すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

完璧なフォロー

2014-03-30 09:29:07 | ひとりごと
昨日、滋賀からくりりんのご家族が総出で見舞いに来てくれた。
遠いところを、車での長旅。有り難く申し訳ない気持ちである。
まず、キヨちゃんに会ってから来てくれたのだが、忙しいので少しだけ。食事はホテルでと知らせていたが、キヨちゃんは二品ほど作って待っており、持ち帰ってもらったらしい。
実は、ヨリちゃん母さんは、病み上がりでまだ万全ではない。長年の喫煙習慣を止めたと伺ったが、身体の方が必要としなくなったと聞いては、少し心配が残る。
また、くりりんの小学生の甥子さんは、朝から体調が悪い中、留守電も出来ず強行軍での旅。結局、私を見舞う間に受診する羽目に。可哀想な事をした。
さて、滋賀から見舞いに来ると伝えると、親友たちは夕方早めに来てくれた。
着替えは何とか自分でしていたが、彼女たちはシャンプーと足浴、洗顔などをしてくれた。
お陰でスッキリした姿で皆さんに会うことが出来た。
お義母さん達にも彼女達を会わせたかったし、向こうも会いたがってくれていたので、ちょうど良かった。
ヨリちゃん母さんから、
「退院したら、ちゃんと恩返しするのよ。」
と優しく言われた。
くりりんは久しぶりの水入らずなので、そのままご家族とホテルへ。昨夜は少し飲み過ぎたようだ。
一方一人のキヨちゃんは、平気平気と言っていたが、親友達が心配して夜顔を出してくれた。
朝電話すると、ゆっくり朝寝していたキヨちゃんから、嬉しかったと報告。
まさに完璧なフォローである。有り難きかな友人。
今日ヨリちゃん母さんたちは帰る。道中気をつけて欲しい。
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世界フィギュア始まる

2014-03-27 14:55:12 | ひとりごと
大好きなフィギュアスケート、世界フィギュアが始まった。
何十年も欠かさず観ていたフィギュアファンなのに、今は病院のベッド。
昨日の試合は友人が録画して持参してくれた。
今見終わったが、やはりすばらしかった。
まず、高橋選手がいないのは残念だが、代わりに急きょ出場した小塚選手のシーズンベストを出す快挙。スピンやスケーティングの滑らかさに感動した。
羽生選手は金メダリストとしての凱旋試合。今まで磐石だったショートでの転倒は意外だった。
ファンが愛してると叫んだとかも言われているが、ショート、フリーをどちらも完璧にするのは難しいのだろうなと思う。
相変わらず、言い訳しない彼に好感がもてる。明日は挽回してほしい。
そして、町田選手。
大好きなプログラムだが、今回は圧巻だった。思わず涙が出た。フリーも魅せて欲しい。
さて、今夜は女子。楽しみは友達の見舞いを待つしかない。
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離床までもう少し?

2014-03-25 11:36:12 | ひとりごと
昨日の夕方から、角度が60度になった。どのくらいがその角度なのかと思ったが、Dr.が、
「ベッドはマックスまで上げても60度ですよ。」
と教えてくれた。
やってみると、ほぼ直角に感じる。
この後、ベッドで座ることや掴まり立ちが出来るようになれば、コルセットの採寸。
出来上がりに一週間は最低限かかる。
だから、本当に離床してトイレやお風呂が使えるのはまだ先である。
しかし、後少しの辛抱。
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老けた

2014-03-24 15:48:13 | ひとりごと
美容院に行けないので、白髪が目立ちはじめた。
前髪も伸びて、鬱陶しい。
鏡を見ながら、
「白髪が…。皺が…。」
とぼやいていたら、くりりんが、
「皺は入院に関係ないよ。」
と言った。
退院したら、とっちめてやる。
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看病疲れ?

2014-03-21 20:06:01 | ひとりごと
毎日病院に来てくれていた幼馴染みは、この連休は用事があって来ないと聞いていた。
その中の一つが、映画「神様のカルテ2」の初日を観ると言うものだった。
ところが、今日病院の中からメール。
昨夜から熱が出たらしい。幸いインフルエンザではないようだが、大切な連休は養生である。
無理させたかなあ…。
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気分爽快

2014-03-19 17:39:14 | ひとりごと
今日は親友二人が、シャンプーと足浴をしてくれた。
顔もずっと蒸しタオルだが、洗面器を寄せてもらい、洗顔フォームで洗うことが出来た。
乾燥してカサカサの足に、クリームまで塗ってもらい気分爽快である。
しかも、私がお世話して貰ってるのに、お土産つき。
贅沢な1日。
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三角定規、30から45へ

2014-03-18 13:58:56 | ひとりごと
昨日のレントゲンの経過が良かったようで、昨日まで30度だったベッドの角度が、今日から45度になった。
わずかに変わっただけだが、まるで景色も違うし、第一食事が食べやすい。
ただしばらく寝ていたので、まだ少しふらふらする。
今後状態を見ながら、次は60度と、三角定規を一周する。
まだまだ我慢が必要だが、辛抱辛抱。
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癒しの部屋

2014-03-17 21:51:20 | じいとんばあ
テレビもなく
毎日わずかに持ち上げた
ベッドから
空と天井だけ見て過ごす

読書を沢山して
クロスワードも沢山して
リハビリも頑張って
案外 退屈しない入院生活

カーテンの向こうは
不思議な異世界
真夜中に起きて
家族を探したり
同じ話を繰り返すけど
でも 決して怒らない

看護師さんの優しい注意にも
時々 ちょっと厳しい注意にもめげない
そして 怒らない

放って置けずに
頓珍漢な話に付き合ってしまうおばあちゃん
困った人だとため息混じり
でも 決して怒らない
話が噛み合わなくて
仕舞いには二人とも笑ってる

自分自身も
うっかり 危険を犯しては叱られる
リハビリもやんわり拒否する困ったさんだけど
やはりいつも笑ってる

ここは
癒しの部屋
私が何者か誰も気にしない
時々 優しい話だけ交わす
今は
それが一番有り難い
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二週間ぶりのシャンプー

2014-03-16 19:40:00 | ひとりごと
入院して、何が不自由かと言って、とにかく寝たきりなので、お風呂に入れないのが辛い。
顔は毎朝蒸しタオルをくれるが、やはり洗いたい。身体は二日に一度は拭いてくれるが、やはり流したい。
痛みがましになってから、手を洗面器で洗い流したら、恐ろしく垢がよれた。
有り難い事に、陰部は毎日洗い流してくれるが、逆に清拭も洗浄も届かない、お尻とお腹が問題だ。
だから、痛みが大分治まってきたので、友人に準備してもらい、何とか自分で拭いている。
そして頭は、ドライシャンプーを何度かしたが、ヘルメットみたいになって爽快感があったのは、初日だけだった。
だから、今日は看護師さんに許可を貰って、思いきってシャンプーした。
勿論、看護師さんがしてくれるとは言っていたが、忙しいのは分かっているし、友人に手伝ってもらう事にした。
ビニールやタオルを敷き詰めて、その上に紙おむつ。初めは洗面器を頭の下に入れて流した。
それからシャンプー。流した初めのお湯は、かなり汚れていたらしい。
紙おむつはかなり水分を吸収するので、どこも濡らすことなく無事に洗髪出来た。
実に二週間ぶりのシャンプー。爽快感が半端なかった。
日常生活の有り難さが身に染みた。
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留守宅のパーティー

2014-03-16 03:21:36 | ひとりごと
キヨちゃんとくりりんの気晴らしに、親友二人が家族連れで食事会を計画してくれた。
キヨちゃんには、
「おばちゃんの煮物も、久しぶりに食べたいな。」
と、上手に甘えてくれた。
さらに、キヨちゃんと二人では、どうしてもたんぱく質が足りないくりりんに、ハンバーグや肉じゃがを作ってくれた。
久しぶりの来客に、キヨちゃんも張り切って調理。
仕事がはけた三家族は、賑やかにパーティーを楽しんだ。
親友ナースの幼子は、ハイテンションではしゃぎ、孫のいないキヨちゃんを大いに楽しませた。
くりりんにもなついて、
「頭を撫で上げちゃあ、ジイチャンジイチャンってなあ、笑ったわ。」
とは翌日のキヨちゃんの電話。
父親と六歳しか違わないのに、可哀想な話であるが、孫がいても不思議ではない年だから仕方ない。
またくりりんにしても、ナースの御主人がいてくれたお蔭で、男同士のお酒も飲めたようだ。
「ビール僕だけでも2リットル位飲んだかも。」
と、くりりんも翌日楽しそうに語った。
ありがとう。本当にいい骨休めになったようだ。
「すずちゃんが退院したら、もっと盛大にしようね。」
友人二人はそう言ってくれた。
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