月末乗り切った

何とか月末乗り切った。給料明細に隠された事実に愕然として、かなり労働意欲を欠きながら、それでも何とか終わった。生活がある！負けないぞ！

台風は低気圧に

　今日は勤務の日だった。ちょうど台風の影響で、夕方から明朝にかけてが一番近付くというので、はらはらしながら出勤した。
　国道に出ると、私の車の前をミニパトが走っていた。しばらくするとそのパトカーが止まる。ゆっくり追い越しながら観ると、国道の端っこ２箇所、アスファルトがめくれ上がっていた。どういう理由かは分からない。大雨でかなり水が出ていたので、掘り起こされたのか・・・。
　その後通ったときには、大雨の中道を修理してくれており、すぐ綺麗に直っていた。大変だったろうに、ありがたいことだ。
　ヘルパーさんは昨日の内に前倒し出来る所はさせてもらったようで、大急ぎで午前中はしりまわっていた。何故なら、警報が出て雨量が一定量を過ぎると、会社のすぐそばで通行止めになるのだ。
　案の定、12時過ぎにはそうなった。その前に、通行止めから向こうのヘルパーさんは早退。特養でどうしても勤務しなければならない人は、今夜泊まりである。
　私の方はお約束が２件。台風の心配もあり、電話したが結局どちらも伺う事になった。
　夕方雨や風の感じから、すでに低気圧になったのかな？という感じはあったが、念のためにさっさと仕事を終えて戻った。
　台風のお陰で、今日は一日リュウは家の中である。久しぶりに全身で甘えてくる。また、それがかわいいのだ。
　雨音はまだすごい。途中石が落ちているところもあった。何も問題なく過ぎれば良いな。
　
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キヨちゃんの一言

朝食パンが沢山あったので、久し振りにフレンチトーストにした。
焼いている私にキヨちゃんの一言。

「お前、高野豆腐好きじゃなあ。」

…。似ているかもしれない。

族譜（ぞくふ）

　今日は観劇だった。戦時中、日本が挑戦人にした「日本名を名乗る事を強いる」事を、テーマにしていた。
　日本はあまり戦争中の事を習わないので、そういう事があった事は知っていても、それがどれほどひどい事かまでは思いが及ばなかった。
　タイトルの「族譜」は日本で言う「家系図」みたいなものだが、もっと詳細で時節の事やあった事柄を詳細に書き加えていくのだという。だから、過去の戦争もされた仕打ちもすべて子孫に受け継がれる。
　日本がなかなか許してもらえないのはそういう事情もあるのだなと思った。だいたい日本は忘れすぎるのかもしれない。アメリカだって「パールハーバー」は許してくれない。敗戦国だからか、日本はされた事も忘れてしまう。
　でも・・・。忘れる事はやはり大事だと思う。憎しみの連鎖は戦争になる。許す事も忘れる事も大事ではないだろうか。
　そして同時に、逃げずに罪についてもきちんと子孫にも教えるべきではないだろうか。いつか本当に、誰も尊厳を傷つけたりしないで、認め合う世界になると良いな。


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なんのこっちゃのテレビショッピング

　先日休みの時に、キヨちゃんとテレビショッピングを観ていた。特に
　「観よう！」
と思って観た訳でなく何となくだったのだが、意外とぼんやり観ていてもハマルもんである。
　その中で私が気になるものが１つ、キヨちゃんの気になるものが１つあった。値段も安かったので、注文しようかということになった。
　「受付ははじまっています！明日の朝までです。電話番号はお間違いなく！」
と司会者は笑顔で言った。
　それから電話をかけた。どうせ一斉にかけるので、話中だろうと思ったがすぐにコール音がなった。
　しかし・・・である。呼び出しはするのだがつながらない。一度間違えたのか？と番号を確かめてかけ直したが同じだった。
　通常オペレーターにつながらない場合、話中か録音で
　「もうしばらくお待ちください。」
　「大変込み合っております。」
などのアナウンスが流れるものだ。自宅の電話のように呼んでも呼んでもなんてありえない。
　結局２分でもつながらず、時間を置いてトライしたが同じだった。途中注文自体はどうでもよくなったのだが、少し意地になって掛けてみたが、結局つながらなかった。
　なんのこっちゃ！売る気あるんかい？？？

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悪年（わるどし）

　この辺りの言葉で「わるどしがよる」という言葉がある。もしくは「わるどしをよせる」。歳をとって性格が悪くなる、気難しくなる・・・とでも言えばいいのか。
　最近のキヨちゃんはまさしく「わるどしがよった」と思うことがある。
　今日、親戚のおばさんから朝食後に電話があり
　「美味しい心太があるから取りにおいで。」
と言ってくれた。キヨちゃんに話すと
　「お墓参りもしたいし、一緒に行く。」
と言う。
　あんまり待たせても悪いので、すぐ出ようかと話すと
　「お土産に豆でも引いてくる。」
と言う。それなら・・・と、その間にクイックルワイパーで掃除して、ゆっくり歯磨きしながら新聞に目を通していた。
　と、キヨちゃん
　「何しよんで。まだ歯磨きよんかえ。」
・・・いや、キヨちゃん待ちです。
　それから車でリュウも連れて出かけた。おばちゃんの家は庭までくるまが入らないので、いつも家のすぐ近くに止めて行く。ところがキヨちゃんが
　「墓参りに行きやすいように、下の道まで車を移動してそこから歩こう。」
と言う。山道で方向転換するために、一旦山を登る必要がある。
　「もう、もう少し早めに言うてよ。手前に道あったのにぃ。」
とブーたれながら方向転換。で、目的地に着くと
　「母ちゃん、歩くのたいそい（面倒くさい）。一人で行って。」
などと言う。
　「母ちゃんがここへって言うたんでえ。ほなけん、上に車置いといたら良かったのに。愛想なしじゃいかんけん、行こうや。」
　私がそう言うと
　「偉そうに言うな。親を親とも思わん！」
ときた。
　「休みの殆ど母ちゃんに使いよんのに、何なほれ！ほんなら、一人で帰ったらわ。」
　売り言葉に買い言葉だ。一瞬本当に親戚に放置して帰ろうかなどと、大人気ない意地悪が脳裏を掠めた。
　まあ、しかしこんなやりとりの後でも、テレビを観て一緒に馬鹿笑い出来るのが「親子」のいいところではある。
　キヨちゃん、あなたは姑にならなくて本当に良かったね。ま、私も嫁にはなってなくて良かったのかも（涙）。


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食事が怖い

　歳を取って　食が細くなって
　欲しくない　食欲が無いってつぶやいて
　それでも　食事の量だけが
　あなたの健康を計る　バロメーターだから

　補助食品を　選んで
　食事形態を　変えてみて
　少しでも食べられますかと
　つい　励ましてしまう

　ああ
　食事が怖いと　母に告げた
　父の事を思い出す
　寝室に近付く　足音だけで
　憂鬱になると　父は言った
　私達を喜ばせたくて　頑張って頑張って
　ご飯を食べた

　どうしてあげることが
　一番のいいことなのだろう
　あなたの　子供たちも
　同じ思いで　工夫を凝らす　

　父と同じ思いをさせないように
　それでも　あなたの体力をつける方法を
　どうしたら　見つけられるのだろう

　食事は　楽しい
　そうでなくちゃ　いけないと思うのに・・・


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リュウの注射

　今日はリュウの狂犬病の予防接種があった。午前中、いつもより長めに・・・というか、普段忙しくてチャチャッとしか出来ないので・・・リュウの散歩をした。



　びわの実が沢山付いていた。まだまだ青い。


　親戚のお姉ちゃんが、歩いて駅まで行くというので家まで来てもらい、車で隣町まで送った。待ってもらう間、花畑を観てもらう。






　戻ってから、昼食にバンバンジーを作ったが、鳥を湯がきすぎたのかもっさりしてがっかりな感じだった。やはり料理は普段からしないと勘が鈍る。それでも野菜大好きな私とキヨちゃんは、がっつり。
　午後キヨちゃんの用事で出かける前に、リュウを集合場所に連れて行った。狂犬病の予防接種だが、怖がるわりにはものすごく拍子抜けするくらいあっさり終わり、後は愛想をふりまいていた。そのまま、リュウも連れてキヨちゃんの用事を済ませに出かけた。
　夕飯は煮込みハンバーグを、物凄く適当に作ってしまう。実は高野豆腐が苦手な食材なのだが、栄養価も高く前から何度か食べようとアレンジしている。ただし成功例がない。
　今日は合挽き肉に豆腐、そして摩り下ろした高野豆腐をつなぎにして軽く焼き、野菜をケチャップベースのソースで煮込んでみた。高野豆腐が水分を吸うと計算していたが、見事に裏切られ、煮込んだにもかかわらず、あまり火を通さずに煮込みに投入したにもかかわらず、ハンバーグは硬めだった。豆腐を増やすか、ハンバーグ自体にも野菜を入れればよかったかな。
　でも、キヨちゃんは美味しいと食べてくれた。まあ、人が作ったものは美味しいって事かな。
　誰か、高野豆腐の美味しいレシピないですか？普通の煮含めなどは苦手です。

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通知簿

　片づけをしていて、高校時代の通知簿が出てきた。見てびっくりした。自分で記憶していたよりもかなり悪い（涙）。特に理数系が見事なくらいに酷い。
　一年生の時の担任のコメントも泣ける。
　「君は本当に真面目な子だと思う。ところで・・・と、ユーモアはどれくらい解するんだろうね。数学頑張れよ。」
　勉強できない上に、くそ真面目で面白みのない女という評価ではないか。クラス42人中22番の成績も中途半端じゃ。
　二年生、点数はともかくクラスで10番まで上がってる。これはよく分かっているのだ。当時仲の良かった女の子が、教師を目指していて本当に教え方が上手かった。彼女のレクチャーで一気に成績が上がったのだ。苦手な歴史はドラマ仕立てで教えてくれたり。担任のコメント。
　「球技大会、宿泊訓練一所懸命がんばりました。その負けず嫌いの精神で何でも克服できると思います。」
　・・・褒めてはくれてるのか？勉強にはいっさい触れず。褒めたのは負けず嫌いだけ？
　三年生、また成績が落ちる。まあ、周囲みんなが受験体制に入るので。担任のコメントなし。コメントなしも切ないもんだ。

　実は高校時代、それなりに楽しい事もあったが、全体としてはブルーなイメージがある。当時の友人で残っているのは唯ひとりだけ。何が原因かといえば、私自身がダメだったのだ。友達を作るの下手だったなあ。一緒にバカをするキャラでもなく、真面目だけど成績優秀でもない、そう、担任は正しい。
　もしリセット出来るなら、中学生からやり直したいな。

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昨日の続きは・・・

　ここ数日は仕事が混んでいるわけでもないのに、何となく疲れが取れない。昨日はお天気が微妙だったからの頭痛かな・・・と思っていたが、今日は凄くいいお天気なのに、やっぱり何となくどんよりしていた。
　草むしりの続きをキヨちゃんは頑張っていた。私も手伝おうと思ったが、
　「日が強いけん、やめときな。横になっとんな。」
と母の愛。付け加えて
　「お前の草むしりはむらになるけん、反って邪魔じゃ。」
・・・あ、そっちが本音かも。
　そして、結局私は自分のペースで出来る、松の芯を止める作業を頼まれた。やり始めると結構気になって、どんどん取って行った。途中キヨちゃんが
　「無理せんでええぞ。途中でやめときな。」
と言ってくれた。
　手の届かないところは脚立に乗ってしたり、塀に登ってしたが、ふらふらするのでどうしても高いところは無理だった。もともと高いところが苦手なのもある。
　昼から少し横になった。夕方、干した布団や洗濯物を片付けてからキヨちゃんと買い物に。身体を休めることの出来た連休だが、何だかすっきりしないままだ。う～ん、何がいけないのだ？？


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