すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

すぐれもの

2010-05-31 21:27:43 | ひとりごと
 この前ブログにも書いたが、唇が立て割れして治らない。ビタミン剤は常に飲んでいるし、リップクリームも塗っている。しかしすぐにぱっくりで、血が出ると言う感じだった。
 昨日薬局で話をしていい薬が無いか聞いてみた。まずちょうど飲みきっていたのでビタミン剤を聞いてお勧めのマルチビタミンに変えてみた。それから、塗り薬を聞くと意外にも「ハンドクリーム」を勧められた。唇に?傷口に?と思ったが、それこそどうしても治らなければコロスキン(傷絆創膏の接着剤)を塗る覚悟もあったのだから、ハンドクリームくらいなんでもない。無添加でナノサイズで浸透するらしい。




 試し塗りしてにおいなどもあまり気にならなかったので買ってみた。昨日の午後から塗り始めて・・・実は今夜にはほとんど治ってしまった。ビタミンが良かったのか、クリームが良かったのか・・・。何にしてもうれしい。
 ひとつ気になるのは但し書きに「傷口には塗らないでください」と書いてあることだ。まあ、結果オーライということで・・・。


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お口直し

2010-05-29 22:00:15 | ひとりごと
 重い話だったので・・・。
 会社の公用車の隙間に草が生えました。もう1週間以上頑張ってます。
 Nさんにも頑張って欲しいです。


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車椅子を担いで登る

2010-05-29 21:38:44 | ひとりごと
 夕方訪問看護の看護師さんから電話。
 「Nさん、嘔吐と血尿。救急搬送します。」
Nさんは前にも書いたが、末期がん患者である。切られた余命はとっくに超えている。骨折で再入院していたが、骨折が治ったからと今月退院したばかりだ。
 この退院の際も、入院は骨折だが内科の方が十分でないので、入院させて欲しかったが叶わなかった。長時間の車での移動だけでも負担の上に、自宅は車も車椅子も入らない。歩いて自宅までの坂道を登ることは無理だと何度も説明したが、そんな理由では置いてくれない。
 それでも週1回の通院は厳しかろうと、血液検査の結果が悪くないので訪問看護による採血で対応してくれることになった。悪くなればまた週1回通院しなければならない。
 それが昨日から食欲が無く嘔吐している。そして血尿なのだからタクシーでいけるわけも無く、救急車を呼んでくれた。ところが、受診結果腎臓結石だったから帰れと言う。
 訪問看護の看護師がせめて月曜まで・・・と何度も頼み込んだ。この状態で歩くことは無理ですと。何も知らない当直医は
 「介護タクシー使えばいいでしょ。」
と言った。
 介護タクシーは計画に基づかない利用は出来ない。勿論、介護で請求しなければタクシーとして使えるが、ヘルパーの資格を持つ運転手が送迎や病院での引継ぎをしてくれるということであって、山間部を救急隊のように運べるわけではない。
 立地条件を何度も説明したが取り付く島も無く、そのまま返されることになった。自宅に戻っていた私が老人ホームに頼んで車椅子を借りた。国道で待ち合わせして、看護師、娘さん、運転手(結局普通のタクシーしか捕まらなかった)、私の4人で坂道を担いで上がった。タクシーの運転手さんに感謝だ。普通のタクシーだし降ろされても文句は言えない。それを一緒に山道を担いでくださった。
 途中で2度立ち止まった。もともと道幅が無く3人並んでは歩けない。車椅子をはさんで両サイドは斜めに構えて歩いた。後半は階段も急になり結局運転手さんがおんぶしてくださった。
 家に着くなり嘔吐。血の気の無い顔で吐くものも無く胃液ばかりが出た。
 この日曜を乗り切ることは出来るだろうか・・・。もし出来たら、往診してくれる地元の医師に紹介状を書いてもらえないか、娘さんから聞いてもらおう。水も飲めずに働き詰めの医師がいることも確かだ。しかし、杓子定規に融通の利かないのもまた同じ医師である。一度一緒に車椅子を担いで見るがいい。あの親切な運転手さんのように・・・。

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枯葉散る~って今何月だよ!

2010-05-27 20:56:11 | ひとりごと
 毎朝職場の玄関先を掃除する。今はツバメの糞や落とした土くれが多い。初夏だなあ・・・と思っていたら、今日なんか寒い寒い。玄関先に風に煽られた枯葉をかき集め、五輪真弓の歌が脳裏を掠める。
 ♪枯葉散る~夕暮れは~(恋人よ)
 枯葉散る・・・と歌を反芻しながら、5月下旬と言うことを思い出す。一体季節はどうなってるのだ。
 日曜から激しい雨が続き、日曜の夜数年ぶりではなかろうか早明浦ダムの放流を知らせるサイレンが鳴り響いた。翌朝には再度サイレンが鳴り
 「放流量が毎秒800トンを超えました。川のそばは危険ですから・・・」
というアナウンスがあった。
 真夏日のような暑い日はつい先日だった気がする。それなのに、まだコタツが欲しい日もある。それこそツバメが飛んでいるのに、雪が降ってもおかしくないような変な気候が続いている。そんなことになったら、今度は「越冬つばめ」である。
 今年は米が不作になるかもしれないという。口蹄疫も心配だ。何だか嫌な感じである。

*口蹄疫って焼却しなくてもいいのだろうか?したほうがいけないのだろうか?早く終息するといいですね。


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買っちゃった・・・

2010-05-25 22:31:02 | ひとりごと
 昨日はキヨちゃんはデイサービス再開の日。ちょっと緊張したみたいだが、楽しかったようだ。カラオケではものすごく上手い人もいて、思わず涙したほどだったらしい。
 今日は私がお出掛けした。数ヶ月に1度の観劇。マキノノゾミさん作の「赤シャツ」(青年座)である。「坊ちゃん」を嫌われ者の「赤シャツ」を主人公とした話だ。誤解が誤解を招いて嫌われ者になっていく、気の毒な役どころだった。物事を違う側面から見ると違うものが見えてくる。とても面白かった。
 その後、ちょっとお買い物。久しぶりに23区で私的には「清水の舞台」である。会員カードを確認したら前回2007年と書いてあって、笑えた。すごくかわいい服でいい年をして・・・とは思ったが、友達と店員さんの
 「お似合いですよ~」
にその気になってしまった。
 せっかくかわいい服を買ったので、お出掛けしたいなあ・・・。




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時と場合??

2010-05-23 21:00:19 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんは以前はデイサービスを利用していた。まだ介護保険制度が出来る前のデイサービスで、今は生きがいデイサービスという形で残っている。
 介護保険制度前はとにかく高齢者であれば利用できた。しかし介護保険制度が出来てからは、独居老人のみと言うくくりができた。利用を始めていた人はそのまま例外なく利用を続けられたが、キヨちゃんは父の介護で一旦止めていたのでいざ再開しようと思ったら出来なくなっていた。高齢者のご夫婦であっても、独居でなければ駄目だと言う杓子定規なルールだ。勿論介護になれば介護保険で利用して欲しいということだろうが、介護認定以前のお年寄りの「生きがい」のためではないの・・・と不思議だった。
 ところが最近少しルールがゆるくなり、日中独居は対象となった。つまり私が働きに出ているのでキヨちゃんも対象となったのだ。
 申請から約1ヶ月の期間を経て、ようやく利用できるとの返事が届き、明日からキヨちゃんもデイサービスに行けることになった。
 さて、実は本題はここからだ。
 先日家に帰ると、キヨちゃんがとても不安そうに
 「あのなあ、葬儀場から手紙が来とるん。父ちゃんのことでまだ何かある?」
と言い出した。今年は父の三回忌であるが葬儀場は関係ないだろう。またキヨちゃんがぼけぼけ言っているのだと、差し出した手紙を見た。
 それが市役所からの「デイサービス利用」の通知だったのだが、封筒にでかでかと広告を出しているひとつが葬儀場だったのだ。

 しかも、宛名側の肝心の市役所の住所や名前はかなり小さく年寄りには分かりにくい。これでも裏の広告が無ければ分かりやすいのだが、なまじ広告が大きいので市役所が目立たないのだ。

 デイサービスで確認すると、他の広告のものもあったようだが、他の葬儀場のものもあった。スタッフが
 「封筒選ぶ時に、考えて違う広告のものを年寄りには送って欲しいよなあ・・・。」
と言った。全くである。キヨちゃんが不安がったのもそうだが、ダイレクトメールと間違えて捨ててしまう場合もあろう。
 この封筒・・・どう思います??

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ちょっとブレイクのはずが・・・

2010-05-22 16:34:25 | ひとりごと
 今日はどうしてもメンテナンスしたかったので、整体にメールを入れた。幸い午前中に空きがあった。キヨちゃんは筍を折りに(掘りにではなく、竹になっては困る部分を折りに)行った。イノシシに会わない様に、出来れば行って欲しくはないのだが、キヨちゃんが聞くはずもない。
 私は午前中のお天気の内に、洗濯と掃除。どうしても気になってたので、掃除機と拭き掃除を。ここしばらく法事や何やで掃除がいい加減だったのだ。もちろん、キヨちゃんが普段から綺麗にしているので、体裁はとれているのだが、水拭きのさらっとした状態にどうしてもしたかったのだ。
 はじめてみると、今度は自分の部屋の本棚が気になった。本とかCDとかDVDはどんどん増えるので、溢れそうになる。そこで昔の文庫本を離れに移し、片付けなおすことにした。文庫の棚が要らないので、ビスを移して棚の高さを変えようとした。ところが買ってからずっとこの状態だったのでビスも錆びている。何とかペンチで抜いて高さを変えたら、3段目あたりは作り付けであることに気づく。結局思い通りのサイズ調整にはならず仕舞い。それでも何とか少しは片付いた。
 時間ぎりぎりで整体へ行った。久しぶりだったのでかなりあちこち痛かったが、メンテナンス後は少し楽になった。施術の間、先生の高校時代の話など伺った。お互い面識はなかったのだが、同じ高校の2年先輩らしい。進学校でトップテンの成績ながら、サボタージュしたりバイクに乗ったりタバコを吸ったりと、漫画の世界なら間違いなくモテモテイケメンの話である。(先生がどうだったかはお聞きしていない)。
 私は全く逆で、成績も振るわなければ悪いことも一切出来ず、真面目だけれど花が無く、友達と切磋琢磨も出来なければ、一緒に悪戯をする勇気も無く、つまんない青春時代だった。中学時代と違ってあまり心を許せる友人も無く、あまり戻りたくない時代でもある。まあ、自業自得なのだが。
 そんなわけで、先生とは一緒の時代にいても間違いなく接点の無い青春だった。それでも、共通の話題があって懐かしい話を出来るのは、幼馴染と同じで心のメンテナンスにもなる。
 ちょっと笑ってしまったのは、当時不良は長ランにラッパズボンだったらしい。(じ、時代・・・)ところが3年生の頃になって、短ランにタックの入ったズボンに流行が変わったらしい。流行に後れないために、3年にもなって制服を買い換えたと言う。不良するのも楽じゃなかったんですね(笑)。
 戻ってから続きの拭き掃除をするつもりが、キヨちゃんに誘われて父の墓参りに。それからリュウと小太郎くんの家に。これは、今夜また疲れが出るかな???

いただきものの野菜と、たくさんの鯖・・・。ありがたや~。





 

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こわ~い話

2010-05-20 21:24:20 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは怖い番組が苦手だ。それは私も同じで、わざわざホラー映画なんぞ見ようとは思わない。ただ、「怖いもの見たさ」なところもあって、スプラッターじゃなければちらっと見たくなる。
 しかしキヨちゃんはホラーだけでなく、二時間ドラマで殺人があったり、ドキュメンタリーで暴力シーンがあったり、事故の再現VTRがあっても怖くて
 「夢に見るから嫌だ」
と言ってどこかへ行ってしまう。
 「こんなん、よう見るわ。母ちゃんは寝る。」
と言うのが、いつものパターンだ。
 この前、ちょっと怖そうな番組があった。前の番組の流れでそのまま点いていたのだが、作りからしておどろおどろしかった。
 食事の後、洗い物を終わらせて戻るとキヨちゃんがテレビの前で硬く目を閉じ、顔をそむけていた。
 「怖い~。よう見ん。」
そういうキヨちゃんの手元にはテレビのリモコンが転がっていた。
 「チャンネル変えればいいのに・・・。」
そう言って、バラエティにチャンネルを変え、その後は二人で大笑いだった。
 怖すぎてリモコンすら見えなかったのだろうか????


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よく分からない事件が多い・・・

2010-05-19 15:41:31 | ひとりごと
 最近痛ましい事件が多すぎる。そして二時間ドラマでは使わないような、説明に困るようなわけの分からない事件ばかり。
 36歳で何故同世代の子供が沢山いる人と養子縁組したのか。事件の真相も分からないうちに、小さな子供たちを残して何故養父は自殺したのか。
 被害者家族や、関係者の家族もあるので想像の域で発言すべきではないのかもしれないが、もしこれが保険金殺人だとしたら、養父母側の養子縁組のメリットは分かる。でも、実の家族もある被害者が何故養子縁組をしたのかが分からない。
 また家宅侵入した若者二人。知らない人間がバスルームから侵入したら、泥棒だと思うだろう。追いかける途中知人に連絡。この方が止めようとして二人の車に振り落とされて亡くなった。そして彼らは泥棒でもなく友人を驚かそうと、入る家を間違えただけだと言う。
 亡くなった方は勿論被害者で、ご遺族のお気持ちを思うとたまらない。そしてこの方に連絡をした被害者の方もお気持ちを思うとたまらない。そして、悪ふざけのつもりだった二人・・・。やはり悲しい・・・。
 不倫相手の妊娠を知り、点滴で堕胎させた疑いのある医師。本当であれば人間ではない。付き添う奥様はどんな思いであろう。もし被害女性の供述が本当なら、独身と偽ってつきあい、妊娠後ビタミン剤と偽り服薬や点滴をして流産。産婦人科で処方された薬で彼の真意を知りながらも、結婚を夢見て一度は目を瞑った。奥さんがいることを知り告発したと言う。哀れである。薬を使ったと分かった時点で、もはや愛がないことは明白で独身であっても分かれるべきだろう。
 嫌な事件が多い。本当に多い・・・。

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夏日だわ~

2010-05-17 21:18:31 | ひとりごと
 今日はすごく暑い日だった。車で回っていたら肌にジリジリする感じがした。つい先週は夜寒くて暖房が必要だったのに、昨日今日はまるで夏だ。お茶が生育しなかったりするわけだ。人間も堪えるだろう。 そんな中、車で走っているとえらくおっとりした野生動物に出会った。車だったので気づくのが遅く、写真を撮ることは出来なかった。最初狸かな・・・と思ったが、狸やハクビシンは見覚えがあるのでちょっと違う気がした。茶色のボディは狸っぽかったが、お尻がすごく大きくて顔がちっちゃい。小顔でしゅっとしている。アナグマ・・・かな? 山の上のほうに行くと、景色は初夏そのものだった。枇杷が青い実をたくさんつけていた。これから大きくなって黄色く色づくのだろうが、場所的に人間の口には入らないのかな? しかし、何だか疲れが取れないなあ・・・。実はもう何日も唇が切れて治らない。指先ならコロスキン(傷用の接着剤)でも塗るのだが、口はそうもいくまい。リップを塗っても動くたびにパクッと開いてしまう。 栄養は・・・足りてるし、太ってしまうほどなのになあ(笑)。 にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください
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