すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

高校球児の不祥事に思う

2012-08-18 21:09:13 | ひとりごと
 高校野球、甲子園は今熱戦を繰り広げている。そんな中で、野球部員の一人が「強盗」をしたというニュースがあった。高野連は「個人」に事件だから、野球部の試合辞退は勧めないと言う。
 今まで、野球部員だろうがなかろうが、その高校に不祥事があると辞退に追い込まれる事があった。いつもこの子達は頑張っているのに、可哀想だと思っていた。
 しかし、でも、である。喫煙などの「不良行為」ではなく、女子高生を後ろから倒して金銭を取ったという「強盗」。これがもし事実なら、犯罪である。
 野球部員だからといって、他の選手に責任をとらせる事がいいとは思わない。けれど、
 「関係ナイです。」
と知らん振りでいいのだろうか。何のための「チーム」だろう。
 私の母校は、かつて甲子園で連覇をした有名校である。私は野球部員にも、やんちゃな友人にも縁がなかったが、それでも母校の活躍にはわくわくした。そして、やんちゃな子達が先生に反抗しようとしたり、何かを起こしそうなとき
 「今俺たちが何かしたら、あいつら甲子園行けなくなるんぞ。」
と止めていた・・・と、友人の噂で知った時は、ものすごく誇らしい思いがしたものだ。
 そこには、真面目な生徒もやんちゃな生徒も、みんなで野球部の甲子園行きを応援する気持ちがあった。
 個人個人と言う前に、チームとしての在り方を、先生も考えるときではないだろうか。

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コメント (3)
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