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「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送6/22=娘が嫁ぐ日に男女の機微を味わう長さんの哀愁

2025-06-21 06:58:39 | 放送予定

ただでさえなまくらな身体なのに、旭川へ日帰り出張し、疲労困憊気味のけぶでございます<(_ _)>
気温30℃って・・・・(^_^;)・・・というより1日400㎞の移動がコタエテくるようになったのか・・・。

さて、サンテレビ太陽放送6/22。
長さんの娘・良子の結婚式前日、歩道橋で若妻が男に刺された。しかし意識を回復した若妻は何も語ろうとしない・・・若妻の過去を洗い犯人を捜す一方、結婚式の事件が迫ってくる長さんは果たして・・・男女の機微と、わが娘を嫁に出す父としての葛藤を同時に味わう長さんの困惑を描く#248を放送。

じゃ~んじゃかじゃ~ん♪ じゃ~んじゃかあかじゃ~ん♪(By ゴリ&良)

いやぁ・・・・メンバーや関係者の中では初めての放送中の結婚なんですよね・・・。
だからこそめでたい!
俊一が、親父にヤキモキしようがめでたいのです。
式にはアンニュイなBGMを従え、ある人がスピーチに現れますし。
割にはお天気屋さんはいつも通り動じないし(^_^;)
野崎一家の一つのフェーズが完結です。

藤堂「野崎刑事は事件の被害者、被害者のお父さんでもあり、犯人の父でもあります。」

【地上波】サンテレビ・ボン単独編

6/22(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(ボン単独編 第4話 又は スコッチ登場編 第32話)
サンテレビ1(地上波)

第248話 52.04.22 ウェディング・ドレス (長さん家族)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎
        
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      田口良
       宮内淳
      野崎太郎
       下川辰平

      山村精一
       露口茂

矢島明子/木村理恵
野崎康江/西朱実 野崎良子/井岡文世 野崎俊一/石垣恵三郎

市村進/柴俊夫

ゲスト:高木門 新海百合子
  鈴木泰明 飯塚彰
  藤竹修 刀原章光 久本昇

脚本 小川英 四十物光男

監督 斎藤光正 

長さんの娘・良子が市村と結婚式を挙げる前日、白昼の新宿の人通りのある歩道橋の上で、若妻が男に刺された。
目撃者によると、二人は口論していたということから、犯人は若妻と顔見知りと目されたが、意識を回復した若妻は何一つ証言しようとはしなかった。
長さんはその若妻の態度に、犯人から脅されているのではなく、若妻自らが何かを隠したいと思っているという印象を受けた。
若妻の夫婦は仲も良く悪い評判もないことから、長さんは若妻の過去に何かあるのではないかと感じ、彼女の出身地である沼津へ出張し、若妻の事を調べると、以前彼女が勤めていたドライブインにたどりつく。
支配人によると、5年前若妻はマネージャーに金を使い込んだと疑われ、その弁明に参加した婚約者・古川ともみ合いになり、誤ってマネージャーを殺してしまったのだという。
古川はつい最近刑期を終え出所していた・・・目撃者の証言から犯人は古川と確定されたが、そのことを当の被害者である若妻に確認しても彼女の口は開かない・・・長さんは思わずなぜ結婚したのかと詰問してしまう・・・。

太郎フェチとしては涙なしでは観られない一編であり、長さんらしさもかなり突っ込んで描かれています。
結婚当事者である良子より、長さんの困惑ぶり・・・そりゃ、今回の男女の機微に関しては凄い微妙な感じで考えさせられてしまうという所は観ている方も無論長さんも当然あると思いますが、そうやって迷いながらどうにか自分で理解した長さんだからこそ、古川への説得が成功する要因でありますが・・・。
さらに結局は結婚式に出られなかった長さんの哀愁・・・。

無論、太郎フェチとしては・・・
相変わらずおきゃんな良子が突然しおらしく結婚のあいさつをするのを俊一と共に驚き・・・無論俊一のスーツ姿も見逃せません(^_^;)
ボスが式で述べた長さんフォローのスピーチに涙し、
そして、今夜はサッポロビールで乾杯です。

ゲストの新海さんと高木氏は#206でも共演しているので、このお二人を拝見すると・・・ちょっと辛くなる・・。

=ロケ地=

新都心歩道橋とその近辺
沼津駅前
沼津 御成橋は現存、撮影は市場町1方面
沼津港
ドライブインは現在建物自体は無いもののスパに。沼津市宮岡。
港区三田1丁目 済生会中央病院
新宿区百人町1丁目近辺
新大久保駅ガード下
内堀通り~日比谷通り~丸の内3丁目


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サンテレビ太陽放送6/15=家出青年の絶望と殿下の必死な説得

2025-06-14 06:59:03 | 放送予定

▼国会図書館デジタル検索
6月に大量新規追加がありました。
長谷さんのダイエット本なども見受けられます。
それらの中で・・・・。

阪急交通社30年史に、「1982年10月 太陽にほえろ カナダツアー (200人)」
小職の記憶ではハワイロケ時のツアーがあったはずですが、あの時は確か神田さん・長谷さん・良純さんがツアー客のお相手をする場があったとか。
ということは、このツアーもひょっとすると木之元さんが参加されていた可能性はあるかも。

世界名探偵図鑑 (ジャガーバックス、1975年)では珍しいスチール。
#12のボス格闘シーン(これ結構スチールがあるようです)、#13の「宗吉」シーンでの山さん・マカロニ・小林勝彦氏の映るもの、#84のゴリさんが金庫潜入する直前のボスとの会話シーン。
ところでこの記事内で、メンバーとして紹介されている「長谷川刑事(中村雅彦)」って誰だ?
なんとなく相模警察の「五十嵐刑事(中村雅俊)」と完全なる勘違い?

あちら系の総集編本(1987年)
内容は・・・なのですが、ファンの撮影現場特写(国際放映が主)が数多いので資料として控えさせていただきます。


さて、サンテレビ太陽放送6/15。
ある若者が警官とのひと悶着の末他人の部屋に立て籠もって自殺をはかろうとする。必死に説得する殿下たち一係は、その若者の抱える背景が彼だけのものではない暗い奥底を持っていることを知るが・・・当時も問題視されていた自殺問題への番組としての社会還元作#247を放送。
ゲスト。
小山田さん、野瀬さん、石田さん、立枝さんは我々刑事ドラマファンにとってはお馴染みの顔ぶれですが、ゲスト3番手の栗葉子さんは声優として有名、ペラガエル(^_^;)の京子ちゃん、ハッチ、ビッケなどを演じており、小職世代には非常に馴染みがあるお声の方ですが、今回は「いのちの電話」の相談員を演じているので、実質的には声の出演となります。
そういえば野瀬さん、改めて経歴を拝見したところ、当時でも舞台中心のご活躍の上、他番組は大体1回ぐらいのゲスト出演で、太陽は11回。優作さん関係からの始まりではあると思いますが、ダントツに多いので、現状、テレビ番組では野瀬さんを見たければ太陽という状態かと。


島「お父さん、ただいま。っていえばいいんだ。」

【地上波】サンテレビ・ボン単独編

6/15(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(ボン単独編 第3話 又は スコッチ登場編 第32話)
サンテレビ1(地上波)

第247話 52.04.15 家出 (殿下)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎
        
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      田口良
       宮内淳
      野崎太郎
       下川辰平

      山村精一
       露口茂

矢島明子/木村理恵

ゲスト:小山田宗徳 野瀬哲男
  栗葉子 石田太郎 根本好章 立枝歩
  久保田忠佑 西山敬三郎 小林文隆 伊東しず子 渡辺啓子
  中村万里 岩田博行 小島孝夫 竹之内啓喜 大竹義夫
      
脚本 小川英 杉村のぼる

監督 斎藤光正 

家出して上京し、どうしようもない孤独に耐えられなくなり他人の部屋に立て籠もって自殺しようとする青年を殿下が必死に説得します。
ひったくりの容疑をかけられ、警官に連行されようとした谷は自分の部屋から出ようとせず「独りでいたい!」と叫び、警官を階段から突き落としてしまい、逃走する。
そして追いつめられた先のアパートの一室に立て籠もり、自殺をほのめかす。
説得する殿下たちだったが「独りでいたい」「死にたい」と口走り、ひったくりの件も違うといい、誰とも話したくないという。
そして殿下は谷のアリバイを調べ始める一方、長さんたちは隣のアパートの若い女性の部屋で監視をすることにしたが・・・・。

これまで都会に暮らす者の孤独を数々採り上げてきた太陽でしたが、今回は妙にリアリティを感じる作品で、一見地味な印象がありながら引き込まれていく魅力を持っています。
確かに暗いですが、それを斎藤監督が独特な感じで仕上げています。ちょっと言葉では言い表せないのですが。
実際に家出した少女に対してその父親から、「番組の中で、親が心配しているから帰ってきてほしい」と訴えてほしいと頼まれてたことをきっかけに制作された、社会還元的側面が濃厚ですが、見ごたえタップリの作品です。

ボンのおでこ披露はこの作品からです(^_^;)

殿下が過去に話を聞いてやれずに死なせてしまった青年と重なる、今回の谷という青年の悲しい顛末はあまりにも見ていて辛いものがあります。

ただし、後ろ向きな谷と、前向きな殿下の説得は確かにクロスすることが少ない感じでしたが、それで劇中の誰かと、観ている側に気付きに導いたという部分は大小あるとは思います。
暗いテーマながら、押し出し的に強烈なものがあるので、観ていても引き込まれる感じですし、立て籠もりシーンはセットとロケの併用ですが、それをあまり感じさせず臨場感を強く出しています。

こういう作品をたまに放り込んでくれるのが、太陽の魅力ですね・・・。
本日は、殿下と共に必死になり、殿下と共に凹み、殿下と共に立ち直りましょう(^_^;)

ゲストもおなじみの面々、野瀬氏は初ゲスト主演で熱演されていますが、この役のイメージが余程強かったのか、太陽では同じ系統の男を演じる事が多くなります・・・。立枝氏は今回初出演、次にはボンのあこがれの人として登場したり、長年にわたり太陽にはゲスト出演されます。
「石田太郎」巡査は2度目の登場。
小山田さんは老けメイクですが、城西署参加直前ですね。
武井課長とはまるで性格が違うお父さんでしたが。。。

*クラウン覆面車は一時「86-11」の2.6HTロイヤルサルーンに。
*そうだ・・・殿下もボスチェアに座ってたんだ。。。(^_^;)

=ロケ地=

新宿、山手線、モノレール・・・これだけでは解りませぬ・・・(^_^;)

立て籠もったアパートは目白2丁目?・・・まったく自信なし。

新宿副都心太陽通り

谷の父親の宿泊先は西新宿4丁目に現存、電話番号も同じ。というか「一直」(^_^;)

いのちの電話についての殿下の問い合わせ電話ボックスがあったのは、西新宿1丁目1


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サンテレビ太陽放送6/8=村岡麻薬Gメン、赤ちゃんと組織摘発の板挟みにボンは・・・

2025-06-07 07:03:56 | 放送予定

ジムさんから久々のメール。(お元気ですか(^^)/)
スコッチマグカップのアッコ進呈に「いいね」いただきました<(_ _)>
実は#218のマグカップ登場シーンでスコッチは他のメンバーの話を聞きながら笑顔を見せていますが、すぐに冷徹顔面に戻っています。おそらくアッコにマグカップをプレゼントされて、ご機嫌だったところはあったのかもなぁ・・・・と妄想しています。
もう一つ、西村京太郎「北帰行殺人事件」の本の挿絵で、スコッチのスチールを基にしたものがあったとの事。名場面集ついて、挿絵のモデルとなったケースが特にサスペンス小説等で散見されるんですよね。
小職の印象では特に 7周年記念時の名場面集2 ベースのものをよく見かけました。#200から#363までですから、3年強分。写真もそれなりに大きなものがありますし、デッサンベース、特に挿絵であれば丁度良かった所はあったかと思います。
これも書き手によって色々で、完全に近い模写からベースが香るものまで様々だったと思います。

X巡回

▼ボンのオリーブシャケット、まじめに買おうと思っています(^_^;)
ささやかながらボーナスも頂戴いたしましたので、やもめ+出不精+サンデーは泥寝でー+食に興味なし(太郎チャーハンがご馳走)な小職としては、これは買わないと・・・・。
幸いなことにまだ身長が178㎝ありますので、XLでいいかなぁ。。。

しかしなぁ・・・出る杭は打たれるの諺通りかぁ・・・否、今回はちょっと以前から気にはなっていたんですよね・・・。

▼ミスターよ、永遠に・・・・・
個人的には、確かに刑事ドラマの「ミスター」は彼の方ですが、やはり日本のミスターといえば、ミスター長嶋でした・・・・。
「居て当然」の方。
逆に、鬼籍に入られたのが・・・ちょっと信じられない方です。
ご冥福をお祈りするというのはちょっと違うような気がして・・・。
只々、ゆっくりお休みいただきたいです・・・・。

さて、サンテレビ太陽放送6/8。
麻薬があるところに村岡房江あり、浜美枝さんご出演の#246。


赤ちゃんが誘拐され、警官に追われる犯人が苦し紛れにトラックの荷台に隠し逃げる。
更に両親が帰宅すると家の中が荒らされていた。
捜査をするボンは電話で呼び出されたが、目前に現れたハイセンスな女性。
女性は赤ちゃんの誘拐を目撃したと話し、一係の方の捜査についてもボンが話しているうちに、ボンはその女性が一係と縁深い村岡房江であることに気付く。
赤ちゃんの誘拐と麻薬、いったいどう関連するのかを彼女に訊き出そうとして逃げられてしまうボンだったが・・・・。

いつもは新人刑事の生命と房江の生命と任務に焦点が当たるのがこの麻薬Gメンシリーズのセオリーですが、今回は関連性の薄い赤ちゃんの生命が絡むことにより、ガップリとした新人VS房江という図式ではありませんが、それにより話のすそ野が広がっている感じがします。
残念ながら今回が房江最終話、今にしてみても残念ですが・・・・。
調べてみると、浜美枝さんは本作撮影1年前に「おめでた」を発表し、その後産休に入ったそうで、産休明けの最初のお仕事の一つだったようです。本作で村岡役を離れたのは、当時まだまだ「007」などのアクションイメージが強かった浜さんが、司会やリポーターなどのお仕事の方に移行し、既に本作時点でアクション関係で再演の可能性があるものは村岡役のみとなっていたようなので、ボン単独編の目玉作品の一つとしてということと、会社は別でも共演の多かった裕次郎さんのお付き合いという面で、村岡役を再演することで、アクション関係の作品から引かれたのではないかと思われます。その後はドラマや時代劇にもご活躍されますが、少なくとも現代アクションドラマのご出演は無かったようです。<ゲスの勘ぐりかもしれんですが(^_^;)

良「麻薬患者は大人です。自分の意思で麻薬を打つんだ。だけどね!赤ん坊にはなにもできません!!なにもできないんですよ!!!」

【地上波】サンテレビ・ボン単独編

6/8(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(ボン単独編 第2話 又は スコッチ登場編 第30話)
サンテレビ1(地上波)

第246話 52.04.08 赤ちゃん (村岡・ボン)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎
        
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      田口良
       宮内淳
      野崎太郎
       下川辰平

      山村精一
       露口茂

矢島明子/木村理恵

SPセミレギュラー
      村岡房江
       浜美枝

ゲスト:兼本新吾 木村元  金井進二 椎谷健治
    香川リサ 前沢保美 内藤栄造 松島真一 相原巨典
    別所立木 龍のり子 望月賢一 鹿島信哉 西沢武夫 石川真子 
      
脚本 小川英 四十物光男 丸田勉

監督 竹林進 


歩行者天国で赤ちゃんが連れ去られるという事件が発生、一係は捜査を開始した。
更に、赤ちゃんを誘拐された原夫婦の自宅には何者かが侵入し室内は荒らされていた。
指紋照合の結果、木内という前科者が浮かび、その男こそが赤ちゃんを誘拐した犯人である事が判った。
ボスは事件の性質上報道をシャットダウンし、内密に事件を捜査するように手配したが、ボスの不在時にボスを指名する電話が入り、ボンが代わりに対応した。
ボンはある喫茶店に呼び出されたが、そこにはファッショナブルな女性が待っており、報道されていない誘拐事件についての捜査状況を教えろという。
さらに、女性は木内が麻薬組織と関係していることを示唆、女性が目撃したときに木内は赤ちゃんを抱いていなかったことを告げる。
ボンは女性の正体にピンときていた。かつて度々一係の捜査に関係した厚生省・麻薬取締官の村岡のことを先輩たちから聞いていたからだ。
しかし村岡は麻薬組織の核心をボンには話さずに姿を消してしまった。
村岡が関係していることで山さんは、原家の荒らされ方に注目、赤ちゃん関連のもののみが荒らされていたことから、ベビー用品の中に麻薬が紛れていたのではないかと推理、さらに組織が麻薬を回収した場合には赤ちゃんの生命が危惧された。
ボンは何とか村岡から麻薬組織のことを聞き出そうと躍起になるが、ボスは村岡たち麻薬取締官の丹念で長期にわたる捜査方法を考えると、一係の捜査には協力しないことをボンに告げた。
そんな時、木内が車にひき逃げされ死亡した報せが入る。
その遺体は殺されたことを示唆する痕跡が残っており、赤ちゃんの生命も懸念された。
この緊急事態から、ボスは独自に村岡の動向を探り、居場所と突き止め、ボンと共に「直接対決」に挑んだ。
村岡はアムール商事を監視していたが、ボスの説得で事件の全貌を明らかにした。
アムール商事ではヘロインを大量に密輸、その方法はおむつカバーにヘロインを忍ばせてというものだったが、一方で用が済んだおむつカバーを病院などに無料寄贈していた。
しかし、その中にヘロインが入ったままのものがあり、それが原家に渡ってしまったがために今回の誘拐事件が発生してしまったという。
赤ちゃん救出は一刻も争う。一方、アムール商事の摘発は佳境を迎えている。
村岡はボスに麻薬捜査に手を出さないことを念押ししたが、内心では赤ちゃんの生命が引っかかっていた。
その頃赤ちゃんは、木内が置き去りにしたトラックの夫婦が保護していた・・・・。


麻薬Gmen村岡女史の最終出演、久々に登場した村岡はもうボスの風格です。
今までの浜美枝さん麻薬Gメンシリーズの中では一番「チーム戦」的な側面が強く、マカロニ・ジーパン・テキサスの時のようなロマンス的な甘さは今回ありません。

これは既にテキサスと出会ったころにチーフ的な役割を担って久しい状況だったので仕方がないですが・・・逆に「藤堂チーム」VS「村岡チーム」というのがミソになってきています。
それともう一つは赤ちゃんの生命に重点を置いたことで、今までにも醸し出していた村岡がボスと思想的な面を共通している面が強調されていると思います。
それらの中に、あくまでも赤ちゃんの命を救いたいというボンが絡んできて・・・。
そのボンが、それまでは村岡に「麻薬」しか頭にないと感じていた所、ベビーハウスで赤ちゃんを救いに行ったというのを察知して、その後を追うボンの覆面車スプリンターLBで暴走(^_^;)するシーンが良いですね。。。

そもそも発進自体ゴリさんが完全に乗り込む前に急発進、ボンのオリジナルテーマをBGMにしてさすがのゴリさんもハラハラ状態という。


*太陽でも客演なさっている藤堂新二氏が警官役で出演、クレジットは本名。
前作の木之元さん同様、次期新人刑事候補だったと思われます。

*村岡の捜査車両は シボレー モンツァ(モンザ)ハッチバック(ビュイック スカイホークとは兄弟車)

=ロケ地=

新宿3丁目、駅前近辺。
貸し布団屋は世田谷区新町1丁目に2009年現在現存
西新宿1丁目
新宿副都心太陽通り
房江の「詰所」はおなじみの「暴力団」事務所ビル(西新宿7丁目)そしてその周辺。
世田谷区岡本1丁目の坂 ジャンプ坂ではない大通りの方。
首都高新宿線下国道20号上北沢~高井戸?


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X巡回+サンテレビ太陽放送6/1=ボン単独編開始、ギャング犬を追うボンが消えた!

2025-05-31 06:49:18 | 放送予定

最近、甘ったれてるけぶでございます<(_ _)>

なにが?なのですが・・・やたら「甘ったれ」が頭に出てくる(^_^;)

X巡回

▼ロケ地検索
最近数人の方が愉しく温故知新なさっているのを観ながら、羨ましい・・・と正直思っています(^_^;)
俺もやりたいよぉ・・・。
ただ、新宿もランドマークが無くなってしまって、世田谷もゆっくりと変化しているようなので、早い事にこしたことはないとは思いますが、なかなか・・・(^_^;)
(コロンボ総統氏も「ヘイ!ミスターヨサク」回を回顧)

▼野瀬哲男さん
Xのアカウントをお持ちで、最近小職のおすすめにお目見え。
お元気で何よりです。

▼茶屋町さんが氏家修さんについて小職が聞いたことの無い情報を・・・・ありがとうございました<(_ _)>
氏家さんの動向ってちょっと気になっていて、ウィキにも載っていないので、小職の中で勝手に謎に包まれた人物でした・・・1981年ごろから3年間ぐらいのタレント名鑑などにはプロフィールが掲載されていて、アイドル誌に特集を組まれたこともあったようですが、見る事叶わず(^_^;)
自分の為ではありますが、ネット調べデータをメモっときます。
芸能活動は1976年は本名の「松本智正」でご活躍、1977年には「風吹真矢」、その後「氏家修」名義で1988年までご活躍の形跡があります。
『サーキットの狼』時点でのプロフィールは、昭和32年1月20日生、東京都出身、東映演技研修所10期生、趣味は映画鑑賞とバスケットボール、『暴力教室』『犬神の悪霊』等の出演後、クールなマスクと運転技術が認められて『サーキットの狼』の抜擢。
幅広くTVドラマで活躍されるのは1978年からなので、この時点で東映から離れ「氏家修」さんとなったものと思います。


さて、6/1 サンテレビ・太陽放送。
オープニングでは歴代疾走で一番長いであろうボンの走りに変わり、スコッチの抜けた穴はセミレギュラーの登場等で埋めていく第一弾の#245は警察犬・ジュンが助っ人としてやってきます。
また、重ねてスコッチの抜けた穴を埋めるべく、ボン・ボン・ボン!という押し出し、観ていた当時も嫌いじゃなかったですよ(^_^;)
ボンの変化がメインになるこの頃、革ジャンを脱ぎ捨て、オリーブのジャケット着用からはじまり前髪アップと、どんどん「田口先輩」に仕上がっていくわけですが。
それにお祭り騒ぎのようにビッグ・セミレギュラーが出演し続けるわけですし、その第一弾が既にセミレギュラー化していたジュンの登板に後輩・ブラックの登場ということで、新顔の登場はありませんが、太陽ではキラーコンテンツ的な犬の活躍を持ってきて、無論ボンも絡むという展開は、寂しさをかなり和らげたと思います。
しかし、やはりOPのスコッチが抜けた穴を埋めるボンはきつそうですが(^_^;)

ハディーラ嬢はいつ観ても芸達者ですし、ブラックも可愛い・・・・。
ところで、木之元さんはそもそも色白なので、念のため(^_^;)

良「お前ってやつは・・・・」

【地上波】サンテレビ・ボン単独編

6/1(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(ボン単独編 第1話 又は スコッチ登場編 第29話)
サンテレビ1(地上波)

第245話 52.04.01 刑事犬対ギャング犬 (ボン・ブラック・ジュン)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎
        
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      田口良
       宮内淳
      野崎太郎
       下川辰平

      山村精一
       露口茂

矢島明子/木村理恵

警察犬ジュン2号/ハディーラ・フォン・ヒンメルブラウ
ブラック/エム・フォム・ハウス・トウキュウ

ゲスト:下塚誠
   梅野泰靖 中田浩二
   井上三千男 木野本良一(木之元亮)大浜詩郎 小沢忠臣 
   三浦伸六 山本武 森岡隆見 川崎真子
   協力:熱海 静観荘
   
脚本 田波靖男 四十物光男 小川英

監督 竹林進 


スコッチ転勤後の一係はボンを主役に据え、セミレギュラーや豪華ゲストなどの登場で、ロッキー登場まで繋ぎます。

ボン「単独編」の開始、オープニングでは歴代疾走の中で一番長いであろうボンの走りに変わり、スコッチの抜けた穴はセミレギュラーの登場等で埋めていく第一弾は警察犬・ジュンが助っ人としてやってきます。

国際郵便切手展示会で値段が付けられないというインドのポルトイ総督の切手を観覧するボン、その会場脇に止まっていた造園会社のトラックに真っ黒なシェパード「ブラック」が居て触れ合っていると、警察犬・ジュンのことを思い出し、訓練所に会いに行くとジュンはボンを警戒した。
どうやら、別の犬に触れたのが、ジュンのカンにさわったらしい。
その後、例の切手が盗まれた。
内部犯行など疑われたが、侵入口と思われる通風孔から犬の毛が発見された。
犯人は造園業者を装い、犬を使って切手を盗み出したらしいということでボンは目撃したシェパードと飼い主の犯行だと確信し、ボンはその犬の匂いを知るジュンを捜査に参加させるものの、時間が経っていたため追えなかった。
犯行に使用された造園業者のトラックが発見され、ボンとジュンはその痕跡を追うものの、途中でボンは犯人に襲われ拉致されてしまう。
更にジュンも、犯人が撒いたピクリン酸で鼻が利かなくなってしまい、犯人もましてやボンも追えなくなってしまう。
ボンが定時連絡をしてこない事が気になっていた一係、そこにジュンだけ戻ってきたことで異常を感じたゴリさんたちは、ジュンに導かれるままボンが消えた現場に誘われる。
ピクリン酸に気付いたゴリさんと殿下は、捜査に警察犬が導入されていることが犯人に漏れていることを考えた。
引き上げる2人だったものの、ジュンは現場に残った。
その頃ボンは「ブラック」の監視のもと監禁されていたが、ブラックは電話のベルで指示に従うよう訓練されていた。
その指示で食糧を提供されたボンは、拉致されたときの傷の手当と共に、犯人はそれほどの悪党ではないと思う。
一方犯人は、切手の買い手と交渉していたが・・・・。

既に重要なセミレギュラー化した警察犬・ジュンの登板、テキサスの忘れ形見でありながら既にボンとのコンビネーションを確立しています。
そして、そのジュンの後輩となるブラックが登場します。
利発で人間味あふれるジュンと、ちょっとクールな感じのブラックといった感じになります。

さらに木之元さんがテスト出演、まだ手入れされていない「ヒゲ」に注目です(^_^;)

=ロケ地検索=

ボン「単独」期の太陽中毒の大好物、OPボンの「マラソン」は西新宿6丁目。
警察犬訓練所は川越?(ハディーラ嬢の所属訓練所)
西新宿・スバルビル近辺(展示会場ビルも?)
出光興産若葉町給油所/東京都調布市若葉町3丁目
現在も建物は現役。
ボン拉致現場になった造成地は当時の日野警察署管轄、稲城市?(多摩市はスタンドから遠いので・・・)

協力・熱海静観荘は現在リゾートマンション=ソフィア熱海デイサス。
本編に関係が無いことから、スコッチ編の打ち上げが行われたのではないかと・・・。
(熱海は石原プロの宴会おひざもとの一つだったようですね)


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サンテレビ太陽放送5/25=スコッチ精算第一弾、愛するものを失った滝隆一という男の選択は!?

2025-05-23 06:48:49 | 放送予定

やっぱり実際の時間間隔に追い付かないけぶでございます<(_ _)>

千葉にあるスプリンターLB、いいですね・・・。320万円かぁ・・・。
欲を言えば、オリジナルの楕円穴が大きい鉄チンホイールが欲しいですね・・・。
そうして、笑い声のようなタイヤ軋み音を出してみたい(^_^;)

そういえば、改めて健康診断結果を見たら、身長が178cmに縮んでいた・・・近年は180cmを行ったり来たり(^_^;)だったので、あぁ・・・。


さて、5/25 サンテレビ・太陽放送。
拳銃使用で西山署長に転勤を匂わされたスコッチ、その頃ヤクザの射殺事件発生、容疑者はスコッチの元婚約者である原町署の少年課刑事がよく知る少年で、二人は合同捜査を行う事となるが・・・・本当に大切なものを失って、何が大切かを気付いたスコッチの転機を描く、スコッチ転勤編#244を放送。

個人的には子供ながらに強烈に印象に残る作品です。
というか、子供が受け入れるには非常にヘヴィーな展開ではありますが、この作品で無条件スコッチファンというトラウマ(^_^;)を背負ってしまったものと・・・それほど理屈ではないものを感じたものでした。

しかし、それにしても西山署長・・・スコッチ登場後からスコッチ案件、警ら課の1名、四係は2名の不祥事。今回は実はまったく深堀がありませんが、今回の事件は四係刑事が戸川組に内通していたことがそもそもの発端なので、署長が左遷されてもこれは自然な流れだったのですが(^_^;)スコッチを異動させたことで免れたのかも。

西山署長は今回登場後#298(口ひげ装着)まで出番なし、その後は裏番組の『七人の刑事』でセミレギュラーとなるなどで、#416まで出番なしという状況となります。


トコ役の夏純子さんは沖さんとは映画『高校生無頼控』等で共演、やっぱりスコッチの原型となった(岡田P氏は否定なさっていますが。)純情派ではない『はぐれ刑事』での共演が直近だったようで、結果的にスコッチの「永遠のひと」となるトコが夏純子さんだったというのは共演歴も考えるとナイスキャスティングだったと思います。それじゃ出番が多いのか?といったらそうではないにもかかわらず、短い出番の中で、幸せも不幸も死も確実に表現して、しっかりと太陽中毒者のハートに爪痕を残されています・・・・本当に参ります(^_^;)
なので、スコッチの物語は実は本作がかなり肝を握っていますので、後期スコッチを観るのであれば避けて通れない作品であり、#493でその時限爆弾が一気に爆発するんですよね・・・辛いんですが・・・。
池田秀一さんは子役からのキャリアなのでこの時点でもベテラン、まだ出役の方が大半で、各時代劇や刑事ドラマの出演が多かった時期。
桂木梨江さんはデビューから2年目で、活躍の幅を拡げていた時期です。

敏子「本当に・・・悪い人間はいないって・・・私・・・今でもそう信じてる・・・おねがい・・・・あの子を許して・・・・ゆるして_______」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

5/25(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第28話)
サンテレビ1(地上波)

第244話 52.03.25 さらば、スコッチ! (スコッチ)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

西山隆行/平田昭彦

ゲスト:夏純子
 池田秀一 桂木梨江
二瓶秀雄 兼松隆 吉中正一 大山豊
 高橋義治 大島光幸 渡辺巌 深雪けい子
 セキトラ・カーアクション マエダ・オートクラブ

脚本 桃井章

監督 小澤啓一 

殿下とスコッチが拳銃を持った男を追跡、追いつめたが逆に拳銃を向けられた瞬間、スコッチは男に発砲していた。
西山署長はその件でボスとスコッチに詰問したものの、正当防衛ということで決着した。
しかし、署長はスコッチの拳銃「乱用」を問題視しており、本庁からも睨まれていること、そして田舎の山田署から捜査係の刑事を回してほしいという要請があるぞと「含み」を残した。

チームワークには溶け込んできたスコッチであったが、拳銃については倉田刑事殉職事件のトラウマが抜けず、身体が反射的に動いてしまうようで、現にいまだに倉田の死の場面を夢で見てうなされていた。

その夜、戸川組の関本が射殺され、犯人は戸川組が関係しているバーのバーテン・則夫であることが判った。
則夫は店のホステス・恵子と親しくなったのが関本の耳に入り、「おとしまえ」を付けられそうになり逆に関本の拳銃を奪って撃ったというのが顛末のようだった。
恵子は則夫の行方を知らず、彼女を張り込むスコッチだったが、スコッチも以前勤務していた原町署から則夫をよく知る防犯少年係の刑事・北島敏子が応援に来る。
会うなり黙り込んでしまった二人の様子を見て、長さんは普通ではないものを感じる。
二人きりでの張り込みになり、則夫の事を敏子に聞くスコッチだったものの、殺人犯として見ているスコッチと則夫をそれでも信じている敏子と意見が割れる、敏子はスコッチに変わってしまったとつぶやく。
一方、山さんはある噂を聞きつけてくる。
七曲署四係の高沢刑事が戸川組と内通しているというのだ・・・・。

スコッチの強烈な転機となる転勤までを描く太陽初のレギュラー(シンコ除く)が殉職ではなく転勤する話を桃井章氏脚本、小沢啓一監督で描きます。
#225の倉田刑事殉職シーンもインサートされ、さらに婚約者である敏子の登場で、スコッチの倉田事件以前の人間らしい回想描写も加わっていき盛り立てます。
そして、敏子の死・・・・その遺志を汲んだスコッチの則夫への丸腰の説得、劇中起こる出来事が見事に繋がっていきます。

沖さん=スコッチ、そして敏子=夏純子さんの熱演が画面に引き込まれる感じで強烈です。

知らない人でもスコッチが思わず好きになってしまうような魅力的な物語なのですが、多分それまでモヤモヤとスコッチが嫌いだった方もあの転勤編で転換なさった方、多かったんじゃないかと思います。
なので、その後のスコッチの「復帰待望」につながったんじゃないかと思います。

この降板は沖さんのスケジュールスタンス的なものが主な理由になっているようですが(岡田P氏も6か月の約束だったと証言)、前にも書いたと思いますが本来高視聴率番組であった太陽が後任を立てなかったのは不思議な感じがしますが、それはおそらく7月ごろまではスコッチを引っ張りたかったという制作側の痕跡だったのではないかと。
降板の先駆者であるショーケンさんは既に半年前から行動に出ていたのでスムーズな交代が出来たわけですが、その後の予定外降板である竜さん、当初は太陽に移行して活躍するところが必殺や他作品への主演で降板せざる負えなくなった三田村さん、本来であればヨーロッパロケで降板してほしいという制作側の意思があったであろう世良さん、そして露口さんと、後任人事で幸いうまくいくこともあれば、穴が開いてしまう場合があったり、様々です。

ただ、スコッチの場合は幸いにも出番を抑えていたことでボンがかなり際立って活躍していたこともあり、比較的その抜けた穴をカバーすることに成功していたわけで、世の中行く先どう転ぶかわからないものです。

太陽の場合はそれほどでもないですが、他作品ではほかのレギュラー番組に参加する代わりに降板ということが多かったようで、古くは特捜隊のオリジナルメンバーである内藤刑事が1963年の春に一旦消える際や、そして松山刑事がそれに当たり、イレギュラーの藤島主任、以下の笠原刑事や山崎刑事もという感じで、刑事モノはそういう意味ではレギュラー定着というのは難しいところ・・・今でもその傾向はあるようです。
特命は一旦降板しても復帰する道もあったりして、定着度としてはかなり高いものがありますが、太陽も掛け持ち度は高かったことを考えると、比較的定着率は良かったと思います。

ところで、舞台裏を改めて調べてみましたが、スコッチ転勤の報は3月初旬ごろに解禁されたようで、形跡では週刊平凡 19(10)号(1977・3・10)で「太陽にほえろ! NTV 金曜夜8時〜9時 スコッチ(沖雅也)は3月いっぱいで姿を消す」との記事が。
被弾シーンは沖さんも気合が入っていたようで、自らNGを出して撮り直したとの逸話も。
そして#244放送の3月25日に後楽園球場で行われたこの年の『野球大会』は対『大都会』チームで、題して「沖雅也送別・大都会PARTⅡ放送記念野球大会」。「スコッチ引退式」も敢行されました。
ちなみにこの時点ではスコッチの後任は未定としており、実は10月ごろから100人程面接してピンとくる人がいなかったとの岡田P氏談。この時点では6月第一週から新メンバーが登場する予定であったようです。

=ロケ地検索=

新宿4丁目ウインズ新宿
新宿第一生命ビル竣工前の空き地
歌舞伎町1丁目
砧公園(大川町の林)?
世田谷区八幡山3丁目、八幡山団地歩道橋
聖徳記念絵画館
恵子のアパートは西新宿6丁目あたり?
明治神宮外苑並木道
京王ホテル~新宿駅西口ロータリー


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X巡回+サンテレビ太陽放送5/18=貴重血液を奪還せよ!不眠不休の藤堂一家

2025-05-17 05:48:06 | 放送予定

やっぱり実際の時間間隔に追い付かないけぶでございます<(_ _)>

そういえば思い出してGoogleに聴いてもらって見つけた案件。

↓滝と恵子の灯りが並んでいるだけのディナー
https://www.youtube.com/watch?v=9W9lrqr4Kr4

・・・やっぱり滝さんはパンが好きなんだろうか・・・・(^_^;)


X巡回

▼Gメン本はラーメン刑事突入。
アフロ刑事は石立さんの独壇場でしたが、とうとう新しい旋風が・・・(^_^;)
ラーメンアフロ刑事、長いお休みの後、急にアフロを解除してオシャレになるという流れですが・・・・そういえばオンデマンド東映は特捜隊が例の季節まで進行、既に立石B班が登場、Gメンは#250まで進んでいるので、半分以上はモバイル視聴可といういい時代に。
21世紀やねぇ・・・。

▼#374 殿下狙撃場所
新宿2丁目の仲通りなのですが、久々に検索してみると、まだまだ米屋さんのビルも米屋さん自体も健在でしたね・・・・。
そういえば、510ブルに撥ねられるゴリさんのスタントって、二家本辰己さんですかね・・・。

▼岡本信人さん
太陽製作陣から、殺人者の役でオファーがあったが、当時ホームドラマで売っていたため断ったとの話を『クイズ!脳ベルSHOW』で披露。
おそらく、ありがとうシリーズにご出演中の1975年までの話かと思いますが、いやぁ・・・岡本さんの犯人役というのはある意味カオスな名作となったのではないかと。


さて、5/18 サンテレビ・太陽放送。
#243は、特殊血液の子供が手術を受けるために必要な血液が強奪され、ボスら一係が必死に捜査しますが、何も知らず奪った犯人たちにボスは子供の生命を救うため貴重な血液と公表し、犯人とコンタクトをとることに成功しますが・・・スコッチ転勤前夜の総力戦です。

巨悪との対決でもなく、はたまた心理戦でもない、ある意味コソ泥から端を発した大事件であり、警察側から血液の価値を公表せざるおえないというゴリ夢中・・・もとい、五里霧中のなかで、ボスがいかに采配をふるうかが見どころですが、相手もコソ泥なんですが、ある意味頭が廻る狡猾さで藤堂一家に対抗します。
ボスも「誘拐事件」的王道の捜査を敢行しながら、相手に見抜かれてしまうという場面もあってか、クライマックスの「ある思い込み」の解除が素直に効いてくるところはあります。西山署長ですらハラハラドキドキ状態での緩急は、後にくる脱力がラストの藤堂一家の面々の寝顔に通じる、朝のさわやかさで凪となる・・・と云ったら良いでしょうか<何を云っとるんだか(^_^;)

ところで、事件小説で有名な島田一男氏の短編小説(部長刑事シリーズ)に今回のサブタイトルと同じ作品がありますが(1963年)、あちらは新宿の街の中で売血をめぐる闇を描いており、ヤミ売血業者等もでてくる、発表時には下火にはなったもののまだ売血が行われていた時代の話なので、内容は血が絡んでいること、新宿であること、部長刑事が登場する(長さん(^_^;))こと以外は別物となっています。

滝「みんながそこまで腹を決めてるなら、異論はありません。」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

5/18(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第27話)
サンテレビ1(地上波)

第243話 52.03.18 その血を返せ (ボス・チーム)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

西山隆行/平田昭彦

ゲスト:森下哲夫
 柳生博 和田哲  
 岡本麗 柄沢英二 木の島静子 矢野宏
 三沢もとこ 松田茂樹 和田秀子 堀田雅己
 マエダ・オートクラブ
 ノンクレジット:竹内公一 日本テレビアナウンサー

脚本 柏倉敏之 小川英

監督 小澤啓一 

海外から帰国した男性が路上で強盗に遭遇する。
男は医者で、奪われたのは貴重な血液であるRh null(アールエイチナル:劇中ヌル)、血液は少年の手術用で明後日までに必要であった。
最近、海外帰国者を狙った強盗が頻繁化しており、犯人は血液目的ではなく、金目的であったことが推測され、その場合血液は棄てられるのではないかという恐れがあった。
血液を取り戻し少年の手術までの時間が1日しかないことで、ボスはこの事件を広くマスコミに報道、血液の「価値」を犯人側に知らせることを決断した。
果たして犯人から2千万の要求があり、金は署長を説得し用意した。
そして血液が戻るまで犯人を逮捕しないという方針となった。
金の受け渡しは街頭~高速道路へと舞台を移動、犯人は警察無線に割り込み高速道路の高架から金の入ったバックを投げることを指示、運搬人のボンは指示通りに投げ犯人は受け取るものの、近くでフォローしていたスコッチは犯人の姿をカメラでとらえた。
そのまま犯人を追跡するスコッチだったが、犯人は車を残し金と共に消えてしまう。
写真の犯人は最初に作成された似顔絵の「付け髭」をした男と酷似していたが、 前科者に該当者は無く、血液は戻らない・・・そして少年の容体が急変し、手術を早めることとなってしまう・・・。

スコッチ転勤「前夜」的な側面があり、ボスの生命第一の決断を軸に一係が一丸になって事件を捜査する名編です。
スコッチが加わった一係の円熟したチームワークが見ものであり、かつ前科の無い犯人だからこその狡猾さと危うさと「抜けて」いる部分とが相まって、45分飽きさせない構成になっています。
もうひとつ、ラストには「寝顔」サービスがあります(^_^;)

それにしても、本放送時には視聴者にお馴染みの竹内アナがボン愛のテーマをバックに読み上げるニュースには改めてプロのききやすさとほんのちょっとな感情表現は見事でした。

=ロケ地検索=

羽田空港
歌舞伎1丁目町界隈(コマ劇場周辺)
※歌舞伎町のマクドナルド(太陽ロケで使用されたコマ前店含め)は現在全滅してしまった・・・(^_^;)
高井戸3丁目付近


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X巡回+サンテレビ太陽放送5/11=スコッチと「怪盗」のステキ?な駆け引き

2025-05-10 07:09:07 | 放送予定

指が効かなくなってきたけぶでございます<(_ _)>
腱鞘炎、バネ指、手根管症候群・・・・特に親指は痛いし痺れる(^_^;)

X巡回

▼西山隆行と吉野徹男
フルネームの判明、記憶リハビリ兼ねて具体的根拠を忘れかけているので検索直し中です(^_^;)
吉野は #373 疑わしきは の台本だったはずなので、本編には出ていなかったかとおもいます。
西山署長はメンバーの部屋にあった表彰状だったのですが、どの作品か思い出せないんですよね。
確かボン・ロッキー編だったのですが・・・・。
というのも、言い出しっぺは小職だと思うので(^_^;)

▼太陽ファンにも立場
小職が殉職編を積極的に観ないのは、正直辛いし、当時の殉職編に接したときのトラウマが忘れられない部分が大きいので、身体が憶えているんですよね。何しろ観ると凹むし、ものすごく喪失感が湧き出てくる。ただこれが単体メンバー対象のファンの方であれば、極端な話、熱愛していた相手が亡くなってしまった悲しみに等しい人もいるということは、踏まえておかなきゃならないとは常々思っています。ジーパン殉職時のお子さんの反応もよくわかるし、一方であくまでもテレビドラマとして観ている人の客観性が入った感想もわかる。
#715は蔵元さんの脚本で#665と同じ、おそらく1977年5月の世界観を意識したところはあったのかと思います。(多分、その点は脚本家サイドの提案)
SUNRISEバリエーションについては正直、小職の自動涙腺スイッチの一つとなっております。多分そのきっかけは#244。この前も予習のために観て号泣してしまいました(^_^;)
本当に、年々涙もろくなっています。。。。

さて、5/11 サンテレビ・太陽放送。
#242は、満たされた生活の中でなにか空虚を覚えたOLにスコッチがソフトにそして時には刺激的に挑みます。
銀行強盗が発生、犯人は女?女に変装した男?、事件発生直後に街で偶然男性用コロンをつけていた女性を目撃したスコッチは、その女性を捜し特定しますが、奪われた金は一部を除いて戻ってくる。
その女性は何不自由のないOLで、満たされた生活をしており、スコッチの詮索に興味津々で答える・・・・スコッチはある小説の存在を思い出す。
OLに篠ひろ子さんを迎え、スコッチ編としてはかなり粋な作品になっており、まるで恋人同士のデートを見ているようですが、スコッチはそれで彼女の「犯罪」を見抜きます。

銀行強盗事件でスコッチはあるOLに目を付けるが、裕福なOLに動機が見つからない・・・・スコッチと篠ひろ子さん演じるOLのかけ引きが見どころです。

滝「これが我々の海だ・・・」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

5/11(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第26話)
サンテレビ1(地上波)

第242話 52.03.11 すれ違った女 (スコッチ)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

ゲスト:篠ヒロコ(ひろ子)
 大下哲矢 井上れい子
 玉村駿太郎 五藤雅博
 渡部真美子 山本恵子 尾崎順子 叶杏子 望月賢一 太田黒武夫 井上由起夫

脚本 小川英 高階秋成 鴨井達比古

監督 竹林進

赤いコートの派手ないでたちで長身のまるでファッションモデルのような「女」が信用金庫に拳銃強盗に入り、口を利かず予め用意していたペーパーで行員に指示し、金を奪って逃走した。
証言によると犯人から「男性用コロンの香りがした」という。
スコッチは付近で同じような香りを漂わせる長身の美人とすれ違った。

監視VTRで検証する一係であるものの、犯人が男であるか女であるかで意見が割れた。
そして拳銃は2年前の殺人事件で使用されたものと判明。
スコッチは例の美人のことが頭から離れない・・・そのうちこの事件と同じ手口を海外推理小説の「THE PINK MINK」を思い出す。
小説では女が女装した男に見せかけていた。
ボスは、男女両面で捜査を仕切り直す。

駅のロッカーから犯人の衣装・拳銃、そして奪った金が発見されたものの、被害金額から500万円不足していた。
拳銃に付いていた指紋から石岡という男を逮捕、彼は殺人事件は自白したものの拳銃強盗は否認、拳銃の隠し場所の公園には無論拳銃が無く、植樹されていた。
その植樹は「緑の会」というOLサークルが行ったもので、事務局のある会社に出向くスコッチだったが、例の美人に遭遇する。
彼女はその会社の広報室に勤め「緑の会」の委員であるものの、植樹はしていないと答えた。
恵子は資産家の娘で何不自由ない生活をしているものの、気になったスコッチは彼女を食事に誘いそれとなく事件の事を訊き出そうとするが、彼女は「金を盗んでいない」と笑顔で答えた・・・・・。


物語全体が推理小説的な展開になり、スコッチが探偵で恵子が怪盗という感じの装い。
いつもの刑事と犯人の対決図とは一味違った、スコッチの魅力が発揮されます。
というか、かなり「刑事しかできない」イメージをそれまで植えつけていたスコッチが女性の扱いを心得ていたという事が判明する興味深い話でもあります。
篠さんも味わい深い「怪盗」を好演しています。

いよいよ転勤の迫ったスコッチですが、色々な側面が出てきて・・・。
結果的には、この時期の彼が後期スコッチにも反映されていきます。

=ロケ地検索=
 
新宿西口・富士銀行前及びスバルビル前
新宿中央公園
新宿駅
南郷建設は国道20号線沿い?
『これが我々の海だ』の公園はどうも川崎らしい。

=台本 決定稿からの情報=

入江恵子は24歳
スコッチが自分のにおいを確認するしぐさの描写はなし。
ママ殺しの容疑者に女スリが居たがカット。
ゴリさんの女装の男の部屋での「のぁぁぁ!!!」はアドリブ。
 さらに、あの下着類は盗品だったらしい(^_^;)
アッコが赤いコートを着る描写はカット、ゴリさん「アコ」と呼んでいる。
信用金庫の上条たちを問い詰めるシーンは、台本では実地検証シーンで長さんもいた。
我々の海は台本上では川崎工業地帯

重要な変更=恵子の左手の癖は台本上ではビデオ録画に映っていた(手書き修正あり)、逆に完成作「刑事さんと付き合っていて退屈じゃなかった」は台本に無し(こちらは書き加えられていない)。

決定稿との比較では、ドラマチックに変更されている感じです。

 


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X巡回+サンテレビ太陽放送5/4=粗暴情報屋・有田の温情に山さんは・・・

2025-05-02 06:53:10 | 放送予定

虚しさかみしめけぶでございます<(_ _)>

なんかいいことないですかね。。。。

 

X巡回

▼1977年4月期の刑事ドラマの話題性。
各局、かなり本気を出してエンタメ方向含めバランスをとって挑んだ感じもあったわけですが、我ら太陽は4/1から新刑事登場というタイミングを華麗なるスルー・・・・。

おそらく、当初予定から崩れていて、(以下 この物語はフィクションです(^_^;))

スコッチ登場時に沖さんの出演交渉が思惑通りいかず(制作側=5周年まで。沖さんサイド、3月放送分いっぱいまで)
⇒急遽新人を捜すがなかなか決まらない
⇒ボン単独編でいこう!大丈夫だ!ジュンと浜さんと藤岡さんは助っ人で招集だ!
⇒とりあえず5周年記念は豪ロケを敢行しよう!
⇒それでも新人がいないと話題性の持続が・・・
⇒それじゃ、そんなに時間が無いので、候補者をテスト出演させよう!(1977年年越し後)
⇒4月改編は裏番組も強力なものはないけど、刑事ドラマの新番組は多いので、話題は奪われるな・・・なに!?Gメンが5月の2周年でメンバーチェンジ!?・・・それじゃ、5周年の7月まで待とうか・・・いや、豪ロケ予定があるので話題を食い合うし、新人刑事をいきなり海外ロケへ向かわせるのもどうなんだろう・・・。
そうなると、新人は6月、豪ロケは8月で行こう。
⇒新人候補者テスト出演 #241 原真也氏 #245 木之本良一さん(木之元亮さん)#246 藤堂新二さん。
⇒大都会に出演中の優作さんが、木之元さんのヒゲ良しとし決定。(これまでの新人刑事の決定の中では登場編までのスパンが短すぎる。)

という、結構思った通りに行かなかったのに瓢箪から駒的な展開だったのかもしれません。

▼スプリンター
GSのLBが売ってます・・・・2.5万キロ走行、価格応談なんですけど。
ホイールと、白のオールペンが気になるところですが、レストアベースで、#246のようにやっぱり焦るボンとゴリさんやっとこさん再現には最適かと。
(ヘッドライトカバーは個人的にはいらないです(^_^;))
・・・・ページェントグリーンメタリックに塗り替えて、埋立地に降りてみたい・・・。

▼七刑(新)
太陽のライバルとして復活しなければ、今日のような評価にはならなかったのではないかと思うと、本当に不憫な番組でした。
敢えて金曜8時に放送したことによっての運命ですよね・・・これは『ジャングル』だってそうですし。
当時の学生は、再放送の白黒版の地味な印象があったと思いますし、大人層からいくと、菅原謙次さんが抜けたのは(代わりが中山仁さん)かなり影響があったと思います。ある意味七刑のメインスターでしたから。


さて、5/4 サンテレビ・太陽放送。
#241は、七曲署鑑識主任殺人に山さんの情報屋・有田が関与?逮捕した容疑者と状況に違和感を覚えた山さんは、偶然にも別な情報を掴む。
鑑識主任はなぜ殺されたのか?有田はどうしてあんな情報を・・・!?
いつもは暴力的な有田の情の深さが垣間見られます。

確かにボンは散髪し、メイクは決まっています。山さんの髪もパーマが取れていますが、みんな大好き(^_^;)情報屋・有田が大活躍する一編です。<何?

有田が蹴る!(ゴミバケツを)
有田が脅される!
有田が駆ける!
有田が殴られる!
有田が慈しむ!
有田がボコられる!
有田が見守る!
そして、有田がブチギレる!

・・・・次週、太陽にほえろ! おたのしみに。

山村「無口なあいつにしては、しゃべり過ぎなんです・・・。」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

5/4(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第25話)
サンテレビ1(地上波)

第241話 52.03.04 脅迫 (山さん・有田・ボン)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

有田/石橋蓮司

ゲスト:生井健夫 上野山功一
 原田清人 藤井つとむ 富田仲次郎
 丹古母鬼馬二 信沢三恵子 和田一壮
 橋本仙三 西沢武夫 竹口安芸子 原真也 中嶋香葉子

脚本 小川英 杉村のぼる

監督 竹林進

七曲署・松本鑑識主任は定年を直前に控え、山さんに話があると居酒屋に誘う。
しかし店には松本は居らず、急用ができて帰ったという。
その翌朝、松本は公園の池で変わり果てた姿で発見された。
死因は溺死、鑑識係のなかでも最近の松本は様子がおかしかったという証言があり、自殺ではないかと思われたが、解剖の結果、首にうっ血の痕があること、水を飲まな過ぎていることが判明し、鑑識のプロである松本が最期に残した「殺し」の証拠であるとボスは判断、他殺として捜査が始まった。
その中、スコッチとボンの前に情報屋・有田が現れ、山さんに至急会いたいと言う。
ボンは山さんと再度有田に会うが、いつもはぶっきら棒で無口な有田がスラスラとチンピラ・安井が犯人であることを告げ去って行った。
引っ掛かりを感じた山さん、しかし安井を確保したところ、あっさりと自供する。
安井を実況検証に連れ出した山さん、安井の矛盾点を指摘していた時、こちらを眺めているホームレスを発見、逃げ出したものの捕まえて聞くと、細かくは暗がりで見えなかったものの死体遺棄の現場を目撃し、それを有田に話したという・・・。

有田を探す山さんとボンだったが・・・・。

山さんの数居る情報屋の中でもかなり信頼を置いている有田(石橋蓮司さん)の再登場。
暴力的な性格ながら、子供の命を盾にされ悪漢の言いなりになり、さらに反撃もしないという初登場時には垣間見られなかった有田の優しさが浮き彫りにされます。
しかし今回、一人の警察官を窮地に陥れ、一人の情報屋を言いなりにさせた「子供の命の盾」は、非常に狡猾で卑劣なトリックだったというのも見どころです。

今回はゲストがバラエティ豊か、蓮司さんもそうですが、松本主任に特捜隊・佐久間刑事の生井氏(老けメイクです)、今回の「悪漢」上野山氏、笑顔が印象的な原田清人氏、その他、富田仲次郎氏、丹古母鬼馬二氏、信沢三恵子氏と、太陽なのか特捜隊なのかわからない布陣です(^_^;)
長身の鑑識係員は原真也氏。前年、永島暎子さんと共に日活映画『四畳半青春硝子張り』でデビュー。ひょっとすると、ロッキー新人枠の候補だったのでは?

今回より、覆面車クラウンが「20-08」に変更されます。
短期間の欠場はあるものの、#312まで約1年半使用されます。

=ロケ地検索=

酒亭じゅらくは新宿駅東口にあった模様。
有栖川宮記念公園
新宿コマ周辺
新宿副都心
川上商事は渋谷1丁目と推定。


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X巡回+サンテレビ太陽放送4/27=嫁いだ娘を持つ男の哀愁が長さんの心に沁みる

2025-04-25 22:54:31 | 放送予定

銭湯に行きたいけぶでございます<(_ _)>
地元には創業80有余年のあつーい井戸湯が自慢の銭湯が残っているのですが、なかなか行けていないでいます(^_^;)

X巡回

・・・・そういえば、Gメン田口も「ハコスカ・クラッシャー」だった・・・・!
どれだけハコスカクラッシュが好きなのか、どこまでハコスカのバンパーを黒塗りにすればよいのか・・・・(当時メッキバンパーがカッコ悪いということで古い車には一時期流行っていた記憶が。)

▼ひし美ゆり子さんご結婚
お相手はアマゾンさんとのことで、いやぁ・・・結婚ってこういうカタチもアリですよね。
ただ、相手がいればですが(^_^;)
それにしても、お二人とも現役感が強いですね。

▼つめた~いダンプ
太陽中期からのゲスト車両である茶メタのつめた〜い三菱ふそうFV。
初登場は#298だったと思います。特に後期はダンプといえば!の存在で、印象的な使用は#479や#545ですが、途中でフロントマスクだけ後期に変えられているんですよね。
その後、映画『あぶない刑事』の舘さんよじ登りスタント無しアクションシーンでも使用されていましたが、前にも書きましたが・・・太陽でもあぶ刑事でもカースタントを披露していた竹内雅敏さんの関係か、あぶ刑事の情報屋トン様の本田賢治さんの愛車ではないかという疑惑(^_^;)

▼40系セリカLB・ST
#283。いきなりタテ目グロリアがノンブレーキクラッシュをするのも驚き、新車の40系セリカLBのしかもワインレッドに驚き、クライマックスでそれが泥だらけになり、かつ「激突!」?。泥でスリップした想定外の「事故」ですが、当時も強烈なインパクトがありました。衝突シーンは敢えて患部を見せていませんが、完全に当たっているし、窓ガラスも割れている・・・・ただ、まもなくして復活したので、一時期忘れていました(^_^;)
ただし、調色していないので色の濃さが合っていないという・・・・。

▼BS松竹東急
6/30終了なのに、半兵衛さんが登場したり、余力があるのであれば・・・って、HPには「7月以降については、現在未定です。今後については、改めてご案内いたします。」と書いてあり、さて、継続の可能性はあるのか?

▼銀ピエさんのカラーポスター
1972年7月21日付『東京タイムズ』広告のある意味オマージュ。
思わずスマホの壁紙にしようと思いましたが、アイコンが見えなくなるので断念(^_^;)
元祖よりスムーズな仕上がりとなっていますが、元祖もおそらく切り貼り編集ですが凝ってますね。

 


さて、4/27 サンテレビ・太陽放送。
#240は、被害者や一人の老「目撃者」を通じ、娘の結婚を控え少々ナーバスになっている長さんを描きます。
殺人事件の目撃者の証言で作成したモンタージュに翻弄され、さらに被害者が娘を嫁がせるのを楽しみにしていた裏で犯罪に加担していたり・・・・。

有島一郎さんが哀愁漂う老人を好演します。
そのほか、太陽初登場ゲスト多数で、特捜隊ではお馴染みでこれっきりの清川新吾氏、今回登場から幾度が出演される矢田稔氏と渡辺知子さん、逆に太陽最終出演となる水谷邦久氏、世樹まゆ子さん(福田真知子さん)。
和久井節緒さん含めいわゆる「声優」さんの出演率が高く、K&U率もそれなり高い。
小坂さんも大宮さんも結構セリフが多いのが嬉しいところです。

藤堂「長さんそのあとは、孫の顔だ。」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

4/27(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第24話)
サンテレビ1(地上波)

第240話 52.02.25 木枯しの中で (長さん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵
(ノンクレジット バンクフィルム  野崎良子/井岡文世)

ゲスト:有島一郎
 清川新吾 矢田稔
 水谷邦久 世樹まゆ子 
 渡辺知子 和久井節緒 島田彰 谷口久美子
 丸山詠二 小坂生男 星野亘 大宮幸悦

脚本 桃井章 小川英

監督 児玉進

長さんが良子が嫁ぐ日が近づき少々ナーバスになっていたころ・・・。
娘の結婚を直前に控えた貿易会社のサラリーマン・根岸が繁華街で刺殺、喧嘩ではなく明らかに殺しが目的の手口だった。
根岸は平凡なサラリーマンで殺される動機等は浮かばなかったものの、最近出張で東南アジアに頻繁に行っていた。
犯人の手掛かりはコートのボタンのみ、ただし特注品だった為、所有者は限定されていた。
その頃、流しの老人・西岡が事件を目撃したと名乗り出て、モンタージュが作成された。
根岸の葬儀の時、根岸の妻が自分が知らない多額な預金があることを長さんに告白、さらにコート所有者の一人が東南アジアを行き来していたことが判明し、事件は詰めに入ったものの、コート所有者はモンタージュとはまったく似ていない人物だったが・・・。

太陽中毒には嬉しい、山さんと長さんの晩酌シーンから始まる本作、桃井章さんらしいしっとりとした脚本で、様々な「娘を持つ男の哀愁」を描きます。
また、有島一郎さんが趣味人としての自分と家族の中での自分に葛藤しながら、心の孤独と戦う老人を好演します。

そういえば、目撃者は犯人に付け狙われるが刑事ドラマのセオリーですが、今回の善太郎は別な意味で犯人のターゲットから外れます。スコッチ登場編の「目撃者」は別目線から描かれるのがひょっとすると意図的かもしれません。そして2話連続七曲署屋上。

長さんも体型の変化からか、スーツの新調も「天国からの手紙」あたりから頻繁になっていきますが、今回はネクタイも合わせておなじみになるコーディネートです。

ロケ地検索

歌舞伎町1丁目(ミラノボウル付近)、2丁目(のんべえ通り)付近
有楽町・国際ビルヂング(大都会II OPでおなじみ)、その付近
西新宿1丁目、食堂はもう無い。
新副都心歩道橋、その近辺
船橋 若松団地?

 


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サンテレビ太陽放送4/20=もっとも優しい刑事・殿下の疑心暗鬼・・・

2025-04-18 06:53:19 | 放送予定

疲弊中けぶでございます<(_ _)>
脳みそ限界、体力減退を加速中です(^_^;)


X巡回

▼エスパイ・・・見逃したと思ったらまだあるのね(^_^;)
「超能力は愛」⇒「エスパー少女・愛」
小川さんが原案を出して、古内さんが書いたのか、
古内さんが『エスパイ』にインスパイアされて書いて、小川さんが手直ししたのか。


さて、4/20 サンテレビ・太陽放送。
#239は_昔、営利誘拐事件を担当した殿下は、犯人を追いつめたとき、嬰児にナイフを突きつけた犯人・長尾を逮捕した。法廷で長尾は営利誘拐についてはその罪を認めたが、嬰児を殺そうとしたことは認めなかった。
殿下はその証人席で、彼は子供を殺す意思があったことを証言し、判決は殺人未遂も加わって求刑十年となり、長尾に恨まれた。
刑を終え出所した長尾は、真っ先に殿下のアパートを訪れ、彼の部屋に上がり込んで我が物顔なふるまいを始めたが・・・・。

太陽には刑期を終えた後の復讐劇もありますし、殿下を利用した犯罪もあります。
ただ、今回の長尾は太陽の歴史の中でも屈指の策士で、かつ非情ですが、その割にはしっかり遊興にもふけるという、ある意味兇悪な人物。
一方で殿下はこれまでの最も優しい刑事のキャッチフレーズから年輪の深みを与えられますが、それの最終仕上げといった趣があるかと思います。

メインゲストは久々登場の冨川澈夫さん。
#118の大高役がしばらく尾を引いていたためのリセット的な役柄とはいえ、かなりふり幅が大きい・・・というか芸達者な証しではあるのですが。

 

藤堂「実はな、ゴリやボンたちの方がお前よりずっと参ってるんだよ・・・まったく子供みたいな奴ばっかりでおりゃたまらんよ。」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

4/20(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第23話)
サンテレビ1(地上波)

第239話 52.02.18 挑発 (殿下)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

ゲスト:冨川澈夫
 東条貴誉嗣 田辺節子
 柳沢紀男 入江正徳 村上幹夫
 久米俊悦 門脇三郎 加藤茂雄 矢野宏

脚本 杉村のぼる 小川英

監督 児玉進

自宅アパートに帰宅した殿下はその夜の風景に佇む男を見つける。
男は長尾といい、殿下が横浜加賀町署にいた9年前に誘拐と殺人未遂で逮捕し、刑期を終えて訪ねてきた。
殿下は長尾を部屋に招くものの、長尾は身勝手な行動をした挙句、部屋に居座り続け殿下に職を探してほしいと頼む。
一係では長尾は殿下に恨みから嫌がらせをしていると危惧したものの、殿下自身は長尾につきあい就職口を探せば事は収まるのではないかと思っていた。
時間を割いて長尾の為に職探しをする殿下だったが、長尾の嫌がらせはエスカレートしていったものの、ゴリさんの介入を殿下が断った為、長尾の態度が変わり、今までの非礼を詫び和解した。
レストラン強盗殺人が発生、元従業員が長尾と拘置所で同部屋でレストランの内情を話していたことが判明し、長尾に疑いがかかるものの、犯行時刻には長尾は殿下の部屋に居たが・・・・。

太陽客演ではある意味エキセントリックな役柄が多い冨川澈夫さんの本領発揮作です。
さらに殿下の「もっとも優しい刑事」というキャッチフレーズも爆発(^_^;)します。
実は本放送当時、私はまだ4歳ではありましたが、この作品を観て「人って簡単に信じたら怖いなぁ・・・」と脳裏に刻み込まれたトラウマみたいな作品です。
殿下主演編というのは、納谷悟朗さんの顔とか、この作品とか、#79とか、結構強烈な印象を残す作品が多くて困ります(^_^;)

殿下とスコッチの友情関係が何気に取り入れられているところも嬉しい部分だと思います。

 


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