年末・・・なんだけど・・・。

　何だろう、年末なのだけど、珍しくお休みもしっかりあるのだけど、やることにあんまり気力が出ない。年賀状はくりりんに助けてもらいながら、何とか8割がた出来たのだが（・・・って遅い）、掃除は年々おろそかになる。
　網戸を外して洗ったり、お風呂の戸も全部外に出して洗っていたのに、今年は本当にレンジフードくらいが「大掃除」モードで、後はろくに出来ていない。
　何とか今日お墓掃除と、重いカーペットを干したり、洗濯槽を洗ったりしたが、これはもう年内に出来るペースじゃない。明日はくりりんが休みなので、ふたりで神棚をする予定だが、こんな時期にイレギュラーの電話。明日はどうしても朝一出勤するしかないかもしれない・・・。
　頑張れるかな？

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ちょっとずつ、キヨちゃんも・・・。

　最近、話の繰り返しが多い。元々無かったわけではないが、繰り返しの頻度が高く、また短い時間の間に何度も繰り返される。そして、
　「昨日こんな事があって」
と言う、「昨日の話」が2～3日続く事もある。これはちょっと心配だ。
　そして、我儘や口にブレーキがかからなくなっている。
　今日、知り合いの車が通りかかったのだが、田舎なので誰でも通りかかると会釈してくれたり、中には車を止めて声をかけてくれたりする。それがそのどちらでも無かった事に立腹し、
　「ばかやろ～！」
と怒鳴ったと言うのだ。相手に聞こえていない事を願うばかりだ。
　そして、リハビリ。これも気に入った理学療法士以外は嫌だと言い始めた。勿論、スタッフの技術の個人差はあるだろうし、合う合わないも人間だからあるだろう。しかし、キヨちゃんは進行性の病気なのだから、リハビリは必須である。地道な努力で状態を維持しているのだ。
　勿論、以前はストイックに自主トレもしていたが、今は家事すら面倒になっているキヨちゃん。スクワットや腹筋やストレッチなどするはずもない。
　ところが、指摘すると「している」と言い張る。また、
　「畑仕事も、歩くのも、草取りもリハビリじゃ。お前ら母ちゃんがどれだけ仕事しよるか知らんくせに。」
と言う。
　「だから、その好きな仕事が出来なくなる。歩けなくなるからリハビリが要るん。」
と言うと、結局拗ねて寝てしまった。
　齢90歳目前。そりゃあまあ無理も無いが、なるべく元気でいて欲しいのだ。困ったもんだ。

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くろべえ

もう何ヶ月も前から、畑や芝生にウンチ君が時々ある。
狸はトイレを決めて、他ではしないと言うし、猿は何処にでもするヤツだが、それなら野菜を荒らすはず。
だから、ずっと謎だったのだが、一昨日犯人が判明した。
何とそれはくろべえだったのだ。
畑でキヨちゃんが見ていたら、ウンチくんをした後、隠さずに帰ったと言うのだ。
くろ爺、もうろくしたなあ。

☆金柑煮てみた

リハビリと禁酒と？

　今日はキヨちゃんのリハビリの日。しかも、一番お気に入りのイケメン君である。お休みだった私は、途中少しだけ見学させてもらったが、熱心だし、結構スパルタだ。しかし、それをとても楽しそうにこなしている。

　　　　　

　ただ、年齢的に徐々に弱くなっている所もあって、以前はとてもストイックに自主トレしていたが、最近はそれもしなくなっているので、その分落ちて来ていることは否めない。
　その話をすると、
　「じゃあ、出来る範囲の自主トレメニューをまた考えますね。」
と言ってくれた。多分、来年彼から指導されたら、少しの間は頑張れるかな？
　そうそう、お医者様から言われて禁酒していたキヨちゃんだが、とうとう我慢が限界に来たようで、今日リュックに入れて買ってきていた（笑う）。ま、飲みすぎなきゃいいのだ。

　＊グラノーラ入りのケーキ

　　　　　


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お水元の掃除、今年は近所のおじさんと・・・。

　土曜日、やはり仕事が溜まっていたので、とりあえずある程度きりのいい所まで・・・と、14時ころまで仕事した。
　休みに出て行ったので、キヨちゃんが怒っているのではと思ったが、端から仕事の日と思っていたらしく、疲れた顔で戻った私に、
　「ことうないんか？（大丈夫なのか？）顔色悪いぞ。」
と言う。あ、この前から他人にも親にも酷い顔に見えるのだな・・・。
　まあ、例のアレルギーのせいもある。油断して金曜日に途中洗顔をしなかったら、夜えらいことになった。今でも痛いし痒い・・・。
　でもまあ、何とか仕事が少し片づいたので気が楽にはなった。
　そして今日。恒例の年末のお水元の掃除だが、キヨちゃんがもう出来ないので、近所のおじさんを雇って、一緒にしてもらった。
　定期的に掃除しているとはいえ、山の中で湧水だから、途中倒木はあるわ、落ち葉だらけだわで、結構大変だった。しかも入れた炭がある程度止めてくれているとはいえ、泥も凄い。
　いつもは一番大元になるタンクだけを掃除していたが、2番目のタンクも気になって覗いてみる。案の定泥が堆積している。とは言え、こちらのタンクは穴が小さくて中には入れない。
　実は若い頃は小さいキヨちゃんは中に入っていたらしいが、いかにキヨちゃんが小さくても、90歳が来ようと言うキヨちゃんをタンクに入れるわけにはいかない。小学生くらいで無いと入ったら最後出られない・・・。
　なのでひたすら柄杓ですくうとか、かき混ぜて流すとかを繰り返し、私は疲労困憊してしまった。
　その間に、キヨちゃんはそのおじさんと山の草刈りに・・・。実は一番キヨちゃんが元気なんではないだろうか・・・。
　今夜もくりりんはお仕事。お腹空いているだろうな・・・。

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だから残業出来ないのだ・・・

　今日は前述の通り、くりりんもいないしなるべく早く帰るつもりでいた。
　今日はデイサービス勤務の日だが、夕方はカンファレンスが入っていた。それでも、記録などを後回しにすれば何とか帰れる算段だった。
　ところが、今日に限って、職員の子供さんがインフルエンザに罹患したり、元々学校の面談などで職員が手薄になった。帰らなくてはならない職員もギリギリまでしてくれたが、私もカンファレンスに出るまでに出来たのはせいぜい掃除くらい。
　戻ってみると、残っている職員で手分けして記録をしていた。ほぼ出来てはいたが、それを、
　「じゃあ」
とは帰れない。で、とりあえず残った１冊だけでも記録して、後はケアマネの記録はパスして大急ぎで家路についた。当然、明日は仕事に出るつもりだ。
　ところが、くりりんが帰ってこない事にキヨちゃんが拗ねていた。伝えていても忘れてしまうので、今夜仕事だとは考えていない。そして、私は十分早く帰ったのだが、日が短くてまるで夜のように感じるので、これまたご立腹。
　説明しても聞く耳を持たないので、とりあえず夕飯に取りかかる。その内にキヨちゃんも今日の出来事などを話すうちに機嫌も治った。そして、時計を見て、
　「あれ？まだこんな時間？」
・・・・・・、だ～か～ら～・・・。
　今はお風呂上がりでご機嫌である。
　だからなんだ。だから残業は出来ないのだ・・・。

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年末乗り越えられるかな・・・

　何とかなる・・・と言い聞かせつつ、なるべく残業せず帰っているが、やはり仕事が溜まってきた。
　メインで仕事している同僚は、仕事も多い上にイレギュラーなどが重なり、かなり忙しくしている。休みにも出てきてもいる。
　休みには休みで家の事もあるのだが・・・、これはもう、一度どこかで帳尻を合わせないと。
　明日、残業しようとも思ったが、週末はくりりんが夜いないので、どちらかと言うとそう言う時こそキヨちゃんを一人に出来ない。
　明日はなるべく早く戻ろう。そして、半日でも土曜日に仕事しようか・・・。

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ちょっと、気持ちを切り替えて・・・

　まだ色々気持ち的には何なのだけど、少し気持ちを切り替えて、久々にキヨちゃんの写真を。

　　　　　

　今年採れたキヨちゃん自慢の大根である。なかなか立派である。これで、畑で転ばなければ言う事無いのだが、いや畑は土が柔らかいからいいのだが、昨夜も部屋で転んだようで、額を擦りむいていた。
　まあ、でもキヨちゃんの生きがいの畑はなるべく頑張って欲しい。

　そして「まんのう公園」のイルミネーション。

　　　　　

　毎年恒例のくりりんの「お仕事」である。なので、これを楽しみに観に行くことは出来ない。くりりんはお仕事なのだし、忙しい時は昼も夜も撮影だ。当番じゃない時は休ませてあげたい。

　そうそう。先日早朝5時に携帯が鳴ったので、何事だと目が覚めた。着信は「自宅」。キヨちゃんの部屋にはコールを付けているが、もしかしたら部屋から出て転んで、電話でＳＯＳかも・・・と飛んで行ったら、キヨちゃんは爆睡中。
　そうである。くろべえが「オンフック」と「短縮ダイヤル」に乗っかって電話してきたのだ。

　うん、楽しい話題もある。うん、頑張れる。何たって年末だ。頑張らなきゃ・・・。


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やってしまった・・・

　運転していたり、ぼんやりしていると、どうしても色々考えてしまって涙が出る。
　そんなことはあり得ないとどこかで分かっていても、もしかしたら助けられたのではないか、間に合ったのではないかと言う思いがどうしても捨てきれない。
　そんな感じなので、とにかく何かをしていたら気が紛れるので、頑張ってレンジフードの大掃除をしていたら、ぎっくり腰をやってしまった・・・。
　なんだかなあ・・・。

ご冥福をお祈りします

　私が貴方に初めてお手紙を出したのは、16歳の頃でしたね。田舎の写真とつたないポエム。そんな「イタイ」女子高生に丁寧にお返事をくれました。
　有頂天になった私は、事あるごとにお手紙を出しましたね。そして時々お返事をくれた貴方。来るか来ないか分からないお返事を、とてもとても待ち望んでいました。
　ある時は、私のつたない詩にアドバイスをくれましたね。赤ペンで添削をしてくださったり、
　「曲を付ける事を前提に作詞をするのも面白いですよ。」
と勧めてくれました。
　10代ならではの幼い悩み事や、不躾な非常識な手紙にも付き合ってくれましたね。
　私が大人になってからも、時々お手紙を書きました。お誕生日には、毎年何をプレゼントしようかと、知恵を絞ったものでした。
　甘い物は控えていたけれど、「和三盆」はお好きでしたね。贈ったものと貴方の趣味が当たった時は、小躍りするほど嬉しかった。
　書く事を勧めてくれたのも、ブログを勧めてくれたのも貴方です。お陰でこんなに長い年月、私は書き続けています。もう、添削はしてくださいませんか？コメントもいただけませんね。
　ケアマネジャーの試験が通った時、連絡のツールは手紙からメールになりましたね。時間差のある手紙のもどかしさも好きでしたが、メールはとても身近に感じて、嬉しさと一緒に気恥かしさもありました。
　今年、奇しくも貴方に贈ろうとしたプレゼントは「パワーストーン」でした。年齢を重ねても、いつも溌剌とされていたけれど、ご病気や災難に合わないように、祈りを込めました。
　でも、間に合いませんでしたね。まさか、届かない日が来るなんて。何度メールを見ても、もうお返事が来ることは無いと分かっても、メールチェックをせずにはいられません。だって、最後にメールを頂いたのは、ついこの前じゃないですか。
　貴方との別れを考えないわけではありませんでした。いつかは来ると分かっていました。でも、父や母が死なないとどこかで高をくくるように、貴方もまだまだ逝かないと信じていました。
　貴方の訃報の電話を、どこか遠くで聞いていました。受け答えしながら、胸騒ぎが当たった思いと、どこかで実感がない思いがない交ぜで、洗い物をしていたら、とめどなく涙が溢れてきました。
　ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。
　今はこの言葉しか出てきません。
　ご冥福をお祈りします。
　

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