すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

梅が咲いて

2010-02-28 21:16:41 | ひとりごと
 東京は大雨の中、東京マラソンだと友人からメールが来た。こちらはTシャツ1枚で過ごせるほど暖かかった。すっかり元気になった・・・と思って、リュウとピンクの家まで散歩。途中梅が満開だった。

 最近ピンクは寝ていることが多い。ゆるやかに老衰に入っていっているのだろう。寝ながらそれでも、少しずつ食事が出来るので安心できる。トイレにもまだ行っていたがここ数日は立てない。声を掛けると目を閉じたまま返事してくれた。
 「何か飲む?」
 「うん・・・。」
体を起こしてストローを持っていくと、しっかり飲めた。
 戻ってからキヨちゃんの片付けの手伝いをしたり、リュウとくろべえを洗ったり、掃除したりしていたらどんよりとした頭の重さと気分の悪さが戻ってきた。何だかなあ・・・。
 キヨちゃんも咳が止まらない。もともと昔からむせや呼吸困難になることが時々ある性質なので、咳き込むとかなり辛い。医者を変えたほうがいいのだろうか?薬ばかり増えている。
 梅が咲いて春らしくなってきているのだし、もう少し体調も春爛漫といきたい。



2010/2/28の記事
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久し振りの頭痛

2010-02-27 21:46:23 | ひとりごと
昨日仕事中から頭痛がした。昼までは大した事なかったので、ご飯を食べながら鈴木明子さんの素晴らしい演技を観た。後ろ髪引かれながら、外回りに。
昨日はどこの訪問先でも観戦していたので、話題にもなり、結果だけは知っていた。帰ってゆっくりキヨちゃんと観ようと思っていた。
ところが、それから酷くなり目を閉じていれば大丈夫たが、開けると気持ち悪くなる状態。
仕事も中途半端にしたまま帰宅した。
顔すら洗えずジーンズのまま倒れ込む。三時間くらいしたら少しマシになったので、軽くシャワーを浴びた。
天気が悪くて外に出ていたはずもないリュウは、きっとトイレに行きたいだろうが、何しろフラフラしたので、真夜中にようやく連れ出した。お利口さんに無理言わずに待ってくれた。
今日も万全ではないが、かなり気分がいい。キヨちゃんも、ここ暫く咳が止まらない上に、膀胱炎で体調悪い。
明日は復活出来るかな。
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神に召されるタイミング

2010-02-25 22:38:04 | ひとりごと
 人間いつかは死ななければならない。以前ブログで紹介した「お鯉さん」のように100歳まで現役で、前日までお稽古をして朝目覚めないなんて大往生は、望んだって出来るものではない。
 勿論、不慮の事故で亡くなったり事件に巻き込まれたりで亡くなるのは無念だし、苦しい闘病をした人や生まれてすぐ亡くなる命もある。そう考えれば亡くなるタイミングを望むのは贅沢なことかもしれない。けれど・・・。
 昨日フィギュアのジョアニー・ロシェット選手の演技を観ながら、この晴れ舞台を観ることなく亡くなったお母様の無念さを思った。なんて精神力だろう。立っているのも辛いだろうに、見事にノーミスで71点を取った。糸が切れて泣き出す彼女が痛々しかった。亡くなってしまうことは避けられない。だがせめて娘の晴れ舞台を観たいと駆けつけていたのだから、せめて観てから逝かせてあげたかった。
 開会式前に練習で亡くなったリュージュの選手も、危険と隣り合わせの競技とはいえ、せめて本番の舞台で滑らせてあげたかった。
 贅沢なことだとは思うのだけど、どんな亡くなり方をしたって家族に納得はないのだけれど、sれでも・・・。

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破れもんぺに破れジーンズ

2010-02-24 17:25:40 | ひとりごと
 今日は確定申告に行ってきた。午後から着付けの予定だったので、キヨちゃんと朝から市役所へ。一旦戻って着付けに行くときにキヨちゃんも同行し、買い物する予定だった。時間的にフィギュアのショートプログラムは、家で途中まで見てお稽古中にまた見せて貰わないと・・・と思っていた。真央ちゃんたちの出る時間帯が微妙だった。
 確定申告の途中、先生からメール。風邪をこじらせて臥せっているとのこと。当然お稽古は休みだ。それなら一旦帰らずとも、そのまま買いもの済ませたら、後の段取りが良くなると思いそのまま出かけることになった。
 ところがちょっとそこまでのつもりだったので、私はすっぴんだし破れジーンズだし。キヨちゃんに至っては、破れもんぺに割烹着である。
 「格好悪いなあ・・・。ボロ着たばあやんとおばはん二人連れ」
などど言いつつ、結局出かけた。
 父がよく
 「人はいつ何があるか分からんから、恥ずかしい格好するな。事故にでもなって病院運ばれたときにも恥ずかしくないように、下着もいつも綺麗なものを着ておけ。」
と言っていた。今頃
 「ほなけん父ちゃんが言い寄ったろうがあ。」
とため息をついているに違いない。
 大急ぎで買い物を済ませてから家に戻って、フィギュアスケートを見た。用事もあったりで全部は見られなかったので、今夜じっくり見る予定だが、すばらしさに涙が出た。
 まず浅田真央ちゃんのすばらしい演技。様々なプレッシャーの中、オリンピックショートプログラム女子初のトリプルアクセル認定。しかもジャンプだけでなくほかの要素も十分いい出来で、73点を超えるハイスコア。
 そして直後に滑ったライバルキム・ヨナ選手。彼女もすごいプレッシャーがあったろうに、ノーミスでこなし圧巻の演技。78点を超える驚異的なスコアだった。
 さらにシンデレラガール鈴木明子選手。この二人の後に滑るなんて、それだけで十分嫌であろう。それでもミスを最小限にとどめて60点台に乗せてきた。
 ロシェット選手の演技は観られなかったので今夜楽しみにしている。
 残念だったのは安藤美姫選手がダウングレードをとられて出遅れたこと。果敢に挑戦したし降りたと思ったのだが。
 フリーがますます楽しみになってきた。出来るならみんな納得の出来る演技をしてほしい。
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5キロ着いたぞ!

2010-02-22 23:14:22 | ひとりごと
 頼んでいた安納芋が届いた。いただいた「みつひめ」とは違うようだが、種子島のみついもには違いないらしい。もらったお芋よりずいぶん小ぶりだが、数が多いほうが分けやすくていい。
 朝リュウのお散歩ついでにご近所にほんの少しおすそ分け。親戚はお休みにでも持っていこう。5キロって多いようで、配るとなると少ない。とはいえ、たくさんは買えない。
 仕事から戻ると、キヨちゃんが天ぷらにしていた。今回買うことにあまり乗り気でなかったキヨちゃんだが、食べてみると美味しかったらしく買う前に
 「ようけみんなにあげたらええわ。母ちゃんは芋たべんもん」
と言っていたくせに
 「ようけ残しといてよ。」
に変わっていた。
 貰ったお芋も美味しかったのだが、キヨちゃんは焼き芋より天ぷらが好きだったようだ。
 さて、次は何にしようかな。


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日誌をまとめてみました

2010-02-20 16:54:59 | ひとりごと
 ブログをはじめて3年以上になる。もともとは「うちのキヨちゃん」と「じいとんばあ」を人に勧められて、自費出版したことに始まる。
 予算の関係で数十冊だけ作った。友人と勧めてくださった方にだけプレゼントした。しかし、もっと他の人にも読んでもらうように、ブログにしては・・・と、またその方に勧められて始めたのだ。
 ブログになると「うちのキヨちゃん」「じいとんばあ」だけでは続かないので、結局「日記」が主になった。途中「むかしむかし」のカテゴリーも増やした。
 一昨年父を送って、ふとブログの中に父の思い出がたくさん詰まっていることに気がついた。そこで、1冊ずつで作れるというのでブログをまとめることにした。本当はみなさんからいただいたコメントも入れたかったが、相当な量になることと許可を取るのもネット上の付き合いで知らない方も多いので出来ないため、文章だけにした。1冊480ページまで。今年の1月までで3冊になった。
 出来上がりはまずまずだ。普通に自費出版するとある程度の数作らなければならないし、印刷もいいので前回も一番安いところで作っても100頁に満たないものでも数万円かかった。学生の頃同人誌を作った時は、自分で印刷の手前まで作って持ち込んで、当時で5万円くらいだった気がする。前回はフロッピーに入れた状態で持ち込んだ。
 今回はブログからそのまま作ってもらえるので簡単だった。1冊3000円程度。まあ、記念だから。
 キヨちゃんに見せたら、父の思い出に涙が止まらなかった。作ってよかったなあ・・・と思う。

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日本男子みんなすばらしい!

2010-02-19 23:56:08 | ひとりごと
 仕事で観られなかった男子フィギュア。小塚くんだけはリアルタイムで観ていて、2回目のトリプルアクセルは残念だったけれど四回転は認定されたし、全体的にいい出来だったと思う。
 家に戻ってから夜じっくりと観戦した。
 見直した小塚君の四回転はやはり圧巻だった。まだまだ伸び代がある。すばらしい入賞だ。織田君は靴紐が切れるアクシデント。動揺しただろうに最後までやりきった姿に感動した。そして何より
 「靴紐はもともと切れていた。感覚が狂うのでくくって使っていた。」 
 「前の選手の歓声に足がすくんだ。」
という正直なコメントに胸を打たれた。何かのせいにして逃げない姿がすてきだった。
 そして高橋大輔くん。プルシェンコ、ライサチェック、ジュベール、ランビエール・・・。こんなそうそうたるメンバーの中でメダルをとるなんて。しかも日本初である。ベストな出来であれば間違いなく金メダルも夢じゃなかった。
 私個人としてはフリーの演技は日本選手以外ではランビエールの出来がすばらしかった。ライサチェックも完璧だったけれど、演技としては高橋君が良かったと思う。プルシェンコはらしくないな~と思っていたので、順当な銀メダルだったと思う。
 これに続いて、女子も頑張って欲しい。誰かが「こける」のじゃなく、すばらしい演技の競り合いを見たい。
 
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男子フィギュア!!

2010-02-17 18:26:28 | ひとりごと
 オリンピックが始まっている。オリンピック大好き人間の私にはハラハラどきどきの毎日だ。しかもフィギュアスケートも今日から始まった。
 午前中着付けだったのだが、準備しながら
 「先生!わがまま言って、スケート見てもいいですか?」
と着付けの間もテレビ観戦した。
 さすがのプルシェンコの演技に感激した。テレビで佐野稔さんもおっしゃっていたが、現役を退いて一旦ふっくら太っていた。それをしっかりアスリートの体に戻して、変わらない技術を見せ付けるのだからびっくりである。
 でも、そのプルシェンコやライサチェックにほとんど横並びの点数で続いた高橋大輔くんはすごい!いつもより慎重に見えたのでもっと完璧なら勝っているかもしれない。
 織田信成くんも大健闘。彼もいつもより慎重に見えた。でもノーミスでいい位置につけた。小塚くんも少し出遅れたが、期待が大きいからそう思うだけで、あの世界の選手たちに混ざって見劣りしになんてすごいことだ。
 まだ全体をみていないので、ジュベールやランビエールがどうなったのか、今夜じっくり見なくては。
 二日後のフリーがとても楽しみになってきた。

 余談だけれど・・・。村主章枝さんがみのさんの番組に出ていた。スケートの解説だが、優しい笑顔で選手の映像を見ているのでファンとしてはほっとした。彼女も肩を叩かれながらも現役を続けてきて、当然オリンピックにも行きたかったはずだ。今後どういう道を選んでも、やっぱり彼女らしくしてほしい。
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みついも・・・食べた

2010-02-16 20:15:17 | ひとりごと
 先日もらった種子島の「みつひめ」。大小合わせて3本いただいていたので、親戚のおばあちゃんのお念仏の夜に2本持って行った。じっくり1時間以上かけて焼いたほうがいいと言っていたので、お念仏に集まっている間に、おばちゃん家のストーブで焼いてもらった。1本はそのまま婆ちゃんにお供えして、1本はピンクに持って帰ってもらった。
 アルミホイルに巻いてじっくり焼く。火が通ったらホイルを外して皮も焼く。すると皮も甘くて美味しいと聞いた。
 「あたりはずれがあるから、どれが甘いか分からないけど、アイスクリームより甘いのもあったよ。」
とくれた友人が言っていた。
 焼きながら火が通ったか箸を刺してみる。その穴から蜜がどんどん溢れてくる。はずれだったとしても甘いに決まっている。
 ピンクの家のお姉ちゃんに後は皮を焼くだけにして、仕上げの焼き方を教えて渡した。
 「ばあやんに食べさせてな。皮も甘いらしいから、ねえやんは皮食べて。」
そういうと姉ちゃんは大笑いした。そしてきっちりピンクにお芋半分を、残りを若婆やんに、皮を姉ちゃんが食べたらしい。
 家は翌日に焼いて、父にお供えした。写真では分かりにくいがすごくきれいな色で、蜜もしっかりあった。あたりはずれがあるとしたら、「ものすごく甘い」わけではなかったのではずれだったのかもしれないが、それでも十分美味しいお芋だった。
 そういえばお芋をピンクにあげようとしたとき、姉ちゃんは
 「これ種芋にして育てよう」
と言い出した。来年の収穫よりも今年のピンクの口に入れてくれ・・・と断った。キヨちゃんに至っては
 「芋のつるは分けてくれんわなあ・・・。」
とさらに欲なことを言っていた。
 というわけで・・・、結局私も注文してしまったのだ。5キロ。

2010/2/16の記事
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ジャズシンガー

2010-02-14 21:31:59 | うちのキヨちゃん
 テレビでジャズシンガーの綾戸智絵さんの介護の番組をしていた。ちょうどキヨちゃんと観ていたのだが、キヨちゃんはこの人のことは知らない。
 途中息子のイサ君とツーショット写真が出てきた。
 「え?この人のお母さんなん?」
とキヨちゃんは意外そうに聞いた。「この人」というフレーズが気にはなったが、そうかイサ君が肌の色が違うから、違和感があるのかと解釈した。
 「うん。アメリカだったかイギリスだったかで結婚してたらしいん。この子連れてもんとる(帰ってきている)みたいよ。」
私は説明した。
 「まあ、それで今度はお母さんの介護なん。」
 「うん。そうらしい。」
 しばらく番組を見ていたら、綾戸さんが介護施設で歌うシーンがあった。その様子を見ながら
 「まあ、この人も歌うんじゃなあ。上手ななあ。」
とキヨちゃんは感心していた。「この人 も 」と言うフレーズが気にはなったが
 「歌手なんよ。」
と説明した。
 そして、それからもしばらく一緒に番組を見ていて、綾戸さんのお母様、綾戸さん本人の映像にどうもキヨちゃんは納得がいかないらしかった。
 「なあなあ、この人(お母さん)がこの人(綾戸さん)のお母さんよなあ。ほんで、さっきの人(イサくん)のお母さんがこの人(綾戸さん)よなあ。それにしては若いような・・・。なあ、さっきの人も歌うたいよるよなあ?」
 ・・・・・。
 勘のいいキヨちゃんファンならもしかしたらお気づきかも知れない。しかし娘の私ですらピンと来なかった。
 キヨちゃんにとって、「外人」を見分けるのは難しい。
 「母ちゃん、さっきの人演歌のうまい人かと思いよった。」
そうである。キヨちゃんはイサくんと「JERO」と勘違いしていたのだ。なるほど、だから
 「この人も歌うん?」
となるわけである。
 まだまだキヨちゃんの奥は深い・・・・。
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