今年もお世話になりました

　今日も仕事。しかも今年は今日までぎりぎり担当様のことでばたばたしていた。昨日介護者の家族が倒れた方がいて、急にショートステイ。
　何とか15時過ぎに無理やり目処をつけ、ふたりで大掃除。大雪のため車は洗えず・・・。それでも今日こそは残業せずに仕事を終え、凍りついたフロントガラスを急いで溶かして帰ったのに、キヨちゃんは勝手に昼間でで仕事を終えると思い込み、拗ねている。途中電話もあり説明しても聞かず、途中から電話を切る有様。
　どうも、お正月用のお酒を少し飲んだせいもあったらしく、無茶苦茶な話である。お陰で帰ってから今年最後の大喧嘩。大晦日くらい笑って過ごしたかったのにやれやれである。大体この職場に盆暮れがないのは今に始まったことでもないし、事務職になっても去年だってそうだったのに、何を勘違いしているのだ。
　さて、これから一緒に年越しだ。来年もトムとジェリーみたいに「仲良く喧嘩」するのかな？？？
　みなさま、一年間ありがとうございました。そして来年もよろしくお願いします。

師も走る、弟子も走れば、犬までも

　忙しい・・・。何だこの慌しさは。クリスマスから仕事が目白押しだ。大体この季節は介護の現場は鬼門なのだ。
　施設でいれば、インフルエンザなどの心配もあるがこの季節なくなる確率も高い。在宅では違う意味で大変になる。
　まず、独居。生活に限界が来ていても受け皿がない場合がある。Aさんは性格の穏やかな女性。独居生活で、ヘルパーの派遣とデイサービスの利用で暮らしていられたが、にわかに認知症が進んだ。問題は認知症の薬。諸説あるだろうから迂闊なことは言えないが、この薬は専門医に言わせると
　「きちんと服薬すれば効果的だが、飲んだり飲まなかったりすると一気に認知症が進む。」
という薬らしい。こんな薬を独居の老人に出せば・・・結果は日を見るよりも明らかだ。
　Aさんは薬を飲み忘れ、食事することを忘れ、火の不始末の怖さから温めなおしができず・・・。貧血が信じられない数値になっていた。毎日サービスを使っても訪問しない日や時間は、薬が飲めないし、食事の確認もできない。何とかショートステイを組み込んだが、介護度が低くて日数があまり使えない。残った日は家でサービスなしで暮らさなければならない。もしくは残りは実費（保険内なら１割だが実費は勿論１０割）で泊まるしかない。
　施設はどこも80人待ち。老健に何とか空きがあったが、貧血がひどすぎて精密検査をしないと検討できないという。県外の息子さんが仕事を休んで通院介助。なぜなら病院が御用納めになるからであり、まったりしていたらその施設も埋まってしまうからだ。紆余曲折あったが、その方は何とか受け入れ先が見つかった。
　Bさんは９０代の高齢者。転倒骨折を繰り返していたが、先月大腿部頚部骨折。手術をして一月もたたないのにろくにリハビリをしないままに、退院させられた。しかも年明けてからの予定が
　「お正月は外泊されますか」
の質問。ああ、お正月くらい許可が出るなら家で看てあげたいという家族の思いに
　「じゃあ、外泊できるなら年内に退院ね」
ときた。慌てて福祉用具を検討する。訪問看護を検討する。
　その他にも色々とあり、ばたばたとしていた。明日は休みで正月準備だ。私は自分の部屋の大掃除もできていない・・・。大晦日は仕事収めで、掃除や片づけで終わる予定だ。大晦日に訪問するのは失礼だし迷惑だからだ。本来なら今日くらいから迷惑ではあろう。しかし、どうやら大晦日も家族を尋ねなければならない事例がある。
　何とか無事に年越しがしたい・・・。

ここをクリックしてお立ち寄りください。

歳をとると・・・

　うちのキヨちゃんは決して普段おしゃれをする人ではない。もっと言えば「構わない」人である。だから美容院も
　「もういい加減にいかないとひどすぎる」
ってところまで行かない。
　しかし、お出掛けする時はちょっと頑張る。洋服も嫌いではない。子供の頃、キヨちゃんの好みは、ちょっと前に若い子が着ていた幾何学模様（昔はやってた）とかだったと思う。色も案外ビビッドなものを買っていたと思う。
　それでも、田舎の年寄りは決まった店でみんな買うので、似たり寄ったりの「おばちゃん服」になる。だから時々若者の（といっても私くらいの）店で買ってあげる。
　今年もキヨちゃんへのお歳暮に、カシミヤのセーターを物色した。第一印象で目を引いたのがピンク。しかし、さすがに派手である。実はピンクに気が向いたのは、秋に私のボルドーのカットソーをうらやましそうに何回も
　「きれい」
と言っていたからだ。
　勿論、キヨちゃんにも色違いをあげていたのだが、どうも私のほうが良かったらしい。
　店の人にも見てもらい、違う色も何枚も見せてもらった。しかしどうしても初めの印象が強くて他に目が行かない。ずいぶん悩んだ。
　「ええ！なんぼなんでも派手じゃわ」
と着てくれなければ困る。または
　「ありがとう」
と本心は言わずたんすの肥やしにするのも考えられる。
　結局、
　「だめなら自分で着れば」
とのアドバイスで買うことにした。
　さてキヨちゃんの反応は・・・。
　「うわ～！きれい。ありがとう。お正月に着るわなあ。」
あまりにあっさりと受け入れた。歳をとると派手に・・・かな。
　お正月を乞うご期待。

クリスマスはやっぱり全日本フィギュア

　全日本フィギュアが始まった。この時期はこれが楽しみである。ゆうべは男子ショートの高橋君に涙が出た。
　そして今日は女子ショート。
　大好きな村主章枝さんは冒頭のコンビネーションジャンプの１本目で転倒し、６位と出遅れた。でも、コンビネーション入れずに転倒しての順位だからいいほうだろう。
　彼女はここ数年本当に苦労している。もともと安藤美姫さんと同じモロゾフコーチに師事していた。しかし、オリンピック前に日本女子二人は教えられないと言われ、コーチを変えることになる。GPシリーズ前からコーチが二人変わったらしい。美姫ちゃんは世界を狙える選手であるし、コーチだって人間だから贔屓もあるだろう。厳しい世界である。年齢的にも厳しいけれど、頑張ってほしい。
　浅田真央ちゃんがダウングレード（回転不足）ながら、トリプルアクセルのコンビネーションで着氷できたことは本当にうれしかった。これも涙ものだった。会心の出来ではないけれど、次につながる。そして、明日切符をつかむことが出来れば、オリンピックまでに調整してあげていけばいい。
　中野友加里さんと鈴木明子さんも気合が入っていて見ごたえがあった。美姫ちゃんは思ったほど点が出なかったのだが、上４人は僅差である。
　すでに決まっている安藤選手以外はたったふたり。みんな大好きだから、落ちる選手がいることが悲しい。ベストを尽くして、すばらしい納得のいく演技の末に結果が出るといいな。

ここをクリックしてお立ち寄りください。

団体様！

　今日は比較的いいお天気だったので、山間部を回った。ある山道を走っていると、目の前におサルが！４匹横一列に並んで、いっせ～の！と声を掛け合ったかのような見事なフォーメーションで、山を駆け上った。
　すごいな～と感心していたら、よく見ると上のほうには小猿もいて、10匹以上の群れであった。田舎に住んでいるので、野生動物に会う事はあるし、向かいの山を見ればいつでもサルの群れはいる。自宅のそばにもはぐれのサルが1匹いる。しかし、目の前で群れで見るのは初めてだった。あまりにすばしっこくて写メは間に合わず。
　年末になって、施設を探す人や、退院をする人や、体調を崩した人やで何だか仕事も忙しい。イブに特に予定もなかったが、キヨちゃんがケーキを待っているので、残業を早めに切り上げた。ケーキは自分で注文したのに、わんにゃんのカレンダーをプレゼントした友人が「お礼」とおごってくれた。わらしべ長者状態だ。
　デコレーションがきれいなので写真を撮ろうと思っていたのに、すぐ切ってお供えしたので写真もなし。味は申し分なく美味しかった。イチゴがたっぷりのケーキだ。キヨちゃんも大喜びだったが、リュウがキヨちゃんにもらおうと、くっついて離れなかった。ほんの少しだけおすそ分け。
　サンタさんは今どうしているだろう。たまには家にも来てほしいな。何しろ子供の頃から来たことないのだから。
　あの小猿・・・。今夜は何を食べたかな・・・。

ここをクリックしてお立ち寄りください。

明日はイブじゃないですか

　寒い。今日は雲ひとつなくいい天気で、先日の雪もほとんど残っていない。しかし、つい二日前は顧客を回るのに躊躇したほどだ。
　国道が問題なかったのでちょっと山に入ってみると、途端に雪。しかも降り始めた。どんどん雪は降り積もり道が見えなくなり、側溝が隠れていたためにすれ違ったバイクがタイヤを落とし込んだ。急いで手伝ってあげる。まあ、車でなくて良かったけど。
　昨日はいい天気だったので、こんな天気のうちに山の担当様はクリアしておきたかったのだが、そんな時に限って県外で仕事があったりうまくいかない。ああ、年末までに仕事終わるのかなあ・・・。
　明日はイブ。何の予定もないが、クリスマスといえば父を思い出す。父は物知りだったが、クリスマスは特に何もしてくれなかった。キヨちゃんもサンタを演出することなく、子供のころみんなが
　「サンタさん来た！」
と喜ぶのを見て、
　「ええなあ、うちには来ん。ほなけん、母ちゃんがかわいそうに思うて買うてくれる。」
と言っていた。
　大人になるまでずっと、父は厳格だから
　「仏教徒が何がクリスマスじゃ」
と考えたのだと思っていた。しかしある日
　「クリスマスクリスマスって、外人は何で浮かれとる！分からん！」
というので
　「ほりゃあ、お祝いじゃけん。キリスト様のお誕生祝い。ほれから新年になるけんなあ。」
と言うときょとんとした。
　「葬式ちゃうの？」
へ？
　「ほなって、キリストさん十字架にはりつけになっとるじゃないか。」
　そう、父はずっとクリスマスはキリストの法事だと思っていたのだ。そりゃあ、何で騒ぐか仏教徒でなくても不思議であろう。
　父ちゃん、今年はケーキをお供えするわな。

大掃除ちょっと

　今日キヨちゃんはお宮の掃除に参加した。私は自宅の大掃除の続き。キヨちゃんの届かない高いところ。電気のかさを外して洗ったり、カーテンレールを拭いたり。トイレ掃除とマット類の洗濯、リュウを洗ってからお風呂掃除。
　キヨちゃん手作りのキムチがそろそろすっぱくなってきていたので、お昼はキムチチャーハン。午後はどこからはじめよう・・・と思っていたのに、私もキヨちゃんも午前中の疲れとおなかが膨れたので、お昼寝してしまった。
　ま、いっか、文句言う人もいないから私とキヨちゃんが良ければ・・・と思うことにした。
　夜は襦袢の半襟の取替え。お裁縫大嫌いな私としてはかなりしんどい作業だ。というより、不器用者なので出来栄えに問題がある。チクチクしながら、楽しみにしていたドラマ「仁ーJIN－」の最終回を見た。ものすごく期待していた分、
　「ええ？これで終わり？なぞはなぞのままかい！！」
とかなり消化不良だった。原作もそうなのだろうか？ううううん。
　さてと、次の休みが掃除できる最後かな・・・。自分の部屋の片付けはその時にしよう。

雪が降る

　昨日から雪が降っている。昨日はボタン雪だったので、竹は重そうだった。リュウははじめての雪。大きな雪が落ちてくるのに初めはおっかなびっくりだった。
　しかし今朝は粉雪で庭にも白く積もっていた。それを見たリュウは大はしゃぎ。転げまわって喜んだ。まさに「い～ぬは喜び庭かけめぐり～」である。そしてくろべえはコタツならぬ布団の中の湯たんぽから離れなかった。
　冬は在宅にとって困る季節である。デイサービスにしてもヘルパーにしても、雪や凍結で家に行けないことがある。利用者にとってはこんなときこそ来てほしいのに。だから、できる限り頑張って行くのだが、運転技術が必要である。
　そんな冬の季節、家で独居生活は不安なので、ショートステイの申し込みも多い。しかし、受け皿も限られている。中には個人病院が年末年始の休みは入院患者を受け入れないところもあり、長期入院者が流れてくることもある。
　よく福祉を語るときに「箱物だけ作ればいいのではない」と言う。施設を作って入れればいいわけではない・・・ということでもっともなのだが、箱物が足りないのも事実である。理想を言えば、箱物に頼らず在宅で生活ができ、自立支援を目指すのが一番かもしれない。
　しかし、田舎ではそもそも在宅の介護力が不足している。高齢者世帯や独居世帯だけでも大変な上に、立地条件もある。綱渡りのような生活をしているお年寄りは山ほどいる。
　明日も雪らしい。無事にサービス提供ができますようね。

ここをクリックしてお立ち寄りください。

年賀製作中

只今年賀製作中でパソコンが使えません。コメントと新しい文章のアップは明日になりそうです。悪しからずご了承ください。

初雪

朝起きると山が雪化粧