すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

おすすめのキヨちゃん

2006-07-29 00:42:00 | うちのキヨちゃん
 このブログを観ていただいた皆様、普通、日記のようなものが主流なので、過去の記事まで遡って読んでくださる方は、稀かもしれません。
 「じいとんばあ」も「うちのキヨちゃん」も実は作品なので、ぜひ過去の記事も読んでいただけたらなあ・・・なんて。
 で、「うちの~」のお勧めをお知らせしますので、まだ読んでいらっしゃらない方は、よろしければ読んでやってください。
 1,通院
 2、入浴剤
 3,戸締まり
 4,買い物メモ
 5,物の名前
 6,カッパ
 7,花盗人
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大地を掴む

2006-07-26 01:02:12 | じいとんばあ
      大地を掴む
 
 私は 大地を踏みしめる
 指でしっかり大地を掴み 背筋を伸ばして立ちつくす
 いつでも 真剣に いつでも 元気に

 どれほどの終末を 見守っても
 自分の親は 死なないものだと信じてる
 その為なら
 どんな努力も惜しまない
 どんな苦労もいとわない

 だから 私は大地を踏みしめる
 風が吹いても 折れないように
 折れても 決して抜けないように・・・

 誰かの甘いささやきは 
 心を揺すぶり 涙を誘う
 肩にもたれたら 楽かもしれない
 でも 私の代わりはどこにもいない
 
 ひとりで背負い込まないで
 他人(ひと)にはかけられる 言葉の無力さを
 私自身は 知っている

 誰のためでもない 私自身のために
 私は 大地を掴んで立つ
 負けない 決して負けない
 自分自身に 呪文をかけて・・・
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この夏は・・・

2006-07-22 05:56:57 | ひとりごと
 父の状態は随分良くなりました。ドクターも「いいですよ。じきに退院ですね。」と言ってくださいました。一安心です。
 父は決して弱音を吐くタイプではなく、どちらかと言えばかなり我慢強いほうです。その父が「死」を覚悟したことが、私の記憶にあるだけで、4度ありました。「ある日突然・・・てことがありますよ」と主治医に言われて25年ですもの、当然です。病気は病気を呼んで、まるでデパート。「婦人科と小児科以外はかかったぞ」なんて自慢にもなりません。これ、かかりたくてもかかれませんしね。
 このまま、予後も良好であってくれればと思います。
 今年の夏はずぇ~ったい!買い物するぞ!!「しまむら」じゃなくて「Ketty」とか「23区」とか見るだけのコーナーで買ってやる!!!
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海の日

2006-07-18 00:43:41 | うちのキヨちゃん
 父の病状も僅かずつですが、快方に向かっています。仕事しながらの看護はなかなかハードですが、何しろうちはキヨちゃんが頑張ってくれるので、助かります。
 本日は海の日。私の子供の頃にはなかった休日なので、連休なんて気づきませんでした。だいたいが不規則な勤務で、曜日すら怪しいのです。 付き添いを交替する前に、近所の診療所に寄りたいと話していたキヨちゃんに、そのことを知らせなくては・・・と病院から電話。
 「おはよう。ゆうべはおかげでぐっすり眠れた。診療所寄って行くけん、2時過ぎるって父ちゃんに言うて。」
 「あ、それなんやけど、今日祭日やろ?」
 「え?母ちゃんが?」
何と聞き違いしたのかは、知らないが、あなたは年中祭日みたいな人ではないか。
 何度かの押し問答の末、やっと分かってくれたキヨちゃんは午前中に来てくれた。私は午後からの勤務だから、とりあえず、急いで帰宅し、ペットたちの散歩や餌をやらなくちゃいけなかった。 
 「犬は雷なったらかわいそうなけん、家に入れといたよ。猫も寝よるけん、家の中に入れてある。」
 うちの犬はともかく、猫は猫トイレでは用を足せない猫である。台風でも外でないとだめなのだ。だから、留守中に閉じこめたら困るではないか。すると彼女はこういった。
 「だから、玄関は鍵閉めたけど、裏口は開けとるよ。ついでに暑いと可哀想なけん、窓も開けてある。」
・・・・。優しい優しいキヨちゃんにはやはり戸締まりは出来ないのである。 
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物議

2006-07-15 23:06:32 | じいとんばあ
物議
 
 若い子はなあ かわいいけど
 気が利かんのよなあ
 その点 年増はええぞ
 気がついて よう働く

 おばあちゃんの一言は 波紋をよんだ
 気の利かない 若い娘と言われたいか
 気の利く 年増と呼ばれたいか

 女ですもの
 若いのに 気の利く娘と言われたい
 でも そうは問屋が下ろさない

 勇気ある一人が 手を挙げた
 「ねえ、私はどっち?」
 おばあちゃんは考える
 「ちょっと・・・年増かな」

 それはおばあちゃんなりの 気の利かせ方
 どっちとも とれるものね
 なにより あなたのように
 気の回る年寄りになりたい 
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おばはんナース

2006-07-15 22:08:34 | ひとりごと
 父が入院して早や5日。少しずつ落ち着き、流動食からはじめてます。これが大豆油臭くてまずいんですけどね。で、カロリーメイトのゼリータイプがりんご味で、おいしいので、ドクターに許可をもらって、間食にしてます。
 「あ、これ、いいよねえ。とろみあるし、おいしいし。でも高いでしょ。勧めたら大塚の回し者かってね。」
 変な心配をするドクターである。若くて頼りない新任ドクターだけど、いろいろ努力してくれるので、評価はしてるのです。
 しかし、新任ドクターなんて、古いナースにあえば、気の毒なものだ。
 流動食を始める日。ドクターは私にこう言った。
 「食べられそうだから、点滴を減して、少しずつジュースみたいなものから、始めませんか?」
ところが、点滴は同じだけ。ナースに説明したら
 「指示出てないからね。誰が言ったの?」
・・・て、主治医以外にいないやろ。
 「確かに夕飯から出るのは(ナースに)指示でてるけど、先生調理には指示出してないの。」
・・・そんな事私に言われても・・・。
 「あの、確認してもらえませんか?」
 「まあ、確認はするけどね。(といいつつ点滴ぶすり)」
笑顔を張り付けてはいるけど、ため口。若いナースはまず確認して、報告しえくれるのに。おばはんナースと今日も戦う私である。
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参ったなあ

2006-07-12 00:18:44 | ひとりごと
 昨夜遅く父が入院しました。風邪をこじらせての肺炎だろうと思うのですが、歳も歳なので、心配です。介護職についていても、自分の父のこととなると、なかなかしんどいですね。自宅介護も経験済みなのに、私自身の年齢もあがってるわけで・・・。平静を装っていたキヨちゃんも、病院着いてみたら下駄履き。なんでよりによって下駄なの!
 介護職を続けるよりも、自宅で介護を続けるなら、より一層の自分の健康が要求されます。自分が寝込んだ時に限って、親も調子悪かったりして、決してわざとじゃないし、自分もしんどいのに、罪悪感にさいなまれます。
 さあ、頑張っていかなきゃ。
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ソシナー

2006-07-07 23:05:43 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんが、物の名前をいいかげんに覚えていることは前にも書いた。レパートリーが増えるにつれ、芸術的とさえ思えてくる。
 ある日買い物に行った折、キヨちゃんはぶつぶつ言いながら野菜を物色していた。
 「何探しよるん?」
 「スナックごぼう」
・・・?聞いたことがある人がいたら、ぜひどんなものか教えて欲しい。ごぼうスナックというお菓子は知っている。しかしそれなら野菜売場ではなかろう。おそらくなのだが、十中八九「スナップえんどう」のことではなかろうか。
 また父の好物を見つけてご機嫌の彼女は、夕食時それを自慢気に父に差し出した。
 「奮発したよ。父ちゃんの大好きなイラクのお寿司。」
どんな寿司なのか説明して欲しい。文字で書くと気づかない位の間違いだが、音読して欲しい。まったく違うものになる。
 そしてある時、私はキヨちゃんに買い物を頼まれた。
 「ソシナー買ってきて。」
まったく聞き覚えがない私は、聞いてみた。
 「何それ?」
 「しらんの?洗濯物を入れて痛まないようにする、ネット。」
それは知っているが、洗濯ネット・・・とか何とかでいいのではないのか?どこかのメーカーかしら?
 私がそう考えているとキヨちゃんはおもむろにこう言った。
 「銀行の人が教えてくれた。『ソシナーです。使ってください。』 って言うてくれたんよ。」
・・・粗品であると、どのあたりで気づきましたか??
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温泉、整体、ペット

2006-07-04 23:24:31 | ひとりごと
 ほっとするひととき・・・。やっぱり温泉ですかね。ありがたいことに、うちの職場のそばには温泉があります。ハードな仕事の後の温泉は、最高です!
 あと、整体!!夜勤手当はほとんど整体とあんまに化けます・・・、てことは、何のための手当だ???果たしてこれでいいのだろうか???
 そして、やはり月並みですが、ペットの存在。ああ、ペットじゃなくて、恋人!と叫んでみたい・・・。
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うんち君

2006-07-04 21:36:33 | ひとりごと
 お食事中の人はごめんなさい。まあ、食べながらネットする人はいないか・・・。
 私たちは日々うんち君との戦いである。おむつ交換は勿論、排泄介助、当然出会うべきでない場所でさえ、うんち君に出会う。ペーパーに載せたうんち君をにこやかにプレゼントされたこともある。
 排泄は健康のバロメーターであるから、どんなうんち君がどのくらい出たか、心配もする。ベテランともなると、うんち君で誰の物か見分けられたりする。あまりにりっぱな物を見ると、ついつい誰かにも見せたくなる。
 「まあ、いいの出たねえ。」
 「ねえ、いいでしょ。」
まさかうんち君の話とは思うまい。
 お年寄りも自分の排泄が気になるものだ。
 「どう?出た?」
 「う~ん。きれいなの出たよ。」
・・・。きれいなうんち君ってのは変かしら???
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