「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定 2016.5.31号

2016-05-31 23:49:20 | 放送予定
向う一週間の太陽放送です。

【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送

今週は1回のみの放送、それにしても鮫さん関連の放送って、纏まってやってくる傾向がある・・・・。

第205話 51.06.18 ジョーズ探偵の悲しい事件簿 (鮫やん・ボン)石田太郎 橋爪功 嵯峨善兵


鮫島勘五郎、刑事退職後初登場で「当時の」家族総出という特別編。
後の鮫シリーズに引導を渡す形の今回で、市川森一氏の脚本は終わりです。

前回の#156の刑事辞職から板前にはじまっていろいろあったようですが、藤堂チームとは密に付き合っていたようで、「テキサスに恩を売った件」「港に沈められそうになった件」など、ホンに起せば面白そうな話もありそうです。

そして最終的に選んだのが探偵職。
そこでも盟友・殿下のアドヴァイスがかなり効いているようで・・・・(^_^;)
今まで不幸だらけだった鮫やんがやっと安心して見られるというか・・・しかしながら鮫やんの現れるところ事件ありなので、あながち安心ともいえないわけですが。。。
相棒も、殿下、青木刑事の件で巻きこんでしまったテキサス、今回の鮫ファン・ボン(^_^;)と変わりましたが、今回は原点回帰でボンの教育編という部分を含みながら、藤堂チーム全体も活躍する名編です。
他のゲストも面白い顔ぶれなので、そこにも注目です。

ジョーズ探偵社を開いた元刑事・鮫島。その起業パーティに藤堂一家を招き盛大に盛り上がっていた頃、ジョーズ探偵社の空き巣が入る。
どうしても自分で捜査しないと気が済まない鮫島を見かねたボスは、警察学校の教科書の載っている鮫島の活躍に憧れファンであるボンを付けるが、鮫島は不満顔。
心当たりを当たる二人だったが出くわすのは別件事件ばかりで、それらを解決しても一向に空き巣事件の真相は解らなかった。
そんな時、鮫島の息子・恒彦がある少女と会っていたが、恒彦の手には・・・・。


▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ボギー編(後期突入)

ボギーが初めて味わう絶体絶命編の後は、転勤刑事だったジプシーが七曲署在籍1年を過ぎて請われて転勤。

第544話 58.02.18 屈辱 (ボギー)佐々木功 西岡徳馬 稲垣昭三


今までコテンパンに負けるメンバーを描く事は無かった太陽が、ボギーを得たことで初めてそのような描写が可能になった作品でありますが、そこがまたボギーの魅力を引き立てる結果になっています。

結局は自分が関わったことで命を落としてしまった父子の父、そのことで息子に恨まれてしまうボギーの闘争心は、犯人である空手の使い手(というか冷酷な殺人マシン)をどうやって倒すかに焦点が向いてきます。
少年課の吉野刑事に特訓を受けながら、犯人を挑発し続けるボギーの無謀さは直向きさの裏返しなのですが、見ているこっちも心配になるぐらいのストイックさで結果的には必殺に一手で犯人を倒すというカタルシス的な面も含みながら、ボギーのスタイルである「決めるときはキメるぜ」というのが一番顕著に出ている作品じゃないかと。

というかボギー、当時観たときは「え・・・・ここまでボコボコにやられるの!?」という驚きはありました、正直(^_^;)
でも、それがボギーらしいところではあるのですが、それが逆に新鮮だったというのもあります。


第545話 58.02.25 さらば!ジプシー (ジプシー・ドック)小松方正 小瀬格 松山照夫

 ジプシーが七曲署で自身最長の在任期間を迎える。
そんな時にレストランチェーンのオーナー・谷が狙撃されるが、谷自身は身に覚えがなく人違いではないかと話す。
周辺捜査の結果も、谷は優良オーナーで人に恨みを買う人物という印象が無いが、唯一気になる点は会社に普段全く仕事をしない専務が姿を消していることだった。
それでもガードするジプシーらであったが、谷の過去を洗うと、既に時効になってしまった過去の強盗殺人事件の犯人だという疑いが出てきて、行方不明の専務もその事件に関わっており、谷に長い年月「寄生」していたのではないかと思われた。
谷にその件を突きつけるものの、時効が完成している為手も足も出ない、但し専務の行方不明は谷が関わっている可能性が高くなった。
引き続き谷をガードするジプシーたちの前に専務が現れ銃撃、ジプシーは一瞬拳銃を撃つのを躊躇った時に谷は被弾してしまう・・・・。
谷は命に別状はなかったものの、ジプシーが撃たなかった事に対し猛烈に抗議してきた。
いつもの自分であれば、発砲していたはず・・・・と自分を責めるジプシーだったが、山さんたちは人ごみがあったからこそ発砲しなかったという見解に落ち着く。
そこにボスからジプシーに凶悪犯罪が急増している西多摩署から是非来てほしいという話があると切り出され、ジプシー自身困惑してしまう・・・・。

激動の七曲署の中で一番翻弄されたであろうジプシー=三田村さんの最終回。
登場してから間もなくキャラ設定の「軟化」を求められ、さらにボギー登場で「協調性」を求められ・・・というキャラ設定の相次ぐ変更と必殺との掛け持ちで東京と京都を行ったり来たりしていたという三田村さんの出演体制からか、それまでの太陽キャラの中では突っ込んで描くことが積極的にできなかったため、最終的には非常に揺れるキャラクターになってしまい、確定的なキャラを求める傾向の男性ファンとその「揺れる」部分に魅力を感じる女性ファンとで賛否両論がハッキリ分かれるという珍しいキャラクターになりました。
更に言うと、カナダ編前までは「遊軍」的存在でさらに10周年の人事異動でジプシーメインのシーズンとは言い難かったのと、それ以後は去った長さんやロッキーが引き受けていた一係の抑え役という部分も担う感じになるという側面があり、どちらかというとベテラン刑事的な描き方(長期的)をされていた感じがあります。
それなので、初期のクールさと後期の下支え的役割がうまくブレンドしてきた矢先の降板だったため、これからを見て観たかった私としては残念でありました。

ただ、この降板編はその「ブレンディ」な部分をうまく生かして、ジプシーのキャラ設定(そもそものジプシー的存在、冒頭の射撃練習、時効になった両親の殺人事件、性格の変化を原因など)を運用しながら、太陽の中では珍しくそれほど重くない展開になっています。





6/2(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#205 ジョーズ探偵の悲しい事件簿
ファミリー劇場HD(CS)

6/3(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#542 芝浜
ファミリー劇場HD(CS)

6/3(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#543 すりへった靴
ファミリー劇場HD(CS)

6/3(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#544 屈辱
ファミリー劇場HD(CS)

6/3(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#545 さらば!ジプシー
ファミリー劇場HD(CS)



【地上波】


▼テレ玉 テキサス編

残念ながら、お休みです。


▼チバテレ・ボン単独編


探偵の次は愛のキューピット(^_^;)鮫やん手錠結婚式で売り出す!

第252話 52.05.20 鮫島結婚相談所 (鮫やん・チーム)大和田獏 鈴鹿景子 清水のぼる

先ずは、元城北署刑事で探偵だった鮫やんが転職して再登場する#252「鮫島結婚相談所」。
結婚相談所を始めた鮫やんは、一係部屋で熱弁を振るうものの誰も相手にしない・・・。
そんな中、現金を運んでいた車が襲われ、運転していた筒井は犯人の一人を取り押さる。
その事件の捜査先に鮫やんが現れるが、どうやら筒井は鮫やんの結婚相談所の客であり、それが縁で婚約までしていたものの、この事件の直後婚約を解消してしまった。
さらに筒井には過去に暴走族に加入しその際の前科もあり、犯人と関係がある可能性もあるため一係では筒井の周辺を捜査することになる。

縁結びのキューピット(^_^;)となった鮫やんの奔走劇、事件に関係のない職に就こうとして、結局は事件に巻き込まれてしまいます。
この話から鮫やん編の脚本は市川森一さんから他の方になり、第一弾は長野洋さんが執筆します。


▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

第194話 51.04.02 兄妹 (殿下兄妹)堀内正美 勝部演之 市川夏江 坂口芳貞


コンテナ車から女性の絞殺死体が発見される。
その女性は東京で行われる京染発表会の京都から来た見学ツアーの一員で、3年前から京都で染物の勉強をしている殿下の妹・京子も参加していた。
奇しくも、久々の再会を果たす兄妹。
事件が不透明なため、一行には何も伝えず、帰りのバスにボンを京子の友人として乗せる殿下。
被害者の女性が着用していたスカーフが京子のものと確認された為、高速道路を走るツアーバスを追う殿下たちだったが、あるサービスエリアで京子をバスから離したボンがバスを足止めしていたところで、乗客の一人が爆弾を持ち出しジャックしてしまう・・・。
京子に一方的に想いを寄せた染物工場勤務の男、それまでも凶行を行っていた事がわかった。
そして男は京子と二人きりで会うことを要求してくる。
刑事として兄として、毅然とした態度で要求に挑む殿下。
ある程度ショックを受けながら、それに従う京子だったが・・・。
殿下と京子の関係が刑事としての職が絡むことによって揺れ動きながら、兄として妹を必ず守るという気迫が漲る名作です。
砂丘での本格アクションも見逃せないですね。


6/3(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第242話 #252 鮫島結婚相談所

6/5(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第194話 兄妹
とちぎテレビ(地上波)

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いつの間にか散財 201605

2016-05-29 22:17:04 | けぶの散財日誌
新発売と30年以上前の写真集です(^_^;)



『特捜最前線』については1984年2月発行、流通価格は結構高いのですが、比較的安価で手に入れました。
内容は#350、#230、#278、#215の順でフィルムストーリーが主体で、他に名場面集(ランダム)、過去名場面集、#350までのサブタイトルリストなどです。
聞いていた評判よりは個人的には気に入った内容でした。


そして『大都会PARTII SPECIAL』
これまでのSUPERBOOKと違い、記事らしいものは岩佐陽一さんの巻末記事のほかは全てモノクロスチールで構成され、裕次郎さん・渡さん・優作さん中心の攻勢になっており、さらに他では見たことのないものが殆ど。特に優作さんのショットは充実しており、北九州ロケ(いわゆる打ち上げロケ)のオフショットや優作さんと片桐竜次さんとのツーショット写真など、興味深いものも多く、トクさんファンは「買い」じゃないかと思います。

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ダウンタウンなうの画像

2016-05-29 20:30:36 | 当直室日記
予告編放送なんて画期的(^_^;)なので、『ダウンタウンなう』の画像ソースを考えてみました(^_^;)。

まず、普通の貸し出し素材(デジタル)であれば今予告編なんて入っていないし、再放送プリントであればもっと退色していて然るべきだし。

と、ディープなファン諸氏であれば答えはカンタン。

VAP商品用がソースです。

以前マカロニサイトの幻ダンさんの研究にもありましたが、「13日金曜日」「マカロニ死す」というクレジットバックが青いものは商品化の素材、黒いものが本放送や再放送プリントの素材です。
恐らく、鮮烈さを出すために本放送時はブラックバックに調整したんでしょうが、商品化の際はそもそも作成された素材だけが残ったんだと思います。
まだこの頃のVAP商品は結構映像の再現に落差が激しく、黒い画面もあれば、比較的再現されているものもあって、#1と#52はまだ良い方です。(HDリマスタ版はもうちょっと明るい、本放送は実はVAPの方が近い(^_^;))

というより、最近VAP素材を使うのが珍しいような(^_^;)

オマケ

#47のマカロニ脱走病院は、やはり今は無き「国立大蔵病院」でした。

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後期の初期から後期の前期へ(ジプシー転勤、マミー登場)

2016-05-29 16:58:13 | ファミ劇日誌
ファミ劇が金曜八時に放送時間が移動になりましたが、次の放送ではジプシーが転勤、そしてその次の放送ではマミーが登場します。

ゴリさんが殉職してからあっという間・・・・というか、半年経っていません(^_^;)
ファミ劇放送はその半分ですから(^_^;)

さっきも書いたように、ゴリさん的な太陽の旗振り的な人物が居なくなったのは非常に物足りなさを隠し得なかった部分ではありますが、各人が役割分担を分散して、逆に新しい太陽をなんとか提案し続けようとした姿勢が画面からひしひしと感じられたことは確かで、それが結構心地いい具合に落ち着いてきた時期でもありました。
ただ、三田村さんのスケジュール的な面が必殺続投の為著しく狂ってしまい、結局三田村さんが当時引き受けていた仕事の中で物語の内容場一番抜けやすかったのが太陽であったというのが真相のようで、もし必殺が無ければ太陽の方を継続していたんじゃないかと思います。
制作側としても、前年にあれだけ人事を動かしてしまったからには1983年は当初予定のボギー殉職⇒ブルース登場のみの移動で済ませるつもりだったと思いますが、ここでまた動かさなければならないというのはかなり辛かったんじゃないかと思います。
個人的には、主演作『壬生の恋歌』の存在をジプシー在籍時に知らなかったので、続投は可能なんじゃないかと思っていましたが(^_^;)
というわけで、ジプシーのキャラクター的にはちょっと中途半端な感じで終わってしまいます。
クールで人を寄せ付けない雰囲気の前期と、頑固ながら捜査のキレとバランスで勝負した後期と、そのキャラ変貌を統合させるのにはこれからという時期だったので残念ではあります。
というか、10周年の人事異動である意味「被害」的にはジプシーが一番被った感じはしています。

さて、その後任として登場するマミーですが、当時考えうる一番最善を尽くしたキャスティングだったのではないかと思います。
恐らく急な事だったと思いますし、まさか欠員にするわけにもいかず・・・と云うところで長谷さんがレギュラー入りを快諾していただけたのは非常に幸いでした。
期限が切られたボギーの活躍を中心としなければならない部分もあり、さらにキャラクターとしても新メンバーを立たせなければならないというのは非常に難しく、スコッチ⇒ジブシーの時は、ジブシーの出番が少なくても8人体制の中ゴリさんや長さん、ロッキーが居たこととラガーの活躍も中心に置くということで、なんとか成立していた面がありましたが、7人体制で一人欠けるのは非常に厳しいので、安定したキャスティング体制構築は必須だったと思います。その意味でも長谷さんの参加は一番の最善の選択だったと思います。
太陽中毒からしてみればトシさん登場後は、良いんだけれども、太陽イズムが薄れた感じが正直あって、それこそセミレギュラーで5年以上出演していた令子の復活は嬉しかったです。

ボギー登場後は極力それ以前のメンバーの話は出さないように「敢て」シリーズを進めていた感じはあります。
これは恐らく、新メンバーに注目をしてもらいたいという部分が多分にあったと思いますが、マミー登場によってそれか解禁になったわけですが、やはりちょっとキツかった点はあったと思います。
何しろ1982年は4名+1名去ったわけですから、まだそのショックを拭えなかった面があって、マミー主演の物語的にはやはりロッキーの影を背負うというのが向う1年続くわけです。ただそれも一つのキャラクターとして成立している訳ですが、それだけだとチョット辛い。そこで、女性刑事としての迷いやボギーたちとの絡みの楽しさなどの新味が加わって、太陽キャラクターの中ではかなり奥深いキャラになったと思います。

そうなんですよね・・・マミーは番組・立場的キャリアは長いんだけど、刑事としては新人なんですよね。

アンバランスな魅力もマミーの持ち味だったりします。


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なうな鳩が厭で芝の浜にすりへった靴で行きました<なんのこっちゃい

2016-05-29 16:24:31 | 当直室日記
日曜の夕方、いかがお過ごしでしょうか・・・相変わらず放電中のけぶでございます<(_ _)>

▼ダウンタウンなう
最近ショーケンさんを拝見できることは非常に嬉しいことで、色々あったにせよ『鴨川食堂』の続編は観てみたいし、もっとエグイキャスティングでもいいと思います。

ところで、『ダウンタウンなう』。
演者が出演作を観るというのは非常に照れを生じるし、ショーケンさんが避けてきた経緯もあったと思いますが、やっぱりこうやってジックリ過去の自分をご覧になるということは、「太陽リアルタイム世代」としては未だに驚きであります。
ごっつええの傷天OPパロも当時爆笑しましたが、個人的にショーケンさんと一緒にあれを見るとは思ってませんでした(^_^;)

▼鳩時計と厭な奴
大村崑さんのロクさんは1回キリが惜しいキャラ立ち。テキサス在籍期はそのようなキャラクターが多いし、ボン加入後のバラエティに富んだキャスティングが、結構この辺りで爆発している傾向があって、視聴率の好調さを裏付けている感じです。ただ、そうやって考えるとこういう特別ゲストにテキサスが深く関わっている部分があり、テキサスの優しさあってのロクさんというところもあるので、なかなか難しいところなのですが。
鮫やんも見事テキサスウェイにハマっちゃった一人だったのですが、もうすぐボンに巧くバトンタッチされて、その後は各シーズンの新入りメンバーとのコラボレーションを果たしていきます。

「嫌な奴」の伊藤雄之助さんのあの津川役というのは、ちょっと考え付かないし凄いです。
まず、あの当時の雄之助さんに貧乏な善人役というのが思いつかないですが、実は『必殺仕掛人』のゲストキャラ・岡島久兵衛がキャスティングの構想にあったんじゃないかとも。
ただ、話的には和泉保がメインゲスト。
しかし雄之助さんは特別出演。当初から出演予定じゃなかったものと思われ、もしかすると裕次郎さんラインで急遽出演が決まり、いくつか放送予定台本の中から、雄之助さんが選んだんじゃないかと妄想しています。

朝倉家のシェパードの中にハディラ嬢が居るのはご愛嬌です(^_^;)


▼芝浜とすりへった靴
「芝浜」の方は本放送当時に近い再現度ですが、やっぱり経年変化でシャープさは無くなった映像になっています。これは仕方がない。ただ、「すりへった靴」についてはちょっと色やけした感じだったので残念ですが・・・。

で、みんな大好き「芝浜」(^_^;)ですが、これは各人が要所で活躍しているのが見ものです。急激に医療知識を高めたドック、鋭いジプシー、落語に精通するラガー、うわばみ披露のトシさん、実は一番立場的バランスが良かったボギー、そして多くを語らず、フェミニスト的怒りを爆発させ、邪道な捜査を厭わない、実は熱い山さん・・・・と、実に心地いいバランスなのです。
それに鹿内さんのスコッチ衣装、早乙女さんの悪女っぷりもさることながら、原泉さんのかくしゃくとした演技も見逃せません。
トリックも穴だらけと思いきや、結構合理的ですし。

クラウンのディーゼル音も懐かしいですし(^_^;)

「すりへった靴」
「赤い憎悪」のトシさん助演の裏返しで、こちらはジプシーがさり気ない立ち位置を取得しますが、スケジュールの都合上、あまり突っ込んでペア組できなかったのは残念ですね。
恐らく、ジプシス諸姉には、大蔵団地の橋で待ち合わせして、勝沼ぶどう郷駅まで行き、お茶をするというのが、一種の夢だったりして(^_^;)
というよりは、折角勝沼に行くんだったら、ルバイヤートワイン(http://www.rubaiyat.jp/about_us/)をご賞味あれ。有限会社島田葡萄酒製造の設定でロケ使用されたところです。
というよりは、まずは水上ツアーですなぁ・・・・。

個人的にはこの作品で決定的にトシさんを受け入れた印象があります。
やっぱり、「襲撃」までのトシさんって何処となく取っ付きにくい感じがあったのですが、ラガーのトシさんいじりも加速していた時期で、さらにターミネーターだったり、今回のように自分の影法師的な島田の顛末に翻弄し怒りながら、刑事しかできない自分を再確認させられるトシさんの哀愁というか、これって今までのベテランキャラには無かった味なんですよね。
そんなこんなで、トシさんに魅力を感じた俺って一体・・・・(^_^;)



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ノベライズが復刻しないかなぁ・・・

2016-05-28 00:22:42 | 当直室日記
ショーケンさんの『ダウンタウンなう』観ました。
あの三方が緊張するのは無理もないこと。ちょっと世界が違いますから(^_^;)
多分、ショーケンさんがこうやって様々なメディアに登場するようになったのは、今の奥様の影響もあるんだと思います。


さて、表題。

特に刑事ドラマは『七人の刑事』『特別機捜査隊』が1966年頃にノベライズ(小説)を発刊するなど歴史が古く、日テレ系は刑事ドラマ以外も発刊しており、この分野では恐らく一番積極的ではなかったかと思います。
太陽は1972年末から1986年まで24巻が発売され、視聴率の良かった時期(1979年まで)は年2巻発行されていました。

基本、準備稿を基に小説化されているとのことなので、本編とは内容が異なる場合があり、映像が流通していなかった時代にはチョッと軽視されていた印象がありましたが、DVD発売、再放送などを繰り返している現在、該当作の原型を確認できる貴重な資料になっていると思います。

現在中古品が比較的安価で取引されていますが、後期が品薄で全巻揃えるのは難しいところがあります。

太陽新商品が途絶えてしまった今、ノベライズの復刻も良いのではないかと。

しかしながら、ただ復刻するのも面白くないので、ノベライズの未収録な市川森一さんや鎌田敏夫さん、そして月間シナリオからの復刻、さらに永久欠番6作のノベライズ化とか。

もう一つ、写真集については「完結記念号」で一応完遂している感じですが、ノベライズは山さん殉職直前までの云わば未完状態なので、幻の25巻とか、PART2とかプラスしてもらえると有り難いし、さらにスチール写真掲載やレギュラー紹介もそのままでお願いしたいと妄想しております(^_^;)

文庫本、はたまた電子書籍でもいいので<(_ _)>



昔は文字だけだからと、買わなかったんです。
前にも書きましたが、22巻のあのある意味トリッキーな表紙カバーに魅かれ(^_^;)買い始めて、すっかり「文字太陽」にハマってしまい、放送終了時に残りの22巻まで買いそろえてしまったわけです。
この頃の在庫のものは結構ページ剥離したものや印字面ズレしたページがあるものがあって、それでも返品したら手に入らないと思い、今でもそのまま所有しています。

働き出すと意外と移動などで待ち時間があるので、そういう時にポケットから太陽を・・・って多分読み始めたら没頭しそうでコワイ。。。

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テレビの作り手は太陽好きが多い?

2016-05-26 06:53:56 | 当直室日記
『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)のニューフェイス、帰国子女の青山アナウンサーのトークの際、太陽の「愛のテーマ」キーボードステレオバージョンをBGMに使用するのが定番になってきました。
これは、ひょんなことから青山アナの帰国子女っぷりを「テキサス」と表現されたのが切っ掛けなのですが(^_^;)
このイメージを定着させようとしている?

こんな感じで、ひょんなことから太陽サントラが使用されることが未だに多いのは嬉しいことです。
それも、あまり変な感じで使われなくなったのも良い傾向です。(むかしはよく茶化し的に使われることがあったので(^_^;))

近年は日テレ系以外での太陽特集などもあったり、特にNHKは太陽好きが第一線に確実にいるのではないかという感じで(最近大人しいですよ!まだぜひ!)

と、つぶやいておきます(^_^;)

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今週の金曜八時はキツイ?/ファミ劇6月の殉職編SP再放送

2016-05-25 06:18:36 | 放送予定
すっかり書くのを忘れていたので、放送予定の方にも追記しましたが。

今週からファミ劇HD初放送はお引越し、土曜から金曜午後8時からにお引越し。

ただ、この27日の金曜午後8時には、ファミ劇の他に『ダウンタウンなう』もあり、チバテレビ視聴可能な場合はチバテレ太陽放送も被ってくるという・・・

裏太陽関連状態(^_^;)

なんだかなぁ・・・・。

あ、チバテレは今週お休みでしたね(^_^;)


ファミ劇殉職編特集。
在宅率が高かったためか、以前の特集より反響があったような印象があります。

それに応えた・・・と云うわけではないと思いますが、6月に3日に分けて再放送されます


2016年6月12日(日) 25:50 - 26:45 『#52 13日金曜日・マカロニ死す』
2016年6月12日(日) 26:45 - 27:40 『#111 ジーパン・シンコその愛と死』
2016年6月12日(日) 27:40 - 28:35 『#216 テキサスは死なず!』
2016年6月19日(日) 25:50 - 26:45 『#363 13日金曜日 ボン最期の日』
2016年6月19日(日) 26:45 - 27:40 『#414 島刑事よ、永遠に』
2016年6月19日(日) 27:40 - 28:35 『#493 スコッチよ静かに眠れ』
2016年6月26日(日) 25:50 - 26:45 『#519 岩城刑事、ロッキーにて殉職』
2016年6月26日(日) 26:45 - 28:05 『#525 石塚刑事殉職(スペシャル版)』

現実的に直接視聴できるのは、月曜が休みの人ぐらいじゃないかという深夜です。


さて、ツイッターでつぶやかれている方がおられましたが、

登場編特集というのもありじゃないかと思いますし、昔、日テレが本放送終了時に再放送した登場・殉職・名作のセレクトもよろしいんじゃないかとも思いますし、

各メンバーのセレクト、岡田プロデューサーのセレクト、鮫やんセレクト(^_^;)など、キーワードさえ決めればいくらでもできる訳で。


私みたいに再放送プリントの音声がクリアだから昔のVTR(地上波再放送)から録画ブツを捨てられずにいる人もいれば、録画保存していない人も結構居られるようなので、

今回のように観やすい時間帯に特集を組むと、好評を得るのではないかと・・・(^_^;)




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太陽放送予定 2016.05.24号(ファミ劇、金八にお引越し)

2016-05-24 07:08:27 | 放送予定
 スペシャル・・・・いい響きですよね。
太陽が放送開始した頃は単発の特別番組ぐらいで(七人の刑事も単発扱い)、連続ドラマでのスペシャルはABCの東京メグレ警部シリーズの1話が拡大2時間スペシャルぐらいだったそうです。
70年代までは、時間枠ごとのスポンサー定着度が高く、連続モノのSPはいわば他人の敷地を借りるということになってしまうので、なかなか実現しなかったようです。
ただ、プロ野球のナイターが入る枠は比較的自由だったようですが、そういうところにあまりドラマは放送していなかった印象があります。
80年代に入ると、テレ朝やフジなどで単発含めたスペシャルものが多くなっていきます。
81年1月には必殺と暴れはっちゃくの1時間半SPなどテレ朝が連続モノSPを連発、ドラマスペシャルがブームみたいになっていきますが、当時の連続モノはただでさえ撮影スケジュールが今よりタイトなのにスペシャルなど作っている余裕はなかったはずです。
なので、30分延長が精いっぱいという感じだったと思いますが、82年4月にはGメン最終回2時間スペシャルが放送され驚いたものです。
そして、我らがゴリさん卒業の#525。
ゴリさんの功績を讃えて1時間半のスぺシャル放送になりましたが、当時は画期的でした。
特に日テレは時間枠に対するスポンサーの定着度が高く、さらに金曜については前年までナイターを放送していませんでしたから、ガチガチの編成だったところに、カックラキンの枠を借りての放送だったので、凄いなぁと思いました。
ただ、これもナイター参入でそれまでよりは編成しやすくなっていたことは確かじゃないかと思います。
その後、太陽は10月のスペシャルが定番になり、84年10月には2時間スペシャル、85年には加えて4月にも、86年はさらに加えて1月にスペシャルを放送することになっていきます。
ただし、これもナイターなどの休止があったからこそ、休止分をスペシャル制作に転換できたという事ですので、実際には2時間スペシャルは通常枠の前後編のドッキングと考えてもいいかと思います。
昔は老舗ドラマぐらいがスペシャルを打てたのですが、今ではなんでもスペシャル・・・・有難味が無いよなぁ・・・。

 さて、向う一週間の太陽放送。

【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送
200回記念の一環、スペシャルゲストを迎えた2編です。

第203話 51.06.04 鳩時計 (テキサス)大村崑/中江真司 高橋芳樹


ちょっと毛色の変わった作品と思いきや、現代にも通じる「古いもの」と「新しいもの」との人間のせめぎ合いを描く好編です。

自首癖の常連、時計屋のロクさんがまた一係にやってきた時、爆破予告電話が。
すぐさま現場に直行したテキサスは爆弾を解体するものの、爆薬はダミーだった。
そして第二の予告が入り、小屋が小爆発、テキサスは近くにいた子供を救う。

その爆破事件の犯人としてロクさんが自首してきた・・・。
長年、七曲署の中庭にあった大時計を修理してきたロクさんは、その時計が署長命令で新しい時計に更新されてから自首癖が酷くなっていたが・・・。

修理すれば生きる時計や古くなった時計をただ捨てることに憤りを覚えていたロクさん、そしてその気持ちを理解してロクさんに温かい眼差しをおくるテキサスを描きます。
スペシャルゲストに大村崑さんを迎え、テキサス・ボン編らしいトリックや意外性も愉しめる特別編的な感じ仕上がっています。


第204話 51.06.11 厭な奴 (ゴリさん)伊藤雄之助/幸野直樹 倉野章子

資産家が自宅で殺害され、金が奪われる。
身内は皆無のようであったが、高飛車な態度の甥が現れ、早くも遺産相続のこと口にする。
その甥を怪しむゴリさんたちは、彼にアリバイを訊くと、犯行時間にはある男と夜釣りをしていたという。
その男、津川は守衛で子沢山の実直で悪い噂の微塵もない「善良な市民」だった。
莫大な遺産を相続することになる見込みの甥の計画は見え透いているものの、一発勝負をかけるために人生を賭けた津川の必死さにはさすがのゴリさんたちも敵わない気迫が・・・。
しかし計画は意外な盲点から砂のように崩れ去る・・・・。

木下亮監督が#202に続き久々の登板、平凡に地道に生きてきてすべてを賭ける男に特別出演の伊藤雄之助氏という、何となく太陽というよりはホームズ的な感じの雰囲気が漂う感じです。
伊藤氏、さすが名優という貫禄の演技が見どころでありますが、本題の「厭な奴」=甥役の幸野氏もイラつきますが(^_^;)完璧に役を演じておられます。



▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ボギー編(後期突入)

とうとう金曜八時にお引越しです。

新体制の一係もなかなか味わい深くなったと感じた2編です。トシさん主演が続きます。

第542話 58.02.04 芝浜 (山さん)鹿内孝 早乙女愛 原泉  


山さんが妻を殺した医師の敷いたトリックを打破する#542「芝浜」

ある医師の妻が自宅で殺される、傍らには手間のかかった食事と花が飾られていた。
その状況から医師を疑う山さんだったものの、医師にはアリバイがあった。
そのアリバイは看護婦と共に老婆の治療に当たっており、老婆もハッキリ時間を証言したが、それが落語の「芝浜」の放送が基だった・・・。

実はフェミニストな山さんが特に嫌う「妻殺し」を実は非常に燃えていながら、静かに解決していきます。
ラガーが実は落語に詳しいという事が判明するオマケもあったりします。
実は隠れファン(^_^;)が多い作品だったりします。


第543話 58.02.11 すりへった靴 (トシさん)竜崎勝 矢田稔 一柳みる 

これからトシさん家族を描写していくことになる金子裕さんの初トシさん主演執筆作。
(というよりも金子さんご自身の太陽初参加作ですね。)

友人の元刑事が妻殺し!?その男を複雑な気持ちで追うトシさん・・・・#543「すりへった靴」

昔の同僚で刑事稼業を辞めた島田と久々に酒を酌み交わすトシさんだったが、島田はトシさんの警察手帳を持ち去って消えた。
しかも、その島田の蒸発した妻が死体で発見され、島田らしき男が現場付近で目撃されていた。  
当然島田に殺人容疑かかけられるものの、事件には拳銃密造組織が関わってた・・・・。
妻に何もしてやれなかった島田は妻の遺志を継いで組織を追及する。

タイミングがそうであればトシさんが島田になっていたかもしれない、これからもそうなるかもしれないという考えを巡らせながら、友人である島田を救うため汗をかくトシさん。
刑事という職業を家庭からの逃げ場として無意識に考えていた自分たちを振り返える感覚は、刑事という職業以外にも思い当たりそうな「男の痛いところ」を今回は物語ります。
竜崎勝氏(元フジテレビアナのアヤパン氏の父上)のいぶし銀の好演も見ものです。




5/26(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#203 鳩時計
ファミリー劇場HD(CS)

5/26(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#204 厭な奴
ファミリー劇場HD(CS)

5/27(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#540 北の女
ファミリー劇場HD(CS)

5/27(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#541 からくり
ファミリー劇場HD(CS)

5/27(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#542 芝浜
ファミリー劇場HD(CS)

5/27(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#543 すりへった靴
ファミリー劇場HD(CS)




【地上波】

ショーケンさんとダウンダウンが酒を酌み交わす?どうなるんでしょう(^_^;)

5/27(金)
19:57~20:54
ダウンタウンなう

フジテレビ系(地上波)
萩原健一登場!伝説の俳優が波瀾万丈の半生を語る★ダウンタウン&坂上と青山で〈本音でハシゴ酒〉★『太陽にほえろ!』&『傷だらけの天使』&『極道の妻たち』秘蔵映像も


▼テレ玉 テキサス編

鮫やんの転機、というかどん底不幸最終章・・・。

第156話 50.07.11 刑事狂乱 (テキサス・鮫やん)五十嵐淳子 山口暁 林理絵


かつて、自分の身代わりで部下の青木刑事を死なせてしまったことをいまだに思い悩み、精神状態があまり安定していない城北署の鮫島警部補(通称サメ)。
その死んだ青木刑事の婚約者・律子がたまたま行ったアーチュリー場で知り合ったのがなんとテキサスだった。
律子が他人の空似とはいえ、あまりにも青木にそっくりすぎるテキサスに惹かれたのも無理のないことだと、二人を一緒にさせなければと奮起した鮫さんは、テキサスと一晩飲み明かし意気投合する。
そのころ、律子はすでに別れ話を切り出していたアーチュリー場の指導員の尾崎がテキサスのことで脅された挙句、せっぱつまって殺してしまった・・・。
思いつめた律子は、鮫さんに相談を持ち掛けた。
自首するという彼女を押し止めた鮫さんは、あろうことか尾崎のマンションに忍び込んで証拠の隠滅をはかった上、律子を郊外の廃屋にかくまい、罪をかぶってしまう。
鮫さんを逮捕したボスたちは、昔馴染みでしかも刑事である鮫さんを攻めあぐねて大いに困惑するが、一計を案じる。
取り調べ室に入ってきたテキサスがむき出しの拳銃をホルスターに突っ込んでいたのを鮫さんが抜き取って脱走したのは、その直後だった・・・・。

鮫さんが一係に関わると悲劇ばかりになるシリーズ(^_^;)の究極最終版です・・・。
ろくなことが無いとは言いつつも、刑事の仕事をやってきた鮫さんがとうとう辞職します。
登場前回の#89の続編という趣ななら、その時テスト出演した勝野さんの青木刑事をうまく活かしているところも見どころですが、可憐な五十嵐淳子さん、さらに精神状態が尋常ではない鮫さんも見どころです(^_^;)。
しかし、悪いことばかりではなく、盟友のボス、親友の殿下に続いて、今回はよき後輩であるテキサスを得るというおまけもあったりしますが、やっぱり「鮫ファン」には辛い作品かも知れません。


▼チバテレ・ボン単独編

残念ながら、お休みです。



▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

長さんの同期で本庁の敏腕刑事に成田三樹夫さんをスペシャルゲストに迎えた、いぶし銀競演は見ものです。

第193話 51.03.26 二人の刑事 (長さん)成田三樹夫/工藤堅太郎 川崎あかね 


タクシー強盗殺人に、本庁の沢村刑事が出張ってきた。
長さんと沢村は同期で、一緒にラグビーに勤しんだ仲だが、沢村は敏腕刑事として名が通っている。
沢村は過去にタクシー強盗で2度逮捕し出所したての黒井を証拠がないのにホシと決めつけ、手段を選ばず様々な手で黒井を追及していく・・・・
一方、一係は黒井が真面目に働いていたことと手口が違うことに注目し捜査をする。
そして、沢村は黒井を別件で逮捕しようとして、怪我をさせてしまう。
長さんは、沢村と一係の間で板挟みになり・・・。

カミソリのような沢村刑事を成田三樹夫さんが好演、長さんとの対比が絶妙です。
また、黒井には成田さんと「土曜日の虎」でコンビを組んだ工藤堅太郎さんという布陣です。




5/26(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「刑事狂乱」

5/29(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第193話 二人の刑事
とちぎテレビ(地上波)


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ロケ地検索&メモ #525 石塚刑事殉職 (2016版)

2016-05-22 21:08:44 | ロケ地検索&メモ
未だに辛いです、ハイ。
(はぎおさん、観たんですね(^_^;))

ただ、やっぱりあのポテトロード⇒七曲署屋上、晴子とのくだり、ゴリさんの山さんへの最期の報告、追悼クラクション完璧版、クライマックス完璧版、が無いとダメですね。
(永野明彦さん登場シーンも)

特に七曲署屋上シーンは、もはやボスの代理的な役割位置だった「2人」が同士として戸川組撲滅を誓い合うシーンとして、正直涙モノですし、

やっぱり、山さんの号泣シーンは完全放送しなければだめです。

確かに、山さんには意外と涙するシーンはあるんですが、今回は高子が急逝したときに次ぐ号泣っぷり。
それも、なんとか堪えようとして、堪えきれなくて仕方ない様子。

山さんにしてもゴリさんは部下というよりは、同士・友人・尊敬する相手(これはボスとは別、長さんとは同じ)。

それと、ボスの「あいつ」というのも涙を誘います・・・・。


しかし、粟津號さんは不憫で・・・。
久松を熱演していたのもかかわらず、太陽ファンからも、親類からも白い眼で見られたようで・・・。
大都会兼任(^_^;)ファンは複雑な心境だし・・・。
私も複雑だったです・・・
粟津さんにしても折角の大役を熱演したのに、母上からも苦言が・・・。
そういえば、城西署のヒラを殺したのが、ドック父だしなぁ(^_^;)

会田、倉田、エルフ(違)、杜丘、久松、今泉。
役名が明確で比較的有名な俳優さんは、結構演じた後が辛かったかもしれません。
ただ、主役級の俳優さんであれば、他の役があるので帳消しにできるんですけど。


覚せい剤は飛んできません・・・
いや、この作品、単独でもいいから、地上波で放送してもらいたいです。
薬物使用への警笛として。


=ロケ地=

新宿副都心 太陽通り 十二社通り

久松が暴れるのは西新宿1丁目の例の麻雀屋があるビル付近。
(#216の冒頭もそうですね。)
火事で焼けた麻薬密造工場(シャロン)もこのビル。

Tボーンクラッシュは川崎市の百合ヶ丘団地?

シヅオカヤは調布市入間町2丁目。

新宿アラジン 山梨中央銀行付近 他/西新宿1丁目

帝国ヒューム管/横浜市瀬谷区 目黒町

番場(作業所)は府中市是政6丁目(例の破壊カーアクションが繰り広げられた現:郷土の森庭球場)の近所だと思われます。

ポテトロード/新宿2丁目

西新宿3丁目

砧3丁目 シークック

戸川興業は常連暴力団ビル、柏木公園付近/西新宿7丁目

信治が狙撃されるのは喜多見の資材置き場(仙川沿い)

被弾シーン/国際放映構内通路

救急車急行/砧4丁目

コンボイ⇒ゴリさん昇天  西新宿十二社通り⇒太陽通り

上空シーンは京王プラザホテルの一室から撮影したようです。


リマスターでよりハッキリしましたが、ロケ日によって天候の落差が激しく、同時設定のシーンが出演者の撮影日によって晴天だったり曇天だったり雨だったりします。
結局その影響で、被弾(殉職)シーンは延期を繰り返し、結局はこの作品最後の撮影になったそうで、それが放送2週間前(!)

しかし、放送まで期間があまりにも無かった(通常は1カ月弱ほどのインターバル)のと、短縮版まで仕上げなければならないというものあって、制作側は修羅場だったんじゃないでしょうか。



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