すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

優しい、嘘

2018-05-29 23:09:56 | ひとりごと
 いつもいつも遅いのだが、この月末はいつも以上に忙しい。
 追いついていない仕事を少しでも・・・と、頑張りつつ、優先順位で急いで送らなくてはならない書類を、準備した。
 気付けば20時45分。まじか・・・。
 当然と言うべきか、総務はまだ仕事中。月末のデイも残業中だった。まじか・・・。これでも私の方が早いってか。
 キヨちゃんは流石に夢の中。ご飯も食べずに待っているくりりんはうたた寝。だよね・・・。
 キヨちゃんが作ってくれていたおかずを温め直す。有難いことだ。今夜はスーパークゼツ婆あになっても、辛抱するっきゃないなと思いつつ、洗い物をしていたら起きてきたキヨちゃん。
 「すず、もんとんか(戻っているのか?)。」
 なるべく自然に、台所から笑顔で
 「うん」
と答える。
 「すず、何時にもんたんぞ。」
とキヨちゃん。
 「え~っと、8時過ぎかな?」
とくりりん。
 とっても優しい嘘であった。

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美味しい店、不味い店。

2018-05-28 21:45:27 | ひとりごと
 外食をする時、物凄く美味しい店や、お得感のあるお店に当たるとすごく気持ちが良い。人からの情報もあるが、何度でも行きたくなるお店もある。
 隣町の「山あい」さんなどは本当に何度でも行きたくなる。美味しい、安い、ヘルシー、ものすごくお得感がある。
 先日はキヨちゃんと行ったが、キヨちゃんは副菜だけでお腹いっぱいになってしまい、メインの天ぷらはお持ち帰りした。以前友人を連れて行った時は、カラリと揚がった白身魚の唐揚げがものすごく美味しかったので友人も感激していた。
 さて、逆に外れの店に当たる事も時々ある。
 随分前になるが、飛び込みで入った店のランチメニューにクリームコロッケがあった。大好きなメニューなので注文したら、何と中は凍っていた。一口かじって詩の事に気づいて店主に指摘。すると、
 「クリームコロッケ、難しいんだよね~、揚げるの。」
と言われた。・・・なんでメニューにした。
 で、一旦下げて出し直してくれたが、何とかじった物をそのまま揚げ直して出されたのだ。勿論他人がかじった訳ではないが、そもそも、その状態で揚げると中身がどうなるかは火を観るよりも明らかだ。う~ん。。。。。
 また、先日は違う店でお昼にカレーを頼んだのだが、その日のカレーはハンバーグカレーとなっていた。ハンバーグカレーを名乗るからには、ハンバーグが主役クラスだと思うのだが、最近見かけないお弁当サイズの練り物感たっぷりのハンバーグが、2個トッピングされていた。
 いや、これ自体は懐かし~い味がするのだが、カレーに乗せないで欲しい。カレーもいっそカレーだけにして欲しい。しかも、カレーのクオリティも・・・。カレーってそこそこ小学生でも作れるぞ・・・。カレーはおかわりの私が食べ残す。
 毎日忙しくてくりりんと出掛ける事もないけれど、くりりんと「美味しい」ものを食べに行きたいな、仕事が一段落したら。
 一段落・・・ってするのかな、そもそも。

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マイペース

2018-05-27 20:44:22 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは今更断るまでも無いが、マイペースである。土曜日にイベントがあった事もあるが、それ以上に今の月末の仕事が忙しく、異動があった時にキヨちゃんには詳しく説明し、
 「とにかく今年はメチャメチャ忙しいから。」
と伝えてはいたのだが、知っているのと理解するのは違い、また承諾するのはもっと違う。
 金曜の晩には久しぶりに喧嘩になった。とにかく身体がきつかったので、日曜日はたっぷり寝たいと思っていたら、
 「梅をちぎりに行かないかん。」
 「草が大変な事になっている。」
などなど訴えが続いたのだ。
 「分かっているけど、とりあえず月末は無理。しんどい。」
と私。初めは分かったように言っていたが、酒も入っているので、
 「あ~あ~。草の1本も抜かんくせに。母ちゃんが死んだら、この家はどうなるんだろう。」
と言い始めた。確かにいつもではないが、これでも休みには草も抜いている。
 すると結局くりりんにとばっちりが行くので、仕事の疲れもあってついつい、
 「あ~!もう!鬱陶しい!」
と怒鳴ってしまった。
 まあ、キヨちゃんは元気なので思い切り言い返して眠り、翌朝にはケロッとしている。
 「よくあんな喧嘩して二人とも普通でいられるね。うちだったら、何日もしゃべって貰えんよ。まあ、あんな喧嘩もしないけどね。」
とくりりん。ハハハ・・・でしょうね。
 さて、そんなこんなで何とかたどり着いた日曜日。キヨちゃんに美容院に行くと伝えたら、
 「その髪のどこをいじるんで?」
と言われた。どこって、1カ月も経てば白髪も出るし伸びもする。自分の予定に無い事は、本当にばっさりである。
 「ほな、こたつ布団をクリーニングに出しておいて。」
と言う。
 さあ、このこたつ布団であるが、昨夜騒動があった。と言うのも干してあった時に野良ネコにやられたのか、キヨちゃんが畳んであるそれがおしっこ臭かったのだ。
 それから布団を洗濯し、畳を掃除したのでその話をキヨちゃんに伝え、
 「もう洗ったのだし、クリーニングせずに片づけたら?」
と言ったのだが、どうしてもクリーニングしておきたいと言うので持って行った。まあ、保管料はかかるが、そうすれば冬まで預かってくれるシステムがいいらしい。
 で、キヨちゃんに言われた枯れ草運びをしてから美容院に予約を入れ、美容院へ。疲れもあって美容院では何度も舟を漕いだ。
 ところが戻ってみるとキヨちゃんから、
 「おらんけん、探した。母ちゃん畑終わって、さあ着替えて買い物行こうと思うたらすずがおらん。親戚からも買い物の誘いがあったが、すずと出掛けるって断ったのに。」
と言う。あ、買い物に行きたかったわけね。どっちみち、私の美容院で時間がかかるので、一緒に行くのは無理だったのだが。
 「まあええわ。別に今日は買い物無かったし。」
・・・って、何じゃほら~!

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とりあえず、呑む、寝る。

2018-05-26 22:00:20 | ひとりごと
無事、福祉祭りが終わった。
色々反省点はありそうだが、まずは一安心。
片付けが終わったのが、定時少し過ぎで、今日は日誌を書いただけで家路についた。
昨夜はキヨちゃんと喧嘩になったし、早く帰ることにした。
お土産のお寿司。お昼に用意されたものだが、食べる暇がなかったのだ。
久しぶりにキヨちゃんの笑顔。
久しぶりに仕事の日なのに、揃って食事。
明日は体を休めて、月曜から仕切り直そう。
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分身が欲しい

2018-05-24 22:04:40 | ひとりごと
 会議の席、介護の責任者は益々痩せて細く、いや、薄くと言う方がピンと来るような、本当に心配してしまう細さだ。仕事もさることながら、責任感や上から下からの板挟み、さぞしんどいのだろうな・・・と推測。
 「時間が足りない。」
 私も他の職員も実感している。やってもやってもなかなか終わりが見えない。
 「いっそ、私が二人欲しいわ。」
と私は思うのであるが、疲労も二倍だったらやりきれない。
 勿論、私では無い助っ人が一人いてくれたらいいわけだが、そううまく行かないのだから、こういうふうにも思ってしまうのだ。
 週末、福祉祭りに向けてみんな大忙しだ。私も今日は20時を大幅に過ぎていたが、私の場合、その準備にすら取りかかれていない。通常の業務だけで終わってしまった。当日通常の仕事が出来ない分、前日準備で時間を必要とする分、しわ寄せが来るのだが、段取りしてもなかなか片づかない。
 忙しいこんな日は、くりりんのお弁当はおにぎりだったり、カロリーメイトやゆで卵だ。コンビニがつぶれてしまったので、どうしようもない。
 「ゆで卵いいゆで加減だったよ。」
優しいくりりんは、どこまでも優しい。
 こんな優しいくりりんと、寂しさからどくれて待つキヨちゃんの犠牲を、このまま続けて良いのだろうか?


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兄弟かな?

2018-05-22 23:25:30 | ひとりごと
 仕事で車で走っていると、悠然とお散歩って感じで4頭のイノシシに出会った。それほど大きくないので子供だろう。
 もっとも看護師さんによると、昼間出るのはイノブタで、イノシシは夜行性なのだそうだ。と言う事はイノブタの子供ということになるのだろうか?
 何にしてもぶつかったら困るので、車を止めていなくなるのを待ったが、慌てもせず、のんびりと山に入っていった。なんとものどかな事だ。これが大人だったら、こんな悠長な事は言ってられないかもしれない。
 その後には見事な羽のキジにもあったが、こちらは素早く消えた。
 猿、イノシシ、キジ、鹿、タヌキ、ハクビシン、アナグマ・・・。
 絶対人間より多いと思う。

     

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くろべえの安心する場所

2018-05-21 19:51:04 | ひとりごと
キヨちゃんの、
ここが好き。
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新茶の時期なので・・・

2018-05-20 16:43:51 | ひとりごと
 この季節は新茶の時期である。毎年、
 「もうやめる」
と言いつつ諦めきれないキヨちゃん。今年も生芽で91キロ。仕上がり20キロの新茶になった。
 肥料や草取りはキヨちゃんやたまに私がするとしても、間の刈り込みや茶摘み、加工をすべて頼んでいたら、結局のところ「いいお茶」が買えるほどお金がかかるわけだが、これもキヨちゃんの生きがいだ。そして、今は出来ないが、私だって自分の家のお茶に愛着がある。
 仕事を辞めたとしても、私はキヨちゃんほどの事は出来ないが、少なくとも他の人のように仕事をしながらお茶をするほどの技量は無いので、やるなら「主婦」でないと無理である。そう言う事もぼちぼち考える時期なのかな?
 さて、今朝は良いお天気だったので、沢山の洗濯物や布団を干し、その後でキヨちゃんとお茶の袋詰めをした。
 よく農家の人が、
 「新米は食べられない。古米や古古米を食べる。」
と言うが、お茶だってそうである。実際今飲んでいるお茶は一昨年のお茶だ。
 勿論、出来たては美味しい内に飲むのだが、何せ量もあるので、ストックしてある古いものを飲むようになる。ただし、チルド保存しているので、十分美味しい。
 お茶を贈る時も、新茶だけでなく結局去年のお茶も「良かったら」と送るようになる。とりあえず、今日袋詰め出来たので、明日郵送する予定だ。
 昔はお茶だけ送っていたが、親類がちゃんとお茶うけを入れると聞いて、それは素敵な礼儀ね・・・と、最近は羊羹やお菓子を入れる事にしている。
 結局買い物に出る予定だったが、キヨちゃんはお茶に疲れてしまったので一人で出掛けた。一人の時に限って(と言ってもキヨちゃんでは荷物運べないのでくりりんがいるといいのだが)、米だの油だのと重い荷物が多かった。
 さて、人心地ついたら夕飯の準備かな。

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にゃんきち

2018-05-18 21:46:04 | ひとりごと
その猫の名はにゃんきち
もちろん 仮の名前である
それどころか、雄か雌かすら知らない
リュウもくろべえも
仲良しではないが
それほど 邪魔にもしない
中に上がり込んで、おしっこした犯人
多分
天井裏で暮らしてて
ついには
リュウの餌箱のふたをこじ開けて
毎日食べているらしい
にゃんきち
なかなか やるのである
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信用無いほど、仕事するのも、どうなんだろう・・・。

2018-05-17 21:18:44 | うちのキヨちゃん
 今日は暑い一日だった。
 退院してくる担当様の外出訓練の立ち合い、主治医の意見を聞くための担当様の通院同行、急な病気の担当様の連絡、なんだかんだ・・・。
 今この時期にずっと残業続きじゃあ、本格的な月末はどうなることやら。連日キヨちゃんも不機嫌だ。
 今日戻ってみると、お風呂にぬる~いお湯が張ってあったが、入った形跡が無い。寝室ではまだキヨちゃんが寝る支度をしていたが、私を観るなりブーイング。
 「遅いの~!今日は母ちゃんは死んでしまうんかと思うた。」
と言う。さらに、
 「あんまりせこいけん、〇〇ちゃん(私の実家の姉)に電話して、病院に連れて行って貰おうとおもうたけど、なんぼ電話しても出んけん、じーっと寝よった。」
と言う。
 断わっておくが、姉ちゃんは車の運転は出来ない。しかも昼間電話に出ない事が多い。なんで、緊急時に私やくりりんでは無く、親戚なのだ。そう思って聞いたら、
 「ほなって、お前らは忙しいって言うて電話切られたらそれでお仕舞じゃないか。」
と来た。
 「ええ加減にしないよ!」
 私も切れる。
 「どこに親が病院行くほどしんどい時に忙しいと言う子供がおるんでよ!」
そもそも、病院だってデイだってキヨちゃんの都合で休んでいる。プライベートの休みもキヨちゃんプランが先である。確かに今日電話を貰っても、すぐに動けない場所にいた可能性はある(病院など)。それでも連絡をくれたら、何とでもするし、勿論今は私だけでは無いのでくりりんだって動ける。もう、腹が立って仕方無かった。
 少しするとキヨちゃんも反省したのか、起きて来て色々話をしていた。(西城秀樹死んだなあ・・・とか)
 「今日は血圧ががいに低かったんよ。暑うておる場所無かった。」
と言う。確かに今日は体調の悪い人も多かった。
 冷蔵庫を観ると準備したお茶がほとんど減って無い。
 「脱水じゃよ。水分をしっかり摂らんと。」
と説明した。
 キヨちゃんの八つ当たりは腹がたつが、確かに仕事しすぎである。こんな時に信用無いとか、頼ってもらえなくて何のための家族だろう。
 働き方改革?ほんまかいな?私はこれからどうしたらいいだろう?

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