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はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

プラタモリ・宝永山

2015-10-25 10:39:58 | その他
 昨晩放映されたNHKTV 「プラタモリ」 の宝永山特集を見ました。
お笑い芸人のタモリが出る番組は一度も見た事は無かったが、NHKのやる宝永山に惹かれてチャンネルを回す事に・・・・・

そして見た結果は  非常に良かった! 

中でも感激したのは、高校時代7合5勺の山小屋でバイトをしていた時、宝永山の中に下りてよく遊びました。
そのとき登った 「恐竜の背鰭」 の様な物の名前が 「岩脈(がんみゃく)」 という事も初めて知ったし、
その岩脈が火山の割れ目噴火の際、溶岩が台地の間から 「貫入」 してできた岩だとも知りました。

また、岩脈の方向が全て山頂方向に向いてている事は知っていたが、その事に理由があったとは思ってもいなかった。
これは割れ目噴火の起きる場所の向きで、富士山は北アメリカプレートと接するフィリピン海プレートの外縁部にあり、
常に南東方向から圧力を受けている状態になっている。
このため大地の割れ目は、その圧力の方向に平行に裂け、そこが割れ目噴火の噴火口となっているようだ。
故に岩脈は北西方向の山頂に向かう事になる。

これからは宝永火口に下りた時、“恐竜の背鰭” のような物ではなく “岩脈” と言えるのが嬉しいな。

       
                           宝永山の 「岩脈」

次に知ったのは宝永山の火口壁の色の違った地層の事だった。
今迄あの色の違いは、宝永山の噴火の時に出来た物だろうと単純に考えていたが、それにも理由があった。
あの地層は宝永山の噴火で形成された地層ではなく、富士山の成立ちを現す地層そのものだそうだ。
それが宝永山の噴火により火口に穴が開いて現れたものだという。

今に “あの赤い地層は○○時代の△△噴火の際の溶岩跡です” なんて説明できるようになるかもね。

       
                            宝永火口壁の地層

宝永山そのものの話もあった。
標高2693m(フロクのサン=付録の山)の宝永山の上に立ってしまうと、その場所が盛り上がっている事は分からない。
しかし宝永山の西側から見ると、宝永山の山頂はピョコンと盛り上がっている岩の上であることが良く分かる。

       
                                宝永山

今迄ここも宝永噴火の際に出来た噴火口の一部だと思っていた。だがこれも大間違いで、あの宝永山の盛り上がった岩は
現在の 「新富士」 の前の 「古富士」 の一部だという。
3000m程あったいわれる古富士は、新富士と共に噴火を繰り返していたが、約2500年前ころ、風化が進み古富士の
山頂部が大規模な山体崩壊を起こして崩壊してしまった。
その後新富士は噴火を繰り返しながら成長を続け、残っていた古富士を覆い尽くしてしまったようだ。
その古富士が宝永噴火により顔を出したのだという。

私は今まで勘違いをしていた。所謂 “こ富士” は須走口の近くにある塚だと思い込んでいた。
そこで慌てて確認すると、須走口近くの “こ富士” は 「小富士」 でした。

       
                            宝永山と宝永火口

他にもこんな話があった。
富士山の御殿庭辺りを歩いていると、白い模様の付いた石があり、ペンキで書いた目印と勘違いする事がある。
私はこれを古い苔が岩に染み付いて白っぽくなったと思っていた。
だがTVでは、あの白い部分は石英の一種で、温泉の湯の花のような物だと説明していた。

 
             白い染みのある石                             白い染みのある石 
  
どうやらこの説明は私が聞き間違えたらしく、
 「石英は六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多く、中でも特に無色透明なものを水晶と呼ぶ。
石英は非常に一般的な造岩鉱物で、一般的に砂漠・砂丘の砂は石英が主成分となる事が多い。
また、どこにでもあるため砂埃(すなぼこり)にも石英が含まれている。」
なのだそうです。
その説明と上の写真では一致点は見いだせなかった。


次回のプラタモリは31日の土曜日に 「富士山頂」 が放送されるそうなので是非見なくちゃぁー。

ウォーキングシューズ 2

2015-06-20 12:01:03 | その他
          
                           ??ウォーキングシューズ

 5足目のウォーキングシューズはメーカー名が分かりません。これは近所のホームセンターの特売会で6割引きの2千台で
購入した靴で、一見頑丈そうに見えたので、2千円で歩き易かったら儲けもの、と購入しました。
しかし案の定 “安物買いの銭失い” で、靴の内部に固い個所があり、そこが足の甲に当たり痛みを感じてしまいます。
場所は靴の先端に横に筋が入っている所です。マメができるほどではないが、常に痛みを感じるので歩いていても気分が
落ち着きません。
しかも一見頑丈そうに見えた靴底も、数回履いただけでご覧のような減り具合ですし、表面も既に剥がれかかっています。
こうなると余り履く気にならず今では下駄箱の肥やし(?)状態です。

          
                          アサヒウォーキングシューズ

 「アサヒMedical Wwik EEEE 産・学・医 共同開発」 の商品札が付いていました。
この靴の特徴は靴底の踵部分の丸い羽根状の物が、膝への衝撃を分散し、且つ推進力を生むのだそうです。が実際に履いて
歩いても、そんな感じは分かりませんでした。
しかし幅広設計の4Eのため窮屈感はないし、しっかりしている割には重さも感じず不満はありません。
今はこの靴が低山歩き用になっています。既に大分痛んできているが何の支障も感じず使っています。

          
                          アサヒウォーキングシューズ

 これは6足目の靴と全く同じ物で、14、700円の値札が付いています。
この靴も妻が昨年の誕生日に、私に相談もなく買ってくれた物で、まだ一度も履いていない新品です。

 こうして改めて自分の靴を見て思うのは、自分がケチで発展性が無いという事です。靴底に穴が開きそうになっても、
足に痛みを感じても処分できないし、新品を購入する時は、以前と同じ型の靴になってしまう発展性のなさです。

 話は変わって
以前欲しかったウォーキングシューズは、靴の踵部分に星のマークが付いたワールドマーチのシューズでした。
退職後に入った歩こう会では、まるで指定靴のように多くの会員が、この星のマークの付いた靴を履いていました。
しかし値段を調べると、どれもが2万円台で、しかも靴が重かった事もあり諦めていました。
山の岩場やガレ場ならともかく、舗装された道を長距離歩くには重い頑丈な靴より、軽快で軽い靴の方が適していると
感じたからです。
 低山歩きでは殆どの場合ウォーキングシューズで支障は感じないが、先日歩いた大谷崩れのガレ場などは頑丈な
キャラバンシューズのような軽登山靴が欲しいと感じました。
ただ、このキャラバンシューズは手入れをしないと思わぬ障害に遭遇します。以前車で秩父34観音の遍路をした序に
両神山に登っていた時、突然靴底が破裂して穴が開いてしまいました。その時は予備の靴紐で残った靴底を縛って何とか
下山することができました。
後で調べるとキャラバンシューズの靴底に使っているビブラムは、手入れを怠ると破れる事があると出ていました。
当然その靴は諦めて処分し、新しい靴を購入したのですが、今度は歩いている時靴底がベラッと剥けてしまいました。
 原因は自分の手入れ不足と分かっているので、それからキャラバンシューズを買うのは止めています。

 

 今回ウォーキングシューズを紹介したのを機会に、靴底に穴が開きそうな物や、足に痛みを感じる靴の3足を処分し
新品の1足を下そうと決めました。



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 明日から2週間ほど、野暮用で家を離れるのでブログの更新ができません。

ウォーキングシューズ

2015-06-18 11:30:01 | その他
ハッキリしない日が続いていて出歩くのが億劫になっています。
何しろ最近は天気予報の降水確率が30%を越せば出歩かなくなってしまいました。
数年前までは大雨注意報が出ていても歩いていたのが嘘のようです。

 そんな訳でブログの材料が無くなった今日は私のウォーキングシューズを紹介しましょう。
妻によく 「下駄箱の靴を処分して」 と言われているけど無視していたが、今回改めて下駄箱を覗いて見ると
なんとウォーキングシューズだけで7足もあり、我ながらビックリ仰天です。

          
                         美津濃ウォーキングシューズ

 最初に買ったウォーキングシューズは秩父や四国のお遍路用の美津濃のウォーキングシューズでしました。
10年ほど前で値段は確か1万5千円程度だったと思います。
この靴は私の足に合っていて、四国遍路の1200kmを歩いて、マメが一ヶ所出来ただけでしたが、難点は側溝などの
金網の上や、濡れた石の上を歩くと、まるで氷の上を歩くように滑る事でした。
それでも気に入ったので次の靴も同じ形式でファスナーが付を購入しました。それが写真の靴で今でも現役で主に山道が
ない遍路や街道歩きに使っています。

         
                         ブリジストンウォーキングシューズ

 この靴は年中安売りをしていて4千円台で買える靴で、写真は同じ形式の5代目です。
ただこの靴は当たり外れが多く1足目は靴底が綺麗に減って底に穴が開くまで履いていました。気に入って買った2代目は
何故か靴底の踵の一部だけが減らず斜めになってしまったので、コンクリで擦って平らにして履きました。
3足目は同じ形式の靴で、踵部分に水の入った管があり、足に衝撃が少ないとの宣伝文句に惹かれて買いました。
だが、これが完全に誇大広告で、余り歩かないうちに管に穴が開き、歩く度に “ブス・ブス” と音がするようになった。
それを無視して歩いていると、今度は管が取れてしまいガクガクなるので処分してしまった。

それに懲りてと言うか、懲りずにと言うか、4足目は1足目と同じオーソドックスの靴を購入。これが当たりで靴底に穴が
開くまで履いてしまった。
当然5足目も購入し、今度はファスナーが付いた靴にしたのだが、これが大外れ。踵部分が片減りしてしまい非常に歩きづらい。
踵をコンクリで擦っても突起部分が硬く平らにならなかった。
仕方なくウォーキングでは使わず、専ら車を運転する時だけに履いていた。
それが先月浜松フラワーパークに行くとき履いて行ってしまい左親指を痛めてしまった。 これを機会にこの靴は処分します。

          
                         美津濃ウォーキングシューズ(通販)

 新聞の広告に載っていたアイフォーレ フリーウオークの “軽い” の宣伝文句に惹かれて初めて通販で購入した。
履いてみて確かに軽く歩きやすい。靴紐の着脱も簡単でウォーキングには最適だと思った。
だが暫くして靴底を見ると購入時同封されていた “靴の履き替えの目安は、ソール部分の溝が見えなくなった時” 状態に
なっていた。12、480円で購入したが耐久性を加味したら2・3万円になってしまいそうだ。
このウォーキングシューズは歩く距離の少ない人には向いているが、私のように長距離好きな者には向いていない。
 今は河川敷のマラソンコース専用に使っているが、穴が開く寸前で、逆に穴が開く事を楽しみに履いている。

          
                         美津濃ウォーキングシューズ(通販)

 1足目で私が 「軽くて歩きやすい」 と言ったのを聞いた妻が、私に黙ってもう1足購入していた。
何かのお祝いの時に受けてとったのだが、文句を言う訳にもいかず有りがたく貰っておいた。

 この手の美津濃のウォーキングシューズは、最近ジャパネットタカタでも売出していて、値段が7、800円とアイフォーレに
比べ6割程度も安くなっている。
これではアイフォーレの靴は売れないだろうと思っていたら、何とアイフォーレはウォーキングシューズの販売を中止していた。
今更値段を下げると、今までの値段は何だったのか文句を受けるだろうし、かと言ってそのままの値段では、他の製品まで高く
思われてしまいかねない。そこで仕方なく販売中止にしたのだろう。

アーア そんな割高な靴を2足も買ってしまった。


新しいザック

2015-06-04 11:45:26 | その他
 今まで使っていたザックが大分くたびれてきて、ポケットやネットの部分がほつれてきたり、日に当たって
色が褪せてきている。だが使う分には何ら支障はないので、このまま最後まで使う積りでいた。
ところが年に1・2回ザックを洗ってくれる妻に言わせると 「見っともない」 のだそうだ。
服装や道具に拘りのない私には、何が見っともないのか理解できないが、誕生日祝に買ってくれると言う
なら反対する事もない。と、スポーツ屋に向かった。

                 
           Laterra(ラテラ)40L                       Millet(ミレー)27L

 今まで使っていたザックを紹介します。
左は四国遍路に行くときに購入したザック、Laterra(ラテラ)40Lです。このザックを背に雨の日も風の
日も1日も休まず36日間四国を歩いてきた思い出深いザックです。
中でも一番の思い出は、遍路22日目、伊予内子町から中札所44番大宝寺に向かう雨の日でした。
その日は朝からの本降りの雨が夜まで続き、しかも途中には札所が一ヶ所も無く、只々雨の中を歩く
一日でした。
宿に着き玄関でザックを下ろし、ザックカバーを外すと、カバーの中は雨水がいっぱい溜まっていて、
ザックの中の物はビッショリ。その後は一苦労してしまいました。
(HP参照: 四国八十八ヶ所霊場巡り→伊予編→22日目ザックは水浸し)

 四国では大いに活躍したこのザックでしたが、その後のウォーキングや日帰り低山歩きには余りにも
大きすぎ、活躍の場は専ら蕨採りの時だけになってしまっています。

 ウォーキングや日帰り低山歩き用に買ったのが Millet(ミレー)27L です。
日帰りには手頃の大きさで、その後の歩きは全てこのザックと一緒でした。ただ弱点は冬場に雨合羽や
防寒具を入れると一杯過ぎて物の出し入れが面倒だった事くらいです。
夏に使うと汗から出た塩分で、白い染みができ、汚くなってしまうが、知人から洗濯機で洗えると聞いて
からは、その染みも無くなりました。

                    
                          MAMMUT(マムート)30L

 今回購入したのが 「MAMMUT(マムート)30L」 。今まで使っていたのが27Lで、これだと冬場小さく
感じた事もあったので、それよりも一回り大きい物。そしてGPS距離計を背中のポケットに入れるので、
背中にポケットがあり、かつ蓋はGPSの感度の事を考量してネットかメッシュである事。
まだある、例のザックカバーはザックに取りつけれられている物がいい。これが別売りだと、忘れたり、
しっかりセットできなかったりして中々面倒だ。そして予算は1万5千円まで出して呉れるという。

 最初地元のジャンボ白鳥で見つけたのが MAMMUT(マムート)30Lだった。しかし値段が2万2千円と
大幅に予算を越えていたので、あえなく候補脱落。
次に地元のアルペンにも行ったが手ごろな物件は無かった。

 私用で静岡に行く用事があり、序に寄ったジャンボ白鳥で見つけたのが、やはりMAMMUT(マムート)
30Lだった。ただ藤枝では 「2万2千円」 だったのが、静岡では 「2万円」 になっていた。
しかしこれでもまだ高すぎる。更にザックを選り分けていると、同じMAMMUT(マムート)30Lなのに値札が
「1万7千円」 となっているのを見付けた。
店員に確認すると 「春、値札を交換したが、その時漏れてしまった物」 と言ってザックを下げてしまった。
他に手頃の物も無く諦めかけた頃、先程の店員が来て 「今回に限り値札の値段でも構いません」 と言って
ザックを置いて行った。
サーどうしよう、藤枝では2万2千円の物が、ここでは5千円も安い1万7千円で買える。魅力は魅力だが
まだ予算オーバーだ。だが我家の大蔵大臣は野党の予算委員よりも脇が甘く、私から追加料金を取る
事なく決裁してくれました。

 これでMAMMUT(マムート)30Lは私の物になりましたが、疑り深い私はまだ考えていた。
あの時店員は “今回に限り安くする” と言ったが、ザックを置いて立ち去ってしまった。と、なると私らが
買わなかった時は、ザックはそのまま売場に残る事になる。すると次の客がこのザックを選べば、値札の
値段で売る事になる。これはもしかすると型落ち商品かもしれない。あるいは欠陥商品か。
丁寧に2万円の商品と見比べるが違いは分からない。
結局型落ち程度なら安い方が良いし、まさか欠陥商品を売る事は無かろうと買う事にしました。

 高々3Lしか違わないのに収納容量は大幅に増え、雨合羽を持たない時は大きすぎて恰好が付かない
状態になってしまいます。仕方なくそんな時は今までのザックで出かける始末です。

日帰り低山歩きだけの私には少々大袈裟な買物のようでした。


 私の誕生祝はザックでしたが、妻の誕生祝のお返しは、 「浜名湖フラワーパーク」 と袋井にある
日帰り温泉 「和の湯」 行ってきました。

 フラワーパークの入園料は季節変動制とかで、その日は800円でした。夏の頃は無料になるとか。
これも無料の浜名湖ガーデンパークが出でき、客足が鈍ったからでしょう。
私どももガーデンパークが出来てからは、フラワーパークには来た事がなかったが、変動制料金なら
いいなと思ったが、私が行った5月29日は丁度端境期なのか、大した花はなく800円は高く感じました。

 袋井の和の湯は入湯料は千円でしたが、誕生日だったので無料券1枚が貰えました。儲け!
でもフラワーパークも和の湯も私は入場料は払っていません。昼の食事代を? イエイエそれは妻が
弁当を作り、フラワーパークで食べました。では何が誕生祝か?
今の言葉で言えば “アッシー君” ですか。それが私からの誕生祝でした。


 妻の誕生祝をケチった所為か罰が当たってしまいました。
たった5kmしか歩かなかったフラワーパークなのに、左の親指が赤く腫れあがり熱もあるようです。
夜寝るときは布団の重みで親指が痛く、上向きに寝れず横向きで寝る始末です。
妻に言わせれば “ひょうそう” だとか。今日時点では赤みも薄くなり傷みも無くなってきましたが
丁度梅雨入りの季節なので、おとなしくしていようと思っています。

蕨採り

2015-04-24 13:56:49 | その他
 毎年恒例の蕨採りに行ってきました。
場所は大崩山塊の舟川口を満観峰に向かう途中にある、放置茶畑の隅っこの空地です。
ここは登山コースから少し離れたいるので採りに来る人も少なく、ここ10年は通っています。
しかし蕨の収穫量は年々少なくなってきています。原因は蕨以外の羊歯類が増えてきて、乾燥していた空地が徐々に
湿っぽくなってきたからのようです。
だいたい蕨が10年も同じ場所で採り続けられたということ自体珍しく。普通は2.3年で採れなくなっていました。
地面が湿っぽくなったから羊歯が増えたのか、羊歯が増えたから湿っぽくなったのか分からないが、これを防ぐには
毎年草刈りをすると良さそうですが、他人の地所でしかも自分専用でもない場所の草刈りなどとても出来ないですよね。

 今年の収穫は約2時間でレジ袋1杯、いやいぃっぱいで、あく抜きの大鍋2杯でした。これだけあれば我家と娘家族には
十二分の量です。
料理は妻が味噌汁、おひたし、ワラビとタケノコの煮物、卵とじなど色々やってくれますが、私は味噌汁が一番好きで妻は
テンプラがいいと言っています。

   
                     灰汁抜き中の蕨
   


 来週もう一度徳願寺尾根に採りに行こうかと思ってます。その時、大鈩山の標識がどうなっているか見てくる予定です。

大鈩山の標識

2015-04-19 12:00:28 | その他
 静焼アルプスの記事で大鈩山の標識について紹介したところ、標識を貼ってくれたご本人からコメントを頂きました。
更にそれに付いて松理さんからもご意見を戴いたので、私の意見と併せて紹介したいと思います。
先ずは大鈩山の地形図です。
     

東の駿河峰から延びていた徳願寺の尾根は、大鈩山から南に向きを変えます。そこの道が地形図のように山頂を経由していれば
特に問題はないのですが、実際に歩くと下図のようなイメージになります。
          

駿河峰からの山道と飯間山からの山道が大鈩山山頂5mほど手前で合流しているため、初めて歩く人には勘違いが生じるようです。
その勘違いの一つは飯間山や駿河峰から歩いて来たとき、合流部に気が付かないとそのまま寺谷方面に直進してしまう間違いです。
さらにもう一つは、合流部に先に気づいたとき、大鈩山山頂に行かず、そのまま次の山を目指しまう場合です。
そんな人が後で 「大鈩山はなかった」 とか 「通らなかった」 と云うようです。

それが今回、徳願寺尾根にラミネート加工された見やすい表示があちこちに貼られ、大鈩山頂にも貼られていました。
          
これを見た私がチョビチョビと
「歓昌院坂辺りから紙にプリントされた新しい標識が目に付いた。明確で分かりやすいのでこれで長持ちすれば最高だろう。
ただ大鈩山で見たこの標識は、少し間違いやすいと思った。
いま私は駿河峰から歩いて来て、次は飯間山に向かいたい。だが標識は、いま歩いて来た道を指して飯間山方面となっている。
初めて来た人は今来た道を戻るのかと思い、また飯間山から来た人は、左は今来た飯間山だから、駿河峰は標識には書いてないが
右の道だと思い、藁科川に下る道に入ってしまわないか気になる。
 実はここ大鈩山頂は案外見落とされてしまう山頂で、徳願寺尾根を縦走したが大鈩山は通らなかったと言う人が結構いる。
これは駿河峰から来た道が、大鈩山の5mはど手前で鋭角に左に曲がっていて、その曲がり角付近には目印が幾つもある。
先にその目印に気が付いて、知らずに大鈩山頂には行かないで飯間山に向かってしまう人がいるようだ。
 矢張りここの標識は、大鈩山頂から左に2本の道を表示すべきだと思う。」
と書いてしまいました。

それに対しこの標識を貼ってくれたご本人から
「おっしゃるとおりなので、近々取替えに行きます。左矢印、駿河峰・飯間山・誓願寺としました。」 とコメントがきて、
嬉しいやら申し訳ないように感じてしまいました。
すると次に松理さんから
「単に文字だけで記すよりも,大鈩山が縦走路上から飛び出している位置にあることを図(→)で示すことが肝要だと思います。
ですから,このブログで紹介されている「新しい標識」の「ここは大鈩山(356m)」方向に短い上向きの↑を付け足すだけでも
よいと思います。」
ときました。

お二人の提案を図にするとこんな風でしょうか?
          
遠慮なく感想を言わせてもらえば、Unknownさんの書き方なら縦走中の人が間違って寺谷方面に行く事はなくなると思います。
しかし初めてここに来た人で、手前の合流部に気の付かなかった人は 「同じ道?」 と思うでしょう。
一方松理さんの案は、分かる人には分かるでしょうが、やはり駿河峰の案内は必要だと思います。
そこで二人の案と 「2本の道を表示する」 と提案した私の案と合体して、次のような表示したら如何でしょう。
         

自分が作るのではないのに色々注文を付けて申し訳ございません。まだ作成前でしたら検討してみてください。
これに懲りずまたコメントをください。

自動車免許更新

2015-04-17 11:28:36 | その他
 70歳以上の運転免許更新には事前に高齢者講習を受け、その修了証書を提出しなければなりません。
で、その修了証書と免許証、それに若干のお金を持って藤枝警察署に入ったのが8時35。
受付の若い女性署員に免許証を渡すと 「免許証がゴールドですので次回は4年後の書き換えになります。」
「エッ! ゴールドなら5年じゃないの?」 「申し訳ございません。70歳以上の方はゴールドでも4年になります。」 だって。

次に 「安全協会に入っていただければ4年ですので1600円になります。」
これに弱いんですよね。以前このお金の使い方が問題になったときでも、絶対払わないと決めて行ったのに払ってしまったほど
意気地のない私。今回も云われるまま払ってしまいました。
でも今回は、入会の記念か、お礼か、罪滅ぼしか知らないけど、自発光式の反射板を呉れました。



 さて次は問題の視力検査。わざと安全協会の反射板を男性署員に見えるように置いて開始です。
まずは右目の検査で、穴の開いた方向を 「上、右、下、左」 と答えて、次は左目。今度も 「上、右、下、左」 と答えた。
アレー右目と同じ順番だ。そして最後は両目の検査で、矢張り 「上、右、下、左」 でした。
これで 「ハイ。眼鏡使用ナシ」 と、男性署員は隣の事務の女性に言って視力検査は終了。
どうやら視力検査と云っても視力の度合を調べるのではなく、基準値(0.5)以上か否かを調べるだけのようです。
しかも混雑時の輻輳を避けるためか、穴の開いた向きも同じ順番でした。(これは???だが)

     

 最後の写真撮影が終わると 「受付でお待ちください。」 と言われのだが、さて困った。
他の更新に来た人は少し離れた所で交通安全のビデオを見ている。言い間違えたのだろうか?
仕方なくビデオを後ろの方で見ながら受付の方も気にしていると、5分も経たないうちの名前を呼ばれた。
「ビデオは見ないでいいのですか?」 「高齢者講習で見ているのでいいですよ」
そんな会話を交わしながら新しい運転免許証を受け取り、警察署を出たの9時前でした。

自動車運転「高齢者講習」

2015-04-11 11:51:54 | その他
 公安委員会から自動車運転 「高齢者講習」 の案内がきました。
「高齢者講習」 とは、運転免許証の有効期間満了日の年齢が70歳以上の方が、免許証の更新をする際は、有効期間満了日の
6ヶ月以内に 「高齢者講習」 受けなければなりません。内容は安全運転についての講義、運転適性診断、運転実技(コース走行)を
行います。講習終了時に受け取った 「高齢者講習終了証明書」 は免許更新のときに必要です。講習の受講料は¥5、600で時間は
約3時間です。”


 こんな案内を昨年10月頃受取った。そこで余り早くてもと思い今年に入り近くの自動車学校に申し込んだところ、70歳の誕生日を
過ぎた4月10日を指定された。今まで免許証の更新は誕生日前にやっていたので、もっと早くできないかと聞くと 「2月3月は学生が
免許証を取るため自動車学校は繁忙期で余裕がない」
のだそうです。

 講義は自動車学校の職員が、最近の高齢者の交通事故の状況や事例を紹介したりビデを見たりで50分。
次に行った視力検査には、通常の静止視力測定の他に夜間視力や動体視力の測定も行った。
私の静止視力は0.5で免許更新基準の0.7を下回ってしまったが、今日午前中は家で寝転んで本を読むなどしていたので、視力が
落ちているが、更新の時は朝からPCや本は見ないようにするので多分クリヤできるだろう。(と願う)
夜間視力は0.3で判定は70歳以上ではやや優れているが60歳未満の平均では普通だった。
同じ機器で測定した動体視力は0.08(30km/h)で60歳未満に比べると低いとでた。
始めてやった視野測定は、目の焦点を正面に向けたまま左右に動いた目標物が見えなくなったときボタンを押して測定するのだが
目の焦点を動かす事ができてしまうので余り正確な測定ではないと思う。
因みに私の両眼視野角度は176度で60歳並みだそうです。

 運転操作検査はゲームセンターの運転ゲームと同じで、運転席に座り画面を見ながらアクセルやブレーキを踏んで進行するものです。
画面を横断する歩行者が現れたらブレーキ、歩道を歩く歩行者はアクセルから足を離す、バイクの時は無反応が決まりです。
私はブレーキ、アクセルは問題なく操作できたのですが、ハンドルの回転具合がよく分からず画面に注意表示が度々出てしまいました。
その結果判定は、70歳以上の数値では 「やや優れている」 いるだったが、60歳未満では 「普通」 でした。
そして講評では 「ハンドル操作が疎かですが、判断の速さ、正確さ、注意力など運転意必要な行動機能は普通で、問題のない運転が
できるといえます。」
でした。

 最後の実技は教習車に3人の受講者が乗り、講師の指示に従ってコースを走行するものでした。
昔の実技検定で付き物だったS字カーブや車庫入れ、縦列、坂道発進の内、S字と車庫入れをやらされましたが、マー何とか通過する
ことができました。ただ信号を黄色で進入してしまったのは原点かな?
同乗した受講者の2人は女性で、普段は軽自動車を運転しているので普通車は自信が無いと言っていた割には上手な運転でした。
ただこの実技走行の判定結果がなかったので質問したところ 「この結果は警察には行きませんので気にしないでください。」 だって。
警察云々ではなく、自分の運転を他人の目から見てもらう良い機会だったのに残念だった。
家に帰り貰ってきた冊子を診ている 「安全運転カルテ」の表があり、そこには講習で行った視力、視野、運転操作、実車運転の結果を
記入する欄があった。

講習が終って感じたのは、高齢者の事故が増えている今、この様な講習は必要だが¥5、800は高すぎる。これでは自動車学校に内職を
与えたようなものだ。少なくても実技走行の判定結果は本人に戻すようにすべきだと思う。
また、普段軽自動車しか乗らない人は軽で実技を受けれるようにしたらどうだろう。免許書取得の際は普通車としても、高齢になり軽しか
乗らない人は 「眼鏡等使用」に準じて 「軽のみ運転」 などと免許証に記載し、講習の不安を取り除いたらどうだろう。
(普段軽を運転している人は、講習の前から不安を度々口にしていた)

以上が初めて 「高齢者講習」 を受けた感想でした。




 菜種梅雨のお蔭で2回の山行予定がフイになってしまった。明日の天気はどうだろう? でも何処を歩くか決まっていない。

確定申告

2015-03-06 10:58:54 | その他
 退職後確定申告をやるようになってから約10年余、今やこの時期の習慣となってしまったようです。
最初の頃は手計算だったので、電卓で少ない収入金額に定数を掛けたり足したり引いたりと、面倒くさくてならなかった。
しかし還付される金額を無視するには惜しくて、嫌々やっていました。それが今では還付される金額が減ったにも拘らず
相変わらず申告しています。     それは何故でしょう。

 

 実は還付金の減少に反比例するように申告書の計算時間が減りだしたのです。収入や支出の項目は変わらないのにです。
理由は国税庁の 「確定申告書等作成コーナー」 が充実され、e-TaXの送信機能を使わなくても計算印刷ができるように
なったからです。今では1時間もかからず申告書の印刷まで出来てしまいます。
この機能で嬉しいのは還付金額が容易に確認出来る事で、若し追加金額が算出されたら作業はそこで終了しまえがいいし、
還付される金があったら印刷して終了します。尤も私の場合は還付金が無かった年はありませんでしたが。

「追加金額があるのに申告しないのは脱税ではないか」 と疑問を持つ方もいるかもしれませんが、私の場合は
「公的年金の収入金が400万円以下で、かつそれ以外の収入は20万円以下場合は所得税の確定申告は(提出・納税)は
不要です。」
の条件に当て嵌まるので、何ら問題は有りません。
小1時間の手間で何千円か貰えるなら、こんな条件のいいアルバイトは有りません。今年は5千円弱の戻りですの還付されたら
妻とランチ、いやディナーにでも行ってきます。
確定申告を面倒だと思ってやっていない方は、是非一度国税庁のシステムで還付金を確認してみてください。
そして若し還付金があった場合は、その1割を私の口座に振り込んで下さいね。

私は自動送信のe-TaXは使わずに今年も6kmほど離れた税務署に印刷された申告書を歩いて提出してきます。

 明日と明後日は御殿場にて両親の法事です。久し振りに宝永山が左の富士山や、麓まで雪に覆われた姿を見る事ができると
期待していたのですが、残念ながら予報は曇りや雨でした。

大井川河川敷に防災広場が!

2015-02-08 10:43:56 | その他
 大井川河川敷に防災広場が!
                     
 大井川の工事現場の地図                  工事の案内板
 私がウォーキングのホームグランドにしている大井川河川敷で、また土木工事が始まった。
工事の看板には 「防災広場を整備しています」 とあり工期は3月末までとあった。
しかし川の中に防災広場とはなんだろう。住民の避難場所か? それとも防災物資の備蓄広場か?
だがここは大井川の堤防の外の遊水地ではなく、堤防の中の河川敷なのだ。今までも台風の進路によっては河川敷内に設置
してある仮設トイレは移動し、折畳式四阿の屋根は折畳むなどの対処をしている場所だ。
こんな場所が住民の避難場所になるわけないし、備蓄倉庫を設置しても台風が接近する度に移動しなければならなくなる。
更に言うならここは大井川の河口から9km程しかなく、予想されている駿河湾沖地震の際、津波が押し寄せる危険もある。
一体どんな 「防災広場」 が出来るの興味を持っていた。

                
                                 工事前の河川敷の草原
 河川敷の中と言っても工事現場は背丈ほどの薄が生茂り、とても足を踏み入れる気にはならない状態の場所で、自然が豊か
と言っても野鳥も余り飛んでいない。こんな場所なので整備してくれるなら有りがたいようなものですが・・・・・・

 
      工事現場(後ろに新幹線の鉄橋が見える)                     工事現場
 工事はまず雑草を刈り取りブルで平坦にならし、その上に土を入れて圧縮していきます。ただ工期は3月末までと短いので
建物などは建ちそうもない。
石ころだらけの河原も整備すると綺麗な平地に変身した。これなんらこのまま家庭菜園の貸し出してくれないかな、など自分に
都合の良い考えが浮かんだ。
                     
                                   新しい案内板

 先日そんな事を考え歩いていると新しい案内板が設置された。そこにはグランドゴルフやゲートボール、野球やサッカーを
楽しむイラストが描かれていて、こんな事も書いてあった。
「地震などの災害時に地域の皆さんの避難する場所です。通常は憩いの広場として使用します。」 と書いてあった。
ヤッパリ最初危惧したように、ここに地震のときの避難場所を作るようだ。
最初にも書いたが、ここは地震の際の津波や台風の大水に襲われる危険もあるが、それ以外にも私には心配の種がある。
それは世間ではまだ話題になっていないが大井川上流のダムの崩壊だ。大井川上流にはダムが無数にある。そのダムの
一つが地震や大雨の土砂崩れで崩壊したらどうなる。ダムを壊して流れ出した水は次のダムを襲い、そのダムも破壊していく。
ドミノ倒しのように次々と崩壊していくダムと、鉄砲水いや大砲水となった濁流は下流の街々を押し流すであろう。
当然堤防の内側にあるここの避難場所も・・・・・
 そんな事は起きないよ!と思いたいが、阪神淡路大震災では高速道路の橋げたが横倒しになったり、山梨県の笹子トンネル
では天井版が大量に落下するなど、まさかと思うような事故が起きている。
更に懸念するのは、この場所が藤枝市の最西部であって、更に西にある浜岡原発から23kmの地点でもある。
まさか原発事故が、と思いたいがわざわざ原発の近くに避難する事はない。。

 藤枝市役所のHPを覗いてみた。
「都市防災総合推進事業と一体となって防災関係機関集結地として大井川河川敷防災広場を整備し、集積された物資を
防災備蓄倉庫に円滑に供給し安全安心な生活の実現を。
大井川河川敷防災広場の整備5,300万円 物資の供給や人的救助活動の拠点として整備」
となっていた。
 
 当たり前と云えば当たり前だが、私の感じる不安については一切触れて無かった。本当に大丈夫だろうか。