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隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

街歩き 第112回 『御朱印巡り 「寛永寺 開山堂」』

2021年02月04日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第112回は、『御朱印巡り 「寛永寺 開山堂」を、お送りします。

 


1月13日 (水) に、東京都台東区上野桜木一丁目にある「寛永寺 開山堂(かんえいじ かいさんどう)」の御朱印を拝受しました。


寛永寺の正式名は、「東叡山(とうえいざん)寛永寺円頓院」。寛永2年(1625)に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、「慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正」によって建立されました。

 


現在、寛永寺の御朱印を頂けるのは、「根本中堂」、「開山堂(両大師)」、「清水観音堂」、「不忍池辯天堂」、「パゴダ(釈迦如来)」、「パゴダ(薬師如来)」、「浅間山観音堂」、の七印です。


当日、「寛永寺 根本中堂(こんぽんちゅうどう)」の御朱印を拝受 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e し、『黒田記念館で「湖畔」を鑑賞』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f5f6cf1edccf8163b6b7e5967cffe481 した後に、「東京都道452号神田白山線」を「東京国立博物館」の敷地に沿って東に進みます。


黒田記念館を出て、信号を渡った角にあるのが平成16年(2004)に廃止された京成電鉄「博物館動物園駅」の出入口です。

 


同館から約8分で、開山堂の山門前に到着。

 


開山堂は、東叡山寛永寺の開山である「慈眼大師天海大僧正」と、天海大僧正が尊崇していた「慈恵大師(じえだいし)良源(りょうげん)大僧正」をお祀りするお堂です。創建は正保元年(1644)で、前年に亡くなられた天海大僧正を祀る「開山堂」でしたが、後に寛永寺本坊内にあった慈恵堂(じえどう)から慈恵大師像を移し、慈恵・慈眼のお二人のお大師をお祀りしたことから一般に“両大師(りょうだいし)”と呼ばれ、庶民に信仰されています。


山門から入った境内の右手にある「阿弥陀堂」。

 


堂内に安置されている、左側から「地蔵大菩薩」、御本尊の「阿弥陀如来坐像」、「虚空蔵(こくうぞう)菩薩坐像」、の三尊像。

 


阿弥陀堂の左隣にある「手水舎」。

 


水盤の上の見事な「龍頭」。

 


境内西側敷地の奥にある「本堂」は、平成5年(1993)に再建されたものです。

 


新型コロナウィルス感染防止のためでしょか、「鰐口紐(わにぐちひも)」に手が届かない状態で、鰐口を鳴らすことが出来ませんでした。

 


参拝後、本堂内右側の窓口で御朱印を拝受しました。御朱印帳へ直書きではなく、書き置きでの御対応でした。納経料:500円。

 


御朱印は、右側に「奉拝」の文字と参拝日、中央に「厄除 開山 両大師」の文字、左側に「上野 輪王寺門跡」の文字が、墨書きされています。


尚、拝受した御朱印の数は、これで八十三印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


本堂手前右側の鐘楼に懸かる梵鐘は、慶安4年(1651)の製作だそうです。

 


現在は使用されていない古井戸。

 


境内西側の本堂と、東側の「輪王殿(りんのうでん)」の間

 


にある「幸田露伴(こうだ ろはん)旧宅の門」。この門は、明治の文豪幸田露伴(1867~1949)の旧宅の門で、谷中(やなか)にあったものを移築したものです。

 

 

瓦葺の簡素な腕木門で、柱や梁、垂木など全て丸太造りで、明治期のしもた屋(仕舞屋)の風情をよくとどめています。露伴は下谷(したや)生まれで、代表作「五重塔」(1893)の主人公「のっそり十兵衛」は、現・「寛永寺根本中堂」を手がけた大工の棟梁をモデルにしたものだといわれています。


斎場として使用されている輪王殿。

 


輪王殿の手前に建つ門は、西隣の東京国立博物館敷地から移築した「寛永寺旧本坊表門」(重要文化財)です。

 


この門は、切妻造り本瓦葺、潜門付きの薬医門。

 


門を出て、「上野公園通り」を「上野駅公園口」に向かいました。


徒歩7分ほどで、「公園口北側ロータリー」に到着。「上野公園通り」、以前は「中央通り」から「上野駅公園口駅舎」前を通って「東京都道452号神田白山線」までの一方通行でしたが、「公園口」の移設工事に伴い、改良工事を行い、北側と西側にロータリーを造り、2020年3月20日から通り抜けが出来ない様になりました。

 


上野駅公園口も、旧駅舎から約100m北側に新しい駅舎を建設し、同日から共用開始されました。

 

 

ロータリーの完成と新駅舎の件は、ニュースで知っていましたが、実際に目にしたのは、この日が初めてでした。


新駅舎の2Fは、展望テラスと店舗になっていてます。

 


展望テラスから、「東京文化会館」方面を望むと、信号機と歩道も廃止され、駅から上野動物園方向へ完全歩道化をになった様子が分かります。現在のコロナ禍では、公園内各施設への来場者も少ないですが、コロナ収束後に人出が回復しても、安心して歩けるようになりました。

 


南側ロータリーからの新駅舎の眺め。

 


こうして、この日の「鶯谷駅」から「寛永寺根本中堂」、「黒田記念館」、「寛永寺開山堂」を巡る散策を終えました。

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~100回  省略

第100回 2020/6/10 『御朱印巡り「明治神宮」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6c2d20458adf660ca35ec0cde91889d9

第101回 2020/6/16 『文京区と春日局』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ab71232f54d0d2075ff62c414f3fe097

第102回 2020/7/27 『御朱印巡り「愛宕神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d3c3b38264bc2a9b3e7ca43d111c5707

第103回 2020/8/1  『御朱印巡り「虎ノ門 金刀比羅宮」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/af70306d6fc6a3a95294c42ba3e16a41

第104回 2020/10/6 『TSUWANO T-SPACE(島根県津和野町東京事務所)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20c0404ec75a382788a3684a7193331a

第105回 2020/11/15『秋の深大寺と神代植物公園』(その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/366adefa5e41888e0ac68db29c261227

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込 妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

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街歩き 第111回 『御朱印巡り 「寛永寺 根本中堂」』

2021年01月27日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散歩する「街歩き」シリーズの第111回は、『御朱印巡り 寛永寺 根本中堂」』を、お送りします。

 


1月13日 (水) に、東京都台東区上野桜木一丁目にある「寛永寺 根本中堂(かんえいじ こんぽんちゅうどう)」の御朱印を拝受しました。


尚、拝受した御朱印の数は、これで八十二印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


昨年末に参拝に訪れた⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459 のですが、法事があるとの事で堂内に入れず、御朱印を頂くことが出来ませんでした。ところが、帰宅してから、お堂が閉じられている時は、寺務所で頂けると知り、再度訪れました。


寛永寺の正式名は、「東叡山(とうえいざん)寛永寺円頓院」。寛永2年(1625)に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正によって建立されました。

 


現在、寛永寺の御朱印を頂けるのは、「根本中堂」、「開山堂(両大師)」、「清水観音堂」、「不忍池辯天堂」、「パゴダ(釈迦如来)」、「パゴダ(薬師如来)」、「浅間山観音堂」、の五印です。


この日のルートは、年末と逆に「JR鶯谷駅南口」から歩き始めました。

 


駅前ロータリーには、寛永寺霊園の募集看板がありました。

 


「台東区立忍岡中学校」横の「新坂」を上り、突き当りを右へ。右手には、寛永寺霊園、左手には「東京国立博物館庭園」がある、真っ直ぐな道を進みます。快晴の朝なので、気持ち良く歩けますが、夜は怖い道ですね。

 


途中、右手には重要文化財の「厳有院霊廟勅額門(げんゆういんれいびょうちょくがくもん)」があります。

 


駅から所要時間約7分で、「寛永寺第三霊園」の門の前に到着。

 


門の手間左側には、「台東区立上野中学校」の校舎が。歴史のある中学校のようです。

 


門から入ると、右側には広大な霊園が広がっています。

 


左側奥には、根本中堂の建物が見えてきました。前回参拝に訪れた時は、表門から入りましたが、今回はお堂の裏側から。

 


現在の根本中堂は、明治十二年(1879)に「川越喜多院(きたいん)」⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/713cbb97b795c9b180b79a1c742e4fd6 の本地堂を、山内子院の「大慈院(現寛永寺)」の地に移築し再建されたものです。御本尊は、伝教大師最澄上人の御自刻とされる「薬師瑠璃光如来像(やくしるりこうにょらいぞう)」(国指定重要文化財)。

 

 


根本中堂と寺務所を繋ぐ空中廊下の下を潜ります。

 


御朱印を頂ける寺務所に着きました。

 


事前に電話で確認したところ、新型コロナウィルス感染防止のため、御朱印帳への押印ではなく、書き置きの御朱印を渡しているとのことでした。しかし、寛永寺のオリジナル御朱印帳を買い求めた場合は、直書きしていただけると聞いていました。


オリジナル御朱印帳は、徳川家の三ツ葉葵紋が記された物が二種類(納経料:1,000円)と、上野の桜と江戸時代の寛永寺がデザインされた物(納経料:1,500円)がありましたが、もちろん煌びやかな、後者を拝受しました。

 


ただ、サイズが11cm×16cmと小判なため、書き置きで拝受した御朱印を貼るには小さ過ぎます。そのため、書き置きの御朱印は、8cm×12cmの大判な御朱印帳に貼る事にしています。


平成29年(2017)11月から御朱印の集印を初めて、これで五冊目の御朱印帳です。その一覧は、こちらをご参照ください⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6e178c01d7a0df887807b499370b9b09


御朱印を拝受するには、別途、500円の納経料が必要です。

 


御朱印は、右側に「奉拝」の文字と参拝日、中央に東方浄瑠璃浄土の教主であるお薬師様をご本尊とする伽藍をあらわす「瑠璃殿(るりでん)」の文字、左側に「東叡山 寛永寺」の文字が墨書きされています。


右上には、徳川家の三ツ葉葵紋の朱印が、中央には、お薬師さまをあらわす “ベイ” の梵字(古代サンスクリット語)の寶印(ほういん)が、左下には「東叡山 寛永寺」の寺院印が押印されています。

 

本堂正面に掲げられている勅額(ちょくがく)にも、「瑠璃殿(るりでん)」の文字が書かれています。この勅額は、根本中堂が落慶した際に賜った東山天皇(1675~1710)の筆によるもの。

 

 


挟み紙(はさみがみ)には、根本中堂の由来と、御朱印の説明、などが書かれています。

 


隊長が集めた、他のユニークな御朱印挟み紙に関しては、ごちらをご覧下さい⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6a07e00969016384e2f3be9b8e913b14


蓮の形を模った色紙の「散華(さんげ)」と、

 


寛永寺のパンフレットも頂けました。

 

 

 

お堂の脇を通り、表門から出て、次の目的地「黒田記念館」に向かいました。

 

 

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~100回  省略

第100回 2020/6/10 『御朱印巡り「明治神宮」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6c2d20458adf660ca35ec0cde91889d9

第101回 2020/6/16 『文京区と春日局』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ab71232f54d0d2075ff62c414f3fe097

第102回 2020/7/27 『御朱印巡り「愛宕神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d3c3b38264bc2a9b3e7ca43d111c5707

第103回 2020/8/1  『御朱印巡り「虎ノ門 金刀比羅宮」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/af70306d6fc6a3a95294c42ba3e16a41

第104回 2020/10/6 『TSUWANO T-SPACE(島根県津和野町東京事務所)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20c0404ec75a382788a3684a7193331a

第105回 2020/11/15『秋の深大寺と神代植物公園』(その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/366adefa5e41888e0ac68db29c261227

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込 妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

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街歩き 第110回 『駒込から巣鴨へ初詣の途』

2021年01月20日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散歩する「街歩き」シリーズの第110回は、『駒込から巣鴨へ初詣の途(みち)』を、お送りします。


新年一月三日(日)に、東京都豊島区駒込にある我が家のお墓にお参り行きました。合わせて、行き帰りに駒込と巣鴨にある神社に初詣をしました。


「大國(だいこく)神社」⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999 と、


「駒込 妙義神社」⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025 を参拝後に向かったのが、「染井稲荷(そめいいなり)神社」です。


妙義神社脇の坂になっている「妙義神社通り」を上がると、正面にチャペルが見えてきました。ここは、「日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団」の敷地です。

 


通りの左側には、フェンス越しに妙義神社の社殿が見えます。

 


当社の境内整備を行い、マンション建設工事の準備をしている様です。

 


教団の敷地の奥に見えるのが、「中央聖書神学校」のチャペル。

 


右手が「中央聖書教会」のチャペル。

 


妙義神社通りの突き当りを左折し、「染井坂」を上ります。この坂は、 駒込の旧地名「染井」に因むそうです。

 


坂を上り切り、右に曲がると、右手にあるのが「西福寺(さいふくじ)」です。真言宗豊山派寺院の当寺は、創建の年代は明らかではありませんが、駒込に江戸時代から存在していたとのこと。

 


境内に、徳川将軍家の御用植木師として名高かった伊藤伊兵衛政武(四代目・宝暦七年=1757没)の墓があります。

 


西福寺の隣が、「染井稲荷神社」です。

 


鳥居を潜り、こじんまりとした境内に。当社は、染井吉野桜発祥の地として知られる旧染井村の鎮守。江戸時代には、西福寺が当社を管理する別当寺でした。

 


創建が300年以上前とのこと。年代を感じさせる「手水舎」ですね。

 


御祭神は、「保食命(うけもちのかみ)」。

 


拝殿内に授与物を販売する人がいらっしゃいましたが、御朱印は頂けませんでした。

 


境内社の「稲荷社」。

 


その後、我が家のお墓に移動してお参り。巣鴨に向かいます。「巣鴨地蔵通り」を進み、「高岩寺 (こうがんじ)」、通称「とげぬき地蔵」の前に⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4cbd856ad9c3829a24e952ea672a2cc5


正月三日、境内は参拝客で溢れています。密が心配なのと、御朱印は既に拝受していたので、参拝を諦め、商店街を東京さくらトラム(都電荒川線)「庚申塚(こうしんづか)停留場」に向かって歩きます。


時刻は、午後一時半過ぎ。昼食を済ませていないので、お腹が鳴ります。通りの左手に感じの良さそうなお蕎麦屋さん「そば所更科」がありました。大正時代創業の老舗です。

 


頂いたのは、“あんかけうどん” 900円(税込)。身体の芯から温まりました。

 


会計時に、「猿田彦大神」の開運御賽銭を頂きました。中には、御縁(五円)玉が。女将さんが、優しい方で、身体だけでなく、心も温まり、店を出ました。

 


尚、同店の住所は、東京都豊島区巣鴨4-16-11。電話番号は、03-3918-3268です。


さらに商店街を、進みます。

 


左側には、御菓子司「 岡埜榮泉(おかのえいせん)本店」があります。名物の “豆大福 ”を、お土産に購入。

 


「庚申塚停留場」の手前、「巣鴨地蔵通り」と「栄和通り」の交差点角に鎮座するのが、「猿田彦大神巣鴨庚申堂」です。

 


戦国時代の文亀(ぶんき)二年(1502)、高さ八尺(約2.4m)の「庚申塔」を、中山道の本街道であり、板橋宿の一つ手前として賑わっていた、当地に造立したのが創祀とされています。


庚申とは、猿のことなので、“狛犬” ならぬ “狛猿” が一対。像の下部には、「見ざる、言わざる、聞かざる」の “三猿(さんざる)” が彫られています。

 


「手水舎」の水盤には、龍の口から水が注がれています。

 


本堂内には、明暦三年(1657)に再建された庚申塔が納められ、これは豊島区の登録文化財になっています。

 

 

 

参拝を終え、都営地下鉄三田線「西巣鴨駅」から、帰宅の途についたのが、午後2時半頃。こうして、駒込から巣鴨への初詣を済ませました。

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~95回  省略

第96回  2020/3/8  『今年の花見は宴会自粛』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/96ae962f4c6850bb80b4cdfa99a20763

第97回  2020/3/25 『清和公園の桜』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/683efb05ff34951d10682a8dbe37df51

第98回  2020/3/29 『御朱印巡り「廣尾稲荷神社」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/14f74898856ff828222d0b5b962504da

第99回  2020/4/28 『真砂坂上バス停 リニューアル』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4a1d9cf96695c70eb3c128672c6a0f23

第100回 2020/6/8  『御朱印巡り「明治神宮」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c87b3547debd8655a09384a5fbbda105

第100回 2020/6/10 『御朱印巡り「明治神宮」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6c2d20458adf660ca35ec0cde91889d9

第101回 2020/6/16 『文京区と春日局』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ab71232f54d0d2075ff62c414f3fe097

第102回 2020/7/27 『御朱印巡り「愛宕神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d3c3b38264bc2a9b3e7ca43d111c5707

第103回 2020/8/1  『御朱印巡り「虎ノ門 金刀比羅宮」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/af70306d6fc6a3a95294c42ba3e16a41

第104回 2020/10/6 『TSUWANO T-SPACE(島根県津和野町東京事務所)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20c0404ec75a382788a3684a7193331a

第105回 2020/11/15『秋の深大寺と神代植物公園』(その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/366adefa5e41888e0ac68db29c261227

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込 妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

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街歩き 第109回 『御朱印巡り 「駒込 妙義神社」』

2021年01月16日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散歩する「街歩き」シリーズの第109回は、『御朱印巡り 「駒込 妙義神社』を、お送りします。

 

 


新年1月3日(日)に、東京都豊島区駒込にある我が家のお墓にお参り行きました。合わせて、行き帰りに駒込と巣鴨にある神社に初詣をしました。


『大國(だいこく)神社』を参拝⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999 した後に向かったのが、『駒込 妙義神社』(正式名称は「妙義神社」)です。


分かり易いルートは、大國神社が面している「本郷通り」を北に進み、旗竿の案内が出ている細い道を左に曲がると、突き当りが妙義神社になります。けれども、このルートだと坂道を下って、上ることになるので、大國神社の裏の平坦な道を西北に歩き、途中何回か角を曲がると、当社の鳥居前に出るルートを通りました。所要時間は、約5分です。

 


伝承によれば、日本古代史における伝承上の英雄・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、当時東国にいた民族である蝦夷(えみし)を討つために東征した際、この妙義神社がある場所に陣営を構えたと伝えられています。日本武尊が白鳥に生まれ変わり飛び立ったという伝説から、白雉(はくち)2年(651)5月12日、白鳥(しらとり)社と号しました。豊島区内では最古の神社として伝えられています。


石段を上がると、フェンスの向こうに、十字架が見えました。

 


フェンスに近寄って覗き込むと、工事現場の先に「日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団中央聖書神学校」のチャペルがありました。

 


当社の境内は、広くはありませんが、新しく綺麗です。

 

 

境内整備などを行い、令和2年(2020)8月に建て替えられた社殿が竣工したそうです。

 

 

境内整備前から使われていたと思われる、古い「水盤」には、紫・黄・紅の紫陽花の花びらが浮かんでいました。

 

 

拝殿の扁額に書かれた「勝軍宮」とは、太田道灌(おおたどうかん)が、文明三年(1471)に、古川公方・足利成氏との合戦に出陣したの際に、当社へ神馬・宝剣を奉納し、戦勝祈願を行ったことによる。

 

 

御祭神は、「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」。

 

 

境内末社の「太田道灌霊社(れいしゃ)」。御祭神は、太田道灌公。

 

 

御朱印を頂けるのは、社殿右手の「社務所」です。

 

 

御朱印の種類は、「妙義神社御朱印」、「辰の日限定御朱印」、「道灌霊社御朱印」、「社殿御造営祈念御朱印」ですが、時節柄、御朱印帳ではなく、全て書き置きです。

 

今回頂いたのは、「妙義神社御朱印」。初穂料は、500円。


右側に「奉拝(ほうはい)」、左に「参拝日」の墨書き、中央に「妙義神社」の社印というシンプルな御朱印ですが、小さな桜の花びらが可愛いですね。この花びらは、押印ではなく、半紙に刷り込まれている様です。書置きだからこそのデザインでしょう。


御朱印と一緒に、縁起物ということでしょうか、福島県会津地方の郷土玩具「赤べこ」のイラストが描かれた小袋を頂きました。中には、キャンディが3個入っていました。

 

 

尚、拝受した御朱印の数は、これで八十一印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~95回  省略

第96回  2020/3/8  『今年の花見は宴会自粛』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/96ae962f4c6850bb80b4cdfa99a20763

第97回  2020/3/25 『清和公園の桜』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/683efb05ff34951d10682a8dbe37df51

第98回  2020/3/29 『御朱印巡り「廣尾稲荷神社」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/14f74898856ff828222d0b5b962504da

第99回  2020/4/28 『真砂坂上バス停 リニューアル』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4a1d9cf96695c70eb3c128672c6a0f23

第100回 2020/6/8  『御朱印巡り「明治神宮」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c87b3547debd8655a09384a5fbbda105

第100回 2020/6/10 『御朱印巡り「明治神宮」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6c2d20458adf660ca35ec0cde91889d9

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第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

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街歩き 第108回 『御朱印巡り 「大國神社」』

2021年01月11日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散歩する「街歩き」シリーズの第108回は、『御朱印巡り大國(だいこく)神社」』を、お送りします。

 


新年1月3日(日)に、東京都豊島区駒込にある我が家のお墓にお参り行きました。合わせて、行き帰りに駒込と巣鴨にある神社に初詣をしました。


最初に参拝したのが、JR山手線「駒込駅」北口と「本郷通り」を挟んで反対側に鎮座する『大國神社』です。東京メトロ南北線「駒込」駅に降り立ったので、南口から「駒込橋」を渡り、当社へ向かいました。

 


当社は、江戸時代中期の天明3年(1783)に、神職を務める大島家の先祖が、現在の地にお祀りしたもので、明治12年(1879)、当時の大総代・細川潤次郎男爵の協力を得て神社としての形を整え、現在に至っています。


御祭神は、「大己貴命(おおなむちのみこと)」《大國主命(おおくにぬしのみこと)》。尚、御神体は、「大黒様」の姿をされています。

 

当社HPより


境内は、こじんまりとしていますが綺麗に整っています。平成23年(2011)暮れに社殿・社務所の建て替えが終了、翌平成24年春には境内整備も完了したとのこと。

 

 

 

鳥居を潜った左手にある手水舎。

 

扁額


御朱印を頂けるのは、社殿右手の社務所。初穂料は、500円。


右上には、旧地名の「駒込妙義坂上」、中央に「大國神社」、左に参拝日の墨書き。右下には、大黒様に因んで“打ち出の小槌”の中に干支の“丑”の字が書かれた朱印。その下には、これも大黒様に因んで“白兎”と干支の“牛”が押印されています。


中央の朱印の下部には、「省線駒込驛前」の文字が。“省線”という、旧国鉄時代の名称を未だに使っているのですね。


尚、拝受した御朱印の数は、これで八十印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5

 


==「街歩き」バックナンバー==
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第1回~95回  省略

第96回  2020/3/8  『今年の花見は宴会自粛』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/96ae962f4c6850bb80b4cdfa99a20763

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第105回 2020/11/15『秋の深大寺と神代植物公園』(その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/366adefa5e41888e0ac68db29c261227

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

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