サンテレビ太陽放送2/27＝金が頼りの老婆にジーパンの優しさが・・・

睡魔もパワーアップしているけぶでございます<(_ _)>
まあ、最近の休日の歩数が500を切っているようなので・・・・。

さて、2/27のサンテレビ・太陽放送は、あるいみ息抜きでジーパンのやさしさが光る一編。
逃走する犯人、追うジーパン、彼らと偶然ぶつかってしまった老婆は大金を宙に撒いてしまう・・・責任を痛感したジーパンは「拾い主」を捜すのですが・・・名乗り出た拾い主の一人の思惑、老婆の家庭環境からくる思惑が交差してジーパンを翻弄させる＃９９を放送。

【地上波】サンテレビ・ジーパン編

2/27（日）
11:30～12:25
ドラマ　太陽にほえろ!(ジーパン編　第43話)
サンテレビ1（地上波）

第９９話　４９．０６．０７　金で買えないものがある　（ジーパン）

レギュラー：藤堂俊介　
　　　　　　　　石原裕次郎

　　　　　　柴田純
　　　　　　　松田優作

　　　　　　内田伸子
　　　　　　　関根恵子（欠場）

　　　　　　山村精一
　　　　　　　露口茂
　　　　　　石塚誠
　　　　　　　竜雷太
　　　　　　島公之
　　　　　　　小野寺昭
　　　　　　野崎太郎
　　　　　　　下川辰平
                
                   永井久美　青木英美
セミレギュラー：菅井きん

ゲスト：一の宮あつ子
　桜田千枝子　うたた賢
　田中力　田川恒夫　九重ひろ子　天理淳　安田泰三　上沢知子

脚本：小川英　田波靖男　四十物光男

監督：野村孝

拳銃不法所持のチンピラを追跡中のジーパンは、歩道橋で老婆・とみとぶつかってしまい、とみの持っているバックがその勢いで飛ばされて中に入っていた１万円の札束がばら撒かれてしまったが、ジーパンはそのまま気づかず追って行ってしまった。
歩道橋からばら撒かれた１万円の札束はあたりを通行していた人々が次々に拾い、自分のものと叫ぶとみの声はその大混乱でかき消されてしまう。
七曲署に駆けこんだとみはそこでチンピラを逮捕したジーパンと再会、ばら撒かれた札束はとみが息子夫婦の新居資金として銀行から卸したばかりの１００万円であり、そのうち８６万円が持ち去られたと主張した。
ジーパンはボスから金の回収を命じられ、とみと共に歩き回るものの回収できた金はわずかだった。
ボスはこの件を新聞記事にしてもらったところ、内本という男がトラックの荷台から２６万円発見したと届け出があったが、内本はその頃発生した建設業者殺人事件の容疑者だった・・・・。

この頃、怖さ(^_^;)より優しさの方が自然に醸し出せるようになってきていたジーパンが、「屈折老婆」であるとみと絡みます。
ばら撒かれた金を巡る多い少ないに翻弄されながら、一方その件を利用しようとした殺人者の存在・・・という田波氏脚本に多く採用される、緩さと凶悪さが融合している面白い作品になっています。

これは個人的な印象なのですが、優作さんと札束って、何となく優作さんのイメージの一つとして頭の片隅にあるんですよね・・・(^_^;)

当直室日記 2022-2-26

やることはいっぱいあるのだけれども、あまりにも疲れたのでエスケープ・けぶでございます<(_ _)>
どうも持久力が低下しているなぁ・・・。

また、ツイッター関係ネタを(^_^;)

コロンボ総統氏＆ロケッチ刑事スナイパー軍団のスコッチ復帰時のロケ地えぐりが好調なので、一時期ツイッター太陽検索画面が滝さんだらけに(^_^;)
やっぱりスコッチは太陽キャラ人気№１というのは（LD-BOX時）、ダテじゃないなあ。
しかし、考えると沖縄で復帰したのも、スニーカーの故郷というのもあるんですが、ひょっとすると「沖」さん、そして棺桶の錠の「琉球出身」にかけているんじゃないか、その方が先だったんじゃないかとおもっちゃったりして。
そういえば、ロケ地の定番化が進みだしてきたなぁ・・・大きいアクションがある場合は世田谷では無理なので海岸方面に足を向けるというのも定番に。
そして、スヌーピー氏が後期の視聴。女性の趣味が被る。。。(^_^;)
それに、ゲストを観るという点でも後期は結構おもしろい部分はあります。脇役でもこれだけそろえるの？というこれでもか状態の話が散見されたり。
ただ、山さん殉職後暫く続いた「ゲスト豪華期間」についてはそれとはあきらかに別路線で、山さん殉職が決まり、なかなか後任が決められない中の苦肉の策だったようで、アナウンス的には「山さん無き後はゲストを豪華にしていく」という報道がありました。（山さん殉職ニュース記事など）
なので、その時は「ゲストを豪華にするのはいいけど、後任はどうするんだ！」とエアで叫んでました(^_^;)。
空いた穴がデカすぎた・・・・確かにギャラ的にも所得番付俳優部門で10位以内に露口さんがランクインしていましたから、製作費が浮いたのは間違いないとは思うのですが。
ところで、ファンの転機（離脱）というのは、大まかにいうと、マカロニ殉職、ジーパン殉職、テキサス殉職、ボン殉職、殿下殉職、ゴリさん殉職、ボギー殉職、山さん殉職、最終回というくくりがあったかと思いますが、やっぱりゴリさん殉職は大きい部分で、意外と後期は観ていない人が多いことに最近も気が付きます。やっぱりゴリさんの太陽力が強力だったところがありますが、実はそれ以後についても偏見さえなければ意外とすんなり観ることができるとは思いながらも、やっぱり拘りますよね・・・。

ところで、＃626本放送当時の映像・・・・懐かしすぎる・・・・太陽で放送されるCMは（30～60秒）長めなので、妙に落ち着いて観ていた記憶があります。その代わり本数は少ないですが。
そう、あのシャープさと明るさなんですよね・・・・リマスタ版はボケてたり色飛びしていたりでなかなかハマらないのですが、年数経過しているから難しいのかなぁ・・・いや、今のデジタル技術であれば補正可能じゃないかと。

ふと、山本紀彦氏が予定通りカナダ編の杜丘役だったらどうなったんだろうか・・・・と考える。
いや、逆に言うと・・・小野さんだったから杜丘を単純ににっくき相手と思えたのかもしれません。
山本氏だったら、ちょっと生々しいというか・・・・確かに太陽ではほぼ悪役なんですが、他作品の善玉役の印象が大きいのでね。それに苦しめられたのが、ゴリさんの粟津さんやボギーの山西さんですね・・・・。
そういえば山本氏は＃386では津上昭役・・・・確かにこのころの若手脚本グループは『特捜最前線』に傾倒していたところはあったけれども、「明」違いでもこれは結構露骨だよなぁ・・・本放送当時にはまさか「あきら」だとは思ってもいなくて、これがわかって確信した次第で(^_^;)。
その津上と殿下の死を混同していた人が以前居たし(^_^;)・・・・確かに両方とも車内爆発、死に顔を見せなかったし、回想編放送も接近していたし、この時期は太陽が特命課をある意味「リスペクト」していた部分はあったかと・・・ただ、特命課の当初企画は小川英さんが参加されているので、どっちもどっちか・・・(^_^;)

申し訳ありません、ネガティブネタをもう一つ。自分のアパートのロケ使用を玄関だけ使用でOKしたのに室内も使用されタバコの吸い殻放置記事。
放送日とアパートの外観やドアで作品は特定できましたが、あれ？玄関しか使っていなくてあとはセット撮影だったんじゃないか・・・・と思ったら、室内は撮影していませんが、確かに外からの撮影ですが、中に入ってる映像はあるなぁ・・・・。確かにあの当時はすでに国民的ドラマに昇り詰めていたし、撮影スケジュールを考えると、こういうことはあり得るかと。いつもの常連ロケ地じゃないので、いつものつもりだったのか・・・・。

当直室日誌 2022-2-20

昨日から太陽補給日となっているけぶでございます<(_ _)>
太陽が枯渇すると光合成ができないので枯れてしまいます(^_^;)

そういえば、北海道ロケでのJAC・鈴木弘道氏のスタントアクションシーンを確認。
やっぱり、ヘリコから飛び降りるボンのスタントがメインどころだったようです。
このシーンは本編では一瞬でしたが、LP2枚組「太陽にほえろ！総集編」のジャケット折れ中一面を飾っており、購入した当時はどうしてもボンに見えなくて誰だ？と思っていた次第で(^_^;)

その流れで、＃327。
本編はゴリさんのストイックさと竜さんの芸の細かさ、いろいろ詰まった作品ですが、＃2のリメイクながらも、それを感じさせないゴリさんの勢いが心地いい作品です。
ラストの名セリフをメモリります。

石塚「あれ？俺のラーメンは！？」
直子「片づけました。」
石塚「片づけたってぇ・・・中身ちゃんと見てくれた？ソバも入ってたし、それとチャーショーだってちゃんと入ってたししなちくだって」
藤堂「おい、ゴリィ」
石塚「ハイ！なるとだって入ってたんですよ！残してあったんだから！」

確かに、着任して間もないナーコが、まさかゴリさんが冷めた食べ物までにも執着を持っているとは思ってもみないだろうし(^_^;)

サンテレビ太陽放送2/20＝ゴリさんのサバイバル持久戦！

強制休暇中のけぶでございます<(_ _)>
しばらく散髪に行っていなかったので、斬髪がどうやら女性のロング→ショート程の量だったとか(^_^;)
毛ばっかり育ってるなぁ。。。。

コロンボ総統氏＆ロケッチ刑事早撃ちスナイパー特殊班諸氏の活躍に舌を巻いていますが、
沖縄編を経て怒涛のツイッターUPを観ているのは痛快。＃401のいわゆる「スコッチ・トレーニング階段」も難なくクリア（旧　東宝ビルト付近）し、どんどんクリアしていくので、
小職も負けじと視聴するものの、特に思い入れの強い時期なので視聴に没頭、＃401なんて斎藤監督だからではないと思いますが、内容が濃い・・・みんな大好きトレノがきびきび走るし、って86の前にトレノの切れっぷりに気付いていた我々を誇りに思うし(^_^;)、あれ？、土田のセスナを静止したときにトレノから降りるスコッチ、ダッシュボードの上からトルーパーと取って持ってるぞ！という細かいところまで気づいて(^_^;)
このころのスコッチって本当に好きです。沖さんの全力投球っぷりが爽快だし。
そして、涙腺崩壊・・・・特に＃411、＃413はズル泣きです。
確かに年々涙腺ダムの劣化が懸念されているところですが・・・・それにしても＃413については、山さんと殿下の一係部屋での名シーンの中に＃206のあのシーンがインサートされるだけで早泣き0４秒状態・・・・。
＃413は本当に様々な人に観てほしい名作ですが、小川さん・四十物さんの共同脚本は小川さんの色が強烈に発揮される場面もあるし、竹林監督の懐深い演出も虜だし・・・。

さて、2/20のサンテレビ・太陽放送は、べヴィーの次はサバイバル、ゴリさん絶体絶命の＃98。
強盗犯に手錠をかけてたとたん、隠し持っていたナイフで腹を刺されて身動きが取れなくなるゴリさん・・・・手錠をかけた刑事と犯人が何らかの理由で一緒に逃亡するというストーリーは刑事ドラマの定番の一つですが、刑事が満身創痍となりながらというのはそれほどあるわけではなく、刑事側のキャラクターに寄ります。この作品が放送された時点ではゴリさんぐらいしか居なかったのでは。
そして、血のりを際立たせたいためか、ゴリさんのスーツは夏用の生地のようで、撮影時にはまだ寒かったのでは・・・そういう意味でもサバイバルではあります。
今後、殿下や山さん、ジーパンにシンコと生命の危機的状況に陥る場面もあり、「ジーパン殉職」に向けて全体的なテンションがどんどん上がっていきますが、これも視聴率戦略への連打対応だと考えると、＃99が本当に息抜き的でほっとするジーパン編最後の作品となるのか・・・・。

【地上波】サンテレビ・ジーパン編

2/20（日）
11:30～12:25
ドラマ　太陽にほえろ!(ジーパン編　第42話)
サンテレビ1（地上波）

第９８話　４９．０５．３１　手錠　（ゴリさん）

レギュラー：藤堂俊介　
　　　　　　　　石原裕次郎

　　　　　　柴田純
　　　　　　　松田優作

　　　　　　内田伸子
　　　　　　　関根恵子（欠場）

　　　　　　山村精一
　　　　　　　露口茂
　　　　　　石塚誠
　　　　　　　竜雷太
　　　　　　島公之
　　　　　　　小野寺昭
　　　　　　野崎太郎
　　　　　　　下川辰平
                
                   永井久美　青木英美
ゲスト：溝口舜亮
　五藤雅樹　菅沼赫　上田耕一
　広田正光　今井和男　高村透　春江ふかみ

脚本：柏倉敏之

監督：野村孝

銀行帰りの商事会社・社員２人が死体となって発見された。奪われたのは給料資金の1,200万円。
容疑者として元社員の三原と指紋から松沢が浮かび、行方不明の三原の捜索する一方、松沢を逮捕するためゴリさんは食べかけの天丼を残し一係を後にする。
松沢を発見したゴリさんは追跡、手錠をかけるもののその瞬間に松沢が抜いたナイフで脇腹を刺されてしまう。
ゴリさんは自分の左手にも手錠をかけたが、松沢に引っ張られるまま、逃亡を共にすることになってしまった。
松沢が通りかかった乗用車を奪い乗り込むが、その道中ゴリさんは手錠の鍵を捨ててしまう。
たどり着いた倉庫に隠れた二人。
一方、必死になってゴリさんたちの痕跡を追う一係。
一時はゴリさんの腕を切ると豪語したものの、興奮状態が落ち着いてきた松沢に、傷を負いながらもゴリさんは自首の説得を試みる・・・・。

名作・凡作の差ではなく、テンションのアップダウンが激しいこの時期には、しっとりとした作品もあれば、サバイバル的な話もあったりして、それがジーパン編の魅力にも繋がっていると思います。
この重傷を負いながらも、食欲もあり、かつ説得を試みる余裕もあり、最後には松沢を救うというのはゴリさんじゃないとできない芸当(^_^;)ですが、逆に言うとゴリさんだからこそ安心してみることができる保険みたいなものも感じます。
容疑者と手錠で繋がれ逃亡する刑事ドラマ、日本のドラマでは先駆け的作品だと思います。
演出する野村監督はこの作品と＃９９のみ太陽に参加されている為、いつもとは違った独特な演出も観られ、それも見どころになっています。

当直室日誌 2022-2-14

目頭周辺真っ青眼精疲労爆発！けぶでございます<(_ _)>

ツイッターネタなど少し。

▼徹さん復帰
大事なくてなによりでした。
疾患持ちにはコロナは怖いですよね・・・小職もそうです。

▼小野寺さん、ツイッター卒業
されるそうです。
まめな方にはツイッターって、重荷になる場合があるので。
小職には向いてないなぁ・・・。＜まめではないです、ハイ(^_^;)

▼エレクトーンってすげえ
若い方の太陽楽曲演奏
https://www.youtube.com/watch?v=P9nCWjcpLH0&t=4s
ひいてみた系は演奏者の癖が入ることが多いので、ちょっと遠ざけていましたが、
今回はすんなり聞けたなぁ・・・。
選曲も行動のテーマからのメインテーマという渋さだし、原曲に忠実だし。
すばらしい・・・というより、エレクトーンの進化に改めてびっくりしたというか。

▼佐藤ビル＝七曲署屋上
５月解体ですか・・・・とうとう行けなかったなぁ・・・・。
いやぁ・・・行けたとしても、あの場に立ったら号泣するんだろうなぁ・・・。
誰か、俺の代わりに「サミー・ボウ」をあそこで熱唱してきてくれぇ・・・！

▼銀座　bar七曲署
出頭0の日があったとか・・・厳しいですね。
もうそろそろコロナもインフルエンザ並みの医療（治療）体制にならないだろうか・・・・。

▼　妄想　太陽５０周年「総集編　復刻CD」
とりあえず選曲してみました(^_^;)
基本、収録曲はそのままにして、重複しているものを’８２から省き、リマスタ済みの楽曲から追加・・・
という、商業的で消極的な選曲をしてみたので、ちょっとつまんないかも(^_^;)
まあ、’79については、’81に復刻されるなど名盤といえば名盤なので、尊重するということで。

’７９総集編

Ｓｉｄｅ　１
太陽にほえろ！メインテーマ（ステレオ）
ボスのテーマ
長さんのテーマ
ゴリさんのテーマ
殿下のテーマ
山さんのテーマ
ボス愛のテーマ

Ｓｉｄｅ　２
ロッキー刑事のテーマ
ボンボン刑事のテーマ
マカロニ刑事のテーマ
ジーパン刑事のテーマ
テキサス刑事のテーマ
スコッチ刑事のテーマ
ロッキー刑事のテーマ PART II　　　　　　　　
愛のテーマ II（’76）

Ｓｉｄｅ　３
ジーパン刑事青春のテーマ
テキサス刑事情熱のテーマ
山さん真実のテーマ
ゴリさん誓いのテーマ
ボンボン刑事冒険のテーマ
長さん試練のテーマ
ロッキー刑事放浪のテーマ
殿下追想のテーマ

Ｓｉｄｅ　４
追跡のテーマＭ１
追跡のテーマＭ２
愛のテーマ I
幸福のテーマ
怒りのテーマ [MR7012 Ver.]
希望のテーマ
新「愛」のテーマ
衝撃のテーマ
華麗なる情熱
太陽にほえろ！序曲
太陽にほえろ！メインテーマ（モノラルリマスタ）

’82総集編（再構築版）

Ｓｉｄｅ　１
太陽にほえろ！メインテーマ'82（モノラルリマスタ）
ボギー刑事のテーマ
ジプシー刑事のテーマ
トシさんのテーマ
マミー刑事のテーマ
ブルース刑事のテーマ
マイコン刑事のテーマ
デューク刑事のテーマ
ＤＪ刑事のテーマ
愛のテーマ [DR1859 Ver.]

Ｓｉｄｅ　２
太陽にほえろ！メインテーマ’７９
七曲署のテーマ
行動のテーマ
追跡のテーマ
つかの間の休息
情熱のテーマ
幸福のテーマ
トロピカル　ウインド　サマー
夜明けの地平線

Ｓｉｄｅ　３
太陽にほえろ！メインテーマ'86
雨上りのシーサイド
走れ!スニーカー
太陽のレクイエム
男たちの挽歌
ドック刑事のテーマ
ラガーの青春
ドック刑事のテーマⅡ

Ｓｉｄｅ　４
復活のテーマ
渇いた街角
朝焼けの疾走
追跡ハイウェイ
七曲署の午後
トワイライト・シティ
週末の愛
愛と夢と幻想

と、ちょっと芸のない選曲(^_^;)

サンテレビ太陽放送2/13＝凶悪犯に人間らしさを見た山さんの捜査

社畜真っ最中のけぶでございます<(_ _)>
つかの間の休息(^_^;)ですが、
Amazon　primeではルパンP6は更新お休みなので、本当に懐かしい『コメットさん』の２期（1978年から）が驚愕のUPなので観てみる。
いや、正直に云ったら・・・大場久美子さん目当てで観ていたのはハッキリ覚えているものの、内容はほぼすっぽ抜けているけれども、なんつったって初代も２期も国際放映製作だから、太陽にかかわりがないわけがない(^_^;)
ただ、初回ゲストが殿下現役バリバリな小野寺さんというのも驚いた・・・覚えてないけど、ありえる。
レギュラー陣もゲストも３０分番組としては豪華、そうか・・・「ちゃん！」がレギュラーだし。とりあえずザッピング視聴したら、サスペンス曲は太陽ブルース登場期から流用されてるし、ロケ地は太陽のように新宿を意識しないで使うことができるので、世田谷まるわかりだし、砧４丁目ヘビロケだし（コメットさんのアルバイト先が「春楽」で店主がマミー父）(^_^;)、堀内正美さんはクラリス・・・もといナウシカ・・・を口説いているし(^_^;)
こりゃ、アキタケ監督もコロンボ総統氏＆ロケッチ刑事軍団も甘噛み・・・もとい喰いつきそうな内容だぁ・・・。
って、小職もそういう点ではまじゅいのです。。。。

さて、2/13のサンテレビ・太陽放送は、なかなかのヘヴィーさを誇る＃97。
逃走する指名手配の凶悪犯の犯行と思われる殺人が。本庁からも刑事が来て、捜査網は張られるが・・・凶悪犯を追ううちに山さんはその男にも人の心があるかも・・・と思い出す、そして凶悪犯は今回の犯行も自白するが・・・どうしようもない境遇の男、同じように辛い境遇だった山さんが凶悪犯に人間らしさを見るという展開。シンコの色っぽさ・・・もとい、アシストにも注目です。

【地上波】サンテレビ・ジーパン編

2/13（日）
11:30～12:25
ドラマ　太陽にほえろ!(ジーパン編　第41話)
サンテレビ1（地上波）

第９７話　４９．０５．２４　その子に罪はない！　（山さん・シンコ）

レギュラー：藤堂俊介　
　　　　　　　　石原裕次郎

　　　　　　柴田純
　　　　　　　松田優作

　　　　　　内田伸子
　　　　　　　関根恵子

　　　　　　山村精一
　　　　　　　露口茂
　　　　　　石塚誠
　　　　　　　竜雷太
　　　　　　島公之
　　　　　　　小野寺昭
　　　　　　野崎太郎
　　　　　　　下川辰平
                
                   永井久美　青木英美
セミレギュラー：町田祥子

ゲスト：伊藤孝雄
　石橋蓮司
　服部妙子
　平田守　小高まさる　清水吾郎　山田禅二

脚本：播磨幸治

監督：斎藤光正

一家４人が殺害、土地を売却した代金４千万が奪われた。
現場に残されたタバコの吸い殻の指紋から、前科５犯で指名手配犯の市川が浮かぶ。
市川は１３歳の時に叔父を殺し、３か月前には質屋強盗を働いていた凶悪犯だった。
本庁から島田警部が参戦し、ジーパンとコンビを組むことになった一方、山さんはシンコと共に市川の幼馴染み・良子を張り込む。
やがて市川は島田とジーパンの手で宿泊施設で逮捕される。
取り調べで市川は質屋強盗は認めたものの、一家惨殺は否認、アリバイがあると言いかけて口をつぐんでしまう。
さらに市川は安産のお守りを持っていた為、山さんは今そこにいる市川という凶悪犯にもしかすると人間らしい心があるのか？とふと思う。
やがて、市川は犯行を自供するが、山さんとシンコは市川の過去を徹底的に洗い出した。
そして、市川の初犯、13歳の時の叔父殺しのウラに隠された以外な真実を掴んだ・・・・。

この頃の作品としては非常に暗い雰囲気を醸し出している話ですが、市川という一人の凶悪犯の「人間らしさ」をめぐり、山さんと本庁警部の静かな対立、そして市川自身の本来の人間性に焦点が向けられます。
その市川にアフロな蓮司さんというハマり役ゲストを迎え、さらに伊藤氏の島田警部が本庁警部としては比較的取っ付きやすそうな島田という役でご出演、今後伊藤氏のゲストの刑事役は憎めないが実は・・・という役柄で登場されます。
さらに今回はシンコがどこかアンニュイとした感じ・・・というか妙に色っぽいというか・・・という感じでで良子の張り込みを行うというのと、島田＆ジーパンコンビという、なんとなく後年の「デカタン」（←ブルース）を彷彿とさせるオマケもあります。

太陽50周年への妄想と10周年記念総集編

太陽50周年・・・・。
やっぱりルパン50周年と比べると、なかなか寂しいものがあります。
ルパンの場合は本編もあるし、その本編もなかなか良い作品も出てきたり、企業とのコラボで商品発売も活発で、なかなか羨ましいところです。
復刻か・・・・
ジーパンのジーパンはかなり以前に復刻しているし、ゴリコート、殿下チェックコート、ボンのトックリセーター、ロッキーの斜め縫い目シャツ、ジプシーの革スーツ、伝統のテキサス高級ジャケットやスニーカーボンジャン、ドックのスイングトップ・・・・と非現実的なことを言ってみる。

ツイッターを眺めていたら・・・・

▼ 太陽にほえろ! '82　10周年記念／総集編
1982年8月に発売されたサントラ総集編。
小職としては、発売当時は高額で買えなくて、本放送終了が決定したときに取り寄せしようとしたら廃盤となっていた。。。
その代わりにレコード店から発売情報を貰って勧められたのが、サウンドトラックコレクションファイナルでした。
1990年代に各アルバムがCD化されていった中、1979年の総集編とこの1982年総集編には手が付けられませんでした。

ある方がこの盤を50周年記念で復刻したら・・・というツイートがありました。

ユニバーサルのやる気のなさは聞いているで現時点では難しいよなぁ・・・と思いながら、単なる復刻であればどうにかなるかというものがあります。
ただ、1982年版はジャケットの絵と沖さんのライナーコメント以外あまり中身が無いいわゆる「企画盤」なので、結構気合の入った中身の1979年版とセットで復刻したらどうかなぁ・・・とも思います。

と、あまり悲観的なことを云っていてもらちがあかないので、妄想的希望をあげておきます。

＊BS日テレで太陽放送
これがマストかなぁ・・・ファミ劇でも良いですが。

＊配信で太陽放送
現実的にはこちらの方が「効果的」ではある。

＊千葉テレの太陽放送再開
小職は観ることができないですが、やっぱり活気があったし。

＊太陽ノベライズ電子化
写真集はどうも権利の問題で再販が難しいようなので、こちらであれば・・・
って、露口INが復刻したのだから、写真集も可能性がないわけではない。
紙がダメなら電子化で。

＊アンソロジー集
DVDーBOXのアンソロジーを集めて一つにして販売。
貴重な資料になると思います。

＊サウンドトラックコンプリートコレクション
これは夢です。
全楽曲＋流用曲・関係曲のコンプリート版。
高額でも小職は買います。

＊永久欠番BOX
これも夢です。
各P氏や諸先輩には怒られそうですが(^_^;)
問題のシーンがモザイクだらけでもOKです・・・・。

思いつくのはこんなところでしょうか。
特に放送やノベライズの電子化はやってくれる人がいたら出来そうなので、やってほしい。

七曲署屋上、マイコン

七曲署屋上ロケの佐藤ビル使用、＃69から＃684で良いと思います。
山さんで始まり、山さんで終わった・・・・。

これは参りました・・・＃68を失念しておりました・・・。

申し訳ありません。（2023/12/24修正）

ということで、＃68から＃684です。

そういえば、アキタケ監督が屋上名場面をツイート。
やめてくれ・・・・あの4枚の画像だけで涙腺崩壊するのだが。。。。
特に紺スーツのベテラン二人の後ろ姿はだめだよ・・・反則だよ。。。
なんというか、屋上といえばボスを想い出すところですが、やっぱり山さんだよなぁ・・・。

ところで、アキタケ監督の未見（ホント？）の＃664。

マイコンはとかく物議を醸すキャラクター。
登場時も良純さんご自身のお立場でも色々言われたところは否めないので、正直どうなのかなぁ・・・とは思いながらも、さすが太陽はキャラ扱いのすそ野が広いので、西部署より「構ってもらった」感じはあったかと。正式に一係へ着任した後はトシさん・ブルース、そして山さんと贅沢なコンビ組でフル教育体制（主演編）がとられて、こういう意味ではマイコンは優遇された存在だったかと思います。
特に山さんからの教えはマイコンにとっては刑事として壁に当たった時のパワーチャージみたいな感じで、その最初は「ヒーローになれなかった刑事」で、しばらく安定していたと思ったら「マイコンがトシさんを撃った」。
ゴリさんが殉職するまでは、あまり表立って新人教育をせず、あくまでも事件の流れ的に自己流に教育していた感じでしたが、ボス代行となった後は、ボスの代わりにデカの真髄を突くというか揺さぶる存在となりました。ただ、初期からのスタンス＋αという感じの程度でしたが、マミーあたりから教育役を担うことが多くなった印象です。というか、太陽世界全体のリーダーとして後期の山さんはまさに「神」的立場ではあったと思います。
その山さんの後期の「弟子」としてはデュークがそれにあたるかもしれませんが、この二人はある意味対等な立場でのやりとりを交わしていましたが、マイコンについては山さんが手塩に育てた感じがしていて、そのアシストが多分後年までマイコンの刑事人生に影響を与えたのではと妄想しています・・・って、妄想しかできないのが残念ですが。
いや、1985年の作品って、こういう衝撃波的な太陽全体の歴史の中で無視ができないものが多くて、後期食わず嫌いの方々にも見てほしいんですよね・・・。
＃664、あの屋上のシーンは茫然自失となったマイコンに、寄り添うわけでもなく、マイコンのできることをある意味マイコンを刑事として認める山さんが挑戦的にトシさんの捜査メモを「餞別」だと言って捜査しろ、やってみろと仕向ける・・・・ぐっときます。そしてマイコンが屋上から去った直後に「がんばれよ・・・マイコン！」と絞り出すように言うなど、うんんん・・・溜まんないっす。
その前の一係のシーンも後期の中では名シーンだし、良純さんの演技もいい、めったに見られない山さんのずぶ濡れシーンもあるし、見どころが多いし、山さんファンにも見逃してほしくない作品ではあります。

当直室日誌2022-2-6

西の太陽放送はオリンピックに負けたようで(^_^;)
と、ちょっとつれづれ書いてみます。

▼徹さんコロナ感染
皆さん仰るように持病をお持ちなので、心配ですね。
感染経路を考えても、やっぱり人の集まりはコロナ感染には毒なのかなぁ・・・。

▼ジプシーのパイソン
コルトパイソンといえば、4インチ以上の印象が強烈だった当時、ジプシーは2.5インチを所持していたのは新鮮でしたね。
ラガーの初動が姿的に何となくダサい印象があって（徹さん、ゴメンナサイ<(_ _)>）、彼がパイソンを持ち始めて姿的にも安定した直後のジプシーの登場はものすごくスタイリッシュに見えた印象があります。（ある意味、コロンボ総統氏いわく『「聖子ちゃんカット」＞スニーカー（爆笑）』的な髪形でがありながらも、当時のオシャレ男子には珍しい髪形じゃなかった。）
いや、当時のマセガキとしては、三田村さんの急遽な登板も理解していたので、キャラクターテーマ曲が間に合わなかったのはなぜかすんなり入って、60％やる100％人に言わないも、ロッキーメロ抜きイントロも、赤いセリカも、パイソンも、革スーツに胸ガバチョスタイルも、かなり刺さったところはありました(^_^;)

▼コロンボ総統氏＆必殺必中ロケ地スナイパー軍団改めロケッチ刑事軍団
もう、細かすぎる的中率に舌を巻いております<(_ _)>
それに「密偵」での山さんだろまさん転んだ場所まで特定・・・・大蔵団地に砧公園。
「密偵」に関してはいつもの撮影所付近ですが、スニーカー登場編は結構常連ロケ地以外のところも使っているので興味深い。

▼『警視庁物語』幻の1本復元
警視庁物語・謎の赤電話
原版不良でお蔵入りとなっていた作品が復元され3月に東映チャンネルで放送されるとか・・・・！
『特別機動捜査隊』スタート後なので、高津刑事の佐原氏が降板して最初の作品なので、特捜隊色は薄めとなった始まりなのですが、やっぱりこのシリーズをコンプリートしたかった方々には朗報中の特報です。
いやぁ・・・できることならば特捜隊の原版不良欠番も復元してほしいなぁ・・・・コスト等の問題があるとはわかっていても。
それよりなにより、特命課を全部みたいです。

石原慎太郎さん、ご逝去・・・・

石原慎太郎さん、2月１日膵臓がんで死去。８９歳。

いろんな意味で、「ザ・昭和のリーダー」という表現が似合う方だったと思います。

裕次郎さんは早くに他界されてしまったけれども、慎太郎さんは勝手なイメージですけど、ご自身のあのある意味貪欲な勢いで不死身な感じがしていたので、リアルで昭和の時代の幕が下りたというか、店じまいしたような感覚があります。

太陽には直接関わられていたわけではありませんが、遠い「後ろ盾」というところは正直あったと思います。

・・・・ご冥福をお祈り申し上げます。