すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

アンパンマン列車

2012-04-30 11:58:47 | ひとりごと
 昨日は20年ぶり以上かに倉敷へ行ってきた。学生時代どうやって徳島市内から行ったかも記憶にない。どこを巡ったかも覚えていないが、美観地区の水際を骨董や焼き物を散策した記憶だけがある。
 遠いように思っても、隣町から特急で1時間半で岡山。そこから電車で15分で倉敷である。行きの列車は、さすがに地元で写真を撮ることははばかられた。しかも満席だったので、天井のアンパンマンも収められず。岡山到着のアナウンスもアンパンマンで、子供がいたら喜ぶだろうな・・・と思った。
 昔歩いた記憶で、こんなに歩く場所があったか覚えていないが、ウロウロする内に瞬く間に2時間を過ぎていた。歩いている時は何でもないが、休憩して座ると途端に腰や膝にきた。
 旅のお楽しみ、買い食い。
 匂いに誘われて買ってしまった「牡蠣せんべい」

 結構牡蠣の味も香りもあってなかなか美味しかった。

 きびだんごは種類が多くてびっくり。結局これは見ただけ。

 色々、あちこち行く時間はなく、結局その辺りを買い物したり見て回ったりで時間は過ぎた。途中花嫁行列に遭遇。綺麗な花嫁さんと、得意そうでそれでいて照れくさそうな花婿さんが初々しかった。さすがに勝手に写真は撮れず。
 帰りのアンパン列車は、掃除の時間を見計らってパチリ。


 キヨちゃんから
 「夕飯は食べてきない。」
と言われていたが、17時の列車に乗って帰る予定だったので
 「帰ってからご飯にするわ。」
と言う話になっていた。それで、駅弁が食べたいというリクエストで帰りには駅弁を。種類が多くてどれにしたらいいのか分からず、店員さんのお勧めを2種類買った。これが結構美味しかった。「桃太郎の祭り寿司」と「お祭り弁当」



 命の洗濯終了。さて、明日もクリアしないといけない問題が待ってるぞ!

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月末何とか乗り切ったけど・・・

2012-04-28 21:19:24 | ひとりごと
 今日は今月最後の出勤日。朝から、するべきことを箇条書きにして一つずつ片付けていった。どうしても5月1日でないと対処できない仕事もあったが、とりあえず出来る事は片付けたかった。
 デスクワークだけでも箇条書きにしたら15行にもなった。それだけでテンションが下がる。で、出来る筈がない・・・。まあ、デスクワークは担当様に渡す物でなければ、次の休日出勤に何とかしよう。
 そして、一軒目の訪問を終えて車を次に走らせていたら電話。事務所からで
 「訪問看護から、Aさん家に至急電話してくださいとのことです。」
・・・嫌な予感がした。その方はターミナルでもうかなり悪い状態だったのだ。電話とも思ったが、電話を受けた場所からその家まで2分とかからない場所だったので、そのまま向かった。
 訪問すると家族がバタバタとしており、今しがた亡くなったと伺う。急いで邪魔になるベッドを引き上げたいというので、おばあちゃんとのお別れも言えぬまま、とにかく急いで業者に電話する。
 業者も当然ゴールデンウイークではあるが、こういう場合に対応する事は良くある事だ。ところが、たまたまトラックが車検に出ているというので、他の取引業者から車を貸してもらうように手配するという事だった。
 そしてその事をご家族に伝えると
 「え?急ぎませんよ。落ち着いてからにしてください。」
と言われる。慌てて訂正の電話する。
 「じゃあ、休み明けに。それより遅いほうがいいなら、連絡ください。」
で、その事を伝えると
 「え??急ぎます。今日中に!」
・・・。つまりご家族も動転していて、家族間での話もうまく伝わっていないのだ。更に訂正の電話。何とか今日中に引き上げてくれた。・・・落ち着いたら、お線香あげに行こう・・・。
 次の訪問先に向かう前に、さて、塩払いをすべきか悩んだ。まだご病人扱いだし、お葬式帰りでもなし、気分のものではあるのだが、お年寄りばかりを相手にしているので、やはり気になった。店でお塩を買って途中でこっそり塩払いした。
 その後も結局バタバタして・・・。それでも何とか乗り切った。休み明けに残りのデスクワークをしよう。何にしても明日は休みだ。

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ありがとう!四国電力のお兄さん!!

2012-04-26 21:18:12 | ひとりごと
 夕べから、まるで嵐のような風だった。前のように、色んな物が飛ぶのじゃないかと心配だったが、キヨちゃんが前もって片付けてくれていたので、その心配は杞憂だった。
 しかし、草や小枝は沢山飛んできていて、キヨちゃんは朝からぶつぶつ言いながら掃除していた。
 「母ちゃんが出来る内はええけど、側溝に溜まったら水が全部来るんじゃけん、さいさい掃除せえよ。」
と、小言つきではあった。
 それにしても凄い風だったのだろう。ふとみると、電柱から線が切れて私の車の上に落ちてきている。線の状態から電話線なのか、電気なのか分からないが、私の家では停電も電話の不通もなかった。
 とりあえず、四国電力に電話してみた。宿直らしいお兄さんが出る。
 「すいません。すずしろです。えっと、電柱番号○○○の南の○ですが、電話なのか、電気なのかも分からないんですが、風で切れてて・・・。」
 「えっと、電柱に四国電力とかNTTとか書いてますか?」
 そう言われて慌てて電柱を観に行った。・・・あ、ごめんなさいである。
 「すいません、NTTと書いてました(恐縮)。」
 「いえいえ。NTTさんにはどうしますか?」
 「いえ、自分で電話します。お騒がせしました。」
そんなやり取りをして、今度はNTTに電話したが、生憎NTTは9時から営業だった。
 仕方ないので、電話番号や話す内容をメモしてキヨちゃんに頼んだ。
 ところが、7時半頃リュウの激しい泣き声。ご近所さんがワンちゃん散歩させてるのだ・・・と勝手に思っていたら、何と四国電力のお兄さんだった。NTTの線だと分かっているのに、気にして見に来てくれたのだ。
 しかも、このままでは困るだろうと、線を巻き取って一箇所にまとめてくれた。これなら、邪魔にならないし、後でNTTさんがきても助かるだろう。自分の仕事でもないのに、ありがたい話である。
 その後、キヨちゃんが電話し、夕方NTTさんが線を修理してくれたらしい。
 それにしても、四国電力さん、本当にありがとうございました。いつも大変なお仕事なのに、こんな時にもすぐ来てくれて、ありがたかったです!

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きっと明日は筋肉痛

2012-04-24 19:16:28 | ひとりごと
 今日はお休みだったので、リュウの声を無視して、いつも通りの時間に起きた。朝、いつもの洗濯以外に、お天気がいいので他の物も洗濯。布団干し。
 掃除を終えたら、キヨちゃんがひごえの残りを運びたいというので、今日は車で行かず一緒に歩いて行った。
 途中、筍発見。

 残念ながら他人の土地である。美味しいだろうなあ・・・。
 ひごえはキヨちゃんが一束、私が二束運ぶという話だった。しかし、この一束が曲者である。つまり、束にしたものを幾つかまとめた物で、一束なのだ。背負子に乗せても、立ち上がるのに苦労したから、20キロ以上はあったと思う。途中から膝にも来た。
 
 その上、リュウも一緒だったから、リードを持つのにも苦労した。
 「リュウ、少しお前が運ぶ?」
などと聞いてもても、頷くはずもなく。それでも何とか家まで運び終えた。
 昼食後、買い物に出て、帰ってからキヨちゃんと自分の髪を染めた。キヨちゃんは、美味しい山菜おこわを作ってくれたので、今夜はそれで疲れを癒した。
 明日は筋肉痛だろうなあ。月末まで後4日。仕事をきちんと仕上げて、休みに入りたいものだ。

 我が家の花林檎。



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眠い・・・

2012-04-23 23:49:14 | ひとりごと
 夜明けが早くなっているので、リュウは早くから鳴いて起こす。どうせバタバタ忙しいのだから、早く起きたほうがいいには違いない。
 以前は5時半からテキパキ活動していたが、最近はぐずぐず寝てしまう。と言っても、仕事なのだから起きて動いてはいるのだが、余裕がない。
 それでも今朝はリュウにあわせて起きてみたら、やっぱり少し余裕があって楽だった。ただし、仕事も毎日残業だったりするので、眠い・・・。月末への仕事だけでなく、ここ数日色々あって、対応に追われている。
 今夜も20時近くまで残業し、うたた寝しているキヨちゃんのご機嫌伺いに、ビールを数種買って帰った。慣れたのか、ビールが効いたのか、機嫌よく迎えてくれる・・・ほっ。
 そして私はテレビを観ながら・・・落ちていた。今ようやく起き出して自分の部屋に来たところだ。・・・明日も、早起き出来るのかな??


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ちいるんこう

2012-04-21 18:11:27 | ひとりごと
 今日は天気予報では荒れ模様となっていたが、午前中は晴れていた。少し遅めに起き出して、朝食後に掃除洗濯。今日は毛布を洗って片付けることにした。リュウとくろべえが季節柄とっても抜け毛が多いので、掃除しても掃除しても追いつかない。ダイソン大活躍である。
 わずかな晴れ間に布団も干して、リュウと長めの散歩にでた。しかし、風が出始めリュウは怖がってあんまり乗り気ではなかった様子。午前中にとにかくキヨちゃんは畑を仕上げ、私は風で乾いた洗濯物を取り込み、リュウも家の中に入れた。
 昼から父の好きだったしゃくなげの花を摘んで、墓参りに。その足で買い物に出かけた。店でキヨちゃんを探していると、思いがけず以前今の会社で働いていた人に会う。何年ぶりだろう。懐かしさにしばらく話し込んだ。
 彼女はとても働き者で、仕事のほかに家でも色々仕事をしていた。介護職だったが、途中からブロック注射をするほど腰を痛め、養生できないまま、結局職場を去った。今は元気そうで良かった。
 帰りには雨が降り始め、夕方からは荒れ模様である。リュウは風が怖くてご飯も食べない。私が近付いたのを合図に一気に食べた。
 「そばにいてよ~。」
って具合である。どれほど臆病なのだ。
 ところで、今日は友人から貰った「ちいるんこう」の元で、蒸しパンを作った。実はかなり前に貰っていたのだが、忙しくて作れなかったのだ。賞味期限は結構過ぎていたが、平気平気。はじめて食べたが、すごく美味しかった。沖縄の蒸しパンらしい。
 勿論、父に一番にお供え。



 キヨちゃんも
 「パン買うよりもええなあ。この方が美味しい。」
と喜んでいた。友人に聞いて、このお粉仕入れなきゃ。
 さてと、今からフィギュアスケートだ!!!


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フィギュア国別対抗戦

2012-04-20 21:39:43 | ひとりごと
 昨日からフィギュアスケートの国別対抗戦が始まっている。これは、ソチオリンピックから正式種目になる団体戦だ。昨日はアイスダンスと、男女ショートプログラムだった。
 昨日も残業したので、空腹にご飯を詰めたらちょっとウトウトしながら観てしまった。それでも名勝負はきっちり見えたので良かった。
 今日は残業する予定もなかったのだが、結局昨日より時間がかかり20時まで残ってしまったので、ペアのショートは見られなかった。小塚選手も終わったところだった。残念・・・。
 しかし、高橋選手の完璧なフリーが観られて良かった。昨日に続いてほぼノーミス!何より初めてパトリック・チャンに勝ててよかった。もっと言えば、彼が転んだりせず、いい勝負で勝ちたかったけど・・・。というより、今日の出来であれば、他の選手の方がもっといい点をあげられたのでは?とやっぱり思ってしまう。彼のスケートも好きなのだけど、ちょっと疑問ではある。
 しかし、高橋選手がフリーを終えたとき、他の国の選手たちもみんな集まって声をかけていたのに感動した。この国別対抗戦はまだどこか「お祭りムード」があって、ピリピリした試合も好きだけど、こういうあったかい試合もいいなあっと思う。
 明日は休みなので最初から見られるかな・・・。楽しみだ。

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失敗・・・

2012-04-18 22:48:28 | ひとりごと
 今日仕事に行くと同僚からメモ。実は彼女の休み中に彼女の担当様から電話があった。病院に行きたいからタクシーを予約して欲しいという物だった。
 タクシーに予約を入れ、サービス中止の連絡を入れ、彼女にメモを残した。しかし・・・。
 実はその人は、医師にかかりすぎたり薬をもらいすぎるので、連絡があれば家族に報告する手はずだったのだ。
 「手抜かりだった。きちんとすずちゃんにメモしとけば良かった。」
と彼女は言ったが、話には聞いていたのだから私のミスである。
 「タクシー呼ばなくても、近所の人に頼んで病院に行く事もあるから、止める事は難しいのは難しいんだけど。」
とフォローもしてくれたが、やはり私のミスだ。
 ご家族に彼女はお詫びしたが、さて、病院が薬を出していない事を祈るばかりである。凹む・・・。

*ハナミズキがちょっと癒してくれる。


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意外に忙しかったこの二日

2012-04-17 15:31:21 | ひとりごと
 昨日は特別なお約束もなく、デスクワークを中心に、書類を届けたり、入院中の人の状態把握に動けばいいと思っていた。よっぽどキヨちゃんに
 「今日は定時で戻るよ。」
と言おうかと思っていたが、何があるか分からないので思いとどまった。
 果たして勘は的中する。
 午前中に認定調査をした方の聞き取りを、担当ケアマネや利用している事業所にした。それが意外と手間取った。いくつかの調査の内、仕上がったものを午後保険センターに届ける。その足で病院へ行くつもりだった。
 その前に、ターミナルでいつとも分からない担当様を訪ねた。ご家族より
 「デイでの顔が一番輝いていたので、いい写真があれば・・・。」
との話がある。深くは聞けないが、間違いなく遺影の準備である。余命を切られてから既に1年を過ぎているので、覚悟の上だろうが、切なかろうな・・・と胸に迫る。
 保健センター、病院を回った後、今度は今月県外の娘さんのところに引っ越してしまう担当様を訪ねる。老老介護を心配しての決断だ。色々大変な方ではあったが、やはり思い入れがあり寂しい。
 そして、闘病の末亡くなった担当様。初七日を過ぎるのを待ってお線香を上げにいく。今まで座っていた大きな椅子が無くなり、それだけでもかなり寂しい感じだった。
 戻ると担当様Aの娘さんより電話。脱水で緊急入院したとの連絡。各事業所に電話。続いて担当様Bの奥さんより電話。立ち上がりが辛くなってきたので、介護ベッドを使いたいとの連絡。業者に手配する。担当様Cの息子さんより電話。施設入所の相談。施設に連絡し情報提供をする。担当様Dの息子さん來所。介護支援事業の相談・・・エトセトラ・・・。
 結局19時15分まで残って家路に着いた。
 さて、今日は休みである。キヨちゃんをゆっくり寝かせて、私はリュウと朝もやの中を散歩。



野いちご



いぬびわ



何か分からないけど可愛い花



 戻ってからキヨちゃんと買い物に。リュウはトリミング。戻ってからキヨちゃんが茶畑の草取りを手伝って欲しいというので、リュウも一緒に茶畑へ。下手くそながら草取りをした後、
ひごえ(どっちかは肥料の肥だと思うが)を運ぶことになる。とりあえず、道路までは私が担いで、道路からはキヨちゃんが背負って戻った。車には乗せられない。



運ぶ私とリュウ





 結構くたくたであるが、キヨちゃんはまだ今から苗物を植えるらしい。流石だ。

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キヨちゃんとお薬と・・・

2012-04-16 20:35:19 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは
 「あの医者はろくに診ない。」
と文句を言う割に、その診療所ばかりに行き、何かあると薬をもらってくる。
 ならば必ず服薬するかと言うと、バタバタすると忘れることがあり、朝の薬はよく残っている。だから、こういうケースに入れて飲み忘れないように配薬はしているのだ。



 薬自体は「朝」「夕」と個包装して記入してくれているので分かりやすい。にもかかわらず、間違えたり忘れたりもする。

 そのキヨちゃんの薬がまた増えた。もともと私は薬は出来るだけ少ないほうがいいと思っているのだが、医者はどうしても「足し算」でくれる。つまりは、キヨちゃんが不調を訴えるので追加されるのだ。
 「母ちゃんなあ、また薬増えた。」
と不満そうに言うのだが、原因はもちろんキヨちゃんである。
 「なんで?」
 「痛いっていうたらくれた。」
・・・ほらね。
 そこで、お薬手帳を見て新しい薬を確認する。間違いない鎮痛剤である。副作用も確認してキヨちゃんに告げた。
 「えっと、お酒呑んだ後は作用が強くなるけん、呑まんほうがええなあ、お酒。」
 「ええええええ!!!!!」
 しばし晩酌のビールを見つめる。まだ呑んではいないのに、そのリアクション。
 「母ちゃん、晩酌楽しみじゃのに・・・。」
そしてしばらく考えてから、袋から赤い錠剤を取り除く。
 「ふん、この薬を飲まなきゃええんじゃ!」
・・・・・。間違いではないぞ。しかし、何のための薬なのだ。
 薬は少ないほうがいいと思う私は、敢えて反対はしなかった。
 「もったいないけどね。」
と、釘だけ刺して。


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