉に頼む。
そんなころ、会田の存在が危ういと感じた竜神会は、会田を「消し」にかかろうと動き出し、そのすきに会田は七曲署のジーパンのもとに助けを求める電話を入れる。
会田のもとに駆け付けたジーパンだったが、一足遅く会田は竜神会の車に拉致される。ゴリさんのサポートのもとジーパンは竜神会の車を追うが、途中ゴリさんが事故に遭いひとりで追跡、廃工場まで追い詰める。
ジーパン対竜神会の壮絶な銃撃戦が始まる。
放り出された形で一つのところに固まって恐れ戦いていた会田の表情が変わっていった。そこに一丁の拳銃が転がってきた・・・・・。


婚約、犯人への情に対しての迷い、今まで「無頼」で通してきたジーパンが全く考えていなかった部分での迷いが生じてきます。
周囲がそれを理解し、ジーパン自身がその迷いに真摯になって向き合おうとしていた矢先にありえない悲劇が起きてしまいます・・・・。
太陽第一期の終焉にハナさんも#52以来1年ぶりのご出演、石原プロの面々もゲスト出演され盛り上げます。

クライマックスの壮絶な銃撃戦、太陽では珍しい西部劇的に「バッタバッタ倒す」ものですが、これは現場で優作さんと山本監督が決めた事のようです。
その撮影が白熱し、日のあるうちに撮影が終わる予定が、すっかり陽も暮れてしまったとのこと。

作品自体は、被弾シーンの「なんじゃぁこりゃあ!!!」が有名過ぎて、本編の「ジーパンの成長への苦悩」がかき消されている感じがしますが、
太陽のみならず、他の刑事ドラマの殉職編の実際的なモデルケースになった本作を是非ご堪能ください。

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松本ちえこさん、急逝・・・・・

2019-12-07 06:05:23 | おくやみ
松本ちえこさんが11月17日に急逝、死因は大動脈瘤破裂。
1974年に歌手デビュー、1976年に資生堂「バスボン」のCMで人気を得、その後女優として活躍。
個人的には、紆余曲折様々なことがあった方だった・・・という印象があります。

太陽でバスボンのCMを放送していたか記憶にないのですが、太陽で放送されるCMというのはある程度商品を限定して放送する傾向があったので、
ひょっとすると放送されていなかったのではないかと思いますが、うっすらと記憶に残っています。

太陽ゲスト出演は1作、

#680 陽ざしの中を ・・・・小原真智子 役

マイコンへの間違い電話から事件で、婚約者ができた為自分の汚れた過去を消して陽の当たる世界を懸命に明るく生きようとした女性を熱演されていました。
「当時の」松本さんのイメージがピッタリはまった役だったと思います。

ご冥福をお祈りいたします・・・・。

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ファミ劇太陽放送12/6=山さんの危険なシンパシー/己の「猟犬」を知り、シンコと危機を乗り越えるジーパン

2019-12-05 23:42:58 | ファミ劇日誌
12/6のファミ劇太陽放送です。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編

12/6(金)
6:30~7:30
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#109
ファミリー劇場HD(CS)


12/6(金)
7:30~8:30
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#110
ファミリー劇場HD(CS)


第109話 49.08.16 俺の血をとれ! (山さん)

ゲスト:水谷豊
横光勝彦
 綾川香 吉田未来 
小沢直平 松尾文人 竹田将二 菅原慎予 尾崎八重

脚本:小川英 朝倉千筆
監督:山本迪夫

明け方、宝石店に女一人を含む3人組の短銃強盗が押し入り、一億二千万円相当の宝石が強奪された。
偶然その付近を歩いていた山さんとジーパン、ジーパンがちょっと離れた間に山さんは宝石強盗一味に遭遇する。
その一人の若者の顔に山さんは見覚えがあった。
山さんは隙を突かれ殴られ拉致、その現場にジーパンが駆け付け、その若者に向かって発砲、被弾する。
しかし、一味は若者と山さんもとろも逃走してしまう。
いつもは慎重派の山さんがなぜ!?
逃走中の犯人車はとうとう白バイに見つかったが、一味は山さんに拳銃を突きつけふたたび逃走したが、白バイ警官は隙を見て小型発信器を車に仕掛けることに成功した。
そんな時、長さんが山さんが探していたという「サブ」という傷害事件を起こした前歴のある若者の事を思い出す。
サブの怪我は手術が必要であり、憔悴しきっていた。
一味は車を乗り換えたが、山さんは乗り捨てた方の車の屋根に「セフ」と指で書き残した。
その「セフ」が意味するものは何か、一係の刑事たちは首をひねった・・・・・。


山さんが感情移入すると命まで投げ出す勢いだという、典型的な例です。
若者=サブが失血していく中、山さんは自分の血を提供、山さん自身の生命の危機を迎えます。

ゲストはメインに太陽ゲストとしては最後となる水谷豊さん。

山さんの生命の危機というのは、考えてみるとあまり無いんですよね。
シリーズ構成も敢えてそういう事態を避けているという感じもあって、だからこそ山さんには「慎重派」という印象が強いですが、
山さんもごくまれに、まるでツボを突かれたかのように危険へ突進する場合もあり、本作もそのツボがハマってしまった事件だったと。

豊さん最後のゲスト出演で、その若者と山さんとの「関係」がキーワードになってきますが・・・。

それにしても、無尽蔵に山さんはその若者の為に血を採られるわけで、あわや失血死。
そういう突然思いっきった事をする危うさは実は山さんの魅力だったりします。



第110話 49.08.23 走れ猟犬-ジーパンシンコその愛.3- (ジーパン・シンコ)

ゲスト:今井健二
石川政五郎 福崎和宏
小高まさる 花巻五郎 関虎実(セキトラ・カーアクション)

脚本:長野洋
監督:山本迪夫

覆面車でパトロール中のジーパンとシンコは、銀行の前で駐車中の不審な車を発見、二人が居りかけたとき、二人組が銀行から飛び出してきた。
犯人たちは車で逃走、その時学校帰りの少女を撥ね飛ばしていた。
シンコは少女に気付き駆け寄ったが、ジーパンはそれに気づかず犯人車を覆面車で追跡、犯人車は運転を誤り電柱に激突、もう一人は逃走してしまう。
追って駆け付けたゴリさんたちと合流したジーパンは犯人たちの車が銀行付近で少女を跳ね飛ばしていたことを初めて知る。
少女は手当が遅れて死んでしまい、まるで猟犬のように犯人を追跡したジーパンをシンコは非難、ジーパンはそれを衝撃をもって受け止め、自己嫌悪に苛まれる。
酒を浴びるジーパンだったが、ボスから雷が落ちる。このような時に振りむくことが許されない、猟犬になれと。
ジーパンも死んだ少女の為に犯人は俺の手で挙げたい
やがて、死んだ犯人が仲間とたむろしていた公園をキャッチした一係、ボスはジーパンを潜入させ、シンコをサポート役に指名する。二人はまだギクシャクしていたが・・・・。

ジーパン殉職「前夜」の厳しい試練と危機、ジーパンとシンコが今までの愛情が一気にこの危機を乗り越えたことで燃え上がるという、殉職編とセットで必ず見たい名編です。
既にジーパン自身はジーンズを脱ぎ捨て、白いサファリスーツに身を包んでいますが・・・・。

刑事として邁進一途だったジーパンの目前で起きる事故。
犯人追跡の中で関係の無い幼い命が失われてしまったことへの、ジーパンの贖罪は、ストイックに事件を解決する方向へ。

事件の黒幕を暴くために潜入捜査を試みますが、次第に雲行きが怪しくなってきた中で、シンコまでその渦中に飛び込んできますが・・・。

こう言ったらちょっと違うかもしれませんが、

ジーパンとシンコのカップルは太陽史上でも実に生々しい組み合わせでした。

リアルなカップル然と云う訳ではなく、何と言うか「激愛」というか。

劇的ではあるけれども、芝居臭いわけではないところは、優作さんと関根(高橋)さんの演技の懐の深さを感じます。

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