goo blog サービス終了のお知らせ 

すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

検査入院終了

2014-08-27 21:08:46 | うちのキヨちゃん
 昨日入院したキヨちゃんは、今日腰のMRI検査を終えて退院予定だった。
 私もくりりんも今朝は早くから仕事だった。私は研修や病院で追いつかない仕事を少しでも仕上げるため、45分位早めに出勤し、18時にお約束が入っていたので帰りは最短でも18時半の予定だった。
 朝一のお約束は10時。それまでに出来るだけデスクワークをした。とにかく一日走り、最終の18時のお約束までお昼も10分で食べて頑張った。
 18時のお約束の家に知らない携帯から電話。担当様のご家族の可能性があり出ると、
 「すずさんですか?」
と知らない声。
 「はい・・・。」
 「入院している方に代わりますね。」
・・・。
 私はキヨちゃんに迷子札を持たせている。勿論まだそういう事態ではないのだが、緊急連絡先を書いたものを携帯している方が年寄りには便利だからだ。だから、それを見せて電話して貰ったようだった。てっきり看護師さんかと思ったら、同室の患者さんだったと後からくりりんに聞いてびっくりである。
 「くりちゃん、いつ迎えに来るの?」
 キヨちゃんは心細そうに言った。
 「もう着くと思うよ。出る前に電話あったけん。」
そう言うとキヨちゃんは、
 「母ちゃん病室におるけん、病室に来てな。ほんで、夕飯が出るけん食べる。」
と言った。へ?退院前に夕飯出るんだ。一応作ってはきたが助かる・・・。
 ほどなく今度はくりりんから電話。
 「今着いたら、電話したけどくりちゃんからも電話しろって。」
・・・だから・・・。仕事中ってば・・・。
 「夕飯食べるように言ってたから確認してあるなら食べて戻ってね。」
そうお願いして電話を切った。
 訪問先を出るとくりりんからメール。
~お母さん夕飯食べてるので、終わったら帰るね~
 それなら、何とかキヨちゃんが戻るまでには何とか帰って電気をつけて待たなきゃと、大急ぎで記録して、間に合わない分は明日に回して家に戻った。
 薄暗くなっても外にいた不憫なリュウを入れて、洗濯物を大急ぎで取りこんで畳む。換気したりしているうちにキヨちゃんは戻ってきた。
 せっかくの夕飯は(今日のは)味がなかったらしくほとんど食べていないらしい。
 「母ちゃん何も欲しないけん、スイカ食べる。」
とスイカを食べた。しかし、その後結局揚げびたしのナスや豚肉を少し食べられたのでほっとした。
 今夜は良く寝むれるかな。


にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする