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はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

朝鮮半島逃走記

2013-07-03 10:27:06 | その他
  朝鮮半島逃走記 「清津(せいしん)脱出の想い出」


 私の義母は朝鮮半島清津(現北朝鮮)に生まれ、私の妻を生んだ翌年、終戦で日本に引き揚げてきました。
しかし終戦の時には、ソ連軍の突然の進攻により、取る物も取らずに避難をしたのですが、途中で家族と
はぐれてしまい、両親や妹と乳飲み子の娘を探して、南行ったり北に向かったりの放浪が始まってしまいました。


 義母の手記、朝鮮半島逃走記-「清津(せいしん)脱出の想い出」 をHPにアップしましたのでご一読ください。


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7月2日の新聞に気になる記事が載っていたので紹介します。
      
                     朝日新聞新聞朝刊-静岡版

 ここ数年「海から富士山・剣ヶ峰」以外に「富士山一番乗り」をやりたくて、富士山のお山開きの日の天気予報と
登山道の状態を気にしていた。
(富士山一番乗りという言葉は今では聞かなくなったが、昭和30年代には7月1日の山開きの日に富士山で
ご来光を望む登山の事をそう呼んでいた)
だが毎年の山開きの富士宮口は、雪のため通行禁止となっていて登る事ができなかった。

それが今年は、NHKの夜7時の全国ニュースで「1日の山開きの日から登山ができる」と報道していた。
そして翌日の朝日新聞にも「富士山山開きから 山頂へ登山可能」の見出しが踊っていた。
ヨシ!それなら今年こそ一番乗りに挑戦してみるか、と思いつつ記事を読んでいくと最後に
「富士宮口登山道から登れるのは7月8日になる見通しだ」とあった。
余り親切な書き方ではないが、ともかく通行出来ないらしい。なら仕方ないと今年も一番乗りは諦めてしまった。

ところがその日の夕方6時のNHK静岡地方ニュースでは、またもや「1日の山開きの日から登山ができる」
紹介していた。一体どちらが本当なのだ! だが一旦覚めてしまった登山熱は再び上がる事はなかった。

これではNHKのニュースだけを見て一番乗りに富士宮口へ行く人はきっといるだろう。
その人たちはアイゼンなどの雪の装備は持っていかないだろう。そうなると滑落事故が起きる心配もある。
そこでNHKに再度登山道の規制の確認すようメールを入れたが梨の礫だった。

そして2日の新聞には「規制越え登山も」の見出しで「規制の看板を越えて山頂を目指したのは約100人」
と非難めいて書いてあるある。
そうなるとNHKの責任はどうなるのだ。NHKは登山道の通行可能を何処で確認したのだろう?
もしこれで事故が起きたらNHKはどう報道したのか。きっと新聞記事と同じように正義感面をして
非難報道をしたのではないか。(と思うと軽い事故を期待する自分が情けない)

だが新聞記事を読んでいくとこんな事も書いてあった。
「山頂から下りてくる人に聞くと、登山道には雪はないが、山肌には雪があるという」
エッ! 登山道に雪がなかったの、それなら何のための通行禁止なのだ。また腹が立ってくる。
静岡県は金をかけ通行禁止の看板を建てる前に、もっと情報収集をしっかりやって欲しいものだ。
若しかすると毎年出ていた山開きの通行禁止もこんな状態だったのか? 信じられなくなってきた。

こんな状態でも静岡県は「富士宮口は8日午前0時に規制が解除される」と言っている。
まさにお役所仕事そのものではないか。
きっと解除の前に登る人は、通行禁止の看板を嫌な気分越さなければならないと思うと
静岡県民として悲しくなる。

HP「海から富士山剣ヶ峰へ」が完成!

2013-06-27 10:50:41 | その他
  HP「海から富士山剣ヶ峰へ」の部分が完成しました

 富士山が「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録され、新聞・TVは想像通り大騒ぎです。
富士山好きの気持ちは誰にも負けない積りですので、富士山が世界遺産登録に挑戦した以上、登録されて嬉しいのですが
何故か戸惑う気持ちも湧いてきます。

「入山料」が色々取り沙汰され、今年は8月の10日間で試験的に1000円徴収するとか。
個人的には1000円程度の入山料は当然支払い、それで登山道やトイレの整備をするのは大賛成です。
しかし今年は徴収したお金の使途が決まっていないのに、ともかく徴収しようとしています。

入山料が登山者の減少を図るため導入するとの意見もありますが、1000円のため登山を止める人が果たしているでしょうか
山梨県の市長が「入山料2万円説」を言い出した時は、その常識外れな考えにビックリしましたが、登山者の減少が目的なら
その位にしないと減少しないでしょう。

しかし本当に登山者を減少させたいなら、入山料で減少させるのではなく富士山を昔の形に戻せばよいと思います。
現在登山バスは麓の浅間神社はおろか1合目をはるかに越えた新5合目まで登山者を運んでます。
そしてその道路脇の自然林は、排気ガス等の影響で立ち枯れが目立っていて、8月にはマイカー規制の措置も取られる
ようになっています。
それならいっそのこと、登山区間の道路は封鎖してしまい、登山者は麓の浅間神社で禊をしてから歩いて登ったらどう
でしょう。そのほうが世界遺産の「富士山-信仰の対象と---」に合致していると思います。
これなら登山者は激減間違いなしでしょう。
マー浅間神社からは無理としても、1合目から歩くようにしても半減はすると思います。

「弾丸登山」は毎年富士山に登っている私も知らない言葉でした。
途中山小屋に泊まらず徹夜で登山して、ご来光を拝んで下山する事だそうですが、名前はサッカーワールドカップの
「弾丸ツアー」を真似をしたのでしょうか。
最近の私は海から歩いているため、途中の山小屋に1泊していますが、それ以前は殆どこの弾丸登山か日帰り登山でした。
新聞などでは弾丸登山で夜歩くのは体調を崩しやすく、転倒などの危険が多くなると指摘しています。
確かに寝不足で疲れやすいのは確かですが、日影のない陽の下を歩くのも大変です。
私には歩いている時の大変さだけなら日中の登山の方が辛く感じます。
ようはこの弾丸登山なる物は、山小屋に金を落とさないため嫌われるのではないでしょうか。(僻みかな)
とは言え、登山者の全員が山小屋泊まりとなれば、現状でも一杯の山小屋は対処できなくなるでしょう。

こうなると矢張り浅間神社なり1合目から登るようにすべきですね。
歩く距離が延びて日帰り登山が無理になり、山小屋に泊まったとしても激減した登山者は収容できるでしょう。

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 7月1日の富士山山開きの日も近付いてきました。
私は今年もまた「海から富士山剣ヶ峰」に挑戦します。
最終的には来年の古稀の歳に「海から富士山剣ヶ峰」を完結したいと思っていますが、
今年は果たして剣ヶ峰まで行けるでしょうか-------

以前ブログで紹介した田子の浦海岸から富士宮口6合目までの「海から富士山剣ヶ峰へ」のルート紹介を
HPに纏めましたので、一読の上挑戦してみたら如何でしょうか。コメントをお待ちしています。

「須山口登山道」講演会

2013-03-04 17:30:59 | その他
昨日裾野市主催の「須山口登山道」講演会に行ってきました。
内容は富士山の「世界文化遺産登録について」の説明と「須山浅間神社と須山口登山道」の案内でした。
須山浅間神社と須山口登山道はどちらも富士山の世界遺産の構成資産になっていますが、浅間神社の対象は
社殿ではなく境内なのだそうです。
因みに須山浅間神社は
「須山山口登山道の起点となった浅間神社です。1707年の宝永噴火により社殿は、登山道も含め大きな被害を
受け、現在の本殿は2012年12月に再建されました。神社は、社伝では日本武尊が創建したとされ、1524年には
存在していたことが棟札により確認できます。」


須山口登山道は私の歩く登山道ではなく、宝永噴火の前の登山道で須山御胎内(一合目)から幕岩間と、後は
御殿場口二合八勺から山頂までの登山道だそうです。
私はまだ須山の御胎内にも幕岩にも行った事がないので、今年中には行って来ようと思っています。

あと須山口の登山者は伊豆の国の人が多く、三島の浅間神社からの道に道標が立っているそうです。
他にも聞いた話はHPの更新のとき案内しようと思っています。

富士山一周歩道の整備をしては

2013-02-27 09:19:02 | その他
 昨日朝日新聞の声の欄に「富士山一周歩道の整備をしては」と題した投稿が掲載されていた。

『 富士山の世界文化遺産登録に向け、関連資料の整理や遺跡の発掘が行われています。おかげでインターネットで
富士山のことを簡単に調べられるようになりました。
 しかし、目的が文化遺産登録なので、歴史関連など過去の資料が多いのが現状です。そこでこの際、富士山の新し
い文化を創るため、誰でも体験できる「富士山一周歩道」の整備を提案します。
 富士山を一周すると約180㌔ほどあります。一周歩道は新しい道を一から整備するのではなく、既存のハイキン
グコースや東海自然歩道などを極力利用し、道しるべも経費節減のため、四国遍路で見る遍路札のような物にしては
どうでしょう。宿舎も必要ですが、空き家を利用し、シャワーだけで、寝袋や食料は持参する形の簡易宿舎にすれば、
設置費用も維持費も少なくて済むと思います。その管理を地元の老人会などに委託すれば古老の話を聞くこともでき
るでしょう。
 このような誰でも歩ける一周遊歩道ができれば、日本の象徴である富士山に新しい文化が根付くのではないでしょうか。』

私が常日頃から感じていた事と全く同じ意見で------------ それもその筈で、実はこの投書は私が投稿したものです。

2月23日は富士山の日ということで、新聞には、これからのイベントとして「富士山マラソン」とか「富士山駅伝」などが
提案されていましたが、残念ながらウォークングの話は出ていませんでした。きっと富士山でウォークングなら富士登山が
あると決めているからでしょうかね。
マラソンも駅伝も結構ですが、これらの競技に参加するには、普通以上の体力を必要とし一般人の参加は無理でしょう。
しかも賑わうのは大会当日だけで、他の日は閑古鳥が鳴いてしまいます。
それなら「富士山一周歩道」を整備すれば、老若男女が春夏秋冬一年を通し利用する事ができます。そうなれば四国遍路
と同じように地域と一体となった文化が育つのではないかと考えました。
また、東海自然歩道のように、道の整備はしたが宿泊所や交通の便を考量してないため、いまでは利用者は少なくなって
しまっています。富士山ではその轍を踏まないため気軽に利用できる素泊まりの宿舎を提案しました。

実は投書の最後に「富士山一周が終わったら富士山に登り、山頂から自分の歩いた道を追って行くと、より強い感激を
味合う事ができ、自分の足に偉大さに満足するでしょう」
としたのですが蛇足なのでしょう、カットされてしまいました。

私の期待は投書が掲載さる事だけではなく、このあと一周歩道整備の機運が高まり、実際に一周歩道が完成する事です。
若し完成したら、秋の紅葉の富士山は歩いていますので、春の花の富士山一周を歩きたいと思っています。

コメントありがとうございます

2012-08-07 15:12:51 | その他
森田さん初めまして、そしてコメントありがとうございました

須山登山口は決して新しい登山口ではありません。一昨年「富士山麓道一周ウォーク」をしたとき須山浅間神社にこのような説明がありました。
須山浅間神社の開基も富士宮浅間神社と同じく日本武尊が東夷征伐のとき創祀されたとなっている。それから江戸時代の宝永の噴火までは修験者や富士講の信者が多数利用したが、登山道が宝永山の噴火で無くなってしまい登山道は廃道になった。
明治に入り登山道は再興されたが東海道線が御殿場に停まるようになると御殿場口に利用が移り再び衰退の道を辿る。更に登山道の一部を陸軍の演習場として撤収されたため再度廃道となった。
時が過ぎ平成9年、宝永山の南側を通り富士宮口6合目までの新登山道を開通させ、平成11年には御殿場口2.8合からの旧登山道を復元して下山道とした。とありました。
今朝の朝日の新聞にも村山、須山、須走浅間神社の事が掲載されていました。世界遺産の登録要素のもこの三つの登山道は入っているそうです。
ただ登山口の歴史はあっても宝永山の噴火で長い間廃道となり、現在の登山道は平成11年に開通したばかりのようです。いわば登山口は古いけど登山道は新しいという事でしょうか。
現在の登山道の様子は普通の山道で、誰でも安心して歩く事は出来ます。ただ今年はブログで書いたように2カ所崩れた場所がありましたが、ロープも張ってあり注意すればどうという事はありません。
と私が言っても初めての時は道の不安はありますよね。私も最初歩くときも不安で一杯でした。
そこで今年中にHPにこのルートの紹介をする予定でしたが、ブログで一足早く道の紹介をします。
ブログは制約があり、どれだけ見やすい紹介ができるか分かりませんが兎も角作ってみます。



たんざわさん初めまして、そしてコメントありがとうございました

イエイエ私は普通の68才の老人です。ただ他の人より若干好奇心が強く、そして歩く事が好きな事は確かです。
歩く速度は決して早くなく、以前加入していた歩こう会の中では普通より遅いくらいでした。
これもまた「ただ」ですが、ただ早くは無いが休憩が少なくても長距離を歩くのは強かったのではと思います。
とは言え何の訓練も無くこの「海から剣ヶ峰」に挑戦すれば半数の人は挫折すると思います。
矢張り日頃の訓練は必要ですね。
私の今年の歩行距離の目標は1日平均8kmを目標にしていますが、今のところクリアしています。
それと春先には地元の大崩山塊の長距離縦走を行い、体力の判断をします。
また、平地では少なくとも40km以上歩く事が出来なければと、時々長距離ウォークもしています。
しかし一人で長距離を歩くのはルートの選択で中々大変ですので、地元のウォーキング団体の大会に参加すると
案外容易に歩く事が出来ます。
静岡県の方なら今年10月に行われる掛川歩こう会の40kmスリーデーなどが、いい目標になるのではないかと思います。

たんざわさん。ご指摘のようにあれは私が投稿したものです。
あのザ・コースマップも閉鎖れてしまい残念でなりません。
ブログを書いていて時々気力がなくなるのは、このブログを読んでいる人がいるのだろうかと感じる時です。
その点アスパラクラブなら全国の人が見てくれていると思うと文章にも力が入りました。


静岡新聞に「海抜0mから頂へ」と題して
72才の富士宮の男性が、田子の浦海岸から剣ヶ峰の登山を年1回、過去24回行っていると紹介していました。
この方の素晴らしいのは年齢はすでに私の目標としている70才を越えていること。
更に決して私が真似がの出来ないのは、途中小屋に泊まらず16時間~19時間で登頂する事です。
私は田子の浦を出発して13時間かけてやっと6合目に着き、そこで一泊して翌日5時間かかって剣ヶ峰に到着しています。
それが一気に歩いて16時間なんて私には想定外の話です。
ただ気になったのはその方の登山口は、5合目から上は富士宮口で私と同じですが、その下が随分違います。
一般的に富士宮からなら村山登山道を登ると思うのですが、この方の歩くのは富士山スカイラインの車道でした。
道には迷わないでしょうが車が嫌ではないのですかね? これも私には真似ができません。
私はまだ3回目で比較の対象にもなりませんが、同じ様な事をしている人がいると知り嬉しく感じました。


「海から富士山へ」「海から剣ヶ峰へ」「海抜0mから富士山頂へ」などをやりたいと思っている人は是非挑戦してみてください。
今年が無理ならトレーニングをして来年はどうでしょうか。待っています。

週末情報

2012-05-18 09:12:08 | その他
先週末「浜名湖ガーデンパーク」に行ってきました。
イエ今回は歩きでなく車で女房孝行です。

色々な花が見ごろで妻は大感激。入場料・駐車場は無料ですので元手いらずの儲けものでした。

日ごろは自分の歩きばかりしている貴方! 私を見習ってくださいよ。

 
(旧)モネの庭には水連が数輪                蔓薔薇の通り抜けもあった

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5月13日に富士山静岡空港に行ってきました。ハイこれは歩きです。

以前から飛行機が離着陸をするところを下から見たいと思っていて
開港当時に金谷寄りの滑走路に入り込み空港職員に退去させらた経験があります。
(滑走路とはいえ空港連絡の高台のフェンスの所です)
その時「空港トンネルの所に公園があり、そこからなら飛行機を下から見られる」と教わりました。
その後2回ほど空港トンネルを調べに行ったのですが、そのような公園は見つかりませんでした。

そして今回は、ともかく海側(吉田)から農道を上に登って見ようと出かけました。
その道を簡単に説明します

国道150線の富士見橋を渡り、県道79号に入り西に向かう。
神戸の交差点を過ぎ、共同醤油の辺りから登りになり、その頂点近くにある信号を右折する。
あとは北西に向かう舗装道路を上に上にと登って行く。
途中にある吉田町のリサイクルセンタを通り過ぎると滑走路の誘導灯が見えてくる。
更に上に向かっていくと道が左へと大きく曲がりこみ、先には滑走路が見えてくる。
その回り込んだところに「富士山飛行場展望広場」ある。
広場には東屋やトイレも設置されています。
帰りは先ほどの道を下って行くと坂部と飛行場を結ぶ県道73号に出ます。
以上の道は普通車なら支障なく通れます。

 
 滑走路入口                        展望広場

距離 富士見橋-展望広場 7.6km 約1時間40分
    展望広場-飛行場  6.0km 約1時間10分

歩きの時は神戸交差点の先にある自彊小学校の裏の道を行った方のが距離が短くなりそうです。

注:富士山空港はなにせ発着する飛行機が少ない。
  そのため展望広場に11時20分ころに着くようにした方がベターです。
  私は広場に9時に着いたため、次の離着陸は1時間半後になってしまい諦めてしまいました。

 
  飛行場に行く道                     飛行場下にある石雲院山門

 
  富士山静岡空港                     牧の原台地から大井川

大崩山塊・徳願寺山

2012-01-11 06:27:00 | その他
 静岡市と焼津市の間の大崩山塊で、一番北側にある徳願寺山から宇津ノ谷峠にかけての尾根を歩いてきます。
この尾根筋は人気のある高草山や満観峰と違い、ほとんど人も入らず人気のない山道です。
理由は景色が見えないこととアップダウンが激しい事が原因のようです。

 私もここは一昨年駿河一国三十三観音巡りで歓昌院峠を越えてたことが事があるだけです。
道も国土地理院の地図にも載っていないので果たして歩けるかどうか。
ただ宇津ノ谷峠の最高部にこの尾根筋を指した「谷川山へ」の古い標識と、歓昌院峠にあった標識が唯一のよりどころです。
でもここは小笠山と違い、絶壁などの危険な所も無く何とかなるでしょう。
それに藪漕ぎをする元気もないので道が分からなくなれば引き返すつもりです。

明けましておめでとうございます

2012-01-10 11:32:35 | その他

遅くなりましたが 明けましておめでとうございます
 
 久し振りのブログを更新になりました。
実は私にとって11月は激動の、いえ正確に言えば最悪の月になってしまいました。

 最初の騒動は私が気を失い救急車で病院に運ばれた事件。
2回目は88歳で一人暮らしの義母が、やはり救急車で病院に入院した事。
そして3回目は使っていたパソコンがダウンしてしまった事です。

 先ず最初の私の失神騒ぎとは、
河川敷を10k歩いたあと晩酌や食事を終え、TVを見たあと風呂から出た時に起こった。
パンツ姿で歯を磨いていると、急に頭がスーとして力が抜けてしまい、ヘナヘナと倒れこんでしまった。
気がつくと妻が消防署に電話をしていたので慌てて止めたが、すでに救急車は出動した後で
暫くしすると家の前に救急車は停まってしまった。
何とか服を着て玄関で座った状態で「大丈夫」を繰り返したのだが、結局病院に行く事になってしまった。
病院で心電図やCTを撮ったが、その時はすでに異常なし。
医師から「ウオーキング、酒、風呂の3点セットはやらないように」と注意を受けてタクシーで帰宅。

 当日の騒ぎはこれで収まったが実は去年2回ほど似たような事があった。
長距離ウオーキングのあと、酒を飲み風呂から出たあと立っていられずしゃがみ込んでしまったのだ。
妻に言わせれば「気を失って倒れた」と言うが、自分ではしゃがみ込んだだけと思っている。
ただそれ以後、長距離を歩いた後は禁酒令が発令されてしまい、淋しいゴールになってしまった。
(ゴール地点で乾杯と称して氷結を飲むようになったのは、それ以後です-----妻には内緒)

 次の事件は、妻が「母に何度も電話をしているが応答が無い」と言ってきたので、気になり車で40分程の義母の家に向った。
家は鍵が掛かっていたので合鍵で玄関を開けて声を掛けるが返事が無い。居間の襖を開けると少し嫌な臭いが漂ってきた。
中を見ると義母が布団も掛けずに横たわっている。慌てて近寄り声を掛けるが目を薄っすらあけるだけで動く事ができない。
何か喋ろうとするが「ウーウー」と聞こえるだけで意味が通じない。
慌てて119番に通報し病院に搬送してもらった医師の診断結果は。
「脳に出血が起こり、その血が脳に溜まっている。そのため右半身が動かず失語症になっている。
症状は今が最善の状態で、これより良くなる事はないと思って欲しい。手術は年齢を考えると無理」とのことだった。
見せられた脳内のレントゲン写真には1/4弱が真っ黒に写っていた。さらに医師は
「この様な症状になると病院では入院をさせておく事ができないので、3週間以内に転院できる療養病院を探すように」との事だった。
それからのテンヤワンヤでとても「歩きに行く」などとは言い出せなくなってしまった。

 最後のPCのダウンはゼンリンの地図をダウンロードしている時にエラーが発生してしまった。
そしてそれ以後インターネットの接続が出来なくなってしまったのだ。
今のPCは「XP」で5年ほど経過している物だが、途中のSYSバージョンアップを行っていなかったので
本来可能なはずの機能も使えないでいる。
そんなこんなで買換えも視野に入れていたので修復に力も入らず、年末のバーゲンで安くなったら購入する事にした。
結局PCは年末にNECのVN770を購入したのだが、序に通信回線もADSRから光に乗り換えた。
その工事日が年明けの昨日(9日)になり、ようやくインターネットに接続できた。

 そのようなわけで今日からまたブログを再開しますのでよろしくお願いします。

紅葉狩り

2011-11-06 11:00:11 | その他
 昨年は富士山麓道一周ウオークで見事な紅葉を堪能したので、今年もそれにあやかろうと3日・4日と富士五湖に行ってきました。

 3日は静岡県小山町が制定した「富士箱根トイレル」の一部を歩き、4日は車で富士五湖を一周してきました。
トイレルの方は後日紹介するとして、今日は車による富士五湖の紅葉を簡単に紹介します。

 何時もは一人歩き専門だが、今日は妻と連れ立ってドライブと洒落こんだ。たまには妻のご機嫌を取らないと気持ちよく歩きに出してもらえないので、これも仕方ない事だ。

コースは
富士霊園―明神峠―山中湖―忍野八海―河口湖―西湖―下部温泉と回る予定で出発した。

 昨年富士霊園に寄ったのは11月16日で遅めの紅葉を見る事ができた。今年はそれよりも12日も早いので不安だったが案の定、全然紅葉していなかった。園内を車で回ったが写真を撮るような場所も無くそのまま次の明神峠へと向ってしまった。

 明神峠は昨日歩いたばかりで紅葉が良くないの知っていが、尾根から御殿場高原を一望する景色を、山に登る事のない妻に見せてやろうと考えていた。
車を神奈川県境にある三国山登山道入口に停めて車から降りて上を見ると、昨日は気づかなかった紅葉が目に入った。昨日は曇天で紅葉も冴えなかったが、今日の晴天で色が鮮やかに見えるようになったのか。

 

 御殿場高原を一望できる雄大な風景に妻が喜んでくれるので「あのまん中盛り上がった山は箱根の神山で、その横の二つのこぶは金時山」と説明にも力が入った。
ここからは富士山は見えないが、それは次の場所のお楽しみと車を進める。
明神山の登山口では「ここから30分も登れば山中湖と富士山が一望できるが、お前には登れない」とわざと意地悪く言ってやる。

     

 ガッカリしていた妻もパノラマ台に着いて、この風景を見ると満足したようだった。

昨年山中湖の旭日丘湖畔緑地公園の紅葉を見て感激したのは11月11日だったが、ネットの紅葉情報を見ると今年の紅等は例年並みの速さで昨年より1週間は早いとなっていた。遅めの茶色く変色した紅葉では興ざめだと思い1週間早く来たのだが---

 

 昨年の素晴らしい紅葉を知らない妻は大感激だったが自分としては-------- 早すぎたのか?遅すぎたのか?どっちだろう?
ネットには「今年はあまり色づきがよくないように感じます。赤くならず茶色になって散ってしまうような感じです」と書いてあった。

 花の都公園は端境期なのか屋外には一輪の花もなかった。この公園が出来た頃は花畑と富士山がマッチして人気が出たのだが、今はコスモス畑も無い。あるのは有料駐車場と有料の室内展示場だけ。当然パスした。

    

 針樅純林の中を通って忍野八海へ。女性は忍野八海の絵葉書のような景色を好むのか、妻はいたく喜んでくれて売店で孫への土産などを購入していた。男の一人旅と違い女性は地域経済に貢献するようだ。

 

 次に寄ったのは富士吉田道の駅前にある歴史博物館の「こころ静かに紅葉を観る会」の会場だった。確かにひと気も少なく静かに散策できるが距離が短く、紅葉は緑の葉が多く少し早いように感じた。

 次は人気の河口湖の紅葉回廊へ

    

 ここは臨時駐車場や売店も出ていて人気の高さをうかがわさせる。車をやっと停めて人混みに釣られて紅葉回廊とやらへ。
そこは川の両岸のモミジを観賞しながら上流に向かい橋を渡って下ってくるようになっていたが、紅葉は明らかに早すぎで見頃は来週あたりだろうか。
何故ここが人気なのだろう?山中湖の旭ヶ丘公園に比べ距離、本数、種類、景観と全てが劣っているのに、宣伝が上手なのかな?

 

 次に西湖の「西湖いやしの里根場」に寄ってきた。
この施設は昭和41年の台風災害で壊滅的な被害を受けた根場地区の茅葺き屋根集落を甦らせようと、平成22年にリニューアルオープンした施設で私も初めて寄るところだ。読み方は「いやしの里・根場」と区切り、根場はネットでは「NENBA」となっていた。
 余り期待を持たずに寄ったのだが、それが期待に反して中々良かった。窓のある茅葺屋根は特徴的な切込みがあり見応えがあった。家の中は物品販売や体験工房、展示場などになっていて入る事も出来る。入場料は¥350でネットで割引券を印刷していけば¥300に割引される。富士五湖へ行った折には一度は見学する事をお薦めします。

 最後は温泉好きな妻のために下部温泉の日帰り温泉へ。温泉に着いたのが4時30分、看板には「最終受付5時」となっていたが受付で「終了が5時」と聞いて諦める事に。

 マー最後は失敗したが妻が喜んでくれたので良しとしよう。お陰で飲酒日でないのに晩酌が出て土産で購入した「山ごぼう」をつまみに飲む事ができた。

蕨&拭取り

2011-04-22 16:11:07 | その他
毎年行っている蕨取だが、今年はどうしてか遅くなってしまった。
そろそろ行かないと時季を逸してしまいそうだが、明日は雨の予報が出ているから駄目。
日曜日は用事があって行けないとなると、月曜日には取られた後になってしまう。
それでは今日しかないと急遽出かけることにした。

大崩山塊のいつもの所に行くと、取ったばかりのようで折られた蕨の茎から汁が出ている。
毎年ここで充分な量を取れるのに、今年は両手一杯ほどしか取れなかった。
これでは味噌汁や天麩羅、おしたしと蕨のフルコースを味合えない。もっと欲しい。
そこで何年前に茶畑の回りで取れた場所に行ったのだが。
茶畑は放置されていて荒れ放題。半分諦めながら茶の木の下から覗いて見ると、
あった! お茶の木の畝に沿ってポツンポツンと蕨が見える。それも小さな蕨ではなく
かなり大きい蕨が。よし、ここで取ろう。

ところで蕨取りといえば、草原に生えている蕨を摘んでいくと思うでしょうが、ここは違う。
背丈より大きくなった茶の木の間に潜って行く、当然立っては入れないので膝をつき
四つん這いになって這うようにして進む。
この様な場所の蕨は少しでも陽の光りを浴びようとするのか、すらりと高く伸びている。
日陰のため少し遅い位でも葉が開いていない。
成功!成功! 大きいのは1mほど延びているのもある。尤も下の方は硬くて食べれないので
ポキット自然に折れる位置で取るのだが、それでも30cmほどはあるだろう。
手や顔に引掻き傷を作って奮戦した。

サーもう蕨はいい。次は蕗だ。
蕗は毎年行く所が決まっている。放置されている夏蜜柑畑のほんの一角だが、ここで充分。
我家の蕗は葉を取って筋を取る蕗ではなく、小さな葉が付いた柔らかそうな蕗を取る。
これを葉や筋が付いたまま水洗いをして、5cmほどに切って醤油、みりん、だし汁で煮込む
だけ。これが好きなんだな、朝食はこれだけでご飯が食べれるくらいだ。

さーて、これから料理の手伝いをしよう。