久しぶりのデイサービス

　今月、キヨちゃんの生き甲斐デイサービスは13日だった。さすがにお盆なので、誰も忙しく参加者がいなくて中止だった。
　だから、今日は久しぶりのデイサービスだった。生き甲斐デイはだいたい、班の数で月～金を分けるので、月２～３回である。
　キヨちゃんは二日ほど前に、デイのために髪を染めに行った。と言っても、26日に彼が来るので、私が染めたばかりである。しかし
　「すずが染めてくれたのは、赤い（茶色が明るすぎる）けん。」
との事。ま、おしゃれなことはいい事だ。
　朝、いい感じのお天気だったが、昼からは雷雨の天気予報。私が出勤するまで出しておいた洗濯物と、庭のリュウを中に入れた。
　どうなんだろうと思っていたが、見事に昼からにわか雨。それも、激しい割にすぐ止むという、洗濯物などに一番鬱陶しいやつだ。しかも、デイの送迎時間にきっちり合わせてくる。
　いつもなら、デイのみなさん（班分けは地域なのでご近所）に仕事の合間に挨拶に行くのだが、月末でバタバタしたので、バスの送りにだけ顔を出した。
　「すずちゃん、母ちゃんここにおるよ～。」
と皆さんがからかう。
　「う～ん、こんまい（小さい）けん見えなんだ。」
そういうと、みんな笑った。
　そう言いながらキヨちゃんを見ると、見事なチェリーピンクのシャツを着ていた。・・・、おいおい、髪の色より派手やぞ・・・。ま、良きかな。

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お月夜

何とか月末乗りきれそうだ。
今夜のお月様は、格別綺麗。
さあ、後１日！

後二日

　後二日で８月が終わる。何かとあった今月、後二日で目処は立つだろうか。
　一軒目の住宅改修は、目処がついた。後は戻った担当様と来月初めにサービスの相談をする。
　二件目の住宅改修は、業者の書類待ち。こちらも担当様の退院が迫っているので、どんどん進めていかなくては。
　月末近くになって、サービスの変更があった担当様２軒。こちらも、ようやく目処がついた。
　明日は介護保険認定調査の立会い。その他・・・。
　毎日、予定を箇条書きにしては、それでも不安が一杯だ。デスクワークが残っている。最近忙しくてファイリング出来ていない、自分の書類もあるが、それこそ後回しだ。
　少しずつクリアにしないと・・・とは思うのだが。

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調子が悪い時期？

　このところ、調子の悪い担当様が続いている。それは、私だけでなく他のケアマネからも聞くので、季節的に調子悪い時期なのかもしれない。
　大体季節の変わり目はよくあるのだが、暑さのせいだろうか。
　孤独だ、寂しい。でも、体力がない。人に手をかけられるのは嫌だ。
　今日担当様からこう言われた。
　無力だなあ・・・と感じる瞬間。


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牢名主？？？

　昨日、準備万端のキヨちゃんが一言。
　「座布団は・・・えっか。」
・・・・。ここまで準備して何でそこを省くかな？？
　まあ、高いところにあるのが理由だったので、私が出したのだが・・・。それを３枚重ねで使うくろべえ。
　お前は牢名主か。



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キヨちゃんのなが～い一日

　今日は朝早くからキヨちゃんは彼を向かえる準備をしていた。私は結局24時間テレビの力を借りることなく、何とか眠る事ができたが、真夜中の1時半に幼馴染からメール。
　「寝てる？起きてたら、あそぼ・・・なんてね。」
断っておくが、普段こんな時間にメールしたりする子ではないので、何かあったのではと心配になった。
　「今のメールで目覚めた。大丈夫？」
　結局大丈夫だから寝てという返事だったが、心配でしばらく眠れず。そして、いや～な夢を見てうなされて起きた。ただのよっぱらいメールだったら、今度怒ってやる。
　いつもより少し念入りに掃除し、キヨちゃんは御寿司作りなどをしていた。彼は12時半頃に駅に着く予定だったので、早めに行って買い物して彼を13時には家に迎える段取りだった。
　彼を向かえる前に買い物をする段取りで、キヨちゃんから買い物の内容を聞いた。
　「いんげん、さしみ、吸い物用のさかな・・・・（中略）パンツ、肌着。」
？？？
　「何で下着？」
　「遠いところから疲れてくるのに、シャワーくらい浴びてもらわな。」
と言う。まあ、彼が初めての家でシャワーを浴びたいかどうかはともかく、言われるとおりにした。
　そこに親友ナースからメール。今日彼が来るので差し入れをしたいと言う。そしてほどなくケーキを持ってきてくれた。（後からこれはみんなで美味しくいただいた）



　時間がまだあったので、親友ナースと彼の話をしていたら、親戚のおばちゃんから電話。実は彼と初めて会うキヨちゃんが、心細いようなら叔父や叔母に同席してもらっても良いか彼に聞いていたのだ。彼は承諾してくれたが、キヨちゃんが二人に相談すると
　「すずちゃんが決めたのだし、大丈夫よ。」
とキヨちゃんだけで会っても大丈夫と勧められた・・・とキヨちゃんから聞いていた。
　ところが、おばちゃんの電話は
　「今日何時に行けばいいの？」
である。ええええ？？？？何がどうなって？これはまさにキヨちゃんワールドである。
　「母ちゃん、おばちゃん来てくれる言いよるで。」
電話を代わると、何事もないように
　「うん、13時頃。」
と答えるキヨちゃん。何だそのリアクション？？？
　さらに
　「Ｋちゃんも来てるんよ（親友ナース）。」
慌てて二人して
　「いやいや、帰る帰る！」
と訂正。親友ナースまで巻き込むなよ。すると親友ナースが
　「おばちゃん、さっき私にお土産に寿司持って帰れって包んでくれよったのに、残ると何故判断？」
と小声で言って笑った。
　それから彼を迎えに行く。余裕で用事を済ましていたが、彼から
　「緊急事態発生。」
のメール。これ、ものすごく「おいしい」ネタなのだが、絶対にブログには書かないでくれと、懇願されたので諦める。しかし、この緊急事態のせいで、しばらく走り回る事となり、まあ、そのお陰もあって親友ナースと偶然彼を会わせること出来た。そんなこんなで、家に着いたのは13時半だった。
　初めてキヨちゃんと、叔父さん叔母さんと彼を引き合わす。三人ともすぐ彼を気に入ってくれた様子だった。時々彼には分からない身内の話やご当地ネタが出るので、彼が浮いたり心細くなるんじゃないかと心配したが、彼は上手に話に参加してくれた。
　それから、父の墓参りとピンクの墓参りに二人で行った。随分前からずっと
　「お父さんの墓参りをしたい。」
と言ってくれていた彼。ようやく実現する事ができた。
　ピンクの家でも８人家族の内、家にいた半分が会ってくれた。奈々ちゃんとは一度駅でニアミスしていたのだが、考えてみればこの歳の二人が一緒にいても「恋愛」と結びつくはずもなく、おばちゃんがおじちゃんといただけのイメージであったろう。
　だから、今回話があって初めて「もしかして？」と思ったらしい。高校生の奈々ちゃんは、指輪にキラキラした目で
　「きれ～。」
と喜んでくれた。
　戻って、しばらくしてキヨちゃんが私の指を観てこう言った。
　「あら？あんた綺麗な指輪しとるなあ。」
？？？？？マジですか？
　「えっと、誕生日に見せたでえ。彼が買ってくれた婚約指輪。」
　「まあ、買うてくれたん。」
・・・。あの時からずっとテンパッたままなのだな・・・。彼にちいさく「ごめん」。
　でも、彼を送るときはまるで子供のようにはしゃいで
　「また来てよ～！」
と手を振っていた。
　こんなに一度に色んな事をさせて、彼が負担になったのではと思ったが、彼は
　「みんなに会えて良かった。」
と言ってくれた。この気持ちがありがたい。
　そして新幹線の中から彼の優しい、暖かいメールが来た。その最後に
　「お父さん、ピンクのお墓参りを出来た喜びで、あれから僕の頭の中ではこの２曲がリフレインを続けています。
　中島みゆき「糸」
　さだまさし「僕にまかせてください」　」
と書かれてあった。
　私は本当に果報者だと思う。しみじみと幸せを噛み締める私にキヨちゃんがこう言った。
　「母ちゃんなあ、彼に遠まわしに聞いてみたんよ。どうやら彼は養子に来てくれるつもりじゃな。」
・・・って、今まで何を聞いていたのだ？そしてどう「遠まわしに」聞いたのだ？さらに
　「来月、お前が向こうのお母さんに会いに行くんだろ？一人で行くん？」
・・・？誰と行くのだ？
　「Iさん夫婦（私達を引き合わせた二人）。」
　「・・・って、何で？」
　「え？仲人さんじゃけん。」
・・・・。頭が痛くなってきた。おいおい、まだまだそんな段階じゃないぞ。
　前途多難・・・かな？？？？？


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決戦は日曜日？？

　忙しかったのと、ひとつ山をクリアした事で、プライベートは余裕をかましていた私だが、昨日からにわかに緊張してきた。
　実は、明日初めて彼が家に来るのだ。キヨちゃんとの「ご対面～。」である。
　当然彼のほうが緊張しているのだろうが、それを
　「楽しみだ。」
と言ってくれた。
　キヨちゃんはキヨちゃんで緊張しているようで、髪を染めたりパーマを当てたり準備万端だ。
　今日、彼からは父へのお供え物と、ピンクへのお供え物と、お土産などが届いた。その心遣いがありがたい。
　きっと、父もピンクも喜んでくれる。そして肝心のキヨちゃんも、きっと彼を大好きになってくれると確信している。
　でも・・・、今夜、眠れるかな？？

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目が回る・・・、気が回らない・・・。

　昨日は朝の内にキヨちゃんが榊を取りに行くというので、一緒に出かけて私はリュウの散歩に。戻ってからリュウを洗って、早めのお昼を食べた。
　キヨちゃんを連れて、車屋さんの無料点検サービスに愛車をあずけ、代車でお買い物。暑い中、車に乗せておく時間が長いので、発泡スチロールのケースに要冷蔵のものは入れた。
　代車を戻して自分の車に荷物を移して、免許の更新講習へ。その30分はキヨちゃんも警察の中で、ソファーに座って待ってもらった。私は講習でウトウト・・・。キヨちゃんはソファーでウトウト・・・。
　16時に住宅改修と訪問入浴、福祉用具貸与の打ち合わせがご自宅であったので、とにかくキヨちゃんと荷物を家に届けると、そのまま打ち合わせに。
　時間には間に合い、仕事は滞りなく終わったが、その間に２本の電話。一つは担当様の体調が悪く、対応を検討して欲しいというもの。もう一つは翌日からサービス提供する人の確認がデイから。
　月末近くになって、住宅改修や訪問入浴、福祉用具などの相談が２軒。サービスの変更などの相談が２軒、施設入所の相談が１軒・・・etcetc.
　忙しすぎるので私の倍仕事をしていた同僚から、仕事を引き継いだものの、彼女の仕事も何故か同じように相談が次々と来る。しかも、直接自分の仕事に関係ない物も多いのが実情。とは言え、相談されればやはり放ってはおけない。
　で、ついイライラしては、同じく仕事で忙しいキヨちゃんと喧嘩になる。実にくだらない理由だが、何だかお互いに意地になって言い合ってしまった。ま、慣れてはいるが、私が大人気ないのである。反省・・・。
　今朝はこの際だから早出して仕事しようと思っていたが、キヨちゃんが畑に荷物を運びたいという。
　いつもなら、荷物を背負子に乗せて、車で途中まで送ったら、後はキヨちゃんが背負子を背負っていくのだ。ところが
　「背負子、畑に置いてきた。」
という。ならば、キヨちゃんに運べるはずもないので、車で送って荷物は私が運んだ。で、結局仕事には10分くらいしか早出できず・・・。
　とにかく、バタバタと仕事をして担当様を訪ねたら・・・、数日前から脚が立たなくなったと報告・・・。あああ・・・。
　戻って相談、相談・・・。
　目が回る・・・でも、気が回らない。

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行事食

　施設では月に一度入所者の「お誕生会」がある。その時は、ほんの少し「ご馳走」になる。そして、その日は特養だけでなく、軽費老人ホームも、デイサービスもほぼ同じメニューとなる。
　行事食の大体は、お寿司やお赤飯、おはぎなどが出る。不思議なもので、普段嚥下（のみこみ）が悪くてお粥の人でも、お寿司やおはぎは上手に飲み込める事がある。施設の場合は、大体ご本人の状態が分かっているので、普段お粥でも
　「この人は大丈夫だろう」
と言う方は、御寿司等を出す。
　しかし、デイなどはそのままの場合があるので、羨ましそうに観ている人もいて、ちょっと行事食は気の毒だ。（でも、一応お粥がおじやになったりはする）
　そのお誕生会が、今まで平日だったのだが、日曜日に変わるらしい。それは平日ではご家族が参加できないが、日曜なら参加できる事もあるからと言う配慮からだ。
　それはそれでいいアイデアだな・・と思うのだが、残念なのは土日休みのデイサービスである。絶対に行事食に当たらないじゃないか。
　勿論、お誕生会以外の行事食はあるのだが、毎月・・・とはいかない。せめて、何でもいいから、理由をつけて「ご馳走」出して欲しいなあ。



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虫の声

　今日も頑張って残業したが、何とか20時までには置いた。午後から夕立があった。それでなくても、今日は朝から何となく風もあって、過ごしやすい日だったので、夕立で蒸せるわけでもなくいい感じに涼しくなった。
　そして、残業していると、どこからともなく虫の声。一気に秋の気配だ。秋は大好きな季節である。景色も装いも空気感も・・・。
　忙しくてまだ観ていないが、秋物の通販カタログが私を誘っている。まだまだ暑いが、カタログを観ると秋服を着たくなる。
　ま、何にしても、沢山の仕事をこなしてから・・・かな。

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