すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

大雨で肌寒くて。

2024-05-28 19:47:55 | うちのキヨちゃん
 夕べはとんでもなく蒸し暑く、流石にキヨちゃんも夏物のパジャマにしたのだが、今朝はぐんと気温が下がって肌寒いくらいだ。
 夜から雨が降っていたので、くりりんも、
 「どうせ仕事に行ってもすぐ戻ってくるようになるよな~。」
とお弁当も持たずに出勤。本当にとんぼ返りで帰ってきたのだが、あまりに観光客の予約が多く、気の毒だったようだ。つまりお客さんは大雨で気の毒だし、会社はお金にならず・・・という。
 キヨちゃんは朝からテレビにくぎ付けで、殆ど変化のない情報なのに、流れてくる避難情報や雨量の情報なんかにいちいち反応して心配した。
 途中、近所の娘さんから電話。
 「実は私出張中なんよ。夕方には戻れるけど、お母さんが一人で。」
と心配しての電話だった。その家はうちと違いご近所がある程度集まっている所なのだが、一番近いご近所が連絡付かないので、もし避難とかするようなら一緒に頼むとの内容だった。
 家の状況からは我が家の方が裏山が危ないのだが、もし一人で心細いならキヨちゃんと話していれば気が紛れるかと電話してみたが、状況が変わるまでは大丈夫だとの事だった。そしてその内また娘さんから連絡があり、頼りにしていた近所と連絡がつき、その家の奥さんが付き添ってくれているとのことでホッとした。
 すると今度は親戚のおじさんから、
 「すごい雨じゃのお、大丈夫か?」
と心配して電話があった。聞くとおじさんの家も排水溝に枯れ葉が詰まり庭が水浸しになったので、雨の中枯葉の掃除をしたと言う。おそらく我が家を心配してくれたのも本当だろうが、おじさんも心細いのかもしれないと、夕方雨が治まってからくりりんとおかずを持って様子を見に行った。
 南部の方の友人は、車で走っていると雨も風も強い中傘もささずに杖で歩いているお婆さんを見つけ、これは家を聞いて送り届けなくてはと車を止めたらしいが、すぐ近くの家に入って行ったのでホッとしたと話していた。
 こんな日はキヨちゃんでなくても心細い。ご近所のつながりが有難いなと思う。そして南部の友人のような優しい人が住んでいることも嬉しい。

*安定のラムレーズンケーキ

      



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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ふくだ)
2024-05-28 21:01:04
優しい人がいっぱいですね(^^)
若くてもそうでなくても、そういうときは心細いですからね。
すごくいい!
返信する
ふくだ様 (すずしろ)
2024-05-29 16:15:11
人に優しくすることが難しい場面もありますが、出来ればこういうつながりがずっとあればいいなと思っています。
返信する

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