すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

台風の最中に

2018-09-30 14:36:53 | ひとりごと
 今日は休み。そして台風の最中である。
 おそらく今から夕方が一番接近するのだろう。少し下に下がっているので、今の所風の影響は感じられないが、雨は結構降っている。
 くろべえはキヨちゃんの布団で寝ている。

     

 リュウは昨日から玄関に入れてもらっているが、怖い怖いアピールで寝ている。

     

 私はこんな時でないと出来ない・・・と言うか、お尻に火が付かないと出来ないと言うか、明日の研修に備えて宿題をしていた。しながら、今更だが提出した課題のミスに気づく・・・、ま、仕方ないか・・・。
 本当は早めにしておいて、コピーをしておかなくてはならないのだが、間に合わなかったので、明日早朝会社のコピー機で急いでコピーしてから出るしかないか。
 雨なのでキヨちゃんは部屋で横になっている。くりりんは部屋で音楽を聴いたり見たいテレビを見たり。
 そうそう、くりりんが時々懸賞などに応募するのだが、今日こんなものが送られてきた。本人は旅行を狙ったらしいが、これ、力の落ちて来ているキヨちゃんにはバッチリの商品だ。

     

     

 野菜を中に入れて、レバーを引くだけでみじん切りが出来ると言う品物。玉ねぎなど目も痛いし、手が滑ってしまうキヨちゃんにはもってこいかも知れない。

 台風影響が無いと良いな。
 今夜は豚汁とひじきご飯の予定。

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頼むぜ、キヨちゃん2

2018-09-28 22:18:09 | うちのキヨちゃん
 今日は朝から動悸がして少しだけど息苦しかった。どうしてもきつかったので、お弁当はパスさせてもらった。
 仕事に行けば、何とかなるのだが、やっぱりしんどい。
 今日は何も作っていないし、早めに帰ってご飯しなくては・・・と思いつつ、どうしてもきりのいい所までは仕事をするしないと間に合わない。
 出来るだけ残業せずに戻ってみると、キヨちゃんは軽く食事を済ませて寝ていた。うどんの準備がしてあったので、続きをしてうどん完成。伸びちゃうけど、キヨちゃんの分は残した。
 さて、くりりんと食事していると、ゴンッ!と派手な音がした。これは絶対キヨちゃんが転んだのだ・・・と部屋に走ると、案の定ベッドの下で横たわっていた。頭にタンコブがある。
 「母ちゃん、トイレ行こうと思ったらふらふらしてこけた。」
と言う。
 時すでに遅し、床は水たまりだ。とにかく蒸しタオルを準備して着替えさせて清拭する。
 「もうおしっこない?」
 「もうない。」
ズボンを吐くのに、なかなか立ち上がれないので、介助していたら明らかに新しく濡れた跡。あ、第2段があるやん!
 「母ちゃん、いかん。トイレ行くで。」
 くりりんにも手伝ってもらってトイレに支えて誘導。トイレに座らせて、もう一度着替えを。
 「母ちゃん、立ってする~~~。」
おいおい酔っ払いか!って感じの発言に、
 「ふらふらするのに座って!」
と言い、着替えを捜しに行く。
 結局2回着替えて、2回目はパッドを挟んでもらった。山のすずめさんじゃないが、夜だけでも紙パンツの方がいいかな?

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頼むぜ、キヨちゃん。

2018-09-26 22:18:07 | うちのキヨちゃん
 ここ最近、足の痛みなどが出ているキヨちゃん。なるべく残業せずに、夕飯を作れるように帰りたいと思っても、なかなかそうもいかない。
 昨日は一昨日は日曜からおでんを作っておいたので、とりあえず心配せずに仕事が出来た。
 昨日はおでんがまだあるとは思ったが、そればかりもなあ・・・と、なるべく早く帰ろうと思ったものの、やはりそうもいかなかった。
 勿論、がっつり残業した訳ではないので、早めと言えば早めだが、キヨちゃんのご飯に間に合う時間では無かった。
 戻ってみると大根葉の炒め煮が作られていた。部屋を訪ねると、
 「今日は母ちゃん死んだかと思った。」
と言う。聞くと、畑の横の道を這うようにして登っていて、どういうわけかそこから転がり落ちたと言うのだ。びっくりして怪我が無いか聞くと、幸いどこも打ってはいないと言う。それにしても本当に怖い話である。どこからどの程度かキヨちゃんの話では分からないのだが、多少大袈裟に話したとしても、ちょっと転んでも大怪我につながるお年頃である。
 そして今日。今日も気になりつつ(今日になってあちこち痛みが出るのではと)、どうしても残業が必要で、きりのいい所までやって帰ってきた。
 痛みが出ていないか聞くと、
 「(転んだせいではなく)痛いのはあっちもこっちもじゃ。」
と言う。そして、
 「今日は血流が悪いのか、見たら両足の先が紫色でびっくりした。一所懸命マッサージしたら戻ってきた。でも、歩けんかった。」
と言う。
 この歩けん・・・は、本当に全く歩けないということではなく、足の運びが悪かったり転びそうになって這う時の事を言う。実際調子の悪い時は突進歩きだったり、すり足だったり、這った方が安全な時がある。それでも、ゴーヤチャンプルーを作ってくれていた。
 さて、くりりんと夕飯を食べていると起きてきたキヨちゃんもしばらく団欒の場にいたが、話したい事を話したらトイレに行ってから部屋に戻った。
 くりりんがキヨちゃんに薬を届けに行って戻ると、
 「お母さんおもらししたみたいって言ってるよ。」
とくりりん。急いで部屋に。
 「もう、はがい(腹が立つ)わあ。母ちゃんトイレ行くと絶対濡らしてしまう。」
と着替えている。そして
 「座り方が悪いんかな?」
と言う。
 確かにそれは一理あるのだ。キヨちゃんは夜は特に安定剤が利いてバランスが悪くなるのか、後ろに反り気味で座るので、おしっこが前に跳んでしまう事がある。すると便座の隙間から尿が漏れることになる。なので最近は専用のパッドを便器の隙間に貼っているのだ。
 それなのに、漏れるとは・・・。
 「やっぱり座ってするのがいかんのだろうか。立ってした方がええんじゃないかな?」
・・・・おいおい。
 「絶対座ってしてよ。立ったら余計汚すし、そもそも夜やあんだけふらふらしよるのに、立ってやしよったら、転んでしまうわ。」
 そう説明し、ひとしき座ってこうやって前かがみで・・・と座り方をレクチャーしていたが、とりあえずトイレも汚したろうからとトイレ掃除に向かった。
 すると、何の事は無い、トイレに向かう廊下から水たまりがあるではないか。
 「母ちゃん、座り方以前じゃ。行く前に漏れとるがな。」
ああ、キヨちゃん、頼むぜ。


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心と身体と、どちらもついていってない

2018-09-24 21:23:40 | ひとりごと
 仕事や研修が忙しいのは仕方が無い。先月に比べたら、まだましな方なのだが、色んな事に心も身体もついて行っていない。体調は悪い。
 いや、身体は健康なのだ。多分、何をどう調べても、とっても健康だと思う。けれど、体調は良くない。
 何がどうと言われても説明が付かない。ただ動悸がしたり息苦しい感じがするが、メンタルに違いないので、どうしようもない。
 休みの日は大丈夫かと言えば、当然家で過ごす時間は穏やかだし、家事をしても何をしても楽しい。けれど、サザエさん症候群は、日曜の夕方で無くても、休みの朝から顔を出す。
 せっかく今から休みなのに、
 「ああ、今日休みが終わったら・・・。」
とすでに気持ちは翌日に行ってしまう。連休にしても同じだ。
 夜はもっと深刻だ。疲れているので、テレビを見ながらうたた寝してしまうが、一旦目が覚めると、
 「寝たら朝が来ちゃう。」
と強迫観念が出る時がある。いつもでは無いのだが、これは不味いと思う。
 くりりんがいて、キヨちゃんがいて、くろべえがいて、リュウがいて。そんな皆との時間が支えてくれている。でも、何かのきっかけで・・・と不安になる。
 頑張れるかな?

     

     

     

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咲いた!

2018-09-23 07:26:38 | ひとりごと

ヤマガラが落とした種からのヒマワリ。
虫食いだらけだけど、咲いた。
健気な姿。
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季節の変わり目

2018-09-19 20:58:10 | ひとりごと
 いつも元気な親友ナースが、仕事の疲れや何やで、久しぶりに寝込んでしまった。先週から声が枯れてはいたのだが、無理をしたので風邪をこじらせたのだろう。
 昨日、仕事を終えてから少しだけ見舞いに寄った。幸い何とか今日は出勤していて良かった。
 
 季節の変わり目、お年寄りも入院が相次いでいる。急に涼しくなったり、それでも昼間暑かったり、体調も崩れると言うものだ。私にしても、何だか調子悪い。
 心配なのは、くろべえも同じ。お爺さんだし、最近寝てばかりいるし。リュウはリュウで、私が忙しいと、寂しさで足をかむ癖がやめられない。
 明日からまた研修。リュウはくりりんがフォローしてくれるかな?

     

     


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思い出には勝てない

2018-09-17 15:58:34 | うちのキヨちゃん
 昨日、作った中華スープがキヨちゃんの口に合ったようで、
 「あ、これ美味しい。」
と褒めてくれた。料理上手のキヨちゃんには、どうしても味付けでは叶わない。なので、褒めてもらえる時はとても嬉しい。
 「美味しい時はちゃんと美味しいって言わな。」
とキヨちゃん。そして、
 「黙って食べておらんと、あんたもちっとは褒めたらわ。」
とくりりんに言った。
 いや、実の所くりりんは結構「褒めてくれる」人である。そして不味くてもあんまり文句も言わない。ただ、キヨちゃんの前で褒めたりしないだけなのだ。
 「黙って食べてるって事は美味しいって事ですよ。」
とくりりんが照れ隠しに言う。
 すると、
 「父ちゃんは褒めてくれたよ。キヨ子~、これはとても上手いなあって。」
 おそらくそれはキヨちゃんの中でピンポイントで再生された思い出である。私の知る限り、父は寡黙で、それこそ、
 「黙って食べてる時は上手い時だ。」
と言って、キヨちゃんが、
 「たまには美味しいって言うて。」
と言うのを聞いていたのだ。
 だから、きっと新婚時代の父が言っていたのだと思う。そして晩年、二人の生活の中では言っていたのかもしれない。
 「じいやんじゃって、美味しい時は褒めてくれたよ。」
・・・、あのじいやんが?
 やはり思い出には勝てないのである。

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敬老会

2018-09-15 19:34:27 | うちのキヨちゃん
 明日はうちの地域の敬老会だ。しかし、今年キヨちゃんは行かないと言う。
 日曜で私も休みなのだから、送っていけるよと言ったのだが、会場で誰かに手間をかけるのが嫌だと言う。それで早々と欠席の返事をしていた。
 さて、今日は会社の敬老会。敬老会は入所者やご家族にもお弁当が出るが、職員にも出る。本当はお昼に食べて、食中毒のこともあるので、持ち帰ってはいけないのだが、キヨちゃんに食べさせたくて、箸を付けずにいた。勿論、バタバタと忙しかった事もあるが、いつもはとりあえず食べられるだけは口に入れるのだ。
 すると、職場の上司が、
 「私は食べないからお母さんに持って帰ってあげて。」
と自分の手つかずのお弁当を分けてくださった。当然、これも栄養士さんには内緒だが、ありがたく持ち帰った。

     

 ご飯を食べたらいけないので、急いで家に電話して待って欲しいと伝えた。なので残業せずにほぼ定時で退勤。
 家に帰り、二つのお弁当を3人で分けた。
 「ありがたいなあ。敬老会してもろうた。」
とキヨちゃんは手を合わせて喜んだ。
 本当に有難い話である。

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キヨちゃんの思い出話

2018-09-12 19:49:58 | うちのキヨちゃん
 通院の道すがらキヨちゃんが言った。
「しかし、どこもかしこも、かずらだらけになったなあ。」
 そうなのだ、今は山はどこもかずらがびっしりで、木も何も覆い隠している。
「ほんまじゃなあ。凄い勢いじゃ。そう言えば、母ちゃん、昔かずらを取ってきて、湯がいて急須の取っ手とか作りよったよなあ。

 「ほれは種類が違うんじゃ。母ちゃん昔焼き物の工場で、かずらを編む担当だったんじゃ。ほなけん出来るんじゃ。」

 さて、ここからはキヨちゃんの思い出話である。

 娘時代、鹿児島でそんな仕事をしよった頃、朝から晩まで働いて、月に1,000円の月給だった。(それが今の価値でどの程度かは定かでないが、かなり薄給だったと見える)
 ほんで、どうにも我慢ならんなって四国に出てきたんじゃ。塩江の温泉で(温泉の工事現場)飯炊き。そしたら、給料が月8,000円になった。嬉しかったなあ。
 婆ちゃん(母親)に3,000円、姉ちゃんに3,000円仕送りして。手元に残ったお金でも、時々何か珍しいもんがあったら送ったんじゃ。
 ほれがなあ、当時の義兄さんが、勝手に婆ちゃんの貯金下ろして使うてしもうたらしくてな、婆ちゃん、
 「キヨ子が苦労して送ってくれた金を、どうして勝手に使うたんぞ。いつかあれが嫁に行く時に、
何か持たしてやりたくて、使わずに貯金しとったのに。」
って怒って、〇〇義兄さん(長女の夫)呼んで説教してもらったらしいわ。
 その現場が終わってから、今度はダムの現場に飯炊きに行った。そこはとにかく礼儀正しい人がようけおってな。警察までおる。何でか言うたら、刑務所の人が働きに来よったんじゃ。ほなけん、夕方にはお巡りさんと帰っていく。ほれは規則正しい、人の良さそうな人ばかりじゃった。
 ほんで、大抵は刑期を終えたらみんな現場にもんてきて、就職しよったな。東北の人が多くてな、真っ白な肌に、湯上り浮かび上がる刺青がそれは綺麗だった。
 人当たりのええ人ばっかりじゃったけん、
 「あんたら、こんなええ人じゃのに、何をして刑務所なんかに入ったんで?」
って聞いたらな、
 「それは聞くなや・・・。」
と言われたわ。

 そう、そんな現場でキヨちゃんは父と出会うのである。あ、父は務所帰りではなかったが、同じくらいやんちゃな男であったけど・・・。

 オチらしいオチは無い。キヨちゃんの思い出話である。

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雨が続く・・・

2018-09-09 19:00:52 | ひとりごと
 昨日は雨の中キヨちゃんの受診。結局専門医がいなくて、座薬を貰っただけだが、座薬は案外効いているようだ。まあ、痛みには効いているが、機嫌には効かないのが薬の残念な所。
 昨日もおそらく痛みで機嫌が悪い所に、北海道の地震の続報で、
 「可哀想に。」
と感情が高ぶった事もあり、タイミング悪く登場したくりりんが、訳も無く当たられてしまう。
 これ、猫と同じである。全く関係ないのに、イラッとしている所に出くわしたので、引っ掻きました・・・みたいな。
 その後、物凄くくだらない事でキヨちゃんが意地になって言いだした頃があり、珍しくくりりんが応戦し、私が止めると言う普段では無いパターンの喧嘩。もう、もう、もうって感じである。
 最近怒らなくなっていたキヨちゃんだが、いらんことは「復活」する。もうしばらく平穏な日々が欲しかったなあ・・・。
 今日は親戚の人たちと隣県の親類を訪ねる予定だった。在宅介護されていた伯母が、施設に入って暫く経つ。なので、様子を観に行こうと言う話だったのだ。
 他に親戚の仏壇も拝ませてもらおうと思っていたが、そちらは家族が仕事なので無理と言う事だった。
 ところが、ここ数日の雨である。昨夜は川の水位も上がったので、機材を片づけないと・・・と、くりりんは夜会社に出掛けたくらいだ。幸い日中に他の人が片づけてくれていたので、ほどなく戻ってこられた。
 そんな状態なので、出掛けてももし「通行止め」などになっては洒落にならないと、先方からも心配して電話があったので、延期に。川の増水で休みになったくりりん。家族3人昼に一緒なんて滅多に無い。それこそ、こんな状況でもないと無い。
 雨だからキヨちゃんはほとんど部屋でテレビを見て過ごす。私は最低限の掃除だけして、くりりんと録画した映画を見たり、別々に読書したり、それでものんびり過ごす事が出来た。
 この雨でリュウはずっと玄関だ。


     

 くろべえはいつも以上に寝ている。キヨちゃんにおくるみされても我慢。



     

 しかし、本当に良く降る。ゆっくり身体を休める事が出来たのに、心は休まらない。勿論、キヨちゃんやくりりんと過ごせて、その時間は穏やかだ。キヨちゃんがくろべえの仕草に笑えば、こちらも幸せになる。
 けど、心のどこかにずっとくすぶっている思いがあり、鉛を飲みこんだような状態だ。
 今の私を父はどう思うだろう。父はどう言うだろう。

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