今朝は朝5時起きだった。早くから起きて家事をしていると、キヨちゃんも起き出してきて、
「母ちゃん涼しい内に草刈りする。」
と出て行った。
朝昼兼用になるであろうご飯におにぎりとおかずを準備して仕事に出かけた。
今日はデイサービス勤務だったので、午前中は入浴介助だ。珍しく利用者の少ない日で、お風呂自体は早めに終わったのだが、掃除してフロアに出たのが10時半頃。
仕事柄(つまりケアマネと兼務なので)、何かしら事業所から連絡が入る事もある。大抵は会社に電話があるが、個人の携帯にラインやメールで入る事もあるので、時々チェックをする。今日も入浴介助から出てチェックをすると、キヨちゃんから留守電。
大体こういう場合、
「明日から人を雇って仕事するので、帰りに茶菓子を買ってきて。」
と言うのが多い。しかし、もし急ぎの用でもいけないので留守電を聞いてみた。すると、
「あのな、母ちゃん目に何か入った。ゴミかもしれんけど、痛うてたまらん。草刈りの時にバラ(いばら)の棘が刺さったかもしれん。目医者行った方がええかなあ?」
ええええ!着信は10時。すでに30分経っている。なんでこんな時に携帯に・・・とも思ったが、目が十分見えないのではワンタッチに入っている番号になるか。
家に電話するが出ない。会社に許可を取って外出した。病院へ連れて行ったとしても、2時間休みを取れば大丈夫だろうし、もし無理なら休むしかない。
家に帰ると、正面玄関以外はフルオープンの状態でキヨちゃんは不在。そのくせ何故かリュウが台所で鳴いていた。とりあえず、リュウを外に出し、近くのタクシー会社に電話。自分でタクシーを呼んで行ったと分かったので、ドライバーさんからリターンを貰い、とにかく眼科まで追いかける事にした。準備していたおにぎりなどは当然そのままだ。冷蔵庫におかずを入れ、おにぎりと水筒と内服だけ保冷バッグに入れて走った。
私が到着した時にはちょうど診察も終わっており、幸いゴミだけだったらしいが、綺麗に洗ってくれて目薬が処方された。今日一日は痛むだろうが、続くようなら再受診してくださいとのことだった。
「びっくりしたよ。母ちゃんコロコロまくれするくらい痛かった。見える方の目じゃけん、もし見えんなったらと怖かった。」
帰り道キヨちゃんがそう言った。実はキヨちゃんは交通事故で片目の視力がほとんどない。なので、見える方の目がと思うと不安だったのだ。目薬も染みるようだが酷くなくて良かった。
車の中でおにぎりと水分をとると安心したのか、
「病院代は500円。タクシー代7000円だった。」
と笑った。まあ、仕方ない金額である。
キヨちゃんを送ってから仕事に戻った。ギリギリ2時間の行程だった。
元気になるのは嬉しいが、心配も増える今日この頃である。
ブログ村 介
ここをクリックしてお立ち寄りください