寒くなってきた

　11月が来ようと言うのだから、寒くて当然である。逆にこの季節こんな感じで良いのか？と思うほど、まだ冬支度で無くて過ごせている。
　それでも、流石に朝晩は冷え込んできたので、本当はキヨちゃんの退院までに色々準備したいがそうもいかない。
　そして、来月はくりりんの一番下の弟さんの結婚がある。当然夫婦で出席すべきだが、キヨちゃんの状態が分からなかったので保留にしていた。
　それがキヨちゃんの退院が決まったので、行く事は出来ると思うのだが、まだキヨちゃんが万全ではないので、リュウの出し入れは無理である。出来るとしてもまだしないで欲しい。
　実はヨリちゃん母さんは結婚式の数日後に、ポリープを取る手術をするらしい。だから、くりりんは思い切って結婚式から1週間仕事を休むことにした。
　本当なら私も少しは残って色々すべきなのだろうが、1泊する事も不安であり、結局私は日帰りの強行軍で、くりりんだけ残ってヨリちゃん母さんを見てもらう事にした。
　それでも、私が出掛けた日の夕方リュウを入れる人がいないので、今日親戚のお姉ちゃんに頼んでおいた。翌朝は私が散歩も出来る。
　まだキヨちゃんには相談していないが、相手方の都合もあるので早めに返事が必要だ。
　それとは別に、退院後の受診の段取りも必要だった。昨日キヨちゃんから電話があって、来月の受診日を決められていたのだが、既に勤務が決まっているので、交替勤務が出来る時と出来ない時があり、電話であれこれ相談して日を変えてもらった。
　年内はまだまだ忙しい状態になりそうだ。

　＊昨日は豚汁（いつもはさつま芋、昨日は里芋）
　　　　　　

　＊珍しいキウイをもらった。
　　　　　

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キヨちゃん退院決定！

　今日は休みだったが、とにかく家の用事がはかどらないので、くりりんの仕事が終わってから一緒に病院へ行き、帰りに食事して帰ろうということになっていた。
　朝窓を水洗いし、家の周りの側溝をデッキブラシで掃除。枯葉の掃除。花畑の草取りなどをしていると、親戚の姉ちゃんがこっそりと畑を耕しに来てくれた。有難い話である。私では手入れも分からない。
　良いお天気だったので、布団も干せた。本当は自分のメンテナンスもしたいし、カラーもしたかったのだが、とりあえずしなくてはいけない用事があって出掛けた。
　金融関係や病院の用事を済ませて買い物していると、キヨちゃんの病院から電話。
　「今日いらっしゃると聞いたので。実は退院が出来る状態なのですが、ご本人が自信が無いとおっしゃって。出来ればドクターと話をして今月中に退院をしていただきたいのですが。」
とのこと。とりあえず、18時に約束をした。
　戻って洗濯物を取り込んだりしながら、おかずを作っていた。弱火でコトコト煮ていたが、この時期カメムシが多く、手間取っているうちにちょっと焦げ付かせてしまう。あ～あである。
　くりりんが戻ってから一緒に病院へ。ちょうどキヨちゃんは夕飯中だった。とりあえず、初めてつけたぬか漬けを差し入れる。
　　　　　　

　食事が終わってから、主治医や看護師や理学療法士を交えてのカンファレンスとなった。いつものようにキヨちゃんは、全く聞こえていない癖に誰よりも聞いてます風に相槌を打つ。そこで、私がいちいち通訳をした。
　結局、リハビリは順調で、経過も良く、これ以上の入院は必要が無いという結論だった。勿論、家に帰って無理をする事は前提ではない。徐々に生活に慣れ、徐々に家の事をすることでリハビリになる。これは私も賛成である。
　ただ、キヨちゃんの不安も分かるので、訪問リハビリを検討したいとお願いした。何か続いていればキヨちゃんも納得がいくのだろう。
　とりあえず、日を決めることに。
　「すいません。次の休みが１日と５日なんですが、母がゲンを担ぐので１日が大安で良いかと。」
と１日に決めた。ゲンを担ぐ話にスタッフちょっと笑う。耳が遠いキヨちゃんに、
　「１日に退院に決めたよ。」
と言うと、
　「日は何の日？」
と言うので、スタッフに大受けだった。
　「大安。」
　「ほんならええわ。」
　と言うわけで、キヨちゃんの退院が決まった。まあ、一安心。

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退院の見極め

　今夜キヨちゃんから電話があった。
　「先生がな、今週中に退院できるっていうんじゃ。」
おお、それはおめでとう！と言おうとするのだが、
　「ほんでもなあ、まだ自信が無いけん、もう少しリハビリさせてくれって頼んだんじゃ。どう思う？」
と言う。
　意外だった。キヨちゃんの事だから、一刻も早く戻りたいと言うかと思っていたのだが、案外慎重だ。
　「母さんが自信が無いなら、自信付くまでしてもろたら。ただ、リハビリは戻ってからでも出来るよ。」
　「ほうかあ・・。また先生とお前で相談してみてくれ。」
　キヨちゃんが入院していると、色々と大変ではある。家の事は別としても、休みに病院へ行こうと思うと、その家の事がなかなかはかどらない。そして、自分のメンテナンスの時間が無い。美容院とかも全くである。
　かと言って、無理をして貰っても困るので、仕事しなくてもいいので、家で気ままに過ごせるようになって戻って欲しい。
　いずれにせよ、本人の「もう大丈夫」が無いと無理だろう。これが意欲が無いとかだったら無理にでも退院させるのだが、本人は頑張っているので多分見極めも出来るだろう。
　う～ん、もう少し頑張るか。

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フィギュアスケートGPシリーズ初戦アメリカ

　いよいよ始まった、スケートの季節である。今シーズンは真央ちゃんは休養だし、織田君も高橋大ちゃんも鈴木あっこちゃんもいない・・・、すごく寂しいシーズンである。
　とは言え、まだまだ日本は層が厚い。特に男子は順調に次世代が育っていて頼もしい。
　昨日から始まったスケートアメリカ。町田樹くんの躍進が素晴らしい。まず、ショートプログラムだが、とても彼らしい美しい演技で、キスクラに戻るまでが作品という感じだ。
　昔芝居をしていた頃、私たちの劇団はカーテンコールがあったが、他の劇団の方で、
　「カーテンコールとか、嫌いなんだよな。幕が閉まって客が帰るまで芝居の余韻を残したい。」
と言っていた人がいた。まさに、彼の演技はそうなのだろう。
　そして今日は、第九をフリーに選んだ。冒頭まさかの20秒の沈黙。じれったいほどの静止も演技である。静と動の対比。
　男子は４回転時代。今では４回転は入れて当然で、それだけでは勝てない。種類を変えたり、コンビネーションにしたり。
　町田君はそれは困難と判断し、跳ぶ前に振りを入れるという難しい構成でのチャレンジにしたという。相当に体力を消耗するようで、後半のスタミナが心配されたが、何とか乗り切って、他の選手の出来栄えもあるが２位に３５点程の大差をつけての優勝だった。
　それでも、さすがに疲れが出て、滑りきった後はきつそうだった。これから調整して完璧に滑るようになれば、どれほどの作品になるのか楽しみである。
　明日は女子のフリーとエキシビション。今井遥ちゃん、明日は挽回出来るかな？

忙しかった・・・

　今日はお休みだった。疲れが抜けない状態で、くりりんのお弁当を作って送り出した。それから親戚のお姉ちゃんにヘルプの電話。
　「畑手伝って！」
　そうなのだ。やることは山ほどあるが、私では分からない事がある。そこで、手伝ってもらう事にした。家の用事を済ませてから姉ちゃんは来てくれた。一緒に畑に上がり、まずは成長し過ぎの小松菜を全部収穫。どうせ置いても硬くなるだけで、しかも酷い虫食いで、とにかく虫を取りながらある程度良いところだけ残した。
　その時、虫はのけるだけで良いと思っていたが、
　「殺しとかな、他のにつくよ。」
と言われたので、しぶしぶ処分しながらの作業。とった小松菜は泉の水にさらしておいた。
　次に種が落ちて今頃出始めたゴーヤを処分。多分今から出ても間に合わないし、レタスやチシャの邪魔をしているからだ。
　ピーマンはかなりの量が採れたが、まだ大丈夫そうなので引かずに置く。それから私はなすびの後始末にかかり、お姉ちゃんは畑周辺の草取りをしてくれた。
　　　　　　　　
　　
　続いて、花畑の草取りにかかる。途中腰がフリーズして動けなくなる。宅配便が来たが、腰を曲げて膝を曲げてお婆ちゃんの様なスタイルで途中まで移動。何とか宅配のお兄さんの前ではしゃんと立てた。
　時計を見ると11：45だったので、お姉ちゃんにも声をかけて中断した。今日はここまでにしておかないと、キヨちゃんの病院に行けないのだ。するとお姉ちゃんも一緒に病院へ行ってくれるというので、時間を決めて解散した。
　それから大急ぎで掃除機をかけ、食事をして、まずは父の墓の掃除をしてから病院へ向かった。
　病院ではちょうどキヨちゃんはリハビリ中。本人は早く帰りたがっているのではと思ったが、
　「まだ少し自信が無い。このままでは若いもんに迷惑をかけるから、もう少しリハビリさせて欲しい。」
と言ったらしい。う～ん、無理して退院されても困るが、この状態が続くのも辛いところである。
　それから一緒に買い物して家に戻った。洗濯物を取り込んで、水にさらした小松菜を一つ一つ洗っていたら、徐々に薄暗くなってきた。ほどなくくりりんが帰宅。暗くなる前にいそいでかぶらを収穫。今夜は焼き肉にしたのだが、牛肉は買えず豚とチキン。そして野菜たち。かぶは鶏つみれでお吸い物にした。
　　　　　

　大好きなフィギュアを観ながら食事して（町田樹くんが素晴らしいパフォーマンスをしたが、これはまた別の話で）、その後、リンゴジャムを炊いた。
　本当は沢山のナスがあるので、小さいものをかぶとぬか漬けにしようと準備していたが、今日は諦めた。大丈夫かな・・・明日の朝。

＊癒し。くろべえ。そして、くりりん第２弾のコスモス君。
　　　　　　　

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遠距離恋愛のお土産？

　先日阪○阪○ホテルグループから冊子が贈られてきて、ポイントで商品交換が出来ると書いてあった。溜まったポイントはたいした数字ではないが、交換できる数字には達していた。
　そもそも、大阪などで宿を取るなんて、独身時代は観劇やコンサートで出掛けた時で、少々遠くても安宿を取っていた。
　しかし、くりりんとつきあうようになったのが、いい年になってからなので、出来るだけ便利な場所である程度リーズナブルなホテルを予約するようになった。
　勿論、二人でお泊りというわけではなく、遠距離だった上に当時くりりんは夜中働いていたので、デートの後くりりんは滋賀へ戻って仕事に、私は大阪に泊って翌日帰るというものだった。
　ただ新聞の仕事は朝刊と夕刊があって、普段は夜中から朝までと昼から夕方までの２回フルに働いていたが、年に数回ある休刊日だけは夜の仕事が無いので、日曜の仕事明けの昼にデートして、休刊日の月曜もデートして、その夜は仕事に行っていた。
　これが私が大阪に行けばまだいいのだが、くりりんが来る場合は、本当に忙しく、仕事明けで新幹線でやってきて、仕事までに帰る事もあった。よく続いたものだと思う。
　まあ、そんなわけだから、経済的にも身体的にもつきあうのは大変で、結婚が早まったのかもしれないが（笑）。
　さて、そんなわけで、これからポイントがたまる事もないかもしれないが、思い出のポイントは有難く商品に変えた。

　　　　　

　秋の夜長に美味しいコーヒーが飲めるかな・・・。

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医療関係者デー

　疲れた。残業もだが、精神的に疲れた。
　今日は元々退院前のカンファレンスがある予定だった。その前に、お薬が飲めていない担当様について、それぞれのかかりつけ医の先生方に、電話やファックスで報告や相談を行った。行ったのだが・・・である。
　大体「先生」というだけで、十分敷居が高くテンパッテしまう。中にはいつでも相談に乗ってくださる先生もいるが、なかなか忙しくて捕まらない先生もいる。
　今日カンファレンスをしてくれた先生は、比較的いつも時間を取ってくれる先生で、話もしやすい。
　書面で相談をした先生も、すぐに書面で回答してくださった。そして、電話で話をした先生も時間を作って話をしてくださった。
　しかし、こちらの準備不足や言葉足らずが悪いのだが、畳みかけられるとオロオロし、すっかり舞い上がってしまった。
　「結論を言って。」
　「何が聞きたいの。どうしたいの。」
　「あなたに何か具体的な案はあるの？」
　「一体いつの話をしているの？」
　私はすいませんを繰り返す。結果言いたい事も聞きたい事も半分も・・・である。いや、つくづく私は甘いのだと思う。しっかりとしたビジョンを持てていない。もちろんだからこそ相談したいのだが、相談してどうしたいのか・・・と聞かれると、どう答えたらいいのか迷ってしまう。
　きっと、今までそんな漠然とした「困った」でも、先生に話をしたら、
　「困ったね。それはどうしようか。」
と一緒に悩んでくれたりアドバイスをくれたので、そういうものだと思っていた。しかし、私は家族でも患者でも無く、ケアマネなのだ。
　そんな思いで反省していたら、今度は違う先生から担当様について問い合わせがあった。この先生は順序立てて確認をしただけだが、その前の事があったのでドギマギした。
　はあああ。つくづく私って・・・。

＊今夜はビーフシチュー、茎わかめと鶏胸の梅酢和え。
　　　　　

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寝てた・・・

　今日はお休み。朝、くりりんを送り出さなくちゃいけないのに、身体が重くてなかなか起きられず。40分位二度寝してからようやく起きた。
　くりりんの仕事が比較的ゆっくりなのと、私が休みなので何とかお弁当は間に合う。送り出してから、キヨちゃんの畑から、小松菜とほうれん草を収穫。どちらも虫の食べ残し状態。とりあえず、丁寧に洗って下ゆでしておいた。
　キヨちゃんの見舞いとリュウの通院があったので、夕飯の下ごしらえをしてから、じゃがいもの芽をかいだ。キヨちゃんから、
　「そろそろ芽が出る事だから、取っておかないとしなびて食べられなくなる。」
と聞いていたのだ。家で採れたジャガイモを、一年家で保管して食べようと思うと、いちいち手間も必要である。大きさ別に３つのケースに入った物を、ひとつひとつ芽をかいでいく。結構手間だった。
　　　　　

　それから大急ぎで掃除を済ませて、お昼をちゃちゃっと掻き込んでからリュウを連れて出掛ける。雨が降り始めたのに外に出されるくろべえが何度も抗議の鳴き声をあげた。
　リュウは普段は全くおもらしなどしないのだが、病院へ行くと「絶対」がつくほどやってしまう。だから、最近はおむつが必須アイテムだ。それでも、ちびっと汚す程度だったのだが、さすがにこの前の治療が痛かったのでビビりはいつもの倍以上であり、敷地内に車が入っただけで震えだし、中に入るまでのおむつは重たいほどになった。
　診療時間まで２時間もあったので、受付だけして買い物に。そしてキヨちゃんを訪ねた。
　ちょうどキヨちゃんはリハビリ中で、洗濯物などを入れ替えていると戻ってきた。リュウの診察が今からだと告げて、家のほうれん草を差し入れて早めにリュウのもとへ。そして病院へ。
　幸いビビりまくっていた割に、薬が効いてかなり改善していたので、今日の治療はあまり痛くは無かったようだった。終わると現金なやつ。
　　　　　

　戻って、とにかく先にお風呂にした。リュウを抱きかかえていたので、このままで台所には立てない。入浴中にくりりんが戻る。くりりんの入浴中に夕飯の準備。今日はひさしぶりにコロッケ。そして小松菜の煮びたし。
　　　　　　

　夜「相棒」をくりりんと観ながら、私は落ちていた。今起こされてブログを更新。さすがに眠かった・・・。

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認知症とお薬と

　この仕事をしていて、いつも思うのは在宅のお年寄りのお薬の管理は難しいなということだ。
　以前、ショートステイに来たおじいさんは、錠剤が出しにくいだろうと、おばあさんが気を利かせて全部出してタッパーに入れていた。ただし、種類に関係なく全部放り込まれている。看護師が紙の上に種類ごとに並べて数を数えると全く合っていない。
　「これ、どれをどう飲んでるんですか？」
と聞くと、おじいさんは、
　「テキトーに５つ摘まんで飲んみょる。」
と言う怖いオチだった。
　在宅で担当していても全く飲めていない人が多い。飲み忘れはまだしも、飲み過ぎは怖い。特にお年寄りは降圧剤や心臓の薬があったりする。
　薬局できちんと日付を入れて、一包化してくれていても、日付の通りには飲まない。だから、飲めているのかどうか判断できない。
　今日などは、今月初めに４週間分処方されたという薬が、朝は３包しか残っておらず、夕も１０包という状態で、出来る事なら飲んでしまったのではなくどこかにしまい忘れてくれている事を祈った。
　医師も家族もヘルパーも私たちケアマネも、どうしたらいいのかいつも考える。重篤じゃ無ければいっそ薬なんか無い方がいいのではとさえ思えてくる。
　みんな・・・どうしているのだろう。

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ちょっとブレイク

　少しずつ良くなってきているリュウ。でもストレスがたまるから、ちょっとだけカラーを見ている間だけ外してみた。
　けれど、すぐに掻こうとするから結局すぐ着用。
　悠然と横切るくろべえ。