すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

耳鼻科と眼科

2010-06-29 21:59:53 | うちのキヨちゃん
 最近キヨちゃんは病院づいている。元気ではあるがやはり歳には勝てず、あちこちとガタが来るのだ。
 ここ数週間、キヨちゃんは痰がらみに困っていた。とにかく痰が絡むのだがどんなにせいても出てこない。これは気持ちが悪くててたまらないはずである。飴を舐めてみたりうがいをしてみたり、色々試したが改善しないのでついに耳鼻科に行くことにした。ついでに目薬を貰いに眼科にも行くという。
 仕事をしていると、うちの会社の生活相談員が事務所に来た。てっきりショートステイなどの話であろうと思ったら、
 「え~となあ、母ちゃんから伝言。ことうない(大丈夫)、心配ない・・・と。」
 「へ??」
 話を聞くと、老人ホームの入所者を通院介助していたら、病院でキヨちゃんに会ったらしい。顔見知りの彼を見つけて、キヨちゃんはマシンガントークで身振り手振りで診断結果を伝えたらしい。当然、キヨちゃんがどこが悪くて通院してるのやら、知るはずも無く
 「内容は分からんけど、まあ、調べて悪いところはなかったと言いたかったのだろう。」
と笑いながら、伝書鳩をしてくれた。も、申し訳ない・・・。
 帰ってから聞くと、話し声がすっきりしている。特に悪いところは無かったが、やはり喉の奥にかなり痰が切れずに溜まっていたので、鼻からチューブを入れて吸引してくれたらしい。痰きりと抗生剤の処方があった。
 「まだまだ死なんなあって聞いたら、先生も看護師さんも大笑いだった。」
と嬉しそうに話していた。
 どこも悪くなくて一安心だが・・・。しかしまあやってくれるわ。立ってるものは親でも・・・とは言うが、キヨちゃんにかかっては私の同僚も巻き込まれる。優しい職員に感謝だ。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください
コメント (3)

フットワークの軽い・重い

2010-06-28 18:53:02 | ひとりごと
 昨日朝、掃除をしていると親友ナースから電話。今彼女は育児休暇中である。
 「今日お休み?暇?」
私の予定は掃除が終わったら、後は夕方キヨちゃんの用事で送っていくだけで、後は何とでもなる用事だった。前から子供をつれて遊びに来たいと話していたので、そうなのかなと
 「うん。夕方予定あるけどそれまでは大丈夫。」
と答えた。
 すると彼女は
 「実はな、M君の娘さんの結婚式が今日でな。花嫁姿を見せたいらしくて、見に来いってメールが入ったん。」
と言った。そう聞くと、花嫁が家にいるとか教会でやってるとかを想像したが、実際は普通の結婚披露宴で、しかも県外だと言う。電話があった時点で10時。
 そもそも彼がどこまで本気だったかは分からないが、披露宴に呼ばれているわけではなくても
 「はい、見に来ました~」
と言うわけにもいかないだろう。ただというわけにもいかない。買い物に行くわけでもないのだから、それなりの格好もしなければならないだろう。
 「そりゃ、無理だろう。急すぎるし、今から準備して出たとしても、夕方戻れないし、ただというわけにもいかんし・・・」
と断った。電話を切ってから、彼女は乳飲み子は誰に預けて行く気だったのだろうと不思議だった。
 いつも彼女はとにかくフットワークが軽い。私も徳島市内で一人暮らしの時はそうだった。暇だから「困った時のすず頼み」で急な誘いには呼ばれた。しかし、独身とはいえキヨちゃんと暮らすようになると、そうもいかない。だいたい休みでもしなければならないこと、したいことがあるわけで、なかなか軽々とは行かない。だから、いつも彼女の行動力には感心する。まあ、それでなければ出会いも無いわな(笑)。
 久しぶりの連休だった今日。キヨちゃんはデイサービスに。私はペット2匹を洗って、掃除して洗濯して、リュウの気になるイボを医者に見せに行き、簡単だけどマッシュポテトとチーズ入りのハンバーグを作った。雨のつもりだったので介護シューズは持ち帰っていない。洗いたかったなあ・・・と反省。出不精な上に、家事も中途半端じゃあ、いいとこなしやん!




にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください
コメント (3)

道つくり

2010-06-27 21:02:27 | うちのキヨちゃん
 田舎では定期的に「道つくり」と言うものがある。簡単に言えば、道を移動しやすいように草刈りをしたり、側溝に溜まった枯葉やごみを片付けたりするのだが、これが結構大変である。草刈り・・・と言っても、道の周囲は山であり生い茂った草だけでなく、木や枝を切る必要もある。雨降りの後などは大きな石が転がっていることもあり、それをどかす必要もある。
 田舎の人間もどんどん高齢化しており、この労働に出られない人が多い。だから、お金で人を雇って代わりに出てもらう。この雇われている人の多くが「シルバー人材センター」の人だから、いかに若者がいないかが分かる。いや、いないわけでもないのだが、仕事や家庭があったり実家にいなかったりなのだ。
 ご近所ではお嫁さんや娘さんが親の代わりに出ているところがある。私はだいたいは仕事なのだが、休みの時でもキヨちゃんが出ている。親不孝な話ではあるが、キヨちゃんはまだまだ現役で、元気である。しかも私ではキヨちゃんほどの仕事は出来ない。だから、キヨちゃんが弱音を吐いて
 「代わりに出て」
と言うまでは頑張ってもらうつもりである。
 しかし、色んなことを考えても今のキヨちゃんたちが引退したら、私たちで何が出来るだろう。道つくりは大変だが、みんなで協力すれば何とかなるだろう。でも自分の家だけでも、畑、お茶、そこに行き着くまでの道の整備。
 たぶん、庭の草むしりだけで精一杯だろうなあ・・・。そう考えるとキヨちゃんはすごい。私は関心しながら、今日も頭痛で昼は臥せっていた・・・。やれやれ。

我が家の紫陽花。





散歩中に見つけた矢車草・・・大好き。


にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください

コメント (3)

大雨・・・被害が出ませんように

2010-06-26 21:04:39 | ひとりごと
 今日は朝から激しい雨だった。リュウも雨だけなら大丈夫だが、激しく流れる谷の水や音に腰が引ける。朝も仕事から帰ってもなかなかおしっこも出来ず、さっきようやくうんちくんと一緒に出すことが出来た。
 私は仕事だったのだが、月末の忙しい時期、結局デスクワークで終わった。警報が出ているので山間部には行きたくなかったし、街中でもこの雨の中濡れ鼠になることは目に見えており、そんななりで訪問したら迷惑千万である。


 ショートステイを利用していた担当様も、早めに自宅へ帰った。国道は交通規制がかかり高知方面への通行が夕方から出来なくなり、今夜会社に泊まる人が6人いた。



 仕事中にキヨちゃんから電話。留守電に
 「すごいよ。雨すごいよ。気をつけて帰りなよ。」
と入っていた。早明浦ダムが放流量800トン超えを放送していたので会社にいても、吉野川の泥臭さがにおってくるほどだった。ヘルパーからは
 「○○さんとこ、途中2箇所も崩れてて、怖かった~。」
との話もあった。ヘルパーさんはよほどのことが無いと中止にはならないので、こういう場合大変だ。掃除や洗濯ならスルーできるが、一人暮らしでご飯が作れない人やお薬が飲めない人は、こういう時こそ必要であろう。
 


 被害が出ませんように。まだまだドドド・・・という雨の音が聞こえている。


にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください

コメント (2)

仲良しのおねむ姿

2010-06-25 21:24:42 | うちのキヨちゃん
 トムとジェリーじゃないけれど、
 仲良くケンカしな~♪という感じの家族である。
 いつもこんな感じでうたた寝・・・。





にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください

コメント (2)

坂道

2010-06-24 22:19:04 | じいとんばあ
坂道を
今度は 眠って登ったのですね
本当は 歩いてだって大変だけど
あなたは 家が大好きだから

冬が越せないかも知れなかったあなた
頑張って沢山の人と過ごせたね
初夏の風を受けながら
坂道の途中で休憩して…
本当は癌なんて 間違いじゃないかと思うほど

連れて…帰りました
お世話になりました
母も頑張りました

誰よりも頑張って看取った娘さんの声が
微かに震えた
コメント

蒸し暑い一日

2010-06-23 19:02:58 | ひとりごと
 今日は一日むしむしと暑い日だった。朝からピンクの娘とその娘とキヨちゃんを連れて外出。ピンクの娘のデイサービス利用を相談するためだ。その間にキヨちゃんはお買い物。
 帰り道、ご近所の紫陽花畑に立ち寄った。おば様が丹精した紫陽花だが、そのおば様は父が無くなって1週間ほどで孤独死をした。田舎で近所の付き合いもあり、独居でも状態は分かっているはずだった。しかし、夜お風呂の中での急変。朝戸が開かないのを不審がって発見された。切ない話だ。
 草もなく綺麗にしているので、近所の人が世話をしてくれているのだろう。とても綺麗だ。

 午後は小太郎君の家に。小太郎君はかなり足の長い犬に成長している。もしかしたらダルメシアンみたいな大きな子になるんじゃないかと、ちょっと叔母ちゃんたちは心配している。今日も激しくリュウに甘える。子守はやっぱり大変そうだったが、不思議とリュウは辛抱よく甘えさせる。家では甘えっ子なのに。

 帰り道、萱の穂がたくさんあった。

 これを子供の頃は、まだ穂が出る前に「ガム」と言って噛んでいた。何とも食べるものの無い時代の話みたいだが、本当のことだ。あけびやくるみや桑の実やぐゆみ、ゆすらうめ、みんなおやつだった。
 夕方珍客さん。ご近所のお嫁さんだが、最近大阪と田舎を行き来している。こちらにはまだお友達もいないようだし、私と「タメ」なので、新しいお友達である。しばらくお話して帰った。
 夕食には久しぶりにワインを飲んだ。ミニボトルを1本飲んで、現在ほろ酔い。明日からまた厳しい現実が待っている。がんばろっと!

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください

コメント (3)

追いつくのかなあ・・・仕事

2010-06-22 21:52:38 | ひとりごと
 昨日、詩にも書いたようなごたごたでいつにも増して残業した。だから今日は何としても定時からあまりオーバーせずに帰りたかった。キヨちゃんがだいぶ慣れたとはいえ、夜は心細いらしいのだ。
 会議や何やと初めから分かっている時は早めに電話する。昨日はハプニングだったが、間違いなく遅くなることが分かった時点が18時過ぎだったので、早めに電話できた。しかしそのつもりの無い時は、きりのいいところまで・・・と頑張るうちに、時間が過ぎている。慌てて電話するがすっかりキヨちゃんはへそを曲げている。
 今日も休憩もやめて出来るだけ早く仕事を終えようと頑張った。しかし明日休みであるし、それこそ持ち越さないように頑張るうち、19時半が来ていた。慌てて電話。
 「母ちゃんごめん。あと15分位で終わる・・。」
 「もう!」
それだけ言って切れる。
 はあぁぁぁ・・・。私だって帰りたいのだよ。何とか片付けて帰ると、くろべえと一緒にキヨちゃんはご飯も食べずにうたた寝していた。怒りは少し治まっていて、自分の気持ちをリュウに被せる。
 「リュウ、姉ちゃんは仕事で疲れとるんじゃけん、甘えるな!」
 この辺がキヨちゃんが慣れた証拠だ。父が死んでしばらくは不安定で、それこそ帰っても怒りまくり、私と喧嘩になったものだ。
 食事を始めると、キヨちゃんの今日の報告がしばらく続く。話し相手が欲しかったのだ。くろべえやリュウは「聞き上手」だが、反応はしないのだし。
 しかし、こんな調子で仕事が終わるのだろうか。忙しいのは忙しいのだが、認定調査や相談などが多く、もともとの担当様の訪問がまだ数名しか出来ていない。
 クローゼットを開けて、またため息。買った服はまだ出番がない。こうやって、たまにご褒美で服を買っても、着ることなく季節は過ぎていく。鏡の中の老け込みそうな自分の顔に・・・うんざりする。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください

コメント (4)

S O S

2010-06-21 21:44:18 | ひとりごと
 じいちゃんの姉ちゃんが 危篤やけん
 いつどうなるか 分からんけん
 じいちゃん おいては葬式にも行けんでえ
 急じゃけど じいちゃん泊めてくれんかえ・・・

 義母が 骨折していて・・・
 しっかりはしてるんです
 でも・・・私が・・・体調が・・・熱が・・・
 少しだけ・・・少しだけ・・・
 ショートステイを・・・

 病院が いつまでも置いてはおけんと言うんです
 家に一人では帰せません
 家族はみんな 県外に住んでます
 月末までに出てくれって・・・
 何とかなりませんか・・・

 重なる時は重なるもの
 あちらこちらから SOS SOS
 電話をかけまくる
 どこからも 気の毒そうな返答ばかり
 ・・・うちも いっぱいなんです・・・

 何とか あちこち 調整して
 何とか 落ち着き先を探して・・・
 それでも 見つからない時もある
 もう少し病院においてもらえませんか
 転院先を探してもらえませんか・・・

 施設を作ればいいってもんじゃない
 在宅介護の充実を
 言葉にすれば すばらしく
 理想のように聞こえるけれど
 そんなの・・・したくたって出来ないから
 家族も現場も悩んでるのだ


にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください

コメント (3)   トラックバック (1)

見習わなくちゃ、ど根性草

2010-06-19 08:22:49 | ひとりごと
 うちの事務所は所長と私の二人だけだ。所長と言っても私よりかなり若い。勤続年数もケアマネとしての実績も勿論私より多く、人望もあれば仕事も真面目で丁寧である。彼女が介護職の頃から見ているが、いつも相手の立場で考えて行動していた。その分自分のストレスや負担は大きく、心身ともに厳しいことも良くある。正義感が強く、上にも意見する分煙たがられて嫌な思いもしてきた。
 仕事量が多い上に、丁寧なのだから残業しても追いつかない。
 「仕事(客の数)が少ないのだから、実質1.5人しかいらない。」
と上司に言われているが、営業する職種でもなければ客離れ・・・なんていう会社の考え方にはそぐわない。入院や他界や施設入所も原因のひとつである。
 今所長の顧客が私よりもかなり多いので、担当を替えて所長職を出来るようにすればいい・・と上司は簡単に言う。担当と丸々変える事がどれほど時間がかかり信頼関係や何やに時間がかかることか。どちらかが辞めると言うなら致し方ない引継ぎだが、机でしか考えない人には分からないだろう。
 地域を広げることも考えて、今まで彼女の担当地区をかなり私のほうに回したが、それでもあまり変わりは無い。ひとつには彼女の担当様がお元気で継続しているのに比べて、私の担当様が高齢などで亡くなったり施設に入ったり入院したりが多く、新しい人が増えても減っていくからである。
 彼女は、
 「今度、所長職を解いてもらうことを提案する。ケアマネ2年のすずちゃんに所長職をしてもらうのも大変だけど、所長職を譲れば私は今の仕事に専念できるし、すずちゃんもこれ以上の顧客を増やすことも無いから・・・。」
と言った。彼女の苦労を知っているので、それを止める気はしない。ただ・・・
 「止めないけど、私が所長職を受けるとは言えない。」
と答えた。私には荷が重過ぎる。何より、会社の無駄が多すぎ、ろくに仕事もせずにありえないほどの肩書きをくっつけて、私たち二人分近い給与を得ている人がいる。会社や上司についていけない気持ちが強い事が、何より私たちを蝕んでいる。
 昨夜は頭痛がひどく食事も出来ずに19時からベッドに倒れこんだ。2時までリュウが何度もベッドに来ては様子を見ては帰ることを繰り返した。朝シャワーを浴びて幾分すっきりしたが、今日は体を休めようと思う。
 公用車のど根性草がまだ頑張っている。見習わなくちゃ。まだまだ折れたり抜けたりはしたくない。頑張ってる人間が倒れるのはこれ以上見たくない。私自身も負けたくない。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください


コメント (6)