桑の海 光る雲

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坂本直行の山の絵

2022-09-02 21:26:44 | 日記
坂本直行の絵を集め始めて何年になるでしょうか。
最初に入手したのは夏の利尻山の絵でした。続いて花の絵も集めるようになり、はまなし、オオバナノエンレイソウ、エゾノハクサンイチゲ、エゾリンドウの絵を続けて入手しました。山の絵では私が登ったトムラウシ、剱岳の絵を入手しました。
4回登頂し、北海道の山では一番回数を登っているニペソツ山の絵もかねて欲しいと念願していたのですが、なかなか出物に遭遇できず、一度だけ素晴らしい油彩を見つけたのですが、既に売約済みでした。
そこへ今回思いがけず、この作品を含む何点かの坂本直行の水彩画がオークションに出されました。他の水彩画はあっさり即決で売れてしまいましたが、この作品だけは、構図も単純で色味も灰色中心で見た目も地味であるからか買い手が付かないまま、結局入札したのは私だけで無事落札できました。
坂本直行がニペソツ山を描いた水彩画は他にもあり、夏の青空の下に鋭く聳える様を描いた見事な作品もあるのですが、既に坂本直行記念館の所蔵となっており、市場には出ません。私がニペソツ山に登ったうち3回は、写真のようなあまり天候に恵まれない中での登山でした。そんな私の経験にもこの絵はふさわしいと思い落札した次第。後悔はしていません。
ニペソツ山の絵を入手できたら、坂本直行の作品のコレクションは終了するつもりでいたので、これを区切りにしたいと思います。

今回入手したニペソツ山の絵
四回目に登ったときのニペソツ山
本来はこんなふうに見える(ネットで拾った画像)
初めて入手した利尻山の絵
化雲平から見たトムラウシ
剱沢小屋と剱岳
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