すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

お医者様の善し悪し

2012-08-15 21:14:25 | ひとりごと
 仕事柄お医者様とお話させていただく事も多い。特に医療系のサービスを計画する場合は、主治医の意見を聞く事も必要である。
 ところが大きな病院ともなればドクター自体は大変忙しく、時間を取っていただくのも難しいし気が引ける。電話をしても、看護師やソーシャルワーカーを通して、聞いていただく事もあるが、上手く伝わらなかったり返答がいただけない場合もある。つまりそれ程忙しいのである。
 そんな時に、専門の書類が出来た。書面で質問するときちんと伝わるし、先生にしても答えやすい。ファックスなどで戻していただけたら、お互いに手間もない。いいものが出たなあ・・・と思っていたら、ある時担当様に請求が発生した事例が出た。
 これは予想外だったが、病院にしてみれば何にせよ書面にすれば「意見書」「診断書」と同じなので、請求しても文句はいえない。勿論ただでしてくれている場合もあるのだが、これはどっちなのか私たちには分からない。担当様から指摘でもあればだが、担当様にしてももし受診時に入っていたら、余程きちんと明細を見る人でなければ気づかないだろう。
 せっかくのアイテムだが、そんなことがあってから不安で使えなくなった。先生には大変気の毒なのだが、申し送りででもお電話で聞いてしまう。
 そんな中、こんなダメケアマネの稚拙な質問の度に、丁寧に答えてくださる先生や、わざわざ診察室に入れてくださって話を聞いてくださる先生もいる。
 比較的個人病院の先生は、そうやって丁寧に話を聞いてくださる方が多いが、それでも中には物凄く「テキトウ」な扱いを受ける事もある。
 逆に忙しい食事も取れない病院のドクターでも、電話に出て聞いてくださる方もいる。
 ここ数ヶ月、担当様が重篤だったり難病だったりで、とにかくお医者様のお話を伺ったり相談する機会が多かった。幸い本当に皆さん丁寧に対応してくださって助かった。
 お医者様の善し悪しを、私がどうこう言える立場ではないが、私個人にとっては
 「話を聞いてくれる」
 「すぐ対処してくれる」
先生がありがたい。そして、そういう先生はいつだってこちらが身構えるような「偉い(上から)」雰囲気は出していない。


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コメント (2)
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